JPH02271568A - 集積回路の製造方法 - Google Patents
集積回路の製造方法Info
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- JPH02271568A JPH02271568A JP1092690A JP9269089A JPH02271568A JP H02271568 A JPH02271568 A JP H02271568A JP 1092690 A JP1092690 A JP 1092690A JP 9269089 A JP9269089 A JP 9269089A JP H02271568 A JPH02271568 A JP H02271568A
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Landscapes
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- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光素子と電子素子が集積され、光フアイバ通
信等に用いられる光電子集積回路に関するものである。
信等に用いられる光電子集積回路に関するものである。
光フアイバ通信用の受信フロントエンドとして、受光素
子であるpin−ホトダイオード(PIN−PD)と電
子素子である電界効果トランジスタ(FET)やバイポ
ーラトランジスタとをハイブリッド基板に集積した構造
のものが知られている。
子であるpin−ホトダイオード(PIN−PD)と電
子素子である電界効果トランジスタ(FET)やバイポ
ーラトランジスタとをハイブリッド基板に集積した構造
のものが知られている。
また、PIN−PDとFETとがInP基板上にモノリ
シックに集積された構造のものも既に作製されている。
シックに集積された構造のものも既に作製されている。
ハイブリッド基板上に受光素子および電子素子を集積し
たものは、半田付けにより各素子が実装されているので
、モノリシックのものに比べて信頼性が低く、また、大
量生産に不向きである。
たものは、半田付けにより各素子が実装されているので
、モノリシックのものに比べて信頼性が低く、また、大
量生産に不向きである。
一方、上述した従来のモノリシックのものは、バイポー
ラトランジスタを備えていない。光フアイバ通信の受信
フロントエンドは、その初段においては入力インピーダ
ンスが高くショットノイズの小さいFETが望ましく、
次段以降は相互コンダクタンスの大きいバイポーラトラ
ンジスタが望ましい。したがって、PIN−PDとFE
Tとバイポーラトランジスタの3種類の素子が全て同一
半導体基板上にモノリシックに集積化されたしのが求め
られているが、未だそのような集積回路は開発されてい
ない。
ラトランジスタを備えていない。光フアイバ通信の受信
フロントエンドは、その初段においては入力インピーダ
ンスが高くショットノイズの小さいFETが望ましく、
次段以降は相互コンダクタンスの大きいバイポーラトラ
ンジスタが望ましい。したがって、PIN−PDとFE
Tとバイポーラトランジスタの3種類の素子が全て同一
半導体基板上にモノリシックに集積化されたしのが求め
られているが、未だそのような集積回路は開発されてい
ない。
上記課題を解決するために、本発明の集積回路の製造方
法は、電子素子用結晶である高電子移動度トランジスタ
用結晶と光素子用結晶であるpinホトダイオード用結
晶とがそれぞれエピタキシャル成長により形成された後
、電子素子用結晶であるヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ用結晶がエピタキシャル成長により形成されること
を特徴とするものである。
法は、電子素子用結晶である高電子移動度トランジスタ
用結晶と光素子用結晶であるpinホトダイオード用結
晶とがそれぞれエピタキシャル成長により形成された後
、電子素子用結晶であるヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ用結晶がエピタキシャル成長により形成されること
を特徴とするものである。
ヘテロ接合バイポーラトランジスタ用結晶のためのエピ
タキシャル成長が素子形成のための最後のエピタキシャ
ル成長となるので、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
用結晶が他の素子用結晶を形成するためのエピタキシャ
ル成長による加熱を受けない。したがって、ベース層の
ドーパントがエミツタ層やコレクタ層に拡散されない。
タキシャル成長が素子形成のための最後のエピタキシャ
ル成長となるので、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
