JPH02275763A - 窒化珪素基焼結体 - Google Patents

窒化珪素基焼結体

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JPH02275763A
JPH02275763A JP2003641A JP364190A JPH02275763A JP H02275763 A JPH02275763 A JP H02275763A JP 2003641 A JP2003641 A JP 2003641A JP 364190 A JP364190 A JP 364190A JP H02275763 A JPH02275763 A JP H02275763A
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Junichiro Suzuki
淳一郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業一にの利用分野〕 本発明は、窒化珪素基焼結体に関し、更に詳しくいえば
靭性等の本質的特性を低下させることなく耐摩耗性を向
上させた窒化珪素基焼結体に関する。本発明は、切削工
具、耐摩耗部品及び摺動部品等に利用される。
〔従来の技術〕
従来の窒化珪素焼結体としては、耐摩耗性を向上させる
ために1表面に高硬度又は耐摩耗性に優れるセラミック
材料を被覆したものが知られている(特公昭63−12
78号公報)。
また、他の窒化珪素焼結体において、母材の改良として
高硬度のα−窒化珪素粒を強・靭性のβ−窒化珪素粒中
に分散させたものも知られている(特開昭51!−18
5484号公報)。
[発明が解決しようとする課題] 上記前者の焼結体においては、被覆セラミック材と窒化
珪素母材との熱膨張又は化学的親和性の相違という問題
により、十分な接着強度が得られに<<、更に費用もか
かり経済性にも聞届があり、はとんど実用化されていな
い。
上記後者の焼結体は1両相を全体に均一に含むので、そ
の割合により性能が変化するものであり、その各性能を
十分に発揮できない。即ち一方の性能を十分に高めよう
とすると、他方の性能を犠牲にせざるをえず、高々その
中間性能を示すに過ぎない。
本発明は、上記観点に鑑みてなされたものであり1表面
を改質して耐摩耗性に優れた表面部を形成させて表面部
及び内部の材質特性を十分に発揮させた従来になく優れ
た窒化珪素基焼結体を提供することを目的としている。
本発明者は、焼結体の耐摩耗性を改善する手段として9
表面の改質を種々検討した結果、以下の知見を見出して
本発明を完成したものである。
本発明の第1の視点によれば、一体に形成された表面部
と内部とから成り、内部は窒化珪素、サイアロンの一種
以上を主体とし2表面部は内部に比べ窒化珪素及びサイ
アロン結晶粒子が30vol%以上少ないことを特徴と
する窒化珪素基焼結体により、」−2課題は解決される
本発明の第2の視点によれば、一体に形成された表面部
と内部とから成る窒化珪素基焼結体において1粒界相の
一部又は全てを形成する結晶質化合物の1表面部に対す
る内部の含有量比が、X線ピーク強度比法にて0.5未
満であることにより。
上記課題は解決される。
本発明の第3の視点によれば2粒界相の一部又はすべて
を形成する結晶質化合物は2表面部において、Si3N
4及びサイアロン粒子の含存二に対し最高X線強度比法
にて0.3以上含有されていることにより、第1及び第
2の視点に対し、さらに改良される。
本発明の第4の視点によれば、上記第2の視点において
1表面部の前記「粒界相を形成する結晶質化合物」はメ
リライトである。
本発明の第5の視点によれば、第3の視点において9表
面部の前記「粒界相を形成する結晶質化合物」はメリラ
イトである。
以下の好適な態様において9本発明の効果が良く発揮さ
れる。第1の視点において1粒界相はガラス相の場合、
又は粒界相の一部又は全てが結晶化される場合、がある
。Y2O3を含まない(或いは少い)場合1表面部の粒
界相は、第3相を除きガラス相が主となる。結晶化の処
理を施さない場合も1表面部の粒界相にはガラス相が残
る。この粒界相に含まれる結晶相S i3 N4−Y2
03基の化合物(S i3 N4−nY203−mX)
は、メリライト相(rM相Jとも略称する)。
J相、に相、■相、A相又はこれらの混合相である。こ
れらの相は次の通りのものを言う。
M相(mcllllfte ) S i 3 Y203
N4(S i3 N4  Y203) J相(vohlerlte ) S i 2 Y407
