JPH02275870A - 1,4―チアジン誘導体 - Google Patents

1,4―チアジン誘導体

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Publication number
JPH02275870A
JPH02275870A JP2020844A JP2084490A JPH02275870A JP H02275870 A JPH02275870 A JP H02275870A JP 2020844 A JP2020844 A JP 2020844A JP 2084490 A JP2084490 A JP 2084490A JP H02275870 A JPH02275870 A JP H02275870A
Authority
JP
Japan
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compound
group
optionally substituted
formula
reaction
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Pending
Application number
JP2020844A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Naka
仲 達彦
Masahiro Hisano
壽野 正廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Publication of JPH02275870A publication Critical patent/JPH02275870A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗上至泗朋分! 本発明は医薬として有用な新規1.4−チアジン誘導体
に関する。
従来の技術 1.4−チアジン誘導体の合成法は、t(,5oko1
等。
J、八m、 Chem、 Soc、 、ヱ0,35+7
 (1948)、GO,5tevens等、j、^m、
chem、soc、、 80. 5198(1958)
 、G、S、5kinnet等、J、^m、 Chem
、 Soc、 。
旦ユ、  3756 (1959) 、C,R,Joh
nson等、」。
11etero、Chem、、6. 247 (196
9) 、G、V、Ra。
等、 5ynthesis、 l 972.  l 3
6、M、1lojo等。
5ynthesis、 1979 、 272、M、l
1ojo等、  J、Org。
Chem、+53+  2209 (1988) 、特
開昭63−301876、特開昭61−225174.
特開昭61−18776などに報告されているが、本発
明の1.4−チアジン誘導体は文献に報告されていない
新規化合物である。
一方、単環の1.4−チアジン誘導体の薬理作用につい
ては、特開昭63−301876に抗エンドトキシン作
用が、特開昭61−225174に強心作用が報告され
ており、特開昭61−18776に抗リウマチ作用が報
告されている。
発明が解決しようとする課題 本発明は、ホスホリパーゼA!+  リポキシゲナーゼ
およびシクロオキシゲナーゼ等の酵素阻害作用、過酸化
脂質産生抑制作用、抗ヒポキシア作用を有する新規1.
4−チアジン誘導体を提供するものである。
本発明は 式 [式中、Aが−N=を示すときBは置換されていてもよ
いピロリル基、置換されていてもよいアミ7基またはア
ルキルチオ基を示し、Aが−NR″ (式中、R1は水素または置換されていてもよい脂肪族
炭化水素基を示す)を示すときBはオキソ。
チオキソ、置換されていてもよいヒドラジノ基。
置換されていてもよいイミノ基またはアルキリデン基を
示し、R1は水素、アルコキシ基、アシルオキシ基、ア
ルキルチオ基、置換されていてもよいアミ7基、置換さ
れていてもよい芳香族炭化水素基または置換されていて
もよい芳香族異項環基を示し、Yは置換されていてもよ
くまたへテロ原子を有していてもよい二価の炭化水素鎖
を示し、破線はいずれか一方の結合が二重結合であるこ
とを示す]で表わされる化合物またはその塩に関する。
上記−軟式(1)に関し、R1で示される置換されてい
てもよいアミン基としては、例えば無置換のアミ7基、
炭素数1〜8程度のアルキル基(例、メチル、エチル、
プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、ペンチ
ル、i−ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなど
)、炭素数2〜8程度のアルケニル基(例、ビニール、
アリル(allyl)1−7”ロペニル、i−プロペニ
ル、2−ブテニル、1.3−ブタジェニル、2−ペンテ
ニル、1−へキセニル、1−へブテニル、1−オクテニ
ルなど)、炭素数7〜10程度の置換されていてもよい
アラルキル基(例、ハロゲン、ニトロ、アミ/、C,−
、アルキル+C1−4アルコキシ基などでベンゼン環上
が置換されていてもよいベンジル、フェネチル、フェニ
ルプロピル、フェニルブチル基など)、置換されていて
もよいアリール基(例、ハロゲン、ニトロ、アミノ+C
l−4アルキル+Cl−4アルコキシ+C2−6アルコ
キシカルボニル、ヒドロキシなどの置換基を1つまたは
2つ有していてもよいフェニル基)、炭素数2〜7程度
のカルボン酸由来のアシル基(例、アセチル、プロピオ
ニル、ブチリル、i−ブチリル、ヘキサノイル1 置換
されていてもよいベンゾイル、トリフルオロアセチルな
ど)、アミノ基+Cl−4アルキルカルバモイル+Cl
−4フルキルチオカルバモイルなどの置換基を1つまた
は2つ有している1級または2級アミ7基、炭素数1〜
3程度のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピルな
ど)または炭素数2〜4程度のアルカノイル基(例、ア
セチル、プロピオニル、ブチリル、i−ブチリルなど)
で置換されていてもよいヒドラジノ基、置換されていて
もよい脂環式アミン基(例、ピペリジノ、ピペラジニル
11七ルホリノ、N−フェニルピペラジノ。
アゼチジニル、プロピオニルなど)などが挙げられる。
R1で示されるアルコキシ基としては、例えば炭素数1
〜4程度のもの(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ
、i−プロポキシ、ブトキシ、i−ブトキシ、アリルオ
キシなど)が挙げられる。
R1で示されるアルキルチオ基としては、例えば炭素数
1〜3程度のものく例、メチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、イソプロピルチオなど)が挙げられる。
R1で示されるアシルオキシ基のアシルとしては、例え
ば炭素数2〜7程度のカルボン酸由来のアンルが挙げら
れ、R1で示されるアシルオキシ基としては、例えばア
セチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、
i−ブチリルオキシ。
ヘキサノイルオキシ、置換されていてもよいベンゾイル
オキシ、トリフルオロアセチルオキシなどが挙げられる
R1で示される置換されていてもよい芳香族炭化水素基
としては、例えばオルト、メタ、パラ位に1〜2コのヒ
ドロキシ+C2−5アルコキシカルボニル+Cl−4ア
ルコキシ+Cl−4アルキル、ニトロ、アミノ+Cl−
4アルキルアミノ、ジC6−4アルキルアミノ、ハロゲ
ンなどの置換基を有していてもよいフェニルなどが挙げ
られる。
R1で示される置換されていてもよい芳香族異項環とし
ては、例えば1〜2コのヒドロキシ、メチル、メトキシ
、アミノ、ジメチルアミ/、ハロゲンなどの置換基を有
していてもよい1〜2個のへテロ原子を含有する5〜8
員環の芳香族異項環(例、71Jル、チエニル、ピロリ
ニルなど)などが挙げられる。
R1としては、水素、炭素数1〜3程度のアルキルで置
換された1級または2級アミン基、炭素11〜3程度の
アルコキシ基およびオルト、メタ。
パラ位に1〜2コのハロゲン、ヒドロキシ、C14アル
コキシなどの置換基を有するフェニルまたはベンゾイル
オキシが好ましく、さらに水素、メチルアミ/、メトキ
シおよびオルト、メタ、パラ位に1〜2コのヒドロキシ
またはハロゲンを有するフェニルまたはベンゾイルオキ
シが好ましく、とりわけ水素が好ましい。
上記−軟式(1)に関し、Bで示される置換されていて
もよいアミ7基としては上記したR1で示される置換さ
れていてもよいアミノ基と同様のものが挙げられるが、
なかでも無置換のアミ7基または1級のアミ7基(−N
HR6)が好ましく、1級のアミノ基の置換基R5とし
ては、例えば炭素数1〜4程度の低級アルキル(例、メ
チル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−
ブチルなど)、 炭素数2〜4程度のアルカノイル(例
、アセチル、プロピオニル、ブチリル、トリフルオロア
セチルなど)、置換されていてもよいベンゾイル、置換
されていてもよい芳香族炭化水素基(例、オルト、メタ
、パラ位に1〜2コのハロゲン。
ニトロ、アミン+Cl−4アルキル+Cl−4アルコキ
シ+C2−5アルフキジカルボニル、ヒドロキシなどの
置換基を有していてもよいフェニルなど)などが挙げら
れる。
Bで示される置換されていてもよいヒドラジノ基として
は、例えば式= N −N HR@で表される基が挙げ
られ、R6としては炭素数2〜4程度のアルカノイル基
(例、アセチル、プロピオニル。
ブチリル、トリフルオロアセチルなど)、炭素数2〜5
程度のアルコキシカルボニル(例、メトキシカルボニル
、エトキシカルボニルなど)、炭素数1〜4程度のアル
キルで置換されていてもよいチオカルバモイル(例、メ
チルチオカルバモイル。
エチルチオカルバモイルなど)などが挙げられる。
Bで示される置換されていてもよいアルキする基が挙げ
られ、R7とR8は同一または相異なっていてもよ(、
R?、R8としては例えばシアン。
カルバモイル、炭素数2〜5程度のアルフキジカルボニ
ル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルなど
)、置換されていてもよい芳香族炭化水素基(例、フェ
ニル、p−クロロフェニルなど)などが挙げられる。
Bで示される置換されていてもよいピロリル基としては
、例えば上記したR1で示される置換されていてもよい
芳香族炭化水素基の置換基と同様の基で置換されていて
もよい2−ピロリルまたは3−ピロリルなどが挙げられ
る。
Bで示されるアルキルチオ基としては、例えば炭素数1
〜4程度のアルキルチオ基(例、メチルチオなど)など
が挙げられる。
Bで示される置換されていてもよいイミノ基としては、
例えば式−N  R15で表される基が挙げられ、上記
式中RR5としては例えば水素、置換されていてもよい
芳香族炭化水素基(例、オルト。
メタ、パラ位にハロゲン、ニトロ、アミノ、C14アル
キル、Cl−4アルコキシ、Ct−sアルコキシカルボ
ニル、ヒドロキシなどの置換基を1つまたは2つ有して
いてもよいフェニル)などが挙げられる。
Bとしてはオキソ、チオキソ、アルキルチオおよび置換
されていてもよいアミン基が好ましく、なかでもオキソ
およびパラ位にノ10ゲン、Cl−4アルキル、Cl−
4アルコキシなどの置換基を有するフェニルで置換され
たアミン基が好ましい。
上記−軟式(1)に関し、R″で示される置換されてい
てもよい脂肪族炭化水素基としては、ヒドロキシ、ハロ
ゲ石 シア/、Ct−sアルコキシカルボニル(例、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニルなど)、置換さ
れていてもよい芳香族炭化水素基(例、オルト、メタ、
パラ位に/%ロゲン。
ニトロ、アミノ、Cl−4フルキル+Cl−4アルコキ
シ+C!−6アルコキシカルボニル、ヒドロキシなどの
置換基を1つまたは2つ有していてもよいフェニル)な
どで置換されていてもよい炭素数1〜4程度のアルキル
基(例、メチル、エチル、プロピル、ブチルなど)など
が挙げられる。
Aとしては−N−および−NH−が好ましい。
上記−軟式(1)に関し、Yで示される置換されていて
もよ(またへテロ原子を有していてもよい二価の炭化水
素鎖の炭化水素鎖としては、炭素数が3〜5程度の直鎖
状のもの例えばC8,、アルキレン(例、トリメチレン
、テトラメチレン、ペンタメチレンなど)、 C3−、
アルケニレン(例、プロペニレン、ブテニレンなど)な
どが挙げられる。
該炭化水素鎖は、その中の1つの炭素原子がO−−S−
または−N−[式中、RIl+はし・ C1−aアルキルまたはCl−、アルカノイルを示す]
と置換されていてもよく、炭素原子が−0−−S−また
は−N−で置換された例としては、Yが−3−CI’−
(、−CH!−、−N−CH!−CH。
c −O−CH,−CH,−であるものなどが挙げられる。
また、上記炭化水素鎖は置換基を有していてもよ(、置
換基としては例えばアミノ、ニトロ、ヒドロキシ+Cl
−4アルフキシなどで置換されていてもよい脂肪族炭化
水素基(例、メチル、エチル。
プロピルなどのC1−4アルキル、インプロピリデン、
 5ec−ブチリデンなどのC3−sアルキリデンなど
)などが挙げられる。さらに、該置換基が隣接している
場合は、置換基同志が結合して、Yで示される炭化水素
鎖のエチレン部分とともに置換されていてもよい芳香族
炭化水素基(例、オルト。
メタ、パラ位に1〜2コのアミノ、ニトロ、ヒドロキシ
+Cl−4アルコキシ+Cl−4フルキルなどの置換基
を有していてもよいフェニルなど)を形成していてもよ
い。
Yとしては置換されていてもよくまた炭素原子の1つが
ヘテロ原子と置換されていてもよい炭素数4(ヘテロ原
子も炭素として数える)の二価の炭化水素鎖が好ましく
、さらに置換されていてもよい炭素数4の二価の炭化水
