JPH02283779A - 鉛蓄電池ガラスマツト用バインダーの製法 - Google Patents

鉛蓄電池ガラスマツト用バインダーの製法

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JPH02283779A
JPH02283779A JP1018282A JP1828289A JPH02283779A JP H02283779 A JPH02283779 A JP H02283779A JP 1018282 A JP1018282 A JP 1018282A JP 1828289 A JP1828289 A JP 1828289A JP H02283779 A JPH02283779 A JP H02283779A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鉛蓄電池において電極のセパレーター用の
ガラスマットに対するバインダーの製法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般に鉛蓄電池は、第2図および第3図に示すようにP
bO,からなる陽極板3と、Pbからなる陰極板4とを
交互に所定間隔で配設し、上記両極板3.4の間にガラ
スベーパー5とガラスマツトロとを重ね合わせたセパレ
ーターを配挿し、全体をH,So、溶液からなる電解液
に浸漬して構成されている。7は、ボールである。この
種のガラスマツトロは、電解液に対する耐久性があるこ
とはもとより、電解液の浸透性が良好であり、しかも機
械的強度の高いことが求められる。すなわち、上記鉛蓄
電池の組み立て工程においては、上記陽極板3および陰
極板4の間にガラスマツトロとガラスペーパー5とを重
ね合わせたセパレーターを打ち込むものであり、その打
ち込み作業に充分耐えて上記電極を保持するだけの強度
が要求され、かつ電解液に侵されず、しかも電池電力の
発生の見地から電解液の流通性に富んでいることが要求
される。このような観点から、上記ガラスマツトロには
、耐酸性に優れたアクリル酸系重合体が上記ガラスマツ
トロの繊維組織を結合し補強するためのバインダーとし
て利用されている。そして、上記アクリル酸系重合体の
補強効果をさらに高めるため、アクリル酸、メタクリル
酸等の重合性不飽和カルボン酸とともに、各種の熱架橋
性単量体を用い、これらを共重合させることが行われて
いる。例えば、上記熱架橋性単量体として、水酸基やグ
リシジル基を有する単量体を併用する(特公昭57−2
6546号公報)ことやグリシジル基やN−アルキロー
ル基を有する単量体を併用する(特開昭61−2883
70号公報)こと、ならびに、有機珪素単量体を使用す
る(特開昭59−203738号公報、特開昭61−1
55763号公報)ことがあげられる。しかしながら、
これらの熱架橋性単量体が共重合されているアクリル酸
共重合体バインダーにおいては、経日により、分子構造
中の、熱架橋性単量体から誘導された部分と、重合性不
飽和カルボン酸から誘導された部分との間に架橋反応が
生起するものであり、ガラスマツトロに対して施工する
前にこのような現象が起こると、ガラスマツトロに対す
る補強効果が小さくなるという問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記鉛蓄電池ガラスマット用バインダーには、ガラスマ
ットの機械的強度を補強させることはもとより、電解液
をよりよく流通させるためガラスマットに対するバイン
ダーの付着量を少なくすることが求められている。すな
わち、バインダーの付着量を少なくして、しかも機械的
強度を適正に発現させるためには、バインダーがガラス
マットの表面のみならず内部にまで均一に付着すること
が望ましい。この見地からバインダーの粘度を高くする
ことが考えられ、使用に際してアルカリを添加すること
により、アクリル酸共重合体系バインダーの粘度を高め
ることが提案されている(特公昭4B−277093号
公報)。しかしながら、上記アルカリ増粘型のバインダ
ーにおいても、熱架橋性単量体と重合性不飽和カルボン
酸とが共重合しているアクリル酸共重合体を主成分とし
て使用している。このような構造の共重合体では、先に
述べた共重合体と同様、熱架橋性単量体部分とカルボン
酸部分とが架橋反応し、経口によって、アルカリ性物質
を用いて増粘させて得られる粘度の発現性(以下「アル
カリ増粘性」と略す)やガラス繊維に対する密着性のよ
うな特性が大幅に低下する。したがって、これを主成分
とする上記バインダーでは、上記特性が経口によって大
