JPH02279696A - 高純度の3―α―7―β―ジヒドロキシコラン酸の調整方法 - Google Patents

高純度の3―α―7―β―ジヒドロキシコラン酸の調整方法

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Publication number
JPH02279696A
JPH02279696A JP2052885A JP5288590A JPH02279696A JP H02279696 A JPH02279696 A JP H02279696A JP 2052885 A JP2052885 A JP 2052885A JP 5288590 A JP5288590 A JP 5288590A JP H02279696 A JPH02279696 A JP H02279696A
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JP
Japan
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acid
methanol
dihydroxycholanic
crude product
methyl ester
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Pending
Application number
JP2052885A
Other languages
English (en)
Inventor
Antonio Bonaldi
アントニーオ ボナルディ
Egidio Molinari
エジディオ モリナーリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Erregierre Industria Chimica SpA
Original Assignee
Erregierre Industria Chimica SpA
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J9/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane
    • C07J9/005Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane containing a carboxylic function directly attached or attached by a chain containing only carbon atoms to the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の産業上の利用分計) 本発明は、高純度の3−α−7−β−ジヒドロキシコラ
ン酸の調製方法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)3−α
−7−β−ジヒドロキシコラン酸ハ、人の治療にかなυ
重要な製品であり、その治療に於いて、それは胆石を可
溶化すること、血中のコレステロールの比率(易)を減
少すること、糖血を減少することの如き多くの作用のた
め、利尿剤として、及び脂質代謝促進剤として使用され
る。
3−α−7−β−ジヒドロキシコラン酸を調gするため
の種々の方法が使られている。全てのこれらの方法は、
3−α−7−β−ジヒドロキシコ?:/11.3−α−
7−α−・ジヒドロキシコラン醗及び3−α−ヒドロキ
シコラン酸の如き副生物(これらは分離し難い)との混
合物を生成するという欠点を有する。
現在まで提案された、上記の混合物の成分を分離する方
法は全て工業的にコストがかかシ、しかも効率が制限さ
れることがわかりな。
(課題を解決するための手段) 今般、本発明者らは、15重量係までの3−α−7−α
−ジヒドロキシコラン敢及び1ilt%までの3−α−
ヒドロキシコラン酸を含む粗生成物から高純度の3−α
−7−β−ジヒドロキシコラン酸を得ることを可能にす
る新規な方法を発見した。
上記の方法は、 &)粗生成物を酸触媒の存在下で過剰のメタノールでエ
ステル化し、 b)得られた3−α−7−β−ジヒドロキシコラン酸メ
チルエステルを芳香族溶媒で結晶化し、C)メチルエス
テルをメタノール、芳香族溶媒及び水の混合物で再結晶
し、 d)再結晶したメチルエステルをヒドロアルコール性環
境下でアルカリ加水分解して純粋な3−α−7−β−・
ジヒドロキシコラン酸を得ることを特徴とする。
(発明の詳細な説明) 本発明の高純度の3−α−7−β−ジヒドロキシコラン
酸を得る方法の特徴及び利点は、下記の詳細な説明から
一層明らかになる。
使用される出発生成物は、既知の調製方法により得られ
るような、10〜15X量係の3−α−7−α−ジヒド
ロキシコラン隈及び約1重量係の3−α−ヒドロキシコ
ラン酸を含t[3−α−7−β−ジヒドロキシコラン酸
である。
この生成物は、酸触媒の存在下で過剰のメタノールで、
還流下で沸点で5〜10時間処理される。
メタノール対粗酸の重量比は、1:l〜10:1である
。使用される触媒は、粗生成物に対し2重量係〜4重量
係の量の硫醗、メタンスルホン層またはp−)ルエンス
ルホン散でありてもよい。
処理終了時に、メタノール対粗生成物の重量比が1:1
になるまで、メタノールが蒸留して除かれる。ついで、
初期の粗生成物の4〜6倍の範囲の童のベンゼンもしく
はトルエンまたはキシレンが添加され、その後、等量の
水が添加される。
この混合物が20〜40分間還流下で沸騰され、ついで
O℃〜5℃に冷却されて、純粋な3−α−7−β−ジヒ
ドロキシコラン酸メチルエステルを結晶化する(出発生
成物中に含まれるその他の酸のエステルは結晶化しない
)。
結晶化された生成物は、P別され、芳香族溶媒で洗浄さ
れ、メタノールと芳香族溶媒、例えばベンゼン、トルエ
ンまたはキシレンとの混合物に加熱条件下で再溶解され
、水が添加され、生成物が0℃に冷却することにより再
結晶される。
再結晶された生成物がr別され、溶媒で洗浄され、つい
でメタノールまたはその他の水溶性アルコールと水中3
0%の水酸化ナトリウムとの混合物によシ還流下で1〜
3時間沸騰させることKよるアルカリ加水分解にかけら
れる。
