JPH0228175A - チアゾール環およびテトラゾール環を有するカルボキシアミド誘導体およびその用途 - Google Patents

チアゾール環およびテトラゾール環を有するカルボキシアミド誘導体およびその用途

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JPH0228175A
JPH0228175A JP31445388A JP31445388A JPH0228175A JP H0228175 A JPH0228175 A JP H0228175A JP 31445388 A JP31445388 A JP 31445388A JP 31445388 A JP31445388 A JP 31445388A JP H0228175 A JPH0228175 A JP H0228175A
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formula
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tetrazole
compound
mmol
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Application number
JP31445388A
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English (en)
Inventor
Junji Yoshinaga
吉永 順司
Takeshi Masagaki
武志 正垣
Takao Kakita
孝雄 柿田
Hiromi Ozeki
尾関 廣美
Takayoshi Kato
敬香 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sawai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Sawai Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、抗アレルギー活性を有するチアゾール環およ
びテトラゾール環を有するカルボキンアミド誘導体およ
び上記化合物を有効成分とする医薬に関するものである
[従来の技術・問題点] クロモグリク酸ノナトリウム(DSCG)、マレイン酸
クロルフェニラミン、トラニラスト等を含む種々の化合
物が抗アレルギー活性を有することが知られており、医
薬として使用されている。しかし、これらは副作用、経
口吸収および効果の点で満足なものではない。したがっ
て、上記の欠点を何しない抗アレルギー剤の出現が望ま
れていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、抗アレルギー剤について研究を重スクた
結果、ある種のチアゾール環およびテトラゾール環を有
するカルボキシアミド誘導体が、経口投与においてらす
ぐれた抗アレルギー活性を示し、副作用が少ないことを
見い出し、本発明を完成したものである。
[発明の概要] (1)本発明は、式 i[式中、梧A−1R−および−X−Y−の遊離原子価
はチアゾール珂の2.4および5位の任意の1つに結合
し、Aは低級アルキル基、置換基を有しないか、または
ヒドロキノ、低級アルコキシ、アリール低級アルコキノ
、ハロ低級アルキル、ハロゲン、およびニトロから選ば
れた置換基を少なくとら1個存するアリール基、または
、酸素、窒讃および硫黄から選ばれたベテロ原子を少な
くと61個有する5もしくは6員複素環式基または上記
複素環式基とベンゼン環が縮合してなる縮合複素環式基
(上記2種の複素環式基は置換基を有しないかまたはハ
ロゲンを少なくとも1個を有する)、Rは水素または低
級アルキル基、Xは−COまたは−NF(−1Yは−N
H−または−CO−であり、a)XとYは同一でなく、
b)Xが−CO−でYが−NH−のとき、基−X−Y−
は2位または5位に結合するコ で示される化合物またはその塩類を提供するものである
上記化合物は、 (イ)式 [式中、AおよびRは前記の意味であり、−COOHは
チアゾール環の2または5位に結合する]で示されるカ
ルボン酸またはそのカルボキシ基における反応性誘導体
と、式 で示されるアミンまたはそのアミノ71におけろ反応性
誘導体を反応させて、式(I)においてXが−CLT)
−てYが−N 1−1−の化合物を得るか、まfこは(
C))式 で示されるカルボン酸またはそのカルボキノ基における
反応性誘導体と、式 1式中、AおよびRはiq記の意味であり、−N I−
12はデアゾール環の2.4および5位に結合する]で
示される/’ミンまたはそのアミノ基における反応性誘
導体を反応させて、式(1)においてXが−NII−て
Yが−00−の化合物を得ることにより製造される。
また本発明は、式(+)で示される化合物またはその塩
類の少なくとも1種を有効成分とする、アレルギー疾小
処置剤を提供するしのである。
[詳細な記載] (定義) この明11書中で用いる用語をさらに詳′胡に説明する
と次の通りである。
「低級」の語は、特にことわらない限り炭素数I〜6の
堰を包含する。
「低級アルギル基」またはハロ低級アルキルにおけるU
低級アルキルJ部分は、炭素原子数1〜6側、好ましく
は1〜5flJさらに好ましくは1〜4個の直鎖または
分枝飽和炭化水素残基、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、し−ブチル、
ペンチルおよびヘキシルを包含する。
「低級アルコキン」またはアリール低級アルコキノにお
ける「低級アルコキシ」部分は、−〇−低吸アルキル(
ここで、低級アルキルは前記のき味)で示される基を意
味する。
[ハロゲンゴまたはハロ低級アルキルにおける「ハロー
4.部分は、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードを
包含する。
「ハロ低級アルキル」の語は、少なくと61個、通常1
〜5側、好ましくは1〜3個のハロゲンで置換されカニ
低級アルキル、例えばクロロメチル、)・リフルオロメ
チルおよび2.2.2−トリクロロエチルを包含する。
アリール店2またはアリール低級アルコキノにおける)
−アリール、部分は、非置換フェニルおよび1 ’6%
アルキルフェニル(ここで、低級アルキルはIi:i記
のき味)のような単環性アリール、例えばトリル、キノ
リル、クメニル等、およびビフェニリル、非置換ナフチ
ル、低吸アルキルナフヂル(ここで、低級アルキルは前
記のき味)のような2環1生アリールを包含する。これ
ろのアリールも(は、非置換でらよくまた少なくとも1
個、通常1〜5−狙好ましくは1〜3(丙の置換基を有
していてらよい。置換基は、ヒドロキシ、低級アルコキ
シ(例えばCH30−1C、HS O−またはt−C,
H2O−)、アリール低級アルコキン(例えばC885
CI−1、0−)、ハロ低級アルキル(例えばCF、−
)、ハロゲン(例えばCσ−またはBr−)およびニト
ロから選ばれる。アリール堪が2個以上の置換基を何す
る場合これらは同一でも異なってらよい。
「酸素、窒素および硫黄から還ばねたへテロ原子を少な
くとも1個有する5もしくは6員複素環式基」の語は、
上記へテロ[皇子を少なくとら11伺(例えばI、2.
