JPH02269147A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH02269147A
JPH02269147A JP8879689A JP8879689A JPH02269147A JP H02269147 A JPH02269147 A JP H02269147A JP 8879689 A JP8879689 A JP 8879689A JP 8879689 A JP8879689 A JP 8879689A JP H02269147 A JPH02269147 A JP H02269147A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、永久帯電防止性を有し、かつ耐衝撃性に代表
される機械的特性が優れ、さらに層状剥離(千枚めくれ
)のない制電性樹脂組成物に関するものである。
[従来の技術] 合成高分子材料は、その優れた特性によって広範な分野
で使用されている。これらの材料は、材料の持つ機械的
強度に加え、帯電防止を付与されればさらにその用途を
拡大することができる。すなわち、静電気による障害を
防止したい複写機、各種防塵用部品などへの用途展開が
可能となる。
合成高分子材料に帯電防止剤を付与せる方法としては、
(1)ポリアルキレンオキサイドのような吸水性の化合
物や帯電防止剤などを樹脂に練込む方法、および(2)
界面活性剤などを成形品表面に塗布する方法が一般に用
いられている。しかし、いずれの方法によっても十分な
帯電防止性能は実現されておらず、成形品表面を水洗や
払拭すると帯電防止性が消滅すること、練込み成分が表
面にブリードアウトして素材としての品質を低下させる
こと、および帯電防止性が経時変化で低下することなど
の問題がある。
一方、樹脂に永久帯電防止性を付与させる方法としては
、共役ジエンまたは/およびアクリル酸エステルとアル
キレンオキシド基を有するビニル系単量体を共重合して
得られる親水性ゴム状重合体に、ビニル系単量体または
ビニリデン単量体をグラフト重合して得る方法(特開昭
55−36237号公報)などがあり、実用制電性を達
成している。
また、特開昭61−1748号公報はスチレン系ポリマ
ーとエピハロヒドリンコポリマーおよびアクリレートポ
リマーの混合により、半永久的に帯電防止性を樹脂が得
られることを開示している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、特開昭55−36237号公報記載の親
水性ゴム状重合体に単量体をグラフト重合して得られた
制電性樹脂は、特殊な親水性ゴム状重合体を使用してい
るため、その製造方法が繁雑なこと、および得られる樹
脂の機械的特性が劣る欠点があり十分満足できるもので
はない。また、特開昭64−1748号公報は層状剥離
が満足できるものではない。
よって本発明は、繁雑な製造方法によらずして、優れた
永久帯電防止性および耐衝撃性に代表される機械的性質
を有し、かつ層状剥離を著しく改善した制電性樹脂組成
物を提供することを課題とする。
[問題点を解決するための手段] 上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、上記課題を解
決するためには、エピハロヒドリン共重合体とゴムグラ
フト(共)重合体および特定の官能基を含有する変性ビ
ニル系重合体を配合することが重要であることを見い出
し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、 (A)エピハロヒドリン共重合体1〜50重量% (B)ゴム質重合体1〜80重量部と芳香族ビニル系単
量体100〜40重量%、シアン化ビニル系重合体0〜
60重量%、およびこれらと共重合可能な他のビニル系
単量体0〜40重量%からなる単量体または単量体混合
物99〜20重量部を(共)重合してなるグラフト(共
)重合体生成物1〜98重量% (C)カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基、ヒドロ
キシル基、ポリアルキレンオキシド基またはその誘導体
から選ばれた少なくとも1種の官能基を含有する変性ビ
ニル系重合体1〜98重量%、および (D)芳香族ビニル系単量体100〜40重量%、シア
ン化ビニル系重合体0〜60重量%、およびこれらと共
