JPH02274761A - 安定化されたポリフェニレンエーテル系樹脂組成物 - Google Patents

安定化されたポリフェニレンエーテル系樹脂組成物

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JPH02274761A
JPH02274761A JP9647389A JP9647389A JPH02274761A JP H02274761 A JPH02274761 A JP H02274761A JP 9647389 A JP9647389 A JP 9647389A JP 9647389 A JP9647389 A JP 9647389A JP H02274761 A JPH02274761 A JP H02274761A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱安定性に優れたポリフェニレンエーテル系
樹脂組成物に関する。
〔従来技術とその問題点] ポリフェニレンエーテル系樹脂は優れた電気的性質、機
械的性質を有し、電気部品をはじめとして多くの用途に
用いられているか、熱に対して不安定であり、機械的物
性の低下および着色などの劣化を生ずる欠点がある。か
かる熱劣化を防止する目的で種々の安定剤を使用する方
法が提案されている。例えば、特公昭44−29748
号公報によってアミド類が、特公昭4549395号公
報および特公昭45−8352号公報によってジチオカ
ルバミン酸の金属塩が、特公昭44−29750号公報
によってカルボン酸無水物が、特公昭44−29751
号公報によって有機フォスフアイ)Iが、特公昭46−
43473号、特公昭46−42029号、特公昭46
−42030号、特公昭46−42031号、特公昭4
6−42032号および特公昭46−42033号各公
報によって立体障害フェノールまたは立体障害フェノー
ルと他の化合物との組み合わせが、特公昭46−241
82号公報によって分子内に一個のアミド結合を有する
立体障害フェノールが、特公昭4825059号公報に
ヘキサアルキルフォスフォリツクトリアミドと他の化合
物の組み合わせが、特公昭51−25266号公報にジ
カルボン酸ジヒドラジドが、特公昭51−33939号
公報にフォスファイト及びヒドラジン類が、特公昭51
−40589号公報に高分子量フォスファイトが、特公
昭53−27747号公報にアルカノールアミン及びア
ルカノールアミンと無機硫化物との組み合わせが、特公
昭56−22346号公報に亜リン酸アミド類とホウ素
化合物との組み合わせが、特開昭59−12049号公
報に束縛されたフェノールと第三アミンの組み合わせが
、特開昭62−270655号公報には無機リン酸水素
塩と無機硫化物/無機酸化物の組み合わせが、それぞれ
開示されている。
このように多くの安定剤が提案されているにもかかわら
ず、実用的に充分に満足しうる熱安定性を有するポリフ
ェニレンエーテルを含有する樹脂組成物は未だ見出され
ていないのが実情である。
又、特開昭52−41667号公報にはメラミン等トリ
アジン誘導体を難燃剤としてポリフェニレンエーテル樹
脂に3〜40重量%添加することが示されているが、本
発明のように少量で熱安定性改良に特異的に効果を発揮
することに関しては全く開示されていない。
本発明は、ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物の熱安
定性を改善することを目的とし、特に、比較的高温下で
の長期間の使用に際して劣化が抑制された熱に安定なポ
リフェニレンエーテル系樹脂組成物を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するだめの手段〕 本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意検討した結果特
定の化合物単独または、該化合物と立体障害フェノール
、有機イオウ系酸化防止剤、アミン類のうち少なくとも
1種とからなる混合物を用いることにより、ポリフェニ
レンエーテル系樹脂の熱安定性が大幅に改善されること
を見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明の第1発明は、ポリフェニレンエーテル系
樹脂に下記(I)、 (IT)、 (Trl)式で示さ
れる化合物のいずれかを熱安定剤として配合してなるポ
リフェニレンエーテル系樹脂組成物であり、NlI□ 
    N112 /C,、、、zCl (1)NNNN II    I   II Nl+。
NH□ zC\ Nl+□ k 1] CC 11□N″N″N−ゝNH。
N11□ 第2発明は、ポリフェニレンエーテル系樹脂に、下記−
)、 (II)、 (1)式で示される化合物のいずれ
かと、立体障害フェノール、有機イオウ系酸化防止剤お
よびアミン類のうち少なくとも1種とを配合してなるポ
リフェニレンエーテル系樹脂組成物である。
(n=1〜3の混合物) 以下本発明を詳述する。
本発明に用いるポリフェニレンエーテル系樹脂としては
、ポリフェニレンエーテル樹脂(以下PPEという)そ
のもの、PPEとポリスチレン樹脂との組成物及びPP
Eとポリアミド樹脂との組成物であってもよい。
本発明にいうPPEとは、下記−最大(1)(式中、Q
