JPH1029017A - 二次元曲げ加工金型内蔵工法 - Google Patents
二次元曲げ加工金型内蔵工法Info
- Publication number
- JPH1029017A JPH1029017A JP20277796A JP20277796A JPH1029017A JP H1029017 A JPH1029017 A JP H1029017A JP 20277796 A JP20277796 A JP 20277796A JP 20277796 A JP20277796 A JP 20277796A JP H1029017 A JPH1029017 A JP H1029017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- die
- stage
- mold
- hydraulic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原子力プラントの蒸気発生器の振れ止め金具
その他同径ではあるが、２つ以上の複数種類の曲げ角度
を有する製品の製作の際の二次元曲げ加工工法に関する
もので、この種複雑な曲げ加工を完全自動化により精密
に行なうことを目的としている。 【解決手段】 中央金型１の左右対称位置に、それぞれ
独立した駆動系である油圧シリンダ５，６，７を有し、
同径でかつ曲げ角度のそれぞれ異なる複数種類の曲げ加
工用金型２，３，４を多重に嵌め合せて内蔵した一体型
の組み合せ金型を配設している。そして該組み合せ金型
は、第１工程金型２，第２工程金型３，第３工程金型４
より構成され、第１工程金型２の後方には第１工程用油
圧シリンダ５が連結され、また第２工程金型３の後方に
は第２工程用油圧シリンダ６，第３工程金型の後方には
第３工程用油圧シリンダ７が、それぞれ独立して連結さ
れ被加工物の曲げ変形作業を行なう。
その他同径ではあるが、２つ以上の複数種類の曲げ角度
を有する製品の製作の際の二次元曲げ加工工法に関する
もので、この種複雑な曲げ加工を完全自動化により精密
に行なうことを目的としている。 【解決手段】 中央金型１の左右対称位置に、それぞれ
独立した駆動系である油圧シリンダ５，６，７を有し、
同径でかつ曲げ角度のそれぞれ異なる複数種類の曲げ加
工用金型２，３，４を多重に嵌め合せて内蔵した一体型
の組み合せ金型を配設している。そして該組み合せ金型
は、第１工程金型２，第２工程金型３，第３工程金型４
より構成され、第１工程金型２の後方には第１工程用油
圧シリンダ５が連結され、また第２工程金型３の後方に
は第２工程用油圧シリンダ６，第３工程金型の後方には
第３工程用油圧シリンダ７が、それぞれ独立して連結さ
れ被加工物の曲げ変形作業を行なう。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば原子力プラン
トにおける蒸気発生器の振れ止め金具、その他同径では
あるが２つ以上複数種類の曲げ角度を有する製品の製作
に用いる二次元曲げ加工工法に関する。
トにおける蒸気発生器の振れ止め金具、その他同径では
あるが２つ以上複数種類の曲げ角度を有する製品の製作
に用いる二次元曲げ加工工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種製品の製作に際しては、製品
のそれぞれの曲げ角度に応じて曲げ角度の異なる複数種
類の曲げ金型を複数個準備しておき、その角度に合せて
金型を組合せて使用し曲げ加工を行なっていた。
のそれぞれの曲げ角度に応じて曲げ角度の異なる複数種
類の曲げ金型を複数個準備しておき、その角度に合せて
金型を組合せて使用し曲げ加工を行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のように
従来の工法では、同径ではあるが曲げ角度が数種類の製
品に対しては、それぞれの異なる曲げ角度に合せて金型
を組合せて使用し加工を行なっていたが、金型の組合せ
は手動で行なわれており、自動化が困難であり、量産化
を果すことができない不具合があった。
従来の工法では、同径ではあるが曲げ角度が数種類の製
品に対しては、それぞれの異なる曲げ角度に合せて金型
を組合せて使用し加工を行なっていたが、金型の組合せ
は手動で行なわれており、自動化が困難であり、量産化
を果すことができない不具合があった。
【０００４】また、左右対称位置に配置した曲げ加工時
に使用する金型の組合せを間違えると、製品に不具合を
出す恐れがあった。
に使用する金型の組合せを間違えると、製品に不具合を
出す恐れがあった。
【０００５】本発明は上記従来工法の各不具合点を解消
し、作業の自動化及び正確な曲げ角度を確保できる新た
な二次元曲げ加工工法を提供することを目的としてい
る。
し、作業の自動化及び正確な曲げ角度を確保できる新た
な二次元曲げ加工工法を提供することを目的としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の二次元曲げ加工金型内蔵工法は、それぞれ独立
した駆動系を有し、同径でかつ曲げ角度のそれぞれ異な
る複数種類の曲げ加工用金型を多重に嵌め合せて内蔵し
た一体型の組み合せ金型を中央金型に対向して左右対称
位置に配置し、前記複数種類の曲げ角度に応じた曲げ加
工用金型を、それぞれの独立した駆動手段により駆動す
ることにより、中央金型と前記各金型間に介装した被加