素鎖が好ましく、とりしい。
上記−軟式(1)で表される化合物[化合物(1)]の
なかでも、八が−N=を示すときBはi<う位にハロゲ
ンIcl−4アルキル+Cl−4アルコキシなどの置換
基を有するフェニルで置換された1級アミノ基を示し、
Aが−NH−を示すときBはオキソを示し、R1が水素
、炭素数1〜3程度のアルキルで置換された1級または
2級アミノ、炭素数1〜3程度のアルコキシまたはオル
ト、メタ、ノクラ位に1〜2フのハロゲン、ヒドロ牛シ
+Cl−4アルコキシなどの置換基を有していてもよい
フェニルまたはベンゾイルオキシ(好ましくは水素)を
示示す化合物(ビ)がさらに好ましい。
なお、化合物(1)と互変異性がある異性体が存在する
場合、該異性体も本発明に包含される。
化合物(1)の塩としては、酸付加塩たとえば塩酸塩、
臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩などの無機酸塩
、たとえば酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、フマール酸
塩、マレイン酸塩などの有機酸塩などの薬理学的に許容
されうる塩があげられる。
上記化合物(1)において、八が−N=であるとき式中
の窒素原子は4級化していてもよく、こを示す]で示さ
れ、化合物(1)中、Aとしての前記無機酸または有機
酸のアニオン(We)と塩を形成していてもよく、また
化合物(1′)の塩は、塩基(例、t−ブトキシカリウ
ム、ソジウムハイドライドなど)で処理することにより
、以下に示す反応式に従って化合物(1”)に導くこと
ができる。
[式中、Weは前記無機酸または有機酸のアニオンを示
し、R1は置換されていてもよいピロリル基、置換され
ていてもよいアミ7基またはアルキルチオ基を示し、そ
の他の各記号は前記と同意義を示す]上記した化合物(
1’)+化合物(ビ)の塩および化合物(1”)は化合
物(1)より容易に導くことができ、これらの化合物も
本発明に包含される。
製造法 上記−軟式(1)の化合物はたとえば以下に示すような
方法によって製造することができる。
プロセス(a) コ [式中、Yは前記と同意義。Xはハロゲンを示す。
プロセス(e) (XV) )■ (IV) [式中、Yは前記と同意義。コ フロセス(c) [式中、R”およびYは前記と同意義。]プロセス(f
) [式中、R′およびYは前記と同意義。][式中、R倉
およびYは前記と同意義。]プロセス(g) (■a) (IX) (X) [式中、A、  BおよびYは前記と同意義。]プロセ
ス(h) [式中、R+、R2およびYは前記と同意義。](■b
) (■) (Xll) Me  (Xff) [式中、BおよびYは前記と同意義。]プロセス(i) (■a)              (■b)[式中
、Yは前記と同意義。R+4はアシル基を示す。コ 前記プロセス(a)は、塩基存在下化合物(n)と化合
物(III)を反応させて、化合物(rl/)を直接得
る方法である。
化合物(■)1モルに対して、塩基1モル、化合物(n
)を1モルより過剰たとえば1.2〜1.5モル程度使
用して行なう。塩基としては、トリエチルアミン等のト
リアルキルアミンのような有機塩基および炭酸カリウム
、炭酸ナトリウムのような無機塩基等を用い、溶媒とし
ては、メタノール。
エタノール、アセトン、メチルエチルケトン、アセトニ
トリル、ジオキサン、テトラヒドロフラン。
ベンゼン、トルエン等の溶媒中で行なう。反応条件は、
化合物(n)と適当な塩基、を溶媒に溶解させ、水冷下
〜室温で化合物(I[)を溶解させた同溶媒の溶液を3
0分〜1時間程度かけて滴下させ、その後溶媒の沸点ま
で上げて、20〜30時間程度。
80°C−120℃程度の温度で加熱還流させるのが好
ましい。溶媒としてベンゼン、トルエンおよびキシレン
等を用いた時、反応中生成する水分を除去しながら行な
うのがより好ましい。
以上のようにして得られた反応生成物は、反応終了後、
反応液中に目的物(IV)が結晶として析出している時
はtF取し、+F液を濃縮乾固後、得られた反応物を通
常の精製方法すなわち、アルコール。
アセトン、エーテル等の溶媒から再結晶して容易に得る
ことが出来る。又場合によってはカラムクロマトグラフ
ィー等の通常の単離精製法によって結晶として容易に得
ることが出来る。プロセス(a)において、化合物(n
)の反応性および反応生成物(IV)の安定性等によっ
ては塩基を存在させることなく反応を完了させることが
出来る。その時の反応条件としては、前述したとほぼ同
じ条件を用いて行うことが好ましい。又目的化合物の単
離精製も同様にして行うことが好ましい。
プロセス(b)はプロセス(a)で生成する反応中間体
(XV)かう化合物(IV)を酸性条件下脱水閉環の反
応で得るものである。化合物(II)と化合物(III
)から容易に得られる化合物(XV)を適当な溶媒に溶
解させ、触媒量の酸存在下生成する水分を除去しながら
加熱還流させて行なう。溶媒としては、ベンゼン、トル
エンおよびキシレン等の水と混ざらない溶媒を用いるの
が好ましい。しかし、それ単独で化合物(XV)が不溶
の場合は、ジメチルアセトアミドおよびジメチルホルム
アミド等を前記溶媒の115〜l/10程度加えて溶液
として行なうのが好ましい。加える酸としては、硫酸等
の鉱酸およびp−トルエンスルホン酸等の有機酸を触媒
量程度用いるのが好ましい。反応条件は、反応温度lO
O〜120°C程度、反応時間10〜50時間程度で加
熱還流するのが好ましい。反応中生成する水分は水分分
離器で分離しながら行なうのが好ましく、反応の終結を
分離した水分量で知ることが出来る。得られた化合物(
[V)はプロセス(a)で示したと同様な方法によって
、結晶として容易に得ることが出来る。
プロセス(c)は化合物(V)をm−クロロ過安息香酸
と反応させて2−o−ベンゾエート(Vl)を得るもの
である。化合物(VNモルに対して、m−クロロ過安息
香酸を1モルより過剰たとえば1.1〜1.3モル程度
使用して行なう。化合物(V)を適当な溶媒に溶解させ
、水冷下から室温程度の反応温度下、同じ溶媒に溶解さ
せたm−クロロ過安息香酸溶液を少量ずつ加える。その
後20〜30°C程度で、1〜5時間程度反応させるの
が好ましい。この時用いる反応溶媒としては、クロロホ
ルム、塩化メチレン、ジクロロエタン等のハロゲン化炭
化水素系を用いるのが好ましい。
以上の様にして得られた反応生成物は、溶媒を留去した
後、得られる粗生成物を適当な溶媒から再結晶で得るこ
とが出来る。又カラムクロマトグラフィーによっても容
易に化合物(Vl)を精製単離することが出来る。
プロセス(d)は化合物(V[)を種々の求核剤と反応
させて2−置換体(■)を得るものである。
化合物(Vl)の1モルに対して、求核剤を2〜5モル
程度使用して行なう。反応は通常用いられる有機溶媒、
たとえばクロロホルム、塩化メチレン。
ジクロロエタン、アセトン、メチルエチルケトン等を用
いて行なうのが好ましいが、化合物(Vl)および求核
