JPWO2018101182A1 - 永久磁石の反発しあうバランスの良い磁力線を有効に用いたオイルフィルターエレメント - Google Patents

永久磁石の反発しあうバランスの良い磁力線を有効に用いたオイルフィルターエレメント Download PDF

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Abstract

【目的】 バランスの良い永久磁石の磁力線のオイルの劣化予防の効果による排気公害ガス(CO,HC,NOX)の低減と微粒子の排出物(PM2.5)の低減及びISO281による微細な鉄粉の吸着による軸受寿命の延命を目的とする濾紙式のオイルフィルターの濾紙エレメントに代わるオイルフィルターエレメントを提供する。【構成】 オイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、中空円板状の形状を{(外径−内径)/2÷高さ}で表し数値は(0.6〜4)を使用範囲とし、永久磁石3の磁極を有する両端面にヨーク2を施した奇数の複数個の永久磁石3を、隣接しあう永久磁石3はN極とN極からなる間隙とS極とS極とからなる間隙を一対の間隙または複数対の間隙を設けてニップルマグネットホルダー5にセットすることにより、同一中心線上に配置し、その間隙がヨーク2を両端につけた永久磁石3を非磁性体の上に置き、他方の同一極を向かい合わせて垂直方向に浮かせたときに、その自重を支えられる距離の1/2以内とし、永久磁石3の間隙部分にはオイルを通過させる孔のあいた非磁性体の保持板4を設置し、奇数の複数個の永久磁石3の一対の間隙を安定させ、ニップルマグネットホルダー5の両端には、キャップマグネットホルダー1を配置して、奇数個の永久磁石3を安定させてなる、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントである。

Description

発明の詳細な説明
[発明の属する技術分野]
本発明は濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントに関し、オイル中の数ミクロン前後の微細な磁性粉体を吸着することのみならず、バランスのとれた反撥する磁力線の間隙をオイルが通過し、オイル中の安定化分子がより多く得られる為、オイルの劣化防止をはかることにより、自動車、オートバイ、船舶、鉄道車両、産業車両、産業機械、他の内燃機関、変速機、減速機、油圧機械類等の濾紙を使用したオイルフィルターエレメントの代わりにもちいて、オイルの良好な状態を持続し、内燃機関及び機械本体の寿命を延命し、叉省燃費(温暖化ガスの削減)公害排出ガスの削減、オイルフィルター、オイルフィルターエレメントの使い捨てによる公害の低減、濾紙を使用しないため樹木の伐採が不 要となり、環境問題に大きな効果を期待できるオイルフィルターエレメントに関する。
[従来の技術]
永久磁石を使用して自動車、オートバイ、船舶、鉄道車両等の内燃機関における、オイル中の磁性粉体を除去する方法に関しては既に報告されている。それらの永久磁石を使用する方法としては2つに分類される。まず、第一は複数個の永久磁石を、隣接しあう永久磁石がN極とS極又はS極とN極となるように間隔を設けて、永久磁石力が引き合う様に配置し、その間隔にオイルを通過させる方法である。
もう一つの方法は、複数個の永久磁石を、隣接しあう永久磁石がN極とN極又はS極S極となる様に間隔を設けて円盤状の永久磁石が反撥するように配置し、及び複数の棒状永久磁石側にN極とし内側をS極、又は外側をS極とし内側をN極になる様に配置し、外側から内側にオイルを通過させる方法である。この方法に関しては、本発明者は、既に永久磁石が反撥する様に配置してオイルを処理する方法に関する発明をし、「濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルター」(特許番号3378942)の特許を取得している。しかしこれらの装置は平成7年に出願されたものであり、オイル劣化防止を主目的とした磁力線の構成が不充分であり、最近のガソリンエンジンは高圧縮比、筒内直接噴霧式、ツインターボ等が採用されており、エンジンオイルが汚れやすく、PM2.5については従来エンジンよりも、多く排出されている点を本発明装置は改良するものである。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、上記の様な従来の永久磁石が反撥する様に配置してオイルを処理する方法を更にバランスの良い反発する磁力線の構造を改良した結果完成したものであり、濾紙を使用しないで、永久磁石のみからなるオイルフィルターエレメントを提供するものである。
