JPH0228365B2 - - Google Patents

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JPH0228365B2
JPH0228365B2 JP57205870A JP20587082A JPH0228365B2 JP H0228365 B2 JPH0228365 B2 JP H0228365B2 JP 57205870 A JP57205870 A JP 57205870A JP 20587082 A JP20587082 A JP 20587082A JP H0228365 B2 JPH0228365 B2 JP H0228365B2
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JP
Japan
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container
magnet
cylindrical
foreign matter
filter device
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JP57205870A
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JPS5995913A (ja
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Shinichi Hikosaka
Shinya Fujino
Takao Fukaya
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/553,968 priority patent/US4585553A/en
Priority to DE8383307162T priority patent/DE3371044D1/de
Priority to EP83307162A priority patent/EP0110674B1/en
Publication of JPS5995913A publication Critical patent/JPS5995913A/ja
Publication of JPH0228365B2 publication Critical patent/JPH0228365B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/025High gradient magnetic separators
    • B03C1/031Component parts; Auxiliary operations
    • B03C1/033Component parts; Auxiliary operations characterised by the magnetic circuit
    • B03C1/0332Component parts; Auxiliary operations characterised by the magnetic circuit using permanent magnets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/28Magnetic plugs and dipsticks
    • B03C1/288Magnetic plugs and dipsticks disposed at the outer circumference of a recipient
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    • B03C2201/18Magnetic separation whereby the particles are suspended in a liquid
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    • B03C2201/00Details of magnetic or electrostatic separation
    • B03C2201/28Parts being designed to be removed for cleaning purposes

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水、石油類各種有機溶剤、塗料、染
料、印刷インキ等の各種流体の過装置に関す
る。
一般にグラビア印刷において、印刷用版面の余
剰インキを掻き落とすドクターブレードの刃先と
印刷用版面との間に、インキ中に含まれる異物が
挾まつて、ドクターブレードの刃先を持上げ、又
はインキの掻き取りを妨げ、或いはドクターブレ
ード刃先の異常摩耗、欠損、亀裂発生を促し、更