 N2(S i2 N20−2Y203 ) K相(vollastonite) S i YO2N
(S i3 N4−2Y203−8 i02 )H相(
apatite ) S i7 Y、、) ON4(S
 i3 N4−5Y203−4S i02 )A柑(=
 )Si3Y1゜A12ON4(S i3 N4  5
Y20s −Aj!z Os )要約すると次式で表わ
される。
S t3 N4−nY203−mX (n−1〜5゜X
=S i 02 、A、、e203 、m−0〜4)即
ち、被削材又は相手材のほとんどは鉄系の合金が多く、
これに対して窒化珪素の主構成元素であるSiは化学的
親和性が高いために、耐摩耗性が劣ることを見出した。
ここで、窒化珪素の焼結は、従来より窒化珪素の分解揮
発を防ぐ工夫がなされていた。本発明は、逆にこの分解
揮発を利用し2表面部の窒化珪素成分のSt含有量の内
部に対する減少率を所定値以上とした窒化珪素基焼結体
が、靭性等を低下させることなく耐摩耗性を向上させる
という知見を得たことから出発する。
本発明の第1視点の窒化珪素基焼結体は、上記のように
2表面部と内部ではそれを構成するSt含有量が異なり
、対応して表面部における粒界相の比率が増大している
ことを特徴とする。ここで、このSt減少率は、下記の
式により算出される: St減少率−[(内部St含有量(重量)表面部Si含
有量(重量))l 内部SL含有量(重量)]X100 第1視点の窒化珪素基焼結体は、その表面部のSi3N
4及びサイアロン粒子減少率が内部と比べて30vol
%以上であり、その内部はSi3N4の気化がなくその
ままであるので2表面部の耐摩耗性に優れるという性質
と内部の高靭性等という本質的特性が十分に発揮される
。即ち2本焼結体では、従来のように両性質の中間的特
性を示すものではない。従って2本焼結体では、その表
面改質により、内部の本質的特性を低下させることなく
耐摩耗性を向上させることができる。
また1表面部と内部は一体のため1両者間の接合強度が
高< !lJ離することもな・い。
このSi3N4及びサイアロン粒子減少率を30vol
%以上とするのは、 30VO1%未満ではその効果が
十分でなく、それ以上の場合は靭性等に優れるという内
部の特性を低下させることなく耐摩耗性を向」二させる
ことができるからである。尚、この減少率は50vol
%以上が好ましい。この場合は耐摩耗性が一層向上する
からである。また2表面部のSi3N4及びサイアロン
粒子がほとんどなくなってもよく、この場合は耐摩耗性
がより一層向」ニするが1面粗度が低下するので、脆い
化合物が生成しない範囲にするのが好ましい。
本窒化珪素基焼結体は通常、窒化珪素を主体とするもの
であるが、これに限らずサイアロンであってもよい。こ
の窒化珪素又はサイアロンとしても、α−1β型を問わ
ず2g的、用途により選択され、更にそれらの混合であ
ってもよい。窒化珪素等以外の成分としては1粒界相構
成成分又は粒界相以外の第3成分とすることができる。
粒界相構成成分は、ガラス相のみであってもよいし。
ガラス相以外に種々の結晶相を含んでもよう。
第3成分としては1例えば耐摩耗性、靭性向上に有効な
成分とすることができる。このものとしては2例えば9
周期律表第1Va、Va、VIa族遷移金属の炭化物、
窒化物及び酸化物、並びにこれら2種以上の固溶体のう
ちの1種若しくは2種以上等を用いることができる。こ
れらの第3成分は粒状でもよいし針状(例えばウィスカ
ー)又は繊維状であってもよい。−船釣に粒状分散粒子
は硬度の向上に、あるいは粒成長抑制効果からくる靭性
の向上に効果がある。又針状あるいは繊維状分散成分は
靭性向上に著しい効果がある。尚、この第3成分化合物
は、焼結体の靭性を低下させないために、30重量%以
下が好ましい。
内部とは1表面部を除いた部分であり1本窒化珪素基焼
結体の主要部となり1本焼結体の本質的特性を示す部分
である。この内部は、Si3N4が分解揮発除去(以下
、気化という)されないので、上記窒化珪素等及び粒界
相構成成分更には上記第3成分がそのままで構成される
表面部は、Si3N4が気化されてSt含有量が減少し
た分、Si3N4.サイアロン以外の成分が残存し、そ
の成分の相対的含有率が向上した部分である。表面部の
厚さは、目的、用途及び製造方法等により異なるが1通
常、数μl〜0.1mm程度であるが、場合により約1
 mmにも達する。尚。
本焼結体においては2表面部と内部の境界において上記
組成比が急に変わらない場合即ち連続的に変わる場合も
