JPH02284704A - 冷間圧延用ステンレス予備処理鋼帯の製造方法 - Google Patents
冷間圧延用ステンレス予備処理鋼帯の製造方法Info
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- JPH02284704A JPH02284704A JP10470089A JP10470089A JPH02284704A JP H02284704 A JPH02284704 A JP H02284704A JP 10470089 A JP10470089 A JP 10470089A JP 10470089 A JP10470089 A JP 10470089A JP H02284704 A JPH02284704 A JP H02284704A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
- B21B27/10—Lubricating, cooling or heating rolls externally
-
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- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/227—Surface roughening or texturing
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は、浸れた表面光沢を有するステンレス冷延鋼帯
を有利に生産し得る冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処
理に関する。
を有利に生産し得る冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処
理に関する。
し従来の技術]
従来、ステンレス冷延鋼帯は、熱延鋼帯を焼鈍酸洗し、
酸洗された表面のまま、ワークロール?1150 m
mφ以下のゼンジミアミル等において大量の圧延油を供
給した冷間圧延を施した後、仕上焼鈍酸洗又は仕−ト光
輝焼鈍し、圧1゛率1.2%以下の仕玉i11貫圧延を
施して製造していた。
酸洗された表面のまま、ワークロール?1150 m
mφ以下のゼンジミアミル等において大量の圧延油を供
給した冷間圧延を施した後、仕上焼鈍酸洗又は仕−ト光
輝焼鈍し、圧1゛率1.2%以下の仕玉i11貫圧延を
施して製造していた。
これら工程を経て製造されたステンレス冷延鋼帯は、例
えば、S 11 S 430に代表されるフェライ1へ
系の場合、製造後の表面のまま使用される場合か多く、
仕上調質圧延後の製品に優れた表面光沢か請求される。
えば、S 11 S 430に代表されるフェライ1へ
系の場合、製造後の表面のまま使用される場合か多く、
仕上調質圧延後の製品に優れた表面光沢か請求される。
又、511S304に代表されるオーステナイト系の場
合、仕上調質圧延後にハフ研磨を施す場合か多く、この
パフ研磨後に優れた表面光沢を呈することが重要である
。
合、仕上調質圧延後にハフ研磨を施す場合か多く、この
パフ研磨後に優れた表面光沢を呈することが重要である
。
そこで、従来、ゼンジミアミル等の小径ワークロールを
用いる冷間圧延において、例えは、特公昭57−133
62号公報に示されるロール粗さを工夫する方法等が採
られていた。然し、この方法を用いても、熱延後、冷間
圧延前に焼鈍酸洗した鋼帯表面の著しく大きい粗さか、
冷間圧延後まて残留する結果、表面光沢は満足てきるも
のではなかった。
用いる冷間圧延において、例えは、特公昭57−133
62号公報に示されるロール粗さを工夫する方法等が採
られていた。然し、この方法を用いても、熱延後、冷間
圧延前に焼鈍酸洗した鋼帯表面の著しく大きい粗さか、
冷間圧延後まて残留する結果、表面光沢は満足てきるも
のではなかった。
又、一方、圧延時間を大幅に短縮して高能率にステンレ
ス冷延鋼帯を製造するものとして、 150mIIlφ
以上の大径ワークロールで冷間圧延する方法が採られて
いる。然し、大径ワークロールで冷間圧延した鋼帯の表
面粗さは前述の通り熱延鋼帯を焼鈍酸洗した表面の著し
