JPH0417471B2 - - Google Patents
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- JPH0417471B2 JPH0417471B2 JP57033314A JP3331482A JPH0417471B2 JP H0417471 B2 JPH0417471 B2 JP H0417471B2 JP 57033314 A JP57033314 A JP 57033314A JP 3331482 A JP3331482 A JP 3331482A JP H0417471 B2 JPH0417471 B2 JP H0417471B2
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- 230000008707 rearrangement Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 4
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/20—Image preprocessing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Input (AREA)
- Memory System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は画像中の注目した画素のデータと同時
にその周囲の画素データをアクセスすることので
きる画像処理に適した実用性の高い画像記憶装置
に関する。
にその周囲の画素データをアクセスすることので
きる画像処理に適した実用性の高い画像記憶装置
に関する。
近時、与えられた画像の特徴を抽出認識して画
像処理することが注目されている。この場合、上
記画像中の注目した小領域の画素データを選択的
に抽出して画像処理することが多く行われる。し
かして従来、このような画像抽出は、例えば特公
昭56−15543号に開示されるように、連続したn
行(垂直走査)分のデータを予めn個のレジスタ
に取出し、水平走査における連続したm個のアド
レスを順次指定することにより、m×n画素から
なる小領域の画素データを選択的に抽出して行わ
れている。
像処理することが注目されている。この場合、上
記画像中の注目した小領域の画素データを選択的
に抽出して画像処理することが多く行われる。し
かして従来、このような画像抽出は、例えば特公
昭56−15543号に開示されるように、連続したn
行(垂直走査)分のデータを予めn個のレジスタ
に取出し、水平走査における連続したm個のアド
レスを順次指定することにより、m×n画素から
なる小領域の画素データを選択的に抽出して行わ
れている。
然し乍ら、n個のレジスタに取出されたn行の
データ中のm画素のデータを繰返しアクセスする
場合には非常に効率が良いが、一般にこのように
同一データを繰返してアクセスすることは稀であ
る。また画像処理対象とする注目画素の位置がラ
ンダムに変化する場合、その都度頻繁にn個のレ
ジスタに連続するn行のデータを引出すことが必
要である。この為、その平均アクセス時間が長く
なり、効率良く画像処理することができないと云
う問題を有していた。
データ中のm画素のデータを繰返しアクセスする
場合には非常に効率が良いが、一般にこのように
同一データを繰返してアクセスすることは稀であ
る。また画像処理対象とする注目画素の位置がラ
ンダムに変化する場合、その都度頻繁にn個のレ
ジスタに連続するn行のデータを引出すことが必
要である。この為、その平均アクセス時間が長く
なり、効率良く画像処理することができないと云
う問題を有していた。
一方、特公昭56−40861号公報には2mn個の記
憶モジユールを用いて、画像の1×mn,mn×
1,m×nからなる任意の小領域の画素データを
同時アクセスして抽出することが示されている。
憶モジユールを用いて、画像の1×mn,mn×
1,m×nからなる任意の小領域の画素データを
同時アクセスして抽出することが示されている。
ところが、このようなデータアクセスを可能と
する上記方式では、画像処理において殆んど必要
性のない1×mn,mn×1の小領域抽出を行うの
で、独立した記憶モジユールを非常に多く必要と
する。しかも画素と記憶モジユールとの対応が複
雑なので、その制御部を含めて装置構成が非常に
複雑化し、実用性の点で問題がある。更には、画
