JPH02273088A - モータ制御回路 - Google Patents

モータ制御回路

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JPH02273088A
JPH02273088A JP1095728A JP9572889A JPH02273088A JP H02273088 A JPH02273088 A JP H02273088A JP 1095728 A JP1095728 A JP 1095728A JP 9572889 A JP9572889 A JP 9572889A JP H02273088 A JPH02273088 A JP H02273088A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータ制御回路に関し、特に基準クロックをカ
ウントしかつ設定カウント値に達するとそのカウントア
ツプ出力によってリセットされるカウンタを、モータの
回転に応じて出力される周波数発電機(以下、FG)パ
ルスに応答するトリガパルスによってカウントし、その
カウンタの状態とFGパルスに応じてファースト信号ま
たはスロー信号を出力するようにした、いわゆる「速度
ディスクリ」方式のモータ制御回路に関する。
従来の技術 近年、この種の速度ディスクリ方式のモータ制御回路の
一例は、たとえば、xxxxxxxxxxxxxxxx
xxxxxx等として知られている。このICは、よく
知られているように、外付部品として水晶発振子、抵抗
及びコンデンサを接続するだけで、3相ブラシレスDC
モータが制御できる。
第5図はこの従来技術の速度検知回路部分を示すブロッ
ク図である。図示してないDCモータの回転に応じて出
力されるFCパルスに応答して、1/2分周器lによっ
て、1/2FGの信号が出力される。この1/2FG信
号の非反転出力及び反転出力はともにディスクリ出力回
路5に入力され、非反転出力はトリガパルス発生器2に
よって、その立ち上がりに応答して、ローレベルとなる
トリガパルスが出力される。このトリガパルスは、RS
フリップフロップ(以下、”R3−FFJ)3のセット
入力として与えられ、このR8−FF3のリセット入力
は、カウンタ4のカウントアツプ信号が与えられる。R
3−FF3の非反転出力及び反転出力はともにディスク
リ出力回路5に入力され、反転出力はまたカウンタのリ
セット入力として与えられる。ディスクリ出力回路5で
は、1/2分周器1の1/2FG信号とR8−FF3の
カウンタリセット信号の時間幅に基づいてファースト信
号またはスロー信号を出力する。
第5図においてモータ(図示せず)が基準速度で回転し
ている場合には、第6図(a)に示すように1/2FG
信号とカウンタリセット信号は、互いに逆になる。従っ
てディスクリ出力回路5からは、基準速度以上で回転し
ていることを表すファースト信号も、基準速度以下で回
転していることを表すスロー信号も出力されず、モータ
の回転はそのときの回転にロックされる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、何らかの原因で、
モータの回転数が基準速度の2倍になった場合には、第
6図(b)に示すように、カウンタ4のカウント値が’
2048Jに達するまでの期間に2つのFGパルスが入
力される。そうすると、第6図(b)において■および
■で示すように、トリガパルスとリセットパルスが重な
るタイミングが出現する。一方、ディスクリ出力回路5
は、1/2FG信号とカウンタリセット信号がともにロ
ーレベルの期間だけファースト信号を出力し、1/2F
G信号とカウンタリセット信号がともにハイレベルの期
間だけスロー信号を出力する。従って、第6図(b)に
示す倍速回転状態では、ディスクリ出力回路5からは、
ファースト信号とスロー信号とが互いに一定時間ごとに
出力される。この状態では、ファースト信号とスロー信
号とが互いに相殺されてしまい、結果的に基準速度の時
と同じように、ロックされた状態になる。
このような「倍速ロック」の現象は、基準速度の3倍以
上でも同じように生じる。
このような「倍速ロック」が生じると、モータはもはや
基準ないし定格速度に収束しな(なる。
従って、従来技術では、「倍速ロック」状態を検知する
ための付加回路を設け、それによって制御を一旦解除し
、再起動し直すなどの複雑な制御を行う必要があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、不所望な「倍速ロック」
を生じない、いわゆる速度ディスクリ方式のモータ制御
回路を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記従来の課題を解決するために本発明のモータ制御回