含まれ、このように少なくとも所定の組成比をもつ表面
部と所定の組成比もつ内部とをもつものであればよい。
本焼結体は表面のSi3N4分を気化させた焼肌にて通
常使用されるので、気化に伴う面粗度の悪化には注意を
する必要がある。従って、この面粗度は12.5S (
J I S  B  0ffal)以下にするのが好ま
しい。特に2面粗度を重視する用途の場合は1粒界相形
成底分が残留し表面を覆うのが好ましい。
本発明の諸税点に共通して1次の事が成立つ。
即ち、(1)表面部において、内部よりも粒界相が実質
的に多いこと、及び(2)(粒界相がガラス相である場
合を除き)表面部において内部よりも粒界相の結晶化度
が高いこと、この両者の相乗効果により、耐摩耗性が極
めて向上する。第1〜3の視点に規定される特徴により
、耐摩耗性向上に有効な範囲が決められる。
粒界相が結晶質を含む場合2表面粒界相をなす結晶質化
合物のうちメリライトが好ましい。即ち1表面部の粒界
相を5L3N4 ・Y2O3正方品化合物(以下、メリ
ライトという)を主として結晶化させかつ内部と比べて
多く含有させると耐摩耗性が極めて向上することを見出
した。
更に、被削材又は相手材のほとんどは鉄系の合金が多く
、これに対して窒化珪素の主構成元素であるStは化学
的親和性が高いために、耐摩耗性が劣り、そのためSi
3N4に比べてStが少ない分だけその反応が少なくな
り、耐化学的安定性が向」ニし、ひいては耐摩耗性が向
上することを見出した。ただし、上記メリライト等の粒
界相精品質S i3 N4−Y203基化合物が内部に
も多く品出すると、室aにおける靭性が低下してしまう
ので、粒界相結晶質は表面部に多く内部に少なく存在さ
せることが重要である。
以上の観点より1本発明はなされたものであり、第1の
観点において、Si3N4及びサイアロン結晶粒子が1
表面部において内部よりも30vol%以上少ないとす
るが、この差が30vol%未満では、十分な表面改質
効果(耐摩耗性増大)が生じない。
第2の視点において1粒界相結晶質化合物が表面部にお
いて、その内部に対する含有量比がX線ピーク強度比法
にて、0.5以上になると、十分な表面改質効果が顕わ
れない。
第3の視点において1粒界相結晶質化合物が。
表面部において、Si3N4及びサイアロン結晶粒子の
含有量に比し、最高X線強度比法にて0.3以上あると
、第2の視点において、耐摩耗性改善のため一層好まし
い。
基体となる焼結体は2通常、一般的な常圧焼結法により
製造されるが、ガス圧焼結法又は熱間静水圧焼結法<H
IP法)により製造することもできる。焼結雰囲気は、
基本的には窒素を含をした雰囲気で行うことが必要で1
表面部のSi3N4及び/又はサイアロン結晶粒子の減
少の仕方の一例として圧力は窒化珪素が適当量気化する
条件であればよく、減圧から数千気圧まで変化させるこ
とができる。焼結温度は、a常、 1550〜1800
℃の範囲を用い、好ましくは1600〜1750℃であ
る。
本焼結体の製造方法は8例えば1次の如くして行うこと
ができる。
まず、窒化珪素粉末、所定の焼結助剤等を所定組成に配
合し、混合、粉砕する。焼結助剤としては、窒化珪素の
常圧焼結(ガス圧焼結、HIP焼結も含む)用の助剤で
あればよく、好ましくはSi元素を含まないものがよい
。このものとして1例えばA f 203 + Y 2
03 * A I N +MgO若しくはCab、又は
Y2O3等の希土類酸化物等がある。この素地は、必要
形状に加圧成形され焼結される。この焼結時において2
表面のSi3N4を気化させる方法としては2例えば。
窒素分圧、Si分圧を下げたり、還元雰囲気を用いたり
することができる。
典型的には、出発原料粉末素地は次の如く調整される。
S i 3 N4 50〜95vt%、好ましくはeo
〜90vt%より好ましくは64〜86wt% 焼結助剤95〜30νt%、好ましくは7〜20νt%
より好ましくは10〜20シt96 第3成分”  3owt%以下、好ましくは25vt%
以下本焼結助剤: /j!20+、Aj!N、Y2O3
,MgO,CaO,Aj!ON、YN。
希土類酸化物 輯周期律表IV a(T1.Zr、lIf’)、 V 
a(V、Nb、Ta)及びVla(Cr、No、W)族
の化合物(酸化物、 炭化物、 窒化物等)、その針状
(ウィスカ)又は繊維状結晶を含む。
出発原料粉末素地(混合物)は、平均粒径5μm以下が
好ましく、より好ましくは2μm以下である。
製造工程は2次のように要約される。
(a)出発原料粉末素地を所定組成とする。混合(通例
同時粉砕を行う)を含む。
