JPH02285190A - 避難装置の取付構造 - Google Patents

避難装置の取付構造

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JPH02285190A
JPH02285190A JP10602689A JP10602689A JPH02285190A JP H02285190 A JPH02285190 A JP H02285190A JP 10602689 A JP10602689 A JP 10602689A JP 10602689 A JP10602689 A JP 10602689A JP H02285190 A JPH02285190 A JP H02285190A
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JP
Japan
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frame
fixed
storage frame
fixed frame
balcony
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Pending
Application number
JP10602689A
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English (en)
Inventor
Chihiro Ichikawa
市川 千尋
Masao Kato
正男 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、中高層階建物のベランダに設置される避難装
置の取付構造に関する。
【従来の技術】
ベランダに設置される避難装置の取付構造としては、避
難装置を構成する収納枠をアンカーを介してベランダを
形成する際、同時にベランダ基部内の配筋により固定し
t;もの、あるいは、ベランダに予め方形状の孔部を形
成し、該孔部に上枠と下枠とに分離された収納枠をそれ
ぞれ上下方から嵌合し、ボルト等の連結具を介して締付
は固定した構造が知られている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した前者のアンカーを介して収納枠
を固定する取付構造においては、経年によって風雨に晒
されて腐食された場合、老朽化した避難装置を撤去して
新しい避難装置と交換しなければならないが、その際避
難装置を構成する腐食が進んでいる収納枠の周囲のベラ
ンダ基部を形成しているコンクリート部を研って撤去し
、モルタル等によりその周囲が損傷された孔部を補修し
、同時に新しい収納枠を取付け、アンカーをコンクリー
ト部内に打込んで固定するため、その取替え作業が非常
に煩雑であるという問題があった。まI;、後者におい
ては、避難装置を設置するときも、また、その取替え作
業の場合でも、いずれも上下階両方から設置しなければ
ならず、その作業が極めて煩雑であった。 そこで、本発明は、避難装置が設置されるベランダ基部
に形成される孔部の内壁に固定枠を、ベランダの成形時
一体的に固定したのち、避難装置、とくにその収納枠を
係止機構を介して固定させて設置する構造により、上記
避難装置をベランダに形成される孔部にその上方階の一
方から着脱可能に取付けられるとともに、その取付施工
が容易かつ迅速に行うことができる避難装置の取付構造
を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る避難装置の取付
構造は、方形状の開口部を有する固定枠をベランダ基部
に形成される孔部の内壁面に固定し、上記固定枠の開口
部に方形状の収納枠を嵌合させるとともに、固定枠の内
壁面と収納枠の外壁面との対応する適宜位置に形成され
る係止機構を介して固定枠に収納枠を着脱可能に固定し
たことを構成上の特徴とする。
【作     用】 上述の構成を有する本発明の避難装置の取付構造によれ
ば、固定枠を避難装置の設置場所であるベランダ基部に
形成される孔部の内壁面にその成形時一体的に固定する
とともに、上記固定枠と、該固定枠の開ロ部J:嵌合さ
れる収納枠の対応位置に係止機構を設けて収納枠を固定
するため、該避難装置を設置する際上階側からの作業の
みで行われて、その施工性がよく、しかも収納枠と固定
枠とを係止機構を介して固定設置しているため、その着
脱が可能であり、避難装置が老朽化して取替えを必要と
する場合においても容易に新しい装置に交換され、しか
もその作業が新設の場合と同様老朽化した装置の撤去お
よび新しい避難装置の設置をいずれも上階側のみから行
うため、その補修作業が簡便にかつベランダ周囲に影響
なく行われる。
【実  施  例】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。 第1図は、本発明の避難装置の取付構造が適用されるベ
ランダ10と避難装置20を示すもので、ベランダIO
は内部に各種配筋11を有するコンクリート基部12の
適宜位置に方形状の孔部13が形成されて避難装置20
が嵌合設置される。 上記孔部13の内壁面には、第2図および第3図に示さ
れるように、方形状に組立てられた開口部31を有する
ステンレス、スチール等の金属からなる固定枠30を、
