JPH10156084A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH10156084A
JPH10156084A JP8317464A JP31746496A JPH10156084A JP H10156084 A JPH10156084 A JP H10156084A JP 8317464 A JP8317464 A JP 8317464A JP 31746496 A JP31746496 A JP 31746496A JP H10156084 A JPH10156084 A JP H10156084A
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JP
Japan
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voltage
power supply
transformer
washing
washing machine
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JP8317464A
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Toshihiro Nomura
俊博 野村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯機において、電源の電圧に相違に自動的
に対処できるようにする。 【解決手段】 電源24の電圧を電圧検出回路35によ
り検出し、制御回路36はその検出電圧が220Vであ
るとき、トライアック32をオンしてトランス25の共
通端子30と第2の入力タップ29との間に220Vが
印加されるようにし、検出電圧が127Vであるとき、
トライアック34をオンしてトランス25の共通端子3
0と第1の入力タップ28との間に127Vが印加され
るようにする。これにより、トランス25の出力電圧は
常に100Vとなるので、切り替え操作を行なわずと
も、洗濯用回路11には電源電圧の如何に拘らず、常に
100Vが印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高低複数の電源電圧
に対応できるようにした洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯機を輸出する場合、その輸出国によ
っては、電源の電圧が様々に異なることがある。この場
合、洗濯用モータや給水弁、排水弁などの電装品をそれ
ぞれの電源電圧専用にした特殊仕様で製造するようにし
ていた。しかしながら、これでは電装品を電源電圧に応
じて多種製造しなければならないので、製造コストの上
昇を招く。
【0003】製造コストの上昇を極力防止しながら複数
の電源電圧に対処できるようにした洗濯機として、実開
平4−80488号に開示されたものがある。これは2
槽式洗濯機を対象としたもので、図6に示すように、洗
濯モータ1側では、主および補助の両コイルが第1およ
び第2の主コイル2aおよび2b、第1および第2の補
助コイル3aおよび3bに分けられ、脱水モータ4側で
は、主コイルが第1および第2の主コイル5aおよび5
bに分けられて、補助コイル6は単独に設けられてい
る。
【0004】そして、両モータ1,4の各コイルは同図
に示すように結線されており、電源電圧の高低に応じて
共通コネクタ7に高電圧用コネクタ8または低電圧用コ
ネクタ9を接続する。すると、共通コネクタ7に高電圧
用コネクタ8を接続した場合には、洗濯モータ1では第
1の主コイル2aと第2の主コイル2bが直列に接続さ
れ、第1の補助コイル3aと第2の補助コイル3bが直
列に接続された状態となると共に、脱水モータ4では第
1および第2の主コイル5aおよび5bが直列接続され
た状態となるので、両モータ1,4が高電圧に対応する
ようになる。
【0005】また、共通コネクタ7に低電圧用コネクタ
9を接続した場合には、洗濯モータ1では第1の主コイ
ル2aと第2の主コイル2bとが並列に接続され、第1
の補助コイル3aと第2の補助コイル3bが並列に接続
された状態となると共に、脱水モータ4では第1および
第2の主コイル5aおよび5bが並列に接続された状態
となるので、両モータ1,4が低電圧に対応するように
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のコネクタの接続
替えによって電源電圧の相違に対処する構成では、使用
する地域に応じて販売店或いは使用者がコネクタの接続
し直す必要があるが、このときのコネクタの抜き差しは
面倒で、作業性に劣る。また、高電圧用コネクタ8と低
電圧用コネクタ9とを間違えると、故障の原因にもな
る。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電源電圧の相違に容易に対処すること
ができ、また、手動操作で電源電圧に対応できるように
切り替え操作する場合であっても間違えの発生を極力防
