JPH0228536Y2 - - Google Patents
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- JPH0228536Y2 JPH0228536Y2 JP1983041873U JP4187383U JPH0228536Y2 JP H0228536 Y2 JPH0228536 Y2 JP H0228536Y2 JP 1983041873 U JP1983041873 U JP 1983041873U JP 4187383 U JP4187383 U JP 4187383U JP H0228536 Y2 JPH0228536 Y2 JP H0228536Y2
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- cover
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、静電写真複写機に装備される定着装
置の改良技術に関する。
置の改良技術に関する。
かゝる静電写真複写機の定着装置においては、
上下部に定着用ローラを互いに所定圧で圧接させ
ることと、上下部の定着用ローラ間で発生した紙
詰まりの解消や、その他のメンテナンスを簡便に
行えることとが望まれるものであつて、本出願人
は、これらの要望を満たし得るに至つた定着装置
を実開昭56−27513号公報によつて提案している。
上下部に定着用ローラを互いに所定圧で圧接させ
ることと、上下部の定着用ローラ間で発生した紙
詰まりの解消や、その他のメンテナンスを簡便に
行えることとが望まれるものであつて、本出願人
は、これらの要望を満たし得るに至つた定着装置
を実開昭56−27513号公報によつて提案している。
この定着装置は、それぞれ定着用のローラが架
設された下部カバーに対して上部カバーを、ロー
ラ軸芯と平行な枢支軸を介して給紙方向一端側に
開閉自在に枢着すると共に、レバーとこれに連設
された係止部材および係止片から成る一対の連結
具を、上下部のカバーにわたつて給紙方向他端側
のローラ軸芯方向両側に設ける一方、下部側の定
着用ローラを上部側の定着用ローラに付勢当接さ
せるスプリングを下部側の定着用ローラに関連さ
せて設けたもので、前記スプリングの付勢力によ
つて上下部の定着用ローラを互いに所定圧で圧接
させることができると共に、前記連結具による上
下部カバーの連結を解除操作することで、上下部
の定着用ローラ間での紙詰まりの解消やメンテナ
ンスを簡便に行えるように構成されている。
設された下部カバーに対して上部カバーを、ロー
ラ軸芯と平行な枢支軸を介して給紙方向一端側に
開閉自在に枢着すると共に、レバーとこれに連設
された係止部材および係止片から成る一対の連結
具を、上下部のカバーにわたつて給紙方向他端側
のローラ軸芯方向両側に設ける一方、下部側の定
着用ローラを上部側の定着用ローラに付勢当接さ
せるスプリングを下部側の定着用ローラに関連さ
せて設けたもので、前記スプリングの付勢力によ
つて上下部の定着用ローラを互いに所定圧で圧接
させることができると共に、前記連結具による上
下部カバーの連結を解除操作することで、上下部
の定着用ローラ間での紙詰まりの解消やメンテナ
ンスを簡便に行えるように構成されている。
ところが、前記連結具による上部カバーの連結
ならびに連結解除の操作がやゝ煩わしい点で改善
の余地があつた。
ならびに連結解除の操作がやゝ煩わしい点で改善
の余地があつた。
即ち、前記上部カバーのローラ軸芯方向両側を
下部カバーに連結するに際し、ローラ軸芯方向両
側の連結具を1個ずつ連結させると、両形成具が
連結されるまでの間に上下部カバーの枢支軸に無
理な捩じれの応力がかゝることから、前記係止部
材を係止片に引つ掛けてレバーを回動させる連結
操作を両連結具について一挙に行う必要があり、
あるいは、前記係止部材を係止片に引つ掛ける際
にスプリングの付勢力に抗して上部カバーを押し
付ける必要がある場合は、当該上部カバーを押し
付けながら両連結具を順次連結操作する必要があ
つた。
下部カバーに連結するに際し、ローラ軸芯方向両