路は、カウンタの状態と1/2FGの信号に基づいて前
記モータが基準速度以上で回転していることを検知する
ため、前記1/2FG信号の立ち上がりに応答して、ト
リガパルスが入力されたとき、カウンタが動作している
か否かによって高速回転状態かどうか判別する高速検知
回路とモータが基準速度で回転していることを検知する
ため、ファースト信号またはスロー信号により基準クロ
ックをカウントし設定カウント値に達したか否かによっ
てロック状態かどうか判別するロック検知回路を備え、
前記高速検知回路の検知出力でファースト信号のみ出力
し、前記ロック検知回路の検知出力でファースト信号ま
たはスロー信号を出力するように構成されたものである
作用 上記構成では、モータの回転速度に応じた周期ないし周
波数のFGパルスが出力され、そのFGパルスを1/2
分周し、その1/2FG信号の立ち上がりパルスに応答
してトリガパルスが出力される。トリガパルスは、基準
クロックをそのカウント入力として受けるカウンタをリ
セットする。
カウンタは、基準クロックを一定数、たとえば2’1=
2048カウントすると、そのカウントアツプ信号によ
ってリセットされる。そして、この1/2FG信号とカ
ウンタの状態によってファースト信号またはスロー信号
がディスクリ出力回路から出力される。たとえば、1/
2FG信号がローレベルでカウンタがカウント状態であ
ればファースト信号が出力され、1/2FG信号がハイ
レベルでカウンタがカウント状態でなければスロー信号
が出力される。
高速検知回路は、カウンタのカウント値とFGパルスと
に基づいて、モータが基準速度以上で回転していること
を検知する。すなわち、カウンタは’2048Jカウン
トしたときリセットされるが、この設定カウント値に達
するまでの時間は基準速度で回転しているときにちょう
ど適合するように選ばれている。換言すれば、カウンタ
がカウントアツプするまでには一定時間が必要である。
ところが、モータの回転速度が速くなれば、それに応じ
てFCパルスの周波数が高くなり、その周期は短くなる
。従って、そのFGパルスに応答するトリガパルスの周
期も短くなり、先のトリガパルスが入力されてから次の
トリガパルスが入力される迄の期間も、基準速度で回転
しているときよりも短(なる。従って、高速検知回路は
、たとえば、トリガパルスが入力されたときにカウンタ
が未だカウントアツプしていなければ、すなわち未だカ
ウント動作中であれば、モータは高速回転状態にあるこ
とを検知する。
高速検知回路が高速回転状態を検知すると、そのときデ
ィスクリ出力回路から出力されるファースト信号のみ出
力し、スロー信号が出力されない。
換言すれば、高速回転状態においては、ディスクリ回路
の出力とは関係無く、ファースト信号のみ出力されるの
で、モータはやがて定格速度に達する。このとき定格速
度近辺に達すると、ディスクリ出力回路から出力される
ファースト信号またはスロー信号により基準クロックを
カウントし設定カウント値に達したか否かによってロッ
ク状態かどうか判別するロック検出回路の出力によって
ディスクリ出力回路から出力されるファースト信号およ
びスロー信号を正常に出力することによって、モータは
定格速度に収束する。
実施例 以下本発明の一実施例のモータ制御回路について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図である
。第1図において、1/2分周器10には、たえず3相
ブラシレスDCモータ(図示せず)の回転に応じて、そ
の回転速度に比例する周波数を有するFGパルスが与え
られる。1/2分周器10は、FGパルスを分周して、
1/2FG信号の非反転出力及び反転出力を出力する。
さらにトリガパルス発生器12には、この1/2FG信
号の非反転出力に応答してトリガパルスが出力する。
1/2分周器10及びトリガパルス発生器12は、第2
図にその詳細な具体的回路例を示すように、3つのDフ
リップフロップ(以下、「D−FFJ)11.13.1
4と、2端子出力インバータ15とを含む。FCパルス
は、1/2分周器10としてのD−FF 11のクロッ
ク人力CLに与えられ、反転出力Qは自己のデータ入力
りさして与えられ、1/2FG信号が得られる。トリガ
パルス発生器12のD−FF13.14のクロック人力
CLには、基準クロックCLKが与えられる。D−FF
IIの非反転出力QがD−FF13のデータ人力りに与
えられる。D−FF13.14の非反転出力Qはインバ
ータ15の入力端子に共通接続される。D−FF13の
反転出力ζは、D−FF14のデータ人力りに与えられ
る。
従って、インバータ15の出力は、1/2FG信号の立
ち上がり毎に出力される、第3図(a)〜(d)に示す
ようなトリガパルスとなる。
トリガパルスはR8−FF16を構成するNANDゲー
ト17の一方入力及び高速検知回路25に与えられる。