(b)所定形状に成形する。
(C)成形体を、焼結体表面でSi減少が生ずるよう、
窒化珪素が表面で気化される条件下にて所定の温度で焼
結する。
焼結は、成形体を焼結するに十分な時間(好ましくは0
.5〜5 hr、より好ましくは1〜3h「)行う。所
望焼結条件は、特別な雰囲気により、所定の減圧窒素及
び/又はSi分圧、或いは(特に。
これらの減圧分圧に加えて)CO2及び/又はCO含有
雰囲気等により、達成される。−船釣に、焼結条件は1
組成及び焼結温度に応じて可変である。即ち、焼結雰囲
気は、所定温度に対応して所定組成について適当である
と考えられるN2及び/又はSi分圧よりも僅か低い分
圧で。
設定される(例えば、第5図を参照して)。このように
して、Si及びNの適当量が表面部のSi3N4から、
粗面を形成しない範囲内にて。
分解気化される。
かく得られる焼結体の表面部は、主として焼結助剤及び
/又はその反応生成物(化合物)であって、Si及び/
又はNを固溶体として含むものから成る(或いはさらに
第3成分を含む)。Si及びNの気化により1表面部に
は残る粒界相及び第3成分の比率が、内部に比べて高く
なり、密度及び硬度に変化を生ずる(硬度は増大)。窒
化珪素及び/又はサイアロンの表面部内における量は、
 30VOI%以上内部よりも少い(最大100vol
%少い)。
第4の視点において1表面部と内部ではそれを構成する
メリライトの含’[L比(X線ピーク強度比)が異なる
ことを特徴とする。この[内部/裏面部]比を0.5未
満とするのは、0.5以上ではその効果が十分でなく、
それ未満では靭性等に優れるという内部の特性を低下さ
せることな(耐摩耗性を向上させることができるからで
ある。
更に、第5の視点にて1表面部における。窒化珪素及び
サイアロン含有量に対するメリライト含有量の最窩X線
強度比は0.3以上である。この場合、メリライトの含
有量の増大を確保できかつSi含a量を減少させること
ができるので、耐摩耗性改善を確実に確保でき、更にそ
れを一層向上させることができるからである。
本窒化珪素基焼結体は通常、窒化珪素を主体とするもの
であるが1本発明においてメリライト等の粒界相結晶質
化合物を内部よりも表面部により多く含有させるという
表面改質のためには、既述の通り、これに限らずサイア
ロン又は両者の混合であってもよい。この窒化珪素又は
サイアロンとしても、α−9β型を問わず、目的、用途
により選択され、更にそれらの混合であってもよい。
本発明において1粒界相に結晶質化合物を含む場合、Y
2O,の組成成分量(配合量)は1通常1〜20重量%
であり、好ましくは1〜15重量%。
より好ましくは1〜10重量%である。これは。
メリライト等の粒界相結晶質化合物の構成元素であるr
YJを供給するにはY2O3が最も好ましく、これには
1重ご%以−Lが必要であり、又2多くなると粒界相の
増加に伴う高温特性の低下が起こるためである。尚、「
Y」は、酸化物以外の窒化物、珪化物等の細化合物にて
添加してもよい。
このときの添加量はY2O3に換算した量が適用される
また、Y2O3と同時にAj!z o3.AINを配合
することもでき、これらはメリライト等のSi3N4 
 ・Y2O3基化合物の結晶化に重要な役割をもつ。A
j!zoaは1〜10重量%、AINは1〜10重ff
i 96添加することが好ましい。この場合、AINは
Aj?20sより多めに添加すれば、より好ましい結果
が得られる。尚、その他。
通常のSi3N4の常圧焼結用助剤1例えば。
〜1gO,5i02.ZrO2及び希土類酸化物等のう
ち少なくとも1種を用いることもできる。
窒化珪素の一部を1例えば耐摩耗性、耐欠損性改連に育
効な成分(第3成分)で置換してもよい。このものとし
ては1例えば1周期律表第1Va。
Va、VIa族遷移金属の炭化物1窒化物及び酸化物、
並びにこれら2種以上の固溶体のうちの1種若しくは2
種以上等を用いることができる。尚この置換化合物は、
焼結体の靭性等を低下させないために、全体の30i1
fff1%以下が好ましい。
内部とは1表面部を除いた部分であり2本窒化珪素基焼
結体の主要部となり1本焼結体の本質的特性を示す部分
である。
第2の視点においての表面部は、メリライト等のS 1
3N4−Y203基化合物の相対的なq率が向上した部
分である。表面部の厚さは、目的2用途及び製造方法等
により異なるが2通常、数μm〜0.1關から1本以下
程度である。Si3N。
Y2O3基結晶質化合物が多量に表面部に晶出し表面全
体を覆う場合1表面を覆っている層はSi3N4及び/