重合可能な他のビニル系単量体0〜40重量%からなる
(共)重合体0〜97重量となるように配合した熱可塑
性樹脂組成物を提供するものである。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明において用いる(A)エピハロヒドリン共重合体
としては、(a)エピハロヒドリン単量体、(b)酸化
アルキレンおよび(C)これらと共重合可能な単量体よ
り構成される。
(A)エピハロヒドリン共重合体の構成成分である(a
)エピハロヒドリン単量体とは、エビクロロヒドリン、
エビブロモヒドリン、およびエビヨードヒドリンが挙げ
られ、特にエビクロロヒドリンが好ましい。
(A)エピハロヒドリン共重合体の構成成分である(b
)酸化アルキレンとは、エチレンオキシド、1,2−エ
ポキシプロパン、1,2−エポキシブタン、1.2−エ
ポキシペンタン、1.2−エポキシヘキサン、1,2−
エポキシへブタンなどが挙げられるが、特にエチレンオ
キシドが帯電防止性に優れ好ましい。
(A)エピハロヒドリン共重合体の構成成分である上記
(a)成分および(b)成分と共重合可能な単量体とし
ては特に限定されず、例えばスチレンオキシド、3−ク
ロロ−1,2−エポキシブタン、3,3−ジクロロ−1
,2−エポキシプロパン、2−ブロモ−1,2−エポキ
シブタン、3−フルオロ−1,2−エポキシブタン、3
−ヨード−1,2−エポキシブタン、エチルグリシジル
エーテル、n−ブチルグリシジルエーテル、イソブチル
グリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、
n−へキシルグリシジルエーテル、2−エチルグリシジ
ルエーテル、ヘプタフルオロイソプロピルグリシジルエ
ーテル、フェニルグリシジルエーテル、4−メチルフェ
ニルグリシジルエーテル、ベンジルグリシジルエーテル
、2−フェニルエチルグリシジルエーテル、アリルグリ
シジルエーテル、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレートなどが挙げられる。
(A)エピハロヒドリン共重合体の組成比は、(a)エ
ピハロヒドリン単量体2〜90重量%、好ましくは5〜
70重量%、(b)酸化アルキレン98〜10重量%、
好ましくは95〜30重量%、(C)これらと共重合可
能な単量体0〜88重量%、好ましくは0〜65重量%
である。
この(A)エピハロヒドリン共重合体における(a)エ
ピハロヒドリン単量体の割合が、2重量%未満ではエピ
ハロヒドリン共重合体の機械的性質が劣り、90重量%
を超える場合は樹脂組成物の帯電防止性が悪く好ましく
ない。
また、(b)酸化アルキレンの割合が、10重量%未満
では樹脂組成物の帯電防止性が劣り、90重量%を超え
る場合は樹脂組成物が柔軟になり、機械的性質が劣り好
ましくない。
(A)エピハロヒドリン共重合体の製法に関しては特に
限定されず、例えば米国特許No、3.642.667
などを用いて製造することができる。
本発明において用いる(B)グラフト(共)重合体生成
物の構成成分であるゴム質重合体としては、ガラス転移
温度が0℃以下のものが好適であり、具体的にはポリブ
タジェン、ポリスチレン−ブタジェン、ポリアクリロニ
トリル−ブタジェンなどのジエン系ゴム、ポリイソプレ
ン、ポリクロロプレン、ポリアクリル酸ブチルなどのア
クリル系ゴム、およびエチレン−プロピレン−ジエンモ
ノマー三元共重合体などのゴム質重合体を使用できる。
特にポリブタジェンまたはブタジェン共重合体が好まし
い。
(B)グラフト(共)重合体生成物の構成成分である芳
香族ビニル系単量体としては、スチレン、α−メチルス
チレン、ビニルトルエン、0−エチルスチレン、o−p
−ジクロロスチレンなどが挙げられるが、特にスチレン
が好ましい。
またシアン化ビニル系単量体としては、アクリロニトリ
ル、メタクリレートリル、エタクリロニトリルなどが挙
げられるが、特にアクリロニトリルが好ましい。
他のビニル系単量体としては、マレイミド、N−メチル
マレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェ
ニルマレイミドなどのマレイミド系単量体、アクリルア
ミド、N−メチルアクリルアミドなどのアクリルアミド
系単量体、無水マレイン酸、無水イタコン酸などの不飽
和酸無水物、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和酸