NANDゲート17の他方入力はNANDゲート18の
出力に接続され、NANDゲート17の出力はNAND
ゲート18の一方入力に接続される。そして、NAND
ゲート18の他方入力はカウンタ21からのリセットパ
ルスすなわちカウントアツプ信号の出力端子に接続され
る。従って、トリガパルスによってNANDゲート18
の出力すなわちR5−FF16の反転出力がハイレベル
になると、カウンタ21がリセットされ、カウンタ21
は基準クロックCLK (第2図)をカウント入力とし
てカウントを開始する。
なお、第2図の回路図では、このR8−FF16を構成
するNANDゲート17.18は、3端子出力インバー
タ19.20によって構成されている。
カウンタ21は、カウント値が2”=2048に設定さ
れたカウンタである。カウンタ21は、第2図に示すよ
うに、11個のD−FF22a〜22にの縦続接続によ
って構成される。そして、初段のD−FF22aのクロ
ック人力CLには基準クロックCLKが与えられ、この
D−FF22aの非反転出力Qが、次段のD−FFのク
ロック入力に与えられ、そのD−FFの非反転出力Qが
3段目のD−FFのクロック入力に与えられ、以下同様
に順次、非反転出力Qをクロック人力CLに接続する。
なお、カウンタ21からのカウントアツプ信号は、イン
バータ23を経て、第1図に示すリセットパルスとして
、カウンタ21のリセット入力に与えられる。
さらに、前述のR8−FF16の出力、すなわちカウン
タリセット信号及びその反転信号と、1/2分周器10
の出力、すなわち1/2FG信号及びその反転信号がデ
ィスクリ出力回路24に与えられる。各出力を共通接続
することによって、ワイアード形式のものとして構成さ
れている。
ディスクリ出力回路24では、カウンタリセット信号、
1/2FG信号及びそれらの反転信号に応じて、ファー
スト信号Fまたはスロー信号Sを出力する。カウンタリ
セット信号および1/2FG信号がともにハイレベルの
とき、スロー信号Sが出力される。また、カウンタリセ
ット信号および1/2FG信号がともにローレベルのと
き、ファースト信号Fが出力される。さらに、カウンタ
リセット信号および1/2FG信号がローレベル及びハ
イレベル、あるいはその逆のときは、ディスクリ出力回
路24からはファースト信号Fもスロー信号Sも出力さ
れない。
ファースト信号は、モータが基準速度以上の回転数で回
転しているときに出力され、減速信号として作用し、他
方スロー信号は基準速度以下で回転しているときに出力
され、加速信号として作用する。従って、ファースト信
号およびスロー信号に基づいて、モータへの印加電圧等
を制御することによって、その回転数を基準ないし定格
速度に収束するようにil制御し得る。
高速検知回路25は、第2図に示すように、2つのD−
FF26,27および、インバータ28によって構成さ
れている。D−FF26のクロック人力CLにはトリガ
パルス発生器12からのトリガパルスが与えられ、また
データ人力りにはR8−FF16からカウンタリセット
信号の反転出力が与えられる。D−FF26.27の非
反転出力Qはインバータ28の入力端子に共通接続され
る。D−FF26の反転出力Qは、D−FF27のデー
タ人力りに与えられる。よってカウンタリセット信号が
ローレベルのときにトリガパルスが入力された場合にの
み高速検知出力が出力される。
よって、モータ(図示せず)基準速度の2倍以上の回転
数で回転していることを検知するための回路である。
また、第1図のNORゲート30は、第2図においては
ディスクリ出力回路24からのファースト信号Fとスロ
ー信号Sの出力をインバータ31゜32を経て共通接続
することによって、ワイアード形式の構成でインバータ
33の入力として構成されている。
ロック検知回路35は、第2図に示すように、ディスク
リ出力回路24からのファースト信号Fとスロー信号S
の出力をNORゲート30に与え、そのNORゲート3
0からの出力が、6個のDFF36a〜36fの縦続接
続によって構成されるカウンタ80のD−FF36a 
〜36fのリセット人力Rに与えられるとともに、2つ
のD−FF45.46とインバータ47.48.49の
構成によるトリガパルス発生回路85に与えられる。
上記カウンタ80のカウント値2B=64に設定された
カウンタである。このカウンタ80のカウントアツプ出
力は、インバータ37を介してR3FF81のインバー
タ38へ与えられる。一方R3−FF81のインバータ
39には、NORゲート30からインバータ34を介し
て与えられる。
R8−FF81のリセット信号出力、すなわち、インバ
ータ38の出力は、ディスクリ出力回路24からのファ
ースト信号Fまたはスロー信号Sの出力の幅が、カウン
タ81の設定幅より短ければロー出力を出力する。この
時の幅としては、カウンタ21とカウンタ81の設定カ