用結晶が他の素子用結晶を形成するためのエピタキシャ
ル成長による加熱を受けない。したがって、ベース層の
ドーパントがエミツタ層やコレクタ層に拡散されない。
第1図は、本発明の一実施例を示す工程断面図である。
本実施例は、P IN−PDと、FETの一種である高
電子移動度トランジスタ(HEMT)と、ヘテロ接合バ
イポーラトランジスタ(HB T)の3種類の素子のた
めのエピタキシャル結晶がそれぞれインジウム・リン(
1nP)基板上にモノリシックに形成されている光電子
集積回路の製造方法である。
電子移動度トランジスタ(HEMT)と、ヘテロ接合バ
イポーラトランジスタ(HB T)の3種類の素子のた
めのエピタキシャル結晶がそれぞれインジウム・リン(
1nP)基板上にモノリシックに形成されている光電子
集積回路の製造方法である。
本実施例では、エピタキシャル成長方法として、優れた
選択成長性を示す100 Torr以下の減圧での有機
金属気相成長法(OMVPE)が用いられている。基板
温度は600℃ないし700℃程度とし、形成したい半
導体層毎に反応ガスが適宜選択される。エピタキシャル
成長により形成される半導体層としては、InP層、ガ
リウム・インジウム・ひ素(GalnAs)層およびア
ルミニウム・インジウム・ひ素(A、QlnAs)層の
3種類であり、これらの半導体層が形成すべき素子に応
じて適宜選択される。
選択成長性を示す100 Torr以下の減圧での有機
金属気相成長法(OMVPE)が用いられている。基板
温度は600℃ないし700℃程度とし、形成したい半
導体層毎に反応ガスが適宜選択される。エピタキシャル
成長により形成される半導体層としては、InP層、ガ
リウム・インジウム・ひ素(GalnAs)層およびア
ルミニウム・インジウム・ひ素(A、QlnAs)層の
3種類であり、これらの半導体層が形成すべき素子に応
じて適宜選択される。
InP層のエピタキシャル成長には、反応ガスとしてト
リメチルインジウム(TMI)、ホスフィン(PH)お
よびアルシン(A s Ha )が用いラレる。Gal
nAs層のエピタキシャル成長には、反応ガスとしてト
リメチルガリウム(TMG)、トリメチルインジウム(
TM I )およびアルシン(A s Ha )が用い
られる。AglnAs層のエピタキシャル成長には、反
応ガスとしてトリメチルアルミニウム(TMA)、トリ
メチルインジウム(TMI)およびアルシン(A s
Ha )が用いられる。
リメチルインジウム(TMI)、ホスフィン(PH)お
よびアルシン(A s Ha )が用いラレる。Gal
nAs層のエピタキシャル成長には、反応ガスとしてト
リメチルガリウム(TMG)、トリメチルインジウム(
TM I )およびアルシン(A s Ha )が用い
られる。AglnAs層のエピタキシャル成長には、反
応ガスとしてトリメチルアルミニウム(TMA)、トリ
メチルインジウム(TMI)およびアルシン(A s
Ha )が用いられる。
また、選択成長マスクとしては、窒化シリコン(SiN
)膜、または酸化シリコン(S i O,、)膜が
用いられる。
)膜、または酸化シリコン(S i O,、)膜が
用いられる。
以下、第1図と共に具体的手順を説明する。
まず、用意されたInP基板1上に、PIN−PD形成
用のエピタキシャル成長が行われる。ここでは、n’4
2GalnAs層2とi型Ga1nAs層3とp型Ga
I nAs層4が順に形成される(第1図(A)参照
)。
用のエピタキシャル成長が行われる。ここでは、n’4
2GalnAs層2とi型Ga1nAs層3とp型Ga
I nAs層4が順に形成される(第1図(A)参照
)。
ついで、将来PIN−PDが形成される領域5にのみ、
エピタキシャル層2ないし3が残るようにメサエッチン
グが行われる。まず、窒化シリコン膜が、例えば電子サ
イクロトロン共鳴プラズマ化学的気相成長法(ECRプ
ラズマCVD)によって、基板表面全体に形成される。
エピタキシャル層2ないし3が残るようにメサエッチン
グが行われる。まず、窒化シリコン膜が、例えば電子サ
イクロトロン共鳴プラズマ化学的気相成長法(ECRプ
ラズマCVD)によって、基板表面全体に形成される。
そしてPINPD領域5の表面にレジストパターンが形
成され、このレジストパターンをマスクとして窒化シリ
コン膜が弗酸(FH)で除去される。つぎに、PIN−
PD領域5上に残された窒化シリコン膜およびその上の
レジストパターンをマスクとして、上記エピタキシャル
層2ないし4が順次エツチング除去され、その後、マス
クとして用いられたレジストパターンおよび窒化シリコ
ン膜が除去されてPIN−PD用結晶16が形成される
(第1図(B)参照)。
成され、このレジストパターンをマスクとして窒化シリ