像処理において良く用いられる間引き抽出された
画素からなる小領域の画素データを同時アクセス
することができないと云う問題を有している。つ
まり、例えば1画素おきに抽出された画素データ
からなる粗画像を、同時アクセスにより簡易に且
つ高速に得ることができない。この為、効率の良
い画像処理に用いることが不適当であつた。
する上記方式では、画像処理において殆んど必要
性のない1×mn,mn×1の小領域抽出を行うの
で、独立した記憶モジユールを非常に多く必要と
する。しかも画素と記憶モジユールとの対応が複
雑なので、その制御部を含めて装置構成が非常に
複雑化し、実用性の点で問題がある。更には、画
像処理において良く用いられる間引き抽出された
画素からなる小領域の画素データを同時アクセス
することができないと云う問題を有している。つ
まり、例えば1画素おきに抽出された画素データ
からなる粗画像を、同時アクセスにより簡易に且
つ高速に得ることができない。この為、効率の良
い画像処理に用いることが不適当であつた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、任意に設定され
る行および列方向にそれぞれ所定の間隔dで選択
されたm×n画素からなる小領域の画素データ
を、必要最小限の独立した記憶モジユールから簡
易に同時アクセスして読出すことのできる実用性
の高い画像記憶装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、任意に設定され
る行および列方向にそれぞれ所定の間隔dで選択
されたm×n画素からなる小領域の画素データ
を、必要最小限の独立した記憶モジユールから簡
易に同時アクセスして読出すことのできる実用性
の高い画像記憶装置を提供することにある。
本発明は、1画像中の注目画素を中心とした周
囲の画素により構成される小領域を、行および列
方向にそれぞれ所定の間隔d(d:mおよびnと
素の数)で選択されたm×n画素により構成し、
このような小領域のm×n画素を、各画素(i,
j)に対してi/m,j/nの余り値より求めら
れる記憶モジユールの指定データに基づいてm×
n個の記憶モジユールに分散対応させて格納し、
これら記憶モジユールを同時にアクセスして小領
域の画像を簡単に選択的に読み出すことを可能に
したものである。
囲の画素により構成される小領域を、行および列
方向にそれぞれ所定の間隔d(d:mおよびnと
素の数)で選択されたm×n画素により構成し、
このような小領域のm×n画素を、各画素(i,
j)に対してi/m,j/nの余り値より求めら
れる記憶モジユールの指定データに基づいてm×
n個の記憶モジユールに分散対応させて格納し、
これら記憶モジユールを同時にアクセスして小領
域の画像を簡単に選択的に読み出すことを可能に
したものである。
従つて、本発明によれば間隔dをmおよびnと
素の数の範囲で任意に選択することにより、行お
よび列方向について任意の間隔dのm×n画素の
小領域画像に対して並列アクセスを実現できるこ
とになり、行および列方向について間隔dのm×
n画素の小領域画像に対する近傍演算を幅広く実
現することができる。また独立した記憶モジユー
ルの数もその処理に必要なm×nからなる必要最
小限の個数でよく、装置を簡易に構成でき、実用
的利点が絶大である。
素の数の範囲で任意に選択することにより、行お
よび列方向について任意の間隔dのm×n画素の
小領域画像に対して並列アクセスを実現できるこ
とになり、行および列方向について間隔dのm×
n画素の小領域画像に対する近傍演算を幅広く実
現することができる。また独立した記憶モジユー
ルの数もその処理に必要なm×nからなる必要最
小限の個数でよく、装置を簡易に構成でき、実用
的利点が絶大である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例につき
説明する。
説明する。
第1図乃至第3図は、本発明におけるm×n画
素からなる小領域の概念と、m×n個の記憶モジ
ユールに対するアドレス制御の概念を示す図であ
る。m×n画素からなる小領域は、例えば1画像
中の画素i,jに注目したとき、上記画素i,j
を中心とした周囲の画素によつて構成される。こ
の小領域は行および列方向にそれぞれ連続したm
×n画素からなる場合もあるが、第1図に例示す
るように1画素おきに選択して設定される場合も
ある。一般的には予め設定された任意の整数をd
としたとき、d画素間隔で選択されるm×n画素
により小領域が設定される。第1図に示す例では
