JPH02277985A - スクロール形流体機械 - Google Patents

スクロール形流体機械

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JPH02277985A
JPH02277985A JP9882989A JP9882989A JPH02277985A JP H02277985 A JPH02277985 A JP H02277985A JP 9882989 A JP9882989 A JP 9882989A JP 9882989 A JP9882989 A JP 9882989A JP H02277985 A JPH02277985 A JP H02277985A
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JP
Japan
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scroll
oldham ring
oldham
ring
fluid machine
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Application number
JP9882989A
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English (en)
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Shigeru Machida
茂 町田
Masahiro Yoshioka
正博 吉岡
Kazuaki Miyazaki
宮崎 和明
Hiroyuki Kataoka
宏之 片岡
Toshio Kushiro
久代 利夫
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Hitachi Ltd
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
    • F01C1/02Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F01C1/0207Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F01C1/0215Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/008Hermetic pumps

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスクロール形流体機械に係り、特に吐出圧力の
低いファンブロワや真空ポンプ等に好適な旋回スクロー
ルの自転防止部材の構成を有するスクロール形流体機械
に関する。
〔従来の技術〕
従来のスクロール形流体機械は、特開昭62−1.35
683号公報に記載のように旋回スクロールに作用する
スラスト力をスクロール鍍板部の外周で受け、旋回スク
ロールの自転を防止するオルダムリングにはそのスラス
ト力が作用しないように構成されており、オルダムリン
グが自重を支持するためオルダムリング環状部の片面が
摺動面となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は空調機用圧縮機を対象として発明されて
いるので旋回スクロールには非常に大きなスラスト力が
働いていて、この力を受けるため鏡板外径を大きくした
構成となっており、したがって吐出圧力の低いファンブ
ロワまたは真空ポンプ等に対しては十分な配慮がされて
おらず、これらの流体機械に従来技術を採用しようとす
る場合には鏡板のスラスト受けの部分だけが大径化して
、機械全体としても小型軽量化がむずかしいという問題
があった。また軸方向長さに対しても主軸に設けたバラ
ンスウェイトおよびオルダムリングがそれぞれ長手方向
に異なる位置に配置されているため、機械全体の長さが
長くなるという問題があった。
本発明の目的は、旋回スクロールの自転を防止するオル
ダムリングの両面をそれぞれ摺動面として上面では旋回
スクロールのスラスト力を受けると共に下面では旋回ス
クロールのスラスト力とオルダムリングの自重を受ける
