JPH02278249A - 写真焼付方法 - Google Patents

写真焼付方法

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JPH02278249A
JPH02278249A JP10096189A JP10096189A JPH02278249A JP H02278249 A JPH02278249 A JP H02278249A JP 10096189 A JP10096189 A JP 10096189A JP 10096189 A JP10096189 A JP 10096189A JP H02278249 A JPH02278249 A JP H02278249A
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Takaaki Terashita
寺下 隆章
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付方法に関し、更に詳しくは撮影状態を
表すデータを用いて焼付露光量を決定する写真焼付方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
写真焼付では、写真フィルムに記録されたコマの平均透
過濃度を測定し、この平均透過濃度に応じて焼付露光量
を算出している。この露光制御はLATD方式と称され
ており、プリント依頼された写真フィルムの約7割に対
しては、適正な濃度とカラーバランスを持ったプリント
写真に仕上げることが可能である。最近では、適正プリ
ント写真の割合を高めるために、画面の各点を測光する
スキャナーを取り付けたものが多い。このスキャナー付
き写真プリンタでは、画面の各点の透過濃度を用いて、
最高透過濃度、最低透過濃度2画面を仮想的に区分した
各エリア内の平均透過濃度を求め、これらを特徴値とし
て用いて、LATD方式による焼付露光量を補正してい
る。
C発明が解決しようとする課題〕 前述した従来の写真焼付方法は、プリントすべきコマの
シーンの特徴を見つけ出して焼付露光量を補正するもの
であり、適正な濃度に仕上がるコマの割合を高めること
ができる。しかし、スキャナーによる測光では識別する
ことができないが、焼付露光量の増減を逆にしたり、あ
るいは一方のみを増減することが必要な2種類のシーン
が存在する。
例えば、夜間ストロボ撮影シーンと、露光アンダーのシ
ーンでは、両者とも平均透過濃度が低いという点で共通
しており、異なる点は透過濃度が高い部分が主要部であ
るかどうかである。しかし、スキャナーでは、主要部を
見つけ出すことが困難であるから、結局この2種類のシ
ーンに対しては、適正な焼付露光量を決定することがで
きない。
また、明るい背景(白壁、襖等)を持った主要被写体を
ストロボ撮影したシーン又は日中シンクロ撮影したシー
ンと、逆光シーンとでは、共に背景が明るいという点で
共通しており、異なる点は背景と主要被写体との濃度差
及び主要被写体の濃度である。この2種類のシーンも主
要被写体の識別ができないために、両者に対して適正な
焼付露光量を決定することができない。
本発明の目的は、シーンの特質に応じて適正な焼付露光
量を決定することができるようにした写真焼付方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、写真撮影時にス
トロボ発光データを記録し、写真焼付時にこのストロボ
発光データを読み取り、ストロボ撮影かどうかによって
コマのシーン分類を行い、各シーンに対して用意された
演算式等の焼付露光量演算方式を選択してコマの焼付露
光量を算出するようにしたものである。
別の発明では、ストロボ発光データの他に、被写体距離
データや被写体輝度データが用いられ、更に細かなシー
ン分類を行い、各シーンの特質に応じて最適な焼付露光
量を決定する。
(作用〕 本発明では、撮影時に記録したストロボ発光データを用
いるから、ストロボ撮影シーンと、これに類似したシー
ンとを確実に識別し、各シーンに対して最適な焼付露光
