JPH02273187A - Hivエンベロープタンパク質およびそれを用いたhiv抗原に対する抗体の検出方法 - Google Patents

Hivエンベロープタンパク質およびそれを用いたhiv抗原に対する抗体の検出方法

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JPH02273187A
JPH02273187A JP1306353A JP30635389A JPH02273187A JP H02273187 A JPH02273187 A JP H02273187A JP 1306353 A JP1306353 A JP 1306353A JP 30635389 A JP30635389 A JP 30635389A JP H02273187 A JPH02273187 A JP H02273187A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、組換えHIV(ヒト免疫不全ウィルス)抗原
および該抗原を用いたHIVに対する抗体の検出方法に
関する。HIV抗原の合成りNA配列のモレキュラーク
ローニングおよび異種発現系での発現から得られた組換
え抗原は、種々のHTV単離物に暴露された個体から採
取した体液中の抗体および抗原を検出するための試薬と
して用いることができる。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)幾つ
かのHIV単離物についてプロウィルスゲノムのヌクレ
オチド配列が決定されている。たとえば、HIV−1株
HTLV−III(ラットナー(Ratner)ら、N
ature(1985)313 :227):ARV−
2(サンチェスーペスカドール(S anchez −
P escador)ら、5cience(1985)
227 :484);LAV(ウエインーホブソン(W
ain −Hobson)ら、Ca1l(1985)4
0 :9);およびCDC−451(プサイ(Desa
i)ら、Proc、Natl、Acad、Sci、US
A(1986)83 :8380)などである。
HIV−2ROD単離物のヌクレオチド配列は、ギアグ
ー(Q uyader)ら(Nature(1987)
326:662)によって報告された。
HIV抗原は、組織培養中に増殖したウィルスから、ま
たはモレキュラークローニングし大腸菌のような異種宿
主中で発現させたゲノム断片から得られている。組織培
養由来ウィルスの場合は、ウィルス感染細胞を増殖させ
るために、厳重な滅菌条件下での面倒でしばしば困難な
工程が含まれる。さらに、組織培養由来ウィルスは感染
性であり、従って増殖および精製に携わる者の健康にと
って有害で危険である。モレキュラークローニングした
HIVゲノム断片を発現させることにより、このような
生物学的危険の問題が回避される。−般に、哺乳動物コ
ドンを有する単一のHIV単離物からのHIVゲノム断
片は細菌や酵母などの異種発現系で発現され、クローニ
ングおよび発現させるために、ウィルスゲノム中に存在
する利用可能な制限部位を使用することに限定される。
ある種のHIVタンパク質、たとえばHIV−【エンベ
ロープ抗原gp41を異種発現系で発現させることは困
難であった。焼入かの研究者は、発現レベルを増加させ
るためにHIV−1gp41の疎水性領域を欠失させる
ことを試みている。英国特許出願CB2188639号
明細書はHTLV −m gag/env遺伝子タンパ
ク質を開示しており、該DNA配列のenv断片は、g
p41タンパク質の第一の疎水性領域に対応するコドン
が欠失している。米国特許第4,753,873号明細
書にはヌクレオチド配列によりコードされたペプチド断
片が開示されており、この場合、HTLV−IIIgp
41の第一および第二の疎水性領域をコードするヌクレ
オチドは欠失している。
多くの要因、たとえば発現させようとする遺伝子の特定
の核酸配列、発現させようとする遺伝子配列の哺乳動物
コドンは特定の異種発現系では効率よく転写および翻訳
されないこと、および転写したメツセンジャーRNAの
二次構造などのために発現がうまくいかないことがある
。合成りNA断片を用いることにより異種発現系での発
現を増大させることができる。
(課題を解決するための手段) 本発明により、モレキュラークローニングおよび異種宿
主中での合成りNA配列の発現により得られた組換え抗
原が提供される。さらに本発明により、本発明の組換え
抗原をコードする合成りNA配列が提供される。種々の
HIV抗原の発現のために選択した合成りNA配列は、
単一の単離物かまたは幾つかの単離物のアミノ酸配列に
基づいており゛、特定のコドンを選択することにより大
腸菌中での発現を最適化させる。本発明の合成りNA配
列により、コードされた特定の抗原の一眉高い発現が得
られる。これらの抗原は、診断試薬および治療試薬とし
て、組織培養から得られたウィルス性抗原の代わりに用
いることができる。
本発明は、細菌コドンを用い、全長HIV経膜エンベロ
ープ遺伝子を合成するために利用することができる。本
発明の他の態様には、個々のタンパク質としてはほとん
ど発現されない配列を、高効率で発現される配列に連結
することが含まれる。
ある一つのウィルスの遺伝子の全コード領域の配列を、
異なるウィルスの別の遺伝子のコード配列と組み合わせ
て融合タンパク質を生成することができる。こうして発
現した融合タンパク質は、2つのウィルス抗原の抗原エ
ピトープの素晴しい利点を有する。
本発明は、HIV−1およびHIV−2経膜糖タンパク
質(TMP)のための完全長合成遺伝子(FSG)を含
む。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
HIVゲノムの合成りNA断片は、対応するアミノ酸配
列に基づいて合成することができる。異なる単離物の間
で特定の領域を比較することにより、天然に存在するい
かなる配列とも異なる配列を選択することができる。な
ぜなら、そのような配列は種々の単離物からの配列の寄
せ集めであるからである。たとえば、実施例1に記載し
た合成H(V−1エンベロープタンパク質は、4つの異
なるHIV−1単離物、すなわちHTLV−IIIB。
LAV−1、ARV−2およびCDC−451のアミノ
酸配列に基づいている。
他の性質を配列中に組み入れることもできる。
たとえば、細菌または酵母での発現が最適となるように
コドンを切り換えたり、特定の制限部位を導入したり、
他の制限部位を取り除いたりすることができる。加えて
、特定のベクター中でのクローニングを容易にするため
に、断片の5゛と3′の両末端に特定の制限部位を有し
ていなければならない。合成りNA断片はつぎのように
して合成することができる。
(+)独特のタンパク質配列を選択する。
(2)逆転写して相補的DNA配列を決定する。
(3)細菌または酵母発現のためにコドンを最適化する
(4)および、特定の制限部位を導入および/または除