2,3なる画素に注目し、この画素2,3を中心
として1画素おきからなる周囲8画素を選択して
3×3画素からなる小領域が設定されている。
素からなる小領域の概念と、m×n個の記憶モジ
ユールに対するアドレス制御の概念を示す図であ
る。m×n画素からなる小領域は、例えば1画像
中の画素i,jに注目したとき、上記画素i,j
を中心とした周囲の画素によつて構成される。こ
の小領域は行および列方向にそれぞれ連続したm
×n画素からなる場合もあるが、第1図に例示す
るように1画素おきに選択して設定される場合も
ある。一般的には予め設定された任意の整数をd
としたとき、d画素間隔で選択されるm×n画素
により小領域が設定される。第1図に示す例では
2,3なる画素に注目し、この画素2,3を中心
として1画素おきからなる周囲8画素を選択して
3×3画素からなる小領域が設定されている。
一方、このようにして設定された小領域の画素
データを格納する記憶モジユールは、2系統のア
ドレス信号によつて制御される2次元配列された
m×n個の独立な記憶モジユールにより実現され
る。このような記憶モジユール群は、例えば通常
の大容量記憶モジユールを、そのアドレス・ビツ
トを分割することによつて実現できる。そして、
これらの各記憶モジユールのアドレス信号と入力
出データとを制御して、画素i,jのデータを記
憶モジユールMIi,MJjのアドレスAIi,AIjに記
憶することにより、前記m×n画素からなる小領
域の画素データをm×n個の記憶モジユールに分
散対応させて格納することが可能となる。尚、上
記記憶モジユールの指定データMIi,MJjおよび
そのアドレス・データAIi,AJjは次のようにして
与えられる。
データを格納する記憶モジユールは、2系統のア
ドレス信号によつて制御される2次元配列された
m×n個の独立な記憶モジユールにより実現され
る。このような記憶モジユール群は、例えば通常
の大容量記憶モジユールを、そのアドレス・ビツ
トを分割することによつて実現できる。そして、
これらの各記憶モジユールのアドレス信号と入力
出データとを制御して、画素i,jのデータを記
憶モジユールMIi,MJjのアドレスAIi,AIjに記
憶することにより、前記m×n画素からなる小領
域の画素データをm×n個の記憶モジユールに分
散対応させて格納することが可能となる。尚、上
記記憶モジユールの指定データMIi,MJjおよび
そのアドレス・データAIi,AJjは次のようにして
与えられる。
MIi=MOD(i,m)
MJj=MOD(j,n)
AIi=i/m
AJj=j/n
但し、MOD(x,y)は、値xを値yで除し
たときの余りを示し、またx/yは整数演算によ
る商を示している。この場合、小領域の行および
列方向の画素の間隔dは、mおよびnと素の数で
ないと、指定データMIi,MJjに同一記憶モジユ
ールを指定することがあるため、間隔dは、mお
よびnと素の数とすることが必要である。従つて
今、1画像が10×10画素により形成され、m=n
=3なる連続した3×3画素の小領域の画素デー
タ毎に記憶モジユールおよびそのアドレスを制御
して上記各記憶モジユールに分散対応させて格納
する場合、次のようになる。即ち、画素i,jに
対する記憶モジユールの指定データMIi,MJjは
第2図に示すように3×3個の一単位として繰返
し設定される。また画素i,jに対してそれぞれ
指定された画素モジユールにおける指定アドレ
ス・データAIi,AJjは第3図に示すように与えら
れる。具体的には画素4,7のデータは、第2図
に示されるテーブルから明らかなように記憶モジ
ユール1,1に供給され、この記憶モジユール
1,1のアドレス1,2に格納されることにな
る。このアドレス1,2については第3図のテー
ブルによつて示される。このようにして、m×n
画素からなる小領域の画素データは、m×n個の
記憶モジユールにそれぞれ対応して、これらの共
通したアドレスに格納されることになる。従つ
て、アクセス・アドレスを指定指示することによ
り、上記小領域の画素データをm×n個の記憶モ
ジユールより同時アクセスして読出すことが可能
となる。
たときの余りを示し、またx/yは整数演算によ
る商を示している。この場合、小領域の行および
列方向の画素の間隔dは、mおよびnと素の数で
ないと、指定データMIi,MJjに同一記憶モジユ
ールを指定することがあるため、間隔dは、mお
よびnと素の数とすることが必要である。従つて
今、1画像が10×10画素により形成され、m=n
