JPH02269396A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH02269396A
JPH02269396A JP2072937A JP7293790A JPH02269396A JP H02269396 A JPH02269396 A JP H02269396A JP 2072937 A JP2072937 A JP 2072937A JP 7293790 A JP7293790 A JP 7293790A JP H02269396 A JPH02269396 A JP H02269396A
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公太郎 水野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
に産業上の利用分野】 本発明はメロディ演奏音に対して付加音を付与するよう
にしてなる電子楽器に関する。
【従来技術】
従来から、この種の装置として、例えば特公昭63−2
2316号公報及び特開昭59−11669θ号公報に
、メロディ音に対して所定の音程差を有する付加音を同
メロディ音と共に発音させるようにした電子楽器が示さ
れている。
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の装置にあっては、メロディ音の音
域が変化しても常に同じ条件で付加音が指定されるので
、低音域にて適切となるように付加音を形成すると、高
音域においてはうるさく感じられるとともに耳障りにも
なる。一方、高音域にて適切となるように付加音を形成
すると、低音域においてはもの足りない感じになる。 本発明は上記問題に対処するためになされたもので、そ
の目的は低音域から高音域に渡って適切な付加音の発生
ができるようにした電子楽器を提供することにある。 [111題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、上記請求項1に係る発明の構
成上の特徴は、メロディ音高を指定するメロディ音指定
手段と、メロディ音指定手段により指定されたメロディ
音高の属する音域を判別する判別手段と、指定されたメ
ロディ音高に対して所定の関係にある付加音であって判
別手段により判別された音域に応じて興なる発音形態を
有する付加音を指定するための付加音指定信号を形成す
る付加音指定信号形成手段と、メロディ音指定手段によ
り指定された音高のメロディ音信号及び付加音指定信号
により指定された付加音に対応した付加音信号を形成出
力する楽音信号形成手段とで電子楽器を構成したことに
ある。 また、上記請求項2に係る発明の構成上の特徴は、前記
請求項1に係る発明の付加音指定信号形成手段が、判別
手段による判別音域が高いとき、同判別音域が低いとき
に比べて少ない数の付加音を指定するようにしたことに
ある。 また、上記請求項3に係る発明の構成上の特徴は、前記
請求項1に係る発明の付加音指定信号形成手段が、判別
手段による判別音域が高いとき、同判別音域が低いとき
に比べて音量の小さな付加音を指定するようにしたこと
にある。 さらに、上記請求項4に係る発明の構成上の特徴は、メ
ロディ音高を指定するメロディ音指定手段と、和音を指
定する和音指定手段と、メロディ音指定手段により指定
されたメロディ音高の属する音域を判別する判別手段と
、判別手段による判別音域が低いとき指定されたメロデ
ィ音高に対して所定の音程だけ離れた付加音を指定する
ための付加音指定信号を形成する第1の付加音指定手段
と、判別手段による判別音域が高いとき指定されたメロ
ディ音高に対して所定の関係を有するとともに指定され
た和音の構成音を付加音として指定するための付加音指
定信号を形成する第2の付加音指定手段と、メロディ音
指定手段により指定された音高のメロディ音信号、和音
指定手段により指定された和音に対応した和音信号、及
び第1及び第2の付加音指定手段からの各付加音指定信
号により指定された付加音に対応した付加音信号を形成
出力する楽音信号形成手段とで電子楽器を構成したこと
にある。
【発明の作用】
上記のように構成した請求項1に係るにおいては、メロ
ディ音指定手段によりメロディ音高が指定されると、判
別手段が該指定されたメロディ音高の属する音域を判別
し、付加音指定信号形成手段が、前記判別された音域に
応じて、指定されたメロディ音高に対して所定の関係に
ある付加音であって前記判別音域に応じて異なる発音形
態を有する付加音を指定するための付加音指定信号を形
成する。そして、楽音信号形成手段が、メロディ音指定
手段により指定された音高のメロディ音信号及び付加音
指定信号により指定された付加音に対応した付加音信号
を形成出力するので、メロディ音に対して、同メロディ
音の音域に応じて興なる形態の付加音が付加されて発音
される。 この場合、例えば前記請求項2に係る発明のように、付
加音指定信号形成手段が、前記判別手段による判別音域
が高いとき同判別音域が低いときに比べて少ない数の付
加音を指定する。 また、例えば前記請求項3に係る発明のように、付加音
指定信号形成手段が、前記判別手段による判別音域が高
いとき同判別音域が低いときに比べ1て音量の小さな付
加音を指定する。 また、例えば前記請求項4に係る発明においては、前記
付加音指定手段が第1及び第2の付加音指定手段で構成
されいて、第1の付加音指定手段は前記判別手段による
判別音域が低いとき前記指定されたメロディ音高に対し
て所定の音程だけ離れた付加音を指定し、第2付加音指
定手段は前記判別手段による判別音域が高いとき前記指
定されたメロディ音高に対して所定の関係を有するとと
もに前記指定された和音の構成音を付加音として指定す
るので、メロディ音高が高音域にあるときには必ず付加
音が和音構成音になるとともに、メロディ音高が低音域
にあるときには付加音は和音構成音以外の音となること
もある。
【発明の効果】
上記作用説明からも理解できるとおり、上記請求項1〜
4の発明によれば、判別手段を設けて、該判別手段によ
るメロディ音高の判別結果に応じて、メロディ音高が高
いときと低いときとで形態の興なる付加音を発音させる
ようにしたので、例えば付加音数を変えたり、付加音の
種類を変えたりしたので、低音域から高音域に渡って適
切な付加、音が付加され、良好な演奏音楽が楽しめる。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
1図は本発明に係る電子楽器の全体をブロック図により
示している。 この電子楽器は鍵盤lO及び操作パネル部20を備えて
おり、鍵盤10は音高02〜Cマに渡る複数の鍵からな
る。これらの各軸にはキーコードICとして「36」〜
「96」がそれぞれ音高類に割り当てられており、全鍵
がメロディ演奏に利用される場合と音高C2〜G3に渡
る鍵が和音演奏に利用されかつ音高61#〜CTに渡る
鍵がメロディ演奏に利用される場合とに切り替えできる
ようになっている。この鍵盤10の各軸の押離鍵は鍵ス
イツチ回路10a内に各軸にそれぞれ対応じて設けた複
数の鍵スィッチの開閉成により検出され、かつ同各軸の
鍵タッチは鍵タツチ検出回路10b内に各軸にそれぞれ
対応じて設けた複数の鍵タツチセンサにより検出される
ようになっている。 操作パネル部20には、ソロスタイルプレイ操作子21
.  自動伴奏操作子22、リズムスタート操作子23
、リズムストップ操作子24、シンクロスタート操作子
25、リズムセレクト操作子群26、音色選択操作子群
27及びその他の操作子群28が設けられている。ソロ
スタイルプレイ操作子21はメロディ演奏、和音演奏等
に応じて付加音を発生させるソロスタイルプレイを行う
か行わないかを選択切り替えする操作子である。自動伴
奏操作子22は自動伴奏を行うか行わないかを選択切り
替えする操作子である。リズムスタート操作子23は自
動リズムの開始を指示する操作子である。リズムストッ
プ操作子24は自動リズムの停止を指示する操作子であ
る。シンクロスタート操作子25は自動リズムのシンク
ロスタート動作(鍵盤lOの全ての鍵の押鍵前には自動
リズムを待機状態に保ち、かつ鍵盤10のいずれかの鍵
の押鍵に同期して自動リズムを開始させる)を制御する
もので、自動リズムは同操作子25の操作により待機状
態に設定されるようになっている。 リズムセレクト操作子群26は自動リズム及び自動伴奏
の各種リズム種類を選択するものである。 なお、このリズム種類はソロスタイルプレイの各モード
を決定するもので、該リズム種類に関しては各モード毎
の説明箇所にて詳述する。音色選択操作子群27はメロ
ディ音及び目動伴奏音の音色の種類、例えばギター ピ
アノ等の音色を選択指定するものである。その他の操作
子群28は伴奏音の音量、メロディ音の音量、リズム音