に印刷用版面の異常摩耗、傷付きを促す現象が従
来より多く生じ、その為に印刷品質の低下、損紙
の発生、増加、ひいてはドクターブレード、印刷
用版の寿命低下、更には破損を招来させている。
また、それによつて不良品の検査、除去作業の負
担増加、ドクターブレード刃先の再生作業、ドク
ターブレード刃先と版面との間の異物除去作業等
の印刷作業者の負担を増大させ、印刷用版の再生
作業を増加させている。これはまた、印刷原価の
低下を妨げる大きな原因ともなつている。
その他、インキ流通路あるいは循環系に設置さ
れた各種機器類の寿命、保守にも重大な悪影響を
及ぼす場合がある。例示すれば、各印刷ユニツト
のインキ循環系に設けられたインキタンクに設置
された自動粘度調整器は定常回転する回転子がイ
ンキ粘度による回転抵抗を検出する方式で、構造
的に回転子とそれを取り囲む円筒状の保護管との
狭い隙間にインキが満たされているが、ここにイ
ンキ中の大きな異物が入り込み挾まつた場合、当
調整器は回転抵抗が増加する為インキ粘度が高く
なつたと判断し、誤動作を起こす。
以上のような問題点を改善する為、原因となる
印刷インキ中の異物を除去する方策、すなわち印
刷インキの過が行なわれている。
過方式として網目フイルター、一体成形フイ
ルター、巻上げフイルタ、積層板フイルタ、網目
フイルタとマグネツトの併用等がとられている
が、網目フイルタの場合、目詰りによる過能力
の低下が大きく、また目詰りを再生させるには、
過時において逆方向に流体圧をかける、いわゆ
る逆洗という作業を必要とし、過の一時中止を
必要とする。また、一体成形、巻上げによるフイ
ルタは、圧損が大きく、小さい開口部のものでは
流量が低下し、目詰りと共に流量低下を起す。一
方、目詰まりの解消によるフイルターの再正が不
可の為、使い捨てとなり、過材コストが高くな
り、更に過材交換等の作業が必要となると共
に、当然のことながら過材交換中は過は中断
される。
また、メツシユフイルタと磁石との組合わせか
らなるものにおいても、メツシユフイルタの持つ
欠点、すなわちフイルタ寿命が短かく、目詰まり
の解消による再生には過を中断する必要があ
り、また磁石の配置もメツシユフイルタ内側底部
に配設されている為、全てのインキが磁石近傍を
通過するようになつておらず、鉄粉等の吸着効果
が充分に出ない。
また、積層板フイルタは過中に目詰りの再生
が可能な機構が付いた型式のものが市販されてい
るが、これのみでは最小過粒径が限定され、鉄
粉等の微細で非常に有害な金属粉が捕集できな
い。加えて再生が自動化されていないと、流体中
の異物量が多い場合やはり目詰まりが激しくすぐ
に流量低下を招いてしまう。
本発明は以上のような従来の問題点を解決すべ
くなされたものであつて、微細な磁性体異物まで
十分吸引捕捉することができかつ洗浄作業を簡便
に能率よく行なえるコンパクトな過装置を得る
ことをその目的とするものである。
本発明は以上のような目的を達成する為に、有
底の円筒状容器の上部に処理流体の導入部を設
け、この導入部より容器内へ導入されて流下する
処理流体から磁性体異物を容器周壁内面に吸着す
るように容器周壁外面に沿つて磁石装置を着脱可
能に取付け、容器の内部を容器上部の流体導出部
に連通させ、容器底壁にはドレーン抜き部を設
け、容器の中央部に、容器の底部を除く位置に非
磁性体異物を捕捉する積層板からなるエツジタイ
プフイルタにより構成される機械式フイルタ装置
を設け、容器内部が、この機械式フイルタ装置を
通つて前記流体導出部へ連通するようにし、前記
磁石装置は、縦方向に分割可能に複数の部分円筒
を合せて構成された円筒状ケースと、各部分円筒
の内面に弾性材料を介して半径方向に変位自在に
周方向に間隔をおいて支持された複数の磁石と、
隣接する部分円筒の縦方向対向縁部に沿つて取付
けられ隣接する部分円筒を着脱可能に連結する棒
状磁石とから構成し、部分円筒内面の磁石は、円
筒状ケースを円筒状容器の周壁外面に装着した状
態で、円筒状ケースと円筒状容器との間で弾性材
料の圧縮力により円筒状ケース周壁に密着させ、
すべての磁石の有効磁場は前記機械式フイルタ装
置に達しないようにしたものである。
本発明の過装置によれば、流体は過装置の
円筒容器上方より流入させ、容器内部にあつては
有効範囲に効果的磁力を発生する容器外側の磁石
装置で鉄粉等の磁性体異物を微細なものまで十分
に吸着捕捉し、容器上方より流出させる。
流体は容器上方からの流出前に機械式フイルタ
装置によりさらに過作用を受ける。過により
容器内にたまつた異物はドレーン抜き部から取り
出される。
以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。
第1図において、1は本発明の過装置全体を
示す。この過装置1は、その過室を構成する
主体となる有底の筒状容器2を有している。容器
2は例えばアルミニウム等の金属からなり、かつ
通常円筒形をなし、底部に弧状断面の底壁2aを