く大きい粗さが冷間圧延後に残留し、然も、小径ワーク
ロールを用いる冷間圧延に比べて更に大きい粗さとして
残留するため、その製品は、表面光沢を要求される用途
には全く適用てきなかった。
ス冷延鋼帯を製造するものとして、 150mIIlφ
以上の大径ワークロールで冷間圧延する方法が採られて
いる。然し、大径ワークロールで冷間圧延した鋼帯の表
面粗さは前述の通り熱延鋼帯を焼鈍酸洗した表面の著し
く大きい粗さが冷間圧延後に残留し、然も、小径ワーク
ロールを用いる冷間圧延に比べて更に大きい粗さとして
残留するため、その製品は、表面光沢を要求される用途
には全く適用てきなかった。
そこて、この種の表面光沢低下問題を解決する方法とし
て、従来、例えば、特開昭61−49701号公報等の
ワークロール径の組み合わせを工夫する方法か開示され
ている。これは、ゴールドダストと称する瘉を防止する
方法であり、表面光沢そのものを向上する本出願とは目
的を異にするものであるが、この方法を採用した場合、
前述の特公昭5713362号公報に記載の技術と同様
に、熱延後に焼鈍酸洗した鋼帯の表面の著しく大きい粗
さが冷間圧延後に残留し、製品の表面光沢は不充分であ
って、更に改良を必要としていた。
て、従来、例えば、特開昭61−49701号公報等の
ワークロール径の組み合わせを工夫する方法か開示され
ている。これは、ゴールドダストと称する瘉を防止する
方法であり、表面光沢そのものを向上する本出願とは目
的を異にするものであるが、この方法を採用した場合、
前述の特公昭5713362号公報に記載の技術と同様
に、熱延後に焼鈍酸洗した鋼帯の表面の著しく大きい粗
さが冷間圧延後に残留し、製品の表面光沢は不充分であ
って、更に改良を必要としていた。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、センシミアミル等の小径ワークロールを用い
る圧延、冷間タンデムミル等の大径ワークロールを用い
る圧延及びこれらを組み合わせた冷間圧延において、従
来からかかえていた表面光沢低下問題を解決することを
目的とする。
る圧延、冷間タンデムミル等の大径ワークロールを用い
る圧延及びこれらを組み合わせた冷間圧延において、従
来からかかえていた表面光沢低下問題を解決することを
目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、前述の問題を解決し、優れた表面光沢を有す
るステンレス冷延鋼帯を製造するため、冷間圧延に先立
ってステンレス鋼帯を予備処理する方法を提供するもの
である。
るステンレス冷延鋼帯を製造するため、冷間圧延に先立
ってステンレス鋼帯を予備処理する方法を提供するもの
である。
即ち、本発明は、熱間圧延終了後のステンレス鋼帯を焼
鈍した後、表面性状調整処理を施して、鋼帯表面粗さを
平均粗さRa 2μm以下とした後、更にロール表面に
厚み1μm以下の液体潤滑剤を塗布し、5%を超える圧
下率のもとで圧延するようにしたものである。
鈍した後、表面性状調整処理を施して、鋼帯表面粗さを
平均粗さRa 2μm以下とした後、更にロール表面に
厚み1μm以下の液体潤滑剤を塗布し、5%を超える圧
下率のもとで圧延するようにしたものである。
[作用]
以下、本発明について詳細に説明する。
従来、ステンレス冷延鋼帯の表面光沢を良好にするには
、その製品の表面粗さを左右する冷間圧延後の鋼帯の表
面粗さを低減すると良いことが知られていた。
、その製品の表面粗さを左右する冷間圧延後の鋼帯の表
面粗さを低減すると良いことが知られていた。
然しなから、本発明者らの検討において、上述の冷間圧
延後の鋼帯の表面粗さは、冷間圧延Witの鋼帯、即ち
、熱延後に焼鈍酸洗した鋼帯の表面粗さの一部が冷間圧
延後に残存するものであることを見い出した。
延後の鋼帯の表面粗さは、冷間圧延Witの鋼帯、即ち
、熱延後に焼鈍酸洗した鋼帯の表面粗さの一部が冷間圧
延後に残存するものであることを見い出した。
そこで、熱延後に焼鈍酸洗した鋼帯の表面粗さの影響に
ついて、以下に説明する。最終仕上製品て平均粗さRa
0.1μm以下の表面粗さを得ることを目標とするステ
ンレス冷延鋼帯の製造において、熱延鋼帯を焼鈍酸洗し