3、・1個土たはそれ以L)イ丁オる5員複素環式基、
例えばフリル、ヂエニル、ピロ11ル、イミダゾリル、
オキサシリル、デアゾリル、トリアゾリル、テラトゾリ
ルおよび上記へテロ皇子を少なくともIg(例えば1,
2.3.4例またはそれ以上)有する6員複素環式居、
例えばピリノル、ピラジニル、ビリグツニル、オキサジ
ニル、デアノニル、トリ7ノニル等を包含オろ。
「上記)夏素環式基とヘノセン環が縮合してなる縮合複
素環式基」の語は、E記5員)夏素環式堰とベノゼン核
からなる縮合複素環式基、例えばイン1〜リル、イン1
〜リル等、および上記6員複素環式J1ξとヘンゼン核
からなる縮合複素環式基、例えばキノリル、イソキノリ
ル、キナゾリニル、ヘンゾチアジニル等を包含する。
」二記2種の1夏素環式基(非縮合および縮合)は、非
置換で乙よく、また少なくとも1個の置換基を存してい
てもよい。置換基が2個以上存在する場合、これらは同
一でら異なってもよい。置換基としては、アリール基の
置換基として前述したもの(特にハロケン)か含まれる
式 で示されるI H−テトラゾリル基は、式 で示される2 1−i−テトラゾリル基と互換異性の関
係にあることが周知である。
したがって、上記2つの基は実質的に同一であり、上記
基を含む異性体は同一化合物とみなされる。それ故、分
子中に上記の基を含む異′性体は何れらこの発明の範囲
に含まれるが、この明細書では記載の簡便化のためにr
lH−テトラゾリル」の表現のみを用いる。
「塩類」の語は、医薬上許容される非毒性塩を含む。こ
れには、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩、カリウ
ム塩等)およびアルカリ土類金属塩(例えばカルシウム
塩、マグネシウム塩等)のような金属塩およびアンモニ
ウム塩等の無機塩基ならびにアミン塩(例えばトリメチ
ルアミン塩、トリエチルアミン塩、ブロカイン塩、ジン
クロヘキノルアミン塩、NN−ノベンジルエチレンジア
ミン塩、N−メチルグルカミン塩、モノエタノールアミ
ン塩、ノエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩
、トリス(ヒドロキンメチルアミノ)メタン塩、フェネ
チルベンノルアミン塩等)、塩基性アミノ酸塩(例えば
アルギニン塩、リジン塩等)のような有機塩基塩が含ま
れる。これらの塩は、常法により例えば対応する酸と塩
基から、または塩交換により製造することができる。
式(1)で示される化合物中の第1群は、下式[式中、
Aは低級アルキル基、置換基を有しないか、またはヒド
ロキン、低級アルコキシ、アリール低級アルコキシ、ハ
ロ低級アルキル、ハロゲン、ニトロから選ばれた置換基
を少なくとも1個有するアリール基、または、酸素、窒
素および硫黄から選ばれたベテロ原子を少なくとも1個
有する5もしくは6N複素環式基または上記複索環式基
とベンゼン環が縮合してなる縮合複素環式基(上記2種
の複索環式基は置換基を有しないかまたはハロゲンを少
なくとも1個有する)、Rは水素または低級アルキル基
を意味する。] で示される化合物またはその塩類である。
その中で代表的な化合物は、Aがメチル、フェニル、メ
チルフェニル、(I−メチルエチル〕フェニル、(1,
1−ツメチルエチル)フェニル、ナフチル、ヒドロキノ
フェニル、メトキノフェニル、ツメ)・キノフェニル、
トリメトキノフェニル、ベンノルオキノフェニル、トリ
フルオロメチルフェニル、クロロフェニル、ニトロフェ
ニル、ピリジル、フリル、チエニルまたはキノリルで、
Rが水素、メチルまたはl−メチルエチルの乙のである
第2群は、下式、 1式中、Aは置換基を仔しないか、または低級アルコキ
ノ、アリール低級アルコキノ、ハロ低級アルキル、ハロ
ゲン、ニトロから選ばれた置換基を少なくとも1個を存
するアリール基、または酸素、窒素もしくは硫黄原子を
少なくとも1個を有する5員復素環式基(置換基を何し
ないかまたはハロゲンを少なくとも1個有する)、Rは
水素または低級アルキル基、Xは−CO−または−NH
−基、Yは−NH−または−co−基を意味する。ただ
し、XとYは同一の基ではない] で示される化合物またはその塩基である。
その中で代表的な化合物は、Aがフェニル、メチルフェ
ニル、エチルフェニル、ツメチルフェニル、ビフェニリ
ル、ナフチル、メトキンフェニル、ノメトキシフェニル
、ベンジルオキンフェニル、クロロフェニル、l−リク
ロロフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ニトロフ
ェニル、ビリノル、フリル、チエニルまたはクロロチエ
ニルで、Rが水素またはメチルのものである。
第3nは、下式 [式中、Aは置換基を有しないか、または低級アルコキ
ノ、ハロゲン、ニトロから選ばれた置換基を少なくとも
1個有するアリール基、Rは低級アルキル基、Xは−C
O−または−N )(−基、YはN H−または−C〇
−基を意味する。ただし、XとYは同一の基ではないコ で示される化合物またはその塩類である。
その中で代表的な化合物は、Aがフェニル、メチルフェ
ニル、メトキンフェニル、ツメトキンフェニル、トリメ
トキシフェニル、クロロフェニルまたはニトロフェニル
で、Rがメチルのものである。
(製造法) 式(Hの化合物の製造法を詳細に述べると次の通りであ
る。
方法(イ) 式(1)の化合物は、式(II)の化合物またはカルボ
キン基における反応性誘導体に式(II+)の化合物ま
l二はそのアミノ基における反応性誘導体を反応させる
ことにより製造される。
方法(ロ) 式(1)の化合物は、式(IV)の化合物またはそのカ
ルボキノ基における反応性誘導体に式(J)の化合物ま
たはそのアミン基における反応性誘導体を反応させるこ
とにより製造されろ。
式(n)または(IV)の化合物のカルホキノル基にお
ける反応性誘導体としては、酸ハライド、酸無水物、活
性エステルおよび活性アミドが含ま!する。
そのうち酸ハライドとしては、酸クロライドが繁用され
る。酸無水物としては、対称無水物および混合酸無水物
が含まれ、後者には例えばジアルキル燐酸混合無水物、
ンアルキル亜燐酸混合無水物、アルキル炭酸混合無水物
、脂肪族カルボン酸(例えばピバリン酸、トリクロロ酢
酸)混合無水物等が含まれる。活性エステルとしては、
メチルエステル、エチルエステル、ノアツメチルエステ
ル、p−ニトロフェニルエステル、N−ヒドロキシスフ
ノンイミドとのエステル等が用いられる。活性アミドと
しては、イミダゾール、ノメチルイミyゾール、トリア
ゾールとのアミドか用いられろ。
式([11)または(V)の化合物のアミノ基における
反応性誘導体としては、アルデヒド(例えばアセトアル
デヒド、イソペンタナール、ベンズアルデヒド)とのノ
ソフ塩基、ノリル化合物(例えばトリメチルノリルクロ
ライド、)・ツメチルノリルアセトアミド)との反応生
成物、燐化合物(例えば三塩化燐、オキノ塩化燐)との
反応生成物等が用いられる。
式(II)または(1v)の化合物をカルボン酸または
その塩のまま用いる場合には、反応を縮合剤の存在下に
行なうのが有利である。縮合剤としては、S OG(1
7、So、C&2、PCB3、PCρ5、POC(3、
PBr3等のハロゲン化剤、またはN N’−リンクロ
へキシルカルボジイミド(DCC)、N−シクロへキン
ルーN −モルホリノエチルカルボジイミト、N、N−
ジイソプロピルカルボンイミド、Ci!Go、CI(、
、CEO3C21T5、BrC0tCHs、(CH3C
O)20、N−エチルベンズイソキサゾリウム塩、2−
クロロ−1−メチルピリジウム塩、N、N −カルボニ
ルジイミダゾール(CDI)等が用いられる。
この反応は通常不活性溶媒中で行なわれる。不活性溶媒
としては、ジオキサン、メチレンクロライド、クロロホ
ルム、エーテル、テトラヒドロフラン(THF)、アセ
トン、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスル
ホキシド(DMSO)、ピリジン、アセトニトリル、ベ
ンゼン、トルエン、キンレン等か用いられる。
好ましい実施方法の一例を示すと、次の通りである。
まず、カルボン酸(II)、(mまたはその塩を不活性
溶媒に溶かし、縮合剤をこれに加える。縮合剤がハロゲ
ン化剤の場合、添加は水冷下に行なうのが有利であり、
他の縮合剤の場合は水冷下または非水冷下(すなわち室
温)の何れも行な°うことかできる。反応混合物を室温
または沸点のような加熱下に、0.5〜3時間保つ。こ
うして生成した酸の活性形を、単離するかまたはせずに
アミン(■)または(V)と反応させる。この反応は、
不活性溶媒中、必要ならば塩基の存在下に行なわれ、目
的化合物(I)を生成する。塩基としては、ハロゲン化
水素を捕捉するものならばよく、例えば第3級アミン(
トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ピリジン等)が
用いられる。アミン(III)または(V)は塩基を兼
ねることができる。反応を室温〜沸点で0.5〜5時間
行なうと、好収率で目的物質が得られる。
府記原料化合物のあるものは新規であり、例えば下記反
応式にしたがって製造することができる。
このカルボン酸活性誘導体をアジ化ナトリウムで処理し
てカルボニル7ジド体とした後、トルエン中で加熱還流
して、イソシアナート体とする。これを、2−トリメチ
ルシリルエタノールと反応させ、化合物(■)を得る。
この化合物(■)をテトラブチルアンモニウムフルオラ
イドのテトラヒドロフラン溶液と処理することにより、
原料化合物(Va)に導くことができる。
さらに上記原料化合物(mは、例えば下記反応式に従っ
て公知方法(′)ヤーナル・才ブ・メジノナル・ケミス
トリー(J 、Med、Chem、)、  19 、 
289(1976));同誌、29,538(1986
))によりカルボン酸塩として製造することができる。
(式中、AおよびRは日記と同じ意味)詳述すると、化
合物(Vl)をハロホルメート(クロル炭酸エチル)と
反応させ、まず、カルボン酸を活性誘導体とする。
NC−C00Czlb H (IX) (IV) すなわち、シアノ炭酸エチル(■)を、アジ化ナトリウ
ム−塩化アンモニウムで処理して、テトラゾール体(1
x)を得た後、これを加水分解することにより、テトラ
ゾールカルボン酸の塩に導くことができる。
2−アミノ−4−A −5−R−デアゾールは特公昭6
2−51272号公報記載の方法により製造できる。
4−A−5−R−2−チアゾールカルボン酸または2 
 A  4  R5−チアゾールカルボン酸は、ケミカ
ル・アブストラクツ(Chem、 Abst、 )64
巻724a欄(1966年)、特公昭46−38788
号公報、または特公昭61−48834号公報記載の方
法により製造できる。
(用途) 式(1)の化合物はすぐれた抗アレルギー活性を有する
のでアレルギー性疾患の処置(予防、軽減、治療)用医
薬として有用である。
予防および/または治療の目的て投与するに際しては、
この発明の化合物(1)を有効成“分とし、経口投与、
非経口投与または外用に適した有機または無機の固体ま
たは液体賦形剤のような医薬」二許容される担体と混合
して常用の医薬製剤の形で投与することができる。この
ような製剤は、カプセル、錠剤、糖衣錠、軟膏、坐剤等
の固体、または溶液剤、けんだく剤、乳剤等の液体とす
ることができる。また必要に応じて、」二足製剤には補
佐薬、安定剤、湿潤剤、乳化剤、緩衝剤および他の常用
添加剤を加えることができる。
上記の用途において、投与型は勿論、患者の年令、症状
、使用化合物、投与方法および所望する処置により異な
る。しかし、一般に約0.5〜100(好ましくは0.