、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、ア
クリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、メトキシポリエチレングリコールメタク
リレートなどが挙げられるが、特にN−フェニルマレイ
ミド、アクリルアミド、メタクリル酸グリシジル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシエチル、無水マレイン酸が好ま
しい。
(B)グラフト(共)重合体生成物において用いる芳香
族ビニル系単量体の割合は、使用する全ビニル系単量体
に対し100〜40重量%、好ましくは100〜50重
量%である。芳香族ビニル系単量体の割合が40重量%
未満では、樹脂組成物の耐衝撃性が悪いため好ましくな
い。
本発明は、芳香族ビニル系単量体の使用で目的の物性を
得ることができるが、さらに全単量体に対し60重量%
以下、好ましくは50重量%以下でシアン化ビニル系単
量体を用いた場合、耐衝撃性を向上させることができ、
マレイミド系単量体を用いた場合、耐熱性を向上させる
ことができる。
また、アクリルアミドやメタクリル酸グリシジル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシエチル、無水マレイン酸、メタ
クリル酸、メトキシポリエチレングリコールメタクリレ
ートなどを用いた場合、ポリアミドエラストマーとの相
溶性を一層向上させることができる。
シアン化ビニル系単量体やマレイミド系単量体を全車合
体に対し60重量%以下、好ましくは50重量%以下で
用いることにより耐衝撃性や耐熱性を一層向上させるこ
ともできる。
(B)グラフト(共)重合体生成物におけるゴム質重合
体と単量体または単量体混合物の割合は、全グラフト(
共)重合体生成物100重量部中、ゴム質重合体1〜8
0重量部、好ましくは5〜70重量部、単量体または単
量体混合物が99〜20重量部、好ましくは95〜30
重量部である。
この(B)グラフト(共)重合体生成物におけるゴム質
重合体の割合が、1重量部未満では得られる樹脂組成物
の耐衝撃性が劣り、80重量部を超える場合はゴム質重
合体が分散不良となり、成形品の外観を損なうため好ま
しくない。
(B)グラフト(共)重合体の製造法は公知の重合法、
例えばゴム質重合体ラテックスの存在下に単量体または
単量体混合物と重合開始剤および乳化剤を連続的に供給
して乳化重合する方法などを用いることができる。
本発明は、(C)カルボキシル基、エポキシ基、アミノ
基、ヒドロキシル基、ポリアルキレンオキシド基または
その誘導体よりなる群から選ばれた少なくとも1種の官
能基を含有する変性ビニル系重合体(以下、変性ビニル
系重合体と略称する)を用いることにより、(A)成分
と(B)成分の相溶性を一層向上させることができる。
本発明において用いる(C)変性ビニル系重合体とは、
1種または2種以上のビニル系単量体を重合または共重
合して得られる構造を有し、かつ分子中にカルボキシル
基、エポキシ基、アミノ基、ヒドロキシル基、ポリアル
キレンオキシド基またはその誘導体よりなる群から選ば
れた少なくとも1種の官能基を有する重合体である。こ
れらの官能基の含有量に関しては、ごく少量でもよく、
また樹脂としての性能を損なわない限り、多量に含むこ
とも可能である。通常は、変性ビニル系重合体の1分子
中に実質的に平均1種以上の上記官能基を含有すれば本
発明の効果が効果的に発現される。
(C)変性ビニル系重合体中にカルボキシル基を導入す
る方法は特に制限はないが、■アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フタル酸およびイタ
コン酸などのカルボキシル基または無水カルボキシル基
を有するビニル系単量体を所定のビニル系単量体と共重
合する方法、■γ、γ′−アゾビス(γ−シアツバレイ
ン酸)、α、α −アゾビス(α−シアノエチル)−p
−安息香酸および過酸化サクシン酸などのカルボキシル
基を有する重合開始剤および/またはチオグリコール酸
、α−メルカプトプロピオン酸、β−メルカブトプロピ
オン酸、α−メルカプト−イソ酪酸および2,3または
4−メルカプト安息香酸などのカルボキシル基を有する
重合度調節剤を用いて、所定のビニル系単量体を(共)