量を決定することができる。
また、撮影時に記録した被写体輝度データを用いるから
、低輝度ストロボ撮影シーンと、日中シンクロ撮影シー
ンとを識別することができ、更に被写体距離データを用
いるこ°とで、夜景撮影シーン。
夜間又は室内湯影シーン、クローズアップシーンを識別
し、これらの各シーンを適正な濃度に仕上げるための焼
付露光量を決定することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は撮影条件データを記録するカメラを示すもので
ある。カメラボディ(図示せず)に取り付けられた撮影
レンズ10の背後に、シャッタ機構11が配置されてい
る。このシャッタ機構11は、例えば2枚のシャッタ羽
根12.13から構成されており、各シャッタ羽根12
.13には切欠き12a、13aがそれぞれ形成されて
いる。
これらのシャッタ羽fIi12.13は、駆動機構14
によって可動ピン15が固定ピン16に向かって移動す
る際に、固定ピン16を中心にして離れる方向に移動し
て切欠き12a、13aを重ねる。
この切欠き12a、13aが重なった部分が開口し、こ
れを通った光が写真フィルム17に入射する。
測光部22は、レンズ20と受光素子21とから構成さ
れており、レリーズボタン(図示せず)が半押しされた
ときに、被写体輝度(BV)を測定する。この受光素子
21から出力された被写体輝度信号は露出制御回路23
に送られる。露出制御回路23は、被写体輝度とフィル
ム感度とにより、光値(LV)を算出し、駆動機構14
を介してシャッタ機構11をプログラム制御する。また
、この光値は、フィルム感度が同じであれば被写体輝度
に比例するから、この実施例では光値を被写体輝度デー
タとして用い、これを撮影条件データ発生回路24に送
っている。
測距センサーユニット26は、レンズ27とラインセン
サー2日とからなる受光部と、レンズ29と光源30と
からなる投光部とから構成されている。レリーズボタン
が半押しされた測距時には、投光部からスポット状の近
赤外光が主要被写体に向けて投光され、ここで反射され
た光がラインセンサー2日に入射する。このラインセン
サー28の出力信号は測距回路31に送られ、ラインセ
ンサー28のどの位置に反射光が入射したかを調べるこ
とで、カメラから主要被写体までの距離が検出される。
この被写体距離の信号はレンズセット機構32に送られ
、レリーズボタンが完全に押下されたときに、被写体距
離に応じた位置に撮影レンズ10をセットする。
前記測距回路31からの被写体距離の信号は、撮影条件
データ発生回路24に送られる。また、この撮影条件デ
ータ発生回路24は、カメラ姿勢検出装置ll!35で
検出されたカメラ姿勢信号と、ストロボ装置36から出
力されたストロボ発光信号とが入力されている。撮影条
件データ発生回路24は、ドライバ37を介してバーコ
ード記録装置38を駆動して、バーコードを表された撮
影条件データを写真フィルム17に記録する。この実施
例では、バーコード記録装置38は、バーコードを表示
する液晶デイスプレィ39と、これを照明する閃光放電
管40とから構成され、被写体の撮影と同時又はその前
後に、画面17aとフィルムエツジとの間に、ストロボ
発光データ、被写体輝度データ、被写体距離データ、カ
メラ姿勢データ。
コマ番号データ等を写し込む。
前記ストロボ装置36は、周知のように被写体輝度判別
回路を備え、被写体が低輝度の場合に、シャッタ機構1
1に同期して自動発光する。また、日中シンクロスイッ
チを設けて、このスイッチをONさせたときには、被写
体が高輝度であってもストロボ装置36が発光する。
第2図はカメラ姿勢検出装置を示すものである。
カメラボディの上下方向、すなわち写真フィルム17と
平行な面に沿って2個のガラス管45.46がV形に配
置されている。これらのガラス管45.46の両端部に
、接点対47,48,49゜5oがそれぞれ取り付けら
れ、また各接点対47〜50をON状態にするための水
81151.52が封入されている。