去する。
61個の別個のヌクレオチドコドンが20個のアミノ酸
をコードしており、遺伝子コードにおける退縮を生じさ
せている。研究者らは、真横生物および原核生物の両方
において核酸に用いられるコドンの頻度を報告している
(グランサム(G rantham)ら、Nuclei
c Ac1ds Res、[1980]9 :r43;
ギー(G ouy)ら、Nucleic Ac1ds 
Res、[1982コloニア055;シャープ(Sh
arp)ら、Nucleic Ac1ds Res、[
I 986]14 ニア 737)。
染色体、トランスボゾンおよびプラスミドからの配列を
例として、全大腸菌ゲノムからの配列が解析されている
。これらの配列は、構造タンパク質、酵素および調節タ
ンパク質をコードしている。特定の遺伝子内でのコドン
の偏りの度合と遺伝子発現レベルとの間に相関関係が示
されている。
合成りNA配列の各特定のアミノ酸に対しては同じコド
ントリプレットを用いるのが好ましい。
しかしながら、特定の制限部位を付加したり欠失させた
りするために別のコドンを用いることもできる。配列に
はまた、特定の断片または配列を欠失させたり、最初の
合成にエラーがあった場合に特定の配列を置換させるた
めに用いることのできる独特の制限部位が含まれていな
ければならない。
本発明の用いることのできるベクター系としては、植物
、細菌、酵母、昆虫および哺乳動物の発現系が挙げられ
る。用いた系での発現のためにコドンを最適化するのが
好ましい。上記のように異種発現系でクローニングし発
現させた本発明のタンパク質およびポリペプチドは、診
断および治療の目的のために用いることができる。
好ましい発現系にはλpLベクター系を利用する。この
発現系はっぎのような特徴を有する。
(1)強力なλI)Lプロモーター (2)強力な3フレーム翻訳ターミネータ−rrnB 
tlおよび (3)利用できる(accessible)Nco I
制限部位内に位置するリポソーム結合部位から8塩基対
にあるATGコドンでの翻訳開始。
本発明の発現系の他の利点は、所望のアミノ酸配列を有
するタンパク質を発現する特定のDNA配列が含まれる
ように合成りNA断片をあつらえることかできること、
さらに、合成断片を種々のベクター中に移すのを容易に
するために、5°かまたは3′部位に他のDNA配列を
付加することができることである。
加えて、断片の両末端にある特定の制限部位を使用する
ことにより、該断片を他の配列中に組み込んで融合タン
パク質を生成させるこもでき、このような融合タンパク
質もまた診断および治療試薬として用いることができる
。たとえば、HI V−Ig+)41配列をB型肝炎ウ
ィルス配列のコア/表面抗原の内部または末端に組み込
んで融合タンパク質を生成させ、このような融合タンパ
ク質を、感染の可能性のある血液提供者におけるAID
SおよびB型肝炎の両方を検出するための単一アッセイ
スクリーニングシステムに用いることができる。別のや
り方として、患者の感染の経過を追跡するためにアッセ
イを用いることができる。
融合タンパク質を生成させるために、細菌、酵母、昆虫
、植物または哺乳動物を含むあらゆる採取源からの他の
タンパク質を本発明の合成りNA断片とともに用いるこ
とができる。それぞれの発現系において効率よく発現さ
れるタンパク質は、融合タンパク質の合成断片の発現を
高めるので特に好ましい。
幾つかのHIV単離物から得られ大腸菌での発現を最適
化した本発明の合成りNA配列により、遺伝学的に識別
可能な種々のHIV単離物に暴露された個人からの被験
血清を認識する、連続的に利用可能で均一なHIV抗原
調製物が提供される。
組換え抗原の合成には大腸菌コドンを用いるので、その
発現は非常に安定である。さらに、特定の制限部位を挿
入することにより、コード配列中の重要な抗原エピトー
プにおいて付加、欠失または置換をさせることができる
が、このような性質は、天然に存在するHIV配列を用
いて発現させた場合には達成するのが困難なものである
。合成遺伝子を構築することにより遺伝子のアミノ末端
かまたはカルボキシ末端にタンパク質配列を付加するこ
とが可能になり、そうすることにより新規な試薬を開発
することも可能になる。たとえば、HlV−1コア抗原
遺伝子とHIV−1工ンベロープ合成遺伝子との間で融
合させた融合遺伝子を製造することができる。さらに詳
しくは、エンベロープ合成遺伝子は、カルボキシ末端H
(V−1gp120配列および全長HIV−1gp41
からなる。同様に、HIV−1コア抗原DNA配列をH
IV−2gP41配列に融合させることができ、両者と
もに大腸菌のような異種宿主系において高レベルで発現
することができる。
本発明に有用なプラスミドを含有する大腸菌株は、19
88年11月22日にアミリカン・タイプ・カルチャー
・コレクション(ロックビル、メリーランド)に受託番
号ATCC67855(+)SDS01/RRI/pR
K24B、clts)およびATCC67856(pS
D306/CAG456)にて寄託しである。
試薬および酵素 ルリアーベルタ一二(L uria −B ertan
i ; L B )およびスーパーブロス(S upe
rbroth) II (乾燥形)のような培地は、ギ
ブコ・ラボラトリーズ・ライフ・チクノロシーズ(Gi
bco Laboratories Lite Tec
hnologies、 l nc、)(マジソン、ライ
スコンシン)から入手した。制限酵素、DNAポリメラ
ーゼIのクレノー断片、T4DNAリガーゼ、T4ポリ
ヌクレオチドキナーゼ、核酸分子量標準、M13シーク
エンシングシステム、X −gal(5−ブロモ−4−
’20ロー3−インドニルーβ−D−ガラクトシド)、
IPTG(イソプロピル−β−D−チオガラクトシド)
、グリセロール、ジチオスレイトール、4−クロロ−1
−ナフトールは、べ一リンガー・マンハイム・バイオケ
ミカルズ(B。
ehringer Mannheim B 1oche
a+1calsXインデイアナポリス、インデイアナ)
;または二ニー・イングランド・バイオラブズ(New
 England Biolabs。
I nc、)(ビバーリー、マサチューセッツ);また
はベセスダ・リサーチ・ラボラトリーズ・ライフ・チク
ノロシーズ(Bethesda Re5earch L
aborat。
ries L :re Technologies、 
I nc、)(ガイサーバーグ(G aitherbu
rg)、メリーランド)から購入した。
前以て染色したタンパク質分子量標準、アクリルアミド
(結晶、電気泳動グレード〉99%):N −No−メ
チレン−ビス−アクリルアミド(B I S);N、N
、N’、N’−テトラメチルエ・チレンジアミン(TE
MED)およびドデシル硫酸ナトリウム(SDS)は、
バイオラド・ラボラトリーズ(BioRad Labo
ratorieaXリッチモンド、カリフォルニア)か
ら購入した。リゾデームおよびアンピシリンは、ジグ?