即ち、本発明の目的は、微細鉄粉の除去の他に、オイルの熱劣化による短分子化を防ぎ、より多くの安定分子を得ることによって、粘度指数及び酸化防止を維持し、本来のオイル(新油の状態)の働きを長期間保持することにより、内燃機関、油圧ポンプ、減速機等の良好な状態を維持し、内燃機関から排出される温暖化ガス、公害ガスの削減、PM2.5の削減と、オイルフィルターエレメントの濾紙を無くして本発明のオイルフィルターエレメントによる長期連続使用を可能にし、例えばガソリンエンジンの乗用車では、新車に装着すれば、20万km〜30万kmごとに洗浄すればよく、また従来の濾紙を使用したオイルフィルター及びオイルフィルターエレメントの使い捨てによる公害の問題、濾紙をつくるための樹木の伐採による環境破壊の削減、公害排出ガスの減少、長期間エンジンの良好な状態の維持等に貢献できるオイルフィルターエレメントを提供するものである。
[課題を解決するための手段]
即ち、本発明の第一の発明は、オイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、中空円板状の形状を{(外径−内径)/2÷高さ}で表し数値は(0.6〜4)を使用範囲とし、永久磁石の磁極を有する両端面にヨークを施した奇数の複数個の永久磁石を、隣接しあう永久磁石はN極とN極からなる間隙とS極とS極とからなる間隙を一対の間隙または複数対の間隙を設けて同一中心線上に配置し、その間隙がヨークを両端につけた永久磁石を非磁性体の上に置き、他方の同一極を向かい合わせて垂直方向に浮かせたときに、その自重を支えられる距離の1/2以内とし、永久磁石の間隙部分にはオイルを通過させる孔のあいた非磁性体の保持板を設置し、奇数の複数個の永久磁石の間隙を安定させ、バランスの良い一対及び複数対の磁力線によるオイルの劣化を防止し、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントである。
また、本発明の第二の発明は、濾紙を使用したオイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、長手方向の対向する両面に磁極を有する断面四角形の偶数の複数個の棒状永久磁石を、同一円周上に内側をN極のみ又はS極のみの同一極となる様に、外側を内側と反する同一極となる様に円筒状に等間隔に並べて配列し、棒状永久磁石に接する内接円の直径は棒状永久磁石の高さ以内とし、隣接する磁石間の距離は相互の隣接する棒状永久磁石の片側を非磁性体の上に置き、他方の棒状永久磁石を同一極にして向かい合わせ上方に置いたとき、この上方の棒状永久磁石の重量が反撥する磁力線によって支えられる高さ以内とし、円筒状に配置された棒状永久磁石の内側にはオイルの流れを乱流にするための孔のあいた円筒状の乱流板を設け、その長手方向の両端には複数の棒状永久磁石と円筒状の乱流板を固定するための固定具を設け、バランスの良い磁力線によるオイルの劣化を防止し、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントである。
スピンオンタイプのオイルフィルターは通常の場合内部の濾紙のエレメント部分も共に、オイルフィルターケースの上部へ脱着自在なキャップを設けて、オイルフィルターエレメントを取り出し、クリーニングを可能にして長期間の使用目的に耐えられるオイルフィルターである。
カートリッジタイプのオイルフィルターは、通常の場合内部の濾紙のエレメント部分を新品のエレメントと交換するが、本発明のオイルフィルターエレメントは、オイルフィルターケースを取り外すとともに、簡単にケースから取り出しクリーニングを可能にして長期間の使用に耐えられるオイルフィルターエレメントである。
[発明の実施の形態]
本発明の第一の発明は、濾紙を使用したオイルフィルターエレメントのかわりに、中空円板状の形状を{(外径−内径)/2÷高さ}で表し数値は(0.6〜4)を使用範囲とし、対向する両端面に磁極を有する中空円板状の永久磁石の両端面にヨークを施した奇数の複数個の永久磁石を同一中心線上に設置し、隣接しあう磁石はN極とN極からなる間隙とS極とS極からなる間隙を一対の間隙とし、又は複数対の間隙になる様に配置し、その間隔がヨークを両端につけた永久磁石を非磁性体の上に置き、他方を同一極に向かい合わせて垂直方向に浮かせたときに、その自重を支えられる距離の1/2以内とし、永久磁石の外端には孔のあいた非磁性体の保持版を有し、奇数の偶数個の最上端には非磁性体のナット等で、永久磁石の間隙を固定しオイルフィルターのコア部分として、オイルフィルターエレメントの役割をはたし、一対又は複数対の磁力線によるオイルの劣化防止を目的とした、濾紙のかわりに用いるオイルフィルターエレメントである。
