JPH0228004Y2 - - Google Patents

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JPH0228004Y2
JPH0228004Y2 JP1985048535U JP4853585U JPH0228004Y2 JP H0228004 Y2 JPH0228004 Y2 JP H0228004Y2 JP 1985048535 U JP1985048535 U JP 1985048535U JP 4853585 U JP4853585 U JP 4853585U JP H0228004 Y2 JPH0228004 Y2 JP H0228004Y2
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planer
blades
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cutting
motor
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、木材の表面仕上に用いる鉋盤の刃物
を、巾の狭い材料の加工に際し、順次に位置変え
して刃物の全長を平均に使用させるための装置に
関する。
従来の技術 従来、テーブル1にこれを横切るように設けた
凹陥部2と、該凹陥部2に嵌合して向きの異る2
丁の刃物4,4′を横に並べて取付けた摺動鉋盤
3と、該摺動鉋盤3を左右に摺動させて前記した
2丁の刃物を交互に切削位置に位置付けさせる往
復機構Aとを備えさせた木工用超仕上鉋盤は、特
公昭53−27520号公報に知られている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、前記した従来の木工用超仕上鉋盤は、
摺動鉋盤を常時一定の行程内において往復させる
のであるから、若し刃物の長さの半分以下の狭い
材料を加工するとき、刃物の全長を一様に使うた
めには、送材定規a取付位置を、図面第11図に
示すように始めは左側に定めて、2丁の刃物4,
4′の左半分を使用し、この部分が切れなくなる
と、定規aの取付位置を第12図のように中央部
に変えて、2丁の刃物4,4′の右半分を使用す
るものであるから、定規aの位置変え操作が面倒
で、しかもその都度作業が中断される問題点があ
つた。
本考案は前記した従来の問題点を解決するため
になされたもので、2丁の刃物を交互使用するた
めに往復される摺動鉋盤の停止位置を変え、2丁
の刃物の任意の部分を切削部に位置付け可能とす
ることにより、定規の移動による切削位置の変換
を不要とした木工用超仕上鉋盤における刃物の使
用位置変換装置を提供することを目的としてい
る。
問題点を解決するための手段 本考案の木工用超仕上鉋盤における刃物の使用
位置変換装置は、図面第1図〜第9図の実施例に
示すように、テーブル1にこれを横切るように設
けた凹陥部3と、該凹陥部3に嵌合して向きの異
る2丁の刃物5,5を横に並べて取付けた摺動鉋
盤4と、該摺動鉋盤4を左右に摺動させて前記し
た2丁の刃物5,5を交互に切削位置に位置付け
させる往復機構6,7,8と、この往復機構6,
7,8により往復される前記摺動鉋盤4の停止位
置を幾個所かに変え、前記した2丁の刃物5,5
の任意の部分を切削部に位置付けさせる制御手段
Aとを備えさせた構成のものである。
作 用 前記のように構成される装置において、2丁の
刃物5,5の長さの半分以下の巾の材料を第4図
及び第5図に示すように、刃物5,5の半分ずつ
を使つてテーブル1の中央部で加工するときは、
テーブル1上の第4図に示す位置に送材定規を取
付けて、刃物5,5の使用位置を選択スイツチ
SSにより内側の半分a,aに選定し、往復機構
6により摺動鉋盤4を往復させると、摺動鉋盤4
は制御手段Aにより2丁の刃物5,5の内側の半
分a,aが第4図のように切削部に位置付けされ
たとき停止し、内側の半分a,aで材料の切削を
行い、切削を続けるとこの部分の刃が切れなくな
るから、このとき選択スイツチSSにより2丁の
刃物5,5の使用位置を外側の半分b,bに切換
えれば、往復機構6により往復される摺動鉋盤4
が制御手段Aにより2丁の刃物5,5の外側の半
分b,bが第5図のように切削部に位置付けされ
たとき停止し、外側の半分b,bで材料の切削を
行うようになるから、送材定規を動かさず一定の
送材部において刃物5,5の半分ずつa,aと