5〜50 ’)197に9の用量を、好適には1日2な
いし4回の分割用量または持効性製剤の形で投与すると
、満足すべき結果が得られる。
「実施例」 以下、この発明の参考例、実施例、製剤例および試験例
を挙げてさらに詳細に説明するが、これらに限定される
ものではない。
参考例1 2−メチル−4−チアゾールアミン(Va−1)(皇科
合成) 2−メチル−・1−デアゾールカルボン酸1.80y(
1257ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン25−1
Qに溶解させた後、トリエチルアミン1.75z(!(
12,57ミ’Itル)を滴下した。次に、水塩浴中ク
ロル炭酸エチル1.20.xρ(12,57ミ’1モル
)を滴下し、同条件下で15分反応させた。反応混合物
を水浴にt多し、アジ化ナトリウム6.32@(942
9:lJEル)の水溶液40i&を加え、同条件下で3
0分反応させた。反応混合物に水を加え1こ後、酢酸エ
チルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去後、淡黄色固体であ
るカルボニルアジド体を1.ssgを得た。これをアル
ゴン気流下乾燥トルエン25好に懸濁させた後、90℃
で50分反応させた。
同条件下で、2−トリメチルンリルエタノール3213
1(!(22,4ミリモル)を加え、さらに1.5時間
反応させた。反応混合物から溶媒を留去し、残渣をベン
ゼンに溶解した後、シリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸
エヂルー7.3)により精製し、白色固体である化合物
2−メチル−4−チアゾールカルバミン酸2−トリメチ
ルノリルエチルエステル(mp、+o+〜103°C)
を1.4569を得た。この白色固体をテトラブチルア
ンモニウムフルオライドの1モルテトラヒドロフラン溶
液22.53xC(2253;リモル)に溶解した後、
50〜60°Cで25分反応させた。反応混合物から溶
媒を留去し、残渣に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層に飽和塩化アンモニウム溶液および飽和食塩
水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去後、褐色油状物質である2−メチル−4−チ
アゾールアミンを447.8u(収率31%)を得た。
参考例2 2−(4−メチルフェニル)−4−チアゾールカルボン
酸1g(4,56ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン
13xQに溶解させた後、トリエチルアミン0゜64、
wC(4,56ミ’7モル)を滴下した。次に、水塩浴
中クロル炭酸エチル0.44JIN(4,56ミ!Jモ
ル)を滴下し、同条件下で15分反応させた。反応混合
物を水浴に移し、アジ化ナトリウム2.229(34゜
21ミリモル)の水溶液15zρを加え、同条件下で3
0分反応させた。反応混合物に水を加えた後、酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を留去後、淡黄色固体である
カルボニルアジド体を995゜1Rgを得た。これをア
ルゴン気流下乾燥トルエン12xQに懸濁させた後、9
0℃で40分反応させた。同条件下で、2−トリメチル
ノリルエタノール1.1フ渭Q(8,15ミリモル)を
加え、さらに15時間反応させた。反応混合物から溶媒
を留去し、残渣をベンゼンに溶解した後、シリカゲルカ
ラム(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)により精製し、
2番目に留出する成分を集め溶媒を留去して、淡黄色固
体である化合物2−(4−メチルフェニル)4−チアゾ
ールカルバミン酸2−トリメチルシリルエチルエステル
(mp、  108〜I O9℃)を1110gを得た
。この白色固体をテトラブチルアンモニウムフルオライ
ドの1モルテトラヒドロフラン溶液11.36xf2(
11,36ミリモル)に溶解した後、60℃で30分反
応させた。反応混合物から溶媒を留去し、残渣に水を加
えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化アン
モニウム溶液および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去後、黄色固体である
2(4−メチルフェニル)〜4−チアゾールアミンを5
47.2j!9(収率73%)得た。n−ヘキサンによ
り再結晶し、黄色針状結晶を得た。mp、too〜10
2℃。
参考例3 2−(3−ピリジニル)−4−チアゾールカルボン酸1
.59(7,28ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン
30村に懸濁させた後、水塩浴中でトリエチルアミン2
.03zI2(14,56ミリモル)およびクロル炭酸
エチル0.692.v(2(7,28ミ’Jモル)を順
に滴下し、同条件下で20分反応させた。反応混合物を
水浴に移し、アジ化ナトリウム4.7g(7,28ミI
7鍾)の水溶液20xQを加え、同条件下で10分反応
させた。反応混合物に水を加えた後、酢酸エチルで抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を留去後、黄色固体であるカルボニル
アジド体1.239を得た。
これをアルゴン気流下乾燥トルエン30酎に溶解させた
後、90℃で1時間反応させた。同条件下で、2−トリ
メチルンリルエタノール1.51Q(+0.64ミ11
モル)を加え、さらに1.5時間反応させた。反応混合
物に水を加えた後、酢酸エチルにより抽出し、有機層を
水洗後、無水硫酸す)IJウムで乾燥した。溶媒を留去
後、残渣に展rJIi溶媒(クロロホルム:酢酸エチル
−6・4)を30xQ加えた後、不溶物を濾取し乾燥後
、淡黄色固体である2−(3−ピリジニル)−4−チア
ゾールカルバミン酸2−トリメチルシリルエチルエステ
ルを870oを得た。濾液についてはシリカゲルカラム
(クロロホルム:酢酸エチル=6:4)により精製し、
最初に留出する淡黄色溶液を集めて溶媒留去し、淡黄色
固体である化合物2−(3−ピリノニル)−4チアゾー
ルカルバミン酸2−トリメチルシリルエチルエステルを
346xyを得た。先に得られた固体と合わせると1.