重合する方法、および■メタクリル酸メチルやアクリル
酸ブチルなどの(メタ)アクリル酸エステル系の(共)
重合体をアルカリによってケン化する方法などを用いる
ことができる。
エポキシ基を導入する方法についても特に制限はないが
、例えば次式 %式% (式中、R1は水素原子、低級アルキル基あるいはグリ
シジルエステル基で置換された低級アルキル基である。
)で示され、具体的にはアクリル酸グリシジル、メタク
リル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジル、イタコン
酸グリシジルなどを所定のビニル系単量体と共重合する
方法などを用いることができる。
また、アミノ基または置換アミノ基を導入する方法につ
いても特に制限はないが、例えば0次式(ただし、式中
、R2は水素、メチル基、エチル基を表わし、R3は水
素、炭素原子数1〜12のアルキル基、炭素原子数2〜
12のアルカノイル基、炭素原子数6〜12のフェニル
基またはシクロアルキル基あるいはそれらの誘導体類を
示す。)で表わされるアミノ基または置換アミノ基の少
なくとも1種の官能基を有するビニル系単量体を所定の
ビニル系単量体と共重合する方法、■前記(n)で表わ
されるアミノ基、置換アミノ基およびそれらの鉱酸塩よ
りなる群から選ばれた少なくとも1種の官能基を有する
連鎖移動剤および/または開始剤を用いて、所定のビニ
ル系単量体を(共)重合する方法などを用いることがで
きる。
ここで、アミノ基または置換アミノ基の少なくとも1種
の官能基を有するビニル系単量体の具体例としては、ア
クリル酸アミノエチル、アクリル酸プロピルアミノエチ
ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
エチルアミノプロピル、メタクリル酸フェニルアミノエ
チルおよびメタクリル酸シクロへキシルアミノエチルな
どのアクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル
系誘導体類、N−ビニルジエチルアミンおよびN−アセ
チルビニルアミンなどのビニルアミン系誘導体類、アリ
ルアミン、メタアリルアミンおよびN−メチルアリルア
ミンなどのアリルアミン系誘導体類、アクリルアミド、
メタクリルアミド却よびN−メチルアクリルアミド、ブ
トキシメチルアクリルアミド、N−プロピルメタクリル
アミドなどの(メタ)アクリルアミド系誘導体およびp
−アミノスチレンなどのアミノスチレン類などが挙げら
れる。
また、上記の官能基を有する重合度調節剤の具体例とし
ては、メルカプトメチルアミン、β−メルカプトエチル
アミン、γ−メルカプトプロピルアミン、N−(β−メ
ルカプトエチル)−N−メチルアミン、N−(β−メル
カプトエチル)−N−フェニルアミン、N−(β−メル
カプトエチル)−N−シクロヘキシルアミン、ビス−(
4−アミノフェニル)ジサルファイド、ビス−(2−ア
ミノフェニル)ジサルファイド、ビス−(3−アミノフ
ェニル)ジサルファイド、p−メルカプトアニリン、0
−メルカプトアニリン、m−メルカプトアニリンおよび
これらの塩酸塩などが挙げられ、重合開始剤の具体例と
しては、α、α′−アゾビス(γ−アミノーα、γ−ジ
メチルバレロニトリル)、α、α′−アゾビス(γ−メ
チルアミノーα、γ−ジメチルバレロニトリル)、α、
α′−アゾビス(γ−エチルアミノーα、γ−ジメチル
バレロニトリル)、α、α′−アゾビス(γ−ジメチル
アミノーα、γ−ジメチルバレロニトリル)およびp−
アミノベンゾイルパーオキサイドなどが挙げられる。
ヒドロキシル基を導入する方法についても特に制限はな
いが、例えばアクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタク
リル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキ
シプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピルなど
を所定のビニル系重合体と共重合する方法などを用いる
ことができる。
また、ポリアルキレンオキシド基またはその誘導体を導
入する方法についても特に制限はないが、例えば(1)
次式(III)、(IV)で示されるポリアルキレンオ
キシド基を含有するビニル系重合体を所望のビニル系単