又はサイアロン粒子をほとんど含まない状態(但し第3
成分−分散相は含む)であり、 100vol%減状態
となり、この(LOOvol%減状態の)厚さは焼結体
全体の強度低下を防止するために、5μm以下が好まし
い。尚1本焼結体においては2表面部と内部の境界にお
いて上記組成比が急に変わらない場合即ち連続的に変わ
る場合も含まれ、このように少なくとも所定の組成比を
もつ表面部と所定の組成比をもつ内部とをもつものであ
ればよい。
本焼結体の第4の視点の製造方法は、既述の通りである
。なお7表面部における窒化珪素の適当】の気化条件下
で焼結することが好ましいが、必ずしもそれに限定され
ない。
この焼成雰囲気は、基本的に窒素含有雰囲気下で行われ
、この圧力は通常の焼成に用いられる窒素分圧(減圧か
ら数千気圧)が用いられる。
この焼結時において、上記本発明の表面を形成させるに
は、粒界相をメリライト等の5i3N4−Y2O,基化
合物として結晶化させることが好ましい。そのためには
、焼結時に1400〜1700℃。
好ましくは1500〜lB50℃で一定時間保持する。
又は冷却速度を遅くする等が行われる。更に、この所定
温度保持は、−度通常焼成(第1の視点参照)をした後
に上記温度に再加熱してもよいし。
焼結工程と連続的に行ってもよい。この結晶時には1表
面のみならず内部の粒界相にもメリライト等のS i3
 N4−Y203基化合物が晶出するので、過度の熱処
理には注意が必要である。内部より表面部のメリライト
の晶出を多くする方法としては、焼成時の雰囲気制御即
ち窒素分圧、酸素分圧の制御を行ったり1表面より晶出
しやすい組成原料で覆ったりする方法を用いることがで
きる。
なお2表面部におけるM、J、に、H,A相の晶出の状
況は、Y2O3成分の量と焼結時間の調節によって基本
的に影響をうける。
本発明の場合1表面部において成分の気化により複雑な
組成の変動が生じ、雰囲気の変化によっても、或いは冷
却過程における成分偏析によっても、生成結晶相は影響
を受ける。しかし1局部的には、S i02−S i3
 N4−Y203三元状態図(第11図) 、  (F
、F、 Lange他、  J、Am、 Ceram。
Soc、 60 (5−6)、り249−252 (1
977)より)、及び林、場等の文献(「粉体および粉
末冶金J 34 (1)P2B〜31のF ig、3)
に記載の関係が参考となる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1.(第1〜3の視点) 表面部のSi含有量を内部より減少させ、或いは更に表
面部において2粒界相結晶質化合物(S i3 N4−
Y203基化合物)を晶出させて、その効果を調べた。
まず、原料粉末として、平均粒径0.6μmの5i3N
4(α化率90容量%以上)粉末、同0.5μlのAj
?zOa若しくはMgO,同1.3μ■のA、f2N粉
末、同1.2μlのy2o、粉末、同0.4μIのZr
O2粉末、同1.2μ−のTiN粉末、同1.7μlの
HfN粉末、同2.0−のWC粉末を、各々表に示す配
合組成に配合し、湿式ボールミルで48時間混合した後
、成形助剤を添加して乾燥した。
この粉末を用いて金型成形し、 1850〜1750℃
窒素圧0.7〜10気圧、一部は炭酸ガスを併用した雰
囲気中で焼成して焼結体を製造した。尚2表面部の厚さ
は、研削による表面削除及び微小領域X線回折により測
定した所、いずれも約0.01〜0.1mm程度であっ
た。
コノ焼結体は、  SNMN432  (J I S 
84103)の寸法に仕上げた。但し、この仕上加工は
、上下面のみ研削加工を行い側面は焼肌のままとし、こ
れをテストピース(チップ)2とした。その寸法はプレ
ス成形時に調整した。以下に示す3つの方法による評価
(特にテスト1,2は耐摩耗性、テスト3は強度)を行
い、その結果を表1及び第1図に示した。
テスト1.2.3の各条件は以下の通りである。尚、テ
スト2は小括弧内、テスト3は中括弧内に示した。また
、テスト1における寿命は、以下に述べるように欠損ま
での時間をとっている。
この場合、欠損の主因は単純な機械的強度ではなく、N
粍により切削抵抗が増大した結果であり。
耐摩耗性の目安として使われる。
テスト1 (テスト2) [テスト3]彼削月; インコネル718   (Fe12)   [FC23
]切削速度(m/分); 250   (800)   [1501切込み(mn
+); 1     (0,5)     [2]送り (mm
/rev )  ; 0.25    (0,2)’   [0,8]切削油