の音量、自動リズムのテンポを可変設定するものである
。 これらの各操作子の操作は操作子スイッチ回路20a内
に前記各操作子にそれぞれ対応じて設けた複数の操作子
スイッチの開閉成及びボリュームの作用により検出され
るようになっている。 これらのスイッチ回路10a、20m及び鍵タッチ検出
回路10bはパス30に接続されており、同パス30に
はリズム音信号発生回路41、伴奏音信号発生回路42
、メロディ音信号発生回路43、テンポ発振器50及び
マイクロコンピュータ60が接続されている。 リズム音信号発生回路41は複数の打楽器音信号形成チ
ャンネルを備え、マイクロコンピュータ60からパス3
0を介して供給されたリズム音発音制御信号に応じてシ
ンバル、バスト’p等の打楽器に対応した打楽器音信号
を形成出力する。伴奏音信号発生回路42は複数の楽音
信号形成チャンネルを備え、マイクロコンビ1−夕60
からパス30を介して供給された伴奏音発音制御信号に
応じてギター ピアノ等の楽器に対応した楽音信号を形
成出力する。 メロディ音信号発生回路43は第0〜第6楽音信号形成
チャンネル及びパン制御回路を備え、該第0〜第6楽音
信号形成チャンネルはマイクロコンビ異−夕60からパ
ス3oを介して供給された牟−オン信号KOに及びキー
オフ信号KOFに応じて楽音信号の発生開始及び発生停
止がそれぞれ制御され、かつ同供給された第0〜第6キ
ーコードIC(0)〜EC(8)、第0〜第6音色デー
97C(0) 〜TC(8)及び第0〜第6音量データ
VOL(0)〜VOL(6)に応じて背高、音色、音量
がそれぞれ制御された楽音信号を形成出力する。また、
これらの各楽音信号形成チャンネル内にはそれぞれ補間
回路を含むピッチ変更制御回路及び音量変更制御回路が
設けられており、前記両制御回路は、第0〜第6牟−コ
ードEC(0) 〜IC(@)及び第0〜第6音量デー
タVOL(0)〜VOL(6)のみが供給されたときに
は、形成楽音信号のピッチ及び音量を前記供給キーフー
ドIC(0)〜XC(6)及び音量データVOL(0)
 〜VOL(@)に応じて即座に変更制御する。また、
第0〜第6キーコードIC(0) 〜IC(6)及び第
0〜第6音量デー9 VOL(0) 〜VOL(6)の
供給直後に、補間制御信号が供給されたときには、前記
両制御回路は形成楽音信号のピッチ及び音量を前回供給
された第0〜第6キーコードIC(0) 〜IC(IS
)及び箪0〜第6音量データvot(o)〜YOL(8
)から今回供給された前記データまで補間しながら滑ら
かに変更制御する。また、デチューン信号が供給された
場合には、ピッチ変更制御回路は形成楽音信号のピッチ
をわずか(敞セント〜lO数セント)に上又は下にずら
す。 パン制御回路は発音されるべきスピーカ45a〜45c
の振り分は及び該各スピーカ45a〜45cの発音音量
を制御するもので、マイクロコンピュータ60からパス
3oを介して供給されるパン制御信号に応じて楽音信号
を出力線り、  C,Rに各楽音信号形成チャンネル毎
にそれぞれ出力する。なお、マイクロコンビ1−夕60
からメロディ音信号発生回路43にパン制御信号が供給
されない場合、出力練り、  C,Rには均等に楽音信
号が供給される。 リズム信号発生回路41、伴奏音信号発生回路42及び
メロディ音信号発生回路43の各出力端には出力回路4
4が接続されており、同回路44は前記各信号発生回路
41〜43からの信号を混合してその出力線り、  C
,Rへそれぞれ出力する。 かかる場合、リズム音信号発生回路41及び伴奏音信号
発生回路42からの信号は出力線り、  C。 Rへ均等に出力され、かりメロディ音信号発生回路43
の各出力線り、  C,Rからの各信号はそのまま出力
回路44の各出力線り、  C,Rへ出力される。出力
回路44の各出力線り、  C,Rにはスピーカ45 
m、  45 b、  45 cがそれぞれ接続されて
おり、同スピーカ45a〜45cは空間的に左、中央、
右にそれぞれ配置されている。 テンポ発振器6oは32分音符把対応した周期のテンポ
クロック信号TCLIをマイクロコンビ1−タロ0に割
り込み信号として供給するもので、該信号TCIJの周
期はその他の操作子群28内のテンポ設定操作子により
設定されかつマイクロコンピュータ60からパス30を
介して供給されるテンポ制御データにより決定されるよ
うになっている。 マイクロコンビ1−夕60はパス30にそれぞれ接続さ
れたプログラムメモリat、cpυ62及びワーキング
メモリ63からなる。プログラムメモリ61はROMで
構成され、第2A図及び第2B図のフローチャートに対
応したメインプログラム並びにそのサブプログラムと、
第4図のフローチャートに対応したクロッフィンタラブ
トプログラムとを記憶している。CPU62は電源スィ
ッチ(図示しない)の閉成に伴い前記メインプログラム
の実行を開始するともに同プログラムを電源スィッチの
開成まで繰り返し実行し、テンポ発振器50からのテン
ポクロック信号TCLIの到来毎にメインプログラムの
実行を中断して前記クロックインタラブドプログラムを
割り込み実行する。 ワーキングメモリ63はRAMで構成され、共に前記プ
ログラムの実行に必要な各種データを記憶する変数デー
タ記憶部とスイッチデータ記憶部とからなる。変数デー
タ記憶部は主にフラグデータ、演算データ等を記憶し、
スイッチデータ記憶部は鍵スィッチ回路10a及び操作
子スイッチ回路20a内の各スイッチの状態データを記
憶してお(部分である。 また、パス30には、RAMで構成されたメロディ制御
レジスタ群70と、ROMでそれぞれ構成された和音構
成音テーブル81、リズムパターンメモリ82、伴奏パ
ターンメモリ83及びソロスタイルプレイ制御データテ
ーブル90とが接続されている。 メロディ制御レジスタ群70はキーコード記憶部71、
音色データ記憶部72及び音量データ記憶部73に分割
されている。キーコード記憶部71は第O〜第6キーコ
ードxc(o) 〜tc(6)を記憶するもので、各キ
ーコードwe(0)〜IC(6)はメロディ音信号発生
回路43内の第0〜第6楽音信号形成チャンネルにて形
成される楽音信号の鍵音高をそれぞれ表す。音色データ
記憶部72は第0〜第6音色データTC(0)〜TC(
6)を記憶するもので、各音色データTC(0)〜τC
(a)はメロディ音信号発生回路43内の第O〜第6楽
音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号の音色を
それぞれ表す。音量データ記憶部73は第O〜第6音量
データVOL(Q)〜VOL(6)を記憶するもので、
各音量データVOL(0)〜VOL(4)はメロディ音
信号発生回路43内の第0〜第6楽音信号形成チャンネ
ルにて形成される楽音信号の音量をそれぞれ表す。 和音構成音テーブル81は和音検出及び和音構成音サー
チのために利用されるもので、C音を根音とする和音(
例えばメジャ、マイナ、オーギエメント等)の全ての和
音構成音(例えばC,E。 IC音)を表すノートコードNC(キーコードIC中、
オクターブを除(音名のみを表すコード)をテーブルの
形でそれぞれ記憶している。リズムパターンメモリ82
は予め定められたリズムパターンデータを1小節分記憶
しているもので、リズム種類毎に複数のパターンメモリ
に分割されるととも′に、各パターンメモリはテンポカ
ウントデー9 TCNT (0〜31)により指定され
る32個のアドレスを有し、各アドレスにはシンバル、
パスドラ等の発音すべき打楽器を表す打楽器音データが
発音個数分だけ記憶されている。伴奏パターンメモリ8
3は予め定められた和音演奏、アルペリ1等の伴奏パタ
ーンデータを1小節分記憶しているもので、!l スA
[類及び和音タイプ毎に複数のパターンメモリに分割さ
れるとともに、各パターンメモリはテンポカウントデー
タTCNT (0〜31)により指定される32個のア
ドレスを有し、各アドレスには発音すべき全ての伴奏音
の根音がらの半音間隔差を表すインターバルデータが発
音個数分だけ記憶されている。なお、リズムパターンメ
モリ82においても、伴奏パターン83においても、打
楽器音及び伴奏音の非発音タイミングに対応したアドレ
スには無処理を表すデータが記憶されている。 ソロスタイルプレイ制御データテーブル9oはモードデ
ータ記憶部91.  音色データ記憶部92、リズム対
応発音制御データ記憶部93、伴奏対応発音制御データ
記憶部94、パターンデータ記憶H95及び音程データ
記憶部96に分割されている。 モードデータ記憶部91はリズム種類に応じて予め定め
られソロスタイルプレイモード名を表すソロスタイルモ
ードデータSSPMD(RAY) (本件実施例では1
〜15)を、リズム種類を表すリズム種類データRBY
に対応させて記憶している。音色データ記憶部92は各
ソロスタイルプレイモード毎に定められてメロディ音信