止できる洗濯機を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、洗濯用モータの他に電動給水弁および電動
排水弁などの電装品を備えた洗濯機において、洗濯運転
を行うために前記電装品を制御する制御手段と、電源の
電圧を検出する電圧検出手段と、前記電装品のうちの少
なくとも一つの電装品と前記電源との間に設けられ、複
数のタップを有するトランスと、表示部とを具備し、前
記制御手段は、前記トランスの複数のタップのうちから
前記電圧検出手段の検出電圧に応じたタップを選択して
該トランスに接続された前記電装品への供給電圧が一定
となるようにすると共に、前記電圧検出手段の検出電圧
に応じた表示を前記表示部に表示するようにしたことを
特徴とするものである。上記手段によれば、電源の電圧
は電圧検出手段により検出され、制御手段はトランスの
タップをその検出電圧に応じたタップに切り替える。
【0009】この場合、トランスに高低2種類の電源電
圧に対応できるように2つの入力タップを、巻線比で2
対1〜2対1.16の位置に設けることができる。ま
た、洗濯用モータの各コイルを2つに分け、それら2つ
のコイルを直列に接続する場合と並列にする場合とに切
り替える切替手段を設け、制御手段は電圧検出手段の検
出電圧に応じて2つのコイルを直列または並列に切り替
えることにより、洗濯用モータを直接電源に接続するよ
うにしても良い。
【0010】また、上記目的を達成するために本発明
は、洗濯用モータの他に電動給水弁および電動排水弁な
どの電装品を備えた洗濯機において、洗濯運転を行うた
めに前記電装品を制御する制御手段と、前記電源と前記
電装品のうちの少なくとも一つの電装品との間に設けら
れ、複数のタップを有するトランスと、このトランスの
タップの切り替えを行う手動式の切替スイッチ装置とを
具備し、電源の電圧に応じて前記切替スイッチを切替操
作してトランスのタップ切替を行うようにしても良い。
【0011】この場合、電源の電圧を検出する電圧検出
手段と、表示部とを設け、制御手段は、電圧検出手段に
より検出された電源の電圧に応じた表示を表示部に表示
し、この表示部の表示に基づいて切替スイッチ装置を切
り替えるようにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を脱水兼用洗濯機に
適用した第1実施例につき、図1および図2を参照しな
がら説明する。脱水兼用洗濯機の洗濯用回路11には、
洗濯運転に必要な電装品として、洗濯用モータ12、電
動給水弁13、電動排水弁14とを備えている。洗濯用
モータ12はコンデンサ型モータからなり、その主コイ
ル15と補助コイル16の一端は共に洗濯用回路11の
一方の端子11aに接続され、他端間にはコンデンサ1
7が接続されている。
【0013】そして、主コイル15とコンデンサ17の
共通接続点はトライアック18を介して洗濯用回路11
の他方の端子11bに接続されていると共に、補助コイ
ル16とコンデンサ17の共通接続点もトライアック1
9を介して同じく洗濯用回路11の他方の端子11bに
接続されている。また、電動給水弁13および電動排水
弁14はいずれも電磁ソレノイドを駆動源とするもの
で、それらコイル20および21はそれぞれ一端を洗濯
用回路11の一方の端子11aに接続すると共に、他端
をトライアック22および23を介して洗濯用回路11
の他方の端子11bに接続している。ここで、本実施例
では、電装品たる上記洗濯用モータ12、電動給水弁1
3、電動排水弁14は定格電圧100Vのものが使用さ
れている。
【0014】このような洗濯用回路11と商用の交流電
源24との間にはトランス25が設けられている。この
トランス25は、電源電圧の種類に関係なく、洗濯用回
路11の両端子11a,11b間に常に100Vの電圧
が印加されるようにするためのもので、ここでは220
Vと127Vの2種類の電源電圧に対応できるように構
成されている。
【0015】すなわち、トランス25は周知の単巻形ト
ランスからなるもので、そのコイル26には、巻回始端
から巻数比で100/220のところに出力タップ27
が設けられ、同じく巻数比127/220のところに第
1の入力タップ28が設けられ、巻回終端が第2の入力
タップ29とされている。
【0016】この結果、2種類の入力タップ28,29
は巻数比で127/220と220/220の箇所に設
けられていることとなり、高圧側の第2の入力タップ2
9と低圧側の第1の入力タップ28は巻数比で2対1〜
2対1.16の範囲に設けられたこととなる。このよう
な範囲に設定すると、地域によって電源電圧が異なる国
のほとんどを網羅することができる。
【0017】かかるトランス25において、コイル26
の巻回始端は入力側および出力側の共通端子30とさ
れ、該共通端子30は電源24の一方の端子に接続され
た母線31および洗濯用回路11の一方の端子11aに
接続されている。そして、コイル26の巻回終端である
第2の入力タップ29はトライアック32を介して電源
24の他方の端子に接続された他方の母線33に接続さ
れていると共に、第1の入力タップ28はトライアック