=3なる連続した3×3画素の小領域の画素デー
タ毎に記憶モジユールおよびそのアドレスを制御
して上記各記憶モジユールに分散対応させて格納
する場合、次のようになる。即ち、画素i,jに
対する記憶モジユールの指定データMIi,MJjは
第2図に示すように3×3個の一単位として繰返
し設定される。また画素i,jに対してそれぞれ
指定された画素モジユールにおける指定アドレ
ス・データAIi,AJjは第3図に示すように与えら
れる。具体的には画素4,7のデータは、第2図
に示されるテーブルから明らかなように記憶モジ
ユール1,1に供給され、この記憶モジユール
1,1のアドレス1,2に格納されることにな
る。このアドレス1,2については第3図のテー
ブルによつて示される。このようにして、m×n
画素からなる小領域の画素データは、m×n個の
記憶モジユールにそれぞれ対応して、これらの共
通したアドレスに格納されることになる。従つ
て、アクセス・アドレスを指定指示することによ
り、上記小領域の画素データをm×n個の記憶モ
ジユールより同時アクセスして読出すことが可能
となる。
さて、上述したアドレスのアクセス制御を行つ
て画像記憶する本装置は、例えば第4図に示す如
く構成される。この第4図はm×nが、3×3と
して与えられる場合を示している。
て画像記憶する本装置は、例えば第4図に示す如
く構成される。この第4図はm×nが、3×3と
して与えられる場合を示している。
2次元配列された3×3個の記憶モジユール
(メモリ)100,101,〜122は横アドレスAI制御
回路2および縦アドレスAJ制御回路3によりそ
れぞれ制御されるようになつている。上記アドレ
ス制御回路2,3は画像中の注目したアドレス
i,jのデータ、および小領域を形成する画素間
の距離dなるデータ入力してそれぞれ独立に動作
するものである。そして、これらの各メモリ1
00,101,〜122には、入力データ並べ換え回路
4を介して入力画素データDinが入力され、また
メモリ100,101,〜122より読出された画素デ
ータDoutは出力データ並べ換え回路5を介して
出力されるようになつている。これらのデータ並
べ換え回路4,5は、前記アドレス制御回路2,
3で求められる余りのデータMOD(i,m)、
MOD(j,n)とデータd−1を入力して、上
記したデータの並べ換えを行うものである。この
データの並べ換えについては、後で詳述する。ま
た、第4図には特に示されないが、本装置には、
画像の書込みと読出しとを切換制御する
READ/WRITE信号が与えられる。この信号に
よつてメモリ100,101,〜122に対してデータ
を書込むか、あるいはメモリ100,101,〜122
からデータを読出すかの制御が行われるが、アド
レス制御回路2,3の動作については何ら変るこ
とがない。またメモリ100,101,〜122は、そ
れぞれ独立した2系統のアドレスを有するもの
で、一般的には通常のRAMにより構成される。
前記アドレス制御回路2,3は、上記2系統のア
ドレスをそれぞれ独立に、1系統ずつアドレス制
御するものである。
(メモリ)100,101,〜122は横アドレスAI制御
回路2および縦アドレスAJ制御回路3によりそ
れぞれ制御されるようになつている。上記アドレ
ス制御回路2,3は画像中の注目したアドレス
i,jのデータ、および小領域を形成する画素間
の距離dなるデータ入力してそれぞれ独立に動作
するものである。そして、これらの各メモリ1
00,101,〜122には、入力データ並べ換え回路
4を介して入力画素データDinが入力され、また
メモリ100,101,〜122より読出された画素デ
ータDoutは出力データ並べ換え回路5を介して
出力されるようになつている。これらのデータ並
べ換え回路4,5は、前記アドレス制御回路2,
3で求められる余りのデータMOD(i,m)、
MOD(j,n)とデータd−1を入力して、上
記したデータの並べ換えを行うものである。この
データの並べ換えについては、後で詳述する。ま
た、第4図には特に示されないが、本装置には、
画像の書込みと読出しとを切換制御する
READ/WRITE信号が与えられる。この信号に
よつてメモリ100,101,〜122に対してデータ
を書込むか、あるいはメモリ100,101,〜122
からデータを読出すかの制御が行われるが、アド
レス制御回路2,3の動作については何ら変るこ
とがない。またメモリ100,101,〜122は、そ
れぞれ独立した2系統のアドレスを有するもの
で、一般的には通常のRAMにより構成される。