号発生回路43内の第0〜箪6楽音信号形成チャンネル
にて形成される楽音信号の音色を表す第O〜第6音色デ
ータTCO(MD)〜TC8(MD)を、選択されたソ
ロスタイルプレイモードを表すモードデータilDに対
応させて記憶している。なお、前記第0〜第6楽音信号
形成チャンネルの一部のみを利用するソロスタイルプレ
イモードにおいては、利用されない第1番目の楽音信号
形成チャンネルに関する音色データTC1(MD)は当
然記憶されていない。 リズム対応発音制御データ記憶部93は、”1”により
自動リズムの動作中のみソロスタイルプレイによる付加
音の発生を制御するモード(以下、リズム依存モードと
いう)を表し、かつ”o″により自動リズムの動作・非
動作とは無関係に前記付加音の発生を制御するモード(
以下、リズム独立モードという)を表すリズムスタイル
プレイデータR3SP(MD)を、選択されたソロスタ
イルプレイモードを表すモードデータMDに対応させて
記憶している。伴奏対応発音制御データ記憶部94は、
#l”により自動伴奏の動作中のみソロスタイルプレイ
による付加音の発生を制御するモード(以下、伴奏依存
モードという)を表し、かつ”0”により自動伴奏の動
作・非動作とは無関係に前記付加音の発生を制御するモ
ード(以下、伴奏独立モードという)を表す伴奏スタイ
ルプレイデータASSF(MD)を、選択されたソロス
タイルプレイモードを表すモードデータlに対応させて
記憶している。 パターンデータ記憶部g5はソロスタイルプレイで利用
される付加音の発音パターンデータを、選択されたソロ
スタイルプレイモードを表すモードデータMDに対応さ
せて記憶している。音程データ記憶部96はソロスタイ
ルプレイで利用される付加音の形成のための音程データ
DIGを、選択されたソロスタイルプレイモードを表す
モードデータMOに対応させて記憶している。これらの
両記憶部95.98においては、記憶データは必要なソ
ロスタイルプレイモードについてのみ用意されており、
各モードの説明時に詳述する。 次に、上記のように構成した実施例の動作を各70−チ
ャートに基づくとともに、ソロスタイルプレイモード毎
に説明する。 メ ンプロ  ム 電源スィッチが投入されると、CPυ62は第2A図の
ステップ100にてプログラムの実行を開始し、ステッ
プ102にて各種レジスタをクリアすることにより初期
設定処理を実行した後、電源スィッチが開成されるまで
ステップ104〜190からなる循環処理を実行し続け
る。 かかる循環処理中、リズムスタート操作子23が操作さ
れると、ステップ1041ζて「YEsJすなわちリズ
ムスタートスイッチに関するオンイベント有りと判定さ
れて、ステップ106にてリズムランフラグ1m11が
”l”に設定されるとともに、テンポカウントデータ1
0M丁がrOJに初期設定される。かかる場合、リズム
ランフラグ1UIllt”1″により自動リズムの動作
中を表し、′o”により自動リズムの停止中を表し、か
つ”−1”により自動リズムの待機中を表すもので、ま
たテンポカウントデータTCNTはテンポクロック信号
TCLIの到来毎にO〜31に渡つて繰り返し歩道され
るものであってrOJは初期値であるので、前記ステッ
プ104,106の処理によりリズムスタート操作子2
3の操作に同期して自動リズムが小節の頭から開始制御
されることになる。 また、リズムストップ操作子24が操作されると、ステ
ップlO8にてrYEsJすなわちリズムストップスイ
ッチに関するオンイベント有りと判定されて、ステップ
11Gにてリズムランフラグ1tll#f ’″O′に
設定される。これにより、今まで動作中であった自動リ
ズムの停止が制御される。 次に、ステップ1!2にてメロディ音信号形成回路43
の全て楽音信号形成チャンネル(第O〜第6楽音信号形
成チャンネル)へパス30を介してキーオフ信号[OF
が出力される。これにより、前記全ての楽音信号形成チ
ャンネルは楽音信号の形成出力を停止するので、かかる
自動リズムの停止時には付加音をも含めたメロディ音信
号の形成出力が停止制御されてメロディ音信号発生回路
43が初期状態に設定される。 かかるステップ112の処理後、ステップ114にてソ
ロスタイルプレイフラグSSPがl′1″であり、かつ
リズムソロスタイルデータR3SP(MD)が”1″で
あるか否かが判定されて、前記2条件が成立した場合に
のみ、同ステップ!14における「YESJとの判定の
基に、ステップ116にてソロスタイルプレイフラグS
SFが”O′″に設定される。 なお、前記ステップ114の判定処理においては、リズ
ムソロスタイルデータR8SF(MD)は、ソロスタイ
ルプレイ制御データテーブル90内のリズム対応発音制
御データ記憶部93を参照することにより、該記憶部9
3から現在の選択ソロスタイルプレイモードを表すモー
ドデータMDに応じて読み出される。かかる場合、ソロ
スタイルプレイフラグSSI’は′″1mによりソロス
タイルプレイが選択されていることを表し、かつリズム
ソロスタイルデータRSSP(MD)は”l”によりリ
ズム依存モードを表すので、ソロスタイルプレイモード
としてリズム依存モードが選択されている状態で自動リ
ズムが停止制御されると、ソロスタイルプレイフラグS
SPはソロスタイルプレイの非選択状態を表すno″に
設定されることになる。また、かかる場合には、メロデ
ィ音信号形成回路43内の全て楽音信号形成チャンネル
を鍵盤10によるメロディ演奏に利用するようにするた
めに、ステップ118にてメロディ制御レジメタ群70
内の音色データ記憶部72に記憶されている第1〜第6
音色データτC(1)〜TC(11)が第0音色データ
TC(0)に設定される。 一方、ソロスタイルプレイフラグSSPがソロスタイル
プレイの非選択状態を表す”0″に設定されており、ま
た例えソロスタイルプレイフラグSSPがソロスタイル
プレイの選択状態を表す”l”に設定されていてもリズ
ムソロスタイルデータR3SP(MD)が10′mであ
ってリズム独立モードを表していれば、前記ステップ1
14にて「NO」と判定されて前記ステップlie、1
18の処理が実行されないので、ソロスタイルプレイフ
ラグSSP及び第1〜第6音色データTC(1)〜丁C
(6)は以前の状態に維持される。 また、シンクロスタート操作子25が操作されると、ス
テップ120にてrYEsJすなわちシンクロスタート
スイッチに関するオンイベント有りと判定されて、ステ
ップ122にてリズムランフラグ!υ算が自動リズムの
待機中を表す”−1”に設定される。 また、自動伴奏操作子22が操作されると、ステップ1
24にてrYEsJすなわち自動伴奏スイッチに関する
オンイベント有りと判定されて、ステップ126にて伴
奏フラグABCが反転される。 すなわち、以前″l”であった伴奏フラグABCは”0
″Iこ変更され、かつ以前IIO”であった伴奏フラグ
ABCは11#に変更される。かかる場合、伴奏フラグ
ABCは”1”により自動伴奏の動作中を表しかつO”
により自動伴奏の非動作中を表すので、前記ステップ1
24,126の処理により、自動伴奏が以前動作してい
た場合、同伴奏は前記自動伴奏操作子22の操作に同期
して停止制御され、また自動伴奏が以前動作していなか
った場合、同伴奏は自動伴奏操作子22の操作に同期し
て開始制御される。かかるステップ126の処理後、ス
テップ128における前記ステップ112と同様な牟−
オフ信号EOFの全楽音信号形成チャンネルへの出力に
より、メロディ音信号発生回路43からの楽音信号の発
生が停止されるとともに、同発生回路43が初期状態に
戻される。 かかるステップ128の処理後、ステップ130にて伴
奏フラグABCが′″0”であり、かつソロスタイルプ
レイフラグSSPが”X”であり、かつ伴奏ソロスタイ
ルデータASSP(MD)が1″であるか否かが判定さ
れて、前記3条件が成立した場合にのみ、同ステップ1
30におけるrYESJとの判定の基に、ステップ13
2にてソロスタイルプレイフラグSSPが”O″に設定
される。なお、前記ステ、ブ130の判定処理において
は、伴奏ソロスタイルデータ^SSE’(MD)は、ソ
ロスタイルプレイ制御データテーブル90内の伴奏対応
発音制御データ記憶部94を参照することにより、該記
憶部94から現在の選択ソロスタイルプレイモードを表
すモードデータMDに応じて読み出される。かかる場合
、前記ステップ114,116の処理と同様、前記ステ
ップ126の処理により伴奏フラグABCが自動伴奏の
停止状態を表す0″に変更された結果、ソロスタイルプ
レイモードとして伴奏依存モードが選択されている状態
で自動伴奏が停止制御されると、ソロスタイルプレイフ
ラグSSPはソロスタイルプレイの非選択状態を表す”
O”に設定されることになる。また、かかる場合にも、
メロディ音信号発生回路43内の全て楽音信号形成チャ
ンネルが鍵盤10によるメロディ演奏に利用されるよう