−ケミカル(Sigaa Chemical Co、)
(セントルイス、ミズーリ)から購入した。西洋ワサビ
ペルオキシダーゼ(HRPO)標識第二抗体は、キルケ
ガール・アンド・ベリー・ラボラトリーズ(Kirke
gaard& P erry L aboratori
es、 I nc、)(ガイサーバーグ、メリーランド
)から購入した。ジ−プラーク(S eaplaque
)アガロース(低融アガロース)は、PMCバイオプロ
ダクツ(B 1oproducts)(ロックランド、
メイン)から購入した。
T50E10は50mM)リス、p[(8゜0、lOm
MEDTAを含んでいた。I XTGは100mM)リ
ス、pH7,5および10%グリセロールを含んでいた
。2XSDS/PAGE負荷バッファ−は15%グリセ
ロール、5%5DSS 100mMトリス塩基、1Mβ
−メルカプトエタノールおよび0.8%ブロモフェノー
ル青色色素からなっていた。TBSは50mM)リス、
pH8,0および150mM塩化ナトリウムを含んでい
た。ブロッキング溶液はTBS中の5%カーネーション
(Carnat 1on)脱脂粉乳からなっていた。
宿主細胞培養、DNA源およびベクター大腸菌JM10
3細胞、pUC8、I)UCl3、PUC19およびM
13クローニングベクターをファルマシア・LKB・バ
イオテクノロジー(Pharmacia L K B 
B iotechnology、 r nc、)(ピス
カタウエー、ニューシャーシー)から購入した。コンピ
テントなエピキュリアン・コリ(Epicureanc
ol i)株XLI−BlueおよびJM109をスト
ラタジーン・クローニング・システムズ(S trat
agene Cloning Systems)(ラジ
ョラ(La Jolla)、カリフォルニア)から購入
した。RRI細胞は、コリ・ジエネティック・ストック
・センター(C。
1i Genetic 5tock CenterXイ
ヱール・ユニバージティー、ニューヘブン、コネチカッ
ト)から入手した。大腸菌CA0456細胞は、カロル
・グロス(Carol Gross)博士(ユニバージ
ティー・才ブ・ライスコンシン(University
 or Wisconsin)、マジソン、ライスコン
シン)から入手した。
ベクターpRK 24 B 、cltsは、ドナルド・
アール・ヘリンスキー(Donald R,He1in
ski)博士(ユニバージティー・オブ・カリフォルニ
ア(tJ n1versity of Ca1ifor
nia)、サンジエゴ、カリフォルニア)から入手した
一般的方法 すべての制限酵素消化は、供給者の指示に従って行った
。DNA(1μg)当たり少なくとも5単位の酵素を用
い、DNAの消化を完了するため充分にインキュベート
した。標準的手順を用いてミニ細胞溶解物DNACF4
製物、フェノール−クロロホルム抽出、DNAのエタノ
ール沈澱、アガロース上でのDNAの制限分析、および
DNA断片の低融アガロースゲル精製を行った(マニア
ナイス(Maniatis)ら、モレキュラー・クロー
ニング(Molecular Cloning)、ア・
ラボラトリーズ・マニュアル(A  Laborato
ry Manual)[ニューヨーク:コールド・スプ
リング・ハーバ−11982])。大腸菌株からのプラ
スミドの単離には、アルカリ溶解法および塩化セシウム
−臭化エチジウム密度勾配法(マニアナイスら、上掲書
)を用いた。T4DNAリガーゼおよびT4ポリヌクレ
オチドキナーゼには標準バッファーを用いた(マニアナ
イスら、上掲書)。
つぎに実施例に基づいて本発明をさらに詳しく説明する
が、本発明はこれらに限られるものではない。
実施例1 HIV−1エンベロープ糖タンパク質をコードする合成
遺伝子およびその断片を開発するため、HTLV−I[
IB(BHl 02)、LAV−1(MAL)、ARV
−2(SF)およびCDC−451(CDC42)と称
する4つの独立したH I V−1ウイルス単離物のア
ミノ酸配列を比較した。4つの単離物から独特のアミノ
酸配列を選択しく第1図)、アミノ酸残基552−66
8(上掲うットナーによる番号付け)を有する断片を得
た。この断片は、HTLV−1’nB(BHI O2)
単離物と比べて9つのアミノ酸置換(8%)を含んでい
た。大腸菌での高レベル発現を容易にするために最適化
したコドンを用い、このアミノ酸配列を逆翻訳した。コ
ドンの第二および/または第三の塩基に残っているあい
まいなヌクレオチドは、モレキュラークローニング、お
よび配列の付加、置換または欠失を容易にするために割
り当てた。ついで、このDNA配列を、直接特異的にア
ニールするための独特のebp突起(overhang
s)を有する8つの二本鎖断片に再分した。製造業者に
より推奨された方法および試薬を用い、アプライド・バ
イオシステム(Applied B iosystem
) 3 B OA D N Aシンセサイザー上で16
の個別のオリゴヌクレオチドを合成した。これらの精製
オリゴヌクレオチドをアニールし、−緒に連結して全断
片を組み立て、BamHIおよび5altで消化し、p
Uc18中に連結し、大腸菌JM103細胞中に形質転
換した。B52−10と称するクローン(第2図)を単
離し、制限地図を作成し、サンガー(S anger)
のジデオキシ鎖終止法(サンガーら、J 、Mo1.B
 iol、(1982)1G2ニア29)を用いてDN
A配列を確認した。
りo−ンn52−10がコノ独特+7)HIV−1経膜
タンパク質(TMP)断片を発現することを確立するた
め、B52−10/JM103培養を250RI2容エ
ルレンマイエルフラスコ中、ルリアブロス(501Q)
中で37℃にて増殖させた。培養液の0D600が0.