側の連結具を1個ずつ連結させると、両形成具が
連結されるまでの間に上下部カバーの枢支軸に無
理な捩じれの応力がかゝることから、前記係止部
材を係止片に引つ掛けてレバーを回動させる連結
操作を両連結具について一挙に行う必要があり、
あるいは、前記係止部材を係止片に引つ掛ける際
にスプリングの付勢力に抗して上部カバーを押し
付ける必要がある場合は、当該上部カバーを押し
付けながら両連結具を順次連結操作する必要があ
つた。
一方、両連結具に対する連結の解除操作は上記
と逆の手順によるもので、下部カバーに対する上
部カバーの連結ならびに連結解除の何れの操作も
両手作業に頼らねばならず、かつ、前記係止片に
対する係止部材の係止とレバーの回動、あるいは
更に、上部カバーの押し付けと云つた煩わしい操
作を要したのである。
と逆の手順によるもので、下部カバーに対する上
部カバーの連結ならびに連結解除の何れの操作も
両手作業に頼らねばならず、かつ、前記係止片に
対する係止部材の係止とレバーの回動、あるいは
更に、上部カバーの押し付けと云つた煩わしい操
作を要したのである。
本考案は、上記の実情に鑑みて成されたもので
あつて、下部カバーに対するローラ軸芯方向両側
での上部カバーの連結と上下部の定着用ローラ圧
接の操作、あるいは、これとは逆の操作を、片手
作業によるワンタツチ操作で簡便に行えるように
した静電写真複写機の定着装置を提供することを
目的としている。
あつて、下部カバーに対するローラ軸芯方向両側
での上部カバーの連結と上下部の定着用ローラ圧
接の操作、あるいは、これとは逆の操作を、片手
作業によるワンタツチ操作で簡便に行えるように
した静電写真複写機の定着装置を提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するに至つた本考案による静
電写真複写機の定着装置は、それぞれ定着用のロ
ーラが架設された下部カバーに対して上部カバー
を、ローラ軸芯と平行な枢支軸を介して給紙方向
一端側に開閉自在に枢着すると共に、前記下部カ
バーに対して給紙方向他端側のローラ軸芯方向両
側に、前記枢支軸と平行な支軸まわりで揺動自在
に一対のアームを枢着し、かつ、当該一対のアー
ムの遊端側にわたつて1本の横軸を、当該アーム
の長手方向に所定範囲にわたつて遊動可能に架設
すると共に、前記所定範囲内において前記横軸の
両端側を上下方向に係脱自在に係入する凹所を前
記上部カバーに設け、更に、閉じ姿勢下にある上
部カバー側への前記アームの揺動に伴つて前記横
軸を凹所に案内する傾斜カム部を上部カバーに設
ける一方、当該横軸を凹所の底部に付勢当接させ
るスプリングを横軸両端側と各アームとの間に設
けて、前記凹所への横軸の付勢係入により、前記
上下部のカバーを閉じ姿勢で連結すると同時に上
下部の定着用ローラを互いに圧接させるように構
成した点に特徴がある。
電写真複写機の定着装置は、それぞれ定着用のロ
ーラが架設された下部カバーに対して上部カバー
を、ローラ軸芯と平行な枢支軸を介して給紙方向
一端側に開閉自在に枢着すると共に、前記下部カ
バーに対して給紙方向他端側のローラ軸芯方向両
側に、前記枢支軸と平行な支軸まわりで揺動自在
に一対のアームを枢着し、かつ、当該一対のアー
ムの遊端側にわたつて1本の横軸を、当該アーム
の長手方向に所定範囲にわたつて遊動可能に架設
すると共に、前記所定範囲内において前記横軸の
両端側を上下方向に係脱自在に係入する凹所を前
記上部カバーに設け、更に、閉じ姿勢下にある上
部カバー側への前記アームの揺動に伴つて前記横
軸を凹所に案内する傾斜カム部を上部カバーに設
ける一方、当該横軸を凹所の底部に付勢当接させ
るスプリングを横軸両端側と各アームとの間に設
けて、前記凹所への横軸の付勢係入により、前記
上下部のカバーを閉じ姿勢で連結すると同時に上
下部の定着用ローラを互いに圧接させるように構
成した点に特徴がある。
上記の特徴構成によれば、上部カバーを閉じ姿
勢にした状態で、前記横軸を傾斜カム部に沿わせ
て凹所に係入させるワンタツチ操作で、閉じ姿勢
にある上部カバーのローラ軸芯方向両側が一挙に
下部カバーに連結され、且つ同時に、上下部の定
