JPH02286466A - 電子閉そく装置 - Google Patents

電子閉そく装置

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JPH02286466A
JPH02286466A JP10704989A JP10704989A JPH02286466A JP H02286466 A JPH02286466 A JP H02286466A JP 10704989 A JP10704989 A JP 10704989A JP 10704989 A JP10704989 A JP 10704989A JP H02286466 A JPH02286466 A JP H02286466A
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JP
Japan
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train
station
intermediate signal
controller
departure
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JP10704989A
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Inventor
Koji Inoue
鉱司 井上
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電子トークン方式の特殊自動閉そく装置、
いわゆる電子閉そく装置に関する。
(従来の技術) 従来の電子閉そく装置は、第5図に示されるように、単
線で結ばれた2つの駅A、B間に信号機を設けず、両駅
間を1閉そく区間として列車の運行制御を行なっている
すなわち、A駅からB駅へ列車イを進行される場合、A
駅に停車中の列車イの運転乗務員が出発ボタンを押下す
ると、送受信機能及びデータ記憶機能を有する車載器a
から、その車載器aに設定されている列車イの識別デー
タ(以下、IDコードという)が、アンテナbに送出さ
れる。IDコードは通常、当該列車の列車番号で構成さ
れる。アンテナbで受信された信号は、駅装置としての
制御器IAに入力されて処理される。
すなわち、この制御器1^は、いわゆるマイコン(CP
U)を中心に構成されるものであって、システムプログ
ラムメモリ(ROM)及びワーキングプログラムメモリ
(RAM)を用いて所定の演算制御動作を行なうととも
に、単一の列車のIDコードのみを記11(以下「登録
」という)する保安部1aと、上記アンテナbからの信
号を入出力部1bを介して保安部1aに取込むとともに
、演算結果に基く信号を入出力部1bを介してアンテナ
bへ送出するための地上送受信器ICと、保安部1aの
演算結果(データ)を他の駅(B駅)へ伝送路2を介し
て送信し、または他の駅からのデータを受信するための
伝送部1dとから構成されている。
もちろん、この制御器IAには、保安部1aのデータに
基いて出発信号機3a及び場内信号113bを制御する
連動制御盤あるいは列車運行状態を表示する運行表示盤
等が設けられているが、図示を簡略化するために省略し
である。
上記構成の従来装置において、列車イのIDコードを受
信した場合は、制御器1^は、そのIDコードを保安部
1aのメモリに登録するとともに、そのIDコードを伝
送路2を介して相手駅(B駅)に送信する。
B駅にも上記A駅と同じ構成の制御器IIが設けられて
おり、伝送路2を介して送信された列車イのIDコード
がB駅の保安部のメモリ(RAM)に記憶される。この
時点でA。
B駅間は列車イのみの進行を許可する閉そくが形成され
るとともに、B駅の登録状態が伝送路2を介してA駅の
保安部1aに取込まれ、A駅からB駅方向への方向設定
が成される。
次いで、A駅の保安部1aは出発信号機3aをR(停止
現示)からG(進行現示)に変更させるとともに(場内
信号機3bはRのまま)、B駅の保安部は場内信号機4
bをRからGに(出発信号tl14aはRのまま)切替
えて、列車イのB駅方向の進行を許可する。
なお、方向設定ののち、続行列車がA駅から出発しよう
として出発ボタンが押下されても、A駅の保安部1aに
は列車イのIDコードが登録されているので、その続行
列車のIDコードの受付が拒否されるため、続行列車の
出発は許可されない。
列車イがB駅に到着すると、制御器IIはアンテナbを
介して車載器aにポーリングを行ない車載器aから送信
