JPH02280222A - 電子計算機システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、中央処理装置と記憶媒体を有する制御装置
との間にデータを転送する制御に係り。

特に記憶媒体に故障が生じた時の復旧処理に関するもの
である。

〔従来の技術〕

従来の電子計算機システムを第４図に示す。図において
（１）は中央処理装置であシ、内部メモリとしての主記
憶装置及びチャネルを有し、後述する各業務プログラム
、制御プログラム＋２）、　　（３Ａ）　　Ｋよシデー
タの計算や処理を行う。（４Ａ）は磁気ディスク制御装
置であシ、磁気ディスク装置（５）の中の記憶媒体７１
〜７ｎ　のいずれかを選択し、上記中央処理装置（１）
との間のデータ転送を行う。（２）はオンライン業務等
のデータの計算や処理を上記中央処理装置（１）で実行
する業務プログラムである。

（３Ａ）は各業務プログラム（２）の制御や上記磁気デ
ィスク制御装置（４Ａ）及び磁気ディスク装置（５）の
制御を行う制御プログラムである。

次に動作について説明する。オンライン業務により情報
を磁気ディスクに書き込む又は磁気ディスクから読出す
場合には、業務プログラム（２）にょつてディスクへの
入出力命令が出される。制御プログラム（３Ａ）はこの
入出力命令を受は取ると。

制御プログラム内の磁気ディスク管理テーブルを更新し
て中央処理装置（１）を経由して磁気ディスク装置７１
〜７ｎ　を選択し、入出力指令を発行する。

また磁気ディスク制御装置（４Ａ）は入出力指令を受は
取り、入出力命令で指定された処置を実行し。

その処理が完了すると中央処理装置（１）を経由して制
御プログラム（３Ａ）　Ｋ対して入出力割込みで報告す
る。制御プログラム（３Ａ）は入出力割込みを受堆ると
割込み情報を分析して正常終了ならただちに業務プログ
ラムへ入出力要求が完了した事を報告し、異常終了なら
ばあらかじめ決めた回数までの再試行を行い回復処理を
行う。また決められた回数で回復しない場合には、入出
力要求が異常終了したことを報告する。

一方、異常終了の中で、磁気ディスク装置（５）の中の
各媒体７１〜７ｎ　　の記憶トラックに異常がある場合
には９代替トラック割付けと呼ぶ特別な回復処置が必要
である。この代替トラック割付けとは、異常のある記憶
トラックに対して代替用領域にある記憶トラックを代替
トラックとして割り付け、トラックの内容を複写して以
降の処理をすべて代替トラックで行わせるものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

制御プログラム（３Ａ）Ｕ、複数の業務プログラム（２
）を同時に動作させているので、特定の磁気ディスク媒
体の同じ記憶トラックをほぼ同時にアクセスすることが
ある。ところが、従来の方式では処理の逐次化ができな
いために１代替トラック割付けの処理は、トラック内容
の複写処理の間に別の業務プログラムから該当のトラッ
クに入出力要求が来ないように、該当の磁気ディスク媒
体１コを専有して行わせる必要がある。

このため、従来の代替トラック割付は処理では。

システムのオンライン業務を停止してから、制御プログ
ラム上で、別個に代替トラック割付は処理を行うジョブ
を起動しなければならず、システムの可用性が低下する
という問題があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、磁気ディスク媒体の代替トラック割付けが必
要となった場合にも、業務を停止することなく代替トラ
ック割付けができるようにして、システムの可用性を高
めることを目的とする。

〔＃！題を解決するための手段〕

この発明に係る電子計算機システムは、磁気ディスク制
御装置内に制御用メモリを備え１代替トラック割付は対
象となる記憶トラック番号を制御プログラムからの特別
な制御指令の入出力命令によって記憶し１代替トラック
割付は処理の間だけ。

該当の記憶トラックへの入出力要求をブロックするよう
に構成し、さらに制御プａグラムが自動的に代替トラッ
ク割付は処理を行うようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては、制御プログラムが代替トラック割
付は処理の対象となる磁気ディスク媒体の記憶トラック
番号を磁気ディスク制御装置内の制御用メモリに記憶さ
せ、磁気ディスク制御装置が制御用メモリを参照して代
替トラック割付は処理中のトラックに対する業務プログ
ラムからの入出力要求をブロックし、制御プログラムが
代替トラック割付は処理完了後にブロックされた入出力
要求を自動的に再試行する仁とによって、業務を停止せ
ずに磁気ディスクのエラーを回復する。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を、第１図から第３図を用い
て説明する。

第１図において（１）、　（２１は従来技術と同じであ
り。

それぞれ中央処理装置、業務プログラムである。

（３）は各業務プログラム（２）の制御や磁気ディスク
制御装置（４）及び磁気ディスク装置（５）の制御、す
なわち磁気ディスク媒体７１〜７ｎ　　の選択や磁気デ
ィスク媒体とのデータの入出力を行う制御プログラムで
あシ、入出力エラー時に代替トラック割付は処理を自動
起動する機能を有する点が従来と異なる。（４）は磁気
ディスク制御装置であシ、内部に代替トラック処理用の
制御用メモリを有し１代替トラック割付は指令、制限モ
ード指令を処理できるようにした点が従来と異なる。（
５）は磁気ディスク装置であシ、内部に複数の磁気ディ
スク媒体７１〜７ｎを有し、磁気ディスク媒体を駆動し
てデータの読出し、讐き込みを行う。（６）は制御用メ
モリであシ、磁気ディスク媒体７１〜７ｎのそれぞれに
対して制限モードの状態、制限トラック番号を記憶する
だけの記憶容ｆｔを有しておシ、磁気ディスク制御装置
ｎ（４）によ多制御される。