2169(収率52%)であった(mp、172〜17
5℃)。この黄色固体1.219(3,42ミリモル)
を乾燥テトラヒドロフランl’ OR(1に懸濁させ、
次に、テトラブチルアンモニウムフルオライドの1モル
テトラヒドロフラン溶液1368辺C(13,68ミリ
モル)を加え溶解した後、50℃で15分反応させた。
反応混合物から溶媒を留去し、残渣に水を加え1こ後、
酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニウム
溶液および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を留去後、茶褐色帖状物である2(
3−ピリジニル)−4−チアゾールアミンを73881
g(収率52%)得た。n−ヘキサン−ベンゼンにより
再結晶し、黄色結晶を得た。mp、71〜73℃。
実施例I (方法口) 乾燥ベンゼン1吋に水冷上乾燥DMF0.43i&(5
,55ミリモル)と塩化チオニル0.405iC(55
5ミ!1モル)を順に加えた後室温に戻し、10分反応
させた。二層に分離した反応混合物の下層を取り、11
]−テトラゾール−5−カルボン酸二カリウム塩704
Hg(3,709!Iモル)の乾燥アセトニトリル9r
ttQ@f5液に水冷上滴下した後、15分反応させた
。同条件下で、2−メチル−4−チアゾールアミン=1
47.8Hg(392ミリモル)の乾燥アセトニトリル
5ytrQと乾燥ピリノンIxf7の混合溶液を滴下し
た後、室温に戻し1時間反応させた。反応混合物に水を
加え、不溶物を濾去した後、濾液を水冷下、2N−塩酸
で酸性(pトi = 2 )とした。析出固体を濾取し
、水洗した後、D M F−水から再結晶すると、N−
(2−メチル−4−チアゾリル)I H−テトラゾール
−5−カルボキシでミド(Ial)の黄色結晶320x
y(収率41%)を得た。mp、295〜297°C(
分解)。
実施例2 ミ ド(Ia−5) (方法口) 乾燥ベンゼン1.5xQに水冷下、乾燥DMF O。
53xC(6,84ミリモル)と塩化チオニル0.49
9x((6,84E’Jモル)を順に加えた後室温に戻
し、IO分反応させた。二層に分離した反応混合物の下
層を取り、IH−テトラゾール−5−カルボン酸二カリ
ウム塩867B(4,56ミリモル)の乾燥アセトニト
リルl5yQ@Jr液に水冷上滴下した後、15分反応
させた。同条件下で、2−(4−メチルフェニル)−4
−チアゾールアミン92111119(4,88ミリモ
ル)の乾燥アセトニトリル15xCと乾燥ピリジン4r
2の混合溶液を滴下した後、室温に戻し1時間反応させ
た。反応混合物に水を加え、溶解した後、水冷下2N−
塩酸で酸性(pH= 2 )とした。析出固体を吸引濾
取し、諸物を水洗した後、メタノール−水から再結晶す
ると、N−(2−(4−メチルフェニル)−・1−チア
ゾリル)−1H−テトラゾール−5−カルボキノアミド
(Ia−5)の黄色結晶677y9(収率52%)を得
た。mp、  228〜238C0 実施例3 (方法口) 7xQC2,63ミリモル)と塩化チオ=ル0. l 
92xQ(263ミリモル)を順に加えた後室温に戻し
、10分反応させた。二層に分離した反応混合物の下層
を取り、IH−テトラゾール−5−カルボン酸二カリウ
ム塩333z9(1,75ミ!Iモル)の乾燥アセトニ
トリル5村懸濁液に水冷上滴下した後、15分反応させ
た。同条件下で、2−(3−ピリジル)−4−チアゾー
ルアミン330i9(1,86ミリモル)の乾燥アセト
ニトリル3xQと乾燥ピリノンIy(iの混合溶液を滴
下した後、室温に戻し1時間反応させた。
反応混合物に水を加え、溶解した後、水冷下2N塩酸で
中性(pH= 7 )とした。析出固体を吸弓濾取し、
諸物をメタノール=T I(F−水から再結晶すると、
N−(2−(3−ピリノル)−4−チアゾリル)−1H
−テトラゾール−5−カルボキンアミド(Ia−23)
の黄色結晶181a9(収率38%)を得た。mp、 
 263〜265°C0実施例4 乾燥ベンゼン1−ro、に水冷下乾燥DMFO,+9ミ
ドモノナトリウム塩(Ia−5’) N−(2−(4−メチルフェニル)−4−デアゾリル)
−1H−テトラゾール−5−カルホキシアミ ド(Ia
−5)10oz!?(0,35ミリモル)を水511Q
に@濁した。次いでO,lN−水酸化ナトリウム35m
Q(0,35ミ’Jモル)を滴下した後、室温で30分
反応させた。反応混合物中の不溶物を濾去し、濾液につ
いて溶媒留去した。残渣を乾燥アセトンで結晶化した後
、吸引濾取した。乾燥後、淡黄色固体であるN−(2−
(・1−メチルフェニル)−4チアゾリル)−11−[
−テトラゾール−5−カルボキシアミドモノナトリウム
塩(Ia−5°)を72肩9(収率67%)を得た。m
p、300℃以上。
実施例5 N−(2−(4−メチルフェニル)−4−チアゾリル)
−N(−テトラゾール−5−カルボキシアミド(Ia 
−5)100ig(0,,35ミリモル)を乾燥メタノ
ーノ1川0IIQに溶解し、2−アミノニゲノール0゜
0231ρ(0,39ミリモル)を加えた後、室温で3
0分反応させた。反応混合物から溶媒を留去し、残渣を
乾燥エーテルで結晶化させた後、吸引濾取した。諸物を
乾燥後、淡黄色固体であるN−(2−(4メヂルフエニ
ル)−4−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カ
ルボキノアミド2−アミノエタノール塩(Ia−5”)
をz2I!9(収率92%)を得た。mp、  172
〜175°C0その他の本発明化合物(I)について、
上記実施例1〜3のいずれかを準用して下記の化合物を
合成した。
2−フェニル−4−チアゾリルアミンからN(2−フェ
ニル−4−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カ
ルボキンアミド(Ia−2)。
2−(2−メチルフェニル)−4−チアゾリルアミンか
らN−(2−(2−メチルフェニル)−4−チアゾリル
)−1H−テトラゾール−5−カルボキンアミド(Ia
−3)。
2−(3−メチルフェニル)−4−チアゾリルアミンか
らN−(2−(3−メチルフェニル)−4−チアゾリル
)〜IH−テトラゾールー5−カルボキノアミド(ra
−4)。
2−(2−メトキンフェニル)−4−チアゾリルアミン
からN−(2−(2−メトキシフェニル)4〜チアゾリ
ル)−18−テトラゾール−5−カルボキンアミド(I
a−6)。
2−(3−メトキンフェニル)−4−チアゾリルアミン
からN−(2−(3−メトキシフェニル)4〜チアゾリ
ル)−IIシイ−トラゾール−5−カルボキノアミド(
Ia−7)。
2−(4−メトキシフェニル)−4−チアゾリルアミン
からN−(2−(4−メトキシフェニル)4−チア゛ゾ
リル)−1H−テトラゾール−5−カルボキシアミド(
Ia−8)。
2−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−チアゾリル
アミンからN−(2−(3,5−ジメトキシフェニル)
−4−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カルボ
キシアミド([a−9)。
2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−4チアゾ
リルアミンからN−(2−(3,4、”5−1−ジメト
キシフェニル)−4−チアゾリル)−1H−テトラゾー
ル−5−カルボキシアミド(Ia−10)。
2−(2−ヒドロキシフェニル)−4−チアゾリルアミ
ンからN−(2−(2−ヒドロキシフェニル)−4−チ
アゾリル)−1H−テトラゾール−5−カルボキシアミ
ド(Ia−II)。
2−(2−ペンジルオキノフェニル)−4−チアゾリル
アミンからN−(2−(2−ペンジルオキンフェニル)
−4−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カルボ
