JPH02272606A - 製品配列装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は製品配列装置に関し、特にＮＣ装置付プレスに
よって板金加工を行う場合のＮＣデータの作成方法を有
する製品配列装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の配列装置におけるＮＣデータは、−枚の
材料上に同種の製品を複数個配列するか、または異種製
品をネスティングさせて配列する場合でも、金型交換最
小あるいは材料歩留り最大になるように配列する方式が
用いられていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の製品配列装置のうち、前者（同種製品配
列方式）では、必要数しか作らない場合に定尺材料に無
駄を生じたり、定尺材料分作ると必要数以上のものを作
ってしまうという欠点がある。

また後者（異種製品配列方式）の金型交換最小方式では
、材料の歩留りが悪くなって材料に無駄が生じ、また材
料歩留り最大方式では金型の途中交換が多くなって、作
業性が低下するという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は板金加工用のＮＣデータを作成し利用する製品
配列装置において、一定寸法の材料上に金型交換最小且
つ材料歩留り最大となるように複数の異種製品を配列す
る演算機能を備えている。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図及び第２図は本発明の一実施例における製品配列
法を説明する平面図である。

本実施例は一定寸法の材料１上に金型交換最小且つ材料
歩留り最大となるように複数の異種製品２ないし７を配
列する演算機能を有してなる。まず、一定寸法の材料１
の上に製品Ａ２．製品Ｂ３、製品Ｃ４，・・・を必要数
だけ配列していく。この場合の配列方式は、初めに金型
交換最小方式で行う。すなわち最初の製品は、途中金型
交換が発生しない製品→使用金型数は多いが交換頻度の
少ない製品→縦方向寸法の大きい製品の優先順序で選定
し、次いで２番目以降の製品は、現在セットされている
金型で加工可能な製品→〔現在セットされている金型＋
新しくセットする金型で金型交換を発生しない製品〕→
金型交換数が最小の製品→縦方向寸法の大きい製品の優
先順序で行う。

このように金型交換最小方式で配列を行った後に、材料
歩留り最大方式を併用する。即ち、第１図において、製
品Ｐ５が配列可能領域６（斜線部）に最後に配列した製
品とする。このとき材料歩留り率を計算し、事前に設定
した歩留り数値に満たない場合には、製品Ｐ５の配列を
取りやめて、第２図に示すように、残っている未配列の
製品の中から、最も材料歩留り率が大きくなるような製
品Ｑ７を選択して配列する。これによっても、事前に設
定した材料歩留り率に満たない場合には、製品Ｑ７の配
置を取り消すと同時に、さらに１つ前の既配列製品Ｃ４
まださかのぼって取り消し、再配列を行う。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、異種製品を１枚の材料上
に配列してＮＣデータを作成する場合に、金型交換を最
小にした上で材料歩留り率も可能な限り最大にするとい
うアルゴリズムを用いることにより、作業性の向上と、
材料歩留りの向上を同時に達成できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例における製品配列
法を説明する平面図である。 １・・・材料、２・・・製品Ａ、３・・・製品Ｂ、４・
・・製品Ｃ１５・・・製品Ｐ、６・・・配列可能領域、
７・・・製品Ｑ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 板金加工用のＮＣデータを作成し利用する製品配列装置
   において、一定寸法の材料上に金型交換最小且つ材料歩
   留り最大となるように複数の異種製品を配列する演算機
   能を有することを特徴とする製品配列装置。