幅に低下する。また、上記バイ゛ンダーに有機珪素単量
体を含有させ、ガラス繊維に対する密着性を強化したも
のも提案されている(特開昭5−9−203738号公
報)。このバインダーは、上記有機珪素単量体によって
ガラス繊維に対する密着性は増しているものの、バイン
ダーの主成分は、熱架橋性単量体と重合性不飽和・カル
ボン酸を共重合させたアクリル酸共重合体であり、やは
り架橋反応の生起によりそのアルカリ増粘性やガラス繊
維に対する密着性が経口で大きく低下する。このような
不都合を解消するため、有機珪素化合物の添加により、
経口によるガラス繊維へのバインダー密着性低下を回復
する方法が提案されている(特開昭61−288370
号公報)。しかし、この方法では、バインダーを使用す
る直前に有機珪素単量体を添加することが必要となり、
操作が煩雑になるうえ、経口によるアルカリ増粘性の低
下は改善することができない。このように、従来では、
バインダーの付着量を少なくしながら充分な機械強度を
発揮し、しかも経日によってバインダー特性の低下しな
いガラスマット用バインダーは存在していないのが実情
である。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、付
着量を少なくしても充分な機械強度を発現し、しかも経
日によってバインダー特性の低下することのない鉛蓄電
池ガラスマット用バインダーの提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明の鉛蓄電池ガラス
マット用バインダーの製法は、下記の(A)成分と(B
)成分を混合し乳化重合させるという構成をとる。
(A)熱架橋性単量体(a)と、(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル(ロ)とを必須成分とする混合原料を、
乳化重合工程を経由させることにより得られた水性分散
液。
(B)重合性不飽和カルボン酸(c)と、(メタ)アク
リル酸アルキルエステルb)とを必須成分とする単量体
混合物。
〔作用〕
すなわち、本発明者らは、長期にわたって保存しておい
た後でも、アルカリ物質(アミン等の塩基性物質も含む
)の添加により増粘させれば、常に所定の粘度が得られ
ると同時に、初期状態と同様の機械的強度等を発現しう
るバインダーの開発を目的として、一連の研究を重ねた
。この研究の過程で、本発明者らは、重合性不飽和カル
ボン酸部分と熱架橋性単量体部分とが相互に接触しない
ようにすれば、上記両部分の架橋が生じなくなると想起
した。そして、これを中心にさらに研究を重ねた結果、
2段重合によって、バインダー粒子をコア部とシェル部
を有する2層構造にし、コア部に熱架橋性単量体部分を
配設し、これの外周のシェル部に重合性不飽和カルボン
酸部分を配設すると、保存中においては両部分が接触し
ないため架橋反応が生起せず、使用に際してアルカリ物
質を添加すると、シェル部に存在する重合性不飽和カル
ボン酸部分でカルボキシル基の解離が生起して増粘効果
が得られ、またガラスマットの付着段階でシェル部とコ
ア部との界面が崩れシェル部の重合性不飽和カルボン酸
部分とコア部の熱架橋性単量体部分とが接触し、両部分
による架橋反応の生起により充分な機械強度がガラスマ
ットに付与されるようになることを見出しこの発明に到
達した。
この発明に係るバインダー粒子は、第1図の模式図に示
すように、コア部2が熱架橋性単量体部分を有するアク
リル酸アルキルエステル重合体からなり、シェル部1が
重合性不飽和カルボン酸とアクリル酸アルキルエステル
との共重合体によって構成されている。
この発明は、先に述べたように、2段重合によって、上
記構造のバインダー粒子を含むバインダーを得るもので
あり、1段目の乳化重合によって、熱架橋性単量体と、
(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体を形
成し、これを重合種(乳化重合の核になる粒子のこと)
として、2段目の乳化重合を行わせる。これにより、上
記重合種の粒子の外周に、重合性不飽和カルボン酸と(
メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体からな
るシェルが形成される。これについてより詳しく説明す
ると、この発明は、上記1段目の乳化重合によって得ら
れた、上記重合種を含む水性分散液を(A)成分とし、
2段目の乳化重合を行うために使用する重合性不飽和カ
ルボン酸と、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの
単量体混合物を(B)成分とし、両者を混合し乳化重合
させるものである。
上記(A)成分の水性分散液は、熱架橋性単量体(a)
と(メタ)アクリル酸アルキルエステル(ハ)とを必須
成分とする混合原料を使用し、これを乳化重合工程を経
由させることによって得られるものである。
上記熱架橋性単量体(a)としては、(メタ)アクリル
酸グリシジルやアリルグリシジルのようなエポキシ基を
有する単量体や、(メタ)アクリル酸ヒドロキシルエチ
ル、 (メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルのような
水酸基を有する単量体があげられる。また、水酸基を有
する単量体としては、これ以外にアクリル酸もしくはメ
タクリル酸とポリエチレングリコールとのモノエステル
やジエステルがあげられ、さらにアクリル酸もしくはメ
タクリル酸とエチレングリコールまたは1.3−ブチレ
ングリコールのような二価アルコールとのジエステルが
あげられる。また、上記のような単量体の他、N−メチ
ロール(メタ)アクリルアミド。
N−メトキメチル(メタ)アクリルアミドのようなN−
アルキロール基を有する単量体もあげられる。さらに、
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン
、アリルエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシ
プロピルメチルジメトキシシラン、γ−(メタ)アクリ
ロキシプロピルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン
2−スチリルエチルトリメトキシシランのような加水分
解性シリル基を有する単量体も使用することができる。
熱架橋性単量体(a)としては、上記の単量体を適宜に
選択し、単独でもしくは併用することが行われる。
上記熱架橋性単量体(a)の混合原料(1段目の乳化重
合の原料)中に占める割合は、1〜30重量%(以下「
%」と略す)の範囲に設定することが好適である。すな
わち、これが1%未満になると、架橋反応によるバイン
ダー被膜強度の向上効果が不充分となり、ガラスマット
の機械的強度の向上が充分に実現しなくなる。逆に、3
0%を越えると、乳化重合の不安定化現象や、バインダ
ーの造膜不良が生ずる傾向が見られるからである。
上記熱架橋性単量体(a)と共重合させる(メタ)アク
リル酸アルキルエステル(b)としては、通常、炭素数
1〜18の直鎖状もしくは分枝状脂肪族アルキルエステ
ルまたは脂環式アルキルアルコールと、(メタ)アクリ
ル酸とのエステル化合物が使用される。例えば、アクリ
ル酸もしくはメタクリル酸のメチル、エチル、ブチル、
2−エチルヘキシル、ステアリルあるいはシクロヘキシ
ルエステルなどがあげられる。これらのエステルは、単
独で使用してもよいし併用しても差支えはない。このよ
うなエステル(b)の混合原料中に占める割合は、30
〜99%に設定することが好適である。すなわち、30
%を下回ると、バインダーの耐水性。
耐酸性が不充分となる傾向が見られるからである。
上記混合原料は、熱架橋性単量体(a)と(メタ)アク
リル酸アルキルエステル(b)とを必須成分とするもの
であり、場合によってはその他の重合性単量体(d)が
任意成分として含まれる。上記単量体(d)の使用量は
、例えば、上記混合原料の0〜69%を占めるように設
定される。ここで、上記その他の重合性単量体(イ)と
しては、上記(a)、’ (b)と共重合可能な公知の
単量体が用いられ、とりわけスチレンを使用することが
好ましい。しかしながら、スチレン以外に、酢酸ビニル
、アクリロニトリル。
塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビ
ニリデン、エチレン、プロピレン ブタジェン、イソプ
レン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレートなどが好
適な例としてあげられ、単独でもしくは併せて使用され
る。なお、少量(上記混合原料中0.1〜4%程度)で
あれば、後記の重合性不飽和カルボン酸(c)を任意成
分として上記混合原料に使用することは可能である。
上記(A)成分の水性分散液は、上記(a)、 (b)
ならびに必要性に応じて用いられる(d)成分からなる
混合原料を乳化重合工程を経由させることにより得られ
るものである。この乳化重合は、特に限定するものでは
