JPH02276382A - デジタル画像信号処理装置 - Google Patents

デジタル画像信号処理装置

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JPH02276382A
JPH02276382A JP5605290A JP5605290A JPH02276382A JP H02276382 A JPH02276382 A JP H02276382A JP 5605290 A JP5605290 A JP 5605290A JP 5605290 A JP5605290 A JP 5605290A JP H02276382 A JPH02276382 A JP H02276382A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、デジタル画像信号処理装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
2次元アレイの形に配列されると画像を構成するそれぞ
れの画素を表わす複数のデジタル・ワードより成るデジ
タル画像信号を作成することは、勿論よく知られている
。このような信号の例として、アナログ・ビデオ信号を
サンプリングし、そのサンプルをパルス符号変調により
デジタル化して例えば8ビツトのデジタル・ワードとし
たデジタル・ビデオ信号がある。しかし、ほかに、例え
ば映像情報のデジタル記憶や文字認識においてデジタル
画像信号を作成する場合もある。
デジタル画像信号を記憶することもまた、よく知られて
いる。例えばデジタル・ビデオ効果(DVE)機器にお
いては、画像を処理又は操作して所望の効果を得るため
に、デジタル・ビデオ信号の1個以上のフィールド又は
フレームを記憶することが多い。
最新の画像処理技術、特にDVE機器(ただし、これに
限らない。)では、記憶したデジタル画像信号の2次元
(2−D)部分へのアクセスが必要になる場合が多い。
その2−D部分は、通常、固定した(一定の)大きさで
画像内の任意の位置を占めるものである。例えば、画素
のアレイに予め定めた重みを加えて出力画素を作成する
一定のファンクヨン・デジタル・フィルタにおいて、或
いは、記憶した画素の位置とずれた出力画素の位置の周
りの画素のアレイに予め定めた重みを加えて画素以下の
精度で補間した出力画素を作成する補間デジタル・フィ
ルタにおいて、画素のアレイを処理したいことがある。
勿論、どの場合も、画素を表わす記憶したデジタル・ワ
ードへのアクセスはできるだけ早くして、処理速度を上
げることが望ましい。このため、所望の画素を表わす記
憶したワードを並行して(並列に)アクセスできること
が強く望まれる。かような並列アクセスは、処理を早く
するばかりではなく、処理を輸送管で送るように行って
多数組のワードを例えばフィルタに並列に供給し、所定
の遅延後にフィルタから出力を得ることを可能とするも
のである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本件出願人が先に英国特許筒8905183.3号に基
き優先権を主張して米国に出願した特許明細書には、デ
ジタル画像信号の2次元部分にアクセスする方法が開示
されている。この方法によれば、並列アクセスは可能で
ある。しかし、それは、デジタル・フィルタの構成を困
難とするものである。
具体的にいうと、あとで詳しく述べるように、記憶装置
のそれぞれ異なる1つから読出す1組のワードとそれら
のワードを記憶するそれぞれの記憶装置(以下「メモリ
」という。)との間に可能性がある(考えられる)複数
の関係が生じることを考えてデジタル・ワードを複数の
メモリに記憶する必要があるからである。
したがって、本発明の課題(目的)は、上述の困難性を
克服し、記憶したワードとワードを記憶するメモリとの
間に考えられる複数の関係が生じることを念頭に置いて
デジタル・フィルタを構成しなければならないという問
題を解決することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるデジタル画像信号処理装置は、各自データ
バスを有し2次元アレイの形に配列されると画像を構成
するおのおのの画素を表わす複数のデジタル・ワードを
それぞれ記憶しうる複数の記憶装置(メモリ)  (M
O−M2S)を有する。
本発明装置はまた、これらのメモリの中のそれぞれ異な
る1つのメモリから読出されるところの少なくとも上記
画像の2次元部分の一部を構成するように互いに配置し
た1組の画素を表わす上記メモリに記憶された1組のワ
ードの位置を、2つの直交画像座標方向(X、 Y)に
沿う位置で表わして指定する読出しアドレス発生器(1
6)を有する。
この読出しアドレスは、上記座標方向のそれぞれに対す
る少なくとも1つの最下位ビット(X LSBs。
Y LSBs)を有し、これら最下位のビットの値の組
合せにより、上記1組のワードとこれらのワード′を記
憶するそれぞれのメモリとの間において考えられる複数
の関係のうちどの関係があてはまるかを指示するもので
ある。
本発明装置は更に、上記1組のワード数と同数で、上記
メモリのそれぞれ1つのメモリのデータバス(D)に接
続され、該メモリから読出される上記1組のワードのそ
れぞれ1つのワードを受ける複数の乗算器(20)と、
これらの乗算器のそれぞれ1つの乗算器に接続され、上