量体と共重合する方法、(2)ポリメタクリル酸メチル
またはメタクリル酸メチルやアクリル酸ブチルなどの(
メタ)アクリル酸エステルを所望のビニル系単量体と共
重合した(メタ)アクリル酸エステル系(共)重合体と
片末端アルキルエーテルのポリアルキレンオキシドグリ
コールをエステル反応させる方法、(3)アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フタル酸
などを所望のビニル系単量体と共重合する方法などによ
って得られるカルボキシル基を含有するビニル系重合体
と片末端がアルキルエーテルのポリアルキレンオキシド
グリコールをエステル反応させる方法などが挙げられる
CH2=C−C−0(R50)   R6(III)C
H2=C−C−NH(R50) nR6(IV)(ただ
し、式中、R4は水素または炭素数1〜4のアルキル基
 R5は炭素数2〜6のアルキレン基、R6は水素また
は炭素1〜6のアルキル基を示し、nは2〜500を示
す。) 具体的な例としては、ポリエチレングリコールアクリレ
ート、ポリエチレングリコールメタクリレート、ポリ(
プロピレンオキシド)グリコールアクリレート、ポリ(
プロピレンオキシド)メタクリレート、ポリ(テトラメ
チレンオキシド)グリコールアクリレート、ポリ (テ
トラメチレンオキシド)グリコールメタクリレート、ポ
リ(ヘキサメチレンオキシド)グリコールメタクリレー
ト、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、メ
トキシポリエチレングリコールメタクリレート、メトキ
シポリ(プロピレンオキシド)グリコールアクリレート
、メトキシポリ(プロピレンオキシド)グリコールメタ
クリレート、メトキシポリ(テトラメチレンオキシド)
グリコールメタクリレート、エトキシポリエチレングリ
コールアクリレート、エトキシポリエチレングリコール
メタクリレート、エトキシポリ (プロピレンオキシド
)グリコールアクリレート、ポリエチレングリコールア
クリルアミド、ポリエチレングリコールメタクリルアミ
ド、ポリ(プロピレンオキシド)グリコールアクリルア
ミド、ポリ(プロピレンオキシド)グリコールメタクリ
ルアミド、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール
アクリルアミド、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリ
コールメタクリルアミド、メトキシポリエチレングリコ
ールアクリルアミド、メトキシポリエチレングリコール
メタクリルアミド、メトキシポリ(プロピレンオキシド
)グリコールアクリルアミド、メトキシポリ(プロピレ
ンオキシド)グリコールメタクリルアミド、メトキシ(
テトラメチレンオキシド)グリコールメタクリルアミド
などが挙げられ、特にメトキシポリエチレングリコール
アクリレート、メトキシポリエチレングリコールメタク
リレート、メトキシポリエチレングリコールアクリルア
ミド、メトキシポリエチレングリコールメタクリルアミ
ドが重合性および(A)ポリエーテルエステルアミドと
の親和性に優れて好ましい。
また、(メタ)アクリル酸エステル系の(共)重合体ま
たはカルボキシル基または無水カルボキシル基を含有す
るビニル系重合体と片末端がアルキルエーテルのポリ(
アルキレンオキシド)グリコールとの、エステル反応は
、高温で常圧または真空下で行なうことができる。
ここで用いる片末端がアルキルエーテルのポリ(アルキ
レンオキシド)グリコールとは、例えばメトキシポリエ
チレングリコール、メトキシポリ(1,2−プロピレン
オキシド)グリコール、メトキシポリ(1,3−プロピ
レンオキシド)グリコール、メトキシポリ(テトラメチ
レンオキシド)グリコール、メトキシポリ(ヘキサメチ
レンオキシド)グリコール、メトキシ(エチレンオキシ
ドとプロピレンオキシドのブロックまたはランダム共重
合体)およびメトキシ(エチレンオキシドとテトラヒド
ロフランのブロックまたはランダム共重合体)などが挙
げられるが、特に片末端がアルキルエーテルのポリエチ
レングリコールが好ましい。
片末端がアルキルエーテルのポリ(アルキレンオキシド
)グリコールの数平均分子量は、75〜20.000の
範囲で用いられる。
(C)変性ビニル系重合体の重合に用いられるビニル系
