JPH02269842A - 織機のインチング装置 - Google Patents
織機のインチング装置Info
- Publication number
- JPH02269842A JPH02269842A JP8809089A JP8809089A JPH02269842A JP H02269842 A JPH02269842 A JP H02269842A JP 8809089 A JP8809089 A JP 8809089A JP 8809089 A JP8809089 A JP 8809089A JP H02269842 A JPH02269842 A JP H02269842A
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- inching
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- delta connection
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 title abstract 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 1
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、織機のインチング装置に関する。
〈従来の技術〉
織機においては、特公昭60−50899号公報等に開
示されているように、織機の立ち上がり性能を向上させ
てストップマークを防止するために、起動時には織機駆
動用モータの一次巻線の各コイルをデルタ(Δ)結線と
して、起動時のトルクを十分に大きくし、その後の定常
運転時はスター(Y)結線として、電力消費量を少なく
するようにしている。
示されているように、織機の立ち上がり性能を向上させ
てストップマークを防止するために、起動時には織機駆
動用モータの一次巻線の各コイルをデルタ(Δ)結線と
して、起動時のトルクを十分に大きくし、その後の定常
運転時はスター(Y)結線として、電力消費量を少なく
するようにしている。
ところで、従来、インチング(寸動)操作に際しては、
作業者がスター結線とするがデルタ結線するかを判断し
、その判断結果に基づいて、手動スイッチ等により結線
を選択してから、インチングを行っていた。
作業者がスター結線とするがデルタ結線するかを判断し
、その判断結果に基づいて、手動スイッチ等により結線
を選択してから、インチングを行っていた。
〈発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このように人の選択に完全に任せた場合
は、スター結線を選択したときにトルク不足でインチン
グ作動できないことがあり、このときはデルタ結線に切
換えることになるが、デルタ結線の場合は、トルクが高
すぎて微妙なインチング作動ができないという問題点が
あった。
は、スター結線を選択したときにトルク不足でインチン
グ作動できないことがあり、このときはデルタ結線に切
換えることになるが、デルタ結線の場合は、トルクが高
すぎて微妙なインチング作動ができないという問題点が
あった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、インチング
時の操作性を向上させることを目的とする。
時の操作性を向上させることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉
このため、本発明は、繊機駆動用モータをデルタ結線す
る回路と、スター結線する回路とを備えた織機において
、第1図に示すように、インチング時にデルタ結線を選
択しうるデルタ結線選択手段と、該デルタ結線選択手段
によりインチング時にデルタ結線を選択したときに織機
のインチング作動の有無を判定する作動判定手段と、該
作動判定手段によりインチング作動したと判定したとき
にスター結線に切換えるスター結線切換手段とを設けて
、織機のインチング装置を構成する。
る回路と、スター結線する回路とを備えた織機において
、第1図に示すように、インチング時にデルタ結線を選
択しうるデルタ結線選択手段と、該デルタ結線選択手段
によりインチング時にデルタ結線を選択したときに織機
のインチング作動の有無を判定する作動判定手段と、該
作動判定手段によりインチング作動したと判定したとき
にスター結線に切換えるスター結線切換手段とを設けて
、織機のインチング装置を構成する。
〈作用〉
上記の構成においては、インチング時にデルタ結線を選
択した場合、織機のインチング作動の有無を判定し、イ
ンチング作動したと判定した段階でスター結線に切換え
る。これにより、確実な起動を確保したうえで、微妙な
インチング作動を実現できる。
択した場合、織機のインチング作動の有無を判定し、イ
ンチング作動したと判定した段階でスター結線に切換え
