JPS6341059Y2 - - Google Patents

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JPS6341059Y2
JPS6341059Y2 JP6749483U JP6749483U JPS6341059Y2 JP S6341059 Y2 JPS6341059 Y2 JP S6341059Y2 JP 6749483 U JP6749483 U JP 6749483U JP 6749483 U JP6749483 U JP 6749483U JP S6341059 Y2 JPS6341059 Y2 JP S6341059Y2
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shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水,石油類各種有機溶剤,塗料,染
料,印刷インキ等の各種流体の過装置に関す
る。
一般にグラビア印刷において、印刷用版面の余
剰インキを掻き落とすドクターブレードの刃先と
印刷用版面との間に、インキ中に含まれる異物が
挾まつて、ドクターブレードの刃先を持上げ、ま
たはインキの掻き取りを妨げ、あるいはドクター
ブレード刃先の異常摩耗,欠損,亀裂発生を促
し、更に印刷用版面の異常摩耗,傷付きを促す現
象が従来より多く生じ、その為に印刷品質の低
下、損紙の発生、増加、ひいてはドクターブレー
ド,印刷用版の寿命低下、更には破損を招来させ
ている。また、それによつて不良品の検査、除去
作業の負担増加、ドクターブレード刃先の再生作
業、ドクターブレード刃先と版面との間の異物除
去作業等の印刷作業者の負担を増大させ、印刷用
版の再生作業を増加させている。これはまた、印
刷原価の低下を妨げる大きな原因ともなつてい
る。その他、インキ流通路あるいは循環系に設置
された各種機器類の寿命,保守にも重大な悪影響
を及ぼす場合がある。例示すれば、各印刷ユニツ
トのインキ循環系に設けられたインキタンクに設
置された自動粘度調整器は定常回転する回転子が
インキ粘度による回転抵抗を検出する方式で、構
造的に回転子とそれを取り囲む円筒状の保護管と
の狭い隙間にインキが満たされているが、ここに
インキ中の大きな異物が入り込み挾まつた場合、
当調整器は回転抵抗が増加する為インキ粘度が高
くなつたと判断し、誤動作を起す。
以上のような問題点を改善する為、原因となる
印刷インキ中の異物を除去する方策、すなわち印
刷インキの過が行なわれている。
過方式として網目フイルタ、一体成形フイル
タ、巻上げフイルタ、積層板フイルタ、網目フイ
ルタとマグネツトの併用等がとられているが、網
目フイルタの場合、目詰りによる過能力の低下
が大きく、また目詰りを再生させるには、過時
において逆方向に流体圧をかける、いわゆる逆洗
という作業を必要とし、過の一時中止を必要と
する。また、一体成形、巻上げによるフイルタ
は、圧損が大きく、小さい開口部のものでは流量
が低下し、目詰りと共に更に流量低下を起す。一
方、目詰りの解消によるフイルタの再生が不可の
為、使い捨てとなり、過材コストが高くなり、
更に過材交換等の作業が必要となると共に、当
然のことながら過材交換中は過は中断され
る。
この問題を解決するために、積層板式エツジタ
イプフイルタが提案されている。この形式のフイ
ルタには過中に目詰りの除去による再生が可能
な機構が付いたものがある。この機構は、積層さ
れたデイスクを回転自在とし、デイスクの間隙に
再生用スクレーパ板を挿入することにより構成さ
れ、デイスクを固定されたスクレーパ板に対し回
転させることにより目詰りを除去するようになつ
ている。
このようなエツジタイプフイルタによる、過
作用中デイスク間のメツシユにより捕獲,除去さ
れた流体中の異物は、過装置の容器内底部に沈
澱し同底部のコツク等のドレーン孔より一度に排
出できるが、異物量が非常に多い場合、長期間使
用の場合はドレーン孔部が目詰まり、ドレーン抜
きが不可能になる事もあり、その場合は、洗浄作
業の負荷が大きくなり作業の能率を大きく損なう
という欠点がある。
本考案は、上述の問題点を解決する為になされ
たもので、過装置に積層板式エツジタイプフイ
ルタを用いた場合における再生並びに洗浄作業を
極めて能率よく短時間で行ないうるようにするも
のである。
本考案によれば、エツジタイプフイルタの再生