にするために、ステップ134にてメロディ制御レジス
タ群70内の音色データ記憶部72に記憶されている第
1〜第6音色データTC(1)〜TC(6)が第O音色
データTC(0)に設定される。 一方、前記ステップ126の反転により伴奏フラグAB
Cが自動伴奏の動作状態を表す”1”に設定され、ソロ
スタイルプレイフラグSSPがソロスタイルプレイの非
選択状態を表すIIQllに設定されており、または伴
奏ソロスタイルデータ^SSP(MD)が0”であって
伴奏独立モードを表していれば、前記ステップ130に
て「NO」と判定されて前記ステップ132,134の
処理が実行されないの7、ソロスタイルプレイフラグS
SP及び第1〜第6音色データTC(1)〜TC(6)
は以前の状態に維持される。 また、リズムセレクト操作子群26のいずれかが操作さ
れると、ステップ136にて「YEsJすなわちリズム
セレクトスイッチのオンイベント有りと判定されて、リ
ズム種類データR■Yが操作されたリズムセレクト操作
子に対応したリズム種類を表すデータに設定される。次
に、ステップ140にてソロスタイルプレイフラグSS
Pが11111であるか否かが判定され、同フラグSS
Pが′O″であってソロスタイルプレイが選択されてい
なければ、同ステップ140にて「NO」と判定されて
プログラムは第2B図のステップ158へ進められる。 一方、ソロスタイルプレイフラグSSPが”t”であっ
てソロスタイルプレイが選択されていれば、同ステップ
140にてrYEsJと判定されてステ、ブ142以降
の処理が実行される。 ステップ142においては楽音信号の発生に関係した種
々のレジスタがクリアされ、ステップ144にて前記ス
テップ112,128と同様に全楽音信号形成チャンネ
ルへキーオフ信号IoPが出力される。これにより、メ
ロディ音及びソロスタイ惨ルプレイによる付加音の発生
に関して初期設定がなされることになる。次に、ステッ
プ146にて、前記ステップ138の処理により新たに
設定されたリズム種類データR[IYに基づき、ソロス
タイルプレイ制御データテーブル90内のモードデータ
記憶部91が参照され、リズム種類に応じて決まるソロ
スタイルモードデータSSPMD(ill!Y)が現在
の選択ソロスタイルモードを表すモードデータMDとし
て設定される。かかるモードデータMDの設定後、ステ
ップ148にて、該モードデータMDに基づきン1スタ
イルプレイ制御データテーブル90内の音色データ記憶
部9zを参照することにより、モードデータMDにより
表されたソロスタイルプレイモードに最も適した音色の
種類を示す第0〜第6音色データTCD (MD)〜T
CI(MD)が該記憶部92から読み出されて、該デー
タ↑CO(MD)〜TCI(MD)がメロディ制御レジ
スタ群70内の音色データ記憶部72に第0〜第6音色
データ丁C(0)〜TC(8)として設定記憶される。 なお、前記第0〜第6楽音信号形成チャンネルの全てを
利用しないソロスタイルプレイモードにおいては、利用
しない楽音信号形成チャンネルに関する音色データ丁C
1(MD)がソロスタイルプレイ制御データテーブル9
0内の音色データ記憶部92に記憶されていないので、
同データTC1(MD)はメロディ制御レジスタ群7G
内の音色データ記憶部72へも設定記憶されない。 かかるステ1ブ148の処理後、ステップ150にてリ
ズムソロスタイルプレイデータR55P (MD)が1
11′1であり、かつリズムランフラグRUNが自動リ
ズムの停止状態を表す”0″であるか否かが判定され、
前記2条件が成立した場合にのみ、同ステ、ブ160に
おけるrYEsJとの判定の基に、ステップ!62にて
リズムランフラグRU11が自動リズムの待機状態を表
す”−1′″に設定される。かかる場合、リズムソロス
タイルプレイデータIISSP(MD)は”1”により
ソロスタイルプレイにおけるリズム依存モードを表すの
で、リズムセレクト操作子群26の操作により選択され
たリズム種類が前記ソロスタイルプレイのリズム依存モ
ードを指定した場合には、シンクロスタート操作子25
を操作しな(ても、自動リズムが待機状態に設定される
ことになる。また、リズムセレクト操作子群26の操作
により選択されたリズム種類が前記ソロスタイルプレイ
のリズム依存モードを指定しない場合、又は自動リズム
が既に動作状態又は待機状態にある場合には、前記ステ
ップ150におけるrNOJとの判定の基に、ステ・シ
ブ152の処理は実行されずに、同フラグRUNが以前
の値に維持されたままプログラムはステップ154へ進
められる。 ステップ154においては、伴奏ソロスタイルプレイデ
ータASSP(MD)が1”であり、かつ伴奏フラグA
BCが自動伴奏の停止状態を表す0″であるか否かが判
定され、前記2条件が成立した場合にのみ、同ステップ
154における[YEIIとの判定の基に、ステップ1
56にて伴奏フラグABCが自動伴奏の動作状態を表す
l111+に設定される。 かかる場合、伴奏ソロスタイルプレイデータASSP(
MD)はl”によりソロスタイルプレイにおける伴奏依
存モードを表すので、リズムセレクト操作子群26の操
作により選択されたリズム種類が前記ソロスタイルプレ
イの伴奏依存モードを指定した場合には、自動伴奏が停
止状態にあっても、自動伴奏は動作状態に設定されるこ
とになる。また、リズムセレクト操作子群26の操作に
より選択されたリズム種類が前記ソロスタイルプレイの
伴奏依存モードを指定しない場合、又は自動伴奏が既に
動作状態にある場合には、前記ステップ154における
「NO」との判定の基に、ステップ156の処理は実行
されずに、伴奏フラグABCが以前の値に維持されたま
まプログラムはステ、プ158(第2B図)へ進められ
る。 また、ソロスタイルプレイ操作子21が操作されると、
ステップ158にてrYEsJすなわちソロスタイルプ
レイスイッチのオンイベント有りと判定されて、ステッ
プ16Gにて、前記ステップ112,128,144と
同様に全楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号10F
を出力することにより、メロディ音信号発生回路43が
初期状態に設定される。次に、ステップ16’2にてソ
ロスタイルプレイフラグSSPが反転(OI′から”l
”へ又は”1”から# 011へ)され、ステップ16
4にて同フラグSSPが11111であるか否かが判定
される。かかる場合、前記反転の結果、ソロスタイルプ
レイフラグSSPが”1″すなわちソロスタイルプレイ
が選択された状態になると、同ステップ164にて「Y
ES」と判定されて、前記ステ、ブ146〜156と同
様なステップ166〜176の処理により、モードデー
ターD1 第θ〜第6音色データTC(0)〜TC6(
6)、リズムランフラグRUN及び伴奏フラグABCが
更新設定される。これにより、ソロスタイルプレイの選
択時には、選択されているリズム種類に応じてソロスタ
イルプレイに必要な諸データが設定される。 一方、前記ステップ162の反転処理によりソロスタイ
ルプレイフラグSSPが0″になった場合には、前記ス
テップ164にて「NOJと判定され、ステップ178
にて第1〜第6音色データTC(1)〜TC(@)が第
O音色データTC(0)に設定される。 これにより、メロディ音信号発生回路43内の第0〜第
6楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号の音
色が共通になる。 また、音色選択操作子群27のいずれかが操作されると
、ステップ180にてrYEsJすなわち音色選択スイ
ッチのオンイベント有りと判定され、ステップ182に
てソロスタイルプレイフラグSSPがnθ″であるか否
かが判定される。かかる場合、ソロスタイルプレイが選
択されていなくて前記フラグSSPがII□Nであれば
、同ステップ182におけるrYEsJとの判定の基に
、ステ1.プ184にて第0〜第6音色データτC(0
)〜TC(8)が前記操作された音色セレクト操作子に
対応した音色を表す音色データに設定される。一方、ソ
ロスタイルプレイが選択されていて前記フラグSSPが
”1″であれば、同ステップ182にて「NO」と判定
されて前記ステップ184の処理がなされないので、第
O〜第6音色データτC(0)〜TC(6)は以前の値
に保持される。 また、鍵盤10にていずれかの鍵が押鍵され又離鍵され
ると、ステップ186にて鍵スイッチ回、路10s内の
いずれかの鍵スィッチに関する押離鍵イベント育りと判
定され、ステップ188における押離鍵イベントルーチ
ンの処理が実行される。 この押離鍵イベントルーチンの処理については、項を分
けて詳しく後述する。なお、鍵盤における押離鍵の検出
は鍵スイツチ回路10自から取り込んだ鍵盤lOの6鍵
の鍵状態データと、ワーキングメモリ63内のスイッチ
データ記憶部に記憶されている過去の鍵状態データとを
比較することにより行われ、該新たに検出された鍵を表
す二a−キーコードNICと、該検出が押鍵に関するも
のであるか離鍵に関するものであるかを表す押離鍵フラ
グとが後述の各プログラムにより利用される。 さらに、各種楽音の音量操作子、テンポ操作子等からな
るその他の操作子群28の操作に関しては、ステップ1
90にて検出処理及び該検出に応じた各種データの設定
処理が行われる。 イベントルーチン この押離鍵イベントルーチンは、上述したように、鍵盤
10における押離鍵に応答してメインプクグラムのステ
ップ188にて実行されるもので、第3図に詳細に示す
ように、ステップ200にてその実行が開始され、ステ
ップ202にてリズムランフラグRυ肩が#−1′であ
るか否かが判定される。かかる場合、自動リズムが待機
状態にあって前記フラグ1tlNが2−1′″であれば
、前記ステップ202にてrYESJと判定され、ステ
ップ204にてリズムランフラグRUNが自動リズムの
動作状態を表す”1″に設定され、かつテンポカウント
データ↑CNTが「0」に初期設定されて、プログラム
はステップ206へ進められる。これにより、待機状態
にあつた自動リズムは初期状態(小節のfi)から開始
制御されることになる。一方、自動リズムが待機状態に
な(てリズムランフラグRUNが一1″に設定されてい
なければ、前記ステップ202におけるrNOJとの判
定の基に、プログラムはそのままステップ206へ進め
られる。 ステ・1プ206においては、伴奏フラグABCが”1
’であるか否か、すなわち自動伴奏が動作状態にあるか
否かが判定される。 まず、自動伴奏が動作状態にある場合について説明する
。かかる場合、伴奏フラグABCは”1“に設定されて
いるので、ステップ206にてrYES」と判定され、
ステ1ブ208にて鍵盤lGにおいて新たに押離鍵され
た鍵を表す新生−コード11[cが「55」以下である
か否かが判定される。この値「55」は音高G$に対応
し、該音高03は自動伴奏の動作時に鍵盤lOの鍵域を
伴奏鍵域とメロディ鍵域とに2分割利用する場合におけ
る伴奏鍵域の最高音に対応するものであり、前記新生−
コードNECが伴奏鍵域に属するものであれば、前記ス
テップ208にて「YEsJすなわちN電C≦55であ
ると判定されて、ステップ210にて新キーコードDC
に関する押離鍵フラグに基づき前記鍵盤10におけるイ
ベントが押鍵イベントであるか否かが判定される。 かかる場合、前記イベントが押鍵イベントに関するもの
であれば、前記ステップ210にで「YESJと判定さ
れ、ステップ212にて鍵盤100伴奏畷域にて現在押
鍵中の全ての鍵に基づき和音が検出される。この和音検
出は前記押鍵中の全ての鍵の組合せと、和音構成音テー
ブル81に和音毎に記憶されている全ての和音構成音の
組合せとの比較により公知の方法で行われるもので、検
出された和音の根音は根音データ1ioOTとして設定
記憶されるとともに、検出された和音のタイプはタイプ
データTYPEとして設定記憶される。また、前記イベ
ントが押鍵イベントでなければ、ステップ210にて「
NO」と判定されて、ステップ212の処理は実行され
ない。これにより、鍵盤lOの伴奏鍵域における押鍵毎
に、和音が検出されかつ記憶されることになる。 かかる和音検出後、ステ・ノブ214にてソロスタイル
プレイフラグSSPが”1”であるか否かが判定される
。今、ソロスタイルプレイが選択されていて同フラグS
SPが”!”に設定されていれば、同ステップ214に
おけるrYEsJとの判定の基に、ステップ216にて
変数!がソロスタイルプレイの各種モードを表すモード
データMDに設定され、ステップ218にて該変数1に
より指定されるモード別和音変化ルーチンMDICII
Gの処理が読み出し実行された後、ステップ220にて
該押離鍵イベントルーチンの処理が終了する。なお、モ
ード別和音変化ルーチンMDICIIOの処理について
は、各モード毎に項を分けて詳しく後述する。また、ツ
クスタイルプレイが選択されていな(てソロスタイルプ
レイフラグSSPがOI′に設定されていれば、ステッ
プ214における「NO」との判定の基に、ステップ2
20にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終了する。 また、鍵盤lOにて押離鍵された鍵がメロディ鍵域に属
するものであって新キーコードNKCが「55」より大
きければ、前記ステップ208にて「NOJすなわちN
KC> 55であると判定され、ステップ222にてソ
ロスタイルプレイフラグSSPが91”であるか否かが
判定される。今、ソロスタイルプレイが選択されていて
同フラグSSPが1″に設定されていれば、同ステップ
222における「YESJとの判定の基に、ステップ2
24にて第0キーコードIC(0)が新キーコードII
Kc値に設定されると七もに、同ステップ224にて該
新キーコードNKCに関する鍵の鍵タッチデータがタッ
チ検出回路10bから取り込まれて第0音量データVO
L(O)として設定される。 次に、ステップ224にて変数1がソロスタイルプレイ
の各種モードを表すモードデータMD値に設定された後
、ステップ228にて鍵盤10における該イベントが押
鍵イベントであるか否かが判定される。前記イベントが
押鍵イベントに関するものであれば、同ステップ228
におけるrYES」との判定の基に、ステップ230に
て前記設定変数1により指定されるモード別キーオンル
ーチンMDiKONの処理が読み出し実行され、ステ、
プ232にて第0キーコードIC(0)が旧キーフード
OKCとして設定記憶されて、ステップ220にて該押
離鍵イベントルーチンの処理が終了する。 また、前記イベントが離鍵イベントに関するものであれ
ば、前記ステップ228にてrNOJと判定され、ステ
ップ234にて前記設定変数量により指定されるモード
別キーオフルーチンMDilOPの処理が読み出し実行
されて、ステップ220にrtHIFlll鍵イベント
ルーティベントルーチンる。 なお、モード別キーオンルーチンMDION及びモード
別キーオフルーチン11DIOFの処理については、各
モード毎に項を分けて詳しく後述する。 一方、ソロスタイルプレイが選択されていなくてソロス
タイルプレイフラグSSPが0′″に設定されていれば
、前記ステップ222ζこてrNOJと判定され、ステ
ップ236,238の処理が実行されて、ステップ22
0にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終了する。か
かるステップ236゜238の処理は共に公知の処理で
あり、ステ、ブ236においては、鍵盤1oにて押鍵さ
れた鍵(新キーコードIIIC)のメロディ音信号発生
回路43内の第0〜第6楽音信号形成チャンネルに対す
る発音割り当て処理と、同鍵盤1Gにて離鍵された鍵(
新キーコードN[C)の割り当て解除処理とがなされる
。また、ステップ238においては、前記発音割り当て
及び割り当て解除処理による第0〜第6キー:l−F 
IC(0) 〜IC(6)、第o〜第6音色データTC
(0) 〜TC(0)、第O〜第6音量データTC(0
)〜TC(S) (タッチデータTCIにより形成)、
キーオン信号!ON1  牟−オフ信号KOF等のメロ
ディ音形成制御信号がメロディ音発生回路43の第0〜
第6楽音信号形成チャンネルのいずれかに供給される。 そして、メロディ音信号発生回路43が各楽音信号形成
チャンネルにて前記制御信号に応じて楽音信号を形成し
て、出力回路44を介してスピーカ45a〜45Cに供
給するので、スピーカ45a〜45cからは鍵盤10の
メロディ鍵域の演奏に応じた楽音が発音される。 次に、自動伴奏が動作状態になくて伴奏フラグABCが
0″に設定されている場合について説明する。かかる場
合、前記ステップ206にて「NO」と判定され、ステ
ップ222以降の処理が実行される。このステップ22
2以降の処理は自動伴奏が動作状態にある前述の場合と
同じであるので説明を省略するが、この場合には鍵盤1
0の全ての鍵がメロディ演奏に利用され、和音が検出さ
れることもない。 クロ り ン  ブトプログ ム クロックインタラブドプログラムはテンポ発振器50か
らのテンポクロック信号TCL[(32分音符に対応)
のCPU62への到来に同期して割り込み実行されるも
ので、同プログラムは、第4図に示すように、ステップ
240にてその実行が開始され、ステップ242にてリ
ズムランフラグRUNがml”であるか否かが判定され
る。 かかる場合、自動リズムが停止状態にあってリズムラン
フラグRUNがOI′に設定されていれば、同ステップ
242にて「NO」と判定され、ステップ260にて該
クロックインクラブドプログラムの実行が終了する。 また、自動リズムが動作状態にあってリズムランフラグ