た直後の鋼帯表面粗さは、酸洗時のショツトブラスト等
の機械的脱スケール処理及び硫酸等の情により、平均粗
さRa 2〜4μmと著しく大きな粗さを有している。
ついて、以下に説明する。最終仕上製品て平均粗さRa
0.1μm以下の表面粗さを得ることを目標とするステ
ンレス冷延鋼帯の製造において、熱延鋼帯を焼鈍酸洗し
た直後の鋼帯表面粗さは、酸洗時のショツトブラスト等
の機械的脱スケール処理及び硫酸等の情により、平均粗
さRa 2〜4μmと著しく大きな粗さを有している。
ところで、一般に、冷間圧延時には圧延機入側より大量
の圧延油がロールハイドに供給される。
の圧延油がロールハイドに供給される。
これは、鋼帯表面及びロール表面に対し、圧延油による
潤滑と冷却を同時に実施して、ヒートスI−リーク等の
焼イ1き疵発生を防止し、安定して鋼帯を製造するため
に行なわれる。従って、冷間圧延の入側において、鋼帯
表面に数μI11厚み以十の大量の圧延油が付着し、熱
延後の焼鈍酸洗により上述の如くに生している鋼帯表面
の著しく大きい粗さの凹みに油か充満しロールハイ1〜
にかみ込まれる。この凹みに充満した油は、ロールバイ
トの中でロールど鋼帯か接触している間、逃げ場かなく
なり封し込められたまま圧延されることになる。
潤滑と冷却を同時に実施して、ヒートスI−リーク等の
焼イ1き疵発生を防止し、安定して鋼帯を製造するため
に行なわれる。従って、冷間圧延の入側において、鋼帯
表面に数μI11厚み以十の大量の圧延油が付着し、熱
延後の焼鈍酸洗により上述の如くに生している鋼帯表面
の著しく大きい粗さの凹みに油か充満しロールハイ1〜
にかみ込まれる。この凹みに充満した油は、ロールバイ
トの中でロールど鋼帯か接触している間、逃げ場かなく
なり封し込められたまま圧延されることになる。
一/aに、圧延油を含めた液体は、空気等の気体に比較
して著しく圧縮され難いので、圧延中に油を充満した凹
みは、圧延前よりいくらか小さくなるが、大部分が圧延
後も残留する。
して著しく圧縮され難いので、圧延中に油を充満した凹
みは、圧延前よりいくらか小さくなるが、大部分が圧延
後も残留する。
以1−により、冷間圧延前の鋼帯の表面粗さか、冷間圧
延後も残留し、製品の表面光沢を著しく損なうわけであ
る。
延後も残留し、製品の表面光沢を著しく損なうわけであ
る。
従って、表面光沢の良好な鋼帯を得るためには、予め、
冷間圧延前の鋼帯表面の凹凸を小さくすると良いことか
理解される。
冷間圧延前の鋼帯表面の凹凸を小さくすると良いことか
理解される。
即ち、−F述の知見より、圧延油等の液体を用いない無
潤滑圧延を、冷間圧延前の鋼帯に施すと良いのである。
潤滑圧延を、冷間圧延前の鋼帯に施すと良いのである。
ところか、無潤滑圧延を施すとロールと鋼帯か炉付いて
摩擦係数か著しく大きくなり、圧延荷重か著しく大きく
なり、又、同時に、鋼帯表面の凹凸を充分低減させるの
に必要圧下率が採れない場合が生した。
摩擦係数か著しく大きくなり、圧延荷重か著しく大きく
なり、又、同時に、鋼帯表面の凹凸を充分低減させるの
に必要圧下率が採れない場合が生した。
そこで、本発明者らは、以下の2点を同時に両立させる
ステンレス鋼帯の予備処理方法を検討した。
ステンレス鋼帯の予備処理方法を検討した。
(11予備処理圧延時に、ロールと鋼帯が焼付かないこ
と。
と。
(2)熱延鋼帯を焼鈍酸洗した後の鋼帯表面の凹凸な冷
間圧延後に残留させない程度に、予備処理可能なこと。
間圧延後に残留させない程度に、予備処理可能なこと。
その結果、以下の方法があることが認められた。
(A)ロール表面にごく薄い液体の膜を形成させ潤滑す
る方法。
る方法。
CB)表面処理したロールて憲潤滑圧延する方法。
ここで、上記(B)のロールの表面処理活用方法は、従
来知られている表面処理を種々試みたが、無垢ロールに
比べて焼付防止効果を有するものの禾だ不充分である。
来知られている表面処理を種々試みたが、無垢ロールに
比べて焼付防止効果を有するものの禾だ不充分である。
これに比べて一上記(A)の薄膜潤滑方法は、液体の膜
か薄いにもかかわらず、焼付防止効果か著しく大きい。
か薄いにもかかわらず、焼付防止効果か著しく大きい。
又、液体の膜厚を薄くするほど、熱延後に焼鈍酸洗した