される列車イのIDコードがB駅のアンテナbで受信さ
れる。B駅の制御器1@の保安部は、受信したIDコー
ドを予め登録されている列車イのIDコードと一致する
か否かの照合が行ない、一致するときには、B駅の保安
部に登録されていた列車イのIDコードをクリアすると
ともに、その照合一致したデータを伝送り@2を介して
A駅の制御器IAへ送信する。この一致データを受信し
たA駅では、制御器1^の保安部1aが登録されている
列車イのIDコードをクリアし、他の列車のIDコード
の受付を可能にする。すなわち、A、B駅間の閉そくが
解除される。
したがって、A駅からB駅へ向けての続行列車の進出が
可能となり、あるいはB駅からA駅へ向けての列車運行
が可能となる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の電子閉そく装置においては、
両駅間は1つの列車のIDコードにより閉そくされるよ
うに構成されているため、先行列車が相手駅に到着する
まで続行列車を出発させることができない、従って、駅
間距離が大きくなるほど、運転時隔が長くなるという不
都合があった。
例えば、駅間が40−にも及ぶ場合には、先行列車出発
後、40分以上も続行列車が出発できないという問題点
があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
であって、その目自勺とするところは、先行列車が相手
駅に到着する以前に、続行列車を安全に出発させること
ができる電子閉そく装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この発明装置は、上記目的達成のために、第1の発明は
、 (イ)伝送路と、制御器とを有し、 (ロ)前記伝送路は、単線で結ばれた両駅の一方(以下
「出発駅」という)とこれら両駅間に設けられた中間信
号所及び前記両駅の他方(以下「到着駅」という)にそ
れぞれ設けられた前記制御器のうち相前後するもの同志
を接続して、一方の制御器から他方の制御器へ又はその
逆方向へデータを送信するものであり、 (ハ)前記制御器は、前記両駅に設けられた出発信号機
及び場内信号機を制御するとともに、前記中間信号所に
設けられた中間信号機を制御し、かつ列車に搭載された
車載器との間でその列車の識別データの送受信を行ない
、単一の列車の識別データのみを記憶するものであって
、 ■出発駅に停車中の列車の出発要求に基いてその出発駅
及び中間信号所の制御器にその列車の識別データを受信
記憶し、その中間信号所の制御器へ到着駅側からの出発
要求に基く列車の識別データの入力を拒否して前記両駅
間の列車方向を設定し、 [2]その列車が中間信号所へ到着する間に到着駅の制
御器へその列車の識別データを記憶するとともに、その
列車が中間信号断へ到着したことが列車の識別データを
照合して確認されたときは、出発駅及び中間信号所の再
制御器に記憶されているその列車の識別データをり′リ
アし、これら再制御器に続行列車の識別データが記憶さ
れることを条件に続行列車の出発を許可し、 ■先行列車が到着駅に到着したことが列車の識別データ
を照合して確認されたときは、その到着駅の制御器に記
憶されているその先行列車の識別データをクリアし、続
行列車の識別データがその到着駅の制御器に記憶される
ことを条件にその続行列車の中間信号所より内方への進
入を許可するものであること、を特徴とし、 また、第2の発明は、 (イ)伝送路と、制御器とを有し、 (ロ)前記伝送路は、単線で結ばれた両駅の一方(以下
「出発駅」という)とこれら両駅間に設けられた複数の
中間信号所及び前記両駅の他方(以下「到着駅」という
)にそれぞれ設けられた前記制御器のうち相前後するも
の同志を接続して、一方の制御器から他方の制御器へ又
はその逆方向へデータを送信するものであり、 (ハ)前記flilJaj器は、前記両駅に設けられた
出発信号機及び場内信号機を制御するとともに、前記各
中間信号所に設けられた各中間信号機を制御し、かつ列
車に搭載された車載器との間でその列車の識別データの
送受信を行ない、単一の列車の識別データのみを記憶す
るものであって、 ■出発駅に停車中の列車°の出発要求に基い。
てその出発駅の制御器に受信記憶されたその列車の識別
データを各中間信号所の制御器に順次受信記憶して到着
駅の制御器に受信記憶し、到着駅側からの出発要求に基
く列車の識別データの入力を拒否して前記両駅間の列車
方向を設定し、 [2]その列車が出発駅に隣接する中間信号所へ到着し
たことが列車の識別データを照合して確認されたときは
