JPH02285953A - 電機子コイルの装填方法 - Google Patents

電機子コイルの装填方法

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JPH02285953A
JPH02285953A JP10688589A JP10688589A JPH02285953A JP H02285953 A JPH02285953 A JP H02285953A JP 10688589 A JP10688589 A JP 10688589A JP 10688589 A JP10688589 A JP 10688589A JP H02285953 A JPH02285953 A JP H02285953A
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armature coil
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正浩 宗
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水野 哲哉
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正弘 瀬口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、回転電機の電機子への電機子コイルの装填方
法に関する。
「従来の技術」 この種のコイルの装填方法に特公昭58−33786号
公報に示されているものがある。この方法は、第7図に
示す様に、電機子コア2のスロット6内に挿入された電
機子コイル8を押圧板70によって押圧し、電機子コイ
ル8の断面形状をたとえば円形から矩形に塑性変形させ
整形しながら装填し、スロット6内の電機子コイル8の
充填率を高めようとするものである。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記方法は一枚の押圧板70によりスロ
ット6の全長に渡って一様に押圧するものであるから、
電機子コイル8は断面形状が変形するだけではなく、長
さ方向にも延びるように変形する。このため、第8区に
二点鎖線21.22で示す様に、スロット6に挿入され
ている電機子コイル8のコイル端8A、8Bが、電機子
コア2の左右に延出するように変形し、この延出したコ
イル端8A、8Bが他の部品5と干渉することがあると
いう問題点があった。
たとえば、車載用回転電機であるスタータでは、整流子
311Nへの延出は後に整流子3との結合端面8Cを切
削加工するため問題とならないが、反整流子側への延出
は、電機子コイル8の装填後に組込まれるクラッチ4の
リテナ一部5との寸法的余裕がないため、コイル端8A
とりテナ一部5との干渉を生じ易いという問題点があっ
た。
また、第9図に示す様に、上記方法は押圧板70で電機
子コイル8を一度に押圧するため、電機子コア2の端面
2A、2B付近において電機子コイル8のスロット内導
体部分81とスロット外導体部分82との間に段差が生
じ、スロット6端の電機子コアのコーナ部2Cが電機子
コイル8導体に喰い込む形となり、絶縁紙7や電機子コ
イル8の絶縁被膜が破壊されて絶縁不良が発生すること
があるという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、スロット6内での電機子コイル8
の充填率を高める整形装填をしながら、電機子コア2か
ら突出したコイル端8A。
8B付近の変形量を極力小さくすることができる電機子
コイルの装填方法を提供することにある。
1課題を解決するための手段J 上記の目的を達成するため、本発明では、電機子コイル
を押圧部材を用いて電機子コアのスロット内に押圧し装
填する電機子コイルの装填方法において、前記押圧部材
として回転可能な押圧ローラを用い、その押圧ローラを
スロットに沿って所定の一方向に転動させながら電機子
コイルをスロット内に押圧し整形しつつ装填することを
特徴とする電機子コイルの装填方法が提供される。
r作用」 上記のように構成された装填方法では、スロット内の電
機子コイル導体はスロットの全長に渡って一度に変形整
形されるのではなく、押圧ローラの転動に従って逐次塑
性変形される。そして、押圧ローラの進行方向は所定の
一方向に定められているから、電機子コイルが長さ方向
に延びる方向も電機子コアの左右に一様に延出するので
はなく押圧ローラの進行方向の一方向に延出する。それ
故、たとえば押圧ローラの進行方向を整流子に向かう方
向にすることにより、反整流子側へのコイル端の延出を
防止することができる。
また、押圧ローラの転動による逐次塑性変形であるから
、押圧ローラの進行位置に従って加圧力を変化させるこ
とができる。それ故、電機子コアの地面付近において押
圧ローラの加圧力を減少させることにより、電機子コア
のコーナ部の喰い込みを防止することができる。
「実施例」 本発明の実施例について図面を参照し説明する。
第1図はスタータの電機子を示す縦断面図、第2図は横
断面図である。
回転子軸1には略円筒状の電機子コア2と整流子3が固
着され、また、右軸端にはクラッチ4が装着されている
。クラッチ4のリテナ一部5は電機子コア2の端面2A
に比較的近接している。
電機子コア2には軸方向に走る溝状のスロット6が多数
本放射状に設けられている。スロットの内面は絶縁紙7
で覆われ、絶縁被膜で覆われた電機子コイル8が挿入さ
れる。電機子コイル8はスロット6の深さ方向に一列に
並んで挿入され、たとえば、第2図に示す様に一つのス
ロット6に4本の電機子コイル導体8が並べられる。
電機子コイル8の断面形状は当初略円形断面をなしてい
る。これをスロット6内に挿入された状態で上方から押
圧ローラ10により加圧変形せしめることにより、スロ
ット6形状に合致した時短断面形状に整形してスロット
6内に装填しようとするのである。
押圧ローラ10は略円板状の部材であり2軸受11を介
して軸12に回転自在仁支承されている。
その軸12を、第1図に一点鎖線で示す移動軌跡15に
従って図示しない加圧装置により移動させ、押圧ローラ
10の円周面により電機子コイル8を押圧整形する。押
圧ローラ10はスロット6に沿って電機子コア2のクラ
ッチ4(11から整流子3側に図面左方向に進行するよ
うに移動される。このとき、押圧ローラ10は電機子コ
イル8との当接により矢印16の如く左回転方向に転動
しつつ電機子コイル8を逐次変形させる。
また、押圧ローラ10の移動軌跡15は全ストローフに
渡って水平ではなく、電機子コア2から外れたコイル端
8A、8Bの部分A、Bで僅かに上方に湾曲している。
このため、押圧ローラ10は、クラッチ4側のコイル端
8Aの部分Aでローラ位置を徐々に下げて押圧荷重を徐
々樟上昇させ、次いで、電機子コア2上の部分Cでは一
定の高さ位置で走行して定寸法定圧荷重による押圧整形
を行い、最後に、整流子3側のコイル端8Bの部分Bで
は徐々にローラ位置を上げて押圧荷重を徐々に低減する
上記の様に、押圧ローラ10の整流子3側への一方向の
進行により電機子コイル8が逐次変形されるため、電機
子コイル8の断面形状の変化に伴う長さ方向の延びは、
必ず押圧ローラ10の進行方向に、すなわち、整流子3
側の方向に延びることになり、クラッチ4側の方向に延
びることがない、それ故、クラッチ4側のコイル端8A
とリテナ一部5とのクリアランスDが僅かであっても、
電機子コイル8の装填に伴う変形により両者8A。
5が干渉することがない。
なお、電機子コイル8の整流子3側への多少の延出(図
中に二点鎖線で示す延出22)は、電機子コイル8を整
流子片3に接続した後、端面8Cを切削加工し整形する
なめ何ら問題とならない。
また、移動軌跡15が両端で上方に湾曲するように押圧
ローラ10を移動させるため、電機子コア2の端面2A
、2B付近では押圧荷重が低減される。このため、押圧
ローラ10が電機子コイル8を徐々に押圧するようにな
り、電機子コイル8にスロット6内の導体部分とスロッ
ト6外の導体部分に段差を生ずるような変形を与えず、
電機子コア2のコーナ部2C,2Dがコイル導体8に喰
い込み絶縁不良を引き起こす問題はなくなる。
これらの押圧整形は、電機子コイル8を一本づつ押圧整
形しても、複数本たとえば4本同時に押圧整形しても、
いずれでも可能である。
前記実施例では押圧ローラ10の移動軌跡15を湾曲さ
せることにより電機子コア端面2A、2B付近における
押圧荷重を減少させたが、第3図に示す様に、押圧ロー
ラ30の半径を部分的に変えることにより押圧荷重を変
化させることもできる。この場合、半径の大きな部分3
1の弧長Eを電機子コア2の長さC(スロット6の長さ
)と略同じ長さとすることにより実現できる。
また、本発明は押圧ローラ10を用いるものであるから
、押圧ローラ10の形状等に種々の工夫を施すことによ
り電機子コイル8の整形をより容易良好にすることがで
きる。
第4図に示す例では、押圧ローラ35の一部の板厚を変
え、扇状部分36の板厚Fをスロット6の幅と同じとす
ると共にその弧長Hを電機子コア2の長さC(スロット
6の長さ)と同じとし、他の部分37の板厚Gは十分厚
くしている。扇状部分36でもってスロット6内の電機
子コイル8を押圧整形すると共に、板厚の厚い他の部分
37でコイル端8A、8Bを押圧し、効果的に押圧整形
しようとするのである。
第5図に示す例では、押圧ローラ40の円周面が一様で
はなく、中央部がやや半径の大きな円周面からなる押圧
部41をなし、その両側がやや半径の小さな円周面から
なる肩部42,43をなす段付形状をしている。突出し
た押圧部41の幅Jはスロット6の幅と略等しくされる
。押圧整形時には押圧部41によりスロット6内の電機
子コイル8を押圧し、両肩部42.43を電機子コア2
の外周に当接させて転動させることにより、一定寸法の
押圧整形を行う、特に、押圧ローラ40に加圧力を与え
る加圧装置に油圧シリンダ等を用いたときにストローク
制御を考えなくても一定寸法の整形が容易になる利点が
ある。
第6図に示す例では、押圧ローラ45の円周面外周に弾
性部材46を設けている。これにより、押圧整形時の押
圧ローラ45による線傷を防止できる。
「発明の効果」 本発明は、上記の構成を有し回転可能な押圧ローラを用
いて逐次塑性加工を施しながら電機子コイルをスロット
内に装填するものであるから、電機子コイルの整形に伴
う長さ方向の延びの方向を一定方向とすることができ、
電機子コイルのコイル端が近傍の部材に干渉することを
防ぐことができるという効果がある。このため、回転電
機をより小型にすることが容易になる。
また2押圧ローラの加圧力をコイル端付近で低減するこ
とにより、電機子コアのコーナ部が電機子コイルに喰い
込む不具合がなくなり、電機子コイルの整形装填に伴う
絶縁不良が発生しなくなる。
ローラの移動軌跡。
【図面の簡単な説明】
第1図はスタータの電機子への装填例を示す縦断面図、
第21!Iは横断面図、第3図及び第4図は押圧ローラ
の例を示す斜視図、第5図は異形の押圧ローラによる装
填例を示す横断面図、第6図は押圧ローラの例を示す断
面図であり、第7図は従来の装填方法を示す横断面図、
第8図は縦断面図、第9図は電機子コアの端部付近を示
す断面図である。 218.電機子コア、 3 、、、li流子、 651
.スロット、 811.電機子コイル、 8A、8B、
、。 コイル端、  10.、、押圧ローラ、  15 、、
、押圧−□] コ 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  電機子コイルを押圧部材を用いて電機子コアのスロッ
    ト内に押圧し装填する電機子コイルの装填方法において
    、 前記押圧部材として回転可能な押圧ローラを用い、その
    押圧ローラをスロットに沿って所定の一方向に転動させ
    ながら電機子コイルをスロット内に押圧し整形しつつ装
    填することを特徴とする電機子コイルの装填方法。
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