有している。容器2は、処理すべき流体の導入部
3と、処理ずみ流体の導出部4とを上部に備えて
おり、容器2の外周は円筒状のケースによつて囲
まれている。容器2、ケース5等に支脚6によつ
て支持されており、支脚6の内側には、容器2の
底部のドレーン抜き部7からのドレーンを受ける
受け容器8が設けられている。
第2図に示すように、筒状容器2はその内部に
過室を形成するものであつて、中央部に機械的
フイルタ装置10備えている。この機械的フイル
タ装置10は容器2と同心をなす円筒形外形を有
し、容器の内周壁との間に一定のリング状空間を
形成している。機械的フイルタ装置10は後述の
構造により、その内部が前記流体導出部4に連通
しており、また、その下端部は容器の底壁2aと
の間に間隔をおいて位置している。
筒状容器2の周壁の外側には磁石装置11が設
けられている。磁石装置11は、第3図に示すよ
うに容器2の円筒状周壁を間隔をおいて囲む前述
の円筒状ケース5と、ケースの内側に支持された
磁石Mとによつて構成されている。磁石Mは図示
の実施例ではフエライトからなる永久磁石であつ
て、容器2とケース5の中心軸線に平行をなす方
向に長く延びる棒状をなしている。磁石装置11
は図示の例では円周方向に二分割されており、二
分割された一つは第4図に示すように半円筒状ケ
ース半部5aとその内壁に取付けた磁石Mとから
なつている。ケース5aの両端部の磁石Mは、ケ
ースを構成する板体の両端部を11aで示すよう
に屈曲させることによつて包まれ、ケースに固定
されている。また、両端部以外の磁石Mは、第5
図に示すように、ケース半部5a内面に固着され
たガイド部12内に半径方向に摺動自在に一部が
はめ込まれ、ガイド部12に摺動自在にはめ込ま
れた磁石押さえ13によつて脱出を防止されてい
る。磁石押さえ13はガイド部12の係合フラン
ジ12aに係合する係合フランジ13aを有して
いる。また、磁石Mとケース半部5aとの間には
弾性材料、例えばスポンジ材14が介装されてい
る。したがつて、磁石押さえ13が半径方向外側
へ押されて鎖線位置をとると磁石Mは矢印方向に
変位し弾性材料14は圧縮される。
第4図に示す磁石装置の各半部を容器2の外周
に第3図に示すように装着すると、端部の磁石M
は互いに対向して吸着し合い、また中間部の磁石
Mは容器2の周壁に押されてガイド部12の内部
に入り込み、弾性材料14は圧縮される。そし
て、この弾性材料14の弾力で磁石Mは磁石押さ
え13を介して容器2の周壁に密着させられる。
磁石Mの極性は第3図に示すように定められ、こ
れによつてMFで示す曲線の外側に有効磁場が形
成される。このように、有効磁場は機械的フイル
タ10に達しないようにしておくべきである。な
お、ケース5には第7図に示すように手掛け用の
長孔5bを形成しておくのが好ましい。また、磁
石装置11は容器2の底部寄りに設けた環状段部
2b(第2図)上に支持されるようになつている。
前記容器2の導入部3および導出部4は、筒状
の容器本体とは別に一体的に形成されており、第
2図および第6図に示すように中央部に筒状の軸
支部15を有している。もちろん、導入部3およ
び導出部4は相互に連通しないようになつてい
る。一方、第6図および第7図に示すように容器
2の本体からは腕2cが突設され、この腕2cの
切欠にボルト16を挿通して、導入部3および導
出部4を構成する部材に螺入し、腕2cの下側で
ナツト17をボルト16に螺合し締付けることに
よつて両者は着脱自在に一体化される。両者の間
にはシール用パツキン18が設けられる。導入部
3および導出部4を構成する一体的部材には第7
図に示すようにスカート20が周縁部に形成され
ている。
容器2の最上部には第2図に示すように軸継手
ハウジング22がボルト23によつて固定され、
このハウジング22の上部に揺動式ロータリアク
チユエータ24がボルト25によつて固定されて
いる。このアクチユエータ24の出力軸26には
軸継手27を介してフイルタ再生用軸29が連結
され、この軸29は前述の軸支部15内に回動自
在に支持されており、かつ機械的フイルタ10の
内部へまで達している。
機械的フイルタ装置10は、例えば積層板式エ
ツジタイプフイルタにより構成することができ
る。このフイルタは外径の異なる2種類のフイル
タデイスク30,31を第8図および第9図に示
すように交互に重ね、外径の大きいデイスク3
0,30間に再生用スクレーパ板33を介在させ
た構成を有している。デイスク30,31は再生
用軸29と共に回転するように同軸29に固持さ
れ、軸29下端のナツト35(第2図)により積
層状態を保持している。デイスク30,31間に
は第9図に示すように微小間隙が形成され、この
間隙を流体が通過することにより過作用がなさ
れる。スクレーパ板33は固定軸34に取付けら
れている。
このフイルタ装置10の再生時には、スクレー
パ板33が固定されたままで、軸29がアクチユ