キンアミド(Ia−12)。
2−(2−ニトロフェニル)−4−チアゾリルアミンか
らN−(2−(2−二トロフェニル)−・1デアゾリル
)−1H−テトラゾール−5−カルボキノアミド(Ia
−13)。
2−(3−トリフルオロメチルフェニル)−4千アゾリ
ルアミンからN−(2−(3−トリフルオロメチルフェ
ニル)−4−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−
カルボキンアミド(Ia−14,)。
2−(4−クロロフェニル)−4−チアゾリルアミンか
らN−(2−(4−クロロフェニル)−4チアゾリル)
−1H−テトラゾール−5−カルボキノアミド(Ia−
15)。
2−(=l−(1−メチルエチル)フェニル)−4チア
ゾリルアミンからN−(2−(4〜(1−メチルエチル
)フェニル)−4−チアゾリル)−II(テトラゾール
−5−カルホキジアミド(Ia16)2−(4−(1、
1−ツメチルエチル)フェニル)=4−チアゾリルアミ
ンからN−(2−(4−(+ 。
■−ツメチルエチル)フェニル)−4−チアゾリル)1
1(−テトラゾール−5−カルボキンアミド(■a−1
7)。
2−(1−ナフチル)−4−デアゾリルアミンからN−
(2−(1−ナフチル)−・1−デアゾリル)l H−
テトラゾール−5−カルボキンアミド(Ia18)。
2−(4−メチルフェニル)−5−メチル−4デアゾリ
ルアミンからN−(2−(4−メチルフェニル)−5−
メチル−4−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−
カルボキンアミド(r=−19)。
2−(4−メトキンフェニル)−5−メチル−4チアゾ
リルアミンからN−(2−(4−メトキシフェニル)−
5−メチル−4−チアゾリル)−1Hテトラゾール−5
−カルボキンアミド(Ia−20)。
5−エヂルー2−(4−メチルフェニル)−4チアゾリ
ルアミンからN−(5−エチル−2−(4メチルフエニ
ル)−4−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カ
ルボキシアミド(ra−21)。
5−(l−メチルエチル)−2−(4−メチルフェニル
)−4−チアゾリルアミンからN−(5−(1メチルエ
チル−2−(4−メチルフェニル)−4チアゾリル)−
1H−テトラゾール−5−カルホキノアミド(ra−2
2)。
2−(2−フリル)−4−チアゾリルアミンからN−(
2−(2−フリル)−4−チアゾリル)−10テトラゾ
ール−5−カルボキンアミド(Ia−24)。
2−(2−チエニル)−4−チアゾリルアミンからN 
 (2(2−チエニル)−4−チアゾリル)11−【−
テトラゾール−5−カルボキンアミド(Ia25)。
2−(2−キノリル)−4−チアゾリルアミンからN−
(1−(2−キノリル)−4−チアゾリル)Iト■−テ
トラゾール−5−カルボキンアミド(la26)。
2−(2−フリル)−5−メチル−4−チアゾリルアミ
ンからN−(2−(2−フリル)−5−メチル−4−チ
アゾリル)−1H−テトラゾール−5カルボキシアミド
(Ia−27)。
また、実施例5の方法に従い下記の塩類を製造した。
N−(2−(4−メトキシフェニル)−4−チアゾリル
)−1H−テトラゾール−5−カルボキシアミドの2−
アミノエタノール塩(Ia−8’)。
以上の参考例および実施例に従い合成した原料化合物(
IT)および本発明化合物(1)について、表1および
表2にまとめた。
表2において、収率は、化合物(n)から化合物(1)
までの−行程の収率を示した。なお′、Iallは[a
−12を水素添加することにより合成したときの収率を
示した。
参考例4 4−(4−メチルフェニル)−2−チアゾールアミン(
原料合成) p−メチルアセトフェノンI 、92m[14,3ミリ
モル)とチオ尿素2.18g(28,6ミリモル)の混
合物に塩化スルフリル1.264m1(15,74ミリ
モル)を滴下した後、室温下10分間かくはんした(完
全に固化する)。
反応混合物を105℃で3時間反応させた後、アセトン
を加え、不溶物を吸引ろ取した。ろ物に水300+nl
を加え、加温(80℃)した後、不溶固体をろ過により
除いた。ろ液について、水冷下、lN−水酸化カリウム
によりアルカリ性(pH=11゜以上)とした後、析出
固体を吸引ろ取した。ろ物を水洗後、メタノール−水か
ら再結晶して淡黄色結晶の4−(4−メチルフェニル)
−2−チアゾールアミン1.46g(収率54%)を得
た。mp、130℃。
Br I R(νiax、 cm−’);  3450. 3
300’H−NMR(CDC1,、δ); 2.33(s、3H,−CH,) 5.40 (brs、  2 H,NHy)6.57(
s、Il、チアゾール環H)7.10(d、2H,ベン
ゼン環H) 7.60(d、2H,ベンゼン環H) 参考例5 2−ブロモ−4゛−メチルアセトフェノン826mg(
3,フロミリモル)と2−チオーオキサミック酸エチル
エステルIg(7,51ミリモル)を乾燥エタノール3
0m1に溶解した後、1.5時間加熱還流させた。反応
混合物から溶媒留去し、残香に水を加え、次いで飽和炭
酸ナトリウム水溶液により弱アルカリ性(pH= 8 
)とした後、酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和食塩
水で洗浄、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、溶媒留去し
た。残香を展開溶媒(n−ヘキサン:酢酸エチル−8:
2)に溶解しシリカゲルカラム精製を実施し、先に留出
する不純物を除いた後の無色溶液を集め、溶媒留去して
得られた粘状物をn−ヘキサンで結晶化した。
吸引ろ取し、白色固体である4−(4−メチルフェニル
)−2−チアゾールカルボン酸エチルエステル438o
+g(収率47%)を得た。a+p、53−57℃。
この4−(4−メチルフェニル)−2−チアゾールカル
ボン酸エチルエステル300+ag(1,21ミリモル
)をメタノール1Onlに溶解した後、IN水酸化カリ
ウム3.631!+1(3,63ミリモル)を加え、6
0℃で15分間反応させた。反応混合物から溶媒留去し
、残香に水を加えて溶解した後、水冷下2N−塩酸によ
り酸性(pH= 2 )とした。
析出固体を吸引ろ取し、ろ物を水洗した後メタノール−
水から再結晶して、白色固体である目的物4−(4−メ
チルフェニル)−2−チアゾールカルボン酸190mg
(収率72%)を得た。mp、112−114℃。
Br I R(νmax、  cm−’);  1690H−
NMR(DMSO−d、、  δ);2.33(s、3
H,−C旦ユ) 7.22(d、2H,ベンゼン環H) 7.82(d、2H,ベンゼン環H) 8.27(d、IH,チアゾール環H)実施例6 (方法口) 水冷下、乾燥ベンゼン1mlに乾燥DMF0.296m
1(3,95ミリモル)と塩化チオニル0.288m1
(3,95ミリモル)を順に加えた後室温に戻し10分
間反応させた。二層に分離した反応混合物の下層を取り
、IH−テトラゾール−5−カルボン酸二カリウム塩5
00D(2,63ミリモル)の乾燥アセトニトリル10
m1!@濁溶液に水冷上滴下した後15分間反応させた
。同条件下で、4(4−メチルフェニル)−2−チアゾ
ール2アミン500mg(2,63ミリモル)の乾燥ア
セトニトリル3mlと乾燥ピリジン2mlの混合溶液を
加えた後、室温に戻し1時間反応させた。反応混合物に
水を加え、溶解した後、水冷下2N−塩酸で酸性(pH
−1)とした。析出固体を吸引ろ取し、ろ物を水100
m1に4蜀させた後、60℃に加温しながらIN−水酸
化カリウムによりアルカリ性(pH=11)とし、次い
て酢酸エチルにより抽出した。(未反応アミンを除去。
)水冷下、水相を2N−塩酸により酸性(pH=2)と
した後、析出固体を吸引ろ取し、ろ物を水洗後、メタノ