、出発駅及びその出発駅に隣接する中間信号所の再制御
器に記憶されているその列車の識別データをクリアし、
これら再制御器に続行列車の識別データが記憶されるこ
とを条件に続行列車の出発を許可し、 ■先行列車が一の中間信号所に到着したことが列車の識
別データを照合して確認されたときは、その一の中間信
号所の制御器に記憶されているその先行列車の識別デー
タをクリアし、続行列車の識別データがその一の中間信
号所の制御器に記憶されることを条件にその続行列車が
その一の中間信号所より一つ手前の中間信号所より内方
への進入を許可し、 ■先行列車が到着駅に到着したことが列車の識別データ
を照合して確認されたときは、その到着駅の制御器に記
憶されているその先行列車の識別データをクリアし、続
行列車の識別データがその到着駅の制御器に記憶される
ことを条件にその続行列車がその到着駅に隣接する中間
信号所より内方への進入を許可するものであること、を
特徴としている。
(作用) 上記第1の発明装置の構成において、列車からの出発要
求により出発駅及び中間信号所の各制御器に出発しよう
とする列車のIDコードが登録されて方向設定される。
中間信号所に列車が到着し、識別データの照合一致が確
認されると上記各制御器IDコードがクリアされ、続行
列車のIDコードが登録可能となり、続行列車の出発が
可能となる。
上記第2の発明装置の構成において、列車からの出発要
求により出発駅各中間信号所及び到着駅の各制御器に出
発しようとする列車のIDコードが出発駅側から順次登
録されて方向設定される。
出発駅に隣接する中間信号所に列車が到着し、識別デー
タの照合一致が確認されると出発駅及び前記中間信号所
の各制御器のIDコードがクリアされ、続行列車のID
コードが登録可能となり、続行列車の出発が可能となる
先行列車が一の中間信号所に到着し、識別データの照合
一致が確認されると、その一の中間信号所のその列車の
IDコードがクリアされて続行列車のIDコードが登録
となり、続行列車がその一の中間信号所より一つ手前の
中間信号所を通過することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明装置を図面に基いて説明する。
第1図は、第1の発明に係る電子閉そく装置の概略構成
図であって、上記第5図の従来装置と同一構成要素には
同一符号が付されている。したがって、これら同一符号
の構成要素についての説明は、重複を避けるなめ省略し
、主として新規な構成部分について説明する。
図中Cは、この発明に基いて両駅A、B間のほぼ中間に
新規に設けられた中間信号所であって、これにより両駅
間は2つの閉そく区間too、ioiに区分されている
。この中間信号所Cには2つの中間(自動)信号111
5a、5bが設置されている。このうち、中間信号機5
aはA駅からB駅方向の列車進行を制御するものであり
、一方、中間信号機5bはB駅からA駅方向の列車進行
を制御するものである。
中間信号所Cには、両駅A、Bに設けられた既述の制御
器IA、1mと同様な構成の制御器1cが設けられてい
るとともに、車載器aと制御器1cとの交信のためのア
ンテナbが設けられている。
以上の構成による本発明装置の動作を第2図の説明図を
参照して各動作毎に分けて説明する。なお、この図にお
いて各信号機のRは停止現示、Gは進行現示を意味し、
また、以下の各説明の項番(1)〜(5)は、同図の番
号に該当している。
今、列車イは、A駅からB駅に向けて進行しようとして
いるものとする。
(1)出発要求(デッドロック判断) A駅に停車中の列車イの乗務員が出発ボタンを押下する
と、従来装置について既述したと同様に、車載器aから
発信された列車イのIDコードがA駅の保安部1aに登
録されるとともに、このIDコードは伝送路2を介して
中間信号所Cの保安部1cに登録される(実線矢印)、
中間信号所Cの保安部に登録されたことが確認されると
、その旨がA駅の保安部1aに返送され(fl線矢印)
、A駅と中間信号所C間の閉そくが形成され、A駅から
B駅への方向設定がされる。これにより、出発信号機3
a及び中間信号115aはRからGに現示される。
この場合、中間信号所Cの保安部には列車イのIDコー
ドが登録されていて、他の列車のIDコードを登録する
余地がなく、したがって、例えB駅からA駅方向へ列車
を進行させようとして出発ボタンが押下されても、その
列車のIDコードは中間信号所Cに受付けられることは
ない、これにより、A、B駅間のデッドロックが防止さ
れる。
(2)列車イ出発 列車イが、A駅を出発すると、出発信号機3aはGから
