JPH02278621A - キーボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 各種装置の人力手段たるキーボードの構成に関し、 従来の性能を損なうことなく、構成を簡素化し安価に提
供することを目的とし、 複数の凹所が上面に形成された絶縁基板には、該凹所内
に形成された下部電極と該下部電極に一端を接続せしめ
該上面に形成された第１の配線パターンとが設けられ、 該絶８！基板の上面に重ねられる可視性絶縁シー１への
下面には、該下部電極に対向する上部電極と該上部電極
に一端が接続し該第１の配線パターンに重ならない第２
の配線パターンとが設けられ、該絶縁シートの上方には
、該絶縁シートを介して該上部電極を押下する操作部が
配設されたことを特徴とし構成する。

（産業上の利用分野〕 本発明は各種装置の入力手段たるキーボード、特に、従
来の性能を損なうことなく安価に提供可能とした構成に
関する。

〔従来の技術〕

第３図は従来のキーボードの外観を模式的に示す斜視図
、第４図は該キーボードの要部を模式的に示す断面図で
ある。

第３図において、キーボード１ば下部カバー３に上部カ
バー４を挿着して筺体２を構成し、カバー４より複数の
押釦５が突出する。

第４図において、アルミニウムにてなる支持パネル６に
搭載されたスイッチ部７は、上面に複数個の下部電極９
および下部電極９に接続された第１の導体パターンＩＯ
の形成された絶縁シート８と、各下部電極９を表呈させ
ため複数個の透孔１２を有するスペーサ１１と、下面に
複数個の」二部電極１４および上部電極１４に接続され
た導体パターン１５の形成された可撓性絶縁シート１３
とを重ねてなり、透孔１２内で下部電極９と上部電極１
４とが上下方向に対向するようになる。

スイッチ部７の上方に配設された操作部１６は、ゴムに
てなるアクチュエータ１７と、樹脂をモールド形成して
なるモールドパネル１８と、押釦５にてなる。アクチュ
エータ１７は上部電極１４との対向位置から上方に突出
する可撓部１９を具え、可撓部１９の中心部には絶縁シ
ート１３を押圧する押圧部２０を有する。モールドパネ
ル１８は押圧部２０に対向する筒状突起２１を具え、各
筒状突起２１には押釦５のスライダ部２２が摺動可能に
嵌合し、スライダ部２２の側面には押釦５の飛び出し防
止用突起２３を有する。

第４図において左側の押釦５は非押下状態、右側の押釦
５は押下状態であり、押釦５を押下すると可撓部１９は
弾性変形して押圧部２０が絶縁シート１３を押圧し、上
部電極１４が下部電極９に接触する。

次いで、該押下刃を除去するとアクチュエータ１７の可
撓部１９は、それ自体が有する弾性復元力によって形状
復帰し押釦５を押し上げると共に、上部電極１４は絶縁
フィルム１３が有する復元力によって」二昇復帰し、上
部電極１４と下部電極９とは開離する。

なお、スイッチ部７は構成が薄形のシート状であること
から、一般にシート状スイッチまたはメンブレンスイッ
チと呼ばれており、安価なことで知られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上説明したように、構成が簡易であり安価であるスイ
ッチ部７を使用した従来のキーボード１は、可撓性を有
するスイッチ部７の機械的強度を補うため、例えば金属
板に防錆処理を施したパネル６を必要とした。

本発明の目的は、従来のａ能を損なうことなくキーボー
ドをさらに低価格化することであり、従来の支持パネル
を不要にすると共に、従来のスペーサをなくす構成を提
供したものである。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明のキーボードはその実施例を示す第１図によれば
、複数の凹所３３が上面に形成された絶縁基板３２には
、例えば深さ１２０μｍ程度である凹所３３内に形成さ
れた下部電極９と下部電極９に一端を接続せしめ該−上
面に形成された第１の配線パターン１０とが設けられ、 絶縁基板３２の上面に重ねられる可撓性絶縁シート１３
の下面には、下部電極９に対向する上部電極１４と上部
電極１４に一端が接続し第１の配線パターン１０に重な
らない第２の配線パターン１５とが設けられ、 絶縁シー目３の上方には、絶縁シート１３を介して上部
電極１４を押下する操作部１６が配設されたことを特徴
とし構成される。

〔作用〕

上記手段において、上面の凹所内に下部電極を形成し該
下部電極に接続された第２の導体パターンを上面に形成
した絶縁基板は、従来の下部絶縁フィルムとスペーサと
支持パネルとを一体化したものに相当し、そのことで構
成部品数を減らし、かつ、従来の性能を損なうことなく
安価なりキーボードが提供できるようになった。