; 水溶性油   (なし)  [なし] 切削時間(秒); 欠損まで  (330)    [欠損まで]寿命判定
; 秒    (龍)     [山数コ 彼削材(図中の1)形状;第2図に示すように外径30
0II1mφ、内径200mmφのドーナツ状(第3図
に示すように外径240 iIIφの棒状)[第4図に
示すように外径240 mmφ、山幅15mmのリング
状溝付き棒状]。
尚1図中の3はホルダーを示す。テスト2の寿命判定は
側面側の摩耗によった。
表1のNα1〜8は第1の視点に関連し、No、9は第
2の視点に、N(LIO〜13は第3の視点と夫々関連
する。N[L9は、No、3の試料を焼成後1500℃
×4hrS熱処理して結晶化させたものである。No、
12〜14は、No、Llの試料を、焼成温度、焼成時
間、及び焼成雰囲気(焼成位置2例えば匣鉢上の位置、
炉内の位置等)を変化させて作成した。
5i3N4(サイアロンも含む)は使用目的に応じてそ
の配合組成等は決定される。従って同一条件下でこれら
の例を比較することは困難である。例えば、上記比較例
において、比較的高強度の型(比較例C1)、比較的N
i合金に適した型(比較例C2)、比較的鋳物に適した
型(比較例C3)を示しており、これら型を相互に比較
することはほとんど意味がなく、各型内での比較が意味
がある。従って1表には、同−又は類似の原料配合組成
間にて性能を比較できるように配列し。
その結果を述べると以下の通りである。尚、比較例C1
,C3の各々は、各試料No、 1とNo、 6の各々
をvト削加工してその表面から約0.2mm以上削除し
9表面部を完全に除去して内部を表出させたものである
(X−線にて確認)。比較例C2は試料Nα3の組成で
表面のSiがほとんど減少してない焼肌をもつものであ
る。
なお、試料No、1.Nα2は特別の表面結晶化処理を
施さず2表面部の粒界相は第3租(Hf N)を除いて
ガラス相が主体であった。
表面部のSi含有量を減らした各実施例を各比較例と比
べると(試料Nα1と比較例C1,試料魔3と比較例C
2,試料No、 6〜Na F3と比較例C3)。
いずれも耐摩耗性が向上している。この場合、いずれも
強度は若干低下するがほとんど変わらず。
問題となる程度のものではない。更に、試料N016〜
No、 8及び比較例C3において、Si減少率と耐摩
耗性の関係を第1図に示すと、その減少率が大きくなる
に従って耐摩耗性が向上しており、その効果に優れる。
また、これらにIVa、Va族遷移金属の化合物(Hf
 N、 WC,T i N)を配合したもの(試料No
、2.4.6)は配合しないもの(試料No、 1 。
3.5)と比べると、耐摩耗性は改善される。
尚、この配合量があまり多いと、比較例C4のように強
度がかなり低下する場合があるので注意する必要がある
以上より、試料No、 1〜Nα8については2表面部
の窒化珪素及びサイアロン粒子減少率が30volX以
上であるので、いずれも強度を維持しつつ耐摩耗性が向
上しており2表面部及び内部を構成する材料の特性を十
分に発揮できた。
試料Nα9〜13は2表面の結晶化処理により表面部に
種々のS i3 N4−Y203基結晶が認められテス
ト1での改善がめざましく、テスト3でも満足な結果を
示している。
(以下余白) 実施例2.(第4.第5の視点) 結晶質粒界相をメリライト相とし、この効果を調べた。
試料はメリライト相の出来る組成及び焼成条件を検討し
2作成した。
原料粉末としてSi3N4夫々、実施例1と同じ粉末、
Al2O3粉末若しくはMgO粉末。
Aj2N粉末、Y2O3粉末、ZrO2粉末。
TiN粉末を用い、さらに平均粒径5.1μlのyb2
o、粉末を、夫々1表に示す配合す組成に配合し、湿式
ボールミルで48時間混合した後、成形助剤を添加して
乾燥した。
この粉末を用いて金型成形し、 1650〜1750°
Cの種々の温度、窒素圧0.7〜IO気圧の種々雰囲気
中で約2時間以上焼成して2種々のメリライト含有量を
もつ各焼結体を製造し、その結果を表に示す。尚、試料
No、17〜19の表面部のSi3N4/サイアロン粒
子減少率は100vol%である。試料Nα27の表面
部の厚さは約3.5μIである。試料No、28の同厚
さは約1μmであり、その表面部のX線回折結果を第8
図に、その内部のX線回折結果を第9図に示した。表面
部の厚さは、研削による表面削除及び微小領域X線回折
により測定した。表面部の[メリライト/窒化珪素]含
存量比(R1)は第8図に示すように。
R,”1 719式で。