Rへ現示されるとともに、中間信号所Cの制御器ICと
B駅の制御器1.との間で、上記A駅と中間信号所Cと
の間で行なわれたような列車イのIDコード登録動作が
行なわれる。
これにより、B駅の制御器IIlの保安部にも列車イの
IDコードが登録されて、中間信号所CとB駅間の閉そ
くが形成される。
(3)刊本イ中間信号所到着(続行列車出発)列車イが
中間信号所Cに到着すると、中間信号fi5aはGから
Rに現示されるとともに、中間信号所Cの制御器1cは
中間信号所Cのアンテナbを介して車載器aにポーリン
グを行ない、受信したIDコードと中間信号所Cに登録
されているIDコードとの一致状態が照合される。
照合一致が検出されると、列車イが中間信号断Cへ到達
した旨のデータが中間信号所Cの制御器1cから伝送路
2を介してA駅の制御器IAに送出され、A駅の制御器
IAではこれに登録されていた列車イのIDコードがク
リアされるとともに、中間信号所Cの保安部の列車イの
IDコードもクリアされる。したがって、再びA駅と中
間信号所Cとに新たなIDコードの登録が可能となり、
A駅と中間信号所C間の閉そくが解除されたことになる
。従って、続行列車口の出発ボタンが押下されると続行
列車口のIDコードが登録され、出発信号fl13aは
RからGに現示されて、続行列車口の出発が可能となる
(4)B駅場内信号機制御 先行列車イが中間信号所Cを通過してから所定時間経過
後に、B駅の場内信号機4bがRからGに現示され、列
車イのB駅への進入が許可される。
しかし、中間信号機5aはRを維持しているので、続行
列車口の閉そく区間101への進入は許可されない。
(5)列車イの8駅到着 列車イが8駅に到着すると、駅の場内信号5I4bはG
からRに現示されるとともに、B駅の制御器1.はアン
テナbを介して車載器aにポーリングを行ないr/IJ
御器1.に登録されているIDコードとの一致状態が照
合される。
照合一致が検出されると、中間信号所Cへ伝送路2を介
してその旨のデータが送出されるとともに、B駅の制御
器1mに登録されていた列車イのIDコードはクリアさ
れ、続行列車口のIDコードが登録される。これにより
中間信号機5aはRからGに現示される。
したがって続行列車口は、閉そく区間101への進入が
許可される。また、先行列車イがB駅から進出すれば、
続行列車口はB駅へ進入することができる。
なお、続行列車口が中間信号所を通過すると、さらに次
の続行列車が上述と同様の動作によりA駅から出発可能
となる。
上述のように、本発明では、A、B両駅間に中間信号所
Cを設けるとともに、両駅に設置したと同様の制御器1
cを設けたので、先行列車イがB駅に到達しなくとも、
その中間信号所Cを通過すれば、続行列車を出発させる
ことができる。・シたがって、従来よりも半分の待機時
間で続行列車の出発が可能となるので、列車の運行効率
を高めることができる。
第3図は、第2の発明に係る電子閉そく装置の概略構成
図であって、上記第1の発明と相違する点は、A、B両
駅間に2以上の中間信号所C,,C2・・・Cnを設け
たことにあり、このため、閉そく区間の数はn+1(但
し、nは中間信号所数)となる。
各中間信号所C1+ C2・・・Cnには、上記第1図
で示した中間信号所Cと同様の中間(自動)信号115
a、5b、6a、6b・・・アンテナb、b・・・及び
制御器1c++1a2・・・1c、が設けられている。
以下、本発明の動作を第2図と同様な第4図の説明図を
用いて説明する。なお、説明の便宜上、中間信号所は2
ケ所としている。
(1)出発要求(デッドロック判断) A駅停車中の列車イの乗務員が出発ボタンを押下すると
、車載器すから発信された列車イのIDコードがA駅の
保安部1aに登録されるとともに、このIDコードは、
伝送路2を介して第1中間信号所C1に登録され、さら
にここから次の第2中間信号所C2に登録され、そして
さらにここからB駅に登録される(実線矢印)。
B駅に列車イのIDコードが登録されると、その登録完
了のデータが登録時と逆にB駅から各中間信号所C2+
 C1を介してA駅に伝送され、A駅の出発信号機3a
及び中間信号機5aはRからGに現示される。
これにより、A、B駅間はA駅からB駅への方向が設定
され、閉そくが形成されるから、たとえB駅からA駅方
向へ他の列車を出発させようとしても、その列車のID
コードは受付られないので、出発することができない。
このように、列車イのIDコードを両駅及び全中間信号
所に登録することによりデッドロックが防止される。
(2)列車イの出発、第1中間信号所到着列車イがA駅