本発明の第二の発明は、濾紙を使用したオイルフィルターエレメントのかわりに、長手方向の対向する両面に磁極を有する断面四角形の偶数の複数個の棒状永久磁石を、同一円周上に、内側をN極のみ又はS極のみの同一極となる様に、外側を内側と反する同一極になる様に棒状永久磁石を配置し、円筒型に等間隔に並べて配列し、棒状永久磁石に接する内接円の直径は棒状永久磁石の高さ以内とし、隣接する磁石間の距離は、相互の隣接する永久磁石の片側を非磁性体の上におき、他方の永久磁石を同一極にして向かいあわせ上方に置いたとき、この上方の永久磁石の重量が、反撥する磁力線の高さ以内の距離とし、円筒型に配置された棒状永久磁石の内側にはオイルの流れを乱流にするための孔のあいた円筒状の乱流板を設け、その長手方向の両端には複数の棒状永久磁石と円筒状の乱流板を固定するための固定具を設け、オイルフィルターのコア部分として、オイルフィルターエレメントの役割をはたし、磁性粉体の吸着による連続二次摩耗の予防と、バランスの良い偶数の複数個で構成されるバランスの良い磁力線によるオイルの劣化防止を目的とした、濾紙のかわりに用いるオイルフィルターエレメントである。
本発明は、第一及び第二の発明ともに、オイルフィルターの濾紙のエレメントのかわりに、従来の濾紙が占めていた空間に前述に示した奇数の複数個の中空円盤板状の永久磁石を配置又は、第二の発明に示したごとく、断面四角形の偶数の棒状磁石を円筒状に配置することにより、オイル中に含有される磁性粉体の吸着を確実におこない、オイル自身バランスの良い磁力線に影響をうけ、より多くの安定化した分子が得られオイルの寿命延長につながった。
従来のオイルフィルターの濾紙のエレメントでは、粒径が30〜40ミクロンより小さいものは、濾紙に吸着されても、常時オイルの圧力を受け濾紙から突き破ってエンジン内部に供給され、軸と軸受の間隙に入り込み軸受の摩耗が促進され、ISO281では、オイル中に含有する微粒子(ISO4406では>4μ,>6μ,>7μ,>21μの微細な鉄粉の数で汚れの度合いをしめしている。)が多い程、軸受の寿命が短いことが証明されている。
本発明は、微細な鉄粉を吸着することでは、、「濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルター」(特許番号3378942)と同様であるが、オイルが特にバランスの良い磁力線の間隙を通過することにより、公害排出ガス(CO、HO、NO)、PM2.5等の削減に顕著に有効なことが証明されている。
温暖化ガス(CO)削減のため、エンジンの排気量を小型化(2000cc以下)して、エンジンの形態が燃料の筒内直接噴霧、ツインターボ、圧縮比13.5の様なガソリンエンジンを搭載している新型の車両では、燃費の向上とともに、パワーもアップしているのがみられるが、従来のインテークマニホールドへ燃料を噴霧しているポート型の車両とPM2.5を比較すると、新型車のほうが旧型車よりも10倍ほど多く排出されていることが国立環境研究所で2013年12月16日に発表している。
また、前述の国立環境研究所のPM2.5についての発表を一部追記しておくと、「国産直噴ガソリン車からの排出粒子を粒径別に分析した結果、粒子中の有機炭素(炭化水素)や元素に対してエンジンオイルの寄与は10〜30%程度であり大半はガソリン燃料(未燃又は燃焼生成物、熱分解物)起源と推定されました。よって、粒子の主成分である元素状炭素に対してもガソリン燃料の寄与が大きいと推測されます。」している。
また、ディーゼルエンジンも、筒内直接噴霧によるコモンレール方式を採用し、ツインターボと合わせて、エンジン自体の小型化をはかり燃費の向上が顕著にみられるが、尿素方式によるNO排出削減及びDPFをもうけ、PM2.5を含む煤の削減をはかっている。
[0015][0016][0017]に略述したようにガソリン車、ディーゼル車について説明された段階で内燃機関の開発の進展がないようにみられ、ガソリン車ではPM2.5の微小ではあるが、増加、排出公害ガス(CO、HC、NO)のさらなる削減、ディーゼル車では、振動音の静粛、エンジンからの煤(M2.5を含む)の削減により、DPFの目詰まりのクリーニングについての長期化など、本発明の永久磁石のバランスの良い磁力線の効果により向上することができる。
[実施例]
以下に図面に示す実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1
図1は本発明の濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントの一実施例を示す概略図であり、図1(a)は概略断面図、図1(b)は底面図をしめす。