なく、公知の方法が行われる。これにより、上記各(a
)、 (b)、 (d)成分を共重合成分とするアクリ
ル酸アルキルエステル共重合体が得られ、これが2段目
の乳化重合における重合種となる。
上記(A)成分の水性分散液と乳化重合させる(B)成
分の単量体混合物は、重合性不飽和カルボン酸(c)と
(メタ)アクリル酸アルキルエステル(b)とを必須成
分とするものである。
上記重合性不飽和カルボン酸(c)としては、分子中に
カルポキシルキを1個以上有するものが用いられ、例え
ば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸のような不
飽和−塩基酸や、マレイン酸。
フマル酸、イタコン酸のような不飽和二塩基酸が用いら
れる。さらに、これ以外に、炭素数1〜17のアルキル
アルコールと不飽和二塩基酸とのモノエステル化合物や
、二価アルコールと低級−価アルコールとのモノエーテ
ルと不飽和二i1mとのモノエステル化合物等があげら
れる。これらの化合物は、単独でもしくは併せて使用さ
れる。
上記重合性不飽和カルボン酸(c)は、上記(B)成分
の単量体重合体中に5〜35%の割合で含有されるよう
にすることが好適である。すなわち、これの含有量が5
%未満になると、バインダー付着量およびマイグレーシ
ョン防止に影響するアルカリ増粘性や、ガラス繊維に対
するバインダーの密着性が不充分となり、ガラスマット
に対する機械的強度の向上効果が不充分になる傾向がみ
られるからである。逆に、35%を越えると、バインダ
ーの耐水性、耐酸性が不充分となりまた乳化重合の不安
定化が生じるからである。
上記重合性不飽和カルボン酸(c)とともに使用される
(メタ)アクリル酸アルキルエステル(b)は、上記(
A)成分の水性分散液に用いられたと同様のものが使用
される。この場合、(A)成分で使用したエステルと(
B)成分で使用するものとは同一であってもよいし、異
なっていても差し支えはない。
このような(メタ)アクリル酸アルキルエステル[有]
)は、単量体重合物中に30〜95%の割合で含有され
るように設定されることが好適である。
すなわち、この含有量が30%未満になると、バインダ
ーの耐水性、耐酸性が不良になったり、ガラス繊維に対
する密着・性が悪くなる傾向が見られるからである。
上記重合性不飽和カルボン酸(c)と(メタ)アクリル
酸アルキルエステル(ロ)とは、(B)成分の単量体混
合物の必須成分となるものであるが、場合によってはそ
の他の重合性単量体(d)が任意成分として用いられる
。上記その他の重合性単量体(d)は、前記水性分散液
(A)成分に用いられるものと同じであり、(A)成分
に用いたものと同一のものもしくは異なったものが適宜
に使用される。
この単量体混合物〔(B)成分〕において、上記(c)
と(b)、 (d)との合計量は、100%に設定され
る。したがって、必要に応じて用いられる上記その他の
重合性単量体(d)は0〜65%の範囲内で選ばれる。
すなわち、上記その他の重合性単量体(d)の割合が6
5%を越えると、バインダーの耐水性。
耐酸性が悪くなったり、ガラス繊維に対する密着性が悪
くなるという現象がみられるようになるからである。
この発明においては、上記(A)成分である水性分散液
と、(B)成分である単量体重合物を混合し、乳化重合
させる。この場合、水性分散液(A)と単量体重合物(
B)との使用割合は、上記水性分散液(A)における熱
架橋性単量体(a)、  (メタ)アクリル酸アルキル
エステル(b)、その他の重合性単量体(d)からなる
固形分が、全単量体〔上記(A)成分および(B)成分
における全単量体〕に対して、30〜70%の範囲内に
なるように設定される。すなわち、上記使用割合が30
%未満になると、熱架橋性単量体(a)、  (メタ)
アクリル酸アルキルエステル(b)、その他の単it 
体(d)との共重合体によるバインダー被膜強度向上効
果が少なくなり、ガラスマットの機械強度が不充分とな
る傾向がみられる。逆に、70%を越えると、(B)成
分の単量体混合物量が相対的に少なくなり、単量体混合
物によるガラス繊維密着性が不充分となる傾向がみられ
るからである。
なお、上記水性分散液(A)成分と単量体混合物(B)
成分との乳化重合では、上記水性分散液(A)成分に対
して、単量体混合物(B)成分を一括して添加してもよ
いし、分割して添加してもよい。また、連続添加しても
差支えはない。この場合において、上記水性分散液(A
)成分および単量体混合物(B)成分をそれぞれ二組以
上に分割する多段階重合法を採用することができるが、