記画像の2次元部分内の1組の画素のそれぞれ1つの画
素の位置におのおの適合する複数の加重係数(Co−C
15)の全部を記憶する複数の係数メモリ(30)とを
含むデジタル・フィルタを有する。複数の係数メモリの
おのおのは、上記最下位ビットの値と、対応する乗算器
(20)にデータバス(D)が接続されたメモリを指定
する信号とに応動して、上記の対応する乗算器に、上記
の記憶された複数の加重係数のうち該乗算器に供給され
るワードで表わされる画素の上記2次元画像部分内の位
置に適合する1つの上記係数を供給する。
〔作用〕
以下詳細に説明するように、本発明装置は、上記の構成
により、あらゆる場合においてフィルタの各乗算器に供
給する各ワードに正確な係数により重みを付けるので、
上述した困難性を克服することができる。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明を具体的に説明する。
第1図は、1つの画像の一部を表わし、画像を画素に分
割し更に画素を同一形状、同一寸法の嵌込み区域(以下
「タイル」という。第1図では正方形である。)のグル
ープに分けた状況を示す図である。
第2図は、正方形タイルを拡大してメモリとの関係を示
す図である。
第3図は、上記画像を表わすデジタル信号のメモリ及び
関連装置を示すブロック図である。
第4図は、4つの隣接する正方形タイルを拡大して記憶
したデジタル信号の読出し方法を示す図である。
第5図は、第1図の嵌込みタイルを十字形タイルとした
場合のメモリとの関係を示す図である。
第6図は、第1図の一部に対応し、その嵌込みタイルを
6角形タイルとした場合を示す。
第7図は、メモリから読出してフィルタに供給するワー
ドで表わした画素の配列(プレイ)を示す図である。
第8図は、上記フィルタの構成を原理的に示す図である
第9図は、上記フィルタの具体的構成の例を示すブロッ
ク図である。
第10図は、第9図のフィルタに用いる係数メモリ(P
ROM)の構成例を示すブロック図である。
第11図は、補間フィルタが画素を表わす記憶されたア
レイのワード間を補間し、記憶された画素と異なる位置
をもつ出力画素を作成する状況を示す説明図である。
第12図は、第9図のフィルタのPl?OMを変形して
該フィルタを補間フィルタとして使用する方法を示すブ
ロック図である。
第13図は、第10図のFROMを変形して補間フィル
タに使用する方法を示すブロック図である。
第1図の画像は、境界を点線で示す画素Pを2次元的に
配列したものより成ると考えられる。この画像は、例え
ば、ビデオ信号の1フイールドに相当するものである。
例えば、このビデオ信号が高精細度テレビジョン(II
DTV)信号、すなわち縦横比が3:5の1025走査
線(ライン)ビデオ信号の場合は、画素の数は500(
垂直方向) x1920 (水平方向)、すなわち96
0,000となる。便宜−ヒ、以下において画像はビデ
オ信号の1フイールドを表わすものとするが、以下述べ
る記憶(書込み)及び読出しくアクセス)の技術は他の
画像にも適用しうるちのである。
画像は、各画素の中央で、連続する水平画像走査線に沿
ってサンプリングし、各サンプルを各画素に対応する画
像信号に変換して記憶させる。各サンプルは、パルス符
号変調(PCM)によりデジタル化して、画素を表わす
デジタル・ワード又はバイト(例えば8ビツト・ワード
)とし、これらのワードをそれぞれのメモリ・アドレス
に書込む。
書込む前に、上記ワードをグループに分け、各グループ
のワードによって表わされる画素群がそのグループで同
じ形及び同じ大きさをもつ2次元(2−D)画像区域を
形成するようにする。同し形及び同じ大きさの区域(タ
イル)の形状は、互いにモザイク式に嵌込むことにより
少な(ともその画像の一部(又は全部)を構成できるよ
うにする。第1図の場合、タイル(To、TI、・・・
・で表わし、その境界を実線で示す。)は正方形で、そ
の大きさは4画素×4画素、すなわち16画素である。
しかし、タイルの大きさや形は重要ではなく、これらが
すべて同一で、嵌込み(tesse l la t 1
on)可能な寸法及び形状であればよい。
画素を表わすワードは、ランダムアクセスメモリ(RA
M)のような複数の別々のメモリに書込む。これらのメ
モリの数は、各タイルの画素数に等しい。すなわち、第
1図の例では16個のメモリを用いる。更に、画素は、
各タイル内の同じ各画素位置に対応して、全タイルの同
じ位置からの画素を表わすワードをそれぞれ1つのメモ
リに書込むものとする。すなわち、第1図の場合、第2
図に示すように、16個のメモリ(MO−M2S)にワ
ードを書込む。すなわち、画像を構成する全タイルにお
ける左側最上部のワードは、メモリMOに書込む。全タ
イルにおけるその右側のワード(画素)は、メモリM1
に書込む。以下、同様である。
換言すると、全タイルにおける同じ各画素位置は、それ
ぞれ1個のメモリに対応している。
各メモリMO〜M15の記憶容量は、勿論、画像におけ
る全画素数を各タイルにおける画素数で割ったものと等
しいか、又はこれより太き(なければならない。すなわ
ち、上記の110 T Vの1フイールドを記憶する場
合、各メモリMO〜M15の記憶容量は、960,00
0/16=60.000ワ一ド以上でなげればならない
。したがって、例えば記1.9容164KBのRAMを
使用することができる。
これより、画像信号をメモリに書込む動作を第3図を参