34を介して他方の母線33に接続され、出力タップ2
7は洗濯用回路11の他方の端子11bに接続されてい
る。ここで、上記両トライアック32,34は第1およ
び第2の入力タップ28および29のいずれかを電源2
4に選択的に接続するためのタップ切替手段としての切
替スイッチ素子として機能する。
【0018】一方、電源24の両端子に接続された両母
線31,33間には電圧検出手段としての電圧検出回路
35が接続されており、この電圧検出回路35の検出出
力は制御手段としての制御回路36に入力されるように
なっている。上記電圧検出回路35は例えば電源24の
電圧を整流分圧し、その電圧に応じた検出信号(電圧)
を出力するようになっている。
【0019】上記制御回路36はマイクロコンピュータ
を主体とするもので、その制御出力部は前記各トライア
ック18,19,22,23,32,34のゲートに接
続されている。また、制御回路36の制御出力部は洗濯
機本体の操作パネル(図示せず)に設けられた表示部3
7の表示用発光ダイオード38のアノードに接続されて
いる。この表示部37は図2に示すように発光ダイオー
ド38の点灯時は高電圧である220Vを表示し、消灯
時には低電圧である127Vを表示するように構成され
ており、そのために「HI ON」と「LO OFF」
の表示を記してその中間に発光ダイオード38を配して
いる。
【0020】そして、制御回路36は電圧検出回路35
の検出電圧に応じてトライアック32,34を選択的に
オンしてトランス25のタップ切り替えを行なうと共
に、電圧検出回路35の検出電圧に応じて発光ダイオー
ド38を通断電制御する。また、洗濯運転の開始操作が
行なわれると、制御回路36は選択された洗濯プログラ
ムに基づいてトライアック18,19,22,23をオ
ンオフ制御して洗いからすすぎを経て脱水に至るまでの
洗濯運転を制御するように構成されている。なお、制御
回路36は、電源24の電圧を降圧整流して出力電圧が
常に一定となるように動作する定電圧直流電源回路を動
作電源としているものである。
【0021】次に上記のように構成した本実施例の作用
を本発明と直接関係するトランス25のタップ切り替え
作用につき説明する。すなわち、今、電源24の電圧が
220Vであったとすると、電圧検出回路35は220
Vを検出し、その電圧に応じた検出信号を制御回路36
に与える。すると、制御回路36は電圧検出回路35の
検出信号に基づいて発光ダイオード38に通電してこれ
を点灯させると共に、トライアック32のゲートにゲー
トトリガ電流を供給して該トライアック32をオンさせ
る。このトライアック32のオンにより、トランス25
のコイル26の第2の入力タップ29と共通端子30の
間に220Vの交流電圧が印加されるので、出力タップ
27と供給端子30との間に100Vが誘導され、これ
が出力電圧として洗濯用回路11の両端子11a,11
b間に印加される。
【0022】また、電源24の電圧が127Vであった
場合には、電圧検出回路35は127Vを検出し、その
電圧に応じた検出信号を制御回路36に与える。する
と、制御回路36は電圧検出回路35の検出信号に基づ
いて発光ダイオード38を断電し消灯状態にすると共
に、トライアック34のゲートにゲートトリガ電流を供
給して該トライアック34をオンさせる。このトライア
ック34のオンにより、トランス25のコイル26の第
1の入力タップ28と共通端子30の間に127Vの交
流電圧が印加されるので、出力タップ27と供給端子3
0との間にはやはり100Vが誘導され、これが出力電
圧として洗濯用回路11の両端子11a,11b間に印
加される。
【0023】このように本実施例によれば、電源24の
電圧が高低いずれであっても、トランス25のタップが
電源24の電圧に応じて切り替えられ、洗濯用回路11
には常に100Vの電圧が印加されるようになる。この
ため、洗濯用モータ12、電動給水弁13、電動排水弁
14などの電装品は日本国内向けと同じ定格電圧100
Vのもので済み、電源電圧に応じて専用のもにを製造せ
ずとも済む。
【0024】また、電源24の電圧に応じたトランス2
5のタップ切り替えは、電圧検出回路35の検出電圧に
基づいて制御回路36が自動的に行なうので、切り替え
間違いがなく、しかも、電圧検出回路35が検出した電
圧は表示部37に表示されるので、使用者が洗濯機使用
場所の電源電圧と表示部37の表示内容とを照合するこ
とにより、制御回路36などの誤動作が発生することな
く正常に行なわれて、トランス25のタップ切り替えが
電源24の電圧に応じて正確に行なわれていることを確
認することができる。
【0025】図3および図4は本発明の第2実施例を示
すもので、この実施例が前記第1実施例と異なるところ
は、洗濯用モータ12をトランス25によることなく、
電源24の2種類の電圧に対応できるようにしたもので
ある。すなわち、洗濯用回路11にはトランス25の出
力タップ27と共通端子30に接続された端子11a,
11bの他に電源24の他方の母線33に接続された端
子11cを有している。
【0026】一方、洗濯用モータ12において、その主