メリライト含有量の[内部/裏面部コ比(R2)は、第
8図中■ と第9図中の1M2の比。
即ちR2−1/1  式で、算出した。
この焼結体は、  SNMN432  (J I 5B
4103)の寸法に仕上げた。但し、この仕上加工は、
上下面のみ研削加工を行い側面は焼肌のままとし。
これをテストピース(チップ)2とした。その寸法はプ
レス成形時に調整した(以上実施例1と同様)。以下に
示す2つの方法による評価を行い。
その結果を表2及び第5図〜第8図に示した。
テスト4,5の各条件は以下の通りである。
尚、テスト5は括弧内に召した。また、テスト4におけ
る寿命は摩耗量(am )で、テスト5の寿命は欠損ま
での山数をとっている。
テスト4  (テスト5) 被削材;         F C20(F C23)
切削速度(m/分)  ;  Boo     (15
0)切込み(市);     0.5     (2)
送り (市/ rev )  ;    0.2   
  (0,8)切削油;       なし   なし
切削時間(秒)  ;    330     (欠損
まで)寿命判定;            (山数)被
削材(図中の1)形状:第3図に示すように外径240
mmφの棒状(第4図に示すように外径240 m+s
φ、山幅15m+sのリング状溝付き棒状)。
Si3N4及び/又はサイアロンは使用目的に応じてそ
の配合組成等は決定される。従って同一条件下でこれら
の例を比較することは困難である。即ち目的により組成
成分比が異なる系列を相互に比較することはほとんど意
味がなく、各同系列内での比較が意味がある。従って1
表2には。
同−又は類似の原料配合組成間にて性能を比較できるよ
うに配列し、その結果を述べると以下の通りである。尚
、比較例C21,C24は0.5noe以上表面を研削
して2表面部を完全に除去して内部を表出させたもので
あり2表2中*を付した。
比較例C21と比べて試料No、21.22は、比較例
022〜24と比べて試料に27〜30は、いずれも摩
耗量が少なく耐摩耗性が向上しており、また破損までの
山数も同様又はそれ以上であり耐欠損性も維持されてい
る。試料N(R23,24並びに試料Nα25.2Bも
耐摩耗性に、t&れている。第5図及び第6図に、試料
No、27〜30.比較例C22,C23について摩耗
量等の試験結果を示した。
第5図に示すように、メリライトの[内部/裏面部]比
が0.5未満の各試料では、それ以上の比較例と比べて
摩耗量が少ない。更に、試料No、21゜22と比較例
C21,試料No、23とNo、24.試料N[R25
とN12Bの比較でも、その比の小さい前者の摩耗量が
少ない。従りて、その比が小さい即ち表面部のメリライ
ト量が内部よりも、より多いときには耐摩耗性に優れる
ことを示している。
また、第6図に示すように1表面部のメリライト量が多
いもの程摩耗量が少なく、耐摩耗性に優れることを示し
ている。このことは、他の系列である試料N121.2
2と比較例C21,試料N123とに24.試料No、
25とNo、26の比較でも、その比の大きな前者の摩
耗量が少ないことからも証明される。尚、第7図に示す
ように、逆に両氏(R+R2)の積が大きくなり、内部
の粒界相にメリライト含有量が多くなる(例えば試料N
o、27.28)と、切削山数が少なくなり、耐欠損性
が低下する。
また、比較例C25の市販サイアロン工具は特に摩耗量
が多く、比較例C2[iの市販コーティング窒化珪素工
具は著しく欠損しやすい。
以上より、試料No、21〜30については1表面部の
[メリライト/窒化珪素]比が0.37〜4.5であり
、かつメリライトの[内部/裏面部コ比が0.02〜0
.31であるので、いずれも耐欠損性を維持しつつ耐摩
耗性が向上しており1表面部及び内部を構成する材料の
特性を十分に発揮できた。
5i3N4−サイアロン粒子減少率は、内部より表面部
に粒界相が多いこと(1)を示すが+R2とは必ずしも
相関があるとはいえない。表面部においては、内部より
結晶化し易いこと(2)が認められる。従ってR2は、
(1)と(2)の相乗効果により定まると考えられる。
本節4及び第5の視点の窒化珪素基焼結体は。
その表面部のメリライト含Rmが内部と比べて多いので
2表面部の耐摩耗性に優れるという性質と内部の高靭性
等という本質的特性が十分に発揮される。
本第5視点の窒化珪素基焼結体は、更に表面部のメリラ
イト含有量が窒化珪素に比べて多いので、耐摩耗性が確
実に保証される。
(以下余白) [発明の効果] 本発明の各現点に共通して2表面部が内部と強固に一体
に形成されると共に、内部の有する高靭性と表面部の有
する高い表面耐摩耗性を兼ね備えた窒化珪素基焼結体が
得られる。即ち1本焼結体では、従来のように両性質の
中間的特性を示すものではない。従って9本焼結体では
、その表面改質により、内部の本質的特性を低下させる
ことなく耐摩耗性を向上させることができる。また1表
面部と内部は一体のため1両者間の接合強度が高< Z
’l I4することもない。その結果2本発明の窒化珪
素基焼結体は、特に鉄系の難切削性の被削材の切削にも
適する。耐摩耗性・耐衝撃性の高い切削]−具等の、耐
摩耗性・耐衝撃性祠料として極めてq用である。耐熱性
・耐熱衝撃性にも優れることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は表面部の5L3N、  ・サイアロン粒子減少
率と耐摩耗性の関係を示すグラフ。 第2図はテスト1に用いた被削材形状等を示す説明断面
図。 第3図はテスト2に用いた被削材形状等を示す説明断面
図。 第4図はテスト3に用い被削材形状等を示す一部断面図
である。 第5図は、Si3N4柑と焼結雰囲気の分圧との間の関
係を示す公知の図表である。 第6図はメリライト金白゛口の[表面部/内部]比(R
2)と耐摩耗性の関係を示すグラフ。 第7図は表面部の[メリライト/窒化珪素]含有量比(
R1)と耐摩耗性等の関係を示すグラフ。 第8図は試料28の焼結体の表面部のX線回折結果を示
すグラフ。 第9図は試料28の焼結体の内部のX線回折結果を示す
グラフ。 第10図は表面部(a)及び内部(b)の組織の模式第
11図は1600〜1750℃におけるホットプレス試
料により求められた公知のS  S Y2 三元状態図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一体に形成された表面部と内部とから成り,内部
    は窒化珪素,サイアロンの一種以上を主体とし,表面部
    は内部にくらべ窒化珪素及びサイアロン結晶粒子が30
    vol%以上少ないことを特徴とする窒化珪素基焼結体
  2. (2)表面部において粒界相の一部又はすべてが結晶化
    していることを特徴とする請求項第1項記載の窒化珪素
    基焼結体。
  3. (3)粒界相の一部又はすべてを形成する結晶質化合物
    の,表面部に対する内部の含有量比がX線ピーク強度比
    法にて0.5未満であることを特徴とする請求項第2項
    記載の窒化珪素基焼結体。
  4. (4)粒界相の一部又はすべてを形成する結晶質化合物
    は,表面部において窒化珪素及びサイアロン結晶粒子の
    含有量に比し最高X線強度比法にて0.3以上含有され
    ていることを特徴とする請求項第2項記載の窒化珪素基
    焼結体。
  5. (5)表面部において結晶質粒界相はメリライト相,J
    相,K相,H相,A相,又はこれらの混合相であること
    を特徴とする請求項第2〜4項の一に記載の窒化珪素基
    焼結体。
  6. (6)表面部のメリライトの含有量に対する内部のメリ
    ライトの含有量の比が,X線ピーク強度比法にて0.5
    未満であることを特徴とする請求項第2項記載の窒化珪
    素基焼結体。
  7. (7)表面部において,窒化珪素及びサイアロンの含有
    量に対するメリライトの含有量の比が,最高X線強度比
    法にて0.3以上である請求項第6項記載の窒化珪素基
    焼結体。
  8. (8)一体に形成された表面部と内部とから成る窒化珪
    素基焼結体において,表面部のメリライトの含有量に対
    する内部のメリライトの含有量の比が,X線ピーク強度
    比法にて0.5未満であることを特徴とする表面改質窒
    化珪素基焼結体。
  9. (9)表面部において,窒化珪素及びサイアロンの含有
    量に対するメリライトの含有量の比が,最高X線強度比
    法にて0.3以上である請求項第8項記載の表面改質窒
    化珪素基焼結体。
  10. (10)表面部における結晶質粒界相は実質的にメリラ
    イトから成る,請求項第3項記載の窒化珪素基焼結体。
  11. (11)表面部において,窒化珪素及びサイアロンの含
    有量に対するメリライトの含有量の比が,最高X線強度
    比法にて0.3以上である請求項第10項記載の窒化珪
    素基焼結体。
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