前記アドレス制御回路2,3は、上記2系統のア
ドレスをそれぞれ独立に、1系統ずつアドレス制
御するものである。
ところで、アドレス制御回路2,3は次のよう
に構成される。但し、これらのアドレス制御回路
2,3は演算データi,jを異にし、且つ出力デ
ータの横方向アドレスか縦方向アドレスかを異に
するだけで同様に構成されるものであるから、こ
こでは第5図に示す横アドレス制御回路2につい
て説明する。今、注目した画素i,jのデータが
与えられると、その横座標のデータiは加算回路
11および減算回路12に与えられ、小領域を構
成する画素間の距離を示すデータdがそれぞれ加
減算される。これによつて、上記注目画素i,j
と同時に読出される周囲の画素の横座標(i+
d)、(i−d)がそれぞれ求められる。2つのデ
ータセレクタ13,14は、減算器15を介して
マイナス1された前記画素間距離のデータ(d−
1)をセレクト信号として、上記加算回路11、
減算回路12で求められたデータ(i+d)、(i
−d)を選択している。つまり、これらのデータ
(i+d)と(i−d)とを選択することにより、
横座標のデータiに対して3(=m)を法として
(+1)のモジユール列に記憶された座標のデー
タと(−1)のモジユール列に記憶された座標の
データとに分けられる。即ち、セレクタ13によ
りモジユール列(+1)にある座標のデータが抽
出され、セレクタ14によりモジユール列(−
1)にある座標のデータが抽出されるようになつ
ている。
に構成される。但し、これらのアドレス制御回路
2,3は演算データi,jを異にし、且つ出力デ
ータの横方向アドレスか縦方向アドレスかを異に
するだけで同様に構成されるものであるから、こ
こでは第5図に示す横アドレス制御回路2につい
て説明する。今、注目した画素i,jのデータが
与えられると、その横座標のデータiは加算回路
11および減算回路12に与えられ、小領域を構
成する画素間の距離を示すデータdがそれぞれ加
減算される。これによつて、上記注目画素i,j
と同時に読出される周囲の画素の横座標(i+
d)、(i−d)がそれぞれ求められる。2つのデ
ータセレクタ13,14は、減算器15を介して
マイナス1された前記画素間距離のデータ(d−
1)をセレクト信号として、上記加算回路11、
減算回路12で求められたデータ(i+d)、(i
−d)を選択している。つまり、これらのデータ
(i+d)と(i−d)とを選択することにより、
横座標のデータiに対して3(=m)を法として
(+1)のモジユール列に記憶された座標のデー
タと(−1)のモジユール列に記憶された座標の
データとに分けられる。即ち、セレクタ13によ
りモジユール列(+1)にある座標のデータが抽
出され、セレクタ14によりモジユール列(−
1)にある座標のデータが抽出されるようになつ
ている。
除算回路16,17,18は前記与えられた横
座標のデータi、セレクタ13,14により選択
されたデータ(i+d)、(i−d)をそれぞれ入
力し、これを横方向画素数mで除し、これによつ
てそれぞれの列におけるデータのメモリ内におけ
る横座標アドレスを求めている。この場合、除算
回路16,17,18にてi/m、(i−d)/
m、(i+d)/mなる演算が行われることにな
る。このとき、除算回路16はその余りのデータ
MOD(i,m)も求めており、このデータMOD
(i,m)はセレクト信号としてマルチプレクサ
19,20,21に与えられるようになつてい
る。このセレクト信号に従つて、前記除算回路1
6,17,18にてそれぞれ求められた商の値
i/m、(i−d)/m、(i+d)/mが、前記
第3図に示すアドレスの区分設定に従つて振分け
られる。これによりメモリ100,101,〜102に
対するアドレスAI0のデータ、メモリ110,111,
〜112に対するアドレスAI1のデータ、そしてメ
モリ120,121,b22に対するアドレスAI2のデー
タが、それぞれ振分けられて出力されるようにな
つている。このことは、各メモリ100,101,〜
122のアクセス・アドレスが、注目した画素を基
にしてm進制御されることを意味する。
座標のデータi、セレクタ13,14により選択
されたデータ(i+d)、(i−d)をそれぞれ入
力し、これを横方向画素数mで除し、これによつ
てそれぞれの列におけるデータのメモリ内におけ
る横座標アドレスを求めている。この場合、除算
回路16,17,18にてi/m、(i−d)/
m、(i+d)/mなる演算が行われることにな
る。このとき、除算回路16はその余りのデータ