3〜0.5に達したとき、IPTGを最終濃度がlII
IMになるように加えて発現を引き起こした。試料(1
、5112)を1時間間隔で除き、細胞をペレット化し
、2xSDS/PAGE負荷バツフアー中に0D600
が10.0になるまで再懸濁した。調製試料のアリコー
ト(15μQ)を15%SDS/PAGEゲル上に負荷
し、タンパク質を分離し、ついでイムノプロッティング
のためにニトロセルロースへ電気泳動的に移動させた。
移動タンパク質を含むニトロセルロースシートをブロッ
キング溶液とともに1時間インキエベートし、5%大腸
菌JM103溶解液を含有するTBS中に希釈したエイ
ズ患者血清とともに4℃で一夜インキエベートした。こ
のニトロセルロースシートをTBS中で3回洗浄し、つ
いでHRP〇−標識ヤギ抗ヒトIgG(10%仔ウシ血
清を含むTBS中で希釈)とともにインキエベートした
。このニトロセルロースをTBSで3回洗浄し、4−ク
ロロ−1−ナフトール(211g/jIe)、0.02
%過酸化水素および17%メタノールを含有するTBS
中で発色させた。クローンB52−10はエイズ患者の
血清と強く免疫応答するバンドを示し、このことは合成
HIV−I  TMP断片が大腸菌中で発現したことを
示している。gp120の最大カルボキシ末端37アミ
ノ酸とともに全長HIV−1経膜タンパク質を組み立て
るために、上記4つの単離物のアミノ酸配列を互いに比
較し、この遺伝子のために独特のアミノ酸配列を得た。
大腸菌発現のために最適化したコドンを用いてこの独特
のアミノ酸配列を逆翻訳した後、あいまいなヌクレオチ
ドは上記のように割り当てた。全長合成HI V −1
エンベロープ遺伝子(F S G)をさらに6つの再断
片に分割した。FSGの完全なりNAおよびアミノ酸配
列を第3図に示す(組み立てに用いた制限部位および再
断片を示す)。第4図は、合成HIV−1エンベロープ
遺伝子を開発するのに用いたアミノ酸配列を、ロスアラ
モスH!■データバンク中に報告された13の独立した
単離物の公知のアミノ酸配列(マイヤーズ(Meyer
S)ら、Human Retroviruses an
d A I D S (1987)、ロス・アラモス・
ナショナル・ラボラトリ−(Los Alamos N
ational Laboratory))と比較した
ものである。インテリジエネティックス(I ntel
l igenet 1cs)のゲナリ・ン(Genal
ign)プログラムを用いてこれらの配列を整列させ、
整列させたものにより、他の公知の単離物と比較してE
SC(第4図において5YNGENEと示しである)が
実質的に全配列相同性を保持していることが示された。
個々の配列の整列パラメーターお上び整列スコアも示し
である。
再断片の合成およびクローニング B52−10の下流に位置する再断片(413−1〜4
13−4と称する)を、個々のモレキュラークローニン
グおよびDNA配列決定を容易にするため、5°末端に
Bag+HI制限部位を有し3゜末端にHindlII
制限部位を有する配列とともに合成した。B52−10
の上流に位置する再断片もまた、クローニングおよびD
NA配列分析に有用な制限部位を有する配列とともに合
成した。カルボキシ末端g9120アミノ酸配列をコー
ドする再断片(C−末端gp120と称する)は、5°
末端にEcoRIおよびBamHI制限部位を、3°末
端にBgtnおよびS ma 1制限部位を有していた
。同様に、再断片415は5°末端にBgl■制限部位
を、3゜末端にBglllおよびBam1lT制限部位
を含んでいた。C−末端gpt2o再断片を例外として
(この場合はB52−1oについて記載したようにして
両方の鎖を合成)、FSGの残りの再断片はDNAポリ
メラーゼ■のクレノー断片を用いた方法により合成した
。この方法では、特定の再断片とは反対の鎖からなるオ
リゴヌクレオヂド(10個の相捕的な塩基を含有)を合
成しアニールした。ついで、DNAシーク」−ンシング
1こついてザンプj−ら(上掲)により記載されたのと
同様の方法により、4個のデオキンヌクレオチドの存在
下にDNAポリメラーゼIのクレノー断片により第二の
相浦的鎖を充填した。ついで、得られた二本鎖再断片を
適当な制限酵素で消化し、上記のようにしてp(JCベ
クター中にクローニングしDNA配列を確認した。再断
片413−1〜413−4を、すべてに共通するBaI
III(IおよびHindII[制限部位を用いてpU
cI8中にクローニングした。再断片C末端gp!20
を、EcoRIおよびSmar制限部位を用いてpUC
8中にクローニングした。再断片4!5を、C−末端g
p120を含むプラスミド中にBgl[[制限部位にて
クローニングし、制限マツピングにより適当な方向性に
ついてスクリーニングした。すべての再断片についてプ
ラスミドDNAを塩化セシウム浮上密度勾配法により調
製し、個々のDNA配列を二本鎖鋳型から直接確認した
(ハラトリ(II at Lor i)ら、Nucl、
Ac1d Res、(1985)13ニア813)。
PSGの組み立ておよびクローニング n52−10の下流に位置する再断片を、5末端の独特
の内部制限部位および3°末端の共通のHindlll
制限部位を用いて段階的にクローニングした。たとえば
、再断片413−1は5alrおよびHindI[I制
限部位にてB52−1o中にクローニングしてクローン
BS 2−10Aを生成させ、その中にHpalおよび
HindIII制限部位にて413−2を挿入してクロ
ーンB52−10Bを生成させた。同様に、それぞれ独
特のEcoRVおよび5naBI制限部位を用いて再断
片413−3および413−4を付加した。クローンB
S 2−10の上流に位置する2つの再断片(pUCB
中に一緒にクローニング)をBal1ld−II断片と
してB521Oに連結した。第5図は、合成Hr V 
−1エンベロープ遺伝子をpU01B中に組み立てるの
に使用したクローニング法を示す。最終的なりローン(
FSGと称する)を制限マツピングしてBamHI−B
am)冒断片の適当な方向性を確認した。
実施例2 λpLベクター系でのF’SGのクローニングおよび発
現 強力なλpLプロモーターおよび温度感受性cl抑制遺
伝子を用いたベクター系でPSGの発現分析を行った(
ベナール([3enard)ら、Gene(1979)
5:59)。これらの分析に用いた特別、のベクターは