剤の溶解性を改善するためメタノールやエタノールを適
当量加えて混合溶媒として反応を行なう場合もある。反
応条件は用いる求核剤によって異なるが、通常脂肪族1
級アミン(メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、ブチルアミン、ベンジルアミンなど)、脂肪族2級
アミン(ジメチルアミン、ジエチルアミンなど)、脂環
式アミン(ピペリジン、モルホリン、ピペラジンなど)
芳香族アミン類(アニリン、置換アニリンなど)。
ヒドラジン類(ヒドラジン、メチルヒドラジンなど)、
 脂肪族アルコール(メタノール、エタノール)メルカ
プタン(メチルメルカプタン、フェニルメルカプタンな
ど)などの求核剤を用いる時は、反応温度10〜30°
C程度で、反応時間1〜30時間程度で行なうのが好ま
しい。また、反応を促進するために求核剤を塩として用
いて行なう場合(CH3S N aおよびPh5Naな
ど)もある。
また、反応時間、収率等を改善するため、加熱還流して
反応を行なうと、短時間で収率良く化合物く■)を得る
場合もある。
以上の様にして得られた反応生成物は、溶媒を留去した
後、得られる粗生成物を適当な溶媒から再結晶すること
により容易に得ることが出来る。
又カラムクロマトグラフィー等の分離手段を用イても容
易に化合物(■)を得ることが出来る。
また、アミン置換体等の結晶化の時、塩酸塩や蓚酸塩と
して単離することも出来る。
プロセス(e)は化合物(IV)をアルキル化剤と反応
させて、4−アルキル体(V)を得るものである。
化合物(fV)の1モルに対して、アルキル化剤を1〜
5モル程度使用して行なう。反応はアセトン。
アセトニトリル、ジメチルホルムアミド等を用いて、適
当な塩基(例、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、トリエ
チルアミンなど)の存在下行ナラのが好ましい。アルキ
ル化剤としては、ハロゲン化アルキルやハロゲン化アラ
ルキルを用い、反応条件として、室温から150°Cで
10〜40時間程度反応させるのが好ましい。
以上の様にして得られた反応生成物は、溶媒を留去した
復温られる粗生成物を適当な溶媒から再結晶することに
より、又カラムクロマトグラフィー等の分離手段によっ
ても容易に得ることが出来る。
プロセス(f)は化合物(V)を硫化剤との反応で3−
チオケトン体(■)を得るものである。
硫化剤としては三硫化リンおよびローソン試薬等を使用
することができ、化合物(V)の1モルに対して0.5
〜1.0モル程度使用して行なう。
反応溶媒として通常硫化反応に用いられる溶媒。
すなわちベンゼン、トルエン、キンレン ジオキサン、
ピリジン、ヘキサメチルホスホリックトリアミド(1−
IMPT)等を使用するのが好ましく、トルエン等の溶
媒中ローソン試薬を用いて行なうのがより好ましい。反
応条件は用いる硫化剤等によって異なるが、反応温度5
0〜150°C程度、反応時間15分〜40時間程度で
行なうのが好ましい。
反応は化合物(V)を適当な溶媒に溶解させ、硫化剤を
加えて加熱反応させた後、反応液を濃縮し得られた残さ
を通常の精製方法、溶媒抽出、再結晶、カラムクロマト
グラフィー等の方法で容易に化合物(■)を得ることが
出来る。
プロセス(g)はプロセス(f)によって得た化合物(
■a)をメチル化して化合物(IX)を得た後、化合物
(IK)を適当な反応促進剤を用いて種々の求核試薬た
とえばアミン類(アンモニア、メチルアミン。
置換されていてもよいベンジルアミン、置換されていで
もよいアニリン誘導体など)、ヒドラジン類、活性メチ
レン化合物(マロンニトリル、シアノアセトアミド、置
換されていてもよいフェニルアセトニトリルなど)と置
換反応させて化合物(X)を得るものである。
化合物(■a)のメチル化反応は適当な塩基(例、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウムなど)存在下、化合物(■a
Nモルに対して1〜5モルのよう化メチルを通常アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド、アセトン、メチルエ
チルケトン等の溶媒中、室温下5〜30時間程度反応さ
せることにより化合物(IX)を得るものである。
化合物(IX)は通常の単離精製方法、たとえば溶媒抽
出、再結晶およびカラムクロマトグラフィー等によって
容易に得ることが出来る。
化合物(IX)から化合物(X)を得る反応においては
、その時用いる求核剤により反応溶媒1反応促進剤又は
塩基1反応時間および反応温度などが異なることがある
求核剤としてアミン類およびヒドラジン類などを用いる
場合は、化合物(IX)1モルに対して求核剤2〜10
モル程度を用い、反応溶媒としてジオキサン、テトラヒ
ドロフランなどのエーテル類。
メタノール、エタノールなどのアルコール類などを用い
るのがよい。また、反応促進剤としては、それぞれの求
核剤に対応する鉱酸の塩(例、HC1塩HBr塩等)、
トリエチルアミン塩酸塩、よう素およびトリメチルシリ
ルクロリドなどを化合物(IX)1モルに対して触媒量
〜5モル程度共存させるのがよい。反応条件は化合物(
IX)、反応促進剤の組合せによりかなり異なるが、反
応温度室1晶〜100’c程度、1時間〜3日程度で行
なう。
求核剤として、活性メチレン化合物を用いる場合は化合
物(IX)1モルに対して求核剤1〜3モル程度用い、
反応溶媒としてジメチルホルムアミド。
ジメチルアセトアミドなどを用い、場合によりそれらの
溶媒とエーテル類(エチルエーテル、イソプロピルエー
テルなど)の混合溶媒で行なうのがよい。またこの時用
いる塩基としては、水素化ナトリウム、カリウムt−ブ
トキシドなどを化合物(IXHモルに対して2〜5モル
程度用いるのカヨい。反応温度は室温〜80’C程度で
、反応時間8〜24時間程時間待なうのがよい。
化合物(X)の単離精製は、反応液を濃縮乾固し残さを
水および酸と処理した後、通常の精製方法すなわち溶媒
抽出、再結晶およびカラムクロマトグラフィー等を用い
ることによって容易に化合物(X)を得ることが出来る
。又目的化合物(X)が反応液中塩として生成している
時はそのまま単離するのが好ましく、またいかなる単離
方法によっても化合物(X)をハロゲン化水素酸塩また
は蓚酸塩等の塩として得ることが出来る。
プロセス(h)はプロセス(r)によって得た化合物(
■b)をプロセス(g)と同様にメチル化して化合物(
■)とした後、塩基と処理して化合物(Xlll)とす
る。さらにプロセス(g)で述べたと同様な方法によっ
て、化合物(XI)を求核剤と反応させて目的化合物(
X l’V)を得るものである。
化合物(■b)のメチル化は、塩基(例、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなど)存在下、化合物(■b)1モル