ウント値で決まって(る。よって、基準の±64/20
48−±3.125%以下でロー出力となる。
さらに、上H2R8−FF81のリセット信号出力は、
2つのD−FF40.41とインバータ42の構成によ
るトリガパルス発生回路84に与えられ、この出力は、
さらにR3−FF82のインバータ43の入力に与えら
れる。一方のインバータ44には、トリガパルス発生回
路85に含まれるインバータ47からファースト信号F
またはスロー信号Sの立ち上がりに応じたパルスが与え
られる。
R3−FF82のリセット信号出力とトリガパルス発生
回路85に含まれるインバータ49からファースト信号
Fまたはスロー信号Sの立ち下がりに応じたパルス出力
を共通接続してインバータ51に与える。また、上記イ
ンバータ49.51の出力を共通接続してインバータ5
oに与える。
さらに、R8−FF83のインバータ52の入力にはイ
ンバータ5oの出力が与えられ、インバータ53の入力
にはインバータ51の出力が与えられる。よって、R3
−FF83のセット信号出力には、ディスクリ出力回路
24がらのファースト信号Fまたはスロー信号Sの出力
の幅が、基準の±3.125%以内であればロック状態
としてハイレベルを出力する。さらに、この信号は、2
つのD−FF54,55およびインバータ56の構成に
よる、トリガパルス発生回路86へ与えられる。よって
、ロック検知出力は、ロック状態となったときにのみ出
力する。次に、R3−FF60のセット入力として高速
検知出力がNANDゲート61に与えられ、リセット人
力とじてロック検知出力がNANDゲート62に与えら
れ、出力制御信号としては、リセット信号出力として、
NANDゲート62より得られる。このとき、出力制御
信号としては、ロック状態となればハイレベルとなり、
高速状態すなわち、基準の回転数の2倍以上となればロ
ーレベルとなる。
さらに、ディスクリ出力回路24よりファースト信号F
およびスロー信号Sが出力制御回路65に与えられ、こ
の出力制御回路65は、上述の出力制御信号によって、
高速状態であれば、ローレベルが与えられ、ファースト
信号FFは強制的にハイレベルとなり、スロー信号SS
は強制的にローレベルとなり、減速信号のみ作用するた
めモータが減速される。モータが基準速度の3.125
%に達すると、出力制御信号がハイレベルとなり、ファ
ースト信号FFはディスクリ出力回路24より出力され
るファースト信号Fと同じとなり、またスロー信号SS
もディスクリ出力回路24より出力されるスロー信号S
と同じになり、回転数を基準ないし定格速度に収束する
ように制御し得る。
なお、第2図の回路図では、上記のR8−FF60を構
成するNANDゲート61.62はそれぞれインバータ
63.64によって構成されている。また、出力制御回
路65の構成としては、6個のインバータ66〜71に
よる構成のゲート回路である。
動作において、まず第3図(a)を参照して、DCモー
タ(図示せず)が基準速度以下で回転しているときにつ
いて説明する。基準速度のときのFGパルスの周波数を
f、そのとき出力されているFGパルスの周波数をfy
aとすると、このような低速状態ででは、fva<fと
なる。このとき、カウンタ21は、トリガパルスによっ
てリセットされた後は、1/2FG信号の立ち下がり迄
の間に’2048Jをカウントアツプする。すなわち、
低速状態では、FGパルスの周波数fpaが小さ(なり
、従ってそれに応答するトリガパルスの周期が長くなる
ので、カウンタ21は1/2F’G信号の立ち下がり迄
の間にカウントアツプしてしまう。
従って第3図(a)で示す低速回転状態では、R3FF
16から出力されるカウンタリセット信号は、カウンタ
21がトリガパルスでリセットされた後カウントアツプ
するまでの期間ローレベルとなり、残余の期間はハイレ
ベルとなる。従って、1/2FG信号とカウンタリセッ
ト信号がともに71イレベルとなる期間が存在し、ディ
スクリ出力回路24からスロー信号Sが出力される。
なお、1/2FG信号とカウンタリセット信号がともに
ローレベルとなる期間が存在しないのでファースト信号
Fは出力されない、また、出力制御信号は初期的にハイ
レベルとするように設定することにより、出力制御回路
65からも同様に、スロー信号5S=Sが出力され、フ
ァースト信号FF=Fは出力されない。
次に、第3図(b)を参照して、モータが基準速度で回
転しているときの動作について説明する。
基準速度で回転しているときには、そのとき出力される
FGパルスの周波数fvaと、基準速度のときのFGパ
ルスの周波数fとは一致する。従って、1/2FG信号
の立ち下がりのタイミングとカウンタ21のカウントア
ツプタイミングとが一致する。従って、第3図(b)に
示す基準ないし定格速度状態では、1/2FG信号とカ