コン膜が弗酸(FH)で除去される。つぎに、PIN−
PD領域5上に残された窒化シリコン膜およびその上の
レジストパターンをマスクとして、上記エピタキシャル
層2ないし4が順次エツチング除去され、その後、マス
クとして用いられたレジストパターンおよび窒化シリコ
ン膜が除去されてPIN−PD用結晶16が形成される
(第1図(B)参照)。
ついで、PIN−PD領域5に窒化シリコン膜または酸
化シリコン膜からなる選択成長マスク6が形成される。
化シリコン膜からなる選択成長マスク6が形成される。
この選択成長マスク6も、前述のメサエッチングの際の
窒化シリコンマスクと同様に、ECRプラズマCVDに
よる成長とレジストパターンによるパターンニングによ
って形成される(第1図(C)参照)。
窒化シリコンマスクと同様に、ECRプラズマCVDに
よる成長とレジストパターンによるパターンニングによ
って形成される(第1図(C)参照)。
つぎに、HEMT用のエピタキシャル選択成長が行われ
る。すなわち、能動層であるi型GaInAs層13お
よび電子供給層であるn型Afi1 nAs層14が、
選択成長マスク6上を除いて表面全体に順に形成される
(第1図(D)参照)。
る。すなわち、能動層であるi型GaInAs層13お
よび電子供給層であるn型Afi1 nAs層14が、
選択成長マスク6上を除いて表面全体に順に形成される
(第1図(D)参照)。
ついで、将来HEMTが形成される領域15にのみ、エ
ピタキシャル層13.14が残るようにメサエッチング
が行われ、HEMT用結晶18が形成される(第1図(
E)参照)。ここでのメサエッチング方法は、上述した
PIN−PD領域5におけるメサエッチングと同様であ
り、ECRプラズマCVDによる窒化シリコンまたは酸
化シリコン膜の形成工程、そのパターンニング工程、さ
らにパターンニングされた膜をマスクとするエツチング
工程を含んでいる。ついで、HEMT領域15に窒化シ
リコン膜または酸化シリコン膜からなる選択成長マスク
19が形成される。なお、このときPIN−PD領域5
にも選択成長マスク6は残されている。選択成長マスク
19も、前述の選択成長マスク6と同様に、ECRプラ
ズマCvDによる膜形成とレジストパターンによるパタ
ーンニングによって形成される(第1図(F)参照)。
ピタキシャル層13.14が残るようにメサエッチング
が行われ、HEMT用結晶18が形成される(第1図(
E)参照)。ここでのメサエッチング方法は、上述した
PIN−PD領域5におけるメサエッチングと同様であ
り、ECRプラズマCVDによる窒化シリコンまたは酸
化シリコン膜の形成工程、そのパターンニング工程、さ
らにパターンニングされた膜をマスクとするエツチング
工程を含んでいる。ついで、HEMT領域15に窒化シ
リコン膜または酸化シリコン膜からなる選択成長マスク
19が形成される。なお、このときPIN−PD領域5
にも選択成長マスク6は残されている。選択成長マスク
19も、前述の選択成長マスク6と同様に、ECRプラ
ズマCvDによる膜形成とレジストパターンによるパタ
ーンニングによって形成される(第1図(F)参照)。
つぎに、HBT用のエピタキシャル選択成長が行われる
。すなわち、n 型Ga InAs層7、口型Ga1n
As層8、p型Ga1nAs層9および口型1nP層1
0が、選択成長マスク6および19上を除いて表面全体
に順に形成される(第1図(G)参照)。ついでHEM
T領域15と同様に、HBT領域11にHEMT用結晶
17が残るようにメサエッチングが行われる(第1図(
H)参照)。
。すなわち、n 型Ga InAs層7、口型Ga1n
As層8、p型Ga1nAs層9および口型1nP層1
0が、選択成長マスク6および19上を除いて表面全体
に順に形成される(第1図(G)参照)。ついでHEM
T領域15と同様に、HBT領域11にHEMT用結晶
17が残るようにメサエッチングが行われる(第1図(
H)参照)。
最後に、選択成長マスク6および19を除去すれば、P
IN−PD用結晶16、HBT用結晶17およびHEM
T用結晶18がそれぞれの領域5.11および15に形
成される(第1図(1)参照)。
IN−PD用結晶16、HBT用結晶17およびHEM
T用結晶18がそれぞれの領域5.11および15に形
成される(第1図(1)参照)。
ところで、一般にHBTのp型ベース層(上記実施例で
はp型QalnAs層9)は、1018cm−3以上に
ドーピングされるが、p型ドーパントとして用いられる
不純物、例えば亜鉛(Zn)やベリリウム(Be)は、
高温で容易に拡散する。
はp型QalnAs層9)は、1018cm−3以上に
ドーピングされるが、p型ドーパントとして用いられる
不純物、例えば亜鉛(Zn)やベリリウム(Be)は、
高温で容易に拡散する。