照して説明する。メモリMO−M15(これらは、例え
ば、1個以上の回路基板に16個の64KB −RAM
を搭載したものでもよい。)には、それぞれデータバス
D及びアドレスバスAを設ける。16個のデータバスD
はデータスイッチ(10)の対応する出力に、16個の
アドレスバスAは占込みアドレス発生器(12)の対応
する出力に接続する。
アナログ・ビデオ信号をサンプリングし該サンプルをパ
ルス符号変調によりデジタル化してワードとした一連の
ワードの形のデータを、データスイッチ(10)の入力
に供給する。このデータスイッチ(10)は、各ワード
をメモリMO〜M15のうち対応する1つのメモリのデ
ータバスDにスイッチングし、書込みアドレス発生器(
12)には、ワードがメモリに上述したとおりに記憶さ
れるように、アドレス信号を対応するメモリのアドレス
バスAに供給する。すなわち、サンプリング及びデジタ
ル化によりビデオ信号の第1の画像ラインのワードとな
る第1図の最上ラインの画素については、最初の4ワー
ド(タイルTl内)は、メモリMO−M3にそれぞれス
イッチングしてそれぞれのメモリの0番目のアドレスに
書込む。次の4ワード(タイルTl内)も、それぞれメ
モリM O−M 3の1番目のアドレスに書込む。この
動作を第1画像ラインの全部について行い、最後の4ワ
ード(タイルT(N−1)内)をそれぞれメモリMO〜
M3の(N−1)番目のアドレスに書込む。
次の画像ライン(未だタイルTO〜T(N−1)内であ
る)におけるワードも同様に書込むが、この場合はメモ
リはM4〜M7になる。同様に、第3及び第4画像ライ
ンのワードをメモリM8〜Mll (第3ライン)及び
M12〜M15(第4ライン)に書込む。第5画像ライ
ンのワードは再びメモリMO〜M3にそれぞれ書込むが
、この場合、アドレスはそれぞれのメモリのN番目から
(2N−1)番Hのアドレスとなる。この動作は、ビデ
オ信号の1フイ一ルド全体の画像ラインに対し、フィ−
ルド全体がメモリMO〜M15に記1αされるまで続行
する。すなわち、各ワードは、ワードが表わす画素のタ
イルにおける位置によって決まるメモリMO〜M15の
中の対応する1つのメモリに記憶され、この対応する1
つのメモリ内の各ワードのアドレスは、そのワードに対
応する画素を含むタイルの番号(すなわち、位置)にな
る。
例えばデジタル・ビデオ効果(DVE)機器(ただし、
これに限定されない。)における最新画像処理技術では
、画像のl−D (2次元)部分へアクセスする必要が
あることが多い。例を挙げると、画像の2−D部分を構
成する画素アレイを表わす1組の記憶したワードを一定
のファンクション・フィルタにおいて処理し、その記憶
したワードを予め定めた重みを付けて組合せることによ
り出力ワードを作ったり、或いは、補間フィルタにおい
て処理し、その記憶したワードが表わす画素位置と一致
しない1つの出力画素位置の周りの画像2−D部分を構
成する画素アレイを表わす1組の記憶ワードを、予め定
めた重みを付けて組合せることにより、画素以下の精度
で補間した出力画素を作ったりするときに必要である。
いま、4×4画素アレイ(同一形状、同一寸法の2−D
画像部分、すなわち画像タイルを構成する)へのアクセ
ス(読出し)が必要な場合を考える。この場合には、次
の動作が必要になる。先ず、タイルTo内の画素を表わ
すワード全部にアクセスする必要がある。次に、アクセ
スする(読出し)アレイを1歩右に動かした後、タイル
TO内の右側の3つの画素の欄及びタイルTI内の一番
左の画素の欄にアクセスする必要がある。次に、もう1
歩右に動かした後、タイルTO内の右半分の画素及びタ
イルTI内の左半分の画素にアクセスする。以下同様に
して、タイルの第1列(To〜T(N−1))に及ぶ。
このように、大抵の場合、アクセスは2つのタイルの画
素に対して行う必要がある。
それから、読出しくアクセスする)アレイを1画素だけ
下げて同様な動作を繰返す。今度は、殆ど4つのタイル
内の画素にアクセスすることになる。
この動作はライン毎に繰返されるので、画像全体におい
ては、殆どの場合、4つのタイル内の画像にアクセスす
ることになる。すなわち、読出しアレイは、画像のタイ
ルとしては同一寸法、同一形状であるが、殆どの場合1
つの画像タイルと一致しない。もっと正確にいえば、読
出しアレイは、タイルの境界について考えられる16通
りの読出しアレイの位置のうち、ただ1つの位置におい
てのみlタイルと一致することになる。
記憶した画像をこのように処理する場合、読出しアレイ
内の全ワードを並行して読出しうることが非常に望まし
いことが分かるであろう。そうすれば、読出しアレイを
フィルタその他の装置に供給して行う処理が早くなり、
多数組のワードをフィルタその他の装置に並列に供給す
ることにより輸送管で送るように処理することができ、
そのため、フィルタその他の装置から予め定めた遅延の
後に出力が得られるようになる。−船釣には、読出しア
レイのワードに並列にアクセスすることば困難ないし不
可能である。しかし、これから説明するように、第1〜
第3図について述べたメモリ構成によれば、実際に並列
アクセスが可能となる。
上述のように、読出しアレイは、画像タイルTo、TI
、 ・・・・とじて同一形状、同一寸法であるが、読出
し動作時は一般に1画像タイルと一致しない。その例を
第4図に示す。第4図は、画像の任意位置にある4つの