鋼帯の表面凹凸を充分低減できる。本発明者らの検討で
は、ロール表面の膜厚な1μm以下にすると大部分の前
記表面凹凸を消去でき、然も、膜厚0.5μm以下にす
ると更に良いこと、又反面、II!!厚が1μmを超え
ると凹凸が多量に残留し、その後の冷間圧延においても
消去てきないことを把握した。
鋼帯の表面凹凸を充分低減できる。本発明者らの検討で
は、ロール表面の膜厚な1μm以下にすると大部分の前
記表面凹凸を消去でき、然も、膜厚0.5μm以下にす
ると更に良いこと、又反面、II!!厚が1μmを超え
ると凹凸が多量に残留し、その後の冷間圧延においても
消去てきないことを把握した。
尚、液体潤滑剤として、水、スキンバス油、圧延油、圧
延油エマルション等何れも焼付防止効果、表面凹凸低減
効果を有するが、望ましくは1〜15cSt稈度の粘度
を有する液体潤滑剤が良い。
延油エマルション等何れも焼付防止効果、表面凹凸低減
効果を有するが、望ましくは1〜15cSt稈度の粘度
を有する液体潤滑剤が良い。
ここて、予備処理圧延時に5%を超える圧T’ 5Mが
必要な理由は以下の通りである。
必要な理由は以下の通りである。
本発明者らの検討において、T−備処理圧延時にその圧
下率を種々変更して、熱延後に焼鈍酸洗した鋼−!1v
を通板し、その後、冷間圧延、什−に焼鈍酸洗又は仕上
光輝焼鈍、及び、仕上調質圧延を施して什−Lけたステ
ンレス冷延鋼帯の表面光沢を調査した。
下率を種々変更して、熱延後に焼鈍酸洗した鋼−!1v
を通板し、その後、冷間圧延、什−に焼鈍酸洗又は仕上
光輝焼鈍、及び、仕上調質圧延を施して什−Lけたステ
ンレス冷延鋼帯の表面光沢を調査した。
その結果、ゼンジミアミル等の小径ワークロールを用い
た圧延、冷間タンデムミル等の大径ワークロールを用い
た圧延、及び、これらを組み合わせた冷間圧延何れの場
合においても、予備処理圧延時の圧下率を変化させると
、圧下率5%以下では表面光沢は殆ど改善されないが、
5%を超えると著しく良好となる。
た圧延、冷間タンデムミル等の大径ワークロールを用い
た圧延、及び、これらを組み合わせた冷間圧延何れの場
合においても、予備処理圧延時の圧下率を変化させると
、圧下率5%以下では表面光沢は殆ど改善されないが、
5%を超えると著しく良好となる。
ここて、更に鋼帯の表面光沢を向上する方法を検討した
。
。
本発明の5%を超える圧下率のもとで、jTJ−み 1
μm以下の液体潤滑剤をロール表面に塗布したまま予備
処理圧延する方法において、予備処理圧延入側の鋼帯、
即ち、熱延鋼帯を焼鈍し、メカニカル脱スケール及び酸
洗等の表面性状調整処理を施した後のw4帯の表面粗さ
は、予備処理圧延出側の鋼帯の表面粗さに影響を及ぼし
、例えば、表面性状調整処理後の鋼帯の表面粗さが小さ
いほど、予備処理圧延後の鋼帯の表面粗さは小さくなる
。その結果、厚み1μm以下の液体潤滑剤をロール表面
に塗布する予処理圧延を施した鋼帯な、その後、圧延油
を大量に供給する冷間圧延を施して仕上焼鈍酸洗及び仕
上調質圧延したステンレス冷延鋼帯は、その表面光沢か
向」ニする場合かあることを見い出した。
μm以下の液体潤滑剤をロール表面に塗布したまま予備
処理圧延する方法において、予備処理圧延入側の鋼帯、
即ち、熱延鋼帯を焼鈍し、メカニカル脱スケール及び酸
洗等の表面性状調整処理を施した後のw4帯の表面粗さ
は、予備処理圧延出側の鋼帯の表面粗さに影響を及ぼし
、例えば、表面性状調整処理後の鋼帯の表面粗さが小さ
いほど、予備処理圧延後の鋼帯の表面粗さは小さくなる
。その結果、厚み1μm以下の液体潤滑剤をロール表面
に塗布する予処理圧延を施した鋼帯な、その後、圧延油
を大量に供給する冷間圧延を施して仕上焼鈍酸洗及び仕
上調質圧延したステンレス冷延鋼帯は、その表面光沢か
向」ニする場合かあることを見い出した。
そこで、熱延鋼帯を焼鈍し、メカニカル脱スケール及び
酸洗等の表面性状調整処理を施した後の鋼帯の表面粗さ
を種々変えて、本発明のT一端処理圧延を施し、その後
、圧延油を大量に供給する冷間圧延、仕」二焼鈍酸洗及
び仕上調質圧延した後、そのステンレス冷延鋼帯の表面
光沢を調査した。
酸洗等の表面性状調整処理を施した後の鋼帯の表面粗さ
を種々変えて、本発明のT一端処理圧延を施し、その後
、圧延油を大量に供給する冷間圧延、仕」二焼鈍酸洗及
び仕上調質圧延した後、そのステンレス冷延鋼帯の表面
光沢を調査した。
その結果、従来平均粗さRaが2〜4μlと著しく粗さ
の大きかった表面性状7I整処理後の鋼帯表面粗さを、
平均粗さRa 2μm以下とすることにより、ステンレ
ス冷延鋼帯の表面光沢か著しく向上することを見い出し
た。
の大きかった表面性状7I整処理後の鋼帯表面粗さを、
平均粗さRa 2μm以下とすることにより、ステンレ
ス冷延鋼帯の表面光沢か著しく向上することを見い出し
た。
尚、ここで、鋼帯の表面性状調整処理方法としては、酸
洗のみによるものの他、メカニカル脱スケールとしてシ
ョツトブラスト、液体ホーニング、テンションレベラー
、ブラシ等の機械処理によるもの、或いはペースト電解
等の化学処理によるもの等を広く用いることができる。
洗のみによるものの他、メカニカル脱スケールとしてシ
ョツトブラスト、液体ホーニング、テンションレベラー
、ブラシ等の機械処理によるもの、或いはペースト電解
等の化学処理によるもの等を広く用いることができる。
[実施例]
本発明方法に従っ°C1熱延後に焼鈍酸洗し、更に表面
粗さを平均粗さRa 2μ鴎以下としたフェライト系ス
テンレス鋼の例としての5US430鋼帯、及び、オー
ステナイト系ステンレス鋼の例としての5US304鋼
帯を、第1表〜第3表に例として示す圧r率のもと、液
体潤滑剤としてはスキンパス油を供給して予備処理圧延
し、その後、冷間圧延な実施し、仕十焼鈍酸洗又は仕上
光輝・焼鈍して、各々仕上調質圧延した。尚、3033
04の仕−F焼鈍酸洗を施した鋼帯は、仕上調質圧延後
、更にハフ研磨を同一条件で施した。
粗さを平均粗さRa 2μ鴎以下としたフェライト系ス
テンレス鋼の例としての5US430鋼帯、及び、オー
ステナイト系ステンレス鋼の例としての5US304鋼
帯を、第1表〜第3表に例として示す圧r率のもと、液
体潤滑剤としてはスキンパス油を供給して予備処理圧延
し、その後、冷間圧延な実施し、仕十焼鈍酸洗又は仕上
光輝・焼鈍して、各々仕上調質圧延した。尚、3033
04の仕−F焼鈍酸洗を施した鋼帯は、仕上調質圧延後
、更にハフ研磨を同一条件で施した。
尚、第1表は、冷間タンデムミルによる大径ワークロー
ルを用いる冷間圧延の場合、第2表は、ゼンジミアミル
による小径ワークロールを用いる冷間圧延の場合、第3
表は、冷間タンデムミルによる圧延後にゼンジミアミル
て冷間圧延した場合を示す。
ルを用いる冷間圧延の場合、第2表は、ゼンジミアミル
による小径ワークロールを用いる冷間圧延の場合、第3
表は、冷間タンデムミルによる圧延後にゼンジミアミル
て冷間圧延した場合を示す。
これらステンレス冷延鋼帯の表面光沢について、その目
視判定結果を第1表〜第3表に併せて示した。尚、目視
判定は、光沢の良好な順に特A及びA〜Dの5段階とし
た。
視判定結果を第1表〜第3表に併せて示した。尚、目視
判定は、光沢の良好な順に特A及びA〜Dの5段階とし
た。
又、従来の製造方法で得られたステンレス冷延鋼帯、及
び、比較として、表面性状調整処理を施して平均粗さR
aを2μ層以下とし、その後、予備処理圧延時に、従来
の冷間圧延と同しく厚み 1μ重を超える状態で液体潤
滑剤を供給する方法で得られたステンレス冷延鋼帯の表
面光沢の目視↑」1定結果も併せて示した。
び、比較として、表面性状調整処理を施して平均粗さR
aを2μ層以下とし、その後、予備処理圧延時に、従来
の冷間圧延と同しく厚み 1μ重を超える状態で液体潤
滑剤を供給する方法で得られたステンレス冷延鋼帯の表
面光沢の目視↑」1定結果も併せて示した。
フェライト系5US430鋼帯及びオーステナイト系S
IJ S 304鋼帯のいずれの場合も、第1表〜第
3表に示す冷間タンデムミル等の大径ワークロールを用
いる圧延、ゼンジミアミル等の小径ワークロールを用い
る圧延、及びこれらを組み合わせた圧延各々において、
本発明方法により予備処理を施して製造したステンレス
冷延鋼帯は、従来方法で製造した鋼帯に比べて著しく良
好な表面光沢を有しており、本発明方法は表面光沢向上
に著しく有効であることが明らかである。
IJ S 304鋼帯のいずれの場合も、第1表〜第