ール−THF−水から再結晶して、N−(4−(4−メ
チルフェニル)2−チアゾリル)−18−テトラゾール
−5カルボキシアミドの淡黄色結晶271mg(収率3
6%)を得た。mp、250−253℃。
実施例7 (方法イ) 4−(4−メチルフェニル)−2−チアゾールカルボン
酸300+g(1,37ミリモル)とCDI444.3
mg(2,74ミリモル)を乾燥DMF5mlに溶解し
た後、室温下で1時間かくはんした。同条件下、5−ア
ミノテトラゾール139.5mg(164mmol)の
乾燥DMF溶液を加えて、85°Cで2時間反応させた
。反応混合物から溶媒留去後、残香に水を加え、次いで
IN=塩酸により酸性(pH=2)とした。析出固体を
吸引ろ取し、ろ物を水洗後、メタノール−THF−水か
ら再結晶して淡黄色結晶である4−(4−メチルフェニ
ル)−N(1■1−テトラゾール−5−イル)−2−チ
アゾールカルボキンアミド258mg(収率66%)を
得た。
mp、276−278℃。
その他の本発明化合物(Hについて、上記実施例6〜7
のいずれかを準用して下記の化合物を合成した。
4−フェニル−2−チアゾリルアミンからN(4−フェ
ニル−2−チアゾリル)−1H,−テトラゾール−5−
カルボキシアミド:(Ib−1)。
4−(2−メトキシフェニル)−2−チアゾリルアミン
からN−(4−(2−メトキシフェニル)−2−チアゾ
リル)−18−テトラゾール−5−カルボキノアミド;
(Ib−2)。
4−(3−メトキシフェニル)−2−チアゾリルアミン
からN−(4−(3−メトキシフェニル)2−チアゾリ
ル)−tr−t−テトラゾール−5−カルボキノアミド
:(Ib−3)。
4−(4−メトキシフェニル)−2−チアゾリルアミン
からN−(4−(4−メトキシフェニル)=2−チアゾ
リル)−1H−テトラゾール−5−カルボキンアミド:
(Ib−4)。
1−(4−ベンノルオキシフェニル)−2−チアゾリル
アミンからN−(4−(、t−ペンノルオキソフェニル
)−2−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カル
ボキンアミド:(Ib−6)。
4−(4−クロロフェニル)−2−チアゾリルアミンか
らN−(4−(4−クロロフェニル)−2=デアゾリル
)−11−]−]テトラゾールー5−カルボキンアミド
(Ib−7)。
4−(4−二l・ロフェニル)−2−チアゾリルアミン
から1l−(1−(4−二トロフェニル)−2−チアゾ
リル)−1H−テトラゾール−5−カルボキシアミド;
(Ib−8)。
4−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−チアゾリル
アミンからN−(4−(3,4−ジメトキシフェニル)
−2−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カルボ
キシアミド;(Ib−9)。
4−(2,3,4−トリクロロフェニル)−2−チアゾ
リルアミンからN−(4−(2,3,4−−トリクロロ
フェニル)−2−チアゾリル)−1H−テトラゾール−
5−カルボキシアミド;(Ib−10)。
4−(2−チエニル)−2−チアゾリルアミンからN−
(4−(2−チエニル)−2−チアゾリル)IH−テト
ラゾール−5−カルボキシアミド、(Ib−,11)。
5−メチル−4−フェニル−2−チアゾリルアミンから
N−(5−メチル−4−フェニル−2チアゾリル)−1
8−テトラゾール−5−カルボキンアミド;(Ib−1
2)。
4−(4−メチルフェニル)−2−チアゾールカルボン
酸から4−(4−メチルフェニル)−N−(1H−テト
ラゾール−5−イル)−2−チアゾールカルボキシアミ
ド;([b−14) 5−メチル−4−フェニル−2−チアゾールカルボン酸
から5−メチル−4−フェニル−N−(IH−テトラゾ
ール−5−イル)−2−チアゾールカルボキシアミド;
 (Ib−15)。
4−(4−)リフルオロメチルフェニル)−2−チアゾ
ールアミンからN−(4−(4−トリフルオロメチルフ
ェニル)−2−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5
−カルボキシアミド;(lb−16)4−((1,1°
−ビフェニル)−4−イル)−2=チアゾールアミンか
らN−(4−((1、l ’−ビフェニル)−4−イル
)−2−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カル
ボキシアミド;(lb−17)4−(2−ナフチル)−
2−チアゾールアミンからN−(4−(2−ナフチル)
−2−チアゾリル)IH−テトラゾール−5−カルボキ
シアミド:(■b−18)。
4−(3−ピリジル)−2−チアゾールアミンからN−
(4−(3−ピリジル)−2−チアゾリル)IH−テト
ラゾール−5−カルボキシアミド;(Ib−19) 4−(3−エチルフェニル)−2−チアゾールアミンか
らN−(4−(3−エチルフェニル)−2チアゾリル)
−10−テトラゾール−5−カルボキシアミド:(Ib
−20)。
4−(3,4−ジメチルフェニル)−2−チアゾールア
ミンからN−(4−(3,4−ジメチルフェニル)−2
−チアゾリル)−18−テトラゾール5−カルボキシア
ミド; (Ib−21)。
4−(2−フリル)−2−チアゾールアミンからN−(
4−(2−フリル)−2−チアゾリル)−1H−テトラ
ゾール−5−カルボキシアミド; (Ib22)。
4−(5−クロロ−2−チエニル)−2,−チアゾール
アミンからN−(4−(5−クロロ−2−チエニル)−
2−チアゾリル)−1H−テトラゾール−5−カルボキ
シアミド;(Ib−23)。
以上の実施例に従い合成した本発明化合物(I)につい
て、表3にまとめた。
参考例6 p−メトキシチオベンズアミド3g(17,95ミリモ
ル)を乾燥エタノール180i1に溶解した後、2−ク
ロロアセト酢酸エチル1.28m1(8,98ミリモル
)を加え、1.5時間加熱還流させた。反応後、反応混
合物から溶媒留去し、残香に水を加え、次いで飽和炭酸
ナトリウム水溶液により弱アルカリ性(pH−8)とし
た後、酢酸エチルにより抽出した。有機相をとり飽和食
塩水で洗浄、乾燥・(無水硫酸ナトリウム)、溶媒留去
後、残香をクロロホルムに溶解(不溶物はろ過により除
去)しシリカゲルカラム精製を実施した(展開溶媒:n
−ヘキサン:酢酸エチル−85:15)。先に留出する
不純物を除いた後の無色溶液を集めて溶媒留去し、白色
結晶の2−(4−メトキンフェニル)−4−メチル−5
−チアゾールカルボン酸エチルエステル1.9gを得た
この化合物1.9g(6,85ミリモル)をメタノール
150i1に加温して溶解し、IN−水酸化カリウム3
4.3n+1(34,3ミリモル)を加えて70℃で1
.5時間反応させた。反応後反応混合物から溶媒留去し
、残香に水を加えて溶解した後、水冷下2N−塩酸を加
えて酸性(pH=・2)とし、析出固体を吸引ろ取した
。ろ物を水洗した後、メタノール・水から再結晶し、白
色結晶である2−(4−メトキシフェニル)−4−メチ
ル−5−チアゾールカルボン酸1.49g(収率67%
)を得た。mp244〜245℃。
Br l R(νmax、 cm−0,3250〜1950.
16’H−NMR(DMSO−d6.δ);2.67(
s、3H,チアゾール環−C84)3.82(s、3H
,ベンゼン環−〇CH3)7.00(d、2H,ベンゼ
ン環H) 7.83(d、2f(、ベンゼン環H)参考例7 2−(4−メトキノフェニル)−4−メチル−52−(
4−メトキンフェニル)−4−メチル−5デアゾールカ
ルボン酸1g(4,,01ミリモル)を乾燥TI−IF
30mlに4蜀させた後、トリエチルアミン0.559
m1(4,01ミリモル)を加えた(溶解する)。水塩
浴中、クロロ炭酸エチル0.382m1(・101ミリ
モル)を滴下した後、同条件下で5分間反応させた。反
応混合物を水浴に移し、次いでアノ化すI・リウム2.