b,bを使つて材料を加工することができるもの
で、刃物5,5の摩耗度は材料の切削延長計測手
段により切削延長を計測させ、この値をマイコン
に入力して前記した選択スイツチSSの切換えを
行わせるようにすれば、使用位置の変換を無人で
行わせ、全体が切れなくなれば、自動的に切削作
業を中断させて刃物交換を指示するようにするこ
とができる。
又、この装置は刃物5,5の長さに近い巾の広
い材料を加工するときは、選択スイツチSSによ
り使用位置を全体に選定すると、往復機構6によ
り往復される摺動鉋盤4は、制御手段Aにより第
6図に示す位置に停止され、同図に示すように刃
物5,5の全長a〜bを使つて巾の広い材料を切
削するようになるものである。
実施例 以下本考案を図面第1図〜第9図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
図面第1図及び第2図において1は木工用超仕
上鉋盤におけるフレーム2の上部に設けた送材用
のテーブルで、その中央部に後記する摺動鉋盤を
嵌合する凹陥部3を送材方向と斜交するように設
けてある。
4は前記した凹陥部3に摺動自在に嵌合した摺
動鉋盤で、凹陥部3の長さの2倍程度の長さに形
成し、その一側と他側に向きの異る2丁の刃物
5,5が横に並ぶように取付けられている。
6は前記した摺動鉋盤4を凹陥部3内において
左右に摺動させ、前記した2丁の刃物5,5を交
互にテーブル1の部分に位置付けさせるブレーキ
付のモータで、その軸にピニオン7を固定し、こ
のピニオン7を前記摺動鉋盤4の側縁に設けたラ
ツク8に噛合させて、該モータ6の回転方向の変
換により、摺動鉋盤4を往復させるもので、この
モータ6はシリンダ、ねじモータその他の往復手
段を代用し得る。
9は前記した送材テーブル1の上方に対設した
昇降体で、フレーム2上に立設したコラム10,
10に支持させ、減速機モータ11に駆動される
送りねじ12により昇降させてテーブル1との間
隔を調整する。
13は前記した昇降体9の前後に軸支したロー
ラ14,15に懸張した送材ベルトで、送材部の
裏側にベルト13を材料へ圧接させる押えローラ
16を係合させてある。
17は前記した送材ベルト13を駆動するブレ
ーキ付の可逆転モータで、給電の切換により回転
方向を変換し、送材ベルト13を往送方向と復送
方向の回転を与えさせる。
図面第3図においてAは第2図のモータ6によ
り往復される摺動鉋盤4の停止位置を幾個所かに
変換するリミツトスイツチ式の制御器で、便宜上
2つに分けて図示した摺動鉋盤4に対応させて凹
陥部3の両端に所定の間隔で3個のリミツトスイ
ツチLS1,LS2,LS3を取付け、これらリミツ
トスイツチLS1,LS2,LS3を選択スイツチ
SSの3つのボタン,,の操作により選択
するもので、ボタンを押すと摺動鉋盤4が第4
図の位置に停止されて、2丁の刃物5,5の内側
の半分イ,イが使用され、ボタンを押すと摺動
鉋盤4が第5図の位置に停止されて、2丁の刃物
5,5の外側の半分ロ,ロが使用され、ボタン
を押すと摺動鉋盤4が第6図の位置に停止され
て、2丁の刃物5,5の全体イ,ロを使用される
ようになるものである。
図面第7図においてAはタイマー式の制御器
で、基準点検知により第2図のモータ6を即時停
止させる基準点検知スイツチSWと、該基準点検
知スイツチSWにより起動されて異る時間に前記
モータ6を停止させる2個のタイマーT1,T2
とを設け、これら3者をロータリー式の選択スイ
ツチSSにより選択して、を選択する場合は摺
動鉋盤4が第4図の位置に停止され、を選択す
る場合は第5図の位置に停止され、を選択する
場合は第6図の位置に停止されて、2丁の刃物
5,5の使用位置を変換する。
図面第8図においてAはカウンター式の制御器
で、基準点検知によりモータ6を即時停止させる
基準点検知センサーFと、異る数値を予め設定し
て置いて、この設定数値と前記モータ6の移動に
比例したパルスを発信するパルス発信器BGのパ
ルス等とが一致した時、前記モータ6を停止させ
るカウンタC1,C2とを設け、これらの3者を
ロータリー式の選択スイツチSSによつて選択す
ることにより、摺動鉋盤4の停止位置を第4図、
第5図、第6図のように3様に変換して、刃物
5,5の使用位置を変換させる。
図面第9図においてAはマグネスケール式の制
御器で、摺動鉋盤4に取付けた検出子Dにマグネ
スケールMSを対応させ、このマグネスケール
MSにおける3つの異る寸法を選択スイツチSSに
より選定し、この選定した寸法に制御子CPが一