ウンタリセット信号は、ハイレベルとローレベルが互い
に反転したものとなる。従って、1/2FG信号とカウ
ンタリセット信号がともにハイレベル又はローレベルと
なる期間は存在せず、ディスクリ出力回路24からはス
ロー信号Sおよびファースト信号Fの両方とも出力され
ない。
なお、出力制御信号はロック検知出力のaによって、ハ
イレベルとなっているため、ディスクリ出力回路24と
出力制御回路65のファースト信号FF=Fおよびスロ
ー信号5S=Sとなり、両方とも出力されない。
次に、第3図(C)を参照して、モータが基準速度より
も速<、シかも基準速度の2倍よりも遅く回転している
ときの動作について説明する。この時は、出力されてい
るFGパルスの周波数fpaは、基準ないし定格速度で
のFCパルスの周波数fに対してf<fpa<2fとな
る。基準速度よりも早(なると、FGパルスの周期が短
くなる。従って、カラン、り21は、r2048Jをカ
ウントアツプするまでに1/2FGの立ち下がりが存在
する。
従って、第3図(C)に示すように、1/2FG信号お
よびカウンタリセット信号がともにローレベルとなる周
期が生じ、ディスクリ出力回路24からファースト信号
Fが出力される。なお、この時は、1/2FG信号およ
びカウンタリセット信号がともにハイレベルとなる期間
が生じないため、ディスクリ出力回路24からスロー信
号Sが出力されることはない。
また、出力制御信号はハイレベルのため、出力制御回路
65からも同様に、ファースト信号FFが出力されスロ
ー信号SSは出力されない。
最後に、第3図(d)を参照して、モータが基準速度の
2倍以上の回転数で回転しているときの動作について説
明する。この時出力されているFGパルスの周波数fP
aは2fより大きくなる。従って、トリガパルスの周期
がさらに短くなる。一方、このような高速状態で(よ、
先に説明したように、ディスクリ出力回路24からのフ
ァースト信号Fおよびスロー信号Sが交互に出力されて
いるが、高速検知回路25からbの高速検知出力が出力
される事により、出力制御信号がローレベルとなるため
出力制御回路65からのファースト信号FFはノ1イレ
ヘルとなり、スロー信号SSはローレベルとなり出力さ
れない。このため、モータの回転数が基準ないし2倍以
上の回転状態では、例えば3倍になったときでも、出力
制御回路65からはファースト信号FFが出力されるの
で、従来技術のような「倍速ロック」は生じない。
以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。
第4図は本発明の第2の実施例を示すブロック図である
。同図において、10は1/2分周器、12はトリガパ
ルス発生器、16.60.90はR1−FF、24はデ
ィスクリ出力回路、25は高速検知回路、35はロック
検知回路、65は出力制御回路で、以上は第1図の構成
と同様なものである。
第1図の構成と異なるのは、1/2FG信号の立ち上が
りに応答する第1トリガパルスと立ち下かりに応答する
第2のトリガパルスを用いて、それぞれに対応する第1
カウンタ21および第2カウンタ93をカウントし、こ
の第1および第2カウンタリセツト信号をディスクリ出
力回路24に与えて、ファースト信号Fまたはスロー信
号Sを出力する点である。
以上のような構成により、ディスクリ出力回路24より
、第1および第2カウンタリセ・ソト信号がともにハイ
レベルのとき、スロー信号Sが出力される。また、第1
および第2カウンタリセ・ソト信号がともにローレベル
のとき、ファースト信号Fが出力される。さらに、第1
および第2カウンタリセツト信号がローレベルおよびノ
1イレベル、あるいはその逆のときは、ディスクリ出力
回路24からは、ファースト信号Fもスロー信号Sも出
力されない。
なお、高速検知回路25.ロック検知回路35および出
力制御回路65の、構成および動作については第1の実
施例と同様であり説明は省略する。
また、上述の実施例では、「倍速口・ツク」を避けるた
めに高速検知回路の一例としてカウンタのリセット信号
を用いて、2倍速検知回路を用いた。
しかしながら、高速検知回路で検知するモータ速度は基
準ないし定格速度の1〜2倍までの範囲であればよ(、
カウンタが設定カウント値になるまでの任意のカウント
値に設定してもよい。
また、ロック検知回路のロック幅の一例として±3.1
25%とした。しかしながら、ロック検知回路のロック
幅としては、上述の高速検知回路での検知速度よりも小
さい範囲で設定すればよい。
さらに、この発明がDCモータの制御回路に適用された
ものとして説明したが、この発明はACモータにも同様
に適用できることは言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明のモータ制御回路は、カウンタの状
態と1/2FG信号に基づいて前記モータが基準速度以