を出発すると出発信号機3aはGからRに現示される。
そして、列車イが第1中間信号所C1に到着すると、中
間信号機5aはGからRに現示される。この到着の際、
第1中間信号所C1は、アンテナbを介して車載器aに
ポーリングをかけ、この制御器1ciに登録されている
IDコードと到着列車のIDコードとの照合を行なう。
照合一致のときは、その旨のデータがA駅に伝送されて
、A駅に登録されている列車イのIDコードと第1中間
信号所C1に登録されているIDコードがクリアされる
。したがって、A駅及び第1中間信号所C1には、続行
列車口のIDコードの登録が可能となり、続行列車口が
閉そく区間100への進入が可能となる。
(3)列車イの第2信号所02到着、続行列車ロ出発 列車イが第2信号所C2へ到着すると、中間信号機6a
はGからRへ現示され、上述の第1信号所C1と同様に
、この第2信号所C2においても照合動作が行なわれ、
照合−致データが第1信号所C1へ伝送されるとともに
、第2中間信号所C2の列車イのIDコードがクリアさ
れて、続行列車口のIDコードが登録される。したがっ
て、閉そく区間101は続行列車口に占有されることと
なり、中間信号機5aはRからGに現示される。
同様にして、続行列車口が第1信号所C1に到着すれば
、さらに次の続行列車ハがA駅から出発することが可能
となる。
(4)B駅場内信号機制御 先行列車イが第2中間信号所C2を通過してから所定時
間経過後に、B駅の場内信号機4bがRからGに現示さ
れ、列車イのB駅への進入が許可される。
しかし、中間信号機6aはRを維持しているので、続行
列車口の閉そく区間102への進入は許可されない。
(5)列車イB駅到着 列車イがB駅に到着すると、場内信号機4bはGからR
に現示されるとともに、上述のようにしてIDコードの
照合が行なわれ、その照合一致データが第2信号所C2
へ伝送されて、中間信号tl16aがRからGに現示さ
れる。また、B駅における列車イのIDコードがクリア
され、続行列車口のIDコードがB駅に登録される。
したがって、続行列車口が閉そく区間102に進入する
ことが可能となる。また、続行列車口は、先行列車イが
B駅から進出すればB駅へ進入することができる。
なお、上述の説明では、中間信号所ClC2の2ケ所と
したが3以上であってもよいことは勿論である。
以上のように、本発明装置は、A、B両駅間に複数の中
間信号所を設けるとともに、これら中間信号所にも両駅
に設置されたと同様の制御器を設けるように構成したの
で、先行列車が一つの閉そく区間の中間信号所を通過す
れば、その閉そく区間へ続行列車を進入させることがで
きるから、従来よりも駅からめ出発待ち時間を1/(n
+1)(ただし、nは中間信号所)に短縮することがで
きる。
(発明の効果) この発明装置は、両駅間に両駅にa置されたと同様の機
能を持つ制御器を備えた中間信号所を設けたので、先行
列車が中間信号所を通過すれば、続行列車を出発させる
ことができるから、先行列車が相手駅到着後に出発する
従来に比べ、はぼ待ち時間が半分となり、運行効率を高
めることができる。
また、中間信号所を2以上設けた場合には、上記の待ち
時間は、1/(中間信号所数+1)となり、さらに運行
効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明装置の一実施例を示す概略構成図、
第2図はその動作を説明するための説明図、第3図は第
2の発明装置の一実施例を示す概略構成図、第4図はそ
の動作を説明するための説明図、第5図は従来装!を示
す概略構成図である。 lA、In 、lc ・”制御器、 2・・・伝送路、 3a、4a・・・出発信号機、 3b、4b・・・場内信号機、 5 a 、 6 a 、5 b * 6 b ”・中間
信号機、イ・・・列車、 a・・・車載器、 b・・・アンテナ、 C+ C2、C2・・・中間信号所。 第2図 4a(R)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (イ)伝送路と、制御器とを有し、 (ロ)前記伝送路は、単線で結ばれた両駅の一方(以下
    「出発駅」という)とこれら両 駅間に設けられた中間信号所及び前記両駅 の他方(以下「到着駅」という)にそれぞ れ設けられた前記制御器のうち相前後する もの同志を接続して、一方の制御器から他 方の制御器へ又はその逆方向へデータを送 信するものであり、 (ハ)前記制御器は、前記両駅に設けられた出発信号機