に対して1〜5モル程度のよう化メチルをアセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミド、アセ1ヘン等の溶媒中、室
温程度で5〜30時間程度反応させることにより化合物
(■)を得るものである。
次に、ここで得られた化合物(Xl[)をエチルエーテ
ルやテトラヒドロフラン等の溶媒中、塩基(たとえば、
カリウムt−ブトキシドなと)と室温程度で、1〜3時
間程度反応させることによって、容易に化合物(XI)
が得られる。この様にして得た化合物(XI[I)の置
換反応においては、求核剤(例、アニリン銹導体、置換
ヒドラジンなど)を化合物(Xlll)]モルに対して
等1用い、反応溶媒としてジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、エタノール、メタノール、アセトニトリル等を用
い、反応温度10〜30’C程度、0.5〜24時間程
度で行なうのが好ましい。反応生成物(X IV)は通
常の単離精製方法たとえば溶媒抽出、再結晶およびカラ
ムクロマトグラフィー等によって容いに得ることが出来
る。
プロセス(1)はプロセス(d)で得られる化合物(■
a)をアシル化することによって化合物(■b)を得る
ものである。
アシル化剤(例、脂肪酸無水物、酸)\ロゲン化物など
)を化合物(■aNモルに対して1〜3モル程度用い、
ピリジンやトリエチルアミン存在下、溶媒としてはピリ
ジン、クロロホルム、塩化メチレンなどを用いて行なう
。反応条件は、室温から50°C程度で10〜30時間
程度反応させるのが好ましい。
化合物(■b)の単離精製は反応液を濃縮乾固し、残さ
を通常の精製方法すなわち溶媒抽出、再結晶およびカラ
ムクロマトグラフィー等を用いることによって容易に化
合物(■b)を得ることが出来る。
以上述べてきたプロセス(a)からプロセス(b)の中
、原料化合物(II)はV、 1. Forgo等、 
Pharm、 Acta。
11elv、、 45. 207 (1970)、 W
、D、Langley、 Org。
5ynth、、Co11.Vol、  T  、   
1 2 7  (1941)、  ^、胃、Wilds
等、 J、Am、Chem、Soc、、68. 86(
+946)等に記載の方法またはそれに準する方法すな
わちプロセス(j)で示される方法で容易に合成される
プロセス(j) (■) 1式中、XおよびYは前記と同意義。]また化合物(I
II)は11.3oko1等、  J、Am、Chem
、Soc、。
70、 35 ] 7 (194g)等に記載の方法ま
たはそれに準じて合成することができる。
作」 本発明の新規1,4−チアジン誘導体(+)およびその
塩は、酵素ホスホリパーゼA7.リポキシゲナーゼおよ
びシクロオキシゲナーゼを抑制すると共に、過酸化脂質
産生を抑制する。
ホス* IJ ハーセA、は燐脂質からアラキドン酸F
luし、そのアラキドン酸はエイフサノイドカスケード
によってプロスタグランジンおよびロイコトリエンに変
換される。すなわち、ホスホリパーゼA、、リポキシゲ
ナーゼおよびシクロオキシゲナーゼは5−HETE、L
TB、、PGE、。
TXA、等の種々の生物学的作用を有し、疾患状態にお
いて重要であるメデイエータ−を産生ずる。
これらの酵素を2つ以上阻害する本発明の化合物はこれ
らメデイエータ−が関与していると言われる疾患、たと
えば気管支喘息、アレルギー性鼻炎。
慢性関節リウマチ、通風、乾せん、薬剤アレルギしん麻
診、皮膚炎、その他種々の自己免疫疾患、成人呼吸障害
症候群、クローン病、内毒素ンヨソクおよび心筋障害に
より引き起こされた虚血などのヒトまたは他の哺乳動物
の疾患治療に適用される。また、生体にとって不可欠な
酸素から生じる活性酸素種の細胞毒や組織障害は老化、
動脈硬化、虚血性心疾患、脳血管障害、糖尿病、消化器
疾患と深くかかわり、過酸化脂質抑制作用を有する本発
明の化合物によるそれら活性酸素種の消去作用は上記疾
患の治療に適用することが出来る。
本発明の化合物は上記した酵素阻害作用および過酸化脂
質抑制作用を併有することにより、より効果的に上記疾
患に適用することが出来るものと考えられる。
また化合物([)は低毒性であり、化合物(1)をかか
る医薬として用いる場合、それ自体あるいは適宜の薬理
学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤と混合し、粉末
、顆粒1錠剤、カプセル剤、注射剤、坐剤、軟こう剤な
どの剤型で経口的または非経口的に安全に投与すること
ができる。投与量は対象疾患、症状、投与対象、投与方
決などによっても異なるが、たとえば成人の慢性関節;
ウマチや肝障害患者に対して経口投与する場合、通常薬
効成分[化合物(1)]11回とL テ0 、1 mg
/kg〜30 mg/kg体重程度、好ましくは0.5
mg/kg〜10 mg/kg体重程度を1日1回〜3
回程度投与するのが好都合である。
X穐創 以下に実施例、製剤例、実験例を挙げてさらに具体的に
説明するが本発明はこれらに限定されるものでないこと
は言うまでもない。
以下に本明細書において用いる略号を説明する。
Ac   ・アセチル Me  :メチル E【  :エチル Pr   :プロピル Bu  、ブチル Ph  :フェニル HETE :七ドロ牛シエイコサテトラエノイ・lクア
シノド LT  :ロイコトリエン PG  ニブロスタグランジン TX   :)ロンホキサン HHT  :12−ヒドロキシへブタデカトリエノイッ
クアシノド m   :多重線 q   :四重線 t   :三重線 d   :二重線 S    ニー重線 brs   :幅広−重線 NMRスペクトルはCDCQaまたはd、−DMSO中
、TMSを内部標準として用いて測定した。
またケミカルシフトはppm単位で示した。
実施例I 9、to−ジヒドロ−2H−ナフト[2,1−b][l
、4コチアジン−3(4H)−オンチオグリコール酸ア
ミド(31,0g)およびトリエチルアミン(34,3
g)をメチルエチルケトン(400−I+)に懸濁させ
、室温で撹拌しながら、2−ブロモ−1−テトラロン(
76g)のメチルエチルケトン(600−g)溶液を水
冷下撹拌しながら滴下した。滴下後、1時間加熱還流さ
せた。冷却後不溶物をtp去し+F液を濃縮乾固して得
られる残さをエチルエーテルで洗浄して白色粉末を得た
これをジメチルアセトアミド(100−c)およびトル
エン(700−a)に溶解させ、触媒■のp−トルエン
スルホン酸を加え、48時間加熱還流した。
反応液を濃縮乾固して得られた残さを酢酸エチルに溶解
させ、水洗、乾燥、濃縮して褐色粗結晶を得た。得られ
た粗結晶を酢酸エチル/エタノールより再結晶して無色
針状晶(13,7g、50%)を得た。
融点 144−145℃ 元素分析値 C,、H,、NO3としてC(%)  H
(%)   N(%) 計算値:  66.33 ;  5.10・ 6.45
実測値:  66.31 、 5.08 :  6.4
+H−N M R(d、−DMSO)δ: 2.35(
2+1. t)、 2.76(2+1. L)、 3.
