JPH0227843A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、二重ループ系伝送路を有するプログラマブ
ルコントローラ、特にループバック制御方式の改良に関
するものである。

（従来の技術） 第３図は、二重ループ系伝送路を有する従来のプログラ
マブルコントローラのネッワーク構成図であり・、図中
、（１）はネットワークのマスター局、（２ａ）　、　
（２ｂ）　、　（２ｃ）はネットワークのローカル局、
　（３）は二重ループ系伝送路の正ループ、（４）は同
様の副ループ、（５）は正ループ　（３）を伝わるデー
タの流れである。

第４図は、従来のプログラマブルコントローラにおける
ループバック実行時のネットワーク構成図であり、図中
、第３図と同一符号は同−又は相当部分を示す、（６）
は異常ローカル局である。

従来の二重ループ系伝送路を有するプログラマプルコン
トローラは上記のように構成され、マスター局（１）か
ら送信されたデータは、第３図に矢印（５）で示すよう
に正ループ　（３）を伝送路として伝わり、ローカル局
（２ａ）　、　（２ｂ）　、　（２ｃ）を順次通ってマ
スター局（１）に戻される。

一方、第４図に示すようにネットワーク中に異常ローカ
ル局　（６）が存在する場合には、マスター局（１）か
ら送信されたデータは、第４図に矢印（５）　で示すよ
うに正ループ　（３）を伝送路としてローカル局（２ａ
）に伝わるが、ローカル局（２ａ）から送信されるデー
タは、副ループ（４）　を伝送路としてマスター局（１
）に伝わり、さらにローカル局（２Ｃ）へ伝わる。ロー
カル局（２Ｃ）から送信されたデータは、正ループ　（
３）を伝送路としてマスター局（１）　に戻される。

このように、異常ローカル局　（６）が伝送路上に存在
する場合には、ループバック機能を用い異常ローカル局
　（６）を通さずに、データの伝送を行なう。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような二重ループ系伝送路を有する従来のプログ
ラマブルコントローラでは、ループバック機能は、異常
ローカル局　（６）がなければ実行されず、この機能を
テストするには、異常ローカル局　（６）に相当する異
常を作らなければならないという課題があった。

この゛発明は、かかる課題を解決するためになされたも
ので、ユーザが自由にループバック機能を使うことがで
きるプログラマブルコントローラを得ることを目的とす
る。

（課題を解決するための手段） この発明に係るプログラマブルコントローラは、マスタ
ー局と複数のローカル局を二重ループ系伝送路を用い接
続してネットワークを構成したプログラマブルコントロ
ーラにおいて、ループバック実行命令を有するユーザシ
ーケンスプログラムを記憶するユーザシーケンスプログ
ラム記憶手段と、このユーザシーケンスプログラム記憶
手段から読出されたプログラムが上記ループバック実行
命令であるか否かを判別する判別手段と、ループバック
実行命令でない場合に、マスター局から各ローカル局に
二重ループ系伝送路の正ループを介してデータを伝送す
るデータ伝送手段と、異常ローカル局を設定し記憶する
異常ローカル局設定記憶手段と、上記判別手段がループ
バック実行命令であると判断した際に、上記異常ローカ
ル局設定記憶手段からの入力に基づき、異常ローカル局
をネットワークから切離してデータ伝送を行なうループ
バック時データ伝送手段とを設けるようにしたものであ
る。

〔作用〕

この発明においては、ユーザシーケンスプログラムにル
ープバック実行命令が含まれており、このループバック
実行命令の実行により、ループバックが実行される。こ
のため、ユーザが自由にループバック機能を使うことが
可能となる。

（実施例） 第１図は、この１発明に係るプログラマブルコントロー
ラの一実施例を示す全体構成図である。この実施例は、
第１図からも明らかなようにループバック実行命令を有
するユーザシーケンスプログラムを記憶するユーザシー
ケンスプログラム記憶手段（１１）、および異常ローカ
ル局を設定し記憶する異常ローカル局設定記憶手段（１
２）をそれぞれ設け、判別手段（１３）において、上記
ユーザシーケンスプログラム記憶手段（１１）から読出
されたプログラムが上記ループバック命令であるか否か
を判別し、ループバック命令でない場合には、データ伝
送手ｆｆ１（１４）により、マスター局から各ローカル
局に二重ループ系伝送路の正ループを介してデータを伝
送させるとともに、ループバック命令である場合には、
ループバック時データ伝送手段（１５）により、上記異
常ローカル局設定記憶手段（１２）からの入力に基づき
、異常ローカル局をネットワークから切離してデータ伝
送を行なわせるように構成されている。