コイル15は第1および第2の主コイル15aおよび1
5bに分けられ、補助コイル16も第1および第2の補
助コイル16aおよび16bに分けられている。第1の
主および補助の各コイル15aおよび16aの一端はト
ライアック39および40を介して洗濯用回路11の端
子11aに接続され、他端はトライアック18および1
9を介して洗濯用回路11の端子11cに接続されてい
る。また、第2の主および補助の各コイル15bおよび
16bの一端は直接的に洗濯用回路11の端子11aに
接続され、他端はトライアック41,18および42,
19を順に介して洗濯用回路11の端子11cに接続さ
れている。
【0027】そして、第1の出力および補助の各コイル
15a,16aの一端とトライアック39,40の共通
接続点は第2の主および補助の各コイル15b,16b
の他端とトライアック41,42の共通接続点にトライ
アック43,44を介して接続されている。更に、コン
デンサとして第1および第2のコンデンサ45および4
6が設けられ、第1のコンデンサ45はトライアック1
8,41および第1の主コイル15aの共通接続点とト
ライアック19,42および第1の補助コイル15aの
共通接続点との間に接続され、第2のコンデンサ46は
トライアック47と直列にして第1のコンデンサ45と
並列に接続されている。
【0028】上記トライアック39〜44,47のゲー
トは制御回路36の制御出力部に接続されている。そし
て、制御回路36は電圧検出回路35の検出電圧の高低
に応じて図4(a)に示すように制御する。すなわち、
電圧検出回路35の検出電圧が220Vのとき、制御回
路36はトライアック43,44をオンする。すると、
図4(b)に示すように、第1および第2の主コイル1
5aおよび15b、第1および第2の補助コイル16a
および16bが共に直列に接続され、第1のコンデンサ
45が両コイル15,16間に接続された状態となり、
高電圧である220Vに対応した接続状態となる。
【0029】また、電圧検出回路35の検出電圧が12
7Vのとき、制御回路36はトライアック39〜42,
47をオンする。すると、図4(c)に示すように、第
1および第2の主コイル15aおよび15b、第1およ
び第2の補助コイル16aおよび16bが共に並列に接
続され、第1および第2の両コンデンサ45および46
が両コイル15,16間に並列に接続された状態とな
り、低電圧である127Vに対応した接続状態となる。
【0030】このように構成した場合には、消費電力が
電動給水弁13や電動排水弁14に比べて大きい洗濯用
モータ12をトランス25を介することなく、直接的に
電源24に接続できるので、トランス25を小形に構成
できる。
【0031】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
前記第1実施例との相違はトランス25のタップ切り替
えを制御回路35によるトライアック32,34の制御
ではなく、手動式の切替スイッチ装置48により行なう
ところにある。すなわち、この実施例では、トライアッ
ク32,34は省略されており、その代わりに、単極双
投型のスイッチ装置48が設けられている。このスイッ
チ装置48の可動接片cは他方の母線33に接続され、
一方の固定接片aはトランス25の第1の入力タップ2
8に接続され、他方の固定接片bはトランス25の第2
の入力タップ29に接続されている。
【0032】そして、販売店或いは使用者が使用場所の
電源24の電圧に応じて可動接片cを一方の固定接片a
に接続し、或いは他方の固定接片bに接続するように切
り替える。このようにスイッチ装置48の操作によって
タップ切り替えを行なうように構成した場合には、抜き
差しが困難なコネクタの差し替えによるものとは異な
り、タップ切り替えのための操作を非常に容易に行なう
ことができる。この場合、表示部37には電圧検出回路
35が検出した電圧が表示されるので、スイッチ装置4
8を手動で切り替え操作する場合、洗濯機の使用場所の
電圧を間違えるおそれをなくすことができる。
【0033】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、トランス25には入力タ
ップを3つ以上設け、3種類の電源電圧に対応できるよ
うにしても良いなど、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変更して実施することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の発明
では、トランスのタップ切り替えによって電源電圧の高
低に対応でき、しかも、そのタップ切り替えは自動で行
なわれるので、切り替え操作の必要がない上、自動切り
替えが正常に行なわれたことを表示部の表示により確認
することができる。
【0035】請求項2記載の発明では、電源電圧が地域
によって高低2種類に異なる輸出国のほとんどに対応で
きる。請求項3記載の発明では、洗濯モータのコイルを
二重にし、これを直列或いは並列に接続することによっ
て2種類の電源電圧に対応できるので、洗濯モータはト
