JPH0227932Y2 - - Google Patents

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JPH0227932Y2
JPH0227932Y2 JP1984104317U JP10431784U JPH0227932Y2 JP H0227932 Y2 JPH0227932 Y2 JP H0227932Y2 JP 1984104317 U JP1984104317 U JP 1984104317U JP 10431784 U JP10431784 U JP 10431784U JP H0227932 Y2 JPH0227932 Y2 JP H0227932Y2
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hydraulic
dome
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JP1984104317U
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は対向液圧成形装置に関するものであ
る。
(従来の技術) カツプや容器状の金属製品を得る方法として、
第5図のように、対向液を満したドーム30に対
し、パンチ31としわ押え板32を配し、ドーム
上に装着した素板をしわ押え板32とドーム上面
又はこれに固定したダイとで保持しながらドーム
内にポンチ31を押入れる方法がある。
この直接対向液圧成形法は、雌型が不要とな
り、また、対向液圧による巻き付け効果で成形限
界が向上し、シヤープな形状や複雑な形状を容易
に成形できることから、近時汎用される傾向にあ
る。
(本考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の対向液圧成形装置におい
ては、ドーム30がプレスベツド33に固定さ
れ、成形と製品取出しおよび素板供給とが同じ位
置で行われていたため、製品高さをhとすると、
しわ押え板32のストロークは余裕をとつてH=
h+(α1+α2)が必要となり、パンチ31のスト
ロークは2h+(α1+α2)を必要としていた。
このことから、プレスのデーライトおよびスト
ロークが長くなつて装置が大型化する不利がある
と共に、ストロークが長いため成形1サイクルの
時間が長いうえに当該製品の取出しが完了しない
あいだは次の素板供給や成形を行えないため、生
産サイクルが長くなるという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記したような従来の対向液圧成形装
置の不利、欠点を解消し、デーライト及びストロ
ークを短くできると共に、成形時間及び製品取出
し、素材供給の各時間を短縮して生産サイクルを
大きく向上することが可能なこの種対向液圧成形
装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため本考案は、液圧ドーム
は液体を入れたものであるから固定的であるとい
う従来の発想を転換し、複数の液圧ドームを使用
し、左右にスライドさせてやることで製品取出し
とブランク供給を対向液圧成形装置フレーム外で
行うようにしたもので、すなわち、液体を満たし
た液圧ドームに対し、パンチとしわ押えを配しこ
れらをポンチと相対移動させポンチのドーム内へ
の押し入れによる液圧で成形する装置であつて、
下部フレームと上部フレームを結ぶコラムに下面
にブランクホルダを有するアウタスライドを昇降
自在に設ける一方、アウタスライドに設けた穴部
に、ポンチを有するインナスライドを上部フレー
ムのインナシリンダにより昇降自在となし、前記
下部フレームには、少なくとも一部が下部フレー
ム外に突出する大きさを有し、複数の液圧ドーム
を所定の間隔をおいて載置する移動テーブルと、
該移動テーブルを、少なくともひとつの液圧ドー
ムが成形位置にあるときに他の液圧ドームが下部
フレーム外の製品取出しやブランク供給位置にあ
る関係に水平移動する手段を設けたことを特徴と
するものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案に係る対向液圧成
形装置の実施例を示すもので、第1図と第3図に
おいて、1は下部フレーム、2は下部フレーム1
とコラム3により結ばれた上部フレーム、4は下
面にブランクホルダ5を設けたアウタスライド
で、前記コラム3に遊挿され、上部フレーム2に
設けたアウターシリンダ6,6により昇降される
ようになつている。
8はアウタスライド4に形成した穴部41に内
挿されたインナスライドで、下部にポンチ9を固
定しており、上部フレーム2に設けたインナシリ
ンダ10により昇降されるようになつている。
通常の対向液圧成形装置は下部フレーム1に液
圧ドームを固置していたが、本考案は下部フレー
ム1に少なくとも一部がプレスフレーム外へ突出
可能な移動テーブル11を配し、この移動テーブ
ル11上に複数個の対向液圧ドームを固定したも
のである。
詳述すると、まず、第1図と第2図は、移動テ
ーブル11を直線往復テーブルとして構成したも
ので、下部フレーム1の両側に移送レール13,
13′を延設すると共に、下部フレーム1から一
方の移送フレーム13又は13′にわたる長さの
移動テーブル11を配し、この移動テーブル11
上に、2個の液圧ドーム12a,12bを、一方
がポンチ9と対向する位置(成形位置)にあると
きに他方がプレスルーム外方に位置する関係位置
となるように配置固定し、下部フレーム1には移
動テーブル11の駆動手段14を設けたものであ
る。
この駆動手段14はモータとチエーン等でもよ
いが、図示するものでは油圧シリンダを用い、こ
れのピストンロツド141を移動テーブル11の