、及びQ2はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基又はハ
ロゲン原子を表わす。nは重合度を示す整数である。)
で表わされるものが用いられる。この−最大(1)で示
されるものの具体例としては、ポリ(2,6−シメチル
ーL4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6
−エチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2,
6−ジエチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(
2エチル−6−nプロピル−1,4−フェニレン)エー
テル、ポリ(2,6−ジ−nプロピル−1,4−フェニ
レン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−nブチル−1
,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2エチル=−6−
イソプロビル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(
2−メチル−6−クロル−1,4フエニレン)エーテル
、ポリ(2−メチル−6ヒドロキシエチルー1,4−フ
ェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−クロロエ
チル−1,4フエニレン)エーテル等のポモポリマーが
挙げられる。
このうち、好ましいものは、ポリ (2,6−ジメチル
−1,4−フェニレン)エーテルである。
また、上記−最大で表わされる化学構造を主体としてな
るポリフェニレンエーテル共重合体も含まれる。その具
体例としては2,6−ジメチルフェノールと2.3.6
− )ジメチルフェノールの共重合体があげられる。
本発明で用いられるPP[は、クロロポルム中30°C
で測定したときの固有粘度が0.35〜0.75a/g
の範囲のものが好ましい。より好ましくは0.40〜0
.70df!、/gのものである。
このPPEには、Q、、Q2に低分子量のアミンやポリ
スチレンが結合していてもよく、またPPE主鎖の一部
にジフェノギノン等が結合しているもの等も対象となる
本発明においてPPEと混合して用いうるスチレン系重
合体としては、ポリスチレン、又はスチレンと他のビニ
ル化合物の少くとも1種との共重合体、及びそれらのゴ
ム変性重合体を含むものである。スチレンと他のビニル
化合物の少くとも1種との共重合体の具体例としては、
スチレン−アクリロム1〜リル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸メチル共重合体、スチレン−α−メチルスチ
レン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体等が
あげられる。また、ゴム変成重合体としては、ゴム変成
ポリスチレン(IIIPs) 、ゴム変成スチレン−ア
クリロニトリル共重合体(ABS)、ゴム変成スチレン
−無水マレイン酸共重合体等がある。
この内、特に好ましい重合体はポリスチレン(PS)及
びゴム変成ポリスチレン(IIIr’S)である。
PPEとスチレン系重合体のブレンド比率に関しては、
特に限定されないが、PPE95〜10重量部とスチレ
ン系重合体5〜90重量部の範囲が好ましい。
又、本発明においてPPEと混合して用いうるボ結合を
有するものであり、その代表的なものとしては、ナイロ
ン−4、ナイロン−6、ナイロン6.6、ナイロン−4
,6、ナイロン12、ナイロン6.10等が挙げられる
。この内、好ましいのは、ナイロン−6,6およびナイ
ロン−6である。PPEとポリアミド樹脂のブレンド比
率は特に限定されないが、PPE95〜10重量部とポ
リアミド樹脂5〜90重量部の範囲が好ましい。
本発明に用いられる化合物は下記式(1)、 (II)
(III)で示される化合物である。
Nll□     Ni+□ zC〜    /C\ (I)NNNN II      I     I+ Nl+□ (IT) 〆C1 N //”’−/Ck NN (n−1〜3の混合物) 本発明に用いられる化合物の使用量は、通常この種の安
定剤が用いられる量でよく、例えばポリフェニレンエー
テル系樹脂に対して0.01〜1重量%が用いられ、好
ましくは0.05〜0.5重量%である。
本発明に用いられる立体障害フェノールとしては、通常
酸化防止剤や加工安定剤として用いられるものである。
例えばオクタデシル−3−(3,5ジーt−’7’チル
ー4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、トリエチ
レングリコール−ビス(3−(3−t−ブチル−5−メ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、N
、N’ −ヘキサメチレンビス(3,5−シーも一ブチ
ルー4ヒFロキシーヒド口シンナマミド) 、2−L 
−フチルー6−(3’−t−ブチル−5′−メチル2′
ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェニルアクリレー
ト、2,2′−オキサミド ビス〔エチル3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート) 、L3,5− トリメチル−2,4,6−ト