カメラ姿勢が横位置の場合には、第2図に示すように接
点対47と49とがONL、カメラボディを保持した右
手が上となった縦位置の場合に接点対47と50とがO
Nする。また、左手を上にした縦位置の場合には接点対
48と49とがONする。これらの接点対47〜50は
、エンコーダ53に接続されており、ここでカメラ姿勢
を表す信号に変換されてから、撮影条件データ発生回路
24に送られる。
第3図は撮影条件データを記録した写真フィルムを示す
ものである。この写真フィルム17には、一定間隔でパ
ーフォレーション17bが穿孔されており、このパーフ
ォレーション17bを巻止め装置のセンサーか検出する
ことにより1コマ送すが行われる。パーフォレーション
17bの反対側に、バーコードで表されたストロボ発光
データ55、被写体輝度データ56.被写体距離データ
57、カメラ姿勢データ58.コマ番号データ59とが
写し込まれている。これらの撮影条件データは、写真現
像によって可視像に変換される。このようにパーフォレ
ーション17bとは別に、fi 影条件データを記録す
るためのエリアを有し、複数のデータが記録できる写真
フィルム構造になっているのが望ましい。
第4図は写真プリンタを示すものである。光源62から
放出された白色光は、シアンフィルタ63、マゼンタフ
ィルタ64.イエローフィルタ65を通ってからミキシ
ングボックス66に入る。
これらの色補正フィルタ63〜65は、フィルタ調節部
67によって光路68への挿入量が調節され、それによ
り焼付光の三色光成分及びその強度がmmされる。前記
ミキシングボックス66は、内面がミラー面となった角
筒の両端部に拡散板を取り付けたものである。
フィルムキャリヤ70はプリント位置に配置されており
、現像済み写真フィルム17がセットされ、ミキシング
ボックス66を透過した光で照明される。この写真フィ
ルム17の平坦性を確保するために、プリント位置の上
にフィルムマスク71が設けられでいる。このフィルム
マスク71は、周知のようにコマのサイズに対応した開
口が形成されており、写真フィルム17の移送時に、ソ
レノイド(図示せず)によって浮き上がり、プリント時
に写真フィルム17を押え付けるようになっている。
前記プリント位置の手前に、バーコードリーダ72が配
置されており、プリント位置に送られる際に、各コマに
記録された撮影条件データが読み取られる。この読み取
った橋形条件データは、デコーダ73に送られてデコー
ドされ、そしてカメラ姿勢データが特徴値抽出部78に
送られ、残りの撮影条件データがシーン分類部74に送
られる。
また、プリント位置の斜め上方には、レンズ75とイメ
ージエリヤセンサー76とから構成されたスキャナー7
7が配置されており、プリント位置にセットされたコマ
の各点の透過光を測定する。
このスキャナー77の信号は、特徴値抽出部78に送ら
れ、平均透過濃度1画面の特定エリアの平均透過濃度等
が色毎に算出される。この特定エリアの平均透過濃度と
しては、第5図ないし第6図に示すように、画面中央部
の平均透過濃度Dc。
画面周辺部の平均透過濃度Df、画面上半分の平均透過
濃度Du、画面下半分の平均透過濃度DI。
画面右半分の平均透過濃度Dri、画面左半分の平均透
過濃度Dlfが用いられる。これらの各エリアは、写真
フィルム17から読み取ったカメラ姿勢データから特定
される。なお、第5図ないし第7図ではカメラ姿勢が横
位置の場合を示している。
シーン分類部74は、橋形条件データと、特定エリアの
平均濃度とを用いて、プリントすべきコマを例えば夜景
撮影シーン、夜間又は室内橋形シーン、クローズアップ
撮影シーン、日中シンクロ撮影シーン、露光アンダーの
撮影シーン、逆光撮影シーン、その他の撮影シーンに分
類する。焼付露光量演算部79は、特徴値抽出部78か
ら出力された特徴値と、シーン分類部74で判定された
シーン分類結果から、例えば次の焼付露光量演算式を実
行して焼付露光量E+(iは赤色、緑色。
青色のいずれか1つを表す)をそれぞれ算出し、これを
コントローラ80に送る。
