JPH02276224A - アルミ電解コンデンサの製造法 - Google Patents

アルミ電解コンデンサの製造法

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JPH02276224A
JPH02276224A JP1098250A JP9825089A JPH02276224A JP H02276224 A JPH02276224 A JP H02276224A JP 1098250 A JP1098250 A JP 1098250A JP 9825089 A JP9825089 A JP 9825089A JP H02276224 A JPH02276224 A JP H02276224A
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aluminum
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誠 横関
Hideo Nakajima
秀郎 中島
Osakuni Ogino
荻野 修邦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電解コンデンサに関するもので、さらに詳しく
言えば電解コンデンサの封口部に関するものである。
従来の技術 従来の電解コンデンサは第6図に示すように構成されて
いた。すなわち、アルミニウムのような弁作用を有する
金属を電気化学的に粗面化することによって表面積を拡
大させ、さらにこの表面に陽極酸化により誘電体皮膜を
形成させて陽極体とし、これに対向する陰極箔をセパレ
ータを介して重ね合せて巻回し、これに駆動用電解液(
以後、ペーストという)含浸してコンデンサ素子1を構
成し、そのコンデンサ素子1をこのコンデンサ素子lか
ら引出されているリード線2を封口ゴム3に貫通させた
状態で有底筒状の金属ケース4に収納し、その金属ケー
ス4の開放端を封口ゴム3で封口した構造である。
このような従来の電解コンデンサにおいては、封口ゴム
部分をローラを用いて押圧するとこにより封口していた
。さらに特開昭52−122862号公報には、アルミ
ニウムケースの開口部に拡径部を設け、この拡径部の外
径より小さい内径を有する型に拡径部を押込むことによ
り、拡径部の直径を縮小させ、かつ、これlこよってケ
ース本体の直径を縮小させないようにする方法も提案さ
れている。
発明が解決しようとする課題 このような従来のアルミ電解コンデンサでは、各種電子
機器の小形化、薄形化要望のために、より小形化、低背
化が要望されていた。アルミ電解コンデンサを小形化、
低背化するためには、封口ゴムを薄くすれば良い。しか
しながら、封口ゴムを薄くすると、機械的強度が弱くな
り、外部り一ド線に加わった外力が内部に伝わり、もれ
電流不良となったり、アルミ電解コンデンサ内部からペ
ーストかにじみ出たりしていた。
さらに、従来のローラによる押圧で封口した場合にはロ
ーラの接触状態のバラツキにより金属ケースが延び切れ
たりしていた。
課題を解決するための手段 本発明は、このような従来のアルミ電解コンデンサの課
題を解決するためのものであり、陽極箔、陰極箔および
セパレータを巻回し、駆動用電解液を含浸したコンデン
サ素子を有底筒状金属ケースに収納すると共に、開放端
に封口部材を載置し、その後割金型により圧縮封止加工
を施すものである。
この割金型は、アルミ電解コンデンサの金属ケースの肉
厚において据込現象の生じる隙間を有するものである。
作用 このような本発明によれば、割型によりケース全体を押
圧するため強力な封口ができる。
また割金型の隙間を小さ(することにより、アルミニウ
ムの金属ケースの変形を座屈から据込みとすることが可
能で、据込の場合には金属ケースは内側にも移動し、よ
り強力な封口が行える。
実施例 以下、本発明の一実施例につき図面を用いて説明する。
第1図は本発明による割金型5にアルミ電解コンデンサ
を配置した斜視図である。従来と全(同様の方法でコン
デンサ素子を作った。すなわち、高純度アルミニウム箔
を電気化学的に粗面化し、陽極酸化により誘電体酸化皮
膜を形成した陽極箔と陰極箔をセパレータと共に巻回し
、エチレングリコールを主溶媒とした駆動用電解液を含
浸してコンデンサ素子を構成した。
さらに、リード線2を封口ゴム3に貫通させ、有底筒状
のアルミニウムからなる金属ケース4に収納した。金属
ケース4は、外径φ10a/mでケース肉厚t 0.3
5m/Imのものを用いた。
割金型5を用いての押圧封口状態については第2図a、
bに示した。第2図(a)に示すように割金型5の隙間
を1.o+amに設定して圧縮加工を実施したところ座
屈現象が表われ、封口ゴム3と金属ケース4の間に空間
6が生じた。これに対し、第2図(b)に示すように割
金型5の隙間を0.3mmに設定して圧縮加工を実施し
た場合、ケース肉厚より割金型5の隙間が小さいため、
据込み現象が表われ、金属ケース4が内側にも変形し、
封口ゴム3を押圧する状態となり、アルミ電解コンデン
サの封口性が向上した。第2図(b)に示すように本発
明の方法によればケニス圧縮跡7が発生するが、これを
解消するためにアルミ電解コンデンサ本体を若干ずらし
て2度押圧絞りを実施して第3図に示すような完成品を
得た。
ここで座屈および据込みについて説明する。金属板材を
押圧変形させた場合には2つの現象が表われる。すなわ
ち、第4図(a)に示すように金属材料に対し、抑圧金
型間隔L+が大きい場合は金属材料は一方向にのみ変形
し「<」の字に変形してしまう。これに対し第4図(b
)に示すように金属材料に対し、押圧金型間隔L2が小
さい場合には金属材料は両方向に変形する。このような
抑圧変形において、前者すなわち一方向への変形が座屈
であり後者、すなわち両方向への変形が据込みである。
アルミ電解コンデンサを割金型を用いて圧縮加工を施し
て座屈現象となった場合には第5図(a)のように、略
「り」の事変形するために、金属ケースの外側方向に凸
部4aが発生すると共に第5図(b)に示したように封
口ゴム3と金属ケース4の間に空間6が発生してアルミ
電解コンデンサの気密が保てない。
これに対し、本発明では、割金型5の隙間を小さ(して
、金属ケース4の変形を据込みとし、金属ケース4が内
側に、すなわち封口ゴム3の方向に向って変形するよう
にしており、より気密度の高い封口を確保することがで
きる。
発明の効果 本発明によれば、比較的薄い封口ゴムの使用が可能とな
り、アルミ電解コンデンサの小形化、低背化が可能とな
る。さらに、金属ケースの肉切れなどがなくなり、封口
強度を均一に、しかも強くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造法において、割金型による封口状
態を示す斜視図、第2図a、bは本発明による効果を説
明するための拡大図、第3図は本発明によるアルミ電解
コンデンサの斜視図、第4図a、bは押圧変形を説明す
る断面図、第5図a、bは圧縮加工をアルミ電解コンデ
ンサに適用した場合の断面図、第6図は従来のアルミ電
解コンデンサの断面図である。 3・・・・・・封口ゴム、4・・・・・・金属ケース、
5・・・・・・割金型。 第 図 色ン 巽)1亙3と に≧ 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) コンデンサ素子を有底筒状金属ケースに収納す
    ると共に、開放端に封口部材を載置し、その後割金型に
    より圧縮封止加工を施すアルミ電解コンデンサの製造法
  2. (2) 割金型が有底筒状金属ケースの肉厚により据込
    現象の生じる隙間を有する金型である請求項1記載のア
    ルミ電解コンデンサの製造法。
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