隣接タイルTn、 T (n+1)、Tm及びT(m+
1)を示す。いま、成る時間に、第4図に破線で囲んだ
4×4の画素アレイによって形成される2−D画像部分
を表わす記憶ワードにアクセスする必要がある、と仮定
する。図から分かるように、その読出すべき画像部分は
4つのタイルにまたがっている。しかし、図に見られる
ように、読出ずべき画像部分が嵌込み画像タイルとして
同一形状、同一寸法(又は、もっと正確にいえば、画像
タイル群の境界内に収まるような境界をもつ形状及び寸
法)であり、且つ、各位置に対応する各タイル内のワー
ドがメモリMO〜M15の特定の1つのメモリに記憶さ
れているので、その画像部分に対応する読出しアレイに
ついて、どのメモリに対しても1ワードしかアクセスす
る必要がない。実際に、各メモリMO〜M15内の1つ
のワードにのみアクセスすればよいので、各メモリ内の
1つの位置だけに同時にアドレスする(それぞれのデー
タ及びアドレスバスD及びAを介して)ことにより、ア
レイ全体を並列に読出すことができる。すなわち、第4
図の例においては(対応するメモリ内の各ワードのアド
レスが、そのワードを表わす画素を含むタイルの画像に
おける番号又は位置であるので)、メモリM5、M6、
M7、M9、MIO,Mll、M13、M14及びM2
Sにおいてアドレスnをもつワード、メモリM4.M8
及びM12においてはアドレス(n+1)をもつワード
、メモリMLM2及びM3においてアドレスmをもつワ
ード、そしてメモリMOにおいてアドレス(m+1)を
もつワードを読出すことにより、そのアレイを読出すこ
とができる。第4図をよく見れば分かるように、読出し
アレイの位置(その境界は、上述したように破線で示す
。)が変わっても、その中の画素位置がタイルTn、T
 (n+1)、Tm及びT (m+1)の2つ以上にま
たがる場合は常に、アレイを読出すのに各メモリMO−
M15における1つのアドレスにだけアクセスすればよ
い。こうして、読出しプレイがタイルの境界に関して考
えられる16個のどの位置にあっても、各メモリのただ
1つの位置を同時にアドレスする(対応するそれぞれの
読出しくデータ)及びアドレスバスD及びAを介して)
ことにより、アレイ全体を並列に読出すことができる。
前述の例においては、読出しくアクセスする)アレイは
画像タイルとして同一寸法、同一形状であった(したが
って、画素数とメモリ数とは同じであった。)。普通は
そうであるが、読出しアレイの形状及び寸法が画像タイ
ル群の境界内に収まる境界をもつようなものであっても
、並列アクセスは可能である。したがって、読出しを画
像タイルとして同一形状、同一寸法のアレイ内のワード
に限る必要はない。例えば、上述の例において、4×4
の読出しアレイ内の画素を表わすワードの一部のみを読
出す場合、例えば、全体として4×47レイの中に収ま
る2−D画像部分(例えば2×2又は3×37レイ)を
構成する画素のうち、互いに間隔をおいて選択されたも
のを表わすワード、或いは隣接するものを表わすワード
を読出す場合でも、並列アクセスはなお可能である。
−上述のように、前述の例では画像タイルは正方形であ
るが、該タイルの寸法及び形状は重要ではなく、それら
が全部同じであり、形状が嵌込み可能なものでありさえ
すればよい。例えば、十字形タイル(第5図に示す5画
素より成る十字架のようなもの)又は多角形タイル(第
6図に示す24画素より成る6角形のようなもの)を用
いることもできる。また、明らかに矩形のものも使用可
能である。どの場合も、アレイ読出しのためアクセスす
べき各メモリ内のアドレス位置はただ1つである、とい
う条件は満たされる。このことは、例えば第5図を調べ
れば直ぐ分かる。この例では、5画素をもつ十字形タイ
ルを用いるので、5個のメモリMO−M4を使用するこ
とになる(第5図の一番上のタイルに示す。)。第5図
に示す破線で囲んだ十字形の読出しプレイは、メモリM
3及びM4を1つのタイルのアドレスで、メモリM1及
びM2を次のタイルのアドレスで、そしてメモリMOを
その次のタイルのアドレスで読出すことにより、読出す
ことができる。
次に、メモリMO−M15に書込んだワードを読出して
フィルタに送るやり方を詳述する。第3図に(14)で
示すフィルタは、それぞれメモリMO〜M15の対応す
るメモリのデータバスDに接続された16個の入力端を
有する。データバスDを介しての記憶ワードのフィルタ
(14)への読出しは、読出しアドレス発生器(16)
によって制御する。読出しアドレス発生器(16)は、
デジタル・ビデオ効果(DVE)機器の一部をなし、そ
れぞれメモリMO〜M15の対応する1つのメモリのア
ドレスバスAに接続された16個の出力端を有する。フ
ィルタ(14)の各クロック周期、すなわち、上述のよ
うに記憶画像について記憶された16ワードのアレイを
1歩ずつ動かす度毎に、読出しアドレス発生器(16)
は、画像における読出しアレイの位置を表わすデジタル
読出しアドレスを発生する。もっと詳しくいえば、読出
しアドレスは、原点が第1図の左上隅にある座標系にお
けるX、Y座標で表わした読出しアレイの画素のうち基
準となる1つの画素の画像における位置を表わす。ここ
に、X軸は、原点から右方向における画素の数(例えば
、記憶画像がll0TV信号の1フイールドである上述
の例では1−1920)であり、Y軸は、原点から下方
向における画素の数(例えば、上述の同じ例では1〜5