図1の本発明のオイルフィルターエレメントは、濾紙のエレメントのかわりに、中空円板状の形状を{(外径−内径)/2÷高さ}で表し数値は(0.6〜4)を使用範囲とし、中空円板状の磁石3の磁極を有する両端面にヨーク2を施した奇数の複数個の永久磁石3を隣接しあう永久磁石3はN極とN極からなる間隙及びS極とS極からなる間隙を一対とし又は複数対になるよう間隙を設けて同一中心線上に配置と、その間隔がヨーク2を両端につけた永久磁石3を非磁性体の上に置き、他方を同一極に向かい合わせて垂直方向に浮かせたときにその自重を支えられる距離の1/2以内とし、永久磁石3の間隔部分にはオイルを通過させる孔6のあいた非磁性体の保持板4を設置し奇数の複数個の永久磁石3の間隔を安定させるため、ニップルマグネットホルダー5を片側のキャップマグネットホルダー1にとりつけ、上述の説明の様に、ヨーク2を永久磁石3の両端にセットして、ニップルマグネットホルダー5へはめこみ、次に保持版4をセットして、次もヨーク2を永久磁石3の両端にセットしてから保持板4の上に反撥するようにセットし、残りの保持板4をセットして、次にヨーク2を永久磁石3の両端にセットし、反撥するようにニップルマグネットホルダー5へはめ込み、最後に残りのキャップマグネットホルダー1をニップルマグネットホルダー5へとりつけ固定し、本発明のオイルフィルターエレメントの組み合わせが完了する。
上記部品はシンプルな構造のため、油量の多い大きなオイルフィルターエレメントの場合でも、ニップルマグネットホルダー5を長手の方向に長くするだけで、共通の部品が使用でき、奇数の複数個の永久磁石3を用い、複数対の間隙をもうけることは容易であり、単一の反発する磁力線のN極とN極の間隙又はS極とS極の間隙だけオイルが通過するよりも、N極とN極の間隙及びS極とS極の間隙の一対または、複数対の間隙を通過することにより、バランスの良い安定化分子が得られ、オイルのベーパーの発生が少なくなり、EGRシステムにより、燃焼室での燃焼が少なくなることが長期間の走行より、排気ガス等が半減していることから、オイルの安定化分子がバランスの良い一対の磁力線でえられることがわかる。
実施例2
図2の本発明のオイルフィルターエレメントは、他の永久磁石を使用した他の実施例を示す概略図であり、図2(a)は、概略断面図、図2(b)は低面図を示す。
図2の本発明のオイルフィルターエレメントは、濾紙を使用したオイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、長手方向の対向する両面に磁極を有する断面四角形の偶数の複数個の棒状永久磁石11を、同一円周上に内側をN極のみ又はS極のみの同一極となる様に、外側を内側と反する同一極となる様に円筒状に等間隔に並べて配列し、棒状永久磁石11に接する内接円の直径は棒状永久磁石11の高さ以内とし、隣接する磁石間の距離は相互の隣接する棒状永久磁石11の片側を非磁性体の上に置き、他方の棒状永久磁石11を同一極にして向かい合わせ上方に置いたとき、この上方の棒状永久磁石11の重量が反撥する磁力線によって支えられる高さ以内とし、円筒状に配置された棒状永久磁11の内側にはオイルの流れを乱流にするための孔のあいたシリンダーマグネットホルダー12を設け、その長手方向の両端には複数の棒状永久磁石11と、シリンダーマグネットホルダー12を固定するためのキャップマグネットホルダー10を設け、セットされた棒磁石11をケースシリンダー9の内側へ納め、ケースシリンダー9の両端にキャップシリンダー8を取り付け、オイルフィルターエレメントとする。
オイル吸入口13から入ったオイルは円筒状に配置された棒状永久磁石11の外側では、N極の磁力線を通過しシリンダーマグネットホルダー12から棒状永久磁石11の内側に入ったオイルは、反撥するS極の磁力線を通過しオイル吐出口14からオイルフィルターエレメントを通過したオイルは、オイルフィルターからエンジン内部へ圧送される。
円筒状に配置された棒状永久磁石11は偶数のため、S極どうしが向かいあい、棒状永久磁石11の内接円の中心部分も内接円の直径が棒状永久磁石11の高さ以内としているため、すべて本発明を通過したオイルはバランスの良い該磁力線を通過し、長期間の走行テスト状態では、燃費の向上がみられる。
本発明のオイルフィルターエレメントの効果を確認するため、新車時のカタログデータと比較するため、新車1000km走行時に本発明のオイルフィルターエレメント(実施例1)をコアとした、オイルフィルターを装着して、約80000km走行後に排気ガス、燃費の測定をおこなった。
ジェット機のメンテナンスの経験者にて自動車で年間60000〜80000km走行する本発明者の友人にテスト走行を依頼した。
(テスト国)
・台湾
(試験所)
・ARTC・・・・・・台湾政府唯一の車両試験所
(試験車両)
・PREVIA ・・・台湾、米国、海外 (日本名エスティマ)
・初年度登録年月日・・2008年3月4日
・エンジンの型式・・・2AZ−FE 直4気筒 2362cc
・車両の型式 ・・・・JTEGD54M8070570
測定までのメンテナンス
▲1▼新車時から1000km走行時
・オイル交換(トヨタ純正オイル5W−50)
・本発明のオイルフィルターエレメントをコアとしたオイルフィルターを装着
▲2▼以後のオイル交換
・10000km走行ごとに交換(トヨタ純正オイル5W−50)
▲3▼エアーエレメントの交換
・20000km走行ごとに交換
▲4▼タイヤの交換
・50000km走行時に交換
▲5▼測定時のメンテナンス
・測定時に行うイニシアルメンテナンスはおこなっていない。