I)BR322の誘導体であり、λpl、プロモーター
および合成シャインーダルガーノ配列とそれらに続いて
対象とする種々の遺伝子をクローニングするのに用いる
制限部位を含んでいる。加えて、これらのベクターは強
力な3フレーム翻訳ターミネータ−rrnB L 1を
含んでいる。ベクターpsDKR816は、Ncol制
限部位を含んでおり、これにより転写開始部から最適の
距離にあるATG開始コドンが提供される。第6図は、
FSGをpsDKR816中にクローニングすることに
よるクローンpSD301の生成を模式的に示したもの
である。簡単に説明すると、FSGをHindIIIお
よびSmaIで消化し、該末端にDNAポリメラーゼI
のクレノー断片を充填して平滑末端にし、1209bp
断片を精製し、DNAポリメラーゼ■のクレノー断片を
充填したNcoL部位にてpsDKR816中に連結し
た。適合性のベクターPRK248上にclLs遺伝子
を含む大腸菌RR1細胞中に形質転換した後、適当な方
向性でFSGを有するクローンを制限マツピングにより
単離し、psD301とした。psD3oiによりコー
ドされる特別のアミノ酸配列を第7図に示す。第7図は
、すべてのリンカ−由来配列(+)および刊行された配
列では未だ同定されていないHI V −1エンベロー
プ内のすべてのアミノ酸置換(*)を示している。
加えて、λpLプロモーターの制御下で発現性の高いH
IV−1gagタンパク質(アミノ酸残基番号121〜
407、ラットナー(上掲)の番号付けによる)に融合
させてFSGをベクターpKRR955中にクローニン
グした。FSGをAvalで消化し、該末端にDNAポ
リメラーゼ■のクレノー断片を充填して平滑末端にし、
I+99hp断片を精製し、S ma I制限部位にて
pKRR955中に連結してHI V −1gag/合
成env融合タンパク質を生成した(第6図)。大腸菌
pRK 248 、clts/RRI細胞中に形質転換
した後、適当な方向性でFSGを有するクローンを制限
マツピングにより単離し、9SD302とした。この融
合タンパク質の特別のアミノ酸配列を第7図に示す。第
7図は、すべてのリンカ−由来配列、HIV−1gag
配列、上記のようなHI V −1工ンベロープ配列を
示している。 大腸菌PRK 24 B 、efts/
 n R1細胞中のpsD301およびpsD302の
培養液(50112)をスーパーブロス■培地中で30
℃にて0D600が0.5となるまで増殖させ、この時
点で培養液を42℃にシフトさせて温度感受性clリプ
レッサーを不活化し、λpLプロモーターから発現を誘
導させた。2つの試料(各2 、 OytQ)を1時間
間隔で除いた。試料の調製は以下のようであった。
細胞をベレット化し、ついでI XTGバッファーかま
たはT50EIOバッファー中に再懸濁した。等容量の
2XSDS/PAGE負荷バツフアーをこのIX’rG
懸濁細胞に加えて完全溶解液を得た。ビブラセルソニケ
ーター(Vibra Ce1l 5onicatorX
ソニツクス・アンド・マテリアルズ(Sonics a
nd Materials、 1 nc、)、ダンベリ
ー、CT)を備えたマイクロデツプ(microLip
)を用い、出力lOクワットセットして、T50E l
 O中に再懸濁した試料を各30秒ずつ8回超音波処理
した。
ついで超音波処理した試料を遠心分離にかけて不溶性の
両分を除き、これを最初の容量の750E1θ中に再懸
濁した。等容量の2XSDS/PAGE負荷バツフアー
を超音波処理した可溶性画分および不溶性画分の両方に
加え、これを完全細胞溶解液とともに5分間沸騰させ、
遠心分離して残留するすべての不溶性物質を除き、アリ
コート(15μQ)を2つの12.5%SDS/PAG
Eゲル上で分離した。上記のようにエイズ患者血清とイ
ムノブロッティングするため、そのようなゲルの一方か
らのタンパク質を電気泳動的にニトロセルロースに移し
た。第二のゲルを室温にて50%メタノール、10%酢
酸の溶液中に20分間固定し、ついで50%メタノール
、10%酢酸の溶液中の0.25%クマシーブルー染料
で30分間染色した。10%メタノール、7%酢酸の溶
液を用い、脱染色を3〜4時間、または透明なバックグ
ラウンドが得られるまで行った。
第8図は、クマシーブルー染色(第8A図)およびイム
ノブロッティング(第8B図)により分析した誘導前(
TO)および誘導4時間後(T4)のpSD301およ
びpsD302の発現を示す。試料は、PKr(R95
5(TO完全細胞溶解液[レーンl]、T4完全細胞溶
解液[レーン2 ]);ps D 3 Ql (T O
完全細胞溶解液[レーン3]、T4完全細胞溶解液[レ
ーン4]、T4超音波処理可溶性画分[レーン5コ、お
よびT4超音波処理不溶性画分[レーン6コ);および
pSD302(To完全細胞溶解液[レーン7]、T4
完全細胞溶解液[レーン8]、T4超音波処理可溶性画
分[レーン9]、およびT4超音波処理不溶性画分[レ
ーンlO])であった。
分子量標準はレーン11で行つた。矢印は、クマシーブ
ルー染色により完全細胞溶解液および超音波処理不溶性
細胞画分の両方で明らかに視覚化された誘導タンパク質
の位置を示す(第8A図)。レーン2は、pKRR95
5がHIV−1gagタンパク質を全細胞タンパク質の
25%以上のレベルで発現したことを示しており、レー
ン4は、pSD301が合成HIV−1エンベロープタ
ンパク質を全細胞タンパク質の約12%のレベルで発現
したことを示しており、レーン8は、psD302がH
IV−1gag/合成env融合タンパク質を全細胞タ
ンパク質の約5%のレベルで発現したことを示している
。FSGを用いて得られた発現レベルは、同様のpt、
ベクター系で対応する天然ウィルスDNA配列を用いて
得られた発現レベルよりも有為に高かった。3つのすべ
ての組換えタンパク質は、エイズ患者血清と高度に反応
性であった(第8B図)。このデータは、経膜タンパク
質の疎水性領域を含む合成HrV−1エンベロープ遺伝
子を大腸菌内において効率よく発現させることができ、
また発現したタンパク質は高度に免疫反応性であること
を示している。
びクローニング マンデツキ(Mandecki)の米国特許出願第88
3.242号明細書(1986年7月8日出願、EPO
87109357,1)に開示されたオリゴヌクレオチ
ドでの二本鎖切断修復法を用い、全HIV−2経膜タン
パク質(T M P )を化学的に合成した。大腸菌で