61g(40,1ミリモル)の水(15ml)溶液を加
え、同条件下で300分間反応せた。反応混合物に水を
注ぎ、次いで酢酸エチルにより抽出した。有機相を水洗
二乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、溶媒留去して淡黄色
固体である2−(4−メトキンフェニル)−4−メチル
5−デアゾールカルボニルアジド910mgを得た。
この化合物をアルゴン気流下、乾燥トルエン30m1に
溶解した後、100℃で1時間反応させた。
同条件下、2−トリメチルシリルエタノール0793m
1(6,64ミリモル)を加え、さらに1.5時間反応
させた。反応混合物から溶媒留去し、残存をベンゼンに
溶解してンリカゲルカラム精製を実施した(展開溶媒、
ベンゼン:酢酸エチル=8:2)。最初に留出する淡黄
色溶液を集めて溶媒留去し、残存の粘状物をn−ヘキサ
ンで結晶化して白色固体の2−(4−メトキンフェニル
)−4−メチル−5−チアゾールカルバミン酸2−トリ
メチルソリルエチルエステル1.15g(収率79%)
を得た。mp、80〜82°C0 Br IR(νmax、 cm−’);  3300,171
5.169H−NMR(CD  C1,、δ ) 0.07(s、9H,−9i(CH3)s)0.67〜
1.23(m、2H,−COOCH2CH2) 2.32.(s、3H,CH3) 3.78(s、3H,0CR3) 4.10〜4.47Cm、2H,−COOCH2CH2
−) 6.60(brs、  I H,−NHCO−)6.8
7(d、2H,ベンゼン環−H)7.73(d、2H,
ベンゼン環−H)上記のようにして得た2−トリメチル
ンリルエステル体1.I5g(3,15ミリモル)をテ
トラブチルアンモニウムフルオライド(T B A F
”)の1モル・テトラヒドロフラン溶液12.6m1N
 2.6ミリモル)に溶解し65°Cで2時間反応させ
た。
反応混合物から溶媒留去し、残存を酢酸エチルに溶解し
て飽和塩化アンモニウム水溶液と水で順に洗浄、乾燥(
無水硫酸すトリウム)後溶媒留去して、黄色固体である
2−(4−メトキンフェニル)−4メヂルー5−チアゾ
ールアミン635mg(収率92%)を得た。
(2−(4−メトキノフェニル)−4−メチル−5チア
ゾールカルボン酸からの総収率は72%)mp、I29
〜131℃。
Br r R(νmax、 cm−’):  3400.32
50HNMR(CDC13,6): 2.30(s、3H 3,37(brs、2H 3,78(s、3H。
6.87(d、2H。
7.67(d、2H 実施例8 CH3) NH,) OCHa) ベンゼン環−H) ベンゼン環−H) (方法イ) 2−(4−メトキノフェニル)−4−メチル−5=チア
ゾールカルボン酸300mg(1,20ミリモル)とN
、N’−カルボニルジイミダゾール(CDI)292.
7mg(1,81ミリモル)を乾燥ジメチルホルムアミ
ド8mlに溶解した後、室温下で、1時間かくはんした
。同条件下、5−アミノテトラゾール122.8mg(
1,44ミリモル)の乾燥ジメチルホルムアミド1ml
溶液を加え、706Cで3時間反応させた。反応混合物
から溶媒留去し、水冷下、残香に水を加え、次いで2N
−塩酸により酸性(pH=2)として析出固体を吸引ろ
取した。ろ物を水100m1に懸濁させIN−水酸化カ
リウムによりアルカリ性(pH=11)にして、このア
ルカリ溶液から不純物を酢酸エチルで抽出により除去し
た後、水相を2N−塩酸により酸性(pH= 2 )と
し析出固体を吸引ろ取した。ろ物を水洗し、メタノール
・テトラヒドロフラン・水から再結晶して、白色結晶で
ある2−(4−メトキシフェニル)−4メチル−N−(
IH−テトラゾール−5−イル)5−チアゾールカルボ
キシアミド244.4mg<収率64%)を得た。mp
、275〜278℃。
実施例9 (方法口) 水冷下、乾燥ベンゼンl+++1に乾燥ジメチルホルム
アミド0.26411+1(3,41ミリモル)と塩化
チオニル0.249m1(3,41ミリモル)を順に滴
下した後、室温にもどし10分間かくはんした。二相に
分離した反応混合物の下相をとり、これを水冷下、テト
ラゾール−5−カルボン酸二カリウム塩517. 5m
g(2,72ミリモル)の乾燥アセトニトリル5ml@
濁溶液に加え15分間かくはんした。同条件下2−(4
−メトキシフェニル)−4メチル−5−チアゾールアミ
:1500mg(2,72ミリモル)の乾燥アセトニト
リル5mlと乾燥ビリノン2.5mlの混合溶液を滴下
した後、室温下で1時間反応させた。水冷下、反応混合
物に水を加えて溶解した後2N−塩酸により酸性(pH
=2)とし析出固体を吸引ろ取した。次いで、ろ物を水
200+nlに懸濁さ仕、IN−水酸化カリウムにより
アルカリ性(1)H=12)とし、このアルカリ溶液か
ら不純物を酢酸エチルで抽出して除去した後、水相につ
いて水冷下2N−塩酸により酸性(pH−2)とし析出
固体を吸引ろ取した。ろ物を水洗し、メタノール・水か
ら再結晶して、黄色結晶であるN−(2−(4−メトキ
シフェニル)−4−メチル−5−チアゾリル)−1H−
テトラゾール−5−カルボキシアミド381 mg(収
率53%)を得た。
mp、205〜207℃。
その他の本発明化合物(1)について、上記実施例8〜
9のいずれかを準用して下記の化合物を合成した6 4−メチル−2−フェニル−N−(I H−テトラゾー
ル−5−イル)−5−チアゾールカルボキンアミド;(
Ic−1)。
4−メチル−2−(2−ニトロフェニル)−N(IH−
テトラゾール−5−イル)−5−デアゾールカルボキシ
アミド;([c−2)。
2−(3−メトキンフェニル)−4−メチル−N。
(IH−テトラゾール−5−イル)−5−チアゾールカ
ルボキノアミド; (Ic−3)。
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−N(IH−
テトラゾール−5−イル)−5−チアゾールカルボキシ
アミド;(Ic−4)。
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−N(IH−
テトラゾール−5−イル)−5−チアゾールカルボキシ
アミド:(Ic−5)。
2−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−メチル−N
−(I H−テトラゾール−5−イル)−5デアゾール
カルボキシアミド;(Ic−7)。
4−メ・チル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)−N−(I H−テトラゾール−5−イル)5−チ
アゾールカルボキシアミド;(Ic−8)。
N−(4−メチル−2−フェニル−5−チアゾリル)−
1H−テトラゾール−5−カルボキシアミ ド(Ic−
9)。
N−(4−メチル−2−(2−ニトロフェニル)5−チ
アゾリル)−1H−テトラゾール−5カルボキシアミド
(Ic−1o)。
N−(2−(3−メトキシフェニル)−4−メチル−5
−チアゾリル)−18−テトラゾール−5カルボキシア
ミド(Ic−It)。
N−(2−(4−クロロフェニル)−4〒メチル5−チ
アゾリル)−LH−テトラゾール−5カルボキソアミド
(Ic−12)。
N−(4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−5−
チアゾリル)−1,8−テトラゾール−5=カルボキノ
アミド(ic−13)。
N−(2−(3,5−ノメトキシフェニル)−4メチル
−5−チアゾリル)−18−テトラゾール−5−カルボ
キンアミド(Ic−15)。
N−(4−メチル−2−(3,4,5−1−ツメトキン
フェニル)−5−チアゾリル)−18−テトラゾール−
5−カルボキソアミド(Ic−16)。
以上の実施例に従い合成した本発明化合物(I)につい
て、表4にまとめた。
製剤例I (1)有効成分          25.00mg(
2)乳糖           49.0Oi9結晶セ
ルロース       36.00Bコーンスターチ 
       5.00111g(3)ヒドロキンプロ
ピルセルロース 1.00+9(4)ECG505(カ
ルボキシメチルセルロースカルンウム)     ’2
.0(Jtg(5)ステアリン酸マグネシウム   1
.OOmg(6)タルク            1.