00)である。
第7図に、読出しアレイを示す。上述のように、これは
画像タイルとして同一形状、同一寸法であるのがよ(、
本例では、画素PO−P15を表わす4×4のワード・
アレイである。ただし、PO〜P15は画像内の任意の
4×4画素アレイである。
上述の基準画素とは、画素PO−P15のうち予め定め
た任意の1つを指す。アレイが偶数でない(例えば5×
57レイ)場合、基準画素は中心の画素とするのがよい
。偶数のアレイでは中心画素がないので、中心の近く、
例えば画素P5を基準画素とするのがよい。すなわち、
フィルタ(14)の各クロック周期毎に読出しアドレス
発生器(16)によって発生される読出しアドレスは、
その周期内に読出しアレイ内の画素P5の位置をもつべ
き画像白画素のX、 Y座標を表わす。読出しアドレス
発生器(16)は、アドレスバスAを介してメモリMO
〜M15の中の適切な1つのメモリをアドレスするのに
X、Y信号を用い、画素P5を表わすワードをそのメモ
リのデータバスDを介してフィルタ(14)へ送込む。
読出しアレイの他の画素PO〜P4及びP6〜P15の
それぞれの位置は、基準画素P5の位置からX、 X方
向に所定のずれを有するので、読出しアドレス発生器(
16)は、それらを表わすワードのアドレスを基準画素
のアドレスから容易に計算しうる。こうして、画素PO
−P15を表わす全部のワードを同時にアドレスし、同
時にそれぞれのメモリMO−M15からそれぞれのデー
タバスDを介してフィルタ(14)に送り、並行処理を
させることができる。
上述のように、各ワードは、画像タイル内の位置により
決まるメモリMO−M15の1つのメモリに記憶され、
その対応するメモリ内の各ワードのアドレスは、そのワ
ードを表わす画素を含むタイルの番号(すなわち、その
画像内位置)である。
したがって、ちょっと見ると、読出しアドレス発生器は
X、Y続出しアドレスとメモリの番号及びアドレス番号
との間の複雑な翻訳動作を行わなければならないよう思
われるかも知れないが、これより説明するようにそんな
ことはない。X、Y続出しアドレスは、それらの情報を
実際に含んでいるのである。この点についていえば、X
、Y続出しアドレスは、X座標位置(例えば10進形式
で1〜1920)を2進形式で表わす若干数のビットと
、Y座標位置(例えばlO進形式で1〜500)を2進
形式で表わす若干数のビットとを含むデジタル信号であ
る。10進形式のX、 Y座標位置を各タイルにおける
X方向の画素数(いまの例では4)及び各タイルにおけ
るX方向の画素数(いまの例では4)でそれぞれモジュ
ロ割算を行うと、その結果得られる整数はタイル番号(
すなわち、タイルの画像内位置)したがってメモリ内の
アドレスを与え、余りはメモリを定めることになる。よ
って、実際の2進信号において、余りに相当する最下位
又は下位のビット(LSBs)はメモリを定め、整数結
果に相当する上位ビット(MSBs)はメモリ内のアド
レスを定める。メモリを定めるLSBsの数は、X、X
方向における画素タイルの大きさによって決まる。いま
の例では、これらの大きさはそれぞれ4に等しいので、
読出しアドレス信号の各X、Y成分の2つの最下位ビッ
トの組合せは、メモリの中の適切な1つを特定し、残り
(上位)のビットは、そのメモリ内のアドレスを指示す
る。
以上述べたことは、次の例により容易に理解できるであ
ろう。いま、第1図に星印(*)で示す画素の場合を考
える。第1図より、その画素は、タイル内で上から2つ
目、左から2つ目の画素のワードに指定されたメモリ、
すなわちメモリM5(第2図)に記憶されており、画像
において左から3つ目、上から2つ目のタイル、すなわ
ちタイルT (N+2)内に位置していることが分かる
また、上記画素の座標は、10進形式で表わすと、X=
10SY=6である。これらを4でモジェロ割算すると
、 X=2  余り2、   Y=1  余り2となる。
これらの余り(2進形式におけるLSBs)は、使用メ
モリがタイル内で左から2つ目、上から2つ目の画素位
置に指定されたもの、すなわちメモリM5であることを
裏付けている。それらの整数結果(2進形式におけるM
SBs)は、Y結果がNの倍数(Y方向の位置)を指示
し、X結果がNの倍数に加えるべき数(X方向の位置)
を指示してタイル番号T (N+2)を特定する。
すなわち、読出すべき画素アレイの中の1つの基準画素
のX、Y座標を読出しアドレス発生器(16)により発
生すれば、容易にメモリMO−M15に正しくアドレス
でき、正しいワードをフィルタ(14)に供給できるこ
とが分かるであろう。
第8図は、原理的にフィルタ(14)をどのように構成
すればよいかを示すものである。フィルタ(14)は、
16個の乗算器(20) (読出しアレイ内の各画素P
O〜P15にそれぞれ対応する)及び互いに加算するよ
うに接続された加算器(22)のアレイによって構成さ
れた乗算・加算器のr)’J−Jを有し、乗算器(20
)で掛は算を行い、16個の入力画素PO〜P15より
1つの出力画素Poutを生じる。
乗算器(20)では、画素PO−P15を表わす各ワー
ドが、16個の加重係数CO〜C15の対応する1つの
係数と掛は算される。各加重係数CO〜C15は、それ
ぞれ画素PO〜P15の中の1つの画素の読出しアレイ
内位置に対応する。すなわち、各加重係数CO〜C15
の値は、画素PO〜P15の対応する1つの画素の位置