Figure 2018101182
Figure 2018101182
表1、表2に示すARTCの測定結果について、通常では考えられない数値が測定されているが、本発明の優れた効果によるものであることについて、考察すれば次のようになる。
▲1▼エンジンオイルのベーパーが減少し、再燃焼システム(EGR)により、燃焼室に入る量が少なくなる。(オイルベーパーの発生のメカニズム)
・タイミングチェーンとスプロケット、タイミングギア、カムとカムホロワー等から、微細な鉄粉が発生する。これらの部位は油膜面のできない場所のため、必ず金属どうしが接触するため、数ミクロン前後の鉄粉が発生する。この微細な鉄粉は通常の濾紙のエレメントでは通過してしまうため、オイルとともに、軸と軸受部分に入り込み二次摩耗、三次摩耗を促進する。「濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルター」(特許番号3378942)参照
・さらに本発明のバランスの良い一対の磁力線または複数対の磁力線をオイルが通過ることにより、安定化分子がおおくなり、オイルベーパーの発生が減少するため、EGRによる最燃焼が少なくなる。
▲2▼テスト車両については、オドメーターが1000km走行時に本発明装置を装着しているので、エンジン内部の油路部分へのタール分や煤等のカーボン等の付着が非常に少ないと考えてよい。
・オイルの汚れが少ないため、オイル中の清浄分散剤が有効にはたらき、エンジン内部のカーボンの付着の発生が非常にすくなく、テスト時のオドメーター80545km走行時にきれいだと推測される。
・このことは、ウォータージャケットに流れる冷却液にオイルの熱が伝導しやすく、エンジンの熱雰囲気をさげている。
▲3▼通常の場合、オイル管理が悪いと、80000kmも走行すると、燃費(km/l)が10%前後悪くなるのが普通であるが、テスト車両のばあいは、カタログデータよりも向上している。
・軸と軸受部分の摩擦減少(ISO281参照)及びEGRによるオイルベーパーの燃焼室への減少による、より燃料のみになり完全燃焼化によるエンジン内部のシリンダーヘッド、ピストンヘッド、イクゾーストマニホールド等へのタール分や、カーボンの付着が少ないため、エンジン燃焼室側よりの冷却液に熱伝導がしやすくなり、トータルで熱雰囲気がさがる。NOの発生が大きく減少(60%)している。
▲4▼▲2▼[0033]▲3▼[0034]に示すように、オイルの流れる油路側、燃焼ガスの接する部分側がきれいに保たれると、冷却液への熱伝導がつたわりやすくなり、エンジン全体の熱雰囲気が低くなり、NOの発生が抑えられることがわかる。
▲5▼前述の▲1▼[0033]に示すごとく、オイルベーパーの燃焼が少なくなり、また前述の▲3▼[0035]に示すように燃焼室付近の部位に付着するカーボンがすくないために、テスト結果に示すCOの発生が大きく減少(56.6%)している。
・一般の中古車が夏の暑い時期に渋滞路線を走行し、車検所へ持ち込む前に、隣接の工場で、予備検査を行うと、自社工場で整備後に排気ガスを測定したときより、大幅にCOが多く排出していることがある。この状況は冷却水の温度もしめすように、エンジンの温度があがっており、内部に付着した、カーボンの温度があがり、化石燃料の燃焼時に発生するCOが、高温化したカーボンと還元反応(CO+C→2CO)が促進されてCOが増加する。COは安定しているため低温化では還元反応は行われないが、高温(350℃)になるとここの還元反応がおこなわれる。
・▲2▼[0033]▲3▼[0035]に示したようにエンジン内部に付着したカーボンが少なく、還元反応が大きく減少している。
▲6▼前述の▲1▼[0033]に示すごとく、オイルベーパーの燃焼が少なくなり、燃料の燃焼が良く燃焼されているおり、軸と軸受の摩擦が減少しているため、トータルで燃費の向上につながり、燃料の未燃焼から発生する前述の▲1▼[0032]に示すごとく、オイルベーパーの燃焼が少なくなり、HCの大きな削減に(63.6%)なっている。
さらに 本発明のオイルフィルターエレメント(実施例2)の効果を確認するため、モニター会社に依頼して、LPG車に装着し、燃費のデータを約一年間(20000km)にわたり、走行テストを依頼した。
(試験車両)
・車両名・・・・・・・・・・・トヨタクラウンコンフォート
・エンジンの型式・・・・・・・1TR−FE 2000LPG
・装着年月日・・・・・・・・・2012年12月17日
・モニター報告受領月日・・・・2013年12月27日
・本発明装置走行km・・・・・407109km
・装着前の平均燃費・・・・・・約7km/l
(テスト方法)
・1000km走行ごとの使用燃料(LPG)を記録
・20000km走行を記録する。
・20000km交換せず補充のみ
Figure 2018101182
本発明装置装着後、20000km走行テストの燃費の比較 (表3より)
▲1▼テスト前 平均燃費・・・・・・・・・・・・・・7km/l