MOD(i,m)も求めており、このデータMOD
(i,m)はセレクト信号としてマルチプレクサ
19,20,21に与えられるようになつてい
る。このセレクト信号に従つて、前記除算回路1
6,17,18にてそれぞれ求められた商の値
i/m、(i−d)/m、(i+d)/mが、前記
第3図に示すアドレスの区分設定に従つて振分け
られる。これによりメモリ100,101,〜102に
対するアドレスAI0のデータ、メモリ110,111,
〜112に対するアドレスAI1のデータ、そしてメ
モリ120,121,b22に対するアドレスAI2のデー
タが、それぞれ振分けられて出力されるようにな
つている。このことは、各メモリ100,101,〜
122のアクセス・アドレスが、注目した画素を基
にしてm進制御されることを意味する。
尚、縦アドレス制御回路3でも同様にしてその
縦アドレスのアクセス制御が行われる。
縦アドレスのアクセス制御が行われる。
従つて、この縦アドレス制御回路3では、n進
制御されることになる。
制御されることになる。
以上のアドレス制御により、注目した画素
(i,j)とこれを中心として画素距離dを隔て
た周囲の画素(i±d,j±d)からなる小領域
のデータがメモリ100,101,〜122に分散対応
させられている。そして、このアドレス制御の下
でのデータ並べ換え回路4,5による画素データ
の並べ換えにより、注目画素(i,j)との相対
位置に従つて並べられた画素データの対応付けが
なされるようになつている。
(i,j)とこれを中心として画素距離dを隔て
た周囲の画素(i±d,j±d)からなる小領域
のデータがメモリ100,101,〜122に分散対応
させられている。そして、このアドレス制御の下
でのデータ並べ換え回路4,5による画素データ
の並べ換えにより、注目画素(i,j)との相対
位置に従つて並べられた画素データの対応付けが
なされるようになつている。
今、出力データ並べ換え回路5について説明す
ると、同回路5は第6図に示すように3つの横方
向並べ換え回路22,23,24および3つの縦
方向並べ換え回路25,26,27によつて構成
される。これらの並べ換え回路22,23〜27
は、それぞれ同じ回路構成により実現することが
できる。横方向並ぺ換え回路22に着目すると、
同回路22は、前記商のデータMOD(i,m)
をセレクト信号として、3つの出力データO00,
O10,O20を振分ける3つのマルチプレクサ31,
32,33と、前記データ(d−1)をセレクト
信号として、注目した画素の位置データiに対し
て3(=m)を法として(+1)、(−1)である
データを振分けるデータ・セレクタ34,35に
よつて構成される。他のデータ並べ換え回路2
3,24〜27も同時に構成される。
ると、同回路5は第6図に示すように3つの横方
向並べ換え回路22,23,24および3つの縦
方向並べ換え回路25,26,27によつて構成
される。これらの並べ換え回路22,23〜27
は、それぞれ同じ回路構成により実現することが
できる。横方向並ぺ換え回路22に着目すると、
同回路22は、前記商のデータMOD(i,m)
をセレクト信号として、3つの出力データO00,
O10,O20を振分ける3つのマルチプレクサ31,
32,33と、前記データ(d−1)をセレクト
信号として、注目した画素の位置データiに対し
て3(=m)を法として(+1)、(−1)である
データを振分けるデータ・セレクタ34,35に
よつて構成される。他のデータ並べ換え回路2
3,24〜27も同時に構成される。
かくして今、注目する画素i,jが3,4で示
され、また画素間距離dが2で示されるとき、上
記画素i,jを中心とする3×3画素からなる小
領域は、第8図に示す対応関係で表わすことがで
きる。尚、第8図、大カツコ〔 〕内に示される
データは、上から(i′,j′)、(MI,MJ)、(AI,
AJ)を示している。つまり、同時アクセスされ
る9画素の信号の画像中での座標が(i′,j′)で
示され、それが記憶される記憶モジユールが
(MI,MJ)、そして各モジユール内におけるデー
タ格納アドレスが(AI,AJ)で示される。
され、また画素間距離dが2で示されるとき、上
記画素i,jを中心とする3×3画素からなる小
領域は、第8図に示す対応関係で表わすことがで
きる。尚、第8図、大カツコ〔 〕内に示される
データは、上から(i′,j′)、(MI,MJ)、(AI,
AJ)を示している。つまり、同時アクセスされ
る9画素の信号の画像中での座標が(i′,j′)で