に従って(設計段階で)計算される。その目的は、所望
の2−D位置関係、例えば第7図に示すような読出しア
レイの中心の周りに円対称のガウス分布関数に従って画
素に重みを加え、所望のフィルタ特性を得るためである
。すなわち、フィルタを適切に動作させるためには、画
素PO−P15を表わす各ワードに、読出しアレイ中の
画素の特定位置に対応する1つの加重係数CO〜C15
を掛は合せる必要がある。このため、フィルタを実際に
作る場合に1つの問題を生じる。
その問題とは、次のようなものである。
画素PO〜P15に対応するワードは、メモリMO〜M
15のデータバスDを介して乗算器に供給される。各デ
ータバスDを対応する1つの乗算器(20)に接続する
と、加重係数CO〜C15と画素位置PO〜P15間の
対応が正しく取れないので、フィルタが正しく動作しな
い。これは、第4図について説明したように、読出しア
レイ内の画素PO〜P15の位置と、画素を表わすワー
ドがあるメモリMO〜M15との間の対応関係が変化す
るためである。読出しアレイの画素位置と画素を表わす
ワードがあるメモリとの間には、16個の関係が考えら
れる。すなわち、例えば第4図に破線で示す読出しアレ
イの場合、例えばアレイの左上隅の画素を表わすワード
、すわなち画素PO(第7図)を表わすワードは、メモ
リM5の中にある。しかし、フィルタの他のクロック周
期においては、その同じワードはメモリMO〜M15の
中のどれか他のメモリ内にある可能性がある。すなわち
、各データバスDを対応する乗算器に接続すると、加重
係数CO〜C15とメモリMO−M15の対応する1つ
のメモリとの間に1つの対応関係が生じることになる。
しかし、そうすると、必要なのは加重係数CO〜C15
と画素PO〜P15との対応であり、各画素PO〜P1
5に対応するワードは実際にはメモリMO〜M15の中
の異なるメモリに異なるクロック周期に記憶されるので
、フィルタが誤動作をすることになる。
第9図に、上述の問題を解決するフィルタ(14)の具
体例を示す。第9図のフィルタは、下記の点を除き第8
図のものと同じ構成である。よって、分かり易くするた
め、加算器(22)は一部のみを示す。
第9図のフィルタでは、16個の各乗算器(20)(一
部のみ示す。)は、図示のように、それぞれメモリM 
O= M 15の中の1つのメモリのデータバス(D(
MO)、・・・・で示す。)に接続する。また、16個
の各乗算器(20)は、図示のように、16個の同一構
成の係数プログラマブル・リードオンリメモリ(FRO
M) (30) (一部のみ示す。)の対応する1つの
FROMの出力に接続する。各係数PROM (30)
の第1入力端は、第7図の読出しアレイの基準画素P5
の読出しアドレスの前述したX LSBsを受け、各F
ROM (30)の第2入力端は、読出しアドレスのY
 LSBsを受けるように接続する。上述のように、読
出しアレイの長さ及び高さ(X及びY方向の大きさ)が
それぞれ4画素である本例では、2つのX LSBsと
2つのY LSBsが存在する。各FROM(30)の
第3入力端は、所定(不変)のビット群を受けるように
接続する。これらのビット群は、各FROMに対してそ
れぞれ異なっており、そのFROMに接続された乗算器
(20)に接続されたデータバスD(MO)〜D (M
2S)をもつメモリMO〜M15の中の対応するメモリ
を指定するものである。本例では、16個のメモリ(M
 0−M2S)があるので、これらのビット群は4ビツ
トより成る。したがって、全部で8個のビット(各PR
OM (30)に対して同一であるがフィルタの各クロ
ック周期で異なる4ビツト、及び各FROM (30)
間で異なるがフィルタの各クロック周期で一定の他の4
ビツト)が各FROM(30)に入力されることになる
上述したとおり、X及びY LSBsは、フィルタの各
クロック周期に、続出しアレイ(クロック周期毎にフィ
ルタに並列供給されるワードのアレイ)の基準画素P5
を表わすワードが格納されたメモIJ M O〜Mi5
の中の1つのメモリを定める。すなわち、基準画素P5
が入っている各メモリに対して他の画素PO−P4及び
P6〜P15が入っているメモリは既知であるから、任
意の時点におけるX及びY LSBsの値は、読出しア
レイの画素PO〜P15を表わすワードとそれらが記憶
されたメモリMO〜M15の中の対応する1つのメモリ
との間の考えられる16の関係のうち、現在どの関係に
あるかを指示することになる。したがって、各PI?O
M(30)の第3入力端に供給されるメモリ指定信号に
よりそのFROMに対応する乗算器(20)に接続され
た特定のメモリを指定する、すなわち、その乗算器に対
して読出すべき画素を表わすワードの画像タイル内の位
置を定めるので、任意の1クロック周期に各FROMの
第1から第3の入力端に供給される全ビット情報は、メ
モリからそのFROMに対応する乗算器に供給されるワ
ードで表わされる画素の読出しアレイ(第7図)内の位
置を特定する。したがって、そのクロック周期に、16
個の加重係数Co−Cl3の中のどれをその乗算器に供
給すべきかを指定する。これらの加重係数CO〜C15
は、各PROMに参照テーブルの形で記憶されており、
各FROMは、各クロック周期毎にその入力端に供給さ
れる上述の全ビット情報に応答して、各クロック周期毎
に、CO〜C15中の適切な(適合した)加重係数を対