単量体については特に制限はなく、例えば、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどの芳香族ビニ
ル系単量体、アクリロニトリル、メタクリレートリルな
どのシアン化ビニル系単量体、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、アクリル酸メチル、アクリル酸ブチ
ルなどの(メタ)アクリル酸エステル系単量体、マレイ
ミド、N−メチルマレイミド、N−シクロへキシルマレ
イミド、N−フェニルマレイミドなどのマレイミド系単
量体、エチレン、プロピレンなどのオレフィン系単量体
および塩化ビニル、酢酸ビニル、ブタジェンなどのビニ
ル系単量体から1種または2種以上を目的に合わせて選
んで用いることができる。特に、スチレンなどの芳香族
ビニル系単量体、メタクリル酸メチルなどの(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体、アクリロニトリルなどのシ
アン化ビニル系単量体、N−フェニルマレイミドなどの
マレイミド系単量体の使用が得られる樹脂組成物の機械
的性質が優れる点で好ましく用いられる。
なお、必要によってはポリブタジェン、アクリロニトリ
ル/ブタジェン共重合体(NBR) 、スチレン/ブタ
ジェン共重合体(SBR)、ポリアクリル酸ブチルおよ
びエチレン/プロピレン/ジエン系ゴム(EPDM)な
どのゴム状重合体を上記のビニル系単量体と併せて用い
ることもできる。
また、官能基の導入方法は、上記の種々の方法を任意に
合わせて用いることもできる。
(C)変性ビニル系重合体の製造法にも特に制限はなく
、塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法、
塊状−懸濁重合法などの通常の方法を用いることができ
る。
本発明において用いる(D)(共)重合体の構成成分で
ある芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、p−メチルスチレン、p−t−ブチルス
チレン、〇−エチルスチレン、o−p−クロロスチレン
などが挙げられるが、特にスチレン、α−,メチルスチ
レンが好ましい。
(メタ)アクリル酸エステル系単量体としては、アクリ
ル酸およびメタクリル酸のメチル、エチル、プロピル、
n−ブチル、n−ヘキシルなどが挙げられるが、特にメ
タクリル酸メチルが好ましい。
シアン化ビニル系単量体としては、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、エタクリロニトリルなどが挙げら
れるが、特にアクリロニトリルが好ましい。
また、これらと共重合可能な他のビニル系単量体として
は、マレイミド、N−メチルマレイミド、N−エチルマ
レイミド、N−シクロへキシルマレイミド、N−フェニ
ルマレイミドなどのマレイミド系単量体、エチレン、プ
ロピレンなどのオレフィン系単量体、および塩化ビニル
、酢酸ビニル、ブタジェンなどが挙げられるが、特にN
−フェニルマレイミドが好ましい。
(D)(共)重合体の構成成分の芳香族ビニル系単量体
および/または(メタ)アクリル酸エステル系単量体の
割合は、全単量体に対し100〜40重量%、好ましく
は100〜50重量%である。芳香族ビニル系単量体お
よび/または(メタ)アクリル酸エステル系単量体の割
合が40重量%未満では、樹脂組成物の耐衝撃性が悪い
ため好ましくない。
本発明は、上記(共)重合体を使用することで満足でき
る物性が得られるが、さらにシアン化ビニル系単量体や
マレイミド系単量体を全単量体に対し60重量%以下、
好ましくは50重量%以下で用いることで耐衝撃性や耐
熱性を一層向上させることができる。
シアン化ビニル系単量体の割合が60重量%を超える場
合、共重合体の熱安定性が悪くなり、樹脂組成物を著し
く着色させるので好ましくない。
(D)(共)重合体の製造方法にも特に制限はなく、塊
状重合法、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法、塊状
−懸濁重合法などの公知の方法を用いることができる。
かくして得られた重合体は、(A)エピハロヒドリン共
重合体1〜50重合%、好ましくは5〜30重量%、(
B)グラフト(共)重合体生成物1〜98重合、好まし
くは5〜90重量%、(C)変性ビニル系重合体0.1
〜98重量%、好ましに配合する。