る。これにより、確実な起動を確保したうえで、微妙な
インチング作動を実現できる。
尚、インチング時の結線の選択は、作業者の判断により
、デルタ結線とスター結線とから任意に行ってもよく、
あるいは、最初は自動的にスター結線とし、これで作動
できないときに自動的にデルタ結線を選択するようにし
てもよい。
、デルタ結線とスター結線とから任意に行ってもよく、
あるいは、最初は自動的にスター結線とし、これで作動
できないときに自動的にデルタ結線を選択するようにし
てもよい。
〈実施例〉
以下に本発明の一実施例を説明する。
第2図を参照し、織機駆動用モータ1の一次側(固定子
側)のコイルR,S、Tの端部はそれぞれu−X、
V−)’+ W−Zとなっており、端子U。
側)のコイルR,S、Tの端部はそれぞれu−X、
V−)’+ W−Zとなっており、端子U。
v、wは電源投入用接点2aを介して図示しない電源に
接続されている。端子u、v、wはまたデルタ(Δ)結
線用接点3aを介して端子2.χ。
接続されている。端子u、v、wはまたデルタ(Δ)結
線用接点3aを介して端子2.χ。
yとそれぞれ接続されており、接点3aの閉結時には端
子Uとz、vとx、wとyが各々短絡されてデルタ結線
となる。端子x、 y、 zにはまたスター(Y)
結線用接点4aの一端が接続され、その他端は短絡され
ており、接点4aの閉結時には端子x、y、zが短絡さ
れてスター結線となる。
子Uとz、vとx、wとyが各々短絡されてデルタ結線
となる。端子x、 y、 zにはまたスター(Y)
結線用接点4aの一端が接続され、その他端は短絡され
ており、接点4aの閉結時には端子x、y、zが短絡さ
れてスター結線となる。
接点2a、3a、4aは各々対応するリレー2゜3.4
の作動によって閉結されるようになっている。
の作動によって閉結されるようになっている。
ここで、リレー2,3.4はマイクロコンピュータ5か
らの信号によりドライバ6,7.8を介してON・OF
F制御され、メインスイッチ9の投入による通常運転に
際しては、リレー2をONにすると共に、起動時にはリ
レー3をONにして、デルタ結線とすることにより起動
時のトルクを十分に大きくし、その後の定常運転時には
リレー4をONにして、スター結線とすることにより電
力消費量を少なくするようにしている。
らの信号によりドライバ6,7.8を介してON・OF
F制御され、メインスイッチ9の投入による通常運転に
際しては、リレー2をONにすると共に、起動時にはリ
レー3をONにして、デルタ結線とすることにより起動
時のトルクを十分に大きくし、その後の定常運転時には
リレー4をONにして、スター結線とすることにより電
力消費量を少なくするようにしている。
インチング時は第3図のフローチャートに従って別の1
1)御が行われる。
1)御が行われる。
この制御のため、マイクロコンピュータ5には、インチ
フグスイッチ10.織機のアングルセンサ11等からの
信号が入力されている。
フグスイッチ10.織機のアングルセンサ11等からの
信号が入力されている。
次にインチング時の制御を第3図のフローチャートに従
って説明する。尚、インチング時には、モータの速度制
御、すなわち電源電圧をトランスを用いて降下させる等
して緩速制御を行うが、これについては説明を省略する
。
って説明する。尚、インチング時には、モータの速度制
御、すなわち電源電圧をトランスを用いて降下させる等
して緩速制御を行うが、これについては説明を省略する
。
ステップl(図にはSlと記しである。以下同様)では
、インチングスイッチ10のON・OFFを判定し、O
Nの場合はステップ2へ進む。
、インチングスイッチ10のON・OFFを判定し、O
Nの場合はステップ2へ進む。
ステップ2では、リレー2を作動させて、電源を投入す
る。
る。
次のステップ3では、リレー4を作動させて(リレー3
は非作動)、スター結線とする。
は非作動)、スター結線とする。
次のステップ4では、アングルセンサ11からの信号の
入力の有無に基づいて、インチング作動がなされたか否
かを判定する。
入力の有無に基づいて、インチング作動がなされたか否
かを判定する。
インチング作動がなされた場合はステップlに戻り、イ
ンチング作動がなされなかった場合はステップ5に進む
。
ンチング作動がなされなかった場合はステップ5に進む
。
ステップ5では、リレー3を作動させて(リレー4は非
作動)、デルタ結線とする。これにより、インチング時
に確実な起動が確保される。
作動)、デルタ結線とする。これにより、インチング時
に確実な起動が確保される。
従って、ステップ1〜5の部分がデルタ結線選択手段に
相当する。但し、この部分は人の選択に任せてもよい。
相当する。但し、この部分は人の選択に任せてもよい。
次にステップ6では、アングルセンサ11からの信号の
入力の有無に基づいて、インチング作動がなされたか否