工物を２つ以上の複数種類の曲げ角度に変形させること
を特徴としている。
本発明の二次元曲げ加工金型内蔵工法は、それぞれ独立
した駆動系を有し、同径でかつ曲げ角度のそれぞれ異な
る複数種類の曲げ加工用金型を多重に嵌め合せて内蔵し
た一体型の組み合せ金型を中央金型に対向して左右対称
位置に配置し、前記複数種類の曲げ角度に応じた曲げ加
工用金型を、それぞれの独立した駆動手段により駆動す
ることにより、中央金型と前記各金型間に介装した被加
工物を２つ以上の複数種類の曲げ角度に変形させること
を特徴としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の最良と思
われる実施の形態について説明する。図１は本発明工法
で使用する曲げ加工用金型の平面図、図２は同金型の断
面図、図３は同金型の要部斜視図である。
われる実施の形態について説明する。図１は本発明工法
で使用する曲げ加工用金型の平面図、図２は同金型の断
面図、図３は同金型の要部斜視図である。
【０００８】これらの図において、１は中央金型で該金
型１の左右対称位置には、それぞれ独立した駆動系を有
し、同径でかつ曲げ角度のそれぞれ異なる複数種類の曲
げ加工用金型２，３，４を多重に嵌め合せて内蔵した一
体型の組み合せ金型が前記中央金型１に対向して左右に
配設されている。
型１の左右対称位置には、それぞれ独立した駆動系を有
し、同径でかつ曲げ角度のそれぞれ異なる複数種類の曲
げ加工用金型２，３，４を多重に嵌め合せて内蔵した一
体型の組み合せ金型が前記中央金型１に対向して左右に
配設されている。
【０００９】一体型の組み合せ金型は、同心的に多重に
嵌合する第１工程金型２と第２工程金型３及び第３工程
金型４とから構成され、第３工程金型４の中に第２工程
金型３が摺動自在に嵌入され、さらに第２工程金型３の
中に第１工程金型２が摺動自在に嵌入されて配置されて
金型内蔵型の一体型組み合せ金型を構成している。
嵌合する第１工程金型２と第２工程金型３及び第３工程
金型４とから構成され、第３工程金型４の中に第２工程
金型３が摺動自在に嵌入され、さらに第２工程金型３の
中に第１工程金型２が摺動自在に嵌入されて配置されて
金型内蔵型の一体型組み合せ金型を構成している。
【００１０】そして各金型２，３，４はそれぞれ曲げ角
度の異なる金型に形成している。
度の異なる金型に形成している。
【００１１】第１工程金型２の後方には第１工程用油圧
シリンダ５が連結され、また第２工程金型３の後方には
第２工程用油圧シリンダ６が、さらに第３工程金型４の
後方には第３工程用油圧シリンダ７が、それぞれ連結さ
れており、各金型２，３，４は各独立した油圧シリンダ
５，６，７の作動によりそれぞれ独立して摺動し曲げ加
工を行なうことができる。
シリンダ５が連結され、また第２工程金型３の後方には
第２工程用油圧シリンダ６が、さらに第３工程金型４の
後方には第３工程用油圧シリンダ７が、それぞれ連結さ
れており、各金型２，３，４は各独立した油圧シリンダ
５，６，７の作動によりそれぞれ独立して摺動し曲げ加
工を行なうことができる。
【００１２】そして同径ではあるが２つ以上複数種類の
曲げ角度を有する製品の製作に際しては、まず曲げ角度
の浅い部分の曲げ加工時には第１工程金型２のみを油圧
シリンダ５の油圧により作動させ、被加工材を中央金型
１に対し左右より押圧して曲げ加工を行なう。
曲げ角度を有する製品の製作に際しては、まず曲げ角度
の浅い部分の曲げ加工時には第１工程金型２のみを油圧
シリンダ５の油圧により作動させ、被加工材を中央金型
１に対し左右より押圧して曲げ加工を行なう。
【００１３】ついで、中間角度時には第１工程金型２で
曲げた後、そのままで第２工程金型３を油圧シリンダ６
の油圧により作動してさらに曲げる。
曲げた後、そのままで第２工程金型３を油圧シリンダ６
の油圧により作動してさらに曲げる。
【００１４】深い曲げ角度の際には、前記第１工程金型
２及び第２工程金型３と順次作動した作動圧力をそのま
ま維持した状態で、さらに第３工程金型４を油圧シリン
ダ７の油圧にて作動させ、深い曲げ加工作業を完了す
る。
２及び第２工程金型３と順次作動した作動圧力をそのま
ま維持した状態で、さらに第３工程金型４を油圧シリン
ダ７の油圧にて作動させ、深い曲げ加工作業を完了す
る。
【００１５】なお各駆動系にはセンサーを設け、それぞ
れを制御するよう構成し、予定圧力に達するとセンサー
が働き、自動的に油圧シリンダは元の位置に戻るよう構
成したことにより装置の完全自動化を図っている。
れを制御するよう構成し、予定圧力に達するとセンサー
が働き、自動的に油圧シリンダは元の位置に戻るよう構
成したことにより装置の完全自動化を図っている。
【００１６】また、金型を一体化することにより、左右
対称位置の金型を間違うこともなく、また嵌め合せ構造
となっているため、互いの金型がずれることなく曲げ精
度が向上する。
対称位置の金型を間違うこともなく、また嵌め合せ構造
となっているため、互いの金型がずれることなく曲げ精
度が向上する。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように本発明の二次元曲げ加
工金型内蔵工法によれば次のような効果を奏する。
工金型内蔵工法によれば次のような効果を奏する。
【００１８】（１）同径でかつ曲げ角度の異なる金型数
種類を多重に嵌め合せて内蔵した一体的組み合せ金型に