ようにし、オルダムリングとは別体に配置したキーとの
はめ合い部にはスラスト方向にすきまを設けて円滑化を
図り、オルダムリングの内側にバランスウェイトを配置
するように構成して小型軽量化を図り、旋回スクロール
の運動に対して耐焼付性もしくは摺動特性の良好なオル
ダムリングを有するスクロール形ファンあるいはブロワ
もしくは真空ポンプ等のスクロール形流体機械を提供す
るにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明のスクロール形流体
機械はオルダムリングをバランスウェイトとスラスト方
向にてほぼ同一面内に配置すると共に旋回スクロール軸
受を旋回スクロール鏡板に対して圧縮作動室側に設ける
構成とし、旋回スクロールの自転防止を環状のオルダム
リングと該環状幅より長い摺動部を有するオルダムキー
との組合せによって行うと共にオルダムリングの環状部
分と固定スクロール部材とによって旋回スクロール軸方
同慶を制御しつつ旋回スクロールのスラスト力をオルダ
ムリングの環状部分で支持し、オルダムキーの先端とオ
ルダムリングの溝底部との間にすきまを設けた構成とし
、またオルダムキーとは少し離れたところでオルダムリ
ングの上下面に凸状環状部分を設け、この凸状環状部分
に潤滑剤もしくは潤滑油を供給する環状溝を設けると共
に。
このオルダムリングの環状部分と固定スクロールとで旋
回スクロールの軸方向位置を決められるようにして、オ
ルダムリングの上下面に旋回スクロールのスラスト力が
作用するように構成し、さらにオルダムリングをアルミ
ニウム合金で形成すると共にオルダムリングの摺動部分
にテフロン複合樹脂被膜を形成し、またオルダムリング
とキーとのはめ合い部でオルダムリングの外周側および
内周側の幅を中央部の幅と異なる寸法に構成したもので
ある。
〔作 用〕
上記スクロール形流体機械は、オルダムリングがバラン
スウェイトの外側に配置されて旋回スクロールのスラス
ト力を受けつつ旋回スクロールの位置を決めているので
旋回スクロールがオルダムリングによって自転を阻止さ
れると共に固定スクロールとの間のラップ間すきまが適
正に維持され、かつオルダムリングの摺動部分の運動状
態がオルダムリング下面とフレーム間およびオルダムリ
ング上面と旋回スクロールの鏡板間で直線すべり運動で
あるので従来技術での旋回すベリ運動のものよりもすべ
り面の信頼性が向上し、またオルダムリングが凸状環状
部分で旋回スクロールのスラスト力を受ける一方でオル
ダムキーとのはめ合い部で旋回スクロールの自転阻止力
を受ける構成により、オルダムリングの円周方向に沿っ
てスラスト力を受ける部分と自転阻止力を受ける部分と
が互いに独立して配置されているので互いの摺動によっ
て発熱する部分が分離されていて摺動熱の放散性が良好
となり、さにオルダムリングのスラスト受は部に潤滑剤
もしくは潤滑油を保持する溝を設けたリオルダムリング
の摺動面にテフロン複合樹脂被膜を設けたりしているの
で耐焼付性が向上してオルダムリングによる摩擦損失を
低減することができ、また上記旋回スクロールの自転防
止がオルダムリングとキーとのはめ合い部の側面で受け
るように構成しであるのに対して、オルダムリングのは
め合い部が凹形状の場合には中央部の幅より外周部およ
び内周部の幅を広く形成する一方で凸形状の場合には中
央部の幅より外周部および内周部の幅を狭く形成するこ
とによりはめ合い部の側面でも片当りすることなく良好
なすへり状態をうろことができる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図ないし第8図により説明
する。
第1図は本発明によるスクロール形流体機械の一実施例
を示す縦断面図である。第1図において、1はインボリ
ュート曲線またはこれ1こ類(以した曲線の形状に形成
されたラップ1aと、このラップ1aを立設する固定鏡
板1bとによって構成される固定スクロールであって、
固定スクロール1の鏡板1bの外周部でフレーム3に固
定されており。
固定スクロール1の鏡板1bの中央部には吐出ポート4
を設けである。さらにフレーム3にはモータ5のステー
タ5aが配置され、その下にふたケース6が配置される
。一方で主軸7はフレーム3に設けた主軸受8およびふ
たケース6に設けた下軸受9によって支承され、主軸7
にはモータ5aのステータ5aに相対してモータ5のロ