製造工程の簡略化、所要時間の短縮化の点からそれぞれ
一段階で重合することが好ましい。
上記2段目の乳化重合ならびに前記1段目の乳化重合で
使用する乳化剤としては、従来公知のアニオン性、カチ
オン性、ノニオン性の乳化剤あるいは高分子乳化剤を使
用することができる。例えば、ナトリウムドデシルサル
フェートアンモニウムドデシルサルフェート、ナトリウ
ムドデシルポリグリコールエーテルサルフェート、スル
ホン化パラフィンのアルカリ金属塩あるいはアンモニア
塩、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート。
ナトリウムラウレート1高アルキルナフタレンスルホン
酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキル
アリールサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル
、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレン重合体、
ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキル
ベンジルメチルアンモニウムクロライド、ポリビニルア
ルコール、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウム、ポリ(
メタ)アクリル酸アンモニウム。
ポリヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等があげら
れ、単独でもしくは併せて使用される。乳化剤は、余り
多量に使用すると、バインダーの耐水性が劣化する傾向
があるため、水性分散液(A)および単量体混合物(B
)それぞれに対し、10%以下、好ましくは5%以下の
量を用いるのがよい。
上記各乳化重合で用いられる重合用触媒としては、乳化
重合において通常使用されるもの、例えば、過硫酸アン
モニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化
水素、過酸化ベンゾイル。
ジクミルパーオキサイド、ジーも一ブチルパーオキサイ
ド、  2. 2’ −アゾビスイソブチロニトリル等
を使用することができ、その使用量は、混合原料、単量
体混合物に対して0.01〜3%の範囲とすることが好
適である。また、重合速度を増大させたり、反応温度を
低下させる必要があるときには、過酸化物とアスコルビ
ン酸塩、可溶性亜硫酸塩、ハイドロサルファイド千オ硫
酸塩等とを組み合わせて用い、レドックス系で重合する
ことができる。重合温度は30〜90°Cの範囲とする
のが好ましい。
このようにして乳化重合を行うことにより、第1図の模
式図に示すような二重構造のバインダー粒子を有するバ
インダーが得られる。
このバインダーは、その粒子が上記のような二重構造、
すなわち、コア、シェル構造となっているため、バイン
ダーの放置安定性が向上し、長期にわたり保存しておい
た後でも、アルカリ性物質により増粘させれば常に一定
の粘度が得られる。
したがって、経口によるガラス繊維へのバインダー密着
性の低下現象を招くことがない。通常、PHが5以上に
なるようアルカリ性物質を加えるのが好ましい、アルカ
リ性物質としては、例えば、アンモニア、メチルアミン
、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
エタノールアミン、トリエタノールアミン等ガラスマッ
ト製造時の乾燥工程で揮発するものが、ガラスマット中
に残存して耐水性、耐酸性を低下させない点で好ましい
。また、この発明に係るバインダーによれば、ガラスマ
ットに付着後において、架橋現象が生起し三次元網状構
造をとるため、保管中の取り扱い性に優れ(粘度等が低
い)、シかも少量の付着量で充分な機械強度をガラスマ
ットに付与することができる。
なお、上記のようにして得られた蓄電池用ガラスマット
のバインダーは、公知の粘度調節剤、カップリング剤、
架橋剤等を加えることもできる。
〔発明の効果〕
この発明の鉛蓄電池ガラスマット用バインダーの製法に
よれば、バインダーの付着量やマイグレーションの防止
に影響するアルカリ増粘性、ならびにガラス繊維に対す
る密着性が経口により劣化しないバインダーを容易に得
ることができる。そして、得られたバインダーは、経口
安定性に優れ、しかも常時高い機械的強度をガラスマッ
トに付与することができる。したがって、それによって
処理されたガラスマットは、鉛蓄電池製造の際において