▲2▼装着後0〜10000km走行・・・・・・8.92km/l 27.43%燃費向上
▲3▼装着後10000〜20000km走行・・9.56km/l 36.57%燃費向上
▲4▼装着後0〜20000km走行・・・・・・9.24km/l 32.00%燃費向上
20000km走行に必要な燃料(LPG)とCOの削減量 (表3より)
▲1▼テスト前平均燃費7km/l ⇒ 20000km/l÷7km/l=2857.1l
▲2▼装着後平均燃費9.24km/l ⇒ 20000km/l÷9.24km/l
=2164.5l
▲3▼20000km走行時の削減量 ⇒ 2857.1l−2164.5l =−692.6l
▲4▼COの削減量(LPG1l 1.67kg)
692.6 × 1.67 = 1156.64kg
モニターからのコメント
「驚いたのは本当にオイルが全く汚れないことで、減った分のオイルは補充しましが、一度も交換せずに済みました。また燃費も一度だけですが10km/lを達成しました。LPG車ではせいぜい7km/lが限界だとおもっていたので、びっくりしました。
ありがとうございました。」
実施例1と同様に実施例2も効果が確認できていたので、モニター会社に委託して、丁重な管理のもとに燃費の測定を依頼した。本発明装置の装着後、0〜20000km及び一年間にわたってのテスト走行なので、温度・湿度等・測定誤差などもふくめて、長期にわたる燃費の平均値としては、良い結果がえられた。
[発明の効果]
以上説明した様に、本発明装置のオイルフィルターエレメントをコアとした、オイルフィルターを利用した場合、オイルが繰返しバランスの良い一対の磁力線の間隙(N極とN極及びS極とS極)、又は複数対の磁力線の間隙を通過することによって、確実にオイルの安定化分子を増やし、微細な磁性粉体の吸着とともに、エンジンの油路側の汚れを排除又は付着を予防し、燃焼室内及びイクゾーストマニホールド内部へのカーボンの付着を予防又はCOの還元反応によるカーボンの減少を促進し、これらの効果が油路側及び排気ガス側の両側面から、冷却液への熱伝導を促進することにより、エンジン燃焼の熱雰囲気を下げて、NOの発生を減少させるメカニズムとなっていると同時に、オイルベーパーの発生が少ないため、EGRシステムにより、燃焼室に流入するオイルベーパーが減少するため、PM2.5の発生も減少させることができる。
ISO281に概略説明で「オイル中の微細な鉄粉が少ない程軸受の寿命が長い。」と証明されているが、本発明装置のオイルフィルターエレメントを装着したオイルフィルターは濾紙式のオイルフィルターとの互換性があり、自動車、船舶、鉄道車両、他の産業車両、他の産業機械に利用でき長期間の継続使用にたえ、Reduce,Reuse,Recycle等の3Rに大きな効果をあたえる。
本発明のバランスの良い一対(N極とN極及びS極とS極)の磁力線の間隙を用いた永久磁石によるオイルフィルターエレメントの実施例を示す概略図である。 本発明のバランスの良い円筒状に配置した永久磁石によるオイルフィルターエレメントの他の実施例を示す概略図である。
1 キャップマグネットホルダー
2 ヨーク
3 中空円板状の磁石
4 保持版
5 ニップルマグネットホルダー
6 オイル吸入口
7 オイル吐出口
8 キャップシリンダー
9 ケースシリンダー
10 キャップマグネットホルダー
11 棒状永久磁石
12 シリンダーマグネットホルダー
13 オイル吸入口
14 オイル吐出口
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第一の発明は、オイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、中空円板状又は円筒状の永久磁石の磁極を有する両端面にヨークを施した奇数の複数個の永久磁石を、隣接しあう永久磁石はN極とN極からなる間隙とS極とS極とからなる間隙を一対の間隙とし、または複数対の間隙を設けて同一中心線上に配置し、永久磁石の間隙部分はできるだけ狭めた同一の間隔になるように、オイルを通過させる孔のあいた非磁性体の保持板を設置し、それぞれの永久磁石の間隔を安定させ、バランスの良い一対及び複数対の磁力線によるオイルの劣化を防止し、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントである。
また、第二の発明は、エレメントの直径が比較的大きい場合、前述のエレメント間隙の磁極が同じものを三個、内接円の正三角形の頂点に設置することにより、非磁性体のボルトでアッパーホルダーと油路を設けたアンダーホルダーを固定することにより、トライアン グルゾーンをつくり、個の間隙は、更にバランスの良い磁力線ゾーンが得られ、オイル劣化防止に効果的な、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントである。