メタノールが蒸留して除かれ、残渣が水中に吸収され−
が7〜8に調節され、酢酸エチルが添加され、混合物が
pH3に酸性にされ、その優、生成物が0℃〜5℃に冷
却することにより結晶化され、r別され、最初に水で洗
浄され、次に酢酸エチルで洗浄される。
生成物が80℃で乾燥されて、3−α−ヒドロキシコラ
ン酸を含まず、0.5%未満の3−α−7−α−ジヒド
ロキシコラン酸t−ttr 3−α−7−β−ジヒドロ
キシコラン酸を得る。
高純度の3−α−7−β−ジヒドロキシコラン酸の調製
に関する以下の実施例は、非限定的な説明の目的で示さ
れる。
実施例1 粗3−α−7−β−ジヒドロキシコラン1it(15俤
の3−α−7−α−ジヒドロキシコラン酸及ヒ1%の3
−α−ヒドロキシコラン酸を含tr)100Iを、メタ
ノールsoo y及び硫酸3Iで沸騰条件下で6時間処
理する。
ついで、メタノール対粗生成物の重量比が1=1になる
までメタノールを蒸留して除く。残渣をベンゼン500
9及び水500 gに吸収させる。この混合物を還流下
に30分間加熱し、ついで0℃に冷却し、P別し、つい
で生成物をベンゼンで洗浄する。
湿りた生成物を、メタノール100g及びベンゼン50
0 fi中に加熱条件下で溶解することによシ再結晶す
る。ついで、水soo yを添加し、混合物を0℃に冷
却し、生成物をベンゼンで洗浄する。
このようにして得られた純粋なエステルを、メタノール
100 fI及び30%の水酸化? ) IJウム30
0 fiで、還流下で2時間加熱して処理する。
最後に、メタノールを蒸留して除き、残渣を水に吸収さ
せ、−を30幅の硫酸で7〜8に調節する。酢酸エチル
200.9を添加し、−を30%の硫酸で3に調節する
この混合物を0℃に冷却し、r別し、生成物を曳く水洗
し、ついで酢酸エチルで洗浄する。
それを80℃で乾燥して純粋な3−α−7−/−ジヒY
ロキシコラン醸74gを得る。
3−α−7−α−ジヒドロキシコラン酸含th、0、5
係未満である、 3−α−ヒドロキシコラン酸は存在しない。
実施例2 ベンゼンに代えてトルエンを使用して実施例1を繰返す
。実施例1と同じ特性を有する生成物76JFを得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、15重量%までの3−α−7−α−ジヒドロキシコ
    ラン酸及び1重量%までの3−α−ヒドロキシコラン酸
    を含む粗生成物から高純度の3−α−7−β−ジヒドロ
    キシコラン酸を調製する方法であって、 a)上記粗生成物を酸触媒の存在下で過剰のメタノール
    でエステル化し、 b)得られた3−α−7−β−ジヒドロキシコラン酸メ
    チルエステルを芳香族溶媒で結晶化し、c)結晶化した
    メチルエステルをメタノール、芳香族溶媒及び水の混合
    物で再結晶し、 d)再結晶したメチルエステルをヒドロアルコール性環
    境下でアルカリ加水分解して純粋な3−α−7−β−ジ
    ヒドロキシコラン酸を得る ことを特徴とする、上記の高純度の3−α−7−β−ジ
    ヒドロキシコラン酸の調製方法。 2、上記のエステル化が還流下で沸騰させることにより
    行なわれることを特徴とする、請求項1記載の方法。 3、工程a)に使用される、メタノール対上記粗生成物
    の重量比が1:1〜10:1であることを特徴とする、
    請求項1記載の方法。 4、上記の酸触媒が硫酸またはメタンスルホン酸または
    p−トルエンスルホン酸であることを特徴とする、請求
    項1記載の方法。 5、上記の酸が上記粗生成物に対して2重量%〜4重量
    %の量で使用されることを特徴とする、請求項4記載の
    方法。 6、上記の結晶化が上記粗生成物の量の4〜6倍の量の
    ベンゼンまたはトルエンまたはキシレン中で行なわれる
    ことを特徴とする、請求項1記載の方法。 7、上記の再結晶がメタノール、及びベンゼンまたはト
    ルエンまたはキシレン、及び水の混合物中で行なわれる
    ことを特徴とする、請求項1記載の方法。 8、上記のアルカリ加水分解がメタノールまたはその他
    の水溶性アルコールと水中30%の水酸化ナトリウムと
    の混合物を用いて行なわれることを特徴とする、請求項
    1記載の方法。 9、上記のアルカリ加水分解が還流下で1〜3時間沸騰
    させることにより行なわれることを特徴とする、請求項
    1記載の方法。 10、請求項1〜9記載の方法により得られた高純度の
    3−α−7−β−ジヒドロキシコラン酸。
JP2052885A 1989-03-06 1990-03-06 高純度の3―α―7―β―ジヒドロキシコラン酸の調整方法 Pending JPH02279696A (ja)

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IT19666A/89 1989-03-06
IT8919666A IT1228972B (it) 1989-03-06 1989-03-06 Procedimento per la preparazione di acido 3 alfa 7 beta diidrossicolanico di elevata purezza.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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JP2052885A Pending JPH02279696A (ja) 1989-03-06 1990-03-06 高純度の3―α―7―β―ジヒドロキシコラン酸の調整方法

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ATE144527T1 (de) 1996-11-15
EP0386538B1 (en) 1996-10-23
IT8919666A0 (it) 1989-03-06
IT1228972B (it) 1991-07-11
CA2011273A1 (en) 1990-09-06
DE69028938D1 (de) 1996-11-28
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