、強い力の打ち込み力に充分耐え得るだけの強度を有す
るようになる。そのうえ、使用するアルカリ物質の使用
量の調節により、粘度の調節が可能となるため、最小の
バインダーの使用量で充分な機械的強度が得られるよう
な均一付着をなしうる粘度に容易に調節することが可能
になる。
つぎに、実施例について説明する。
〔実施例1〕 スチレン21.5重量部(以下「部」と略す)。
アクリル酸メチル19.5部、N−メチロールアクリル
アミド2部を乳化重合させることによって得られた濃度
28%の水性分散液〔(A)成分〕を準備した。つぎに
、この水性分散液を撹拌器付きの反応容器内に194部
仕込み、内部を窒素置換した後、過硫酸カリウム0.1
6部を仕込んだ。そして、窒素ガスを吹き込みなから7
5°Cに加熱して均一水溶液とした。つぎに、そこへ滴
下ロートから予め調整しておいたメタクリル酸メチル2
5゜8部、アクリル酸メチル17.5部、メタクリル酸
6.5部、ナトリウムノニルフェニルポリオキシエチレ
ンスルホネーH,5部からなる単量体混合物((B)成
分)を2時間かけて滴下した。この滴下後、温度を75
°Cに保持し、さらに2時間撹拌して乳化重合させた後
、30°Cに冷却した。つぎに、濃度1%のアンモニア
水を加えて、pHを6゜5に調整し、不揮発分33.5
%の水性分散液からなる鉛蓄電池ガラスマット用バイン
ダーを得た。
このバインダーを(1)とする。
(実施例2〜5〕 単量体混合物組成、乳化剤1重合触媒2重合温度および
水を第1表に示した通りとする他は、実施例1と同様の
操作を行いバインダー(2)〜(b)を得た。
(以下余白) 〔比較例〕 実施例1で使用したのと同じ反応器に水152部、ナト
リウムノニルフェニルポリオキシエチレンスルホネート
1部、過硫酸ナトリウム0.3部を仕込み、窒素ガスを
吹き込みなから75°Cに加熱し、均一水溶液とした。
ついで、滴下ロートから、予め調整しておいたメタクリ
ル酸54部、アクリル酸ブチル26部、メタクリル酸グ
リシジル1部。
N−メチロールアクリルアミド3部、メタクリル酸16
部、ナトリウムノニルフェニルポリオキシエチレンスル
ホネート4部からなる単量体混合物を4時間かけ滴下し
た。そして、その後、温度を75°Cに保持し、さらに
2時間撹拌して乳化重合させた後30″Cに冷却した。
ついで、濃度1%のアンモニア水を加えてp H6,5
に調整し、不揮発物32.5%の水性分散液を得た。こ
の水性分散液においては、バインダー粒子は単一構造と
なっている。これを比較バインダーとする。
く評価方法および評価結果〉 実施例1〜5および比較例で得られた各バインダーにつ
いて下記の性能試験を行った。その結果を後記の第2表
に示す。
(アルカリ増粘性の経口安定性) 50’C雰囲気で所定時間加熱促進したサンプルヲ固形
分7%に希釈し、ついで25%アンモニア水によりp 
H9,5付近に調整し、20時間後粘度を測定した。
(ガラスペーパー強度試験) アルカリ増粘させた上記バインダーを固形分2%に希釈
し、市販のガラスペーパー(目付78g/ホ、ガラス繊
維長800μ)に含浸し、規定付着量になるよう調整し
たのち、105°Cで15分乾燥し、付着量13%のガ
ラスペーパーを得た。
このガラスペーパーより作製した縦100s横15−の
試験片を縦方向に引っ張ったときの強度を測定した。
(以下余白) 上記の表から明らかなように、実施例で得られたバイン
ダー(1)〜(b)は、比較例のバインダーに比べてバ
インダー製造直後から製造3力月後のアルカリ増粘性な
らびにガラスペーパー強度試験の結果が優れているこの
がわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例で得られたバインダーにお
けるエマルジョン粒子の構造を示す模式図、第2図は鉛
蓄電池の構造を示す断面図、第3図は第2図の丸で囲わ
れた部分Aの拡大図である。 2・・・コア部 1・・・シェル部 特許出願人 カネボウ・エヌエスシー株式会社代理人 
  弁理士     西 藤 征 彦第 図 手続補正書 (自発) 平成 元年 3月10日 平成1年特許願第18282号 2、発明の名称 鉛蓄電池ガラスマット用バインダーの製法3、補正をす
る者 イ天シーと者 イa占と珈役 高橋健二 6、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲の記載を別紙のとおり訂
正する。 (2)明細書第7頁第19行目から第8頁5行目にかけ
て、「(A)熱架橋性単量体(a)と、・・・・・・(
メタ)アクリル酸アルキエステル(b)とを必須成分と