なお、第１図の実施例に使用されるプログラマブルコン
トローラのハードウェア構成図は、第３図および第４図
に示す従来のものと同一である。

次に、上記実施例の動作を、第２図に示すフローチャー
トを参照しながら説明する。

まず、第２図のステップ（２１）でユーザシーケンスプ
ログラムの読込みを行なう、このユーザシーケンスプロ
グラムには、ループバックを実施するためのループバッ
ク実行命令、およびどのローカル局でループバックを実
施するのかの情報が予めプログラムの形で組込まれてい
る。

ここで、ローカル局（２ｂ）が異常ローカル局　（６）
として定められているとすると、まず、ステップ（２２
）で読込まれたプログラムがループバック実行命令であ
るか否かを判別し、ループバック実行命令でない場合に
は、ステップ（２３）で通常のデータ伝送を行なう。す
なわち、第３図に示すようにマスター局（１）からのデ
ータを、各ローカル局（２ａ）　、　（２ｂ）　、　（
２ｃ）に二重ループ系伝送路の正ループ（３）を伝送路
として伝送し、ローカル局（２Ｃ）からのデータをマス
ター局（１）に戻す。

一方、ステップ（２２）でループバック命令であると判
断された場合には、ステップ（２４）でローカル局（２
ｂ）を異常ローカル局　（６）としてネットワークから
切離し、ステップ（２５）でループバック時のデータ伝
送を行なう。すなわち、マスター局（１）から送信され
たデータは、第４図に示すように正ループ　（３）を伝
送路としてローカル局（２ａ）に伝えられるとともに、
ローカル局（２ａ）から送信されるデータは、副ループ
（４）を伝送路としてマスター局（１）　に伝わり、さ
らにローカル局（２Ｃ）へ伝わる。またローカル局（２
Ｃ）から送信されたデータは、正ループ　（３）を伝送
路としてマスター局（１）に戻される。

しかして、異常ローカル局　（６）が実際に存在したと
きの従来の動作と同一の動作となる。

（発明の効果） この発明は以上説明したとおり、シーケンス命令によっ
てループバックを実行させることができるので、ループ
バックのテストが容易となり、また任意のローカル局１
局をネットワークから切離すことができ、保守等が簡単
になる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すプログラマブルコン
トローラの全体構成図、第２図はその動作を示すフロー
チャート、第３図は従来のプログラマブルコントローラ
を示すネットワーク、第４図はループバック時のネット
ワーク構成を示す第３図相当図である。 （１１・・・ユーザシーケンスプログラム記憶手段、（
１２・・・異常ローカル局設定記憶手段、（１３・・・
判別手段、 （１４・・・データ伝送手段、 （１５・・・ループバック時データ伝送手段。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マスター局と複数のローカル局とを二重ループ系伝送路
   を用い接続してネットワークを構成したプログラマブル
   コントローラにおいて、ループバック実行命令を有する
   ユーザシーケンスプログラムを記憶するユーザシーケン
   スプログラム記憶手段と、このユーザシーケンスプログ
   ラム記憶手段から読出されたプログラムが上記ループバ
   ック実行命令であるか否かを判別する判別手段と、ルー
   プバック実行命令でない場合に、マスター局から各ロー
   カル局に二重ループ系伝送路の正ループを介してデータ
   を伝送するデータ伝送手段と、異常ローカル局を設定し
   記憶する異常ローカル局設定記憶手段と、上記判別手段
   がループバック実行命令であると判断した際に、上記異
   常ローカル局設定記憶手段からの入力に基づき、異常ロ
   ーカル局をネットワークから切離してデータ伝送を行な
   うループバック時データ伝送手段とを具備することを特
   徴とするプログラマブルコントローラ。