HBTのp型ドーパントが口型のエミッタ(上記実施例
では口型1nP層10)に拡散すると、エミッタ中にお
いてpn接合、すなわちエミッタ・ベース接合が形成さ
れてしまい、本来のへテロ接合による高エミツタ注入効
率という利点が失われてしまう。
では口型1nP層10)に拡散すると、エミッタ中にお
いてpn接合、すなわちエミッタ・ベース接合が形成さ
れてしまい、本来のへテロ接合による高エミツタ注入効
率という利点が失われてしまう。
また、p型ドーパントがコレクタ側(上記実施例では口
型Ga1nAs層8)へ拡散した場合、ベース層が実質
的に厚くなり、ベース層中のキャリア走行時間が増大し
て高周波特性(遮断周波数fT)の低下を招いてしまう
。
型Ga1nAs層8)へ拡散した場合、ベース層が実質
的に厚くなり、ベース層中のキャリア走行時間が増大し
て高周波特性(遮断周波数fT)の低下を招いてしまう
。
しかし、本実施例の製造方法では、HBT用結晶17が
、PIN−PD用結品16およびHEMT用結晶18を
形成した後に形成される。換言すれば、HBT用結晶1
7の形成後には他の素子のためのエピタキシャル成長が
行われない。したがって、HBT用結晶17は、高温に
置かれることがない。
、PIN−PD用結品16およびHEMT用結晶18を
形成した後に形成される。換言すれば、HBT用結晶1
7の形成後には他の素子のためのエピタキシャル成長が
行われない。したがって、HBT用結晶17は、高温に
置かれることがない。
したがって、ベース層のp型ドーパントがエミツタ層や
コレクタ層に拡散することがなく、高周波特性が劣化し
ない。
コレクタ層に拡散することがなく、高周波特性が劣化し
ない。
なお、本実施例では、PIN−PD用結晶16が形成さ
れた後HEMT用結晶18が形成されているが、これら
がHBT用結晶17の形成前に行われれば、HEMT結
晶18を形成した後PINPD用結晶16を形成しても
よい。
れた後HEMT用結晶18が形成されているが、これら
がHBT用結晶17の形成前に行われれば、HEMT結
晶18を形成した後PINPD用結晶16を形成しても
よい。
また、基板の材料やエピタキシャル成長層の材料は、上
記実施例に限定されるものではなく、適宜選択すること
ができる。
記実施例に限定されるものではなく、適宜選択すること
ができる。
以上説明したように、本発明の集積回路の製造方法によ
れば、HBT用結晶が他の素子用結晶を形成するための
エピタキシャル成長による加熱を受けず、そのためにベ
ース層のドーパントがエミツタ層やコレクタ層に拡散さ
れない。したがって、HBTの高エミツタ注入効率およ
び高周波特性を劣化させることなく、HBTを、PIN
−PD。
れば、HBT用結晶が他の素子用結晶を形成するための
エピタキシャル成長による加熱を受けず、そのためにベ
ース層のドーパントがエミツタ層やコレクタ層に拡散さ
れない。したがって、HBTの高エミツタ注入効率およ
び高周波特性を劣化させることなく、HBTを、PIN
−PD。
HEMTと共に同一基板にモノリシックに形成できる。
第1図は本発明の一実施例である集積回路の製造方法を
示す工程断面図である。 1−・・I n P基板、5−P I N −P D領
域、6.19・・・選択成長マスク、11・・・HBT
領域、15・・・HEMT領域、16・・・PIN−P
D用結晶、17・・・HBT用結晶、18・・・HEM
T用結晶。 代理人弁理士 長谷用 芳 樹間
塩 1) 辰 也第 】 図(2) 図(]) 実施例(3、、/ 3 ) 第】 図(3)
示す工程断面図である。 1−・・I n P基板、5−P I N −P D領
域、6.19・・・選択成長マスク、11・・・HBT
領域、15・・・HEMT領域、16・・・PIN−P
D用結晶、17・・・HBT用結晶、18・・・HEM
T用結晶。 代理人弁理士 長谷用 芳 樹間
塩 1) 辰 也第 】 図(2) 図(]) 実施例(3、、/ 3 ) 第】 図(3)
Claims (1)
- 化合物半導体基板上にエピタキシャル成長による光素子
用結晶と電子素子用結晶が形成される集積回路の製造方
法において、電子素子用結晶である高電子移動度トラン
ジスタ用結晶と光素子用結晶であるpinホトダイオー
ド用結晶とがそれぞれエピタキシャル成長により形成さ
れた後、電子素子用結晶であるヘテロ接合バイポーラト
ランジスタ用結晶がエピタキシャル成長により形成され
ることを特徴とする集積回路の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1092690A JPH02271568A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 集積回路の製造方法 |