の発現に最適なコドン割り当てを用い、HIV−2RO
D単離物のエンベロープアミノ酸残基502〜858(
番号付けは玉揚のギアグーらによる)を逆翻訳した。上
記のようにして特別のヌクレオチドを残りのあいまいな
ヌクレオチドに割り当てた後、第9図)こ示すように全
長TMP配列を生成した。この合成遺伝子を、第10図
に示すように、断片Δ(335bp H1ndIII 
−Nco■断片)、断片B(309bp Ncol −
Baa+HI断片、29の疎水性アミノ酸残基を欠失さ
せである)、および断片C(362bp BamHI 
−H1ndlll断片)により示される3つの別々の再
断片として組み立てクローニングした。欠失させた29
の疎水性アミノ酸残基を含む第四の断片を309bpN
cof−Baa+HI断片中にEcollV−SnaB
I断片としてクローニングした(第1O図)。上記のよ
うにして、この3つの主要な再断片をpUcベクター中
にクローニングし、JM109細胞中に形質転換し、そ
の主要なヌクレオチド配列を確認した。
ついで、この断片をゲル精製し、−緒に連結して108
9bp(7)完全長合成HIV−2TMPを生成した。
この1089bp Hindl[[断片をpUcB中に
クローニングし、pJ C2Bとした(第11図)。
HIV−2TMPの7ミノ末端1087ミノ酸(Tyr
502からTrp609[ギアグーら、玉揚])をコー
ドする断片AをpUc19のH1ndI[I −S a
l■部位にクローニングした。pJC22と称するクロ
ーンを制限マツピングにより同定し、その主要なヌクレ
オチド配列を確認した。プラスミドpJC22をHin
dnl−Asp718で消化して合成HIV−2TMP
遺伝子断片を含む361b+)断片を放出させ、これを
プラスミドpTI3210のHindlll−Asp7
18部位に連結し、大腸菌XLI細胞中に形質転換した
。プラスミドpTB210は、ボリング(T、Boll
ing)らによって出願された米国特許出願(発明の名
称「タンパク質合成のCKS法J、1988年3月11
日に出願された米国特許出願第167.067号のCI
P出願)明細書に開示されている。pJ C100と称
するクローン(第12図)を単離し、制限マツピングし
てkdsB(CKSをコードする)とHIV−2TMP
断片とのハイブリッド遺伝子を同定した。
実施例4 λpLベクター中での合成HIV−2’rMPのクロー
ニング 全HIV−2TMPを含む1089bp Hindl[
断片をpJ 028から単離し、DNAポリメラーゼI
のクレノー断片で充填して平滑末端を生成させ、pS 
D 305 (cltsを挿入した上記pSDKR8I
6)の充填Nco1部位により供されるATG開始コド
ンのすぐ後方にクローニングした。同様に、全HTV−
2TMPを含む1097bp 5a11−Asp718
断片をpJ 028から単離し、DNAポリメラーゼ■
のクレノー断片で充填して平滑末端を生成させ、pKR
R955(上記)のSma■部位にクローニングしてH
IV−1gag/HIV−2TMP融合タンパク質を生
成させた。第13図に示すように、λI)Lプロモータ
ーの制御下にHIV−2TMP遺伝子を含むクローンを
pSD306と称し、λpt、プロモーターの制御下に
1−11 V −1gage:融合したHIV−2TM
Pを含むクローンをpsD307と称した。psDso
sを大腸菌CAG456細胞(ベーカ−(B aker
)、PNAS(1984)81 :6779)中へ、p
SD307を大腸菌pRK 248 、efts/RR
1細胞中へ形質転換した後、単一細胞クローンを単離し
、制限マツピングをしてHIV−2TMP遺伝子の存在
および方向性を示した。psD306およびpSD30
7の特別のアミノ酸配列を第14図に示しである。第1
4図は、リンカ−由来配列、HIV −1gag配列、
およびHIV−2TMP配列を示している。合成HIV
−2TMP遺伝子の発現を、上記のようにして温度シフ
ト法によりこれらの培養中で誘導した。誘導の前後にお
ける培養液のアリコートを、tT T V −1エンベ
ロープ遺伝子産物について記載したようにして、クマシ
ーブルー染色およびHIV−2陽性ヒト血清を用いたイ
ムノブロッティングの両方によるSDS/PAGE分析
に供した。培養液の全細胞溶解液および超音波処理した
可溶性および不溶性画分を分析したが、それはpsD3
0BおよびpsD307構築物についてそれぞれ第15
図および第16図に示しである。
第15図は、誘導前(TO)および誘導2時間後(T2
)におけるクマシーブルー染色(第15A図)およびイ
ムノブロッティング(第15B図)により分析したps
D306の発現を示している。試料は、To全細胞溶解
液(レーン1)、TO超音波処理可溶性画分(レーン2
):TO超音波処理不溶性画分(レーン3)、T2全細
胞溶解液(レーン4);T2超音波処理可溶性画分(レ
ーン5);T2超音波処理不溶性画分(レーン6);お
よびバイオラドの前染色分子量マーカー(レーンM)で
あった。第15図は、クマシーブルー染色ゲルおよびイ
ムノプロットの両方に矢印で示しであるように、pSD
306がT2の時点で有為ffi+7)HIV−2TM
Pを発現したことを示している。この発現タンパク質は
、これらの培養液の全細胞溶解液および超音波処理不溶
性細胞画分の両方で目で見ることができる。
同様に、第16図は、誘導前(TO)および誘導2時間
後(T2)におけるクマシーブルー(第16A図)およ
びイムノブロッティング(第16B図)により分析した
psD307の発現を示す。試料は、PKRR955、
T2全細胞溶解液(レーンl)、pSD307、To全
細胞溶解液(レーン2)、TO超音波処理可溶性画分(
レーン3)、TO超音波処理不溶性画分(レーン4)、
T2全細胞溶解液(レーン5)、T・2超音波処理可溶
性画分(レーン6)、T2超音波処理不溶性画分(レー
ン7);およびバイオラドの前染色分子量マーカー(レ
ーンM)であった。第16図は、クマシーブルー染色ゲ
ルおよびイムノプロットの両方に矢印で示しであるよう
に、psD307がT2(7)時点で有為11(7)H
IV−1gag/HIV−2TMP融合タンパク質を発
現したことを示している。この融合タンパク質もまた、
これらの培養液の全細胞溶解液および超音波処理不溶性
細胞画分の両方で目で見ることができる。
HIV−1gag融合相手形(レーンl)はHIV−I