一部と連結している。
第3図と第4図は移動テーブル11を水平回転
テーブルとして構成した実施例を示すもので、移
動テーブル11は、一本のコラム3′に中心がか
ん装されるごとくプレスフレームと偏心して配さ
れる。そして、移動テーブル1駆動手段14とし
て、移動テーブル11の外周に歯車15が設けら
れると共に、下部フレーム1またはこれの延長部
には歯車15と噛合うピニオン16およびピニオ
ンを駆動する電動又は油圧のモータ17が設けら
れている。
この実施例では、移動テーブル11に4個の液
圧ドーム12a,12b,12c,12dが等間
隔(1/4円等分)で配置され、1つの液圧ドーム
12aがポンチと対向する位置にあるときに他の
3つの液圧ドーム12b,12c,12dがプレ
スルーム外に位置するようになつている。
そして、下部フレーム1の任意位置、図示する
ものではピニオン16に近い位置に位置決めシリ
ンダ18が設けられ、移動テーブル11の底部に
設けたセツト孔19にセツトピン20を挿入して
位置決めを図るようになつている。
なお、移動テーブル11は図示するものではコ
ラム3′のまわりに配した軸受21により支承し
ているが、必要に応じ移動テーブル11の底面に
コロを配し、下部フレーム1上面に敷設したガイ
ドレールに沿つて転動させる方式としてもよい。
また、移動テーブル11は必ずしも円形である必
要はなく、扇状などに構成してもよく、また、一
方向回転でなく正逆回転方式としてもよい。
(作用) 次に本考案装置の使用状態と作用を説明する。
第1図と第2図の実施例においては、まず移動
テーブル11上の紙面に対し右方の液圧ドーム1
2aにブランクW1を装着し、駆動手段14によ
り移動テーブル11を作動させ、液圧ドーム12
aをプレスルーム内のポンチ位置に引込む。
この状態が第1図であり、次いでアウタスライ
ド4を下降させると共にインナスライド8を下降
させる。これによりブランクW1はブランクホル
ダ5と液圧ドーム上のダイ部とにより周辺を挾持
され、この状態でポンチ9がブランクW1を液圧
ドーム12a内に押込み、液圧ドーム中の液の増
圧により直接対向液圧成形が行われる。
この成形の間、プレスルーム外の移動テーブル
上に液圧ドーム12bが位置しているので、上記
成形行程と併行してこの液圧ドーム12bにブラ
ンクW2を供給しておけばよく、そして、ブラン
クW1の成形が完了したときに移動テーブル11
を右方へ移動させれば、ブランクW2の供給され
ている液圧ドーム12bを成形位置にセツトさ
れ、直ちに次の成形ストロークが開始される。
一方、製品は液圧ドーム12aによりプレスル
ーム外に持ち出されるため、上記成形のあいだに
製品取出しと次のブランクの供給を行える。そし
て、ブランクW2の成形完了と共に移動テーブル
11を左方へ移動させることにより次の成形と製
品取出し及びブランク供給とが併行して行われ、
以下上記動作を繰返すことによりきわめて能率よ
く対向液圧成形が行われる。
第3図と第4図の実施例においては、移動テー
ブル11が円形テーブルとして構成され、これに
等間隔で4個の液圧ドーム12a,12b,12
c,12dが配置されているため任意位置の液圧
ドームにブランクを供給し、モータ17の駆動に
よりピニオン16と歯車15を介して移動テーブ
ル11を回転させ、当該液圧ドームをポンチ9と
対峙する位置に移動させる。
この移動制御は図示しないリミツトスイツチ等
により行われる。すなわち移動テーブル11が回
り規定位置(1/4回転)まで回転することにより
モータ17の駆動が停止し、その信号により位置
決めシリンダ18が作動してセツトピン20が移
動テーブル11のセツト孔19に進入し、液圧ド
ームが所定の成形位置にセツトされる。
この状態が第3図であり、液圧ドーム12a
は、さきの場合と同様にアウタースライド4とイ
ンナースライド8の下降により対向液圧成形が行
われる。その間、他の液圧ドーム12b,12
c,12dはプレスルーム外にあるため、所望の
液圧ドームに次のブランクを供給しておくことが
できる。
そして、ブランクW1の成形完了と共に移動テ
ーブル11を所定回転角移動させれば、製品は液
圧ドーム12aと共にプレスルーム外に持ち出さ
れると共に、ブランクは液圧ドーム12dにより
成形位置にセツトされ、他の液圧ドーム12bは
フリーの状態にある。
それ故、いま第4図において、プレスルーム内
の液圧ドームをAとし、これと時計方向の各液圧
ドームを夫々B,C,Dとすると、A位置が対向
液圧成形装置、Bが製品取出し位置、Cがブラン
ク供給位置、Dがアイドル位置となり、成形完了
と共に移動テーブル11を回転させることによ
り、液圧ドームはB→A,C→B,D→C,A→
Dへと変位し、ブランクがセツトされている液圧
ドームが成形位置に置かれて成形され、その間に
成形された製品が液圧ドームから取り出され、製
品が取出されている液圧ドームにブランクが供給
される関係となる。
従つて、この動作を繰返すことにより、対向液
圧成形中に、製品取出しとブランク供給が併行し
て行われることになる。なお、各実施例において
液圧ドームは公知のセルフカツプリングなどによ
り液圧制御回路と接離されることはいうまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によれば、液体を満たした
液圧ドームに対し、パンチとしわ押えを配しこれ
らをポンチと相対移動させポンチのドーム内への
押し入れによる液圧で成形する装置において、 下部フレーム1と上部フレーム2を結ぶコラム
3に下面にブランクホルダ5を有するアウタスラ
イド4を昇降自在に設ける一方、アウタスライド
4に設けた穴部に、ポンチ9を有するインナスラ
イド8を上部フレーム2のインナシリンダ10に
より昇降自在となしているため良好な相対スライ