かを判定し、インチング作動がなされるのを待つ。
入力の有無に基づいて、インチング作動がなされたか否
かを判定し、インチング作動がなされるのを待つ。
従って、ステップ6の部分が作動判定手段に相当する。
そして、インチング作動がなされた段階でステップ7へ
進み、リレー4を作動させて(リレー3は非作動)、ス
ター結線とする。これにより、微妙なインチング作動が
可能となる。この後、ステップ1に戻る。
進み、リレー4を作動させて(リレー3は非作動)、ス
ター結線とする。これにより、微妙なインチング作動が
可能となる。この後、ステップ1に戻る。
従って、ステップ7の部分がスター結線切換手段に相当
する。
する。
ステップ1での判定でインチングスイッチIOがOFF
の場合は、ステップ8へ進んでリレー2を非作動とする
ことにより電源を遮断する。
の場合は、ステップ8へ進んでリレー2を非作動とする
ことにより電源を遮断する。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、インチング時にデ
ルタ結線を選択した場合に、織機のインチング作動の有
無を判定し、インチング作動したと判定した段階でスタ
ー結線に切換えるようにしたので、確実な起動を確保し
たうえで、微妙なインチング作動を実現でき、操作性が
大幅に向上するという効果が得られる。
ルタ結線を選択した場合に、織機のインチング作動の有
無を判定し、インチング作動したと判定した段階でスタ
ー結線に切換えるようにしたので、確実な起動を確保し
たうえで、微妙なインチング作動を実現でき、操作性が
大幅に向上するという効果が得られる。
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
本発明の一実施例を示す織機駆動用モータの駆動回路を
示す図、第3図は制御内容を示すフローチャートである
。 1・・・織機駆動用モータ 2a・・・電源投入用接
点 3a・・・デルタ結線用接点 4a・・・スタ
ー結線用接点 2.3.4・・・リレー 5・・・
マイクロコンピュータ 9・・・メインスイッチ
10・・・インチングスイッチ 11・・・アングル
センサ特許出願人 日産自動車株式会社 代 理 人 弁理士 笹島 富二雄
本発明の一実施例を示す織機駆動用モータの駆動回路を
示す図、第3図は制御内容を示すフローチャートである
。 1・・・織機駆動用モータ 2a・・・電源投入用接
点 3a・・・デルタ結線用接点 4a・・・スタ
ー結線用接点 2.3.4・・・リレー 5・・・
マイクロコンピュータ 9・・・メインスイッチ
10・・・インチングスイッチ 11・・・アングル
センサ特許出願人 日産自動車株式会社 代 理 人 弁理士 笹島 富二雄
Claims (1)
- 織機駆動用モータをデルタ結線する回路と、スター結線
する回路とを備えた織機において、インチング時にデル
タ結線を選択しうるデルタ結線選択手段と、該デルタ結
線選択手段によりインチング時にデルタ結線を選択した
ときに織機のインチング作動の有無を判定する作動判定
手段と、該作動判定手段によりインチング作動したと判
定したときにスター結線に切換えるスター結線切換手段
とを設けたことを特徴とする織機のインチング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809089A JPH02269842A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 織機のインチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809089A JPH02269842A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 織機のインチング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02269842A true JPH02269842A (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=13933168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8809089A Pending JPH02269842A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 織機のインチング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02269842A (ja) |
-
1989
- 1989-04-10 JP JP8809089A patent/JPH02269842A/ja active Pending
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