ータ5bが止めナツト10とスペーサ11によって固定
される。
また主軸7の一端には偏心軸12が構成されており、こ
の偏心軸12に旋回軸受13a、13bからなる旋回軸
受13を介して旋回スクロール2が旋回スクロールボス
部2cにより連結される。さらに旋回スクロール2の運
動に伴って発生する遠心力のバランスを取るため、主軸
7にはバランスウェイト14およびカウンタウェイト1
5が設けられ、旋回スクロールボス部2cには偏心軸1
2と接触しないようにプラグ16が設けられる。旋回ス
クロール2は固定スクロール1のラップ1aと同一形状
のラップ2aと、このラップ2aを設立する鏡板2bと
によって構成され、固定スクロール1とは180度ずら
して且つ固定スクロール1にかみ合った状態で配置され
る。
旋回スクロール2の自転防止は環状のオルダムリング1
7によって行なわれ、このオルダムリング17はバラン
スウェイト14とほぼ同一平面内に配置されると共に、
旋回スクロール2とフレーム3との間でサンドウィッチ
状に配置され、旋回スクロール2を支承している。旋回
スクロール2は固定スクロール1をフレーム3からはず
すことにより上部に抜き出すことができるように、偏心
軸12と旋回軸受13との間にはすきまを設けて配置さ
れる。
上記の構成で、モータ5によって主軸7が回転すると、
オルダムリング17によって自転を阻止された状態で旋
回スクロール2が旋回運動を行なう。
これに伴ってフレーム3に設けた吸入口26から作動流
体が流入し、固定スクロール1と旋回スクロール2のラ
ップla、2a同士で形成された圧縮作動室27を外周
側から内周側へ向けて順次縮小させることによって、圧
縮作動室27内に油液を含まない状態で気体の圧縮なら
びに移送を行ない、最終的に吐出ポート4から吐き出す
。この圧縮作動室27での気体の圧縮に伴って生ずるガ
スのスラスト力は旋回スクロール2を固定スクロール1
から離すように作用するが、このスラスト力はオルダム
リング17を介してフレーム3で支持される。この旋回
スクロール2は圧縮作動室27の側に設けた23個の旋
回軸受13a、13bからなる旋回軸受13によって支
持されるため、運転中のばたつきが非常に小さく抑えら
れる。したがってオルダムリング17の両面のスラスト
受は部では片当りの発生することがなくなり、摺動面に
ついては長期にわたって高い信頼性かえられる。主軸7
のバランスウェイト14とカウンタウェイト15は旋回
スクロール2に対して静バランスをとるために設けられ
ており、これにより機械の振動を少なくできる。
第2図は第1図のオルダムリング17の外観図である。
第2図において、オルダムリング】7のオルダムキー2
0との両面のはめ合い部18a、18bからなるはめ合
い部18が凹形状の場合を代表して示す。
このオルダムキー20は環状のオルダムリンク17の幅
より長い摺動部20cを有し、オルダムリング17とは
別体に配置される。この環状のオルダムリング17とそ
の環状幅より長い摺動部20cを有するオルダムキー2
0との組合せによって旋回スクロール2の自転防止を行
なうとともに、オルダムリング17の環状部と固定スク
ロール1の部材によって旋回スクロール2の軸方向変位
を制御し、旋回スクロール2のスラスト力をオルダムリ
ング17の環状部で支持するようにして、オルダムリン
グ17とオルダムキー20が組み合わされた状態でオル
ダムキー20の先端の摺動部20cとオルダムリング1
7のはめ合い部18の溝底部との間にすきまを設けてい
る。
第3図(a) 、 (b)は第1図のオルダムリング1
7とオルダムキー20とのはめ合い部18のそれぞれは
め合い部18a、18bの部分断面図である。第3図(
a)において、旋回スクロール2の鏡板2bに設けたオ
ルダムキー20aはオルダムリング17の上面のはめ合
い部18aにおいてオルダムリング17とスラスト方向
にすきま22aを設け、かつオルダムキー20aの近傍
でスラスト力を受けないように構成するため、旋回スク
ロール2の鏡板2bとオルダムリング17との間にすき
ま21aを設けると共に、フレーム3とオルダムリング
17どの間にもすきま21bを設けである。これにより
旋回スクロール2のスラスト力はオルダムリング17の
凸状環状部(スラスト受は部) 20a、23bで受け
る構成である。第3図(b)において、第3図<a>と