EP90106894A EP0392480B1 (en) | 1989-04-12 | 1990-04-10 | Method of manufacturing a semiconductor integrated circuit device |
DE69030129T DE69030129T2 (de) | 1989-04-12 | 1990-04-10 | Herstellungsverfahren einer integrierten Halbleiterschaltung |
US07/507,530 US5051372A (en) | 1989-04-12 | 1990-04-11 | Method of manufacturing a semiconductor optoelectric integrated circuit device, having a pin, hemt, and hbt, by selective regrowth |
CA002014399A CA2014399C (en) | 1989-04-12 | 1990-04-11 | Method of manufacturing a semiconductor integrated circuit device |
KR1019900005076A KR930009595B1 (ko) | 1989-04-12 | 1990-04-12 | 반도체집적회로장치의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1092690A JPH02271568A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 集積回路の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02271568A true JPH02271568A (ja) | 1990-11-06 |
Family
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Family Applications (1)
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JP1092690A Pending JPH02271568A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 集積回路の製造方法 |
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JP (1) | JPH02271568A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02283066A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 集積回路の製造方法 |
JPH0590286A (ja) * | 1991-03-28 | 1993-04-09 | Texas Instr Inc <Ti> | ヘテロ接合バイポーラ・トランジスタをヘテロ接合fetおよびピン・ダイオードと統合する方法 |
JPH09213988A (ja) * | 1995-02-02 | 1997-08-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | pin型受光素子、光電変換回路及び光電変換モジュール |
JP2010518622A (ja) * | 2007-02-07 | 2010-05-27 | マイクロリンク デバイセズ, インク. | Hbtと電界効果トランジスタとの統合 |
JP2017126738A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | ソニー株式会社 | 受光素子、受光素子の製造方法、撮像素子および電子機器 |
-
1989
- 1989-04-12 JP JP1092690A patent/JPH02271568A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8450162B2 (en) | 2007-02-07 | 2013-05-28 | Microlink Devices, Inc. | HBT and field effect transistor integration |
JP2017126738A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | ソニー株式会社 | 受光素子、受光素子の製造方法、撮像素子および電子機器 |
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