第２図と第３図はそれぞれ代替トラック割付は処理を行
うための制御プログラム（３）及び磁気ディスク制御装
置（４）の動作を説明するためのフローチャートである
。

次に動作について説明する。

磁気ディスク媒体７１〜７ｎ　が正常な場合の動作は従
来と同じであるが１代替トラックの割付けが必要な故障
が発生した場合は以下の動作を行う。

第２図において、制御プログラムが入出力異常の報告を
磁気ディスク制御装置から受けとると。

ステップ１で代替トラックの割付けの必要性を判定する
。代替トラックの割付けが必要な場合には。

まずステップ２で該当の磁気ディスク媒体を制限モード
とするようにし、該当のトラック番号を制限トラックと
して記憶させるよう専用の制御指令を使ってチャネル・
プログラムを作成し、磁気ディスク制御装置に対してチ
ャネル・プログラムを発行する。次にステップ３で代替
トラック割付けをさせる指令をチャネル・プログラムと
して作成し発行する。代替トラックの割付けが完了した
らステップ４で制限モードの解除及び制限トラックの解
除を行うためのチャネル・プログラムを作成し発行する
。

次に図３で、磁気ディスク制御装置が上記の各種指令を
受けとったときの磁気ディスク制御装置の動作を説明す
る。まずステップ５で受けとった指令が専用の制御指令
かを判断し、制御指令ならばステップ６で制限モードの
指定かを判断する。

制限モードの指定ならば、ステップＴで制御メモリ内に
、該当の磁気ディスク媒体を制限モードとして動作する
よう記憶し、さらに代替トラック処理をナベきトラック
番号を記憶する。

制限モードの指定でない場合、即ち制限モードの解除指
定の場合は、制限メモリに記憶した上記情報を消去する
。

一般の指定の場合はステップ９に来るが、ここで制御メ
モリ内の情報を参照し該当の磁気ディスク媒体が制限モ
ードかどうかを判定する。制限モードでない場合は従来
通り要求された指定をステップ１０で実行する。ステッ
プ１１では代替トラック割付は指令か判定し１代替トラ
ックの割付は指令ならばステップ１２で代替トラック割
付は処理を行う。

代替トラック割付は指令でない場合には、ステップ１３
で代替トラック割付は待ちのトラック。

すなわち制限トラックへの入出力要求かを判定し。

制限トラックへの要求であればデータの保全のため入出
力要求をユニット・チエツクという入出力エラーとして
返し、制御プログラムが再試行することになる。制限ト
ラックへの入出力要求でない場合にはステップ１０でそ
のまま要求された指令を実行すればよい。

なお、上記実施例では記憶媒体として磁気ディスク装置
（５）を用いるとしたが、光デイスク装置でもよい。光
デイスク装置の場合には、磁気ディスク制御装置（４）
に代わって光デイスク制御装置を使う。

また、制御装置内に代替トラック処理用の制御メモリを
持つとしているが、従来から制御メモリを有する制御装
置では、そのメモリの領域の一部分を代替トラック処理
用として使用してよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明は磁気ディスク制御装置に制御
用メモリを設け１代替トラック割付けを行う記憶トラッ
ク番号を記憶させて２回復処理の間該当トラックへの入
出力要求をブロックするようにしたので、オンライン業
務を停止させることなく代替トラック割付けのための処
理を行うことができ、可用性を高く維持することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック構成図、第
２図は制御プログラムの人出方エラー処理のうち代替ト
ラック割付は処理を示すフローチャート、第３図は磁気
ディスク制御装置の動作方式を示すフローチャート、第
４図は従来の電子計算機システムのブロック図である。 図において、（１）は中央処理装置、（２）は業務プロ
クラム、（３）は制御プログラム、（４）は磁気ディス
ク制御装置、（５）は磁気ディスク装置、（６）は制御
用メモリである。 なお図中。 同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記憶装置内に１つ以上の記憶媒体を有し、いずれか１つ
   の記憶媒体を選択して中央処理装置とのデータ転送を行
   う制御装置を備えた電子計算機システムにおいて、制御
   装置内に入出力エラー処理用のメモリを設け、記憶媒体
   の中の管理単位であるトラック上で入出力エラーが発生
   したときに該当トラック番号をメモリに記憶させた後に
   代替のトラックを割付ける処理を制御プログラムと制御
   装置の協調動作により行わせ、代替トラックの割付け処
   理中は該当トラックに対する別の入出力要求をブロック
   するようにし、一定時間後にブロックされた入出力要求
   を再試行させることを特徴とした電子計算機システム。