リス(3,5−ジ−t−ブチル−4ヒドロキシベンジル
)ベンゼン、2,2−チオ−ジエチレンビス(3−(3
,5−ジーL−ブチル4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート〕、トリス−(3,5−シーt−ブチル−4−
ヒlロキシベンジル)−イソシアヌレート、ペンタエリ
スリチル−テトラキス(3−(3,5−シーL−ブチル
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、2.4−
ビス−(n−オクチルチオ) −6−(4ヒドロキシ−
3,5−ジーし一ブチルアニリノ)1.3.5−1□リ
アジン、1iL3− )リス(2−メチル−4−4−ヒ
ト°ロニ1−シー5−t−)゛チルジフェニル)フタン
、1,6−ヘキザンジオールービス〔3(3,5−シー
ト−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
]、4,4′ −ブチリデンビス(3−メチル−6−t
ert−ブチルフェノール)、及び3.9−ビス〔1,
1−ジメチル2− (3−(3L−ブチル−4−ヒ[′
ロキシー5−メチルフェニル)プロピオニロキシ〕エチ
ル) −2,4,8,10テトラオキサピロ(5,5)
ウンデカン等である。
その使用量はポリフェニレンエーテル系樹脂に対して0
.001〜1.0重量%が好ましく、特に0.05〜0
.5重量%が好ましい。
本発明に用いられる有機イオウ系酸化防止剤は、通常酸
化防止剤として使われているものが用いられる。例えば
、ジラウリル−3,3′ −チオ−ジプロピオネート、
シミリスチル−3,3′ −チオジ−プロピオネート、
ジステアリル−3,3′ −チオ−ジ−プロピオネート
、ジトリデシル−3,3′チオ−ジ−プロピオネ−1・
、ペンタエリスリト−ル−テI・ラキス−(β−ラウリ
ルーチオプl、1ビオネート)、2−メチルカブ1.ベ
ンゾイミダゾール、4,4′−チオ−ビス−(3−メチ
ル−6−tブチルフェノール)等が挙げられる。その使
用量はポリフェニレンエーテル系樹脂に対して0.01
〜2.0重量%が好ましく、特に0.05〜1.0重量
%が好ましい。
本発明に用いられるアミン類は、下記(IV)式に代表
されるアルカノールアミン類、 (V)、  (VI)
(■)式に代表されるアルギルアミン酸化アルキレン誘
導体及び、(■)式に示されるアミン類の単品又は混合
物である。
(IV)   N(R1)3 (R,は各々独立に水素又は炭素数1〜4の低級アルカ
ノールであり、少なくとも2個のR1ばアルカノールで
ある。) (V)   R2N11−(R30)A It(RZは
アルキル基、R3は炭素数2〜4のアルキル基、lは1
〜50の整数である。) (R4ばアルキル基、R,R6は炭素数2〜4のアルキ
ル基、m、nは1〜50の整数である。)(R7はアル
キル基、R8ば炭素数1〜4のアルキル基、R’l+R
IO+RI+は炭素数2〜4のアルキル基、p、q、r
は1〜50の整数である。)(■)  N−Cl1□−
CH□−N骨格をアミン分子に含有する化合物で下記(
i)、(ii)で示される化合物(ii)   I□N
(CH2・CIl□N11)tel!□Cl2NH2(
t−0〜2の整数) その代表例はジェタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、ジイソプロパツールアミン、トリイソプじ1パノー
ルアミン、ジェタノールアミン、トリブタノールアミン
、ドデシルエタノールアミン、N、N’−ジフェニルエ
チレンジアミン、トリエチルテトラミン等が挙げられる
。これらはポリフェニレンエーテル系樹脂に対して0.
05〜5重量%用いられる。
本発明においては、化合物の分散性を改良するために通
常よく知られている分散剤、例えば高級脂肪酸の金属塩
あるいは高級脂肪酸エステルを用い、化合物の効果を充
分に発揮させることが好ましい。
本発明においては、必要に応してこれに有機ホスファイ
ト化合物例えば、トリス−(ノニルフェニル)ホスファ
イ[、トリス−(2,4−ジーtブチルフェニル)ホス
ファイト等を0.1〜1.0部添加してもによい。
本発明の第1発明及び第2発明の組成物の製造方法は、
特に規制するものではなく、押出機、加熱ロール、ニー
ダ−、パンハリミキサー等の混練機を用いて混練製造す
ることができる。
本発明の樹脂組成物に他の添加剤、例えば可塑剤、難燃
剤及び紫外線吸収剤のような安定剤、或いは染顔料を含
有させ得ることは勿論であり、この他にも、ガラス繊維
、炭素繊維、ウォラスlナイン、炭酸カルシラl1、タ
ルク、雲母等の充填剤も添加することができる。又、他
の重合体例えばポリアミド、ポリオレフィン、ポリエス
テル等も混合せしめることができる。
〔発明の効果〕
本発明の樹脂組成物は、従来の安定剤処方を用いて得ら
れるポリフェニレンエーテル系樹脂組成物に比べて、高
温成形時の熱安定性が改良され、かつ、高温成形された
加工品の長期高温下での物性の保持が改善された。この
ことにより、より広い用途への展開が可能となった。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れにより限定されるものではない。
実施例1 極限粘度〔η〕が0.54であるポリ2.6−シメチル