35(211,s)、 7.15−7.40(411,
l11)、 10.00(+!I、 br s)実施例
1と同様にして下記の化合物を合成した。
表1 (以 下 余 白) 実施例7 6−アセチル−3−(m−クロルベンゾイルオキシ)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[3,4
−bl  [1,4]チアジン−2(IH)−オン 6−アセチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−
ピリド[3,4−bコ [1,4]チアジン−2(IH
)−オン(5,0g)のジメチルホルムアミド懸濁液(
50−a)にm−クロル過安息香酸(4,8g)のクロ
ロホルム溶[(50−)を室温上滴下した。滴下後さら
に3時間室温にて撹拌した。反応液を減圧乾固して得ら
れた残さを塩化メチレン(200−11)で抽出し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗い、乾燥、a縮して赤
色不定形品(5,4g)を得た。シリカゲルカラムクロ
マトで精製し、無色不定形品(2,4g、28%〉を得
た。
’ H−N M R(CDCI2a)δ: 2.11.
2.16(3H,s)、 2.402、60(2H,m
)、 3.50−4.45(4H,耐、 6.44(I
H,s)、 7.357、65(211,m)、 7.
85J、 1G(2H,I)、 9.35.9.62(
11゜br s) 実施例8 2−(m−クロロベンゾイルオキシ)−28,9H−イ
ンデノ [2,1−bl  [1,4] チアジン−3
(4H)−オン 実施例7と同様にして、2−O−ベンゾエートを粉末と
して得た。
実施例9 2−メチルアミノ−9,10−ジヒドロ−2H−ナフト
[2,1−bl  [1,4]、チアジン−3(4H)
−オン 2−(p−クロロベンゾイルオキシ)−9,10−ジヒ
ドロ−2H−ナフト [2,1−bl  [1,4]−
チアジン−3(4H)−オン(2,5g)を塩化メチレ
ン(50d)に溶解させ、メチルアミンのメタノール溶
液(5d)を加えて1時間室温下撹拌放置した。反応液
を飽和炭酸水素ナトリウム水(100−)で洗浄、乾燥
後濃縮乾固して得られる残さを酢酸エチルで再結晶する
と淡掲色板状品(0゜75g、  45%)が得られた
融点 190−192℃ 元素分析値 C、、H、、N 、OSとしてC(%) 
  H(%)   N(%)計算値:  63.39 
;  5.73 ;  11.37実測値:  63,
58 ;  5.76 ;  11.10HN M R
(ds−DMSO)δ: 2.4g(31,s)、 2
.30−2.50(211,m)、 2.70−2.9
5(2H,m)、 4.17(III、 s)、 7.
10−7.40(4It、 m)、 9.28(III
、 br s)実施例9と同様にして、以下の化合物を
合成した。
表2 実施例14 4−メチル−9,10−ジヒドロ−2H−ナフト[2,
1−bl  [1,4]チアジン−3(4H)−オン 9.10−ジヒドロ−2H−ナフト[2,1−bl[1
,4]チアジン−3−オン(2,0g)をアセトニトリ
ル(100−11)に溶解させ、炭酸カリ< 1 、9
rg)およびよう化メチル(5,25g)を加え、40
時間加熱還流した。冷却後不溶物を除き、反応液を減圧
濃縮して得られる残さを塩化メチレンに溶解し、水洗、
乾燥、濃縮し褐色シラツブを得た。
含水エタノールから結晶化して淡褐色プリズム品(0,
8g、38%)を得た。
融点 118−119℃ 元素分析値 C,3H、、N OSとしてC(%)  
H(%) N(%) 計算値+  67.50 ;  5.66 ;  6.
06実測値:  67.62 、 5.67 、 5.
90+1イーN M R(CDC123) δ :  
2.4G(28,t)、2.77(20,t)。
3、19(311,s)、 3.32(211,s)、
 6.90−7.40(4H,m)実施例15 4−(p−フルオロベンジル)−9,10−ジヒドロ−
2H−ナツト[2,1−bコ [1,4コチアジン−3
(41−1)−オン 実施例14と同様に合成した。
融点 125−126°C 元素分析値 C、、H、。FNO3としてC(%)  
 H(%’I  N(%)計算値:  70.13 :
  4.96 ;  4.3Q実測値:  7G、33
 :  5.06 :  4.14’ H−N M R
(CDCI23)δ: 2.35(21+、 t)、 
2.53(2■、t)。
3、38(2H,s)、 5.1(2H,br s)、
 6.80−7.35(811,m)実施例16 3.5,7.8−テトラヒドロチオピラ/ [3,4−
bl  [1,4]チアジン−2(I H)−チオン3
.5,7.8−テトラヒドロチオピラノ[3,4−bl
  [1,4]チアジン−2(IH)−オン(5,0g
)をトルエン(70−e)に懸濁させ、ローソン試薬(
5,4g)を加えて15分間加熱還流させた。
冷却後、不溶物を除き+F液を減圧濃縮して得られる残
さをイソプロピルエーテル/酢酸エチルエステルから結
晶化してプリズム晶(4,17g、77%)を得た。
融点 166−168℃ 元素分析値 C(%)  H(%)   N(%) 計算値:  41.35 ;  4.46 ;  6.