応する乗算器に加える。こうして、加重係数CO〜C1
5と読出アレイの画素PO〜P15の位置との間の所望
の対応が常に得られることになる。
第1O図を参照すると、各PIilOM (30)の動
作がよく分かるであろう。同図には、2つの部分、ずな
わち係数選択テーブル(30A)と係数メモリ(30B
)より成るPRO?1(30)の1つを示す。係数選択
テーブル(30A)は、情報を記憶したテーブル(参照
テーブル)であり、X及びY LSBsとメモリ指定信
号(Mn)より成る入力信号(全部で8ビツト)に含ま
れる全ビット情報の種々の組合せに応じて、メモリから
対応する乗算器(20)の1つに供給されるワードで表
わされる画素の読出しアレイ(第7図)内の位置を特定
する16個の(考えられる)出力(4ビツト)の中の1
個の出力を発生し、係数メモリ(30B)に供給する。
各乗算器(20)には、それぞれ加重係数CO〜C15
の1つを供給しなければならない。係数メモリ(30B
)は、16個の係数CO〜C15を記憶しており、上記
テーブル(30A>より加えられる出力に応じて、これ
らの係数の中の適合した1つの係数(Cx)を乗算器(
20)の中の対応する1つの乗算器に供給する。
第1O図は、第9図のものを概念的、実際的に実施する
構成を示す。すなわち、第9図のように(各乗算器(2
0)に対して)ただ1つのFROM (30)を用いて
もよく、第10図のように、係数選択テーブル(30A
)及び係数メモリ(30B)より成る1対のFROMを
用いてもよい。
第9図の例では、上述のように、PROM (30)は
すべて同一構成である。同様に、第10図の場合も、F
ROM (30八)はすべて同一、FROM (30B
)もすべて同一の構成である。こうすれば、貯蔵する部
品の数が少なくなり、FROMによるエラーの発生も減
る。
というのは、部品が異なると、回路基板の間違った場所
に取り付ける可能性があるからである。しかし、この利
点を重要視しない場合は、第3入力端に供給するメモリ
指定信号を内部にプログラムす゛ることにより、FRO
M(30) (第9図)及び(3〇八)(第10図)の
大きさを減少してもよい。この場合は、16個の各FR
OMは異なるものとなるが、それぞれX及びY LSB
sを受けるだけでよい。すなわち、4つのメモリ指定ビ
ットは、第9及び第10図においてFROM (30)
及び(30A)の適当な入力ピンに導体接続することに
より得ることができるので、プログラムすることで実際
上FROM内部に組入れられ入力としてFROMに供給
する必要はないのである。
上述したフィルタ(14)は、各出力画素が記憶された
画像内の画素の位置に対応する位置又は同一の位置を有
するという意味において、固定されたファンクション・
フィルタである。しかし、上述の技法は、補間フィルタ
にも同じ(適用できる。
補間フィルタは、位置が記憶画像の画素の位置と異なる
、もっと詳しくいえば、位置が該画素の位置の間で補間
された出力画素を発生するものである。このよ・)なフ
ィルタは、所望の出力画素位置の周りの記憶画素アレイ
の加重和を取ることにより、期待される出力画素の値を
予想する、すなわち、画素以下の精度で画像を解像する
作用を行う。
補間フィルタは、下記の点を除き、上述したフィルタと
殆ど同じ動作をする。前と同様、読出しアドレスは、記
憶画素の記憶画像内の位置を定めるX及びY成分を有し
、これらのX及びY成分(X及びY整数アドレス)を前
と同様に用いる。
しかし、続出しアドレス発生器(16)は、X及びYの
残りを付加的に生じる。この残りは、記憶画素の位置と
補間された出力画素に対する所望の位置との間の画素以
下のずれ(1画素間隔に対応する比(分数))をX及び
Yで表わすものである。このことは、第11図をよく見
れば理解し易いであろう。同図において、4個の円は、
4つの記憶された画素PXO,PXI、PX2及びPX
3の位置(もっと詳しくは中心又はサンプリング位置)
を表わし、4角は、補間フィルタにより得られる補間さ
れた出力画素Poutの位置を表わし、整数のX及びY
アドレスは記憶画素PxOのアドレスであり、X re
s及びY resはそれぞれX及びYの残りを示す(画
素pxo、pxi、PX2及びPX3は、2×2読出し
アレイの4つの画素であってもよく、又はもっと大きな
任意の形状及び寸法の。
アレイの中心画素、例えば第7図の4×4アレイの画素
P5、P6、P9及びPIOであってもよい。)。
第9及び第1θ図について上述したフィルタを、補間フ
ィルタとして動作するように変えることは容易である。
第9図の場合、FROM (30)全部を第12図に示
すようなFROM(30’)に置換え、X及びYの残り
X res及びY resをこれらのFROM (30
’)の全部に供給する。各FROM(30’)は、FR
OM (30)と殆ど同じであるが、種々のX res
及びY resの値に対して複数の異なる値の加重係数
Co−Cl3の形で更に情報を記憶している点が異なる
。PROM(30’)の動作は、次の点を除いてF R
OM C30>と同様である。
すなわち、−旦対応する乗算器(20)に加えるべき上
記係数CO〜C15の1つを選択し終わると、PROM
 (30’)は、これに加えられるX res及びY 
resの値に応動して、これらのX res及びY r
esの値に適切な選択した係数の更に特別の値を選択す
る。
同様に、第10図の場合、FROM (30A)は前と