形成したことによりこの種曲げ作業の完全自動化が可能
となり、従来のような製品の不具合の発生を防ぐことが
できる。
種類を多重に嵌め合せて内蔵した一体的組み合せ金型に
形成したことによりこの種曲げ作業の完全自動化が可能
となり、従来のような製品の不具合の発生を防ぐことが
できる。
【００１９】（２）各金型を作動する駆動系をセンサー
にて管理したため、同角度の製品が出来るようになっ
た。
にて管理したため、同角度の製品が出来るようになっ
た。
【００２０】（３）曲げ角度の異なる金型を何種類も多
重に内蔵して一体型としたことにより、複数種類の曲げ
角度を持った製品の複雑な曲げ加工も完全に自動化する
ことが可能となった。
重に内蔵して一体型としたことにより、複数種類の曲げ
角度を持った製品の複雑な曲げ加工も完全に自動化する
ことが可能となった。
【図１】本発明工法で使用する曲げ加工用金型の平面図
である。
である。
【図２】同金型の断面図である。
【図３】同金型の要部斜視図である。
１ 中央金型 ２ 第１工程金型 ３ 第２工程金型 ４ 第３工程金型 ５ 第１工程用油圧シリンダ ６ 第２工程用油圧シリンダ ７ 第３工程用油圧シリンダ
Claims (1)
- 【請求項１】 それぞれ独立した駆動系を有し、同径で
かつ曲げ角度のそれぞれ異なる複数種類の曲げ加工用金
型を多重に嵌め合せて内蔵した一体型の組み合せ金型を
中央金型に対向して左右対称位置に配置し、前記複数種
類の曲げ角度に応じた曲げ加工用金型を、それぞれの独
立した駆動手段により駆動することにより、中央金型と
前記各金型間に介装した被加工物を２つ以上の複数種類
の曲げ角度に変形させることを特徴とする二次元曲げ加
工金型内蔵工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20277796A JPH1029017A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 二次元曲げ加工金型内蔵工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20277796A JPH1029017A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 二次元曲げ加工金型内蔵工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029017A true JPH1029017A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16463020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20277796A Withdrawn JPH1029017A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 二次元曲げ加工金型内蔵工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029017A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102581085A (zh) * | 2012-02-28 | 2012-07-18 | 江苏奔宇车身制造有限公司 | 异型管整体弯曲成形装置 |
| CN102641918A (zh) * | 2012-05-18 | 2012-08-22 | 哈尔滨工业大学 | 一种用于环形件成形的卧式弯曲机 |
| CN111790781A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-10-20 | 宝鸡特钢钛业股份有限公司 | 大规格异型复合金属件的折弯模具 |
| CN113319238A (zh) * | 2021-04-27 | 2021-08-31 | 北京机电研究所有限公司 | 一种复杂铝合金传动轴锻件多向锻造成形的方法 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP20277796A patent/JPH1029017A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102581085A (zh) * | 2012-02-28 | 2012-07-18 | 江苏奔宇车身制造有限公司 | 异型管整体弯曲成形装置 |
| CN102641918A (zh) * | 2012-05-18 | 2012-08-22 | 哈尔滨工业大学 | 一种用于环形件成形的卧式弯曲机 |
| CN102641918B (zh) * | 2012-05-18 | 2014-05-07 | 哈尔滨工业大学 | 一种用于环形件成形的卧式弯曲机 |
| CN111790781A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-10-20 | 宝鸡特钢钛业股份有限公司 | 大规格异型复合金属件的折弯模具 |
| CN113319238A (zh) * | 2021-04-27 | 2021-08-31 | 北京机电研究所有限公司 | 一种复杂铝合金传动轴锻件多向锻造成形的方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |