JPH02281843A - 信号伝送方式 - Google Patents

信号伝送方式

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JPH02281843A
JPH02281843A JP1102729A JP10272989A JPH02281843A JP H02281843 A JPH02281843 A JP H02281843A JP 1102729 A JP1102729 A JP 1102729A JP 10272989 A JP10272989 A JP 10272989A JP H02281843 A JPH02281843 A JP H02281843A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は信号伝送方式に係り、特に一対の信号伝送路を
介して複数の通信局間で情報の授受を行うに好適な信号
伝送方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、配電線の配電状態に関する情報を伝送する場合、
[最新配電自動化システム総合技術資料」昭和62年6
月 日本技術経済センター発行の頁279.282,2
83に記載されているように。
1対N又はrJ対対間間信号伝送においてマルチドロッ
プ方式が採用されている。この方式は、複数の子局を一
対の信号伝送路に並列に接続し、信号伝送路を介して親
局と子局群との間で信号の授受を行うように構成されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし従来の伝送方式では、−旦特定の局に情報を集め
、その後特定の局から改めて対象とする局へ情報を伝送
するようにしているため、子局を増設する際に負荷の容
量及び距離による制限を受けたり、伝送フレームを変更
したりしなければならなくなる。すなわち、従来の伝送
方式では、各子局間は常時信号伝送路を介して接続され
ているため、信号伝送路に設置できる子局は線路の距離
及びインピーダンスによって制限されることになる。ま
た特定の局に情報が集められるため、隣接局の情報を基
にして配電線の事故を検出し、事故区間を健全区間から
除去するような情報を伝送する場合でも、伝送時間が長
くなるという不具合がある。
本発明の目的は、信号伝送路に設置する局の数によらず
各局間で信号の授受を行うことができる信号伝送方式を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、第1の信号伝送
方式として、一対の信号伝送路を介して複数の通信局を
互いに接続し、各通信局の伝送フレームを複数の情報伝
送時間帯に分けて設定し。
各フレームの各情報伝送時間帯毎に各信号伝送路の信号
伝送形態を各通信局で伝送情報に合わせて切り換えるよ
うにしたものである。
第2の信号伝送方式として、上り用信号伝送路と下り用
信号伝送路を介して複数の通信局を互いに接続し、各通
信局の伝送フレームを特定の通信局とその他の通信局と
の間で情報の授受を行うための情報伝送時間帯と相隣接
する通信局間で情報の授受を行うための情報伝送時間帯
とに分けて設定し、各フレームの各情報伝送時間毎に上
り用と下り用信号伝送路の信号伝送形態を各信号局で伝
送情報に合わせて切り換えるようにしたものである。
第3の信号伝送方式として、配電線を複数の区間に分割
して各区間に子局を設置し、各子局と親局とを上り用信
号伝送路と下り用信号伝送路を介して互いに接続し、親
局及び子局群の伝送フレームを親局と子局群の伝送フレ
ームを親局と子局群との間で情報の授受を行うための第
1情報伝送時間帯と相隣接する子局間で情報の授受を行
うための第2情報伝送時間帯とに分けて設定し、各フレ
ームの各情報伝送時間帯毎に上り用と下り用信号伝送路
の信号伝送形態を各子局で伝送情報に合わせて切り換え
るようにしたものである。
第3の信号伝送方式を含む第4の信号伝送方式として、
各子局は第2情報伝送時間帯に、各区間の配電線の配電
状態に関する配電情報を自局に入力すると共に相隣接す
る子局からの配電情報を基に監視対象区間の事故の有無
を監視するようにしたものである。
第4の信号伝送方式を含む第5の信号伝送方式として、
各子局は事故の発生を検出したときには監視対象区間の
開閉器を遮断すると共に、この開閉器の遮断状態を第1
情報伝送時間帯に親局へ伝送するようにしたものである
第4の信号伝送方式を含む第6の信号伝送方式として、
子局群の中の特定の子局を分岐局として゛分岐局の下位
側に設けられた下位子局と前記分岐局とを上り用分岐信
号伝送路と下り用分岐信号伝送路を介して互いに接続し
、前記分岐局は下位子局を含む隣接子局からの配電情報
を基に自局の監視対象区間と下位子局の監視対象区間の
事故の有無を監視し、事故の発生を検出したときには自
局の開閉器を遮断すると共に下位子局に遮断信号を出力
し、各開閉器の入り、切り状態を親局へ伝送するように
したものである。
第4.第5又は第6の信号伝送方式を含む第7の信号伝
送方式として、各子局は自局の開閉器を遮断するときに
は、電源の供給系で自局より下位となる下位子局からの
信号がないことを条件に上り用と下り用信号伝送路を短
絡して信号の折り返しを行うようにしたものである。
第3、第4、第5.第6又は第7の信号伝送方式を含む
第8の信号伝送方式として、各子局は親局又は電源の供
給系で自局より上位となる子局からの信号を受信できな
いときには、各フレームの各情報伝送時間帯を特定す・
るための同期信号を下位側の子局に伝送するようにした
ものである。
〔作用〕
通信局間、親局と子局間あるいは子局間で信号の授受を
行う場合、各フレームの各情報伝送時間帯毎に各信号伝
送路の信号伝送形態が各局で伝送情報に合わせて切り換
えられるため、すべての局が接続される時間が短くなり
、通信局あるいは子局を増設しても負荷や距離による制
限を受けることはなく、各局間で信号の授受を行うこと
が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、変圧器Trに接続された6、6KV配
電線LOI、LO2にはそれぞれ親局Mと子局1.2.
3.4が接続されている。各子局1〜4には柱上開閉器
(遮断器)CB1.CB2、CB3、CB4と零相変流
器ZCTII、ZCT12、ZCT13、ZCT14.
制御装置ETRI、TR2,TR3、TR4が設けられ
ている。各零相変流器ZCTII〜ZCT14の出力は
制御装置i!TRI〜TR4に供給されており、各制御
装置TRI〜TR4は零相変流器からの検出信号を基に
柱上開閉器CBI〜CB4の開閉を制御するようになっ
ている。なお、各零相変流器ZcT11〜ZCT14の
出力信号は増幅器、サンプルホールド回路、A/D変換
器を介して演算回路に入力されるようになっている。
また、各制御装置TR1〜TR4は、親局Mを上位側と
して、下り用信号伝送路L1と上り用信号伝送路L2を
介して接続されている。下り用信号伝送路L1は各子局
1.2.3.4において受信信号R1,送信信号S1を
伝送し、上り用信号伝送路L2は各子局1.2.3.4
において受信信号R2及び送信信号S2を伝送するよう
になっている。親局Mは通信媒体を介して中央局と信号
の授受が行えるように構成されている。
親局Mと各子局1〜4の伝送フレームは、第2図に示さ
れるように、3つの情報伝送時間帯T1、T2、T3に
分けて設定されている。情報伝送時間帯T1、T2は第
1情報伝送時間帯として親局Mと子局1〜4間で情報の
授受を行うための時間帯として設定されており、情報伝
送時間帯T3は第2情報伝送時間帯として、相隣接する
子局間で情報の授受を行うための時間帯として設定され
ている。そして時間帯T1においては親局Mから全子局
に同期信号、特定の子局を指定するための情報及び特定
の子局に対する制御指令などの情報が伝送され、時間帯
T2には特定の子局から親局Mへ操作又は制御結果の返
信情報及び子局の状態例えば柱上開閉器CBI〜CB4
の入り、切り状態に関する情報を伝送するようになって
いる。さらに時間帯T3においては相隣接する子局間で
零相変流器ZCTII〜ZCT14の検出出力及び配電
線LO2の電圧に関する情報、各子局が監視すべき監視
対象区間の事故の検出結果、転送トリップ情報などの情
報が伝送されるようになっている。
親局Mは配電線LOIの電圧を基に伝送の送受信を開始
して各子局との情報の授受を行うと共に、各信号伝送路
L1、L2に伝送フレームの時間帯を特定するための同
期信号を出力するようになっている。そしてこの同期信
号は各子局のサンプルホールド回路に入力され、各子局
の零相変流器ZCTII〜ZCT14の検出出力が一定
時間毎、例えば1サイクルについて12回毎入力される
ようになっている。また各制御装置TRI〜TR4は同
期信号に同期したクロック信号を出力するタロツク発生
器を有し、親局Mからの同期信号が入力されていないと
きには自局のクロック発生器のクロック信号を基に信号
の授受を行うように構成されている。
また各制御装置TRI〜TR4は、第3図に示されるよ
うに2台の送受信器TRS 1、TR32を備えており
、送受信器TR3Iは受信器REC1と送信器5END
I、スイッチSW1から構成され、送受信器TR52は
受信器REC2、送信器5END2、スイッチSW2か
ら構成されている。スイッチSWIは下り用信号伝送路
L1の線路中に挿入され、スイッチSW2は上り用信号
伝送路L2の線路中に挿入されており、受信器REC1
が信号伝送路L1に5受信器RFC2が信号伝送路L2
に直接接続され、送信器5ENDLがスイッチSWIを
介して信号伝送路L1に接続され、送信器5END2が
スイッチSW2を介して信号伝送路L2に接続されてい
る。
スイッチSWIは制御装置からの指令に従って伝送時間
帯T1.T2においては受信信号R1をそのまま送信信
号S1として下位側の局へ伝送し、伝送時間帯T3にお
いては自局の情報を送信器5ENDIから送信信号S1
として下位側の局へ送信するようになっている。
一方、スイッチSW2は、制御装置からの制御指令に従
って、伝送時間帯T1においては下位側の局からの受信
信号R2をそのまま送信信号S2として上位側の局へ送
信し、伝送時間帯T2においては2つの動作を選択して
実施するようになっている。すなわち、伝送時間帯T1
に受信した子局番号が自局の番号に一致したときには、
送信器5END2から自局の情報を上位側の局へ送信し
逆に、伝送時間fTIにおいて受信した子局番号が自局
番号と一致しないときには下位側からの受信信号R2を
そのまま送信信号S2として上位側の局へ送信するよう
になっている。また伝送時間帯T3においては送信器5
END2から自局の情報を上位側の局へ伝送する。この
ため伝送時間帯T3においては相隣接する子局間で情報
の授受を行うことができる。各子局間で情報の授受を行
う際、各子局の監視対象区間における事故の有無を検出
するために、各制御装置TRiには第4図に示されるよ
うな構成が採用されている。
すなわち、第4図に示されるように、各制御装置TRi
は、差動方式のリレーRyL、RyRとオアゲートOR
を側えており、オアゲートORの出力が開閉器CBに接
続されている。リレーRyLは、受信信号R1に含まれ
る信号のうち上位局から伝送された零相変流器ZCTの
出力信号■。
を送受信器TR3Iを介して取り込むと共に、自局のZ
CTの出力信号I。を取り込み、これらの偏差に応じた
信号を出力するようになっている。
リレーRyRは受信信号R2に含まれる信号のうち下位
局のZCTの出力信号工。と自局のZCTの出力信号と
を取り込み、これらの偏差に応じた信号を出力するよう
になっている。各リレーの出力は地絡事故が発生しない
ときには零であるが、地絡事故が発生してZCTの出力
信号が一工。どなったときには、いずれかのリレーの出
力が2倍のI。となり、オアゲートORからトリップ信
号が出力され、開閉器CBがトリップされる。すなわち
リレーRyLは上位子局間で地絡事故が発生したことを
検出し、リレーRyRは下位子局間で地絡事故が発生し
たことを検出するように構成されている。そして開閉器
CBをトリップしたときには、次の情報伝送時間帯T2
において親局Mへ地絡事故の発生した旨の情報を出力す
るようになっている。
また各子局で事故を検出する場合、差動方式のリレーを
用いる代りに、方向判定リレーを用いることも可能であ
り、配電線の線電流及び線間電圧を検出すれば、短絡事
故及び断線事故を検出することができる。
また、第5図に示されるように、子局2を分岐局として
、この子局2の下位側に下位子局21.22を設け、子
局2と下位子局21.22とを分岐信号伝送路L3、L
4を介して接続することもできる。この場合には、子局
2の制御装!TR2には、送受信器TR31、TR32
のほかに、送受信器TR53を設け、さらにリレーRy
Lと3端子のリレーRyRを設け、子局2において」二
位1局と下位2局の情報を収集することができる。
すなわち、受信信号R1を送信信号S1として下位子局
21側へ伝送した後、送信信号S3を子局3側へ伝送し
受信信号R3を受信する。これによりリレーRyLによ
り上位子局間で地絡事故が発生したことを検出すること
ができ、またリレーRy+Rにより下位側の下位子局2
1、子局3との間に地絡事故が発生したことを検出する
ことができる。
なお、この分岐伝送方式においては、下位側の2つの子
局には分岐局である子局2の情報のみが伝送され、下位
側の子局の事故検出を十分できない場合には、子局2で
地絡事故の発生を検出したときに伝送フレームの伝送時
間帯T3において子局3及び下位子局21へ開閉器をト
リップするための指令を伝送すれば、分岐局で下位側の
局の開閉器を制御できる。すなわち子局2が親局として
子局3及び下位子局21へ転送トリップ情報を出力する
ようにする。また分岐伝送方式を採用する場合には、子
局2が子局3及び下位子局21に送信する情報として、
自局の情報と下位子局21の情報とを基に地絡事故など
の情報を生成し、その結果を子局3へ送る方式とすれば
、転送トリップ(遮断)信号の伝送が不要となる。
また、第7図に示されるように2つの電力系統が常時開
放型の開閉器CBCを介して接続されている場合、A系
統の子局n1、n2、n4、n5及びB系統の子局ml
、m2、m3、m4、m6、m7に、第4図に示される
制御装置を配置し、A系統の子局n3とB系統の子局m
5に、第6図に示される制御装置を配置すれば、各系統
間で電力の融通を行うことができる。
この場合、転送遮断時に特に考慮する事柄としては、上
位局(電源供給側の局)は開閉器の特性にもよるが、下
位局が遮断したことを確認した後に自局の開閉器を開放
する必要がある。
また開閉器によって配電線が遮断されると、開閉器を遮
断した子局以降の下位子局には操作電源が供給されず信
号伝送ができなくなる。この伝送の停止が他の健全区間
の監視又は二次事故の検出に支障を来たすところから、
このような支障をなくすためには、第8図に示されるよ
うに、各子局に各信号伝送路L1、L2を短絡するスイ
ッチSW3を設け、電源側の開閉器が開放された子局は
スイッチSW3を閉じて上位局からの伝送信号を折り返
す必要がある。ここで、スイッチSW3で信号を折り返
す条件の1つとして、下位局からの信号がないことを考
慮する必要がある。
これは1例えば、第7図に示されるように、事故区間が
F点で発生した場合、開閉器CBDI、CBD2が開放
している状態で開閉器CBCを操作して両電力系統間で
電力融通を行ない、開閉器CBDIで折り返し伝送を行
うと、子局m3以降の情報が親局に伝送されなくなり、
親局が系統情報を正確に把握できないからである。
また、配電線の工事などの理由によって例えば開閉器C
BD1.CBD3を開放し、開閉器CBCを投入してい
るときに開閉器CBD3以降の子局m6.m7の事故検
出機能が停止することがある。これは、開閉器CBD2
の子局m4の電源がなくなり、開閉器CBD3には子局
からの同期信号が伝送されないためである。そこで、こ
のような場合には、子局m5に上位局からの信号が伝送
されないことを条件に、子局m5から親局と同等の同期
信号を発生し、以降の子局m6、m7が事故検出のため
の信号伝送をできるようにすれば。
子局m5以降の子局m6.m7の事故検出機能を損うこ
とはない。
また、第9図に示されるように、親局と各子局の制御装
置TRI〜TRnとを信号伝送路をB5、B6を介して
接続し、各子局の制御装置TRI〜TRn間をそれぞれ
信号伝送路をLl、B2で接続すれば、既存の設備を有
効に活用することができる。
このように1本実施例においては、伝送フレームを複数
の時間帯に分け、親局と各子局との間で行う情報の授受
と子局間で行う情報の授受を異なる時間帯で行うように
したため、負荷容量の制限を受けることなく子局の増設
が可能になると共に伝送フレームの内容を変えなくても
増設が可能となる。また信号伝送路の信号伝送形態を切
り換えて各局間で情報の授受を行っているので、配電線
で事故が発生した場合でも、健全区間を停電することな
く事故区間のみを配電線から除外することができる。さ
らに開閉器の状態を親局へ伝送して配電線の状態を把握
することができ、配電線の電力供給における信頼性の向
上を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、伝送フレームを
時分割し、各時間帯毎に信号伝送路の信号伝送形態を切
り換えるようにしたため、負荷容量の制約を受けること
なく局の増設が可能になると共に、伝送フレームの内容
を変えることなく局の増設が可能となる。
また分岐伝送方式を採用する場合には、分岐局において
下位側の局の開閉器に対する制御を行えば、下位側で事
故が発生した場合でも開閉器を確実にトリップすること
ができる。
また開閉器を遮断するときに、自局よりも下位側の局か
らの信号がないことを条件に、信号伝送路を短絡して信
号の折り返しを行えば、系統情報を確実に親局に伝送す
ることができる。
また各子局が自局より上位側の局からの信号を受信でき
ないときに同期信号を出力すれば、事故が発生しても健
全区間の監視及び二次事故の検出に支障を来たすことは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は伝送
フレームの構成説明図、第3図は送受信器の構成図、第
4図は制御装置の構成図、第5図は分岐伝送方式の系統
図、第6図は分岐伝送方式に用いられる制御装置の構成
図、第7図は複数の電力系統に本発明を適用した場合の
系統図、第8図は折り返し用のスイッチを内蔵した制御
装置の構成図、第9図は信号伝送路を4本にした場合の
系統図である。 M・・・親局、l、2,3.4・・・子局。 TRI、TR2,TR3,TR4・・・制御装置、Ll
・・・下り用信号伝送路、 B2・・・上り用信号伝送路、 CBI、CB2.CB3.CB4・・・柱上開閉器。 ZCTII、ZCT12.ZC:T13.ZCT14・
・・零相変流器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一対の信号伝送路を介して複数の通信局を互いに接
    続し、各通信局の伝送フレームを複数の情報伝送時間帯
    に分けて設定し、各フレームの各情報伝送時間帯毎に各
    信号伝送路の信号伝送形態を各通信局で伝送情報に合わ
    せて切り換える信号伝送方式。 2、上り用信号伝送路と下り用信号伝送路を介して複数
    の通信局を互いに接続し、各通信局の伝送フレームを特
    定の通信局とその他の通信局との間で情報の授受を行う
    ための情報伝送時間帯と相隣接する通信局間で情報の授
    受を行うための情報伝送時間帯とに分けて設定し、各フ
    レームの各情報伝送時間毎に上り用と下り用信号伝送路
    の信号伝送形態を各信号局で伝送情報に合わせて切り換
    える信号伝送方式。 3、配電線を複数の区間に分割して各区間に子局を設置
    し、各子局と親局とを上り用信号伝送路と下り用信号伝
    送路を介して互いに接続し、親局及び子局群の伝送フレ
    ームを親局と子局群との間で情報の授受を行うための第
    1情報伝送時間帯と相隣接する子局間で情報の授受を行
    うための第2情報伝送時間帯とに分けて設定し、各フレ
    ームの各情報伝送時間帯毎に上り用と下り用信号伝送路
    の信号伝送形態を各子局で伝送情報に合わせて切り換え
    る信号伝送方式。 4、各子局は第2情報伝送時間帯に、各区間の配電線の
    配電状態に関する配電情報を自局に入力すると共に相隣
    接する子局からの配電情報を基に監視対象区間の事故の
    有無を監視する請求項3記載の信号伝送方式。 5、各子局は事故の発生を検出したときには監視対象区
    間の開閉器を遮断すると共に、この開閉器の遮断状態を
    第1情報伝送時間帯に親局へ伝送する請求項4記載の信
    号伝送方式。 6、子局群の中の特定の子局を分岐局として分岐局の下
    位側に設けられた下位子局と前記分岐局とを上り用分岐
    信号伝送路及び下り用分岐信号伝送路を介して互いに接
    続し、前記分岐局は下位子局を含む隣接子局からの配電
    情報を基に自局の監視対象区間と下位子局の監視対象区
    間の事故の有無を監視し、事故の発生を検出したときに
    は自局の開閉器を遮断すると共に下位子局に遮断信号を
    出力し、各開閉器の入り、切り状態を親局へ伝送する請
    求項4記載の信号伝送方式。 7、各子局は自局の開閉器を遮断するときには、電源の
    供給系で自局より下位となる下位子局からの信号がない
    ことを条件に上り用と下り用信号伝送路を短絡して信号
    の折り返しを行う請求項4、5又は6記載の信号伝送方
    式。 8、各子局は親局又は電源の供給系で自局より上位とな
    る子局からの信号を受信できないときには、各フレーム
    の各情報伝送時間帯を特定するための同期信号を下位側
    の子局に伝送する請求項3、4、5、6又は7記載の信
    号伝送方式。
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