着用ローラが互いに所定圧で圧接される。
勢にした状態で、前記横軸を傾斜カム部に沿わせ
て凹所に係入させるワンタツチ操作で、閉じ姿勢
にある上部カバーのローラ軸芯方向両側が一挙に
下部カバーに連結され、且つ同時に、上下部の定
着用ローラが互いに所定圧で圧接される。
そして、前記凹所から横軸を離脱させつつ当該
横軸を上部カバーから遠ざけるようにアームを揺
動させるワンタツチ操作で、ローラ軸芯方向両側
での下部カバーに対する上部カバーの連結が一挙
に解除され、かつ同時に、上下部の定着用ローラ
の圧接が解除される。
横軸を上部カバーから遠ざけるようにアームを揺
動させるワンタツチ操作で、ローラ軸芯方向両側
での下部カバーに対する上部カバーの連結が一挙
に解除され、かつ同時に、上下部の定着用ローラ
の圧接が解除される。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、1は静電写真複写機の機体で
あり、その内部には、第2図乃至第4図に示す構
造の熱定着装置Aが組み込まれており、転写装置
(図示せず)によつてトナー像が転写された複写
紙が上部側の定着用ローラ2と下部側の定着用ロ
ーラ3間を通ることにより、上下部の定着用ロー
ラ2,3で複写紙が加圧ならびに加熱されてトナ
ー像が複写紙に定着される。定着後の複写紙は上
下一対の排紙用ローラ4,5間を経て機体1の外
部へ排出されるように構成されている。
あり、その内部には、第2図乃至第4図に示す構
造の熱定着装置Aが組み込まれており、転写装置
(図示せず)によつてトナー像が転写された複写
紙が上部側の定着用ローラ2と下部側の定着用ロ
ーラ3間を通ることにより、上下部の定着用ロー
ラ2,3で複写紙が加圧ならびに加熱されてトナ
ー像が複写紙に定着される。定着後の複写紙は上
下一対の排紙用ローラ4,5間を経て機体1の外
部へ排出されるように構成されている。
前記上下部の定着用ローラと、第3図に示す如
く、加熱用ランプ2a,3aを内蔵したアルミ製
のローラ本体2b,3bとその外周面を被覆した
シリコンゴム2c,3cとによつて構成されてい
る。
く、加熱用ランプ2a,3aを内蔵したアルミ製
のローラ本体2b,3bとその外周面を被覆した
シリコンゴム2c,3cとによつて構成されてい
る。
前記熱定着装置Aは、機体1に対し、ローラ軸
芯方向へ抜き取り可能なユニツト式に構成された
もので、前記上部側の定着用ローラ2及び排紙用
ローラ4が架設された上部カバー6と、前記下部
側の定着用ローラ3及び排紙用ローラ5が架設さ
れた下部カバー7とを有する。
芯方向へ抜き取り可能なユニツト式に構成された
もので、前記上部側の定着用ローラ2及び排紙用
ローラ4が架設された上部カバー6と、前記下部
側の定着用ローラ3及び排紙用ローラ5が架設さ
れた下部カバー7とを有する。
前記上部カバー6は、前記下部カバー7に対し
て、ローラ軸芯と平行な枢支軸8を介して給紙方
向一端側(本実施例では給紙方向下流側)に揺動
開閉自在に枢着されている。前記枢支軸8は、下
方の排紙用ローラ5の回転軸を兼ねているが、こ
れは本考案に必須の構成ではない。
て、ローラ軸芯と平行な枢支軸8を介して給紙方
向一端側(本実施例では給紙方向下流側)に揺動
開閉自在に枢着されている。前記枢支軸8は、下
方の排紙用ローラ5の回転軸を兼ねているが、こ
れは本考案に必須の構成ではない。
前記下部カバー7に対して給紙方向他端側(本
実施例では給紙方向上流側)のローラ軸芯方向両
側、より詳しくは、下部カバー7の左右の側板部
分7aには、前記枢支軸8と平行な互いに同芯状
の支軸10を介して一対のアーム9が揺動自在に
枢着されている。
実施例では給紙方向上流側)のローラ軸芯方向両
側、より詳しくは、下部カバー7の左右の側板部
分7aには、前記枢支軸8と平行な互いに同芯状
の支軸10を介して一対のアーム9が揺動自在に
枢着されている。
この実施例では、前記支軸10として、第5図
及び第6図に示すように段付きボルトを用いてお
り、段付きボルトをナツト11で前記側板部分7
aに取り付けてある。そして、段付きボルトの段
部10aでアーム9を支持し、頭部10bとスペ