gag/HI V −2TMPlk合タンパク質よりも
高レベルで存在したが、HIV−2特異的抗体に対して
低い免疫反応性を示した。
性 当該技術分野で公知の方法を用い、大腸菌中で過発現さ
れた(overexpressed)HI V特異的タ
ンパク質を精製した。高レベルで発現されたこのタンパ
ク質は免疫原性であり、HIV感染個体中で産生された
抗体により認識された(第8図、第15図および第16
図参照)。大腸菌から得られたHIV特異的タンパク質
は、ドーソン(D awson)らのCIP出願、米国
特許出願第020,282号明細書(1987年2月2
7日出願)に記載されているように幾つかのイムノアッ
セイ法に利用することができる。この親出願はEPO8
6116854,0(1986年12月4日出願)であ
る。
好ましい態様において、)(IV特異的タンパク質を固
体支持体上にコーティングし、試験試料とともにインキ
エベートした。試験試料中に存在するウィルス特異的抗
体は、固体支持体上のI(I Vタンパク質を認識し、
結合した。このHI V特異的抗体を、HRPOに結合
させたヤギ抗ヒト免疫グロブリンを用いて定量した。
組換えDNA法により得たHrV−1gp41やHIV
−1p24のようなHIV−1特異的タンパク質を用い
、CIP出願第020.282号明細書に記載されたよ
うにしてHIV−1fii患者を検出した。しかしなが
ら、HIV−1とIIV−2との間の交差反応性のため
、これらI−I E V −1特異的タンパク質を用い
た場合はHI V −2にn露した患者のわずかに70
〜90%が検出されたにとどまった。これらのHI V
 −1特異的タンパク質を用いて検出されなかったI(
I V −2暴露患者は、合成りNAより得られたH 
I V −2タンパク質を用いて検出した。
たとえば、C9Kに融合したHIV−2?MP断片(p
Jcloo)を上記固体支持体上の組換え1−I I 
V −1タンパク質に追加したときは、下記第1表に示
すように)(IV−2抗体を含む試験試料の検出を有為
に増大させた。
皿上表 試料がHIV−2抗体の存在について陽性であることが
確認された。
さらに、上記HIV−1/HIV−2組換え7ツセイを
用いて3411人の正常血液提供者をスクリーニングし
た。この組換えアッセイは99.77%の特異性を示し
、最初に反応性の試料はわずかに8つ(0,23%)、
繰り返し反応性の試料は4つ(0,12%)であった。
実施例6 HIV−1感染とHIV−2感染の識別)11V−2?
、−暴露された患者は、HIV−1タンパク買上にも存
在するHIV−2タンパク質上のエピトープに対して向
けられた抗体を有することがしばしばある。同様に、H
IV−1に暴露された患者は、HIV−2タンパク質と
交差反応する抗体を有している。交差反応性のほとんど
はgag遺伝子産物と関連しているので、pJP100
タンパク質お上びH[V−1エンベロープタンパク質か
らの組換えタンパク質(CI P出願第020゜282
号明細書に記載)を用いてHIV−1に感染した患者と
HIV−2に感染した患者との間の識別を行った。
2つの独立した酵素結合イムノアッセイを行った。試験
1にはHIV−1組換えタンパク質を固相−ヒにコーテ
ィングして用いた。試験2にはI(TV−2?MP(p
JP 100)を固相上にコーティングして用いた。米
国、ポルトガルまたは西アフリカからのHIV陽性血清
個体から得た試料について、これら2つの試験を用いて
抗体を試験した。
終点力価は、正常ヒト血漿で試料を希釈し、これら希釈
液を試験することにより決定した。下記第2表から明ら
かなように、合成組換えタンパク質を用いた特異的試験
は、HIV−1感染およびHIV−2感染を識別するの
に有効に用いることができる。
(以下余白) 第2表 本発明の方法により容易に試験することのできる生物学
的試料としては、全血、血清、血漿、尿、だ液、大便、
リンパ球もしくは細胞培養調製物などのヒトまたは動物
の体液および精製および部分精製免疫グロブリンが挙げ
られる。本明細書に記載したポリペプチドおよびその断
片は、当業者によく知られたアッセイ法によりHIV−
1およびHIV−2抗原に対する抗体の存在または不存
在を決定するため、またはHI V −1感染とHIV
−2感染との間の識別を行うために用いることができる
そのようなアッセイ法には、 (a)本明細書中に開示したポリペプチドおよびポリペ
プチド断片で固体支持体をコーティングし、(b)該コ
ーティング固体支持体を生物学的試料と接触させて抗体
−ポリペプチド複合体を生成させ、(c)未結合の生物
学的試料を固体支持体から除き、(d)固体支持体上の
該複合体を該抗体に対して特異的な標識免疫グロブリン
と接触させ、ついで(e)該標識を検出して生物学的試
料中のHI V −1および/またはHIV−2抗体の
存在または不存在を決定する 工程が含まれる。
第二のアッセイ法には、 (a)本明細書に開示したポリペプチドおよびポリペプ
チド断片で固体支持体をコーティングし、(b)該コー
ティング固体支持体を生物学的試料および標識に結合さ
せた対応ポリペプチドと接触させ、 (c)未結合生物学的試料および未結合標識ポリペプチ
ドを除き、ついで (d)該標識を検出して生物学的試料中のHIV−1お
よび/またはHIV−2抗体の存在または不存在を決定
する 工程が含まれる。
そのようなイムノアッセイに用いる固体支持体としては
、反応トレイのウェル、試験管、ビーズ、ストリップ、
膜、フィルター、微細粒子または当業者によく知られた
他の固体支持体が挙げられる。
上記アッセイには、酵素標識、放射性同位体標識、蛍光
標識、化学発光標識およびコロイド粒子標識を用いるこ
とができる。さらに、ビオヂン/標識抗ビオチン系のよ
うなハプテン/標識抗ハプテン系を本発明のアッセイに
用いることができる。試薬としてはポリクローナル抗体
とモノクローナル抗体との両方が有用であり、固体支持
体または標識試薬としてIgGおよび1gMクラスのH
IV抗体を用いることができる。
以上の実施例から明らかなように、構築した合成遺伝子
の特別の再断片を一緒にクローニングして上記と同じ特
性を有する新規な合成遺伝子を生成させることができる
ことは明らかである。たとえば、C−末端gP120再
断片、B52−10および再断片413−1を一緒にク
ローニングしてエイズの診断および治療試薬として有用