軸の下端に、容器底壁のドレーン孔に隣接して回
転可能な形状、大きさの撹拌板を取付けた軸を連
結し、アクチユエータの回転駆動力を利用して容
器底部に溜まつた異物を撹拌し異物がヘドロ状に
堆積・固着するのを防ぐ。撹拌板の形は単に一枚
の四角形の板でもよいし、複数枚組合せたもので
もよく、またプロペラ状であつてもよい。撹拌板
の材質は、例えばアルミニウム等の金属からな
り、処理流体により犯されない性質のものである
ことが必要である。
エツジタイプフイルタの再生作業は、その目詰
り具合によつて連続的に、あるいはタイマー等を
利用して一定時間毎に断続的に、または過装置
に併設された流量計,差圧計等検知器からの情報
を処理、利用するフイードバツク制御を採用する
ことで断続的に行なう等、自動化することができ
る。再生駆動には油圧,エアを用いたモータ,各
種アクチユエータ類が利用できるが、エア式ロー
タリアクチユエータが最も好ましいと考えられ
る。理由としては再生作業に必要なトルク発生が
可能でインキ等の溶剤系流体に対して防爆面で有
利な点、印刷機には一般的にエア配管がなされて
おり特に動力源を必要とせずまた配管工事等も簡
単かつ価格的に有利な点、エアモータに比し、エ
ア消費量が少なく有利な点などがある。エアシリ
ンダもエア消費量が少なく、必要トルクも得ら
れ、直線往復運動をラツクピニオン等で回転揺動
運動に変換し使用することができる。
以下、図面について本考案の実施例を説明す
る。
第1図において、1は本考案の過装置全体を
示す。この過装置1は、その過室を構成する
主体となる有底の筒状容器2を有している。容器
2は例えばアルミニウム等の金属からなり、かつ
通常円筒形をなし、底部に弧状断面の底壁2aを
有している。容器2は、処理すべき流体の導入部
3と、処理ずみ流体の導出部4とを上部に備えて
おり、容器2の外周は円筒状のケース5によつて
囲まれている。装置1の全体は支脚6によつて支
持されており、支脚6の内側には、容器2の底部
のドレーン抜き部7からのドレーンを受ける受け
容器8が設けられている。
第2図に示すように、筒状容器2はその内部に
過室を形成するものであつて、中央部に積層板
式エツジタイプフイルタ10を備えている。この
フイルタ10は容器2と同心をなす円筒形外形を
有し、容器の内周壁との間に一定のリング状空間
を形成している。フイルタ10は後述の構造によ
り、その内部が前記流体導出部4に連通してお
り、また、その下端部は容器の底壁2aとの間に
間隔をおいて位置している。
筒状容器2の周壁の外側には磁石装置11を設
けることができる。磁石装置11は、第3図に示
すように容器2の円筒状周壁を間隔をおいて囲む
前述の円筒状ケース5と、ケースの内側に支持さ
れた磁石Mとによつて構成されている。磁石Mは
図示の実施例ではフエライトからなる永久磁石で
あつて、容器2とケース5の中心軸線に平行をな
す方向に長く延びる板状をなしている。磁石装置
11は図示の例では円周方向に二分割されてお
り、二分割された一つは第4図に示すように半円
筒状ケース半部5aとその内壁に取付けた磁石M
とからなつている。ケース5aの両端部の磁石M
は、ケースを構成する板体の両端部を11aで示
すように屈曲させることによつて包まれ、ケース
に固定されている。また、両端部以外の磁石M
は、第5図に示すように、ケース半部5a内面に
固着されたガイド部12内に半径方向に摺動自在
に一部がはめ込まれ、ガイド部12に摺動自在に
はめ込まれた磁石押さえ13によつて脱出を防止
されている。磁石押さえ13はガイド部12の係
合フランジ12aに係合する係合フランジ13a
を有している。また、磁石Mとケース半部5aと
の間には弾性材料、例えばスポンジ材14が介装
されている。したがつて、磁石押さえ13が半径
方向外側へ押されて鎖線位置をとると磁石Mは矢
印方向に変位し弾性材料14は圧縮される。
第4図に示す磁石装置の両半部を容器2の外周
に第3図に示すように装着すると、端部の磁石M
は互いに対向して吸着し合い、また中間部の磁石
Mは容器2の周壁に押されてガイド部12の内部
に入り込み、弾性材料14は圧縮される。そし
て、この弾性材料14の弾力で磁石Mは磁石押さ
え13を介して容器2の周壁に密着させられる。
磁石Mの極性は第3図に示すように定められ、こ
れによつてMFで示す曲線の外側に有効磁場が形
成される。このように、有効磁場はフイルタ10
に達しないようにしておくべきである。なお、ケ
ース5には第7図に示すように手掛け用の長孔5
bを形成しておくのが好ましい。また、磁石装置
11は容器2の底部寄りに設けた環状段部2b
(第2図)上に支持されるようになつている。
前記容器2の導入部3および導出部4は、筒状
の容器本体とは別に一体的に形成されており、第
2図および第6図に示すように中央部に筒状の軸
支部15を有している。もちろん、導入部3およ
び導出部4は相互に連通しないようになつてい
る。一方、第6図および第7図に示すように容器
2の本体からは腕2cが突設され、この腕2cの
切欠にボルト16を挿通して、導入部3および導
出部4を構成する部材に螺入し、腕2cの下側で
ナツト17をボルト16に螺合し締付けることに
よつて両者は着脱自在に一体化される。両者の間
にはシール用パツキン18が設けられる。導入部
3および導出部4を構成する一体的部材には第7
図に示すようにスカート20が周縁部に形成され
ている。
容器2の最上部には第2図に示すように軸継手
ハウジング22がボルト23によつて固定され、
このハウジング22の上部に揺動式ロータリアク
チユエータ24がボルト25によつて固定されて
いる。このアクチユエータ24の出力軸26には
軸継手27を介してフイルタ再生用軸29が連結
され、この軸29は前述の軸支部15内に回動自
在に支持されており、かつ積層板式エツジタイプ
フイルタ10の内部へまで達している。
積層板式エツジタイプフイルタは、外周リング
30a,31aおよびスポーク30b,31bか
らなりかつ外径の異なる2種類のフイルタデイス
ク30,31を第8A図および第8B図に示すよ
うに交互に積重ね、外径の大きいデイスク30,
30間に再生用スクレーパ板33を介在させた構
成を有している。デイスク30,31は再生用軸
29と共に回転するように同軸29に固持され、
軸29下端のナツト35(第2図)により積層状
態を保持している。デイスク30の外周リング3
0aの内周縁とデイスク31の外周リング31a
の外周縁の間には第8B図に示すように微小間隙
が形成され、この間隙を流体が通過することによ
り過作用がなされる。スクレーパ板33は固定
軸34に取付けられている。
なお、第9A図および第9B図に示すように、
小径デイスクの外周リングを省略しスポーク31
bのみにしてもよい。
第11図に示すように、スクレーパ板33はデ
イスク30,31の円周方向の少なくとも2個所
に等角度間隔で設けられる。スクレーパ板33を
2個所設けた場合は、それらは直径方向に対向す
る位置にある。
一方、ロータリアクチユエータ24は、第12
図に示すようにケーシングの円柱状内室45の内
壁に沿つて軸29まわりで回動自在のベーン46
を有しており、内室45内にはベーン46の回動
角度を制限するストツパ47,48が固設されて
いる。流体、例えば圧縮空気を内室45内へ送り
込みかつ送り出すためにポート49,50が形成
されており、実線矢印方向にポート50から空気
を供給すると、ベーン46は反時計方向に回動し
ストツパ47に当つて停止し、また点線矢印方向
にポート49から空気を供給すると、ベーン46
は時計方向に回動しストツパ48に当つて停止す
る。供給空気はポート49,50に交互に供給さ
れるように適当な自動切換弁を経て送られる。
このフイルタ10の再生時には、スクレーパ板
33が固定されたままで、軸29がアクチユエー
タ24により回転駆動されることによりデイスク
30,31が回転され、デイスク間に捕促された
非磁性体異物が掻き取られて除去される。この
際、アクチユエータ24は往復回動させられ、再
生作業で除去された異物の一部はスクレーパ板3
3の両側に付着し、他の大部分の異物は容器の底
に落下する。
容器の底に落下して溜まつた異物がヘドロ状に
なつたり、固着したりしないようにするため、エ
ツジタイプフイルタ10の再生用軸29は、第2
図に示すように下方へ突出する延長部29aを有
し、この延長部29aの先端に撹拌板51が取付
けられている。したがつて、フイルタ10の再生
のために軸29が回転駆動されると、撹拌板51
も回転される。延長部29aは軸29の下端部に
ねじ込むなどの方法により着脱自在とし、不要時
には取外すことができるようにしてもよい。撹拌
板51は、容器2の底部においてドレーン抜き部
7の真上にまで達するように設けるのがよい。
ドレン抜き部7はドレンコツクとして構成する
ことができ、その把手7aを操作することにより
ドレンを排出するものである。排出されたドレン
を受ける受け容器8には、第10図に示すよう
に、非磁性体異物を捕収するメツシユフイルタ3
6と、磁性体異物を捕収する底部の磁石37とを
設けるのが好ましい。
このようにして、流体中の磁性体異物は容器内
壁に吸着され、非磁性体異物はエツジタイプフイ
ルタ10に捕促される。そして、一定の過作業
後、磁石装置11を容器外壁からはずすと、容器
内壁の磁性体異物は容器底部に落下する。また、
アクチユエータ24の作動によりエツジタイプフ
イルタ10は再生され、非磁性体異物も容器底部
に落下するので、ドレン抜き部7を開いて異物を
受け容器8内へ排出する。
磁石装置10のために、一般に市販されている
表面磁力強度700〜800Gaussの磁石を容器外壁に
6個配置した場合、有効磁場範囲は磁石から40mm
までおよび、容器内におけるインキの流速20cm/
secにおいて効率的かつ充分にインキ(粘度50cp、
比重1)中の鉄粉等磁性体異物を吸着除去するこ
とが可能である。
積層板式エツジタイプフイルタの目開き寸法、
すなわち、積層板間隙は余りにも小さ過ぎると圧
損抵抗が大きい上に製作上手間がかかりコスト高
となり、また間隙が大きすぎると大きい粒径の異
物まで通過させてしまい支障をきたす。その為、
積層板式エツジタイプフイルタの捕促すべき粒径
は、各用途に応じ選定すべきである。例示すれ
ば、インキの場合、積層板間隙が25〜150μmが好
ましく、更に、望ましくは50〜100μmがよい。
積層板式エツジタイプフイルタのエレメントと
して直径58mm,全長200mm,積層板枚数約150枚の
ものを使用した場合、当エレメントを再生回転さ
せるのに必要なトルクはインキ中につけた状態で
約0.5Kgf・mであり、実際に自動再生する場合
の駆動トルクは0.5〜1.0Kgf・mがよい。
ロータリアクチユエータには揺動角270゜,
180゜,90゜のタイプがあるが、どのタイプでもそ
れを再生することは可能である。ロータリアクチ
ユエータは、前述のように、配管系からの供給エ
アを切換バルプを介してアクチユエータ内の2室
に交互に給気することで揺動回転を断続的に繰り
返すように構成されており、その給気の切換タイ
ミングはタイマを利用して一定時間毎に行なう。
切換のタイミングについては、流量,流体中の
非磁性体異物量,種類によつてエツジタイプフイ
ルタの目詰り具合が異なるため個々に設定する必
要があるが、グラビア印刷用インキの場合では、
印刷に必要な流量が最低限確保できる程度まで低
下する時間を事前にテストにより確認しておき、
タイマーを利用した自動制御を行なう。例えば、
A縦倍の版サイズ,印刷スピード300〜500rpmの
多色グラビア印刷機において常用インキ流量は80
/分であるが、フイルタの異物による目詰りに
よつて印刷に必要な最低流量40/分まで流量低
下した状態で再生を行なう場合、30秒〜2分毎に
1回再生すれば充分である。
エアの切換弁としては、電磁弁、エアバルブ等
が、また切換弁制御用タイマとしては電気タイ
マ、エアタイマ等を使用できる。すべてをエア方
式にすると防爆面で安全になり、配管工事の簡易
化が図れる。
洗浄作業は、前述のようにドレーン抜き部の開
放操作により容器内に沈澱・堆積した鉄粉等の磁
性体異物,紙粉等の非磁性体異物をインキごと抜
きとるという非常に簡便な作業で行なえ、かつ洗
浄時間も短いので実用上有利である。
積層板式エツジタイプフイルタが再生回転が不
可能になる等のトラブルが発生した場合、または
洗浄時に異物がドレーン抜き部に詰りインキ抜き
が不可能となつた場合等の非常の場合に備えて、
ロータリアクチユエータ24の上部に角形断面の
軸40を第2図に示すように突出させ、揺動回転
不可能の場合、スパナ等の工具により手動回転さ
せることができるようにしておくのがよい。
前記スカート20(第7図)は、ボルト16の
頭部にインキがはね上つて付着乾燥しナツト17
の取りはずし作業が困難になる可能性を考慮し、
汚れ防止用として設けたものである。また、腕2
bに切欠を設けてフツク状にしたことによつて、
ナツトを緩めるだけで容器本体とその上側部分の
相対回転により分解を行なうことが可能になる。
洗浄時期は、過装置を通過する異物量により
それぞれ異なるが、同装置からの吐出流量あるい
は圧損を測定し基準値以下あるいは以上になつた
場合に行なうようにしてもよい。本実施例では
過装置のインキ流入側と流出側を連通する、圧力
差により流量低下を感知するインジケータ41
(第7図)を取り付け、洗浄時期を簡易にしかも
的確に判断できるようにした。
再生用軸29の延長部29aに取付けられた撹
拌板51は、ロータリアクチユエータ24の駆動
によりエツジタイプフイルタ10の再生と同時に
容器底部に溜まつた異物を撹拌し、容器内に捕獲
された異物の堆積,固着を防ぐ。このように撹拌
板51による撹拌作用は、エツジタイプフイルタ
10の再生時に自動的になされるので便利であ
る。
このような撹拌板のない従来の装置では、ドレ
ーン孔はしばしば目詰まりを起した。これに対
し、本考案のように撹拌板を設けた場合には、従
来の装置で2週間後にドレーン孔を完全に詰まら
せた程度の量の異物があつても、ドレーン抜きに
何らの問題がなかつた。また、4週間にわたる使
用の後においてもドレーン抜きに何らの支障が生
じなかつた。
以上実施例について述べたように、本考案で
は、積層板式エツジタイプフイルタを有する過
装置において、その再生用軸の延長端に撹拌板を
設け、それをドレン抜き孔に隣接させたので、エ
ツジタイプフイルタの再生のための回動を利用し
て、この撹拌板を回動させ、容器底部に蓄積した
異物がドレーン抜きを不可能にする程度までに固
着するのを防ぐことができる。そして、撹拌板を
用いることにより、容器内部の洗浄時にドレーン
抜き作業を確実に行なうことが可能となり、洗浄
作業能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の過装置の全体図、第2図は
同要部の縦断面図、第3図は同横断面図、第4図
は磁石装置の半部のみの非装着時の平面図、第5
図は第4図の一部の拡大図、第6図は過装置の
一部断面平面図、第7図は同一部断面側面図、第
8A図は積層板式エツジタイプフイルタの一部の
部材の分解斜視図、第8B図は同一部の縦断面
図、第9A図はエツジタイプフイルタの他の例を
示す分解斜視図、第9B図は同一部の縦断面図、
第10図はドレン受け容器の縦断面図、第11図
はスクレーパ板の配置を示す平面図、第12図は
再生用アクチユエータの横断面図である。 1……過装置、2……筒状容器、3……流体
導入部、4……流体導出部、5……ケース、6…
…支脚、7……ドレーン抜き部、8……受け容
器、10……積層板式エツジタイプフイルタ、1
1……磁石装置、M……磁石、15……軸支部、
20……スカート、24……アクチユエータ、2
9……フイルタ再生用軸、29a……再生用軸2
9の延長部、30,31……フイルタデイスク、
33……再生用スクレーパ板、46……アクチユ
エータのベーン、47,48……ストツパ、4
9,50……ポート、51……撹拌板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 過室を構成する容器に処理流体の導入部お
    よび導出部を設け、容器内に積層板式エツジタ
    イプフイルタを支持し、このエツジタイプフイ
    ルタは、デイスクを交互に積層してデイスクの
    間に過用微小間隙を形成することにより構成
    し、積層されたデイスクの外周部の間の空隙に
    は、再生用スクレーパ板を介在させ、エツジタ
    イプフイルタの外部空間を導入部に連通させる
    とともにその内部空間を導出部に連通させ、す
    べてのデイスクの中央部は1本の再生用軸に固
    定し、この再生用軸の一端を容器外部に設けた
    アクチユエータに連結し、再生用軸の他端には
    容器底壁のドレーン孔の内部まで撹拌が及ぶ長
    さを有した延長軸をもつ撹拌板を固定し、処理
    流体中の異物が容器底部に堆積し、ドレーン抜
    きを妨げることがないよう撹拌可能としたこと
    を特徴とする過装置。 (2) エツジタイプフイルタの円周方向の少なくと
    も2個所に再生用スクレーパ板を設け、アクチ
    ユエータは360゜以下の角度内で自動的に往復揺
    動する形式のものとしてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の過装置。 (3) 延長軸を再生用軸の他端に着脱自在に取付け
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項記載の過装置。
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