3表に示す冷間タンデムミル等の大径ワークロールを用
いる圧延、ゼンジミアミル等の小径ワークロールを用い
る圧延、及びこれらを組み合わせた圧延各々において、
本発明方法により予備処理を施して製造したステンレス
冷延鋼帯は、従来方法で製造した鋼帯に比べて著しく良
好な表面光沢を有しており、本発明方法は表面光沢向上
に著しく有効であることが明らかである。
[発明の効果]
以上の通り、本発明方法により予備処理して製造したス
テンレス冷延鋼帯はき従来の方法により製造したステン
レス冷延鋼帯に比べ、著しく優れた表面光沢を有する。
テンレス冷延鋼帯はき従来の方法により製造したステン
レス冷延鋼帯に比べ、著しく優れた表面光沢を有する。
特に、冷間タンデムミル等の大径ワークロールを用いた
圧延の場合、従来全く到達不可能であったゼンジミアミ
ル等を用いた製品と同等以上の優れた表面光沢か得られ
、大量生産向きのタンデムミルを利用して能率良く、か
つ、品質の良い製品を供給できる。
圧延の場合、従来全く到達不可能であったゼンジミアミ
ル等を用いた製品と同等以上の優れた表面光沢か得られ
、大量生産向きのタンデムミルを利用して能率良く、か
つ、品質の良い製品を供給できる。
Claims (1)
- (1)熱間圧延終了後のステンレス鋼帯を焼鈍した後、
表面性状調整処理を施して、鋼帯表面粗さを平均粗さR
a2μm以下とした後、更にロール表面に厚み1μm以
下の液体潤滑剤を塗布し、5%を超える圧下率のもとで
圧延することを特徴とする冷間圧延用ステンレス予備処
理鋼帯の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10470089A JPH0739003B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 冷間圧延用ステンレス予備処理鋼帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10470089A JPH0739003B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 冷間圧延用ステンレス予備処理鋼帯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02284704A true JPH02284704A (ja) | 1990-11-22 |
JPH0739003B2 JPH0739003B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=14387758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10470089A Expired - Lifetime JPH0739003B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 冷間圧延用ステンレス予備処理鋼帯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739003B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114713653A (zh) * | 2022-03-24 | 2022-07-08 | 上海工程技术大学 | 一种车用螺纹齿长杆零件加工方法及成型模具组件 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP10470089A patent/JPH0739003B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114713653A (zh) * | 2022-03-24 | 2022-07-08 | 上海工程技术大学 | 一种车用螺纹齿长杆零件加工方法及成型模具组件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0739003B2 (ja) | 1995-05-01 |
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