同様にしてフレーム3に設けたオルダムキー20bとそ
の周囲でスラスト力を受けないように、それぞれすきま
21a 、 21.b 、 22bを設ける。また第3
図(a)、(b)のオルダムキー208゜20bの中心
線(すなわち紙面に直角な方向)の延長線は組立状態で
互いに直行する配置となっている。
このようにオルダムリング17のオルダムキー208゜
20bとのはめ合い部18a、18bおよび周囲にすき
ま21a、21b、22a、22bを設けることにより
、オルダムリング17の凸状環状部(スラスト受は部)
23でスラスト力を受ける部分と、はめ合い部18で自
転阻止力を受ける所とを周方向に複数個の凹凸面を形成
して独立した配置としであるため、摺動熱を発生する部
位がオルダムリング17内で重複することがなくて運転
中の温度を常に低く保つことができるので、オルダムリ
ング17を長期にわたって高い信頼性をうろことができ
る。またオルダムリング17の凸状環状部(摺動部)2
3の運動状態について述べると、オルダムリング17の
下面とフレーム3の間のすベリは直線運動であり、オル
ダムリング17の上面と旋回スクロール2の鏡板2bの
間のすべりも同様に直線運動である。これによって従来
技術の旋回スクロールのスラスト受は面のすべりが旋回
運動となっているのに対して、本実施例のような直線す
ベリ面の方が異物かみ込み等に対しても良好な特性をも
ち、すベリ面の信頼性が高い。
第4図は第1図のオルダムリング17の一実施例を示す
平面図である。第4図において、第2図の形状のオルダ
ムリング】7の上面の凸状環状部(スラスト受は部)2
3aに環状溝19を設け、この溝19には潤滑剤もしく
は潤滑油を備えることが可能である。
第5図(a) 、 (b)は第1図のオルダムリング1
7の他の実施例を示す平面図およびそのx−x断面図で
ある。第5図(a)、 (b)において、オルダムリン
グ17はその周方向に沿って両面の凸状環状部23a 
23bからなる凸状環状部(スラスト受は部)23と凹
状環状部21a、21bからなる凹状環状部21を交互
に配置し、この凸状環状部23には環状溝19a、19
bが上下両面に設けられる。この凸状環状部21はスラ
スト受は部として作用するため、環状溝19の中には潤
滑剤はや潤滑油を配設できる。
第6図(a)、(b)は第1図のオルダムリング17の
さらに他の実施例を示すオルダムキー20とのはめ合い
部の部分平面図およびその矢視方向側面図である。第6
図(a)、(b)において、オルダムリング17はアル
ミニウム合金等で構成し、かつオルダムリング17の凸
状環状部(スラスト受は部)23には環状溝(油溝)1
9を設けるとともに、テフロン複合樹脂によるコーティ
ング層24c 、 24d 、 24e 、 24fを
設けてあり、またオルダムキー20とのはめ合い部18
の内面にも同様のテフロン複合窄脂のコーティング層2
4a 、 24b 、 24gを設けてあって、これら
のコーティング層は無潤滑状態でも良好なすベリ面を形
成している。さらにオルダムキー20とのはめ合い部1
8においては中心部の溝幅Qoより外周側の溝幅Q!お
よび内周側の溝幅Q2を大きく構成し、オルダムリング
17とオルダムキー20との運動が円滑に行われるよう
にしである。
第7図(a)、(b)は第1図のオルダムリング17の
さらに他の実施例を示すオルダムキーとのはめ合い部の
部分平面図およびその矢視方向側面図である。第7図(
a) 、 (b)において、第6図(a)、(b)のオ
ルダムキー20との凹形状のはめ合い部18の形状と異
った凸形状のはめ合い部25を構成しており、この構成
では相手オルダムキー20に相当するものがなく、旋回
スクロール2の鏡板2bおよびフレーム3には凸状はめ
合い部25に対応した凹形状のキー溝(図示していない
)が設けられ、実質的にオルダムリング17の凹状はめ
合い部(溝)18と同等である。この場合のはめ合い部
25の表面にもテフロン複合樹脂のコーティング層24
a 、 24b 、 24hが設けられ、無潤滑状態で
も良好なすベリ面を構成している。さらに凸状はめ合い
部25の円周方向幅については、中央部の幅QOより外
周側の幅Q3および内周側の幅p4を小さく形成してあ
り、オルダムリング17と相手キー溝との運動が円滑に
行われるようにしている。