(A)エピハロヒドリン共重合体が1重量%未満では、
樹脂組成物の帯電防止性が不足し、50重量%を超える
場合、樹脂組成物が柔軟になり、機械的性質が劣るため
好ましくない。
(B)グラフト(共)重合体生成物が1重量%未満では
樹脂組成物が脆く使用できず、98重量%を超える場合
、樹脂組成物の帯電防止性が不足し、好ましくない。
(C)変性ビニル系重合体が0.1重量%未満では、樹
脂組成物が層状剥離を起こすため使用できず、98重量
%を超える場合、樹脂組成物の帯電防止性が不足し、好
ましくない。
(D)(共)重合体が97重量%を超える場合、樹脂組
成物の帯電防止性が不足し、好ましくない。
本発明の樹脂組成物は、本発明の樹脂組成物と相溶性の
ある他の熱可塑性重合体、例えば(1)ポリアミド、ポ
リブチレンチレフタレートなどのポリエステルを混合し
て、耐薬品性、耐衝撃性、耐熱性を、(2)ポリカーボ
ネート、ポリフェニレンニー難燃性を、それぞれ改良す
ることができる。
また、スルホン酸の金属塩やアニオン系、カチオン系、
非イオン系の界面活性剤などの帯電防止剤を添加して帯
電防止性を一層向上させることも可能であり、さらに必
要に応じてオリゴマなど相溶化剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤などの各種安定剤や顔料、染料、滑剤および可塑
剤、ガラス繊維、金属繊維、難燃剤などを添加すること
もできる。
[実 施 例] 本発明をさらに具体的に説明するために、以下、実施例
および比較例を挙げて説明する。なお、最終的に得られ
た樹脂組成物は射出成形法によって成形された後、下記
の試験法により諸物性を測定した。
アイゾツト衝撃強度+ASTM  D256−56A引
張強度:ASTM  D638 曲げ弾性率:ASTM  D790 体積固有抵抗率:2mmtX40muφ円板を用い、室
温23℃、温度50%RH雰囲気下で測定した。
測定には東亜電波工業■製の超絶縁抵抗計5M−10E
型を用いた。
接着破断応カニ各実施例および比較例で得られた組成物
からASTM  D638で規定された引張試験片を作
成する。また、この試験片と同組成物をメチルエチルケ
トンで10%溶液を調整する。
この溶液を接着剤として、試験片2枚を互いに直角をな
すように接着しく接着面は3.1!I!1X12゜7m
+w)、23℃、24時間放置後、5mm/winの歪
速度で引張り、破断応力を測定する。
外 観:試験片を目視で判定する。判定基準は次のとお
りとする。
◎ : 外観が極めて良好 O: 良好 X : 成型品の表面が損なわれ不良 また、実施例中の部数および%は、それぞれ重量部およ
び重量%を示す。
参考例 (1)(A)エピハロヒドリン共重合体の調製A−1:
ゼクロン2000H(ムーニー粘度(ML1+410 
G−’C) 110、日本ゼオン(lllz製)を用い
た。
A−2:ゼクロン3100 (ムーニー粘度(MLl+
4100℃)70、日本ゼオン■製)を用いた。
(2)(B)グラフト(共)重合体の調製B−1:ポリ
ブタジエンラテックス(ゴム粒子径0.25μ、ゲル含
率80%)60部(固形分換算)の存在下で、スチレン
70%、アクリロニトリル30%からなる単量体混合物
40部を乳化重合した。得られたグラフト共重合体は、
硫酸で凝固し、苛性ソーダで中和、洗浄、濾過、乾燥し
てパウダー状のグラフト共重合体(B−1)を調製した
B−2ニジエンNF35A (旭化成株製)10部をス
チレン90部に溶解した後、塊状重合してグラフト重合
体(B−2)を調製した。
B−3: B−1で使用したポリブタジェンラテックス
15部(固形分換算)の存在下で、スチレン75%、ア
クリロニトリル25%からなる単量体混合物85部を乳
化重合した後、B−1と同様にしてパウダー状のグラフ
ト重合体(B−3)を調製した。
B−4:AES樹脂(ユニブライドUB−300、住友
ノーガタック■製)を用いた。
B−5: AAS樹脂(パイタックス6100゜日立化
成■製)を用いた。
B−6: B−1で使用したポリブタジェンラテックス
45部(固形分換算)の存在下で、スチレン21.6部
、アクリロニトリル8.4部の単量体混合物を乳化重合
させ、さらにスチレン17゜5部、アクリロニトリル7
部、メタクリル酸グリシジルエステル0.5部の単量体
混合物を乳化重合させた後、B−1と同様にしてパウダ
ー状のグラフト共重合体(B−6)を調製した。