する単量体混合物。」とあるを「(A)熱架橋性単量体
(a)と、アクリル酸アルキルエステルおよびメタクリ
ル酸アルキルエステルの少なくとも一方(b)とを必須
成分とする混合原料を、乳化重合工程を経由させること
により得られた水性分散液。 (B)重合性不飽和カルボン酸(c)と、アクリル酸ア
ルキルエステルおよびメタクリル酸アルキルエステルの
少なくとも一方(b)とを必須成分とする単量体混合物
。」と訂正する。 (3)明細書第10頁第1行目から2行目にかけて、「
熱架橋性単量体と、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルとの共重合体を形成し」とあるを「アクリル酸アルキ
ルエステルおよびメタクリル酸アルキルエステルの少な
くとも一方(以下「(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルjという)と、熱架橋性単量体との共重合体を形成し
」と訂正する。 7、 添付書類の目録 (1)別紙(補正後の特許請求の範囲の全文を記載した
書面) 〔別  紙] 2、特許請求の範囲 (1)下記の(A)成分と(B)成分を混合し乳化重合
させることを特徴とする鉛蓄電池ガラスマット用バイン
ダーの製法。 (A)熱架橋性単量体(a)とユクリル酸アルキルエス
テルおよびメ クリル アルキルエスールの小な と 
− (ハ)とを必須成分とする混合原料を、乳化重合工
程を経由させることにより得られた水性分散液。 CB)重合性不飽和カルボン酸(c)と、ヱU成分とす
る単量体混合物。 (2)上記(A)成分における混合原料に、さらにその
他の重合性単量体(d)が含有されており、各原料(a
)、 (b)、(d)の割合が、(a)+(b)+(d
)= 100重量%で、(a)が1〜30重量%、(b
)が30〜99重量%、(d)が0〜69重量%に設定
されている請求項(1)記載の鉛蓄電池ガラスマット用
バインダーの製法。 (3)上記(B)成分の単量体混合物において、さらに
その他の重合性単量体(d)が含有されており、各原料
(c)、 (b)、 (d)の割合が、(c)+(b)
+(d)= 100重量%で、(c)が5〜35重量%
、(b)が30〜95重量%、(d)が0〜65重景%
に設定されている請求項(1)記載の鉛蓄電池ガラスマ
ット用バインダーの製法。 (4)乳化重合時における(A)成分と(B)成分との
混合割合が、(A)成分と(B)成分の全単量体に対し
て、(A)成分の固形性30〜70重量%になるように
設定されている請求項(1)記載の鉛蓄電池ガラスマッ
ト用バインダーの製法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の(A)成分と(B)成分を混合し乳化重合
    させることを特徴とする鉛蓄電池ガラスマット用バイン
    ダーの製法。 (A)熱架橋性単量体(a)と、(メタ)アクリル酸ア
    ルキルエステル(a)とを必須成分とする混合原料を、
    乳化重合工程を経由させることにより得られた水性分散
    液。 (B)重合性不飽和カルボン酸(c)と、(メタ)アク
    リル酸アルキルエステル(b)とを必須成分とする単量
    体混合物。
  2. (2)上記(A)成分における混合原料に、さらにその
    他の重合性単量体(d)が含有されており、各原料(a
    )、(b)、(d)の割合が、(a)+(b)+(d)
    =100重量%で、(a)が1〜30重量%、(b)が
    30〜99重量%、(d)が0〜69重量%に設定され
    ている請求項(1)記載の鉛蓄電池ガラスマット用バイ
    ンダーの製法。
  3. (3)上記(B)成分の単量体混合物において、さらに
    その他の重合性単量体(d)が含有されており、各原料
    (c)、(b)、(d)の割合が、(c)+(b)+(
    d)=100重量%で、(c)が5〜35重量%、(b
    )が30〜95重量%、(d)が0〜65重量%に設定
    されている請求項(1)記載の鉛蓄電池ガラスマット用
    バインダーの製法。
  4. (4)乳化重合時における(A)成分と(B)成分との
    混合割合が、(A)成分と(B)成分の全単量体に対し
    て、(A)成分の固形分(単量体)が30〜70重量%
    になるように設定されている請求項(1)記載の鉛蓄電
    池ガラスマット用バインダーの製法。
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