ー1,4フ工ニレンエーテル45重量部とポリブタジェ
ンを9重量%含有するゴ1、変性ポリスチレC N−ゝN/ゝN 化合物0.1重量部をヘンシェルミキサーにて混合し、
シリンダー温度300°Cに設定されたRCM30  
二軸押出機(池貝鉄工製)を用いてペレット化した。得
られたペレツトをシリンダー温度290°Cに設定した
Is −8OA射出成形機(東芝機械製)で厚さ178
インチのアイゾツト衝撃強さ測定用試験片を成形した。
この試験片を125°Cに設定した熱風循環恒温槽中に
200時間放置し、エージング試験を行なった。エージ
ング試験前後のアイゾツト衝撃強さをASTM D25
6に基づき測定した。
その結果を表−1に示す。
実施例2 実施例1の組成にオクタデシル−3−(3,5ジーし一
ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロビオネートを0
.1重量部を添加する以外は、実施例1と全く同様に行
なった。その結果を表−1に示す。
実施例3 実施例1の組成にジステアリル−3,3′−チオジプロ
ピオネート0.1重量部を添加する以外は、実施例1と
全く同様に行なった。その結果を表1に示す。
実施例4 実施例1の組成にトリエタノールアミン0.3重量部を
添加する以外は、実施例と全く同様に行なった。その結
果を表−1に示す。
比較例1〜4 /C”−、、−C滋 N     N    ’N 化合物を無添加にする以外は、実施例1と同様に行なっ
た。その結果を表−1に示す。
内保持率 (%)  25一 実施例5゜ /c、、cお NN 化合物の代わりに表−2に示す安定剤を使用する以外は
、実施例1と全く同様に行なった。その結果を表−2に
示す。
(以下余白) 実施例7〜14 実施例2のオクタデシル−3−(3,5−ジーしブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートの代わりに
表−3に示す立体障害フェノールを使用する以外は、実
施例2と全く同様に行なった。
その結果を表−3に示す。
(以下余白) )K厚乾冊(×) 実施例15〜19 実施例3のジステアリル−3,3′−チオジプロピオネ
ートの代わりに表−4に示す有機イオウ系酸化防止剤を
使用する以外は、実施例3と全く同様に行なった。その
結果を表−4に示す。
(以下余白) 実施例20〜26 実施例4のトリエタノールアミンの代わりに表5に示す
アミン類を使用する以外は、実施例4と全く同様に行な
った。その結果を表−5に示す。
(以下余白) 実施例27 極限粘度(η〕が0.54であるポリ2.6−シメチル
ー1,4−フェニレンエーテル45重iL部とポリブタ
ジェンを9%含有するゴJ、変性ポリスチレン55重量
部に、  Nil□  式で示される化合物N、cへ N′ゝN/ゝN 0.1重量部をヘンシェルミキサーにて混合し、シリン
ダー温度300°Cに設定されたPCM−302輔押出
機(池貝鉄工製)を用いて混練、ペレット化した。得ら
れたペレットをシリンダー温度290°Cに設定したI
S −8OA射出成形機(東芝機械製)厚さ1/8イン
チのアイゾツト衝撃強さ測定用試験片に成形した。この
試験片を125°Cに設定した熱風式循環恒温槽中に5
00時間放置し、エージング試験を行った。エージング
試験前後のアイゾツト衝撃強さをASTM D256に
基づいて測定した。
その結果を表−6に示す。
実施例28〜33 実施例27の組成に表−6に示す立体障害フェノール、
有機イオウ系酸化防止剤及びアミン類を表−6に示す量
添加する以外は、全〈実施例27と同様に行なった。そ
の結果を表−6に示す。
実施例34.35 量用い、立体障害フェノール、有機イオウ系酸化防止剤
及びアミン類として表−6に示す物質と量を用いる以外
は、実施例27と全く同様に行なった。その結果を表−
6に示す。
比較例5 実施例27の  Nil□  式で示される化合物11
□N″N′\N′\N11□ を無添加にする以外は実施例27と全く同様に行なった
。その結果を表−6に示す。
Nil□ N−0〜、N10−N *2) 日本油脂■製ニッ・す°ンナイ ミーンし *3) 日本油脂■製ニノ→ノーンナイ ミーンし

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリフェニレンエーテル系樹脂に下記( I )、
    (II)、(III)式で示される化合物のいずれかを熱安
    定剤として配合してなるポリフェニレンエーテル系樹脂
    組成物 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ (II)▲数式、化学式、表等があります▼ (III)▲数式、化学式、表等があります▼ (n=1〜3の混合物)
  2. (2)ポリフェニレンエーテル系樹脂に、下記( I )
    、(II)、(III)式で示される化合物のいずれかと、
    立体障害フェノール、有機イオウ系酸化防止剤及びアミ
    ン類のうち少なくとも1種とを配合してなるポリフェニ
    レンエーテル系樹脂組成物( I )▲数式、化学式、表
    等があります▼ (II)▲数式、化学式、表等があります▼ (III)▲数式、化学式、表等があります▼ (n=1〜3の混合物)
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