89実測値+  41.22 ;  4.43 ;  
6.84’ H−N M R(CDC(13)δ: 2
.54(2+1. t)、 2.87(2+1. t)
3、25(211,s)、 3.76(211,s)、
 8.90(LH,br s)実施例17 9.10−ジヒドロ−2H−ナフト[2,1−bl[1
,4]チアジン−3(4H)−チオン実施例16と同様
にして合成した。
融点 150−15ピC 実施例18 9.10−ジヒドロ−3−メチルチオ−2Hナフト[2
,1−bl  [1,4]チアジン9.10−ジヒドロ
−2H−ナツト[2,1−bl[1,4]チアジン−3
(4H)−チオン(6,0g)をアセトニトリル(20
0−I+)に溶解させ、よう化メチル(l 1.3g)
および炭酸カリウム(5,3g)を加えて室温下14時
間撹拌放置した。不溶物を消去し、1戸液を濃縮して得
られる残さを塩化メチレンに溶解し、水洗、乾燥後濃縮
すると淡褐色シラツブ(6,3g、99%)が得られた
’ HN M R(CDCQs>δ: 2.58(31
1,s)、 2.43(2+1. t)。
2、87(211,t)、 3.22(2H,s)、 
7.0−7.8(4)1. m)実施例19 7.8−ジヒドロ−2−メチルチオ−3H−ビラ/ [
3,4−bコ [l、4コチアジン7.8−ジヒドロ−
3H−チオピラノ [3,4−bl  [1,4]チア
ジン−2(IH)−チオン(4゜1g)をアセトニトリ
ル(80ML)に溶解させ、よう化メチル(8,6g)
および炭酸カリウム(42g)を加えて室温下24時間
撹拌放置した。不溶物を消去し、rp液を減圧濃縮して
得られる残さを塩化メチレンに溶解し、水洗、乾燥後濃
縮すると淡褐色シラツブ(1,4g、32%)が得られ
た。
実施例20 9.10−ジヒドロ−3−(p−トルイジノ)−21]
−ナツト[2,1−bl  [1,4]チアジン・l(
I塩 9.10−ジヒドロ−3−メチルチオ−28−ナフト[
2,1−bl  [1,4]チアジン(2,1g)およ
びp−トルイジン(1,4g)をジオキサン(30−)
中、室温で撹拌しながらよう素(2,2g)を少量ずつ
加えた。室温で24時間撹拌放置し、析出した沈澱をI
F取した。得られた結晶を酢酸エチル/エタ/−ルから
再結晶してプリズム品(1,9g、52%)を得た。
融点 205−208°C 元素分析値 C、、H、、N 、S −HIとしてC(
%)   H(%)  N(%) 計算値:  52.54 ;  4.41 ;  6.
45実測値:  52.7Q 、  4.41 ;  
6.56’ H−N M R(da−DMSO)δ: 
2.37(311,s)、 2.50(211,t)、
 2.78(211,t)、 4.00(2H,s)、
 7.27(411,d)、 7.43(4B。
S) 実施例21 9.10−ジヒドロ−3−(3,4−メチレンジオキシ
アニリノ)−21−1−ナフト[2,1−bl  [1
,4コチアジン・H1塩 実施例20と同様にして合成した。
融点 135−137°C 元素分析値 C、、tH、、N 、O、S −HIとし
てC(%)   H(%)  N(%) 計算値+  50.58 ;  4.44 ;  5.
36実測値:  50J5 ;  4.42 ;  5
.33H−N M R(CDCI2s)δ: 2.50
(2H,L)、 2.79(28,t)。
3、92(211,s)、 6.13(2L s)、 
7.05(211,s)、 7.22(511,s)製
剤例 本発明の化合物を慢性関節リウマチ、気管支喘息、アレ
ルギー疾患、動脈硬化および虚部性心疾患などの治療薬
として使用する場合、たとえば次の様な処方によって用
いることができる。
1、錠剤 (1)9.10−ジヒドロ−3−(p−トルイジノ)2
H−ナフト[2,1−bl  [1,4]チアジン  
           10mg(2)ラクトース  
          35mg(3)コーンスターチ 
        150mg(4)微結晶セルロース 
       3Qn+g(5)ステアリン酸マグネシ
ウム     5mg30mg (1)、 (2)、 (3)と(4)の2/3および(
5)の1/2を混和後、顆粒化する。残りの(4)およ
び(5)をこの顆粒に加えて錠剤に加圧成型する。
2、カプセル (1)9.to−ジヒドロ−3−(3,4−メチレンジ
オキシアニリノ)−28−ナフト[2゜1−bコ [l
、4コチアジン   LOmg(2)ラクトース   
        100mg(3)微結晶セルロース 
       70mg(4)ステアリン酸マグネシウ
ム    10mg90mg (1)、 (2)、 (3)および(4)の1/2を混
和した後、顆粒化する。この顆粒に残りの(4)を加え
て、全体をゼラチンカプセルに封入する。
3、軟膏(a) 0)9.10−ジヒドロ−3−(p−)ルイジノ)2H
−ナフト[2,1−bl  [1,4]チアジン   
         1.25g(2)白色ワセリン  
       9g、 75100゜00g (2)を加温し、これに(1)を加えて溶解する。撹拌
しながら徐々に冷却し軟膏とする。
実験例1 5− HE T EおよびLTB、の生成抑
制作用 調整した被検液(最終濃度が10gM、1μM。
0.1HMからなる)にRBL−1細胞(ratbas
ophilic leukemia cells) l
 Q ?個を含むMCM(fflast cell l
1ediu+++、0.9−)に懸濁し、37℃で5分
間放置した。次にアラキドン酸(50gg)とA−23
187(カルシウムイオノホア)(lμg)を含むMC
M(0,1−a)を加え、さらに37°Cで5分間反応
させた。反応後、エタノール(4−)を加えてよく振り
まぜた後、室温で10分間2000 rpmで遠心分離
し、上澄液を減圧濃縮した。
残留物を60%メタノール(0,5−11)に溶解し、
この溶液(100μQ)をとり、高速液体クロマトグラ
フィーに付し、5− HE T E (5−hydro
xy−eicosa−tetraenoic acid
)およびLTB、を定■した。5−HETEは237 
nmおよびLTB、は270 nmの吸収を紫外線吸収
モニターで測定した。。
実験結果は表−3に示すとおりである。
実験例212−HETEおよびHHTの生成抑制作用 3.2%クエン酸ナトリウム(全血9容に対し、クエン
酸ナトリウム溶液l容)を用いて、ラット(Jcl:W
ister、雄性、12〜15週令)を退会下に開腹し
、腹部大動脈より8−の血液を採取した。血液を室温に
て800 rp+s、  l 0分間遠心分離し、多血
小板血漿(P RP : platelet rich
 plasma)を採取し、残りの血液をさらに300
0 rpm、 10分間遠心分離し、乏血小板血漿(P
 P P : plateletpoor plasm
a)を得る。PRP中の血小板数を計測し、PPPでP
RPを希釈して血小板濃度が約100万/μeになるよ
うに調整した。このPRP(0,25−1)にアラキド
ン酸(125μg)および被験化合物(最終濃度が10
0μM、10μM。