ーサー12とによつてアーム9のボルト軸芯方向
での位置を規定してある。
及び第6図に示すように段付きボルトを用いてお
り、段付きボルトをナツト11で前記側板部分7
aに取り付けてある。そして、段付きボルトの段
部10aでアーム9を支持し、頭部10bとスペ
ーサー12とによつてアーム9のボルト軸芯方向
での位置を規定してある。
前記一対のアーム9の自由端側にアーム長手方
向の長孔9aを形成すると共に、当該長孔9aの
範囲内で遊動可能な状態で、1本の横軸13を前
記一対のアーム9にわたつて架設してある。そし
て、前記横軸13の両端側とそれに対応するアー
ム9とにわたつて、付勢力調整具16を介してス
プリング15を設けて、後述する凹所17への横
軸13の係入下において、当該横軸13を前記凹
所17の底部に付勢当接させるようにしてある。
向の長孔9aを形成すると共に、当該長孔9aの
範囲内で遊動可能な状態で、1本の横軸13を前
記一対のアーム9にわたつて架設してある。そし
て、前記横軸13の両端側とそれに対応するアー
ム9とにわたつて、付勢力調整具16を介してス
プリング15を設けて、後述する凹所17への横
軸13の係入下において、当該横軸13を前記凹
所17の底部に付勢当接させるようにしてある。
図示の付勢力調整具16は、スプリング15の
一端にねじ軸16aを装着し、このねじ軸16a
をアーム9に設けたブラケツト16bの孔16c
に挿通し、前記ねじ軸16aの突出端側にナツト
体16dを螺着し、当該ナツト体16dの回転操
作によつて、前記スプリング15の付勢力を調整
するように構成したものである。
一端にねじ軸16aを装着し、このねじ軸16a
をアーム9に設けたブラケツト16bの孔16c
に挿通し、前記ねじ軸16aの突出端側にナツト
体16dを螺着し、当該ナツト体16dの回転操
作によつて、前記スプリング15の付勢力を調整
するように構成したものである。
一方、前記上部カバー6のローラ軸芯方向両側
の左右側板部分6aには、前記アーム9に形成し
た所定範囲にわたる長孔9aの範囲内において、
前記横軸13の両端側を上下方向に係脱自在に係
入する凹所17が形成され、かつ、詳細を第7図
に示すように、前記側板部分6aには、前記凹所
17に連なる傾斜カム部6bが設けられている。
の左右側板部分6aには、前記アーム9に形成し
た所定範囲にわたる長孔9aの範囲内において、
前記横軸13の両端側を上下方向に係脱自在に係
入する凹所17が形成され、かつ、詳細を第7図
に示すように、前記側板部分6aには、前記凹所
17に連なる傾斜カム部6bが設けられている。
上記の構成によれば、前記上部カバー6が閉じ
姿勢下にある状態で前記横軸13を傾斜カム部6
bに沿わせて上部カバー6側に押し込んで、当該
横軸13を凹所17に係入させるワンタツチ操作
を行うことで、第4図に実線で示すように、前記
閉じ姿勢下にある上部カバー6のローラ軸芯方向
両側を一挙に下部カバー7に連結することがで
き、かつ同時に、前記スプリング15の付勢力に
よつて上下部の定着用ローラ2,3を互いに所定
圧で圧接させることができる。
姿勢下にある状態で前記横軸13を傾斜カム部6
bに沿わせて上部カバー6側に押し込んで、当該
横軸13を凹所17に係入させるワンタツチ操作
を行うことで、第4図に実線で示すように、前記
閉じ姿勢下にある上部カバー6のローラ軸芯方向
両側を一挙に下部カバー7に連結することがで
き、かつ同時に、前記スプリング15の付勢力に
よつて上下部の定着用ローラ2,3を互いに所定
圧で圧接させることができる。
そして、前記横軸13の中間部を持つて、当該
横軸13を前記凹所17から離脱させつつ該横軸
13を上部カバー6から遠ざけるようにアーム9
を揺動させるワンタツチ操作を行うことで、第4
図に仮想線で示すように、ローラ軸芯方向両側で
の下部カバー7に対する上部カバー6の連結が一
挙に解除され、かつ同時に前記上下部の定着用ロ
ーラ2,3の圧接が解除される。
横軸13を前記凹所17から離脱させつつ該横軸
13を上部カバー6から遠ざけるようにアーム9
を揺動させるワンタツチ操作を行うことで、第4
図に仮想線で示すように、ローラ軸芯方向両側で
の下部カバー7に対する上部カバー6の連結が一
挙に解除され、かつ同時に前記上下部の定着用ロ
ーラ2,3の圧接が解除される。
而して、下部カバー7に対する上部カバー6の
連結を解除することで、前記上下部の定着用ロー
ラ2,3間で発生した紙詰まりの解消や、その他
のメンテナンスを簡便に行うことができ、かつ、
前記アーム9を揺動させて前記横軸13を凹所1
7に係入させることで、上下部のカバー6,7を
連結すると同時に上下部の定着用ローラ2,3を
互いに所定圧で圧接させることができるのであ
る。
連結を解除することで、前記上下部の定着用ロー
ラ2,3間で発生した紙詰まりの解消や、その他
のメンテナンスを簡便に行うことができ、かつ、
前記アーム9を揺動させて前記横軸13を凹所1
7に係入させることで、上下部のカバー6,7を
連結すると同時に上下部の定着用ローラ2,3を
互いに所定圧で圧接させることができるのであ
る。
尚、第4図乃至第6図中の9bは、前記一対の
各アーム9の自由端に連設された摘みであつて、
この摘み9bによつてアーム9を揺動させて前記
横軸13を凹所17から離脱させることもできる
ようになつている。
各アーム9の自由端に連設された摘みであつて、
この摘み9bによつてアーム9を揺動させて前記
横軸13を凹所17から離脱させることもできる
ようになつている。
また、第2図中の18は、熱定着装置Aを機体
1から引き出す際に用いられる把手で、下部カバ
ー7の片側の側板部分7aに突設されている。1
9は、機体1から抜き取つた熱定着装置Aを持ち
運ぶ際に用いられるクランク状の把手であり、そ
の一端側が上部カバー6の上面に回動自在に枢支
されていて、把手19の使用時には、その枢支軸
芯まわりに回動して把手19の他端側を起立さ
せ、不使用時には、第2図に実線で示すように倒
伏させるべく構成されている。
1から引き出す際に用いられる把手で、下部カバ
ー7の片側の側板部分7aに突設されている。1
9は、機体1から抜き取つた熱定着装置Aを持ち
運ぶ際に用いられるクランク状の把手であり、そ
の一端側が上部カバー6の上面に回動自在に枢支
されていて、把手19の使用時には、その枢支軸
芯まわりに回動して把手19の他端側を起立さ
せ、不使用時には、第2図に実線で示すように倒
伏させるべく構成されている。
図示しないが、下部カバー7の下面には凹部が
形成され、機体1側にはこの凹部に対して係脱自
在なストツパーが枢設されている。そして、熱定
着装置Aを機体1から適当量引き出すことによつ
て、前記ストツパーが前記凹部に自動的に係合し
て、熱定着装置Aの不測な抜け落ちを防止し、さ
らに、この状態で前記ストツパーを人為的に揺動
操作して、前記凹部との係合を解くことにより、
熱定着装置Aの全体を機体1から抜き取れるよう
に構成してある。
形成され、機体1側にはこの凹部に対して係脱自
在なストツパーが枢設されている。そして、熱定
着装置Aを機体1から適当量引き出すことによつ
て、前記ストツパーが前記凹部に自動的に係合し
て、熱定着装置Aの不測な抜け落ちを防止し、さ
らに、この状態で前記ストツパーを人為的に揺動
操作して、前記凹部との係合を解くことにより、
熱定着装置Aの全体を機体1から抜き取れるよう
に構成してある。
尚、実施例では、前記上部カバー6を下部カバ
ー7に対して給紙方向一端側(給紙方向下流側)
に揺動開閉自在に枢着させているが、これとは逆
に、前記上部カバー6を下部カバー7に対して給
紙方向他端側(給紙方向上流側)の枢支軸まわり
で揺動開閉自在となし、前記アーム9、横軸1
3、スプリング15、凹所17等を排紙用ローラ
4,5のある側に設けた場合には、熱定着装置A
を機体1から抜き取り可能に構成しなくても、排
紙口側からアーム9を揺動させて前記上部カバー
6を揺動開放させることで、上下部の定着用ロー
ラ2,3間に詰まつた複写紙を排除することがで
きることは云うまでもない。
ー7に対して給紙方向一端側(給紙方向下流側)
に揺動開閉自在に枢着させているが、これとは逆
に、前記上部カバー6を下部カバー7に対して給
紙方向他端側(給紙方向上流側)の枢支軸まわり
で揺動開閉自在となし、前記アーム9、横軸1