第8図は本発明によるスクロール形流体機械の他の実施
例を示す縦断面図である。第8図において、第1図と同
一符号は相当部分を示すものとし、第1図と異なる構成
のところを主に説明すると、モータ5およびバランスウ
ェイト14等を備えた主軸7は偏心軸12を有しており
、固定カバー30に設けた軸受32と主軸受8によって
軸支される。また固定カバー30は固定スクロール1に
固定され、固定スクロール1の鏡板1aと共に吐出流路
33を構成する。旋回スクロール2はその鏡板2bを固
定スクロール1とオルダムリング17とによってサンド
インチ状に支持される。このような構成により旋回スク
ロール2はより安定した状態で支持されるので、旋回ス
クロール2のラップ2aと固定スクロール1のラップ1
aとの間のすきまは運転中に常に一定でかつ非接触で微
小寸法のまま保つことができる。したがってスクロール
ラップla、2aの間での作動流体の漏れを少なくする
ことが可能となり、ひいては効率の向上を図ることがで
きる。
オルダムリング17などの構成については、第1図の実
施例で説明したのと同様である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、旋回スクロールのスラスト力をオルダ
ムリングによって支持するようにしたので、旋回スクロ
ールの鏡板の直径をスラスト受けのために大きくしなく
てもよく、両スクロール部材を小径化することができ、
またバランスウェイトをオルダムリングとほぼ同一平面
内に配置したので、機械の軸方向長さを小さくすること
が可能であって、これらによりスクロール形流体機械の
全体としての小型軽量化の効果がある。またオルダムリ
ングはスラストの受は部の潤滑条件の改良を図ったり、
無潤滑状態でも摺動部での摩擦損失や発熱を小さく抑え
るように構成しであるので、機械的摩擦損失の少ない高
効率のスクロール流体機械がえられる効果がある。さら
にスクロール圧縮作動室内に油液を含まないドライな状
態でも旋回スクロールの姿勢を安定な状態で駆動できる
ので、効率よくかつ吐出気体中に油分を含まない清浄な
圧縮気体をうろことができる効果がある。また吐出気体
中に油分を含まない状態でもオルダムリングの焼付現象
などがなく、高い信頼性を有するスクロール形流体機械
を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスクロール形流体機械の一実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図のオルダムリングの外
観図、第3図(a)、(b)は第1図のオルダムリング
と旋回スクロール鏡板およびフレームに設けたキーとの
はめ合い部の部分断面図、第4図は第1図のオルダムリ
ングの一実施例の平面図、第5図(a) 、 (b)は
第1図のオルダムリングの他の実施例の平面図およびX
−X断面図、第6図(a)、(b)は第1図のオルダム
リングのさらに他の実施例の部分断面図および矢視側面
図、第7図(a)、(b)は第1図のオルダムリングの
さらに他の実施例の部分平面図および矢視側面部、第8
図は本発明によるスクロール形流体機械の他の実施例を
示す縦断面図である。 1・・・固定スクロール、2・・・旋回スクロール、3
・・・フレーム、4・・吐出ボート、5モータ、6・・
・ふたケース、7・・・主軸、8・・・主軸受、9・・
・下部軸受、12・・・偏心軸、13・・・旋回軸受、
14・・・バランスウェイト、15・カウンタウェイト
、17・・・オルダムリンク。 18・・・はめ合い部、19・・溝、20・・・オルダ
ムキー、21゜22・・すきま、23・・・スラスト受
は部、24・・・テフロン複合樹脂被膜、25・・・は
め合い部、26・・・吸入ポート。 27・・・圧縮作動室。 第 図 代理人弁理士  秋 本 正 実 冗気スクロー(し 2−−−χ九亘已2D−rし 3−−−フレーへ 4−一一吐光木゛−ト 5−・−モータ 6・・・ツ、Tてγ−ス フーi釉 8−−一工#B交 9・−下計釉焚 12−  備、し輪 3−−一距口釉吏 4−一−ハーフ/スフエイト 5−−−カウンタウェイト 7−−−7ルり′Aリンク゛ 8−−−コめ金いが 第2図 7−−−不1し9゛4リング 8−−− tコめ8いfl’ 20−−−λルり゛A代− 第4図 7−゛−不レしAリング 18−−−12め4\、舒 9−−一溝 23−一−スクスト受す鐸 第 3 図 2−一一夜回スクD1し 3−−−フレー4 7−−−71しターム1ルク 旧−−−11e)−会い肝 ZルタA六 21.22−Tr! 2B−−−−フラヌト交り費 第 図 1a