エータ24により回転駆動されることによりデイ
スク30,31が回転され、デイスク間に捕捉さ
れた非磁性体異物が掻き取られて除去される。な
お、スクレーパ板33は、例えば270゜揺動するロ
ータリアクチユエータ24によりデイスク全周均
一にかつ効率よく再生するために円周方向に2か
所配置するのが好ましい。デイスク30,31の
まわりにはその回転時の案内用のロツド38が上
方から下方へ向つて固設されている。
ドレン抜き部7はドレンコツクとして構成する
ことができ、その把手7aを操作することにより
ドレンを排出するものである。排出されたドレン
を受ける受け容器8には、第10図に示すよう
に、非磁性体異物を捕収するメツシユフイルタ3
6と、磁性体異物を捕収する底部の磁石37とを
設けるのが好ましい。
次に作用を説明すると、被処理流体、例えばグ
ラビア印刷用インキは、上方の導入部3より流入
し、容器2内での断面積の増大によりその流速が
緩やかなものとなり、容器2の周壁と機械的フイ
ルタ装置10の間のリング状空間を下方へ向つて
流れる。この時、その空間内に磁石装置11の磁
場が存在しているため、インキが含有している粒
径数μm程度から100μmを越える程度の鉄粉等
の磁生体異物は殆んどすべて過室を構成する容
器2の内壁に吸着捕捉され、次に装置内中央部の
積層板式エツジタイプフイルタ10にて非磁性体
異物が除去され、印刷上悪影響をおよぼさない程
度まで清浄化されたインキはエツジタイプフイル
タ内部を通過し、導出部4から流出する。
上記の如く、2機能を同一過室内にて発揮せ
しめるということは、過装置が構造的にコンパ
クトになるという大きな効果をもたらすものであ
る。
このようにして、流体中の磁性体異物は容器内
壁に吸着され、非磁性体異物は機械的フイルタと
してのエツジタイプフイルタ10に捕捉される。
そして、一定の過作業後、磁石装置11を容器
外壁からはずすと、容器内壁の磁性体異物は容器
底部に落下する。また、アクチユエータ24の作
動により機械式フイルタ装置10は再生され、非
磁性体異物も容器底部に落下するので、ドレン抜
き部7を開いて異物を受け容器8内へ排出する。
磁石装置10のために、一般に市販されている
表面磁力強度700〜800Gaussの磁石を容器外壁に
6個配置した場合、有効磁場範囲は磁石から40mm
までおよび、インキの流速20cm/secにおいて効
率的かつ充分にインキ(粘妥50cp、比重1)中
の鉄粉等磁性体異物を吸着除去することが可能で
ある。
機械的フイルタ装置10の一例としての積層板
式エツジタイプフイルタの目開き寸法、すなわ
ち、積層板間隙は余りにも小さ過ぎると圧損抵抗
が大きい上に製作上手間がかかりコスト高とな
り、また間隙が大きすぎると大きい粒径の異物ま
で通過させてしまい支障をきたす。その為、積層
板式エツジタイプフイルタの捕捉すべき粒径は、
各用途に応じ選定すべきである。例示すれば、イ
ンキの場合、積層板間隙が25〜150μmが好まし
く、更に、望ましくは50〜100μmがよい。
積層板式エツジタイプフイルタのエレメントと
して直径58mm、全長200mm、積層板枚数約150枚の
ものを使用した場合、当エレメントを再生回転さ
せるのに必要なトルクはインキ中につけた状態で
約0.5Kgf・mであり、実際に自動再生する場合
の駆動トルクは0.5〜1.0Kgf・mがよい。
ロータリーアクチユエータには揺動角270゜、
180゜、90゜のタイプがあるが、どのタイプでもそ
れを再生することは可能である。ロータリーアク
チユエータは、配管系からの供給エアを切換バル
ブを介してアクチユエータ内の2室に交互に給気
することで揺動回転を継続的に繰り返すように構
成することができ、その給気の切換タイミングは
タイマーは利用して一定時間毎に行なう。
切換のタイミングについては、流量、流体中の
非磁性体異物量、種類によつてエツジタイプフイ
ルタの目詰まり具合が異なるため個々に設定する
必要があるが、グラビア印刷用インキの場合で
は、印刷に必要な流量が最低限確保できる程度ま
で低下する時間を事前にテストにより確認してお
き、タイマーを利用した自動制御を行なう。例え
ば、A縦倍の版サイズ、印刷スピード300〜
500rpmの多色グラビア印刷機において常用イン
キ流量は80/分であるが、フイルタの異物によ
る目詰まりによつて印刷に必要な最低流量40/
分まで流量低下した状態で再生を行なう場合、30
秒〜2分毎に1回再生すれば充分である。
洗浄作業は、前述のようにドレーン抜き部7の
開放操作により容器内に沈澱・堆積した鉄粉等の
磁性体異物、紙粉等の非磁性体異物をインキごと
抜きとるという非常に簡便な作業で行なえ、かつ
洗浄時間も短いので実用上有利である。
積層板式エツジタイプフイルタが再生回転が不
可能になる等のトラブルが発生した場合、または
洗浄時に異物がドレーン抜き部に詰まりインキ抜
きが不可能となつた場合等の非常の場合に備え