3、スプリング15、凹所17等を排紙用ローラ
4,5のある側に設けた場合には、熱定着装置A
を機体1から抜き取り可能に構成しなくても、排
紙口側からアーム9を揺動させて前記上部カバー
6を揺動開放させることで、上下部の定着用ロー
ラ2,3間に詰まつた複写紙を排除することがで
きることは云うまでもない。
また実施例では、熱定着装置について説明した
が、圧力式の定着装置を本考案の実施対象にする
ことが可能である。
が、圧力式の定着装置を本考案の実施対象にする
ことが可能である。
以上説明したように本考案の定着装置によれ
ば、横軸を凹所から離脱させつつ当該横軸を上部
カバーから遠ざけるようにアームを揺動させるワ
ンタツチ操作で、ローラ軸芯方向両側での下部カ
バーに対する上部カバーの連結が一挙に解除さ
れ、かつ同時に、上下部の定着用ローラの圧接が
解除されるもので、上下部の定着用ローラ間で発
生した紙詰まりの解消や、その他のメンテナンス
を簡便に行うことができる。
ば、横軸を凹所から離脱させつつ当該横軸を上部
カバーから遠ざけるようにアームを揺動させるワ
ンタツチ操作で、ローラ軸芯方向両側での下部カ
バーに対する上部カバーの連結が一挙に解除さ
れ、かつ同時に、上下部の定着用ローラの圧接が
解除されるもので、上下部の定着用ローラ間で発
生した紙詰まりの解消や、その他のメンテナンス
を簡便に行うことができる。
そして、前記横軸を傾斜カム部に沿わせて凹所
に係入させるワンタツチ操作で、閉じ姿勢にある
上部カバーのローラ軸芯方向両側を一挙に下部カ
バーに連結することができ、かつ同時に、上下部
の定着用ローラを互いに所定圧で圧接させること
ができるのであり、全体として、簡単かつ合理的
な改良技術によつて、下部カバーに対するローラ
軸芯方向両側での上部カバーの連結と上下部の定
着用ローラ圧接の操作、あるいは、これとは逆の
操作を、簡単な片手作業によるワンタツチ操作で
簡便に行えるに至つたのである。
に係入させるワンタツチ操作で、閉じ姿勢にある
上部カバーのローラ軸芯方向両側を一挙に下部カ
バーに連結することができ、かつ同時に、上下部
の定着用ローラを互いに所定圧で圧接させること
ができるのであり、全体として、簡単かつ合理的
な改良技術によつて、下部カバーに対するローラ
軸芯方向両側での上部カバーの連結と上下部の定
着用ローラ圧接の操作、あるいは、これとは逆の
操作を、簡単な片手作業によるワンタツチ操作で
簡便に行えるに至つたのである。
第1図は定着装置を透視図示した静電写真複写
機の外郭正面図、第2図は熱定着装置の斜視図、
第3図は熱定着装置の縦断側面図、第4図は熱定
着装置の正面図、第5図はアームと横軸およびス
プリングを主体にして示す要部の詳細図、第6図
はアームと横軸とスプリングおよび傾斜カム部を
主体にして示す要部の分解斜視図、第7図は横軸
と傾斜カム部との相関説明図である。 2,3……定着用ローラ、6……上部カバー、
6b……傾斜カム部、7……下部カバー、8……
枢支軸、9……アーム、10……支軸、13……
横軸、15……スプリング、17……凹所。
機の外郭正面図、第2図は熱定着装置の斜視図、
第3図は熱定着装置の縦断側面図、第4図は熱定
着装置の正面図、第5図はアームと横軸およびス
プリングを主体にして示す要部の詳細図、第6図
はアームと横軸とスプリングおよび傾斜カム部を
主体にして示す要部の分解斜視図、第7図は横軸
と傾斜カム部との相関説明図である。 2,3……定着用ローラ、6……上部カバー、
6b……傾斜カム部、7……下部カバー、8……
枢支軸、9……アーム、10……支軸、13……
横軸、15……スプリング、17……凹所。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれ定着用のローラが架設された下部カ
バーに対して上部カバーを、ローラ軸芯と平行
な枢支軸を介して給紙方向一端側に開閉自在に
枢着すると共に、前記下部カバーに対して給紙
方向他端側のローラ軸芯方向両側に、前記枢支
軸と平行な支軸まわりで揺動自在に一対のアー
ムを枢着し、かつ、当該一対のアームの遊端側
にわたつて1本の横軸を、当該アームの長手方