Ei−Klj長(DNi−D盈)十に2j!十に3 J
t Dmxt 十に4 Jt Dmii+に5 Ji 
 (Dct −Dft )+に6  ji   (D 
 1  t  −Du+  )+に7 ji  (D 
1 fl −Dr ii )  ・・(1)ここで、各
記号は次の通りである。
Kjl〜Kj7  :定数 j   :シーンの分類毎に決められた係数DN  =
コントロールネガの平均透過濃度D   ニブリントす
べきコマの平均透過濃度Dmx  :最大透過濃度 Dmi  :最小透過濃度 上記焼付露光量演算式は、シーン分類によって定数が変
更されるから、シーンの特質に応じて最適な焼付露光量
Eiを決定することができる。しかし、この焼付露光量
演算式で適正な濃度に仕上がらないシーンもあり得る。
このようなシーンに対しては、焼直し時に周知のように
キーボードを操作してマニュアル補正量を加減算するの
がよい。
また、別の方法としては、シーン分類部74で判定され
たシーン分類結果に従って、特徴値抽出部78の特徴値
の抽出方法を変更したり、さらには焼付露光量演算部7
9でシーンによって式(1)とは異なる演算処理方式(
例えば、シーンによって標準パターンを持ち、これとの
マツチング度の程度に応じて露光量を変更したり、シー
ンによって肌色濃度を利用した演算式を用いること等)
を用いてもよい。
プリント位置の上方には、焼付レンズ83が配置されて
おり、ペーパーマスク84の背後に配置されたカラーペ
ーパー85に、セットされたコマの画像を拡大投影する
。この焼付レンズ83とカラーペーパー85との間には
、シャッタ駆動部86で開閉が制御されるシャッタ87
が配置されている。
次に、上記実施例の作用について説明する。写真憑影に
際しては、カメラを主要被写体に向けて構図を決定する
。この構図決定の際のカメラ姿勢は、カメラ姿勢検出装
置35で検出され、エンコーダ53でコード化されてか
ら撮影条件データ発生回路24に送られる。
レリーズボタンを半押しすると、主要被写体の測距と測
光とが開始される。この測距時には、光源30から放出
された近赤外光がレンズ29でスポット光に変換され、
このスポット光が主要被写体に向けて投光される。主要
被写体で反射された近赤外光は、レンズ27を通ってラ
インセンサー28に入射する。このラインセンサー28
の出力信号は測距回路31に送られ、ここで近赤外光の
入射位置が検出され、この入射位置から被写体距離が検
出される。
他方、主要被写体を含む撮影シーンは測光部22で測光
され、被写体輝度に応じた信号が受光素子から出力され
て露出制御回路23に送られ、フィルム感度と演算され
て光値(LV)が算出される。
レリーズボタンを完全に押し込むと、レンズセット機構
32が作動し、測距回路31で検出した被写体距離に応
じて撮影レンズ10を移動する。
このレンズセット後に、駆動機構14はシャッタ羽11
2,13の切欠き12a、13aが重なるように、駆動
ビン15を往復動させる。この駆動ピン15の移動量は
、露出制御回路23で算出された光値に応じて決定され
る。これにより、シャッタ機構11は、光値に応じて開
口サイズと開口時間とをプログラム制御し、写真フィル
ム17に被写体の像を写し込む、なお、被写体が低輝度
の場合、又は日中シンクロ撮影では、シャッタ機構11
に同期してストロボ装置36が発光し、被写体を照明す
る。
写真撮影と同時又はその前後に、撮影条件データ発生回
路24は、カメラ姿勢、ストロボ発光の有無、被写体距
離、光値をバーコードに変換し、これをドライバ37に
送る。このドライバ37は、バーコード記録装置38を
駆動し、まず液晶デイスプレィ39で撮影条件データを
表示する。この表示が安定した時点で閃光放電管40を
発光させ、第3図に示すように各種の撮影条件データを
画面17aの周辺部に写し込む。
1本分の写真フィルム17の撮影が終了すると、カメラ
から写真フィルム17が取り出されて写真現像所に提出
される。写真現像所では、写真フィルム17を現像処理
して、潜像で記録された各コマ及び各コマ毎に記録した
撮影条件データを可視像に変換する。