な合成遺伝子産物を生成させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、HIV−1のアミノ酸残基552〜668を
コードするTMP断片を、B52−10のアミノ酸配列
を得るために用いた4つの異なる単離物の配列を用いて
整列させたものを示す模式第2図は、16オリゴヌクレ
オチドを組み立てて第1図の合成TMP断片を生成させ
、該断片をpUC1B中にクローニングしてB52−1
0を生成させることを示した模式図、 第3図は、FSGc)DNA配列およびアミノ酸配列を
制限部位および組み立てに用いた再断片とともに示した
模式図、 第4図は、合成HIV−1エンベロープ遺伝子を作製す
るのに用いた【3の独立した単離物の公知アミノ酸配列
の比較を、すべてのリンカ−由来配列(+)およびアミ
ノ酸置換(*)とともに示した模式図、 第5図は、pUc18中にFSGを生成するための主要
な再断片の組み立ておよびクローニングを示す模式図、 第6図は、FSGをλpL発現ベクター中にクローニン
グしてpsoao+およびpsD302を生成すること
を示した模式図、 第7図は、psD301およびpsD302のアミノ酸
配列をすべてのリンカ−由来配列(+)およびアミノ酸
置換(*)とともに示した模式図、第8図は、psD3
01およびpsD302の発現分析の結果を示す模式図
(Aはクマシーブルー染色ゲル、Bはエイズ患者血清を
用いたイムノプロット) 第9図は、全長合成Hr V −2TMPノD NA配
列およびアミノ酸配列を、クローニングを容易にするた
めの両末端リンカ−配列を含む該遺伝子を組み立てるの
に用いた制限酵素とともに示す模式図、 第1θ図は、合成IIN/−2TMP遺伝子を構築する
のに用いた3つの主要な再断片を示す模式第11図は、
全長HIV−2TMPを生成するための主要な再断片の
組み立ておよびそれをpuC8中にクローニングしてp
JC28を生成させることを示す模式図、 第12図は、合成HIV−2TMP断片AをpUC19
中にクローニングしてpJC22を生成させ、これをp
TB210中にクローニングしてpJClooを生成さ
せることを示す模式図、第13図は、合成HIV−2T
MPをλpL発現ベクター中にクローニングしてpsD
3osおよびpsD307を生成させることを示す模式
図、第14図は、pL構築物psD306およびpsD
307の一定のアミノ酸配列を、すべてのリンカ−配列
、HIV−1gag配列、およびHIV−2TMP配列
とともに示す模式図、 第15図は、大腸菌CAG456細胞中でのpSD30
6の発現分析の結果を示す模式図(Aはクマシーブルー
染色ゲル、BはHIV−2陽性ヒト血清を用いたイムノ
プロット)、および第16図は、大腸菌pRK 248
 、clts/ RR1細胞中でのpsD307の発現
分析の結果を示す模式図(Aはクマシーブルー染色ゲル
、BはHIV−2陽性ヒト血清を用いたイムノプロット
)である。 特許出願人 アボット・ラボラトリーズ化 理 人 弁
理士 青 山  葆ほか1名第 図 第 図 図 狐面の浄書(内容に変更なし) く 第 図 qE’) OΦト ートn   rQ c%J @ l@m901aθ 1■(至)OQ則l ム ム 〜 ・鶴 M 図面の浄ψ(内v14丈なし) 第15図 ・75 o5゜ & S  鴫 ・39 :・27 ・ 17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記アミノ酸配列を有するポリペプチド。 【アミノ酸配列があります】
  2. (2)大腸菌により製造された請求項(1)記載のポリ
    ペプチド。
  3. (3)下記アミノ酸配列を有するポリペプチド。 【アミノ酸配列があります】
  4. (4)大腸菌により製造された請求項(3)記載のポリ
    ペプチド。
  5. (5)下記アミノ酸配列を有する請求項(3)または(
    4)記載のポリペプチドのポリペプチド断片。 【アミノ酸配列があります】
  6. (6)原核生物もしくは真核生物タンパク質に請求項(
    1)ないし(5)記載のポリペプチドが融合した融合ポ
    リペプチド。
  7. (7)原核生物もしくは真核生物タンパク質が大腸菌酵
    素CKSである請求項(6)記載の融合ポリペプチド。
  8. (8)下記DNA配列を有する合成遺伝子。 【アミノ酸配列があります】
  9. (9)請求項(1)記載のポリペプチドをコードする請
    求項(8)記載の合成遺伝子。
  10. (10)下記DNA配列を有する合成遺伝子。 【遺伝子配列があります】
  11. (11)請求項(3)記載のポリペプチドをコードする
    請求項(10)記載の合成遺伝子。
  12. (12)下記DNA配列を有する合成遺伝子。 【遺伝子配列があります】
  13. (13)請求項(5)記載のポリペプチドをコードする
    請求項(12)記載の合成遺伝子。
  14. (14)請求項(1)ないし(5)記載のポリペプチド
    がHIVgagタンパク質に融合した融合ポリペプチド
  15. (15)HIVgagタンパク質が、下記アミノ酸配列
    を有するHIV−1gagタンパク質である請求項(1
    4)記載の融合ポリペプチド。 【アミノ酸配列があります】
  16. (16)個体においてHIV抗原に対する抗体を検出す
    る方法であって、 (a)該個体から体液試料を採取し、 (b)該体液を請求項(1)、(2)、(3)、(4)
    または(5)記載のポリペプチドとともにインキュベー
    トし、 (c)該体液を免疫グロブリンに対する標識抗体ととも
    にインキュベートし、ついで (d)該標識を検出してHIV抗原に対する抗体の存在
    または不存在を決定する ことを特徴とする方法。
  17. (17)個体においてHIV抗原に対する抗体を検出す
    る方法であって、 (a)該個体から体液試料を採取し、 (b)該体液を請求項(1)、(2)、(3)、(4)
    または(5)記載のポリペプチドとともにインキュベー
    トし、 (c)該体液を標識抗原とともにインキュベートし、つ
    いで (d)該標識を検出してHIV抗原に対する抗体の存在
    または不存在を決定する ことを特徴とする方法。
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