向に所定範囲にわたつて遊動可能に架設すると
共に、前記所定範囲内において前記横軸の両端
側を上下方向に係脱自在に係入する凹所を前記
上部カバーに設け、更に、閉じ姿勢下にある上
部カバー側への前記アームの揺動に伴つて前記
横軸を凹所に案内する傾斜カム部を上部カバー
に設ける一方、当該横軸を凹所の底部に付勢当
接させるスプリングを横軸両端側と各アームと
の間に設けて、前記凹所への横軸の付勢係入に
より、前記上下部のカバーを閉じ姿勢で連結す
ると同時に上下部の定着用ローラを互いに圧接
させるように構成してあることを特徴とする静
電写真複写機の定着装置。 前記両アームに前記スプリングの付勢力を各
別に調整する付勢力調整具が設けられているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第項
に記載の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4187383U JPS59147167U (ja) | 1983-03-19 | 1983-03-19 | 静電写真複写機の定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4187383U JPS59147167U (ja) | 1983-03-19 | 1983-03-19 | 静電写真複写機の定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59147167U JPS59147167U (ja) | 1984-10-01 |
JPH0228536Y2 true JPH0228536Y2 (ja) | 1990-07-31 |
Family
ID=30172440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4187383U Granted JPS59147167U (ja) | 1983-03-19 | 1983-03-19 | 静電写真複写機の定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59147167U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311129U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-01-30 | ||
JPS56113178A (en) * | 1980-02-13 | 1981-09-05 | Toshiba Corp | Electronic copying machine |
JPS5742622B2 (ja) * | 1979-08-01 | 1982-09-09 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742622U (ja) * | 1980-08-25 | 1982-03-08 | ||
JPS57142750U (ja) * | 1981-02-28 | 1982-09-07 |
-
1983
- 1983-03-19 JP JP4187383U patent/JPS59147167U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311129U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-01-30 | ||
JPS5742622B2 (ja) * | 1979-08-01 | 1982-09-09 | ||
JPS56113178A (en) * | 1980-02-13 | 1981-09-05 | Toshiba Corp | Electronic copying machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59147167U (ja) | 1984-10-01 |
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