本発明の第三の発明は、濾紙を使用したオイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、長手方向の対向する両面に磁極を有する断面四角形の偶数の複数個の棒状永久磁石を、同一円周上に内側をN極のみ又はS極のみの同一極となる様に、外側を内側と反する同一極となる様に円筒状に等間隔に並べて配列し、棒状永久磁石に接する内接円の直径は棒状永久磁石の高さ以内とし、隣接する磁石間の距離はできるだけせばめ、円筒状に配置された棒状永久磁石の内側にはオイルの流れを通過するための孔のあいた円筒状の保持板を設け、その長手方向の両端には複数の棒状永久磁石と円筒状の保持板を固定するための固定具を設け、バランスの良い磁力線によるオイルの劣化を防止し、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントである。
また、本発明の第四の発明は全高の高いエレメントに対して、前項のエレメントを磁極の配置が同じものをジョイントケースでつなぎ、更に高さが不足する場合は、ケースアジャスタージョイントを用いて、対応でき、それぞれのオイル分子が、長く磁力線に接してオイル劣化防止を目的とした、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメントである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の発明は、オイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、中空円板状又は円筒状の永久磁石の磁極を有する両端面にヨークを施した奇数の複数個の永久磁石を、隣接しあう永久磁石はN極とN極からなる間隙とS極とS極とからなる間隙を一対の間隙とし、または複数対の間隙を設けて同一中心線上に配置し、永久磁石の間隙部分はできるだけ狭めた同一の間隔になるように、オイルを通過させる孔のあいた非磁性体の保持板を有し、奇数個の最上端には非磁性体のナット等で、永久磁石の間隙を固定しオイルフィルターのコア部分として、オイルフィルターエレメントの役割をはたし、一対又は複数対の磁力線によるオイルの劣化防止を目的とした、濾紙のかわりに用いるオイルフィルターエレメントである。
本発明の第二の発明は、上記のオイルフィルターエレメントを間隙の順序が同じものを三個内接円上の接点が正三角形上になる様に配置し、アッパーホルダーとアンダーホルダーをジョイントするために、非磁性体のジョイントボルトを用い、アンダーホルダーには油路をつくり、個々のバランスの良い磁力線を持つオイルフィルターエレメントが三個固定することにより、内側のトライアングルゾーンは更にバランスの良い磁力線によるオイル劣化防止を目的とした、濾紙のかわりに用いるオイルフィルターエレメントである。
本発明の第三の発明は、濾紙を使用したオイルフィルターエレメントのかわりに、長手方向の対向する両面に磁極を有する断面四角形の偶数の複数個の棒状永久磁石を、同一円周上に、内側をN極のみ又はS極のみの同一極となる様に、外側を内側と反する同一極になる様に円筒状に等間隔に並べて配列し、棒状永久磁石に接する内接円の直径は、棒状永久磁石の高さ以内とし、円筒型に等間隔に並べて配列し、円筒型に配置された棒状永久磁石の内側にはオイルを通過させめための孔のあいた円筒状の保持板を設け、その長手方向の両端には複数の棒状永久磁石と円筒状の保持板を固定するための固定具を設け、オイルフィルターのコア部分として、オイルフィルターエレメントの役割をはたし、磁性粉体の吸着による連続二次摩耗の予防と、バランスの良い偶数の複数個で構成されるバランスの良い磁力線によるオイルの劣化防止を目的とした、濾紙のかわりに用いるオイルフィルターエレメントである。
本発明の第四の発明は、前項のオイルフィルターエレメントを二個使用し、ケースジョイントを用いて、円筒状につなぎ、長さが不足する場合は、ケースアジャスタージョイントを利用し、全高の高いエレメントに対応できる、バランスの良い磁力線によるオイルの劣化防止を目的とした、濾紙のかわりに用いるオイルフィルターエレメントである。
1行目 「ミクロン」を「μm」に補正し4行目「 >4μ,>6μ,>7μ,>21μ」を「>4μm,>6μm,>7μm,>21μm,」に補正し、(ISO4406〜 )内を(ISO4406では>4μm>6μm>7μm>21μmの微細な鉄粉の数で汚れの度合いをしめしている。)に補正する。