    及び場内信号機を制御するとと もに、前記中間信号所に設けられた中間信 号機を制御し、かつ列車に搭載された車載 器との間でその列車の識別データの送受信 を行ない、単一の列車の識別データのみを 記憶するものであつて、 [1]出発駅に停車中の列車の出発要求に基いてその出
    発駅及び中間信号所の制御器に その列車の識別データを受信記憶し、そ の中間信号所の制御器へ到着駅側からの 出発要求に基く列車の識別データの入力 を拒否して前記両駅間の列車方向を設定 し、 [2]その列車が中間信号所へ到着する間に到着駅の制
    御器へその列車の識別データを 記憶するとともに、その列車が中間信号 断へ到着したことが列車の識別データを 照合して確認されたときは、出発駅及び 中間信号所の両制御器に記憶されている その列車の識別データをクリアし、これ ら両制御器に続行列車の識別データが記 憶されることを条件に続行列車の出発を 許可し、 [3]先行列車が到着駅に到着したことが列車の識別デ
    ータを照合して確認されたとき は、その到着駅の制御器に記憶されてい るその先行列車の識別データをクリアし、 続行列車の識別データがその到着駅の制 御器に記憶されることを条件にその続行 列車の中間信号所より内方への進入を許 可するものである、 電子閉そく装置。
  2. (2) (イ)伝送路と、制御器とを有し、 (ロ)前記伝送路は、単線で結ばれた両駅の一方(以下
    「出発駅」という)とこれら両 駅間に設けられた複数の中間信号所及び前 記両駅の他方(以下「到着駅」という)に それぞれ設けられた前記制御器のうち相前 後するもの同志を接続して、一方の制御器 から他方の制御器へ又はその逆方向へデー タを送信するものであり、 (ハ)前記制御器は、前記両駅に設けられた出発信号機
    及び場内信号機を制御するとと もに、前記各中間信号所に設けられた各中 間信号機を制御し、かつ列車に搭載された 車載器との間でその列車の識別データの送 受信を行ない、単一の列車の識別データの みを記憶するものであって、 [1]出発駅に停車中の列車の出発要求に基いてその出
    発駅の制御器に受信記憶された その列車の識別データを各中間信号所の 制御器に順次受信記憶して到着駅の制御 器に受信記憶し、到着駅側からの出発要 求に基く列車の識別データの入力を拒否 して前記両駅間の列車方向を設定し、 [2]その列車が出発駅に隣接する中間信号所へ到着し
    たことが列車の識別データを照 合して確認されたときは、出発駅及びそ の出発駅に隣接する中間信号所の両制御 器に記憶されているその列車の識別デー タをクリアし、これら両制御器に続行列 車の識別データが記憶されることを条件 に続行列車の出発を許可し、 [3]先行列車が一の中間信号所に到着したことが列車
    の識別データを照合して確認さ れたときは、その一の中間信号所の制御 器に記憶されているその先行列車の識別 データをクリアし、続行列車の識別デー タがその一の中間信号所の制御器に記憶 されることを条件にその続行列車がその 一の中間信号所より一つ手前の中間信号 所より内方への進入を許可し、 [4]先行列車が到着駅に到着したことが列車の識別デ
    ータを照合して確認されたとき は、その到着駅の制御器に記憶されてい るその先行列車の識別データをクリアし、 続行列車の識別データがその到着駅の制 御器に記憶されることを条件にその続行 列車がその到着駅に隣接する中間信号所 より内方への進入を許可するものである、 電子閉そく装置。
JP10704989A 1989-04-26 1989-04-26 電子閉そく装置 Pending JPH02286466A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1076951A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Daido Signal Co Ltd 列車の閉そく制御方法及び装置
JPH11240451A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Nippon Signal Co Ltd:The 列車乗務員支援装置
JP2012096704A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Railway Technical Research Institute 無線列車制御システム及び無線列車制御方法

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