現像処理された写真フィルム17は、第4図に示す写真
プリンタのフィルムキャリア70に装填し、プリントす
べきコマ例えば17aをプリント位置にセットする。こ
のコマ17aがプリント位置に向かって移送される直前
に、バーコードリーダ72がコマ17aの周辺部に記録
した橋形条件のバーコード55〜59を読み取る。この
読み取ったバーコード55〜59はデコーダ73でデコ
ードされてから、ストロボ発光データ55.被写体輝度
データ56.被写体距離データ57がシーン分類部74
に送られる。また、カメラ姿勢データ58は、特定エリ
アを決定するために特徴値抽出部78に送られる。
コマ17aがプリント位置にセットされると、スキャナ
ー77は、コマ17aの各点について赤色、緑色、青色
の透過光をそれぞれ測定する。この三色の測光値は特徴
値算出部78に送られ、ここで濃度変換されてメモリに
一旦記憶される。この記憶後に、各点の透過濃度が読み
出され、最大透過濃度DmXt +最小透過濃度Dmi
=が抽出される。また、各点の透過濃度の平均値を求め
ることで、画面全体の平均透過濃度り五が算出される。
更に、カメラ姿勢データ58に基づいてエリアが決定さ
れ、各エリアの平均透過濃度が算出される。これら特徴
値は、焼付露光量演算部79に送られるとともに、特定
エリアの平均透過濃度はシーン分類部74に送られる。
前記シーン分類部74は、第8図に示すように、まずス
テップ90においてストロボ発光データ55からコマ1
7aがストロボ撮影シーンかどうかを判定する。もし、
コマ17がストロボ撮影シーンであると判定された場合
には、ステップ91において被写体輝度データ56から
光値(LV)が「4」以下かどうかについて判定される
。もし、光値が「4」以下のシーンであると判定された
場合には、ステップ92において被写体距離りが10m
以上かどうかについて判定される。被写体距離りが10
m以上の場合には、コマ17aは遠距離・低輝度・スト
ロボ撮影されたものであるから、夜景撮影シーンである
と判定される。
ステップ92で「NO」と判定された場合には、ステッ
プ93で被写体距離りが1m以上かどうかについて判定
される。このステップ93でrYES」と判定された場
合には、コマ17aは夜間又は室内撮影シーンであると
判定する。ステップ93でrNOJと判定されると、近
接・低輝度・ストロボ撮影であるから、クローズアップ
撮影シーンであると判定される。
ステップ91で「NO」と判定された場合には、ステッ
プ94で被写体距離りが10m以下かどうかについて判
定される。このステップ94で「YES、と判定された
場合には、コマ17aは日中シンクロ撮影シーンである
と判定され、そして「NO」と判定されると、その他の
撮影シーンとして判定される。
ステップ90でrNo、と判定された場合には、ステッ
プ95で背景が明るいかどうかについて判定される。こ
の判定は、第5図に示す画面中央部の平均透過濃度Dc
と、画面周辺部の平均透過濃度Dfとを比較することに
よって行われる。このステップ95でrYEs、と判定
された場合には、コマ17aは逆光撮影シーンであると
判定される。
ステップ95でrNOJと判定された場合には、ステッ
プ96で露光アンダーかどうかについて判定される。こ
の判定は、画面全体の平均透過濃度り、が予め決めた濃
度よりも高いかどうかを調べることで行うことができる
。もし、rYESJならば、コマ17aは露光アンダー
の撮影シーンであると判定され、モしてrNo、ならば
その他のti影シーンであると判定される。
焼付露光量演算部79は、シーン分類部74で判定され
たシーン分類により定数Kjl−Kj7を決定する。こ
の定数Kjl〜Kj7を持った焼付露光量演算式(1)
に、特徴値抽出部78で算出された特徴値を代入して焼
付露光量E1を算出し、これをコントローラ80に送る
コントローラ80は、焼付露光量E!の算出後に、焼付
露光量E、に応じて色補正フィルタ63〜65の光路6
8への挿、大量が調節される。このフィルタ調節後に、
シャッタ87が一定時間だけ開き、コマ17aをカラー