示され、それが記憶される記憶モジユールが
(MI,MJ)、そして各モジユール内におけるデー
タ格納アドレスが(AI,AJ)で示される。
つまり、注目した画素を中心とするm×n画素
からなる小領域の画素データをm×n個の記憶モ
ジユールに分散対応させ、且つこれらの記憶モジ
ユールを同時アクセスして上記小領域の画像を読
出すことが可能となる。
からなる小領域の画素データをm×n個の記憶モ
ジユールに分散対応させ、且つこれらの記憶モジ
ユールを同時アクセスして上記小領域の画像を読
出すことが可能となる。
以上のように本装置によれば、1画像中の注目
画素を中心とした周囲の画素により構成される小
領域を、行および列方向にそれぞれ所定の間隔d
(d:mおよびnと素の数)で選択されたm×n
画素により構成し、このような小領域のm×n画
素を、各画素(i,j)に対してi/m,j/n
の余り値より求められる記憶モジユールの指定デ
ータに基づいてm×n個の記憶モジユールに分散
対応させて格納し、これら記憶モジユールを同時
にアクセス可能にしたので、注目画像を基準とす
る小領域の画像データを簡単に選択的に読み出す
ことができ、また、このような小領域画像に対す
る近傍演算処理を幅広く実現することができる。
画素を中心とした周囲の画素により構成される小
領域を、行および列方向にそれぞれ所定の間隔d
(d:mおよびnと素の数)で選択されたm×n
画素により構成し、このような小領域のm×n画
素を、各画素(i,j)に対してi/m,j/n
の余り値より求められる記憶モジユールの指定デ
ータに基づいてm×n個の記憶モジユールに分散
対応させて格納し、これら記憶モジユールを同時
にアクセス可能にしたので、注目画像を基準とす
る小領域の画像データを簡単に選択的に読み出す
ことができ、また、このような小領域画像に対す
る近傍演算処理を幅広く実現することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば同時アクセスする画素データの画素
間隔dを1に固定化する場合には、第5図に示す
除算回路17,18を省略し、除算回路16にて
(i−1)に対してのみ除算を行つたのち、他の
値については上記除算結果に±1を加えて求める
ようにすればよい。その他、本発明はその要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施することがで
きる。
ない。例えば同時アクセスする画素データの画素
間隔dを1に固定化する場合には、第5図に示す
除算回路17,18を省略し、除算回路16にて
(i−1)に対してのみ除算を行つたのち、他の
値については上記除算結果に±1を加えて求める
ようにすればよい。その他、本発明はその要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施することがで
きる。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
設定された小領域の例を示す図、第2図は画素と
記憶モジユールとの対応関係を示す図、第3図は
画素と各記憶モジユールにおける格納アドレスと
の対応関係を示す図、第4図は実施例装置の全体
的なブロツク構成図、第5図は実施例における横
アドレス制御回路の構成図、第6図は実施例にお
ける出力データ並べ換え回路の構成図、第7図は
第6図に示す出力データ並べ換え回路における横
方向並べ換え回路の構成図、第8図は注目した小
領域の画素と記憶モジユールとアドレスとの対応
関係を示す図である。 100,101,〜122……記憶モジユール、2,
3……アドレス制御回路、4,5……データ並べ
換え回路、11……加算回路、12……減算回
路、13,14……データ・セレクタ、15……
減算器、16,17,18……除算回路、19,
20,21……マルチ・プレクサ、22,23〜
27……並べ換え回路、31,32,33……マ
ルチ・プレクサ、34,35……データ・セレク
タ。
設定された小領域の例を示す図、第2図は画素と
記憶モジユールとの対応関係を示す図、第3図は
画素と各記憶モジユールにおける格納アドレスと
の対応関係を示す図、第4図は実施例装置の全体
的なブロツク構成図、第5図は実施例における横
アドレス制御回路の構成図、第6図は実施例にお
ける出力データ並べ換え回路の構成図、第7図は
第6図に示す出力データ並べ換え回路における横
方向並べ換え回路の構成図、第8図は注目した小
領域の画素と記憶モジユールとアドレスとの対応
関係を示す図である。 100,101,〜122……記憶モジユール、2,
3……アドレス制御回路、4,5……データ並べ
換え回路、11……加算回路、12……減算回
路、13,14……データ・セレクタ、15……
減算器、16,17,18……除算回路、19,
20,21……マルチ・プレクサ、22,23〜
27……並べ換え回路、31,32,33……マ
ルチ・プレクサ、34,35……データ・セレク
タ。
Claims (1)
- 1 同時アクセス可能なm×n個(m,n:任意
の正の整数)の記憶モジユールと、1画像を分割
して設定され且つ行および列方向にそれぞれ所定
の間隔d(d:mおよびnと素の数)で選択され
たm×n画素からなる小領域の画素データを指定
データに基づいて上記記憶モジユールに分散対応
させて格納する手段と、前記各記憶モジユールの
アクセス・アドレスをそれぞれ同時にm進および
n進制御してアクセスする手段とを具備し、前記
記憶モジユールの指定データを、前記小領域の各
画素(i,j)に対してi/m,j/nの余り値
より求めるようにしたことを特徴とする画像記憶
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57033314A JPS58151683A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 画像記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57033314A JPS58151683A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 画像記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58151683A JPS58151683A (ja) | 1983-09-08 |
JPH0417471B2 true JPH0417471B2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=12383090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57033314A Granted JPS58151683A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 画像記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58151683A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63244245A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-11 | Toshiba Corp | 並列アクセス可能な多次元メモリ装置 |
JP5777458B2 (ja) * | 2011-09-12 | 2015-09-09 | キヤノン株式会社 | パターン識別装置、パターン識別方法及びプログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107824A (ja) * | 1974-01-30 | 1975-08-25 | ||
JPS5714957A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-26 | Toshiba Corp | Memory device |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP57033314A patent/JPS58151683A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107824A (ja) * | 1974-01-30 | 1975-08-25 | ||
JPS5714957A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-26 | Toshiba Corp | Memory device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58151683A (ja) | 1983-09-08 |
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