ベランダIOの成形時、ベランダ基部12内の配筋11
、例えば、アンカー筋11aやスラブ筋11bに溶接さ
れるアンカー32を介して固定される。 避難装置20は、方形状の収納枠2L該収納枠21の上
方に回転可能に軸着される上蓋22、および収納枠21
の下方に回転可能に軸着される下蓋23とから構成され
、上記収納枠21はベランダ10に形成された孔部13
内に固定される固定枠30に嵌合され、該固定枠30の
内壁面と収納枠21の外壁面上の対応する位置に設けら
れている係止機構40を介して固定されている。 上記係止機構40は、第4図に示すように、方形状の固
定枠30の各内壁面の適宜位置に溶接あるいは固着子に
より止着され、その上面を衝合面41aとするプレート
からなる被係止部41と、方形状の収納枠21の対応す
る各外壁面に溶接あるいは固着子により止着され、その
下面を当接面42aとするプレートからなる係止部42
とから構成されている。 方形状の収納枠21は、ベランダlOに形成されている
孔部13の内壁面に固定されている固定枠30に添って
上方、すなわち上階の床面側から嵌合し、収納枠21の
外壁面に突出形成されている係上部であるプレート42
の当接面42aを対応する固定枠30の内壁面に、突出
形成されている被係止部であるプレート41の衝合面4
1aに密着状に当接載置して、収納枠21の内壁面側か
ら固定ポルト43によりワノンヤ45を介して固定枠3
0に止着されているプレート41に穿設された螺孔44
に螺締して固定される。 なお、上記係止機構40を構成する被係止部41および
係止部42はいずれもプレートから形成され、それぞれ
固定枠30や収納枠21に止着することで説明したが、
固定枠30と収納枠21の対応する壁面にプレス加工に
よって当接面および衝合面を有する膨出部を一体的に形
成するものであってもよい。 収納枠21が固定枠30の開口部31に嵌合されて係止
機構40を介して固定されたのち、その開口上端にはシ
ール構造50によって収納枠21と固定枠30および収
納枠21と孔部13周縁の空隙を封止して雨水等の浸入
が防止されている。 このシール構造50は、第2図に示すように、外側、す
なわち収納枠21の上側端部と孔部13の周縁上端の段
部間には速乾性および耐久性の高い変成シリコン等のシ
ール材51を充填し、また該シール材51の内側の孔部
13周縁の複雑な凹凸部と収納枠21の隅角部分間には
、上記シール材51と非接着性を有し、かつ複雑な接触
面に順応される弾力性を有する略ひも状の複数の発泡合
成樹脂材からなるバックアツプ材52がその全周に亙っ
て敷設されている。このように、シール構造50をシー
ル材51とバックアツプ材52との二層から形成し、か
つ二層間を非接着性とすることによって、比較的幅広い
空隙や複雑な断面形状となり易し・内側にバックアツプ
材52が配置されて、その外側のシール材51か充填さ
れる収納枠21と孔部13周縁間が略同一方向となり、
しかも単純形状とすることによって、ベランダ10や避
難装置20に発生する振動や伸縮に追随してンール材5
1にクラック等の発生が防止されるため長期間の防水効
果を帰ることができる。 なお、避難装置20は、収納枠2L上M22および下蓋
23とより構成されているが、上記収納枠21内には、
折畳み梯子やテレスコープ状に伸縮される梯子等の避難
器具(図示せず)が内蔵され、火災等による避難時には
、上蓋22および下蓋23をそれぞれ開蓋し、避H器具
を伸長降下して、上下階のベランダを結ぶ避難通路を形
成するものである。 第5図ないし第7図に示す実施例は、避難装置20がベ
ランダlOに形成される孔部13に配設固定される固定
枠30を下枠とし、また収納枠21を上枠として、この
上下枠からなる分離型の収納ケースから構成されたもの
であり、また、下枠を構成する固定枠30に、上枠を構
成する収納枠21を固定する係止機構40を変形したも
のである。 方形状に枠組みされる固定枠30は、ベランダlOに形
成された方形状の孔部13の内壁面にベランダの成形時
一体的に固定され、上枠としての収納枠21を固定した
のちに、下蓋23が下方に回動可能に軸着される。 上記固定枠30と同様に方形状に枠組みされる収納枠2
1は、上記固定枠30の開口部31に嵌合され、該固定
枠30と収納枠21の対向壁面に形成された係止機構6
0を介して固定される。 上記係止機構60は、第6図および第7図に示されるよ
うに、その先端側が固定枠30の各内壁面の適宜位置に
突出され、かつその根元側がベランダ基部12に埋設し
て補剛されるポルトからなる被係止部61と、収納枠2
1の対応する各外壁面に回動可能に軸着され、上記被係
止部61の先端突出部分にその根元側を跨架するように
下方側を開口縁とする長溝63を有する短冊状のプレー
トからなる係止部62とより構成されている。 この上枠を構成する収納枠21は、予め孔部13の内壁
面に固定されている下枠を構成する固定枠30に添って
、上方、すなわち上階の床面側から嵌合し、固定枠30
の内壁面に突出されている被係止部であるポルト61に
、収納枠21に取付けられている係止部であるプレート
62の長溝63を挿通してその根元側に跨架させ、その
先端側をナツト64によりワンシャ65を介して締付は
固定される。 なお、被係止部61を構成するポルトは、固定枠30を
ベランダIOを形成する際同時的に埋設する以外、固定
枠30の設置後、すなわち、収納枠21を取付ける際、
