JPH02282506A

JPH02282506A - 路面仕上げ機

Info

Publication number: JPH02282506A
Application number: JP2067406A
Authority: JP
Inventors: Robert Prang; ロバート・プラング
Original assignee: ABG Werke GmbH
Current assignee: ABG Werke GmbH
Priority date: 1989-03-23
Filing date: 1990-03-19
Publication date: 1990-11-20
Also published as: US5044820A; DE3909583A1; EP0388819A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野］この発明は、敷設ビームを有しており、この敷設ビーム
が、該敷設ビームの高さ及び傾斜を調整するための制御
部材と、このための計測センサーとを備えていて、該計
測センサーの出力信号が、前以て決められ得る所望の値
に基づいて、上記制御部材を制御する調整装置に対する
実際値として役立つように構成された路面仕上げ機に関
するものである。

〔従来の技術〕

この形式の路面仕上げ機においては、敷設されるべき層
の敷設高さまたは横方向の傾斜が、調整装置を使用する
ことにより、モニターされ、必要な場合には修正され得
ることが知られている。この調整装置は、高さ調整装置
及び傾斜調整装置から成り、該高さ調整装置及び傾斜調
整装置は、それぞれ目標高さまたは所望の横方向の傾斜
からずれた場合に、電磁弁を介して、路面仕上げ機の左
右両側にある制御シリンダを作動せしめるので、対応し
た修正調節が引張りアームに対して行なわれ、この引張
りアームを介して、敷設ビームが、路面仕上げ機の車台
に対して高さ調整可能に連結されている。

二つの構成配置が使用される、即ち、ａ、高さ調整装置による、路面仕上げ機の一例での制御
シリンダの調整、及び傾斜調整装置による、他側での制
御シリンダの調整、ｂ、高さ調整装置による、路面仕上
げ機の両側での制御シリンダの調整。

〔発明が解決しようとする課題〕

敷設高さの基準として、敷設区間に沿って、通常の基準
ワイヤが配設され、この基準ワイヤに沿って、路面仕上
げ機の一側または両側にて、高さ調整装置のための実際
値を確認するセンサーがガイドされるようになっていて
、上記高さ調整装置の目標値は、スピンドルによって手
動で調整される。上記基準ワイヤを張ることは、非常に
高価であり、できるだけ少ない数の支持点により、行な
われることになる。その結果、基準ワイヤは、必然的に
自重及び高さセンサーの重量によって、さらに温度が上
昇した場合に、たるみを生じ、これによって対応する非
一様性が引き起こされる。

傾斜調整装置の使用においては、特にカーブの前後の移
行区間にて必要とされるような、道路の横方向の傾斜の
変更が、手動で調整されなければならない、という問題
がある。従って、調整の正確さは、操作者の注意と経験
に依る。

この発明の目的は、例えば移行区間にて前以て決められ
た断面形状に基づいて、できるだけ横方向の傾斜値が自
動的に維持され得るようにした、冒頭に述べた形式の路
面仕上げ機を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

この目的は、出力信号がオンボードコンピュータに供給
され得る、道路測定装置が備えられていて、このオンボ
ードコンピュータが、移行区間の長さと、該移行区間の
始点から終点まで保持されるべき、敷設道路に沿った横
方向の傾斜の差分値とを記憶させるためのデータ記憶装
置を備えており、上記傾斜調整装置に対してオンボード
コンピュータにより計算され且つ前以て与えられ得る目
標値が、始点から終点までの行程に応じて連続的に該オ
ンボードコンピュータにより、変更可能であるように構
成した路面仕上げ機により、達成される。

〔作　用〕

この発明によれば、特に、横方向の傾斜が変化するカー
ブの前後における、移行区間では、該移行区間の長さと
、該移行区間の始点と終点の間で保持されるべき横方向
の傾斜の差分値が、オンボードコンピュータに入力され
る。このオンボードコンピュータは、その移行区間の各
点に対して、必要な横方向の傾斜を計算し、計算した値
を目標値として、対応する傾斜調整装置に与えるので、
−様で且つ連続的な傾斜の変更と、そして対応する敷設
道路の品質の改善が達成される。

有利には、敷設高さのための基準として、現存の上方に
敷設されるさき路盤が使用される。該路盤に在る非一様
性が、先ず路面仕上げされるべき道路に沿って決定され
た計測点（観測点）にて、水準測量により検出され、観
測点に関する高さ修正としてオンボードコンピュータに
入力される。

層の敷設の際に、特に高さ調整装置の接触アームに配設
された測定輪によって、該路盤の各高さ位置及び観測点
が検出される。高さ修正値の検出は上記測定輪が敷設の
際に走行する、道路の長手軸に平行な線上で行なわれる
。入力されたデータに基づいて、各観測点に対して、対
応する高さ修正が、敷設ビームに作用する制御部材を介
して、行なわれ、その際、観測点の間では、高さ修正が
、路面仕上げ機の進んだ通路に従属して、入力された値
から他の値に変更される。このようにして、路盤の現存
する非一様性が、補償され、実際に平坦な層が敷設され
る。

高さセンサーとして同時に少なくとも一つの測定輪を使
用する場合には、基準ワイヤ等の使用が不要となる。

同時に、オンボードコンピュータは、路面の修理の際に
路面仕上げ機の使用のために重要であるデータを敷設区
間の各点について検出し、処理し、記憶し、準備するた
めに、使用される。これには敷設の最初から実際に敷設
された混合物の量またはその目標値からのずれ、現在及
び平均の前進速度、その結果生ずる敷設の効率も含まれ
ている。

本発明の他の構成は、以下の説明及び他の特許請求の範
囲から明らかとなるはずである。

〔実施例〕

本発明は、添付の図面に示された実施例に基づいて、以
下に詳細に説明される。

第１図及び第２図に概略が示された路面仕上げ機ｌは、
敷設ビーム２を含んでおり、この敷設ビーム２は、引張
りアーム３を介して、路面仕上げ機ｌの例えば無限軌道
式駆動装置４を備えた車台５に、高さ調整可能に連結さ
れている。この車台５の前端部の材料パケット６に受容
された敷設材料は、車台５の後端部にある敷設ビーム２
に供給され、分配用スクリューコンベア７によって該敷
設ビーム２の全幅に亘って分散せしめられて、該敷設ビ
ーム２は、敷設材料を前以て決められた層厚に圧縮して
敷設する。

両側に作動可能なピストンと、このピストンそして高さ
調整装置ｌＯにより敷設ビーム２の高さを調整するため
の対応する分配バルブ９を備えた制御シリンダの形態の
制御部材８は、−側または両側にて敷設と一ム２の高さ
調整をするために使用される。傾斜調整装置１１に対し
て敷設ビーム２の横方向の傾斜の実際値を供給する、敷
設ビーム２の１頃斜測定装置は、該傾斜調整装置と一体
化されている。この傾斜調整装置１１は、前以て決めら
れた目標値に基づいて、敷設ビーム２の横方向の傾斜を
、一方の制御部材８を介して調整し、他方の制御部材８
は、高さ調整のために使用される。

さらに、路面仕上げＩｌｌが進んだ区間を測定するため
の一つまたは二つの測定輪１２が備えられており、該測
定輪１２は、上記敷設ビーム２に関してそれぞれ外縁の
近傍にて、敷設されるべき層のための路盤上を走行し、
好ましくは路面仕上げ機１の長手軸に対して対称に配設
され、図示の実施例においては、揺動可能なアーム１３
を介して、測定輪１２が進んだ区間及び高さ測定を維持
する基準面に対するアーム１３の角度のための、高さ調
整装Ｗ１０に一体化された測定値入力装置に連結されて
いる。高さ測定及び傾斜測定は、通常、アナログ信号と
なり、行程測定は、通常デジタル信号となる。

路面仕上げ機１は、第３図に示されているように、同時
にデイスプレィパネルを有する入力キーボード１５、マ
イクロプロセッサ１６、データ記憶装Ｗ１７、オペレー
ティングシステムとしてのＲＯＭ記憶装置１８、アナロ
グ人出力段１９及びデジタル人出力段２０とを備えたオ
ンボードコンピュータ１４を有している。高さ測定及び
傾斜測定の実際値を示す信号は、行程測定の実際値を示
す信号と同様に、マイクロプロセンサ１６に供給される
。

データ記憶装置１７には、入力キーボード１５を介して
入力された高さ修正及び敷設されるべき層の層厚のため
の目標値が、各観測点に関して記憶されている。これら
の目標値は、最初は敷設区間で決定される。マイクロプ
ロセッサ１６は、例えば行程測定に対応して、観測点に
対して、データ記憶装置１７に記憶されている目標値を
高さ調整装置１０に与えるので、路盤の非一様性に対応
した高さ修正が行なわれる。当距離である必要はない前
以て決められた観測点の間では、マイクロプロセッサ１
６により、進んだ行程に基づいて連続的に、一つの記憶
されていた値から他の値へ変化させるための好ましくは
線形の変化が行なわれる。

同様に、前以て決められて且つ記憶されている始点と終
点との間の横方向の傾斜の差分値についても、横方向の
傾斜の目標値が、マイクロプロセッサ１６によって、始
点と終点との間の移行区間の全長に亘って連続的に、長
さに関して線形の関係にて、変化せしめられ、傾斜制御
装置１１に供給される。