〔実施例〕

以下に、図面を用いて本発明の実施例によるキーボード
を説明する。

第１図は本発明の一実施例によるキーボードの要部を模
式的に示す断面図、第２図は第１図に示す絶縁基板の模
式平面図（イ）と可撓性絶縁シー１〜の模式下面図（ロ
）である。

第４図と共通部分に同一符号を使用した第１図において
、従来と同一操作部１６の下方に位置するスイッチ部３
１は、従来の支持パネル（６）と絶縁シート（８）とス
ペーサ（１１）とを一体化した絶縁基板３２に可撓性絶
縁シート１３を重ねてなる。

第１図および第２図（イ）において、例えばポリブチレ
ンチレフクレート樹脂をモールド成形してなる絶縁基板
３２は、上面にくの字を連通させた平面形状に複数個の
凹所３３を該モールド成形時に形成せしめ、次いで印刷
によって凹所３３内の下部電極９と、一端が下部電極９
に接続された第１の導体パターン１０を上面に形成して
なる。なお、凹所３３の深さは従来のスペーサ（１１）
の厚ざと同程度例えば１２５μｍ程度であり、導体パタ
ーン１０が集まる絶縁基板３２の突出部３３ａは、各導
体パターン１０をキーボードの駆動回路に接続する接続
部（コネクタ挿着部）である。

第１図および第２図（ｌｌ）において、可撓性絶縁シー
ト１３の下面には、各下部電極９に対向する上部電極１
４および、上部電極１４に接続され第１の導体パターン
１０と交差しない第２の導体パターン１５が形成されて
なる。なお、導体パターン１５が集まる絶縁シー目３の
突出部１３ａは、導体パターン１５キーボードの駆動回
路に接続する接続部（コネクタ挿着部）である。

スイッチ部３１の上方に配設された操作部１６は、ゴム
にてなるアクチュエータ１７と、樹脂をモールド成形し
てなるモールドパネル１８と、押釦５にてなる。

第１図において左側の押釦５は非操作状態、右側の押釦
５は操作状態であり、押釦５を押下すると押釦５の中心
部より垂下する押圧部２０が絶縁シート１３を押圧し、
上部電極１４が下部電極９に接触する。次いで、該押下
刃を除去するとアクチュエータ１７の可撓部１９は、そ
れ自体が有する弾性復元力によって形状復帰し押釦５を
押し上げると共に、上部電極１４は絶縁シート１３が有
する復元力によって上昇復帰し下部電極９から離れるよ
うになる。

このようなスイッチ部３１を具えたキーボードは、従来
の支持パネルと下部電極を形成した絶縁フィルムとスペ
ーサとを一体化し絶縁基板３２としたことによって、従
来のキーボードの性能を損なうことなく構成が簡易とな
り、安価に提供できるようになる。

なお、上記実施例において絶縁基板３２は、キーボード
の筐体を構成する下部カバーと一体にすること、即ち筐
体の下部カバーの一部分を絶縁基板３２とすることによ
って、本発明の効果は一層顕著となる。

〔発明の効果〕 以上説明したように本発明のキーボードは、スイッチ部
の構成部品を減らすと共にスイッチ部の補強用支持パネ
ルが不要になって、従来の機能を損なうことなく低価格
化が実現された効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるキーボードの要部を模
式的に示す断面図、 第２図は第１図に示す絶縁基板（イ）と可撓性絶縁シー
ト（１１）　　、 第３図は従来のキーボードの外観を模式的に示す斜視図
、 第４図は従来のキーボードの要部を模式的に示す断面図
、 である。 図中において、 ９は下部電極、 １０は第１の配線パターン、 １３は上部電極の形成された絶縁シート、１４は上部電
極、 １５は第２の配線パターン、 １６は操作部、 ３１はスイッチ部、 ３２ば下部電極の形成された絶縁基板、３３は凹所、 を示す。 こ　へ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の凹所（３３）が上面に形成された絶縁基板（３２
   ）には、該凹所（３３）内に形成された複数の下部電極
   （９）と該下部電極（９）に一端を接続せしめ該上面に
   形成された第１の配線パターン（１０）とが設けられ、 該絶縁基板（３２）の上面に重ねられる可撓性絶縁シー
   ト（１３）の下面には、該下部電極（９）に対向する上
   部電極（１４）と該上部電極（１４）に一端が接続し該
   第１の配線パターン（１０）に重ならない第２の配線パ
   ターン（１５）とが設けられ、 該絶縁シート（１３）の上方には、該絶縁シート（１３
   ）を介して該上部電極（１４）を押下する操作部（１６
   ）が配設されたことを特徴とするキーボード。