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.鏡板にインボリュート曲線またはこれに類似した曲
    線形状からなるラップを設立させた固定スクロールと、
    該固定スクロールに向い合ってかみ合う鏡板にインボリ
    ュート曲線またはこれに類似した曲線形状からなるラッ
    プを立設させた旋回スクロールとで圧縮作動室を構成し
    、上記旋回スクロールの中央部に駆動軸を配設して該旋
    回スクロールを固定スクロールに対して自転を阻止させ
    つつ公転運動をさせながら、上記圧縮作動室を外周側か
    ら内周側へ向けて順次縮小させることによって、該圧縮
    作動室内に油液を含まない状態で流入気体の圧縮ならび
    に移送を行うスクロール形流体機械において、上記旋回
    スクロールの自転防止を環状のオルダムリングと該環状
    幅より長い摺動部を有するオルダムキーとの組合せによ
    って行うと共に、上記オルダムリングの環状部分と固定
    スクロール部材とによって旋回スクロールの軸方向変位
    を制御しして該旋回スクロールのスラスト力をオルダム
    リングの環状部分で支持し、かつオルダムリングとオル
    ダムキーとが組み合わされた状態でオルダムキーの先端
    部分とオルダムリングの溝底部分との間にすきまを設け
    て構成したことを特徴とするスクロール形流体機械。
  2. 2.上記オルダムリングの環状部分の上下両面が部分的
    に摺動部となるように構成したことを特徴とする請求項
    1記載のスクロール形流体機械。
  3. 3.上記オルダムリングの環状部分の一方の面の摺動部
    の相手部材が旋回スクロール部材であって他方の面の摺
    動部の相手部材がフレームの静止部材で構成したことを
    特徴とする請求項2記載のスクロール形流体機械。
  4. 4.上記オルダムリングの環状部分を周方向い沿って複
    数個の凹凸状面を形成し、該凹状面に1対のオルダムキ
    ーとはめ合う部分を設けて構成したことを特徴とする請
    求項1記載のスクロール形流体機械。
  5. 5.上記オルダムリングを配置した内側に駆動軸に設け
    たバランスウェイトを配設すると共に、旋回スクロール
    の軸方向位置を上記オルダムリングと固定スクロールと
    によって定めるように構成したことを特徴とする請求項
    1または請求項2または請求項3記載のスクロール形流
    体機械。
  6. 6.上記オルダムリングをアルミニウム合金で形成する
    と共に、その表面もしくは摺動部分にテフロン樹脂を主
    成分とする複合高分子材料をコーティングして構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のスクロール形流体機械
  7. 7.上記オルダムリングの環状部分のスラスト力を受け
    る部分もしくは厚さの厚い部分の表面に溝を設け、該溝
    に潤滑剤もしくは潤滑油を備えたことを特徴とする請求
    項1または請求項3または請求項6記載のスクロール形
    流体機械。
  8. 8.上記オルダムリングのオルダムキーとのはめ合い部
    の周辺に相手部材との間のすきまを設けたことを特徴と
    する請求項1および請求項2および請求項3記載のスク
    ロール形流体機械。
  9. 9.上記オルダムリングとオルダムキーとのはめ合い部
    でオルダムリング側を凹形状に構成した場合には該凹形
    状の幅をオルダムリングの外周側および内周側で中心部
    より広く形成し、オルダムリング側を凸形状に構成した
    場合には該凸形状の幅をオルダムリングの外周側および
    内周側で中心部より狭く形成したことを特徴とする請求
    項1および請求項3および請求項6記載のスクロール形
    流体機械。
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