図示の実施例においては、路面仕上げ機１の中央の長手
軸から離れて、二つの測定輪１２が備えられており、該
測定輪１２は、共にアーム１３を介して、対応する測定
値人力装置に連結されているので、二つの高さ測定が、
路面仕上げ機の進行方向に対して横向きに、且つ互いに
離れて行なわれる。

傾斜測定装置及び傾斜制御装置１１は、各側の高さ修正
及び層厚のための目標値がオンボードコンピュータ１４
に入力されている場合には、省略され得る。

敷設幅が狭い場合には、中心からずれて配設され得る一
つの測定輪１２によっても、行程測定を行なうことが可
能であるが、制御部材８に対して高さ測定センサーは必
要である。

引出し可能である敷設ビーム２の場合には、測定輪１２
は、それぞれ敷設区間の縁部領域に位置するように、該
敷設ビーム２の引出し可能の部分に連結され得る。

必要に応じて、前以て決められた目標値が達成され得な
いという音響的及び／または光学的表示のためのアラー
ム回路２１が備えられ得る。

制御部材８は、有利には、例えばオンボードコンピュー
タ１４の故障の際に、それにもかかわらず路面仕上げ機
が作動し得るように、手動でも操゛作可能である。

行程測定装置として、敷設区間に沿って対応するマーキ
ングを走査するセンサーも使用されることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は路面仕上げ機の概略平面図、第２図は第１図の路面仕上げ機の側面図、第３図は第１
図及び第２図の路面仕上げ機のためのオンボードコンピ
ュータのブロック図である。１・・・路面仕上げ機；　２・・・敷設ビーム：　３・
・・引張りアーム；　４・・・無限軌道式駆動装置；　
５・・・車台；６・・・材料パケット；　７・・・スク
リューコンベア；　８・・・制御部材；　９・・・パル
プ；　ｌＯ・・・高さ調整装置；１１・・・傾斜制御装
置；　１２・・・測定輪；　１３・・・アーム；　１４
・・・オンボードコンピュータ；　１５・・・入力キー
ボード；　１６・・・マイクロプロセッサ；　１７・・
・データ記憶装置：　１８・・・ＲＯＭ記憶装置；　１
９・・・アナログ出力段；　２０・・・デジタル出力段
。特許出願人：アーベーゲー・ヴエルケ・ゲーエムベーハ
ー代　理　人：弁理士　平　山　−室間　：弁理士岡崎信太部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）敷設ビーム２を有しており、該敷設ビームが、該
敷設ビーム２の高さ及び傾斜を調整するための制御部材
８と、このための計測センサーとを備えていて、該計測
センサーの出力信号が、前以て決められた所望の値に基
づいて、上記制御部材８を制御する調整装置１０、１１
に対する実際値として役立つように構成された路面仕上
げ機において、道路測定装置１２が備えられていて、その出力信号はオ
ンボードコンピュータ１４に供給され、該オンボードコ
ンピュータ１４は、移行区間の長さと、該移行区間の始
点から終点まで保持されるべき、敷設道路に沿った横方
向の傾斜の差分値とを記憶させるためのデータ記憶装置
１７を備えており、上記傾斜調整装置１１に対してオン
ボードコンピュータ１４により計算され且つ前以て与え
られ得る目標値が、始点から終点までの行程に応じて連
続的に該ボードコンピュータ１４により、変更可能であ
ることを特徴とする、路面仕上げ機。
（２）前記道路測定装置１２が、敷設ビーム２の作業幅
内で共に回転する少なくとも一つの測定輪を含んでいる
ことを特徴とする、請求項１に記載の路面仕上げ機。
（３）前記測定輪１２が、同時に高さ測定センサー１３
としても構成されていることを特徴とする、請求項２に
記載の路面仕上げ機。
（４）前記データ記憶装置１７が、敷設道路に沿った高
さ修正または層厚の目標値を定常的に記憶するようにな
っていて、調整装置１０に対してオンボードコンピュー
タ１４により前以て与えられ得る目標値が、一つの記憶
された目標値から次の目標値までの行程に応じて連続的
に該ボードコンピュータ１４にて計算され得ることを特
徴とする、請求項１乃至３のいずれかに記載の路面仕上
げ機。
（５）前記調整装置１０、１１に与えられる目標値が、
記憶された目標値から他の値に一次的に変更され得るこ
とを特徴とする、請求項１乃至４のいずれかに記載の路
面仕上げ機。
（６）前記両測定輪１２又は各測定輪１２が、前記敷設
ビーム２に関して前方を走行していることを特徴とする
、請求項２乃至５のいずれかに記載の路面仕上げ機。
（７）前記路面仕上げ機の長手軸の両側に、それぞれ一
つの測定輪１２が備えられていることを特徴とする、請
求項２乃至６のいずれかによる路面仕上げ機。