ドとしわ押え作用が得られ、しかも、前記下部フ
レーム1には、少なくとも一部が下部フレーム外
に突出する大きさを有し、複数の液圧ドーム12
a,12bを所定の間隔をおいて載置する移動テ
ーブル11と、該移動テーブル11を、少なくと
もひとつの液圧ドームが成形位置にあるときに他
の液圧ドームが下部フレーム外の製品取出しやブ
ランク供給位置にある関係に水平移動する手段を
設けたことから、対向液圧成形上の問題すなわ
ち、製品高さの2倍以上のストロークを要してい
た問題を解消し、製品高さ分のブランクホルダや
ポンチのストロークを不要ならしめることができ
る。このため、装置のデーライトを大幅に縮減で
き、小型な装置とすることができる。また、スト
ロークが短くて済むため、成形サイクル時間を短
縮することができ、生産タイクルを大きく向上す
ることが可能になるいうすぐれた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る対向液圧成形装置の一実
施例を示す部分切欠側面図、第2図は第1図−
線にそう断面図、第3図は本考案装置の他の実
施例を示す部分切欠側面図、第4図は第3図−
線にそう断面図、第5図は従来の対向液圧成形
装置を示す断面図である。 1……下部フレーム、2……上部フレーム、3
……コラム、4……アウタスライド、5……ブラ
ンクホルダ、8……インナスライド、9……ポン
チ、11……移動テーブル、12a,12b,1
2c,12d……液圧ドーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を満たした液圧ドームに対し、パンチとし
    わ押えを配しこれらをポンチと相対移動させポン
    チのドーム内への押し入れによる液圧で成形する
    装置であつて、下部フレーム1と上部フレーム2
    を結ぶコラム3に下面にブランクホルダ5を有す
    るアウタスライド4を昇降自在に設ける一方、ア
    ウタスライド4に設けた穴部に、ポンチ9を有す
    るインナスライド8を上部フレーム2のインナシ
    リンダ10により昇降自在となし、前記下部フレ
    ーム1には、少なくとも一部が下部フレーム外に
    突出する大きさを有し、複数の液圧ドーム12
    a,12bを所定の間隔をおいて載置する移動テ
    ーブル11と、該移動テーブル11を、少なくと
    もひとつの液圧ドームが成形位置にあるときに他
    の液圧ドームが下部フレーム外の製品取出しやブ
    ランク供給位置にある関係に水平移動する手段を
    設けたことを特徴とする対向液圧成形装置。
JP10431784U 1984-07-10 1984-07-10 対向液圧成形装置 Granted JPS6122219U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10431784U JPS6122219U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 対向液圧成形装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10431784U JPS6122219U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 対向液圧成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6122219U JPS6122219U (ja) 1986-02-08
JPH0227932Y2 true JPH0227932Y2 (ja) 1990-07-27

Family

ID=30663669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10431784U Granted JPS6122219U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 対向液圧成形装置

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JP (1) JPS6122219U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554501A (en) * 1978-06-02 1980-01-14 Iwanobichi Korunienk Maratsuto Control type decimal system resistance box
JPS58192629A (ja) * 1982-03-04 1983-11-10 トバルニイ・ストロイレンスケ・テクニキイ・コンツエルン ハイドロメカニカル深絞り方法および該方法を実施するための装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554501A (en) * 1978-06-02 1980-01-14 Iwanobichi Korunienk Maratsuto Control type decimal system resistance box
JPS58192629A (ja) * 1982-03-04 1983-11-10 トバルニイ・ストロイレンスケ・テクニキイ・コンツエルン ハイドロメカニカル深絞り方法および該方法を実施するための装置

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JPS6122219U (ja) 1986-02-08

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