同じであるが、FROM (30B)を全部第13図に
示すFROM(30B’)と置換え、X及びYの残りX
 res及びY resをPROM (30B ’)の
全部に供給する。各FROM(30B’)は、種々の異
なるX res及びY resの値に対し、複数の異な
る値の加重係数CO〜C15の形で更に情報を記憶して
いる点を除き、PROM (30B)と同じである。F
ROM(30B’)の動作は、次の点を除いてFROM
(30B)と同じである。すなわち、−旦対応する乗算
器(20)に加えるべき上記係数Co−Cl3の1つを
選択し終わると、FROM (30B ’)は、これに
加えられるX res及びY resの値に応動して、
これらのX res及びY resの値に適切な選択し
た係数の更に特別の値を選択する。
上述の係数メモリ(30) 、 (30A) 、 (3
0B) 、 (30’) 、 (30B’)は、リード
オンリメモリ、もっと具体的にはプログラマブル・リー
ドオンリメモリとして述べたが、これらは、外部メモリ
から書込まれるランダムアクセスメモリ(RAM)でも
よい。
以上、本発明の具体例を図示して説明したが、本発明は
、これら特定の具体例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限り、
種々の変形、変更が可能なものである。
(発明の効果〕 以上説明したとおり、本発明によれば、記憶したワード
とワードを記憶するメモリとの間に複数の関係が生じる
点を考慮したデジタル・フィルタを用いることにより、
記憶したワードへの並列アクセスを可能とし、処理速度
の早いデジタル画像信号処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、画像を同一寸法、同一形状の画素のグループ
(タイル)に分ける方法の代表例を示す説明図である。 第2図は、1つの正方形タイルの拡大図である。 第3図は、画像を表わすデジタル信号のメモリ及び関連
装置を示すブロック図である。 第4図は、隣接する4つの正方形タイルを拡大して示す
読出し説明図である。 第5図は、十字形タイルを示す説明図である。 第6図は、6角形タイルに分割した画像の一部を示す図
である。 第7図は、メモリから読出してフィルタに供給する画素
ワードのアレイを示す図である。 第8図は、上記フィルタの原理的構成図である。 第9図は、上記フィルタの具体的構成を示すブロック図
である。 第1θ図は、上記フィルタに用いる係数メモリの例(係
数FROM)を示すブロック図である。 第11図は、補間フィルタの作用を示す説明図である。 第12図は、補間フィルタの第1の例を示す略ブロック
図である。 第13図は、補間フィルタの第2の例を示す略ブロック
図である。 MO〜M15・・・・複数の記憶装置、D、D (MO
)〜D (M2S)・・・・データバス、PO−PI3
・・・・1組の画素を表わすワード、X及びY・・・・
直交画像座標方向、X LSBs及びY LSBs・・
・・X及びY座標方向に対する最下位ビット、14・・
・・デジタル・フィルタ、16・・・・読出しアドレス
発生器、20・・・・乗算器、CO〜C15・・・・複
数の加重係数、30.30A、30B、30′及び30
B′ ・・・・係数メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 それぞれデータバスを有し、2次元アレイの形に配列さ
    れると画像を構成するおのおのの画素を表わす複数のデ
    ジタル・ワードをそれぞれ記憶しうる複数の記憶装置と
    、 これらの記憶装置の中のそれぞれ異なる1つの記憶装置
    から読出されるところの少なくとも上記画像の2次元部
    分の一部を構成するように互いに配置した1組の画素を
    表わす上記の記憶装置に記憶された1組のワードの位置
    を、2つの直交画像座標方向に沿う位置で表わして特定
    し、且つ、これらの座標方向のそれぞれに対する少なく
    とも1つの最下位ビットを有し、これら最下位ビットの
    値が組合せにより上記1組のワードとこれらのワードを
    記憶するそれぞれの記憶装置との間において考えられる
    複数の関係のうちどの関係に該当するかを指示するデジ
    タル読出しアドレスを発生する読出しアドレス発生器と
    、 上記1組のワードの数と同数で、上記記憶装置のそれぞ
    れ1つの記憶装置の上記データバスに接続され、該記憶
    装置から読出される上記1組のワードのそれぞれ1つの
    ワードを受ける複数の乗算器、及び これらの乗算器のそれぞれ1つの乗算器に接続され、上
    記画像の2次元部分内の上記1組の画素のそれぞれ1つ
    の画素の位置におのおの適合する複数の加重係数の全部
    を記憶し、上記最下位ビットの値及び対応する乗算器に
    上記データバスが接続された記憶装置を指定する信号に
    応動して、上記の対応する乗算器に、上記の記憶された
    複数の加重係数のうち該乗算器に供給されるワードで表
    わされる画素の上記2次元画像部分内の位置に適合する
    1つの上記係数を供給する複数の係数メモリ を有するデジタル・フィルタとを具えたデジタル画像信
    号処理装置。
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