RUNが”1″に設定されていれば、ステ。 ブ242におけるrYEsJとの判定の基に、ステップ
244にてリズムパターンメモリ82が参照され、リズ
ム種類データRHY及びテンポカウントデータ↑CNT
により指定されるリズムパターンデータが同メモリ82
から読み出されるとともに、該データがリズム信号発生
回路41へ供給される。 そして、リズム音信号発生回路41は前記供給されたリ
ズムパターンデータに応じて打楽器音信号を形成して出
力回路44を介してスピーカ45a〜45cに供給する
ので、スピーカ45a〜45Cからは該打楽器音信号に
対応した楽音が発音される。その結果、リズム種類デー
タRHYにより指定されたリズム種類に対応した自動リ
ズム演奏がなされる。 次に、ステップ246にて伴奏パターンメモリ83が参
照され、リズム種類データRIIY、  テンポカウン
トデータTCNT及びタイプデータTYPEにより指定
される伴奏パターンデータが同メモリ83から読み出さ
れるとともに、該データは根音データR00丁に応じて
加工されたのち、該加工されたデータが伴奏音信号発生
回路42へ供給される。そして、伴奏音信号発生回路4
2は前記供給された伴奏パターンデータに応じて伴奏音
信号を形成して出力回路44を介してスピーカ45a〜
45cに供給するので、スピーカ45a〜45cからは
該伴奏音信号に対応した楽音が発音される。その結果、
リズム種類データRIIYにより指定されたリズム種類
に対応するとともに、鍵盤10にて指定された和音に対
応した自動伴奏演奏がなされる。 前記ステップ246の処理後、ステップ248にてソロ
スタイルプレイフラグSSPが”l”であるか否かが判
定される。今、ソロスタイルプレイが選択されていて同
フラグSSPがIlI++に設定されていれば、同ステ
・タブ248におけるrYEsJとの判定の基に、ステ
ップ250にて変数1がソロスタイルプレイの各種モー
ドを表すモードデータMDに設定され、ステップ252
にて該変数Iにより指定されるモード別りロフクルーチ
ンMDfCLK(p処理が読み出し実行された後、プロ
グラムがステップ254に進められる。なお、モード別
クロックルーチンMD(CL[の処理については、各モ
ード毎に項を分けて詳しく後述する。また、ソロスタイ
ルプレイが選択されていなくてソロスタイルプレイフラ
グSSPが0″に設定されていれば、ステップ248に
て「NO」と判定され、プログラムがステップ264に
進められる。 ステップ264においてはテンポカウントデータTCN
Tに「1」を加算することにより該データTCNTが歩
道され、ステップ266にて該歩進したテンポカウント
データTCIITが「32」に達したか否かが判定され
る。かかる場合、テンポカウントデ−タTCNTが未だ
「32」に達していなければ、同ステップ256にてr
NOJと判定されて、ステップ260にて該クロックイ
ンタラブドプログラムの実行が終了する。また、テンポ
カウントデータTCNTが前記歩道により「32」に達
すると、ステップ256にてrYEsJと判定され、ス
テ・lブ258にて同データ丁CNTが「0」に初期設
定された後、ステップ260にて該クロックインタラブ
ドプログラムの実行が終了する。かかるステップ254
〜258の処理により、テンポカウントデータTCII
TはrOJ〜「31」に渡つてテンポクロック信号TC
IJの発生毎に繰り返し歩道することになる。 ソロスタイルプレイの 以下、ソロスタイルプレイにおける付加音の形成及び発
生について説明するが、その前に、このソロスタイルプ
レイモードの動作に密接に関係した事項に関して再確認
しておく。 モード別キーオンルーチンMD(ION及びモード別キ
ーオフルーチンMDIIOFは上記押離鍵イベントルー
チンのステップ230,23.4にて読み出し実行され
るもので、ソロスタイルプレイフラグSSPが”l”で
あり、かつメロディ演奏のために鍵盤10にていずれか
の鍵が押離鍵操作されたときに、モードデータMD(−
1)に応じてそれぞれ読み出し実行される。また、かか
る場合、上記ステップ224の処理により、第0楽音信
号形成チャンネルのための第0キーコードIC(0)及
び第O音量データVOL(0)は前記押鍵毎に設定され
、ソロスタイルプレイモードにおいては、鍵盤10にお
けるメロディ演奏は単音後着優先となる。 モード別和音変化ルーチンMDiCR(iは上記押離鍵
イベントルーチンのステップ218にて読み出シ実行さ
れるもので、自動伴奏が動作中であり、ソロスタイルプ
レイフラグSSPがl″であり、かつ和音演奏のために
鍵盤lOにていずれかの鍵が押鍵操作されたときに、モ
ードデータMD(−1)に応じて読み出し実行される。 また、かかる場合、上記ステップ212の処理により、
指定和音を表す根音データROOT及びタイプデータT
YPEが前記和音のための押鍵に応じて設定される。 モード別クロックルーチン−D i CLI l家上記
クロックインタラブドルーチンのステップ252にて読
み出し実行されるもので、自動リズムが動作中であり、
かつソロスタイルプレイフラグSSPが”1”であると
きに、テンポクロック信号TCI4 (32分音符に対
応)の発生毎に実行される。 また、ソロスタイルプレイフラグSSPが1lxllで
ある場合においては、第O〜第6楽音信号形成チャンネ
ルのための第0〜第6音色データTC(0)〜TC(6
〉は、上記メインプログラムのステップ146゜148
、 166.168の処理により、ソロスタイルプレイ
のモード種類(リズム種類に応じて決定)毎に設定され
ている。また、ステップ150〜156,170−%−
176の処理により、前記モード種類がリズム依存モー
ドであり、または伴奏依存モードである場合、自動リズ
ム及び自動伴奏の動作状態が強制的に設定される。具体
的には、上記ステップ150〜156,170〜176
の処理により、リズムランフラグRUNが” ’−1”
に設定され、または伴奏フラグABCが”1”に設定さ
れる。ただし、各ソロスタイルプレイモードに対応した
リズム種類、第θ〜第6音色データTC(0)〜TC(
8)、リズムラン7ラグRUN及び伴奏フラグABCの
具体的なデータ設定については後述する。 次に、実際のソロスタイルプレイモードの説明に移る。 当該電子楽器においては、多くの種類のソロスタイルプ
レイが用意されているが、本件実施例においては、本願
発明に直接関係するソロスタイルプレイモード(第1ソ
ロスタイルプレイモード)のみに9いて説明する。 lソロス イルプレイモード 第1ソロスタイルプレイモード(MD−1)はメロディ
音の音高が所定音高より高いか低いかにより付加音の形
成形態を変更するもので、リズム種類が「八−ドロック
」のとき1こ指定されるものであると同時に、伴奏フラ
グABCは”l″に設定される。また、このモードにお
いては、第0〜第2楽音信号形成チャンネルが鍵盤10
における押鍵音及び付加音のために利用され、かっ該各
チャンネルに関する音色データTC(0)〜TC(2)
はロックギターの音色を表すデータ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステyプ
230(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオ
ンルーチンMDIIONが読み出されると、該ルーチン
MDIKONは第5A図のステップ3゜Oにて開始され
、ステップ302にて第0キーコードIC(0)が音高
Csを表す「72」以下であるか否かが判定される。 かかる場合、鍵盤10にて音高06以下の鍵がメロディ
演奏のために押鍵されて該鍵を表す第0牛−コードXC
(O)が「72」以下であれば、同ステップ302にて
rYESJと判定され、ステップ304にて第1付加音
の音高を表す第1キーコードEC(1)が押鍵メロディ
音より完全4度下の音高を表すIC(0)−5に設定さ
れるとともに、同付加音の音量を表す第1音量データV
OL(1)が第0音量データv。 L(0)値に設定される。 次に、ステップ306に:r演算IC(0)、MOo、
 1217)結果と根音データROOTとの比較によっ
て第0キーコードXC(O)の音名が演奏和音の根音に
等しいか否かが判定されるとともに、タイプデータry
pi+に基づ(和音構成音テーブル81の参照及び根音
データROOTに基づく前記参照結果の変換により求め
た各和音構成音と第1キーコードIC(1)との比較に
よって、同キーコードIC<1)が演奏和音の和音構成
音の隣接前を示しているか否かが判定され、該両割型が
肯定的であるときのみ、同ステップ306におけるrY
EsJとの判定の基に、第1キーコードにC(1)が前
記隣接した和音構成音を示すキーコードtC値に変換さ
れる。また、前記両割型のいずれか一方が否定的であれ
ば、前記ステップ306における「NO」との判定の基