oOH計120x9 (1)+(2)を(3)の5%水溶液で練合後乾燥、整
粒し、(4)、(5)、(6)を加えて混合し、120
mgで打錠(φ7■)して錠剤とする。
製剤例2 (1)有効成分          50.00だ9(
2)乳糖           124.50mgコー
ンスターチ       20.OOxg(3)ヒドロ
キンプロピルセルロース 2.OOmg(4)軽質無水
ケイ酸        1.50x9(5)ステアリン
酸マグネシウム   2.0Oz9計200ス9 (1)+(2)+(3)を(4)の5%水溶液で練合後
乾燥し、整粒し、(5)、(6)を加えて混合し、3号
硬カプセルに200519を充填する。
上記製剤例!および2において、有効成分とあるのは一
般式(I)の化合物の任意の1つを示す。
試験例1 (実験材料および方法) 使用動物。
静岡実験動物農協よりウィスター系雄性ラット(6週令
)を購入し、1週間の予備飼育の後実験に用いた。
抗血清の調製。
ツヤ−ナル・オブ・イムノロノー(J 、 I mmu
nol)、106.1002〜1011(+971)の
方法に従った。
アスカリス・スーム(Ascaris suum)抽出
物をジニトロフェニル化しくDNP−As)百日咳死菌
とともにウィスター系雄性ラットの足跡皮下4箇所に投
与し、5日後DNP−Aslx9を背部筋肉に投与して
追加感作した。その3日後に採血して血清を分離し、抗
DNP−As血清とした。抗血清の力価をラット48時
間PCAにより測定したところI・200であった。
48時間PCA 抗DNP−As血清の35倍希釈液を予め剪毛したラッ
ト背部右側皮肉2箇所に投与して感作した。48時間後
に500μ9のDNP−Asを含む05%エバンスブル
ー生理食塩水溶液lxQを尾静脈内に投与して反応を惹
起した。30分後断頭し、背部皮膚を剥離し感作部位2
箇所および対照部位1箇所を切り取り、ミクロバイオロ
ジカル・イムノロジー(Micrbiol、  T m
munol、)、  22 、 89〜+01(+97
8)の方法に準じて反応の指標としたエバンスブルーの
浸出1を定虫した。すなわち、切り取った皮膚にIN−
水酸化カリウム1vQを加え、37°Cで16時間イン
キュベートして皮膚組織を溶解する。0.6Nリン酸−
アセトン(513)混液9*Qを加えて混合した後30
00 rpmで15分間遠沈し、上清の620r+mに
おける吸光度を測定し、浸出したエバンスブルーを定量
した。
なお、本発明化合物(I)は0.5%トラガカンスに@
濁し反応惹起1時間前に経口投与した。
結果 下記に経口投与による結果を示した。これらより、本発
明の化合物は、著明に反応を抑制し抗PCA作用が強い
ことがわかった。
試験例2 (実験材料および方法) 使用動物: 静岡実験動物農協よりウィスター系雄性ラット(6週令
)を購入し、!週間の予備飼育の後実験に用いた。
抗血清の調製二 ジャーナル・オブ・イムノロジー(J 、 r mmu
nol。
)、106.1002〜+011(1971)の方法に
従った。
アスカリス・スーム(Ascaris suum)抽出
物をジニトロフェニル化しくDNP−As)百日咳死菌
とともにウィスター系雄性ラットの足並皮下4箇所に投
与し、5日後DNP−Aslx9を背部筋肉に投与して
追加感作した。その3日後に採血して血清を分離し、抗
DNP−As血清とした。抗血清の力価をラット48時
間PCAにより測定したところl・200であった。
48時間PCA: 抗DNP−As血清の35倍希釈液を予め剪毛したラッ
ト背部右側皮肉2箇所に投与して感作した。48時間後
に500μ@のDNP−Asを含む0.5%エバンスブ
ルー生理食塩水溶液iQを尾静脈内に投与して反応を惹
起した。30分後断頭し、背部皮膚を剥離し感作部位2
箇所および対照部位1箇所を切り取り、ミクロバイオロ
ジカル・イムノロジー(Micrbtol、  I m
munol、)、  22 、 89〜101(197
8)の方法に準じて反応の指標としたエバンスブルーの
浸出量を定量した。すなわち、切り取った皮膚にIN−
水酸化ガリウム111!12を加え、37℃で16時間
インキュベートして皮膚組織を溶解する。0.6Nリン
酸−アセトン(5:13)混液9mQを加えて混合した
後3000 rpmで15分間遠沈し、上清の620n
mにおける吸光度を測定し、浸出したエバンスブルーを
定量した。
なお、本発明化合物(1)は0.5%トラガカンスに懸
濁し反応惹起1時間能に経口投与した。
結果 下記に経口投与による結果を示した。これらより、本発
明の化合物は、著明に反応を抑制し抗PCA作用が強い
ことがわかった。
試験例3 (実験材料および方法) 使用動物・ 静岡実験動物農協よりウィスター系雄性ラット(6週令
)を購入し、1週間の予備飼育の後実験に用いた。
抗血清の調製・ ジャーナル・オブ・イムノロジー(J 、 I mmu
nol)、106.1002〜+011(1971)の
方法に従った。
アスカリス・スーム(Ascaris suum)抽出
物をノロI・ロフェニル化しくD N P −As)百
日咳死菌とともにウィスター系雄性ラットの足前皮下4
箇所に投与し、5日後DNP−Aslff9を背部筋肉
に投与して追加感作した。その3日後に採血して血清を
分離し、抗DNP−As血清としすこ。抗血清の力価を
ラット48時間PCAにより測定し1こところ1200
であった。
48時間PCA: 抗DNP−As血清の35倍希釈液を予め剪毛したラッ
ト背部右側皮内2箇所に投与して感作した。48時間後
に500μりのD N P −、A sを含む0.5%
エバンスブルー生理食塩水溶液11を尾静脈内に投与し
て反応を惹起した。30分後断頭し、背部皮膚を剥離し
感作部位2箇所および対照部位1箇所を切り取り、ミク
ロバイオロノカル・イムノロジー(Micrbiol、
  I mmunol、)、  22 、89〜+01
(1978)の方法に準じて反応の指標としたエバンス
ブルーの浸出量を定量した。ずなわら、切り取った皮膚
にIN−水酸化カリウム1−IQを加え、37℃で16
時間インキュベートして皮膚組織を溶解する。0.6N
リン酸−アセトン(513)混液9肩Qを加えて混合し
た後3000 rpmで15分間遠沈し、上滑の620
nmにおける吸光度を測定し、浸出したエバンスブルー
を定量した。
なお、本発明化合物(I)は0.5%トラガカンスに懸
濁し反応惹起1時間前に経口投与した。
4′古巣 下記に経口投与による結果を示した。これらよ7)、本
発明の化合物は、粁明に反応を抑制し抗PCへ作用か強
いことがわかった。
手続補正書 11訂庁長官・殿     平成1年2月3日発明の名
称 チアゾール環およびテトラゾール環を有するカルボキシ
アミド誘導体およびその用途補正をする者 事件との関係

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、基A−、R−および−X−Y−の遊離原子価は
    チアゾール環の2、4および5位の任意の1つに結合し
    、Aは低級アルキル基、置換基を有しないか、またはヒ
    ドロキシ、低級アルコキシ、アリール低級アルコキシ、
    ハロ低級アルキル、ハロゲン、およびニトロから選ばれ
    た置換基を少なくとも1個有するアリール基、または、
    酸素、窒素および硫黄から選ばれたヘテロ原子を少なく
    とも1個有する5もしくは6員複素環式基または上記複
    素環式基とベンゼン環が縮合してなる縮合複素環式基(
    上記2種の複素環式基は置換基を有しないかまたはハロ
    ゲンを少なくとも1個を有する)、Rは水素または低級
    アルキル基、Xは−CO−または−NH−、Yは−NH
    −または−CO−であり、a)XとYは同一でなく、b
    )Xが−CO−でYが−NH−のとき、基−X−Y−は
    2位または5位に結合する] で示される化合物またはその塩類。
  2. (2)請求項1記載の式( I )で示される化合物の製
    造法であって、 (イ)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、AおよびRは請求項1記載の意味であり、−C
    OOHはチアゾール環の2または5位に結合する] で示されるカルボン酸またはそのカルボキシ基における
    反応性誘導体と、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) で示されるアミンまたはそのアミノ基における反応性誘
    導体を反応させて、式( I )においてXが−CO−で
    Yが−NH−の化合物を得るか、または (ロ)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) で示されるカルボン酸またはそのカルボキシ基における
    反応性誘導体と、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) [式中、AおよびRは請求項1記載の意味であり、−N
    H_2はチアゾール環の2、4または5位に結合する] で示されるアミンまたはそのアミノ基における反応性誘
    導体を反応させて、式( I )においてXが−NH−で
    Yが−CO−の化合物を得ること からなる方法。
  3. (3)請求項1記載の式( I )で示される化合物また
    はその塩類の少なくとも1種を有効成分とする、アレル
    ギー性疾患処置剤。
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