ペーパー85に焼付露光する。以下、同様にして各コマ
を順次写真焼付する。
第9図はシーン分類の別の実施例を示すものであり、こ
の実施例ではシーン分類を簡単にするために、被写体距
離データを省略しである。したがって、この実施例では
、夜間又は室内撮影シーン。
日中シンクロ撮影シーン、逆光撮影シーン、露光アンダ
ーのシーン、その他のシーンに分類される。
第1O図のシーン分類では、被写体輝度データだけを用
いて、夜間撮影シーン、室内撮影シーン。
日中シンクロ撮影シーンの4種類に分類している。
以上は橋形状態を表す情報をバーコードでフィルム上に
記録して用いる例を示したが、記録方法はこれに限定さ
れるものではない。例えば発光ダイオードを用いてマー
クをフィルム上の所定位置に記録し、このマークの有無
から識別される情報であってもよい。また、フィルムに
記録する代わりに、別の記録媒体例えばICカードやパ
トローネ等に記録してもよく、更にまたフィルムに連結
された記録媒体であってもよい。
前記実施例では、写真フィルムに橋形条件データを記録
しているが、本発明は電子スチールカメラに対しても適
用することができる。この電子スチールカメラでは、画
像データとともに撮影条件4゜ データが磁気フロッピィに書き込まれる。そしてCRT
に画像を表示し、これをカラーペーパーに焼き討ける際
に、この画像の撮影条件データが読み出され、焼付露光
量の制御に用いられる。また、マニュアルで撮影レンズ
をセットする場合には、撮影レンズ又はレンズ駆動部材
の位置を電気信号に変化するセンサーが用いられる。更
に、撮影距離そのものの代わりに、距離ゾーンを用いて
もよい。
〔発明の効果] 上記構成を有する本発明では、写真撮影時に撮影条件を
記録し、写真プリント時に撮影条件に応。
してシーン分類を行うから、適正なシーン分類を行い、
それにより高精度の露光制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する写真カメラを示す概略図であ
る。 第2図はカメラ姿勢検出装置の一例を示す説明図である
。 第3図は撮影条件データの記録例を示す写真フィルムの
平面図である。 第4図は本発明を実施する写真プリンタの概略図である
。 第5図ないし第7図はカメラ姿勢を横位置にした場合の
エリアを示す説明図である。 第8図ないし第10図はシーン分類の例をそれぞれ示す
フローチャートである。 ・撮影レンズ ・シャッタ機構 ・写真フィルム ・測光部 ・測距センサーユニット ・ストロボ装置 ・カメラ姿勢検出装置 ・バーコード記録装置 ・バーコードリーグ ・スキャナー 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真撮影時にストロボ発光データを記録し、写真
    焼付時にこのストロボ発光データを読み取り、ストロボ
    撮影かどうかによってコマのシーン分類を行い、各シー
    ンに対して用意された演算式等の焼付露光量演算方式を
    選択してコマの焼付露光量を算出することを特徴とする
    写真焼付方法。
  2. (2)写真撮影時にストロボ発光データ、被写体距離デ
    ータを記録し、写真焼付時にこれらのデータを読み取り
    、ストロボ撮影の有無及び被写体距離とによってコマの
    シーン分類を行い、各シーンに対して用意された演算式
    等の焼付露光量演算方式を選択してコマの焼付露光量を
    算出することを特徴とする写真焼付方法。
  3. (3)写真撮影時にストロボ発光データ、被写体距離デ
    ータ、被写体輝度データを記録し、写真焼付時にこれら
    のデータを読み取り、ストロボ撮影の有無、被写体距離
    、被写体輝度とによってコマのシーン分類を行い、各シ
    ーンに対して用意された演算式等の焼付露光量演算方式
    を選択してコマの焼付露光量を算出することを特徴とす
    る写真焼付方法。
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