に、前記ステ・ノブ304の処理により設定された第1
キーフードIC(1)がそのまま維持される。 このステップ306,308の処理により、演奏和音の
特徴が崩されることもな(、前記第1付加音と演奏和音
とが不調和になることもなくなる。 例えば、演奏メロディ音がG音であって、前記ステップ
306,308の処理がなければ、付加音は必ずG音に
なる。このとき、演奏和音がCディミニフシェ又はCオ
ーダ1メントであると、前記G音のためにCデイミニフ
シ1又はCオーギュメントの特徴が崩されるとともに、
Cディミニツシュ又はCオーダ1メントの特徴音である
F#音叉はG#音と前記G音とが不調和となる。しかし
、このような場合に、前記第1付加音としてのG音は前
記ステップ306,308の処理によってFl音又はG
#音に変換されるので、前記のような事態の発生を防止
できる。 かかるステップ306,308の処理後、ステップ31
Gにて第2付加音の音高を表す篇2キーコードIC(2
)が押鍵メロディ音よりlオクタ−1分低い音高を真す
区C(0)−12に設定されるとともに、同付加音の音
量を表す第2音量データVOL(2)が第0音量データ
マ0L(0)値に設定される。そして、スf−pプ31
21Cて第0−第2キー=y−FIC(0)〜IC(2
)、第o 〜第2音色データTC(0) 〜TC(り、
第0〜第2音量データマ0L(0)〜VOL(り及び各
キーオン信号Eelがメロディ音信号発生回路43内の
第◎〜第2楽音信号形成チャンネルへそれぞれ供給され
、ステップ318にて該モード別キーオンル−チンMD
IKONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第O〜第2楽音信号形
成チャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽
音信号の形成をそれぞれ開始し、該3個の楽音信号の混
合出力を出力線り、  C,Rに均等に出力する。かか
る場合、前記形成出力される各楽音信号のピッチは前記
第0〜第2キーコ−トEC(0)〜IC<2)により制
御されて演奏メロディ鍵音高、第1及び第2付加音高に
それぞれ設定され、同楽音信号の音色は前記第0〜第2
音色データTC(0)〜TC(2)により制御されて口
、クギターの音色にそれぞれ設定され、また同楽音信号
の音量は前記第0〜第2音量データVOL(0)〜VO
L(2)により制御されて前記メロディ演奏鍵の鍵タッ
チ(タッチデータTCII)に設定される。 メロディ音信号発生回路43の各出力線り、  C。 Rに出力された楽、音信号は出力回路44を介して各ス
ピーカ45m〜45cに供給され、同スビーカ4Sa〜
1t5cからは前記メロディ演奏音、第1及び第2付加
音がロブクギターの音色かつ同音量で同時に発音される
。 一方、鍵盤10にて音高Csより高い鍵がメロディ演奏
のために押鍵されて該鍵を表す第0キーフードIC(0
)が「72」より大きければ、同ステップ302におけ
る「NO」との判定の基に、ステ・ノブ314にてメロ
ディ演奏−から半音間隔にして3音(短3度)以上低音
側に離れた最初の和音構成音の一つが選択されて該選択
音を表すキーコードKCが第1付加音の音高を表す第1
キーコードKC(1)として設定される。かかる場合、
タイプデータTYPEに基づく和音構成音テーブル81
の参照及び根音データROOTに基づ(前記参照結果の
変換により求めた各構成音の中から、第0キーコードI
C(0)より半音間隔にして3音以上低音側に離れかつ
同キーコードIC(Q)に最も近いキーフードICが選
択抽出されて第1キーコードIC(1)として設定され
る。 また、同ステップ314にて第1音量データVOL (
1)が第0音量データVOL(0)値に設定される。 次に、ステップ316にて、前記ステップ312の処理
と同様に、第0及び第1キーコードIfC(0)、IC
(1)、箪0及び第1音色データTC(0)、 TC(
1)、第O及び第1音量データVOL(0)、VO[、
(1)及び各キーオン信号KONがメロディ音信号発生
回路43内の第O及びll楽音信号形成チャンネルへそ
れぞれ供給され、ステップ318にて該モード別キーオ
ンルーチンMDIIONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の系0及び第1楽音信号
形成チャンネルは、前記場合と同様に、前記各キーオン
信号の到来に応答して楽音信号の形成をそれぞれ開始し
、該2個の楽音信号の混合出力を出力線り、  C,R
に均等に出力する。かかる場合、前記形成出力される各
楽音信号のピッチは前記第0及び東!キーコードIC(
0)、 IC(1)により制御されて演奏メロディ鍵音
高及び第1付加音高にそれぞれ設定され、同楽音信号の
音色は前記第0及び第1音色データ丁C(0)、 TC
(1)により制御されてロブクギターの音色にそれぞれ
設定され、また同楽音信号の音量は前記供給第0及び第
1音量データVOL(0)、VOL(1)により制御さ
れて前記メロディ演奏−の鍵タッチ(タッチデータTC
[+)に設定される。そして、前記各楽音信号は、前記
と同様に、出力回路44を介して各スピーカ45a〜4
5cに供給され、同スピーカ45a〜45cからは前記
メロディ演奏音及び第1付加音がロブクギターの音色か
つ同音量で同時に発音される。 次に、鍵盤10において上記のように押鍵されていたメ
ロディ鍵が離鍵されると、該離鍵に応答して上記ステッ
プ234(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キー
オフルーチンMDIIOFが読み出されると、該ルーチ
ンMD1KOf’は第5B図のステップ320にて開始
され、ステップ322にて前記離鍵された鍵を表す第0
キーフードIC(0)が音高Csを表す「72」以下で
あるか否かが判定される。 かかる場合、該離鍵された鍵の音高がCs以下てあって
第0キーコードIC(0)が「72」以下であれば、同
ステップ322にてrYEsJと判定され、ステップ3
24にてメロディ音信号発生回路43内の第0〜第2楽
音信号形成チャンネルへキーオフ信号10Fがそれぞれ
出力されて、ステップ328にて該モード別キーオフル
ーチンMDI!OFの実行が終了する。その結果、現在
まで発生中であったメロディ演奏音信号、第1及び第2
付加音の形成が停止制御され、スピーカ45a−45c
からは前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停止され
る。 一方、前記離鍵された鍵の音高がC器より高くて第0キ
ーコードIC(0)が「72」より大きければ、前記ス
テップ322にて「NO」と判定され、ステ、プ326
にてメロディ音信号発生回路43内の第0及びjll楽
音信号形成チャンネルへキーオフ信号にOFがそれぞれ
出力される。かかる場合には、メロディ音信号発生回路
43にて形成されていた楽音信号もメロディ演奏−に関
するものと第1付加音に関するものとの2個であるので
、前記場合と同様に、発音中の全てのメロディ青く第1
付加音も含めて)の発音が停止される。 また、鍵盤lOにおける和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音
変化ルーチンMDICIIGが読み出され。 ると、該ルーチンMDICHGは第5C図のステップ3
3゛0にて開始され、ステップ332にて第0キーコー
ドにC(0)が音高Csを表す「72」以下であるか否
かが判定される。 かかる場合、メロディ演奏軸を表す第0キーコードIC
(0)が「72」以下であれば、同ステップ332にて
rYEsjと判定され、ステ・ツブ334゜336にて
前記ステップ306,308と同様な処理が実行されて
、メロディ演奏音を表す第0キーコードIC(0)の音
名が演奏和音の根音に等しくかつ第1付加音を表す第1
キーコードIC(1)が演奏和音の和音構成音の隣接前
を示していれば、該第1キーコード1(c(1)は隣接
した和音構成音を表すキーコードIC値に変更され、ス
テップ338にて該変更された第1キーコードIC(1
)がメロディ音信号発生回路43内の第1楽音信号形成
チャンネルへ供給される。その結果、該第1楽音信号形
成チャンネルは発生中の楽音信号のピッチのみを前記第
1キーコードIC(1)に対応した値に変更するので、
発音中の第1付加音はピッチのみ変更されて発音され続
ける。 また、メロディ演奏軸を表す第0キーコードIC(0)
が「72」より大きければ、前記ステップ332にて「
NO」と判定され、ステップ340にて前記ステップ3
14と同様な処理が実行されて、第1付加音を表す第1
キーコードIC<1)がメロディ演奏軸から半音間隔に
して3音(短3度)以上低音側に離れた最初の和音構成
音を表すキーフードEC値に変更され、ステップ342
にて前記ステップ338の処理と同様な処理が実行され
て、発音中の第1付加音のピッチのみが変更される。そ
の結果、メロディ演奏軸が押鍵中に演奏和音が変更され
た場合には、鍵盤10にて指定される和音に関係して前
記ステップ306.314にて設定された第1付加音が
該和音変化に伴い変更されることになる。 そして、前記ステップ338,342の処理後、ステッ
プ344にて該モード別和音変化ルーチンMDICIG
の実行が終了する。また、上記ステ、ブ252(クロッ
クインタラブドプログラム)にてモード別りロブクルー
チンMDICLにが読み出されると、該ルーチンMDI
CIJの実行は第5D図のステップ350にて開始され
るが、ステップ352にて該ルーチンMDICIJの実
行が終了されるので、該該ルーチンMDICIJにおい
ては実質的な処理がなされない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第1ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏軸の音高
が05以下の場合には、二つの付加音をメロディ音に対
して付加するようにしたので、演奏音楽が豊かになる。 また、メロディ演奏軸の音高がCSより高い場合には、
一つの付加音をメロディ音に対して付加するようにした
ので、演奏音楽が豊かになると同時に、高い音が多く発
音されることに起因した耳障りな「うるささ」がなくな
喀って該付加音が適度なものとなる。 なお、この第1ソロスタイルプレイモードにおいては音
高Csを境に下鍵域と上鍵域とで付加音の形成態様を異
ならせるようにしたが、音高06の近傍であればメロデ
ィ鍵域を他の音高を境に下鍵域と上鍵域とに分けて付加
音の形成態様を変更するようにしてもよい。また、前記
境を一つでなくても二つ以上にするようにしてもよく、
かかる場合には下鍵域、中鍵域及び上鍵域毎にメロディ
音に付加される数を3. 2. 1等とそれぞれ異なら
せるようにしてもよい。 また、付加音の発音数を異ならせる代わりに、上鍵域に
同かうに従って付加音の音量が小さくなるようにして、
高い音が多く発音されることに起因した耳障りさをなく
すようにしてもよい。さらに、音色等を各鍵域に応じて
若干ずつ異ならせるようにしてもよい。 変」L匹 次に、上記実施例の全体に関する変形例について説明す
る。 (1)上記実施例においては、通常メロディ演奏用の一
段鍵盤10の鍵域を自動伴奏操作子の操作に応じて2分
割するとともに、該分割した下鍵域を和音演奏用として
用いるようにしたが、該鍵盤10を予め2分割しておき
、常に下鍵域を和音演奏用として用いるとともに上鍵域
をメロディ演奏用として用いるようにしてもよい。また
、該鍵盤10を和音演奏用の下鍵盤とメロディ演奏用の
上鍵盤との2段鍵盤で構成するようにしてもよい。 (2)上記実施例においては、和音演奏用鍵における複
数鍵の同時押鍵により、該押鍵された複数鍵の組合せ状
態に応じて和音構成音テーブル81を参照して指定和音
を検出するようにしたが、前記和音演奏用鍵にて和音の
根音のみを指定し、かつ和音のタイプを別途設けた鍵盤
以外の操作子により指定するようにしてもよい。また、
メロディ演奏用鍵の最高音または最低音を和音の根音と
して指定し、それ以外の押鍵された鍵の数、押鍵された
鍵の種類(白鍵、黒鍵)等に応じて和音の種類を指定す
るようにしてもよい。さらに、他の鍵盤楽器及びその他
の楽器により指定された和音を利用し、または自動演奏
装置から入力された和音を表す和音データを利用するよ
うにしてもよい。 (3)上記実施例においては、ソロスタイルプレイモー
ド時に発音されるメロディ演奏音を鍵盤10にて押鍵さ
れた後着優先鍵に対応するものとしたが、該メロディ演
奏音を鍵盤10にて押鍵された最高音にしてもよい。ま
た、ソロスタイルプレイモード時には、メロディ演奏音
を単音にしなくても、鍵盤10におけるメロディ演奏に
応じて複数のメロディ演奏音が発音されるようにしても
よい。かかる場合、ソロスタイルプレイモード時にも複
数の楽音信号形成チャンネルが利用されるようにすると
ともに、押鍵された複数の鍵のうちのいずれか一つ、例
えば最高音、後着音に対して上記実施例の付加音が付加
されるようにしてもよい。 (4)上記実施例においては、メロディ演奏音及び付加
音の音量が鍵タッチにより制御されるようにしたが、本
発明は前記雨音を鍵タッチとは無関係に一定の音量で発
音させるようなタッチ検出回路lobを有さない電子楽
器にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電子楽器の全体ブロッ
ク図、第2A図、第2B図、第3図及び第4図は第1図
のプログラムメモリに記憶され各種モードに共通のプロ
グラムに対応した70−チャート、第5A図〜第5D図
は前記共通のプログラムにて読み出し実行される第1モ
ードに関するサブプログラムに対応したフローチャート
である。 符  号  の  説  明 lO・・・鍵盤、log・・・鍵スィッチ回路、20・
・・操作パネル部、20m・・・操作子スイッチ回路、
21・・・ソロスタイルプレイ操作子、22・・・自動
伴奏操作子、23・・・リズムスタート操作子、24・
・・リズムストップ操作子、26・・・リズムセレクト
操作子群、27・・・音色選択操作子群、41・・・リ
ズム音信号発生回路、42・・・伴奏音信号発生回路、
43・・・メロディ音信号発生回路、5o・・・テンポ
発振器、60・・・マイクロコンピュータ、61・・・
プログラムメモリ、62・・・CPU。 63・・・ワーキングメモリ、70・・・メロディ制御
レジスタ群、71・・・キーコード記憶部、72・・・
音色データ記憶部、73・・・音量データ記憶部、81
・・・和音構成音テーブル、90・・・ソロスタイルプ
レイ制御データテーブル、91・・・モードデータ記憶
部、92・・・音色データ記憶部、93・・・リズム対
応発音制御データ記憶部、94・・・伴奏対応発音制御
データ記憶部、95・・・パターンデータ記憶部、96
・・・音程データ記憶部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メロディ音高を指定するメロディ音指定手段と、 前記メロディ音指定手段により指定されたメロディ音高
    の属する音域を判別する判別手段と、前記指定されたメ
    ロディ音高に対して所定の関係にある付加音であって前
    記判別手段により判別された音域に応じて異なる発音形
    態を有する付加音を指定するための付加音指定信号を形
    成する付加音指定信号形成手段と、 前記メロディ音指定手段により指定された音高のメロデ
    ィ音信号及び前記付加音指定信号により指定された付加
    音に対応した付加音信号を形成出力する楽音信号形成手
    段と を備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. (2)前記付加音指定信号形成手段は、前記判別手段に
    よる判別音域が高いとき、同判別音域が低いときに比べ
    て少ない数の付加音を指定するものである前記請求項1
    に記載の電子楽器。
  3. (3)前記付加音指定信号形成手段は、前記判別手段に
    よる判別音域が高いとき、同判別音域が低いときに比べ
    て音量の小さな付加音を指定するものである前記請求項
    1に記載の電子楽器。
  4. (4)メロディ音量を指定するメロディ音指定手段と、 和音を指定する和音指定手段と、 前記メロディ音指定手段により指定されたメロディ音高
    の属する音域を判別する判別手段と、前記判別手段によ
    る判別音域が低いと、前記指定されたメロディ音高に対
    して所定の音程だけ離れた付加音を指定するための付加
    音指定信号を形成する第1の付加音指定手段と、 前記判別手段による判別音域が高いとき前記指定された
    メロディ音高に対して所定の関係を有するとともに前記
    指定された和音の構成音を付加音として指定するための
    付加音指定信号を形成する第2の付加音指定手段と、 前記メロディ音指定手段により指定された音高のメロデ
    ィ音信号、前記和音指定手段により指定された和音に対
    応した和音信号、及び前記第1及び第2の付加音指定手
    段からの各付加音指定信号により指定された付加音に対
    応した付加音信号を形成出力する楽音信号形成手段と を備えたことを特徴とする電子楽器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05224677A (ja) * 1992-10-27 1993-09-03 Yamaha Corp メロディ付加音制御装置

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