1MM、0.1μMからなる)を加え、37℃で15分
間反応を行った。反応後エタノール(1,1−)を加え
よく振盪した後、200 Orpm、 10分間遠心分
離し上澄液を分離した。この上澄液(1−)に水(1−
)を加えて高速液体クロマトグラフィーに付し、HHT
および12−HETEを定量した。12−HETE、H
HTは240nsの吸収を紫外線吸収モニターで測定し
、IC,。を算出した。
実験結果は表−3に示すとおりである。
実験例3 ホスホリパーゼA、阻害作用1M−グリシン
ナトリウム緩衝液(pH8,4゜50μg)に20mM
塩化カルシウム水溶液(0゜1−)、被検液(最終濃度
がlOOμM、10μM。
lμM、0.1MMからなる。lOμff>、ホスホリ
パーゼA t(porcine pancrease、
 0 、63μg蛋白量、0.25−a)を加丸、37
°Cで10分間振盪した。シミリスチル し−α−リン
酸コリン(0,11IIg)を含む0.1M−グリシン
ナトリウム緩衝液(pH8,4,0,2,1+)を加え
、37°CでIO分間IH盪した。i−プロパノ−ルー
へブタン−IN硫酸(40:20: l、2.a)を加
えた後、パルミチン酸(0,1g)を含むメタノール(
0,2−11)溶液を、次にヘプタン(2−)およびH
,O(1,a)を加え、15分間振盪した。200 O
rpmで5分間遠心分離したのち、上澄液を分離し、ケ
イ酸(150mg)を加え1分間振盪した。5分間20
00rpImで遠心分離した後、上澄液(0,5−11
)を取り、濃縮乾固し、0.05%9−アントラニルジ
アゾメタンのメタノール溶液(0,2−1)を加えて、
40℃で300分間反応せた。メタノール(0,8−)
を加え、高速液体クロマトグラフィーに付し、ミリスチ
ン酸メチルエステルおよびパルミチン酸メチルエステル
を定量した。それぞれのメチルエステルは254 nm
の吸収を紫外線吸収モニターで測定した。実験結果は表
−3に示すとおりである。
実験例4 過酸化脂質生成抑制作用 脳ホモジネートを用いる過酸化脂質の生成は5tock
s等の方法[J、5tocks et al、、Cl1
n、Sci、Mol。
Med、 、 47.215−222(1974)]に
準拠して行なった。
即ち、ウィスター系ラット(雄性、10週退会を所領し
ζ脳組織を取り出し、4倍量のリン酸緩衝生理食塩水(
pH7,5,l OOsM)を加えホモジナイズした。
得られたホモジネートを遠心分離(2、70Orpm、
 10分)し、その上清を同緩衝液で3倍に希釈した(
蛋白質濃度、約50 mg/wa )。そのl−をlO
−の試験管に移し、種々の濃度の被検定化合物のエタノ
ール溶液(10μ12)を添加し、混和後、37℃で1
時間インキュベートした。反応を35%過塩素酸(20
0μQ)を加えることによって止め、遠心分離後(3,
OOOrpm、 I 0分)上清の過酸化脂質をOhk
awa等の方法[H,Ohkawa et al、。
Anal、 Biochem、 95.351−358
(1979)]によって定量した。即ち、上清0.5−
に、50%酢酸に溶解したチオバルビッール酸(0,6
7%、  0.5−11)を加え、95°Cで60分間
加熱した。氷水中で冷却後、532μmにおける吸光度
を分光光度計により測定した。被検物質の各濃度におけ
る吸光度から、IC,、を算出した。結果は表−3に示
すとおりである。
表−31,4−チアジン誘導体のシクロオキシゲナーゼ
、リポキシゲナーゼ、ホスホリパーゼA。
実験例5 抗ヒボキシア作用 flypobaric hypoxia法によって行な
った[1!。
Yasuda et al、+^rch、int、Ph
armacodyn、  233,136−144(1
97g)] 、実験装置は、真空ポンプで35mm11
gに減圧したデシケータ(A室、内容積;40.2リツ
トル)とこれにストップコックを介して接続した内容積
12.6リツトルのデシケータ(B室)から成る。B室
はA室との間のコックを開放することによって、20秒
以内に208 ssHgのヒポキシアが得られる。1回
の実験にはマウス(ICR/Jcl。
5−6週令)8匹を用い、4匹を対照群、残りの4匹を
被検物質投与群とした。被検物質は5%アラビアゴムに
懸濁し腹腔内投与30分後に動物をB室に入れ、コック
を開放してから、動物の呼吸が停止するまでの時間(生
存時間)を測定した。対照群には5%アラビアゴムを腹
腔内投与した。
15分を経過しても死亡しない動物は生存時間を15分
として計算した。被検物質の評価は対照群の動物の生存
時間を100とした時の相対値で表現した。同じ実験を
2回繰り返し、対照群8、被検物質投与群8の平均値±
SEMを算出した。実験の結果、実施例21の化合物の
最小有効量は10 、0 mg/kgであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aが−N=を示すときBは置換されていてもよ
    いピロリル基、置換されていてもよいアミノ基またはア
    ルキルチオ基を示し、Aが▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(式中、R^2は水素または置換されていてもよ
    い脂肪族炭化水素基を示す)を示すときBはオキソ、チ
    オキソ、置換されていてもよいヒドラゾノ基、置換され
    ていてもよいイミノ基またはアルキリデン基を示し、R
    ^1は水素、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルキル
    チオ基、置換されていてもよいアミノ基、置換されてい
    てもよい芳香族炭化水素基または置換されていてもよい
    芳香族異項環基を示し、Yは置換されていてもよくまた
    ヘテロ原子を有していてもよい二価の炭化水素鎖を示し
    、破線はいずれか一方の結合が二重結合であることを示
    す]で表わされる化合物またはその塩。
JP2020844A 1989-01-30 1990-01-30 1,4―チアジン誘導体 Pending JPH02275870A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6004954A (en) * 1996-03-13 1999-12-21 Takeda Chemical Industries, Ltd. Condensed thiazine derivatives, their production and use thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6004954A (en) * 1996-03-13 1999-12-21 Takeda Chemical Industries, Ltd. Condensed thiazine derivatives, their production and use thereof

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