ランスを介することなく、電源に直接的に接続でき、ト
ランスを小形にすることができる。
【0036】請求項4記載の発明では、トランスのタッ
プ切り替えを手動式のスイッチ装置にて行なうので、切
り替え操作が簡単となる。請求項5記載の発明では、電
源電圧の高低を表示部の表示で確認できるので、スイッ
チ装置の切り替え操作を間違いなく行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気回路図
【図2】表示部の正面図
【図3】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図4】トライアックのオンオフ状態とコイルの接続状
態とを示す図
【図5】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図6】従来例を示す電気回路図
【符号の説明】
図中、12は洗濯用モータ(電装品)、13は電動給水
弁(電装品)、14は電動排水弁(電装品)、24は電
源、25はトランス、27は出力タップ、28,29は
第1,第2の入力タップ、35は電圧検出回路(電圧検
出手段)、36は制御回路(制御手段)、37は表示
部、48はスイッチ装置である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯用モータの他に電動給水弁および電
    動排水弁などの電装品を備えた洗濯機において、 洗濯運転を行うために前記電装品を制御する制御手段
    と、 電源の電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電装品のうちの少なくとも一つの電装品と前記電源
    との間に設けられ、複数のタップを有するトランスと、 表示部とを具備し、 前記制御手段は、前記トランスの複数のタップのうちか
    ら前記電圧検出手段の検出電圧に応じたタップを選択し
    て該トランスに接続された前記電装品への供給電圧が一
    定となるようにすると共に、前記電圧検出手段の検出電
    圧に応じた表示を前記表示部に表示するようにしたこと
    を特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 トランスは高低2種類の電源電圧に対応
    できるように2つの入力タップを有し、その2つの入力
    タップは巻線比で2対1〜2対1.16の位置に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯用モータの各コイルを2つに分け、
    それら2つのコイルを直列に接続する場合と並列にする
    場合とに切り替える切替手段を設け、制御手段は電圧検
    出手段の検出電圧に応じて2つのコイルを直列または並
    列に切り替えることを特徴とする請求項1記載の洗濯
    機。
  4. 【請求項4】 洗濯用モータの他に電動給水弁および電
    動排水弁などの電装品を備えた洗濯機において、 洗濯運転を行うために前記電装品を制御する制御手段
    と、 前記電源と前記電装品のうちの少なくとも一つの電装品
    との間に設けられ、複数のタップを有するトランスと、 このトランスのタップの切り替えを行う手動操作式の切
    替スイッチ装置とを具備し、 前記電源の電圧に応じて前記切替スイッチ装置を切替操
    作して前記トランスのタップの切り替えを行うようにし
    てなる洗濯機。
  5. 【請求項5】 電源の電圧を検出する電圧検出手段と、
    表示部とを備え、 制御手段は、電圧検出手段により検出された電源の電圧
    に応じた表示を表示部に表示し、この表示部の表示に基
    づいて切替スイッチ装置を切り替えるようにしたことを
    特徴とする請求項4記載の洗濯機。
JP8317464A 1996-11-28 1996-11-28 洗濯機 Pending JPH10156084A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011524316A (ja) * 2008-06-03 2011-09-01 オーチス エレベータ カンパニー エレベータの(電気的)個別ブレーキシュー検査
EP2931109B1 (de) 2012-12-12 2018-11-21 Winterhalter Gastronom Gmbh Spülmaschine zum betrieb in unterschiedlichen spannungsnetzen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2931109B2 (de) 2012-12-12 2024-04-03 Winterhalter Gastronom Gmbh Spülmaschine zum betrieb in unterschiedlichen spannungsnetzen

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