図1の本発明のオイルフィルターエレメントは、、濾紙のエレメントのかわりに、中空円板状又は円筒状の永久磁石3の磁極を有する両端面にヨーク2を施した奇数の複数個の永久磁石3を隣接しあう永久磁石3はN極とN極からなる間隙とS極とS極とからなる間隙を一対とし、又は複数対になるように間隙を設けて同一中心線上に配置し、永久磁石3の間隙部分にはできるだけ狭めた同一の間隙になるように、オイルを通過させる孔6のあいた非磁性体の保持版4を設置し、奇数の複数個の永久磁石3の間隙を安定させるため、ニップルマグネットホルダー5を片側のキャップマグネットホルダー1にとりつけ、上述の説明の様にヨーク2を永久磁石3の両端にセットして、ニップルマグネットホルダー5へはめこみ、次に保持版4をセットして、次もヨーク2を永久磁石3の両端にセットしてから保持版4の上に反撥するようにセットし、ニップルマグネットホルダー5へはめ込み、最後に残りのキャップマグネットホルダー1をニップルマグネットホルダー5へとりつけ固定し、本発明のオイルフィルターエレメントの組み合わせが完了する。
2行目及び3行目の図2を図3に補正する。
図3の本発明のオイルフィルターエレメントは、濾紙を使用したオイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、長手方向の対向する両面に磁極を有する断面四角形の偶数の複数個の棒状永久磁石11を、同一円周上に内側をN極のみ又はS極のみの同一極となる様に、外側を内側と反する同一極となる様に円筒状に等間隔に並べて配列し、棒状永久磁石11に接する内接円の直径は棒状永久磁石11の高さ以内とし隣接する磁石間の距離はできるだけせばめ、円筒状に等間隙に並べて配列し、棒状永久磁石11に接する内接円の直径は棒状永久磁石11の高さ以内とし、円筒状に配列された棒状永久磁石11の内側にはオイルを通過させるための孔のあいたシリンダーマグネットホルダー12を設け、その長手方向の両端には複数の棒状永久磁石11と、シリンダーマグネットホルダー12を固定するするためのキャップマグネットホルダー10を設け、セットされた棒状永久磁石11をケースシリンダー9の内側へ納め、ケースシリンダー9の両端にキャップシリンダー8を取り付け、オイルフィルターエレメントとする。
Figure 2018101182
1〜2行目を次のとおり、補正する。
表1、表2に示すARTCによる測定時は、EURO5の基準値であったが、EURO6(EUでは 2014年から採用)本発明の出願時2016年11月30日においては、既にEURO6の基準値とも比較可能であり、通常では考えられない数値が測定されているが、本発明の優れた効果によるものであることについて、考察すれば次のようになる。
1行目 ▲2▼ 0033を ▲2▼0034 とし ▲3▼0034を ▲3▼0035のとおり補正する。
表1、表2に示すARTCによる測定時は、EURO5の基準値であったが、EURO6(EUでは 2014年から採用)本発明の出願時2016年11月30日においては、既にEURO6の基準値とも比較可能であり、通常では考えられない数値が測定されているが、本発明の優れた効果によるものであることについて、考察すれば次のようになる。

Claims (2)

  1. 濾紙を使用したオイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、中空円板状の形状を{(外径−内径)/2÷高さ}で表し数値は(0.6〜4)を使用範囲とし、永久磁石の磁極を有する両端面にヨークを施した奇数の複数個の永久磁石を隣接しあう永久磁石はN極とN極からなる間隙及びS極とS極からなる間隙を一対とし、又は複数対になるよう間隙を設けて同一中心線上に配置し、その間隙がヨークを両端につけた永久磁石を非磁性体の上に置き、他方を同一極に向かい合わせて垂直方向に浮かせたときに、その自重を支えられる距離の1/2以内とし、永久磁石の間隙部分にはオイルを通過させる孔のあいた非磁性体の保持板を設置し、奇数の複数個の永久磁石の間隙を安定させ、バランスの良い一対又は複数対の磁力線によるオイル中の安定化分子がより多く得られる為、オイルの劣化を防止し、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメント。
  2. 濾紙を使用したオイルフィルターエレメントの濾紙のかわりに、長手方向の対向する両面に磁極を有する断面四角形の偶数の複数個の棒状永久磁石を、同一円周上に内側をN極のみ又はS極のみの同一極となる様に、外側を内側と反する同一極となる様に円筒状に等間隔に並べて配列し、棒状永久磁石に接する内接円の直径は棒状永久磁石の高さ以内とし、隣接する磁石間の距離は相互の隣接する棒状永久磁石の片側を非磁性体の上に置き、他方の棒状永久磁石を同一極にして向かい合わせ上方に置いたとき、この上方の棒状永久磁石の重量が反撥する磁力線によって支えられる高さ以内とし、円筒状に配置された棒状永久磁石の内側にはオイルの流れを乱流にするための孔のあいた円筒状の乱流板を設け、その長手方向の両端には複数の棒状永久磁石と円筒状の乱流板を固定するための固定具を設け、バランスの良い磁力線によるオイル中の安定化分子がより多く得られる為、オイルの劣化を防止し、濾紙を使用しない永久磁石によるオイルフィルターエレメント。
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