係止部62を構成するプレートとの位置関係を調節した
のち、適宜ベランダ基部12のコンクリート部に打ち込
んで設置することができる。この際、コンクリート基部
12内の各種配筋11に当ってポルト61の根元側が所
定の位置に埋設されない場合には、その位置を若干ずら
して固定し、係止部であるプレート62を該ポルト61
に合わせて左右方向に回動して配筋11位置を除いて行
うものである。 さらに、収納枠21と固定枠30は、それぞれ孔部13
の高さ寸法と略凹−寸法とする以外、下枠としての固定
枠30はその上方側を、また上枠としての収納枠21は
その下方側を短寸とすることが可能であり、とくに、収
納枠21は、その下方側を短寸とすることによって、係
止機構60による固定、すなわちポルト61の先端側の
締付は作業を容易とすることができる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る避難装置の取付構造
は、固定枠を避難装置の設置場所であるベランダ基部に
形成される孔部の内壁面にその成形時一体的に固定する
とともに、上記固定枠と該固定枠内に嵌合される収納枠
との対応位置に係止機構を形成して収納枠を固定してい
るので、上階側の一方のみからの収納枠の嵌合および係
止機構の固定を行えばよく、その施工性を著しく筒便か
つ迅速に行うことができ、しかも係止機構の固定を解除
することによって収納枠のみを容易にとり除いて、腐食
したり、老朽化した避難装置を取替えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ベランダに適用された本発明に係る避難装置
の取付構造を示す斜視説明図 第2図は、同じく本発明に係る避難装置の取付構造を適
用した取付状態を示す横断面図、 第3図は、収納枠の取付態様を示す横断面図、第4図は
、係止機構を示す斜視説明図、第5図は、本発明に係る
変形された避難装置の取付構造を適用した取付状態を示
す横断面図、 第6図は、変形された収納枠の取付態様を示す横断面図
、第7図は、 変形された係止機構を示す斜視説明図である。 IO・・・・ベランダ 13・・・・孔部 20・・・・避難装置 21・・・・収納枠 30・・・・固定枠 31・・・・開口部 40.60・・・・係止機構 41.61・・・・被係止部 42.62・・・・係止部 特許出願人 株式会社 ナカ技術研究所第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)方形状の開口部を有する固定枠をベランダ基部に
    形成される孔部の内壁面に固定し、上記固定枠の開口部
    に方形状の収納枠を嵌合させるとともに、固定枠の内壁
    面と収納枠の外壁面との対応する適宜位置に形成される
    係止機構を介して固定枠に収納枠を着脱可能に固定して
    なることを特徴とする避難装置の取付構造。
JP10602689A 1989-04-27 1989-04-27 避難装置の取付構造 Pending JPH02285190A (ja)

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JP10602689A JPH02285190A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 避難装置の取付構造

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JP10602689A JPH02285190A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 避難装置の取付構造

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JPH02285190A true JPH02285190A (ja) 1990-11-22

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ID=14423130

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JP10602689A Pending JPH02285190A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 避難装置の取付構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029629B1 (ko) * 2009-03-25 2011-04-15 김문찬 해치형 피난장치의 철골조 시공법
KR101118629B1 (ko) * 2011-11-15 2012-03-06 주식회사 세이프테크코리아 바닥피난장치의 함체 설치 공법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249252A (en) * 1975-10-16 1977-04-20 Kansai Paint Co Ltd Method for coting powder coating compounds

Patent Citations (1)

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