上で回転していることを検知するため、前記1/2FG
信号の立ち上がりに応答して、トリガパルスが入力され
たとき、カウンタが動作しているか否かによって高速回
転状態かどうか判別する高速検知回路とモータが基準速
度で回転していることを検知するため、ファースト信号
またはスロー信号により基準クロックをカウントし設定
カウント値に達したか否かによってロック状態かどうか
判別するロック検知回路を備え、前記高速検知回路の検
知出力でファースト信号のみ出力し、前記ロック検知回
路の検知出力でファースト信号またはスロー信号を出力
することにより、基準速度の2倍または3倍以上の倍数
回転状態におけるロックが生じないので、従来技術のよ
うな付加回路や複雑な制御なしに、基準ないし定格速度
での安定的な速度制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるブロック図、第
2図は第1図に示すブロック図の具体的回路図、第3図
(a)はモータが基準速度以下で回転しているときの状
態を示すタイミング図、第3図(b)はモータが基準速
度で回転しているときの状態を示すタイミング図、第3
図(C)はモータが基準速度から基準速度の2倍の範囲
で回転しているときの状態を示すタイミング図、第3図
(d)はモータが基準速度の2倍以上で回転していると
きの状態を示すタイミング図、第4図は第2の実施例に
おけるブロック図、第5図は従来のモータ制御回路のブ
ロック図、第6図(a)および(b)は従来のモータ制
御回路においてモータが基準速度および基準速度の2倍
で回転しているときのそれぞれの状態を示すタイミング
図である。 1.10・・・・・・1/2分周器、2.12・・・・
・・トリガパルス発生器、3.16.60.90・・・
・・・R3−FF、4,21.93・・・・・・カウン
タ、5,24・・・・・・ディスクリ出力回路、25・
・・・・・高速検知回路、35・・・・・・ロック検知
回路、65・・・・・・出力制御回路、17.18,6
1.62.91.92・・・・・・NANDゲート、3
0・・・・・・NORゲート。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第 図 (a) (ヒ=ヒトフ 干rG ef (UN L口ck) LL   υつ L  φ (C) f<fFG<2f (トトン 5,Q)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基準クロックをカウントし、かつ設定カウント値
    に達するとそのカウントアップ出力によってリセットさ
    れるカウンタを、モータの回転に応じて出力される周波
    数発電機より発生するパルスに応答するトリガパルスに
    よってカウントし、前記周波数発電機より発生するパル
    スとカウンタの状態に応じてファースト信号またはスロ
    ー信号を出力するようにしたモータ制御回路において、
    前記カウンタの状態と周波数発電機から発生するパルス
    とに基づいて前記モータが基準速度以上で回転している
    ことを検知するため、前記トリガパルスが入力されたと
    きカウンタが動作しているか否かによって高速回転状態
    かどうか判別する高速検知回路と、前記ファースト信号
    またはスロー信号に基づいて前記モータが基準速度で回
    転していることを検知するため、前記ファースト信号ま
    たはスロー信号により基準クロックをカウントし設定カ
    ウント値に達したか否かによってロック状態かどうか判
    別するロック検知回路を備え、前記高速検知回路の検知
    出力でファースト信号のみ出力し、前記ロック検知回路
    の検知出力でファースト信号またはスロー信号を出力す
    るようにしたことを特徴とするモータ制御回路。
  2. (2)カウンタの構成として、基準クロックをカウント
    しかつ設定カウント値に達するとそのカウントアップ出
    力によってリセットされる2つのカウンタを、モータの
    回転に応じて出力される周波数発電機より発生するパル
    スに応答するトリガパルスによって交互にカウントし、
    前記2つのカウンタの状態に応じてファースト信号また
    はスロー信号を出力するようにした請求項1記載のモー
    タ制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010252608A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Sanyo Electric Co Ltd モータ駆動回路

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