致した時、モータ6を停止させることにより、摺
動鉋盤4の停止位置を第4図、第5図、第6図の
ように変えて、刃物5,5の使用位置を変換させ
る。
図面第10図にいてAはマイクロコンピユータ
式の制御器で、デイスプレイCRTに停止位置、
切削状態、設定値が表示され、設定値はキーK1
の〜の操作により任意の値に選定され、停止
位置は、自動キーK2では切削延べ長さが設定値
に達したときに自動的に第4図に示す位置から第
6図に示す位置に切換えられ、手動キーK3では
設定スイツチSの操作により、第4図、第5図、
第6図の通りに設定されるもので、切削長のキー
K4を操作すると、デイスプレイCRTの表示は
切削述べ長さ用に変り、材料の長さと往復回数と
により刃物5,5による実際の切削長さを検知し
て、前記した通り停止位置の自動切換えも行われ
るようにしたものである。
考案の効果 前記のように本考案に関する装置は、刃物の長
さの半分以下の巾の狭い材料を加工するときは、
摺動鉋盤の停止位置を制御器により2個所に変
え、摺動鉋盤に支持される刃物の半分ずつを切削
部に位置付けして半分ずつ使い、巾の広い材料の
場合は、全体で材料を削るように位置変えするた
め、常に刃物の全長を無駄なく利用できる。
刃物の使用位置の変換を摺動鉋盤の停止位置を
変えて行うから、送材定規を動かす必要がなく、
従つて手間がかゝらず、切削作業も中断されな
い。
摺動鉋盤は2丁の刃物を並べて取付けられるた
め、その停止位置の変換で、2丁の刃物の使用位
置切換えが同時に達成される。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置を施した木工用超
仕上鉋盤の正面図。第2図は送材部材を取外した
平面図。第3図は装置の実施の一例を示す原理的
平面図。第4図〜第6図は同上の作用を示す説明
図。第7図〜第10図は装置の実施の他の各例を
示す原理的平面図。第11図及び第12図は従来
の木工用超仕上鉋盤において刃物の使用位置を変
える状態の原理的平面図である。 図中1はテーブル、3は凹陥部、4は摺動鉋
盤、5,5は2丁の刃物、6,7,8は往復機
構、Aは制御器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーブルにこれを横切るように設けた凹陥部
    と、該凹陥部に嵌合して向きの異る2丁の刃物を
    横に並べて取付けた摺動鉋盤と、該摺動鉋盤を左
    右に摺動させて前記した2丁の刃物を交互に切削
    位置に位置付けさせる往復機構と、この往復機構
    により往復される前記摺動鉋盤の停止位置を幾個
    所かに変え、前記した2丁の刃物の任意の部分を
    切削部に位置付けさせる制御手段とを備えさせた
    ことを特徴とする木工用超仕上鉋盤における刃物
    の使用位置変換装置。
JP1985048535U 1985-04-01 1985-04-01 Expired JPH0228004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985048535U JPH0228004Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JP1985048535U JPH0228004Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JPS61164702U JPS61164702U (ja) 1986-10-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2728350B2 (ja) * 1993-02-22 1998-03-18 株式会社丸仲鉄工所 木材切削装置及び木材切削装置の切削方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171903A (ja) * 1982-04-01 1983-10-08 株式会社丸仲鉄工所 木材の連続荒・仕上削り方法

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JPS58171903A (ja) * 1982-04-01 1983-10-08 株式会社丸仲鉄工所 木材の連続荒・仕上削り方法

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