て、ロータリアクチユエータ24の上部に角形断
面の軸40を第2図に示すように突出させ、揺動
回転不可能の場合、スパナ等の工具により手動回
転させることができるようにしておくのがよい。
前記スカート20(第7図)は、ボルト16の
頭部にインキがはね上つて付着乾燥しナツト17
の取りはずし作業が困難になる可能性を考慮し、
汚れ防止用として設けたものである。また、腕2
bに切欠を設けてフツク状にしたことによつて、
ナツトを緩めるだけで容器本体とその上側部分の
相対回転により分解を行なうことが可能になる。
洗浄時期は、過装置を通過する異物量により
それぞれ異なるが、同装置からの吐出流量あるい
は圧損を測定し基準値以下あるいは以上になつた
場合に行なうようにしてもよい。本実施例では
過装置のインキ流入側と流出側を連通する、圧力
差により流量低下を感知するインジケータ41
(第7図)を取り付け、洗浄時期を簡易にしかも
的確に判断できるようにした。
以上実施例について述べたように、本発明で
は、過装置の筒状容器の外側に磁石装置を取付
けたことによつて容器の内壁は平滑に構成するこ
とができ、その内壁に吸着された磁性体異物の除
去を容易に行なうことが可能となり、また容器内
部の清掃が容易になる。また、磁石装置は外側に
あるので、その組立て分解は容易であり、しかも
非磁性体異物の除去をも同じ容器の内部で行なう
ことができることによつて、構造が簡素で操作容
易となり、異物の排除も容器底部から行なえるこ
とによつて、清掃作業も簡単になる。また、本発
明では、中央部の機械式フイルタ装置により非磁
性体異物をも除去することができ、磁石装置の磁
場が機械式フイルタに達しないようにしてあるこ
とにより、機械式フイルタでは非磁性体異物のみ
が除去される。また、磁石装置は、円筒状容器の
周囲方向に関して分割して部分円筒からなるよう
にした円筒状ケースを有し、それら部分円筒を縦
方向の対向縁部で棒状磁石により磁力で連結した
ので、磁石装置の円筒容器に対する着脱が容易に
なる。そして、円筒状ケースの円筒状容器への装
着により部分円筒内面の棒状磁石は弾性材料によ
る圧縮力を受けつつ容器の周壁に密着するので、
確実な取り付け状態と磁力の作用が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の過装置の全体図、第2図は
同要部の縦断面図、第3図は同横断面図、第4図
は磁石装置の半部のみの非装着時の平面図、第5
図は第4図の一部の拡大図、第6図は過装置の
一部断面平面図、第7図は同一部断面側面図、第
8図は機械式フイルタ装置の一部の部材の分解斜
視図、第9図は同一部の縦断面図、第10図はド
レン受け容器の縦断面図である。 1……過装置、2……筒状容器、3……流体
導入部、4……流体導出部、5……ケース、6…
…支脚、7……ドレーン抜き部、8……受け容
器、10……機械的フイルタ装置、11……磁石
装置、M……磁石、15……軸支部、20……ス
カート、24……アクチユエータ、29……フイ
ルタ再生用軸、30,31……フイルタデイス
ク、33……再生用スクレーパ板、40……バツ
フル板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有底の円筒状容器の上部に処理流体の導入部
    を設け、この導入部より容器内へ導入されて流下
    する処理流体から磁性体異物を容器周囲壁内面に
    吸着するように容器周壁外面に沿つて磁石装置を
    着脱可能に取付け、容器の内部を容器上部の流体
    導出部に連通させ、容器底壁にはドレーン抜き部
    を設け、容器の中央部に、容器の底部を除く位置
    に非磁性体異物を捕捉する積層板からなるエツジ
    タイプフイルタにより構成される機械式フイルタ
    装置を設け、容器内部が、この機械式フイルタ装
    置を通つて前記流体導出部へ連通するようにし、
    前記磁石装置は、縦方向に分割可能に複数の部分
    円筒を合せて構成された円筒状ケースと、各部分
    円筒の内面に弾性材料を介して半径方向に変位自
    在に周方向に間隔をおいて支持された複数の磁石
    と、隣接する部分円筒の縦方向対向縁部に沿つて
    取付けられ隣接する部分円筒を着脱可能に連結す
    る棒状磁石とから構成し、部分円筒内面の磁石
    は、円筒状ケースを円筒状容器の周壁外面に装着
    した状態で、円筒状ケースと円筒状容器との間で
    弾性材料の圧縮力により円筒状ケース周壁に密着
    させ、すべての磁石の有効磁場は前記機械式フイ
    ルタ装置に達しないようにしたことを特徴とする
    過装置。 2 磁石を容器周壁外面にその磁力による吸着に
    よつて取付けてなる特許請求の範囲第1項記載の
    過装置。
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