B−7: B−1で使用したポリブタジェンラテックス
45部(固形分換算)の存在下で、スチレン35部、ア
クリロニトリル15部、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート5部の単量体混合物を乳化重合させた後、B−1
と同様にしてパウダー状のグラフト共重合体(B−7)
を調製した。
(3)(C)変性ビニル系重合体の調製C−1=スチレ
ン70%、アクリロニトリル25%、メタクリル酸5%
の単量体混合物を懸濁重合してビーズ状の変性ビニル系
重合体(C−1)を調製した。得られた変性ビニル系重
合体は、メチルエチルケトン0.4%溶液を30℃で測
定した極限粘度が0.61であった。
C−2スチレン71.5%、アクリロニトリル28%、
メタクリル酸グリシジルエステル0.5%の単量体混合
物を懸濁重合して、ピース状の変性ビニル系重合体(C
−2)を調製した。得られた変性ビニル系重合体は、C
−1と同じ方法で測定した極限粘度が0.57であった
C−3=スチレン73%、アクリロニトリル27%の混
合物95部とアクリルアミド5部を乳化重合した。得ら
れた変性ビニル系重合体ラテックスは、硫酸マグネシウ
ムで凝固、洗浄、濾過、乾燥してパウダー状の変性ビニ
ル系重合体(C−3)を調製した。得られた変性ビニル
系重合体は、C−1と同じ方法で測定した極限粘度が0
.56であった。
C−4スチレン67%、アクリロニトリル28%、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート5部の単量体混合物を
懸濁重合して、ビーズ状の変性ビニル系重合体(C−4
)を調製した。得られた変性ビニル系重合体は、C−1
と同じ方法で測定した極限粘度が0.60であった。
C−5:スチレン63%、アクリロニトリル24%、メ
トキシポリエチレングリコールメタクリレート(エチレ
ンオキシド基の数が平均9個)13%の単量体混合物を
懸濁重合して、ビーズ状の変性ビニル系重合体(C−5
)を調製した。得られた変性ビニル系重合体は、C−1
と同じ方法で測定した極限粘度が0.52であった。
C−6=スチレン95%、メタクリル酸5%の単量体混
合物を懸濁重合して、ビーズ状の変性ビニル系重合体(
C−6)を調製した。得られた変性ビニル系重合体は、
トルエン0.4%溶液を30℃で測定した極限粘度が0
.40であった。
(4)(D)(共)重合体の調製 D−1:スチレン72部、アクリロニトリル28部を懸
濁重合して、共重合体(D−1)を調製した。
D−2:スチレン50部、N−フェニルマレイミド30
部、アクリロニトリル20部を乳化重合した。得られた
共重合体ラテックスは、硫酸マグネシウムで凝固して後
、高温で二次凝集し、洗浄、濾過、乾燥してパウダー状
の共重合体(D−3)を調製した。
実施例1〜17 参考例で調製した(A)エピハロヒドリン共重合体、(
B)グラフト(共)重合体、(C)変性ビニル系重合体
、および(D)共重合体を表−1に示した配合比で混合
し、ブス・コ・ニーダ−(ブスジャパン■製)で200
℃で溶融混練、押出しを行なうことによってペレットを
製造した。
次いで、射出成形機により、シリンダー温度230℃、
金型温度60℃で試験片を成形し、各物性を測定した。
体積固有抵抗率は、射出成形した厚さ2mmの円盤を用
い、次の条件で測定した。
(1)成形直後、洗剤“ママレモン” (ライオン油脂
■製)水溶液で洗浄し、続いて蒸留水で十分洗浄してか
ら表面の水分を取り除いた後、50%RH,23℃で2
4時間調湿して測定した。
(2)  成形後、50%RH,23℃中で200日間
放置した後、洗剤“ママレモン”水溶液で洗浄し、続い
て蒸留水で十分洗浄してから表面の水分を取り除いた後
、50%RH,23%で24時間調湿して測定した。f
咬4jjtl−2+;tt しr<。
比較例1〜6 参考例で調整した(A)エピハロヒドリン共重合体、(
B)グラフト(共)重合体、(C)変性ビニル系重合体
、および(D)共重合体を表−1に示した配合比で混合
し、実施例1と同様の方法で各物性を測定した。測定結
果を表−2に示した。
以下余白 表−2の結果から、次のことが明らかである。
本発明の樹脂組成物(実施例1〜17)は、衝撃強度お
よび曲げ弾性率に代表される機械的性質が優れ、かつ低
い体積固有抵抗率を有している。しかも、成形品の表面
洗浄や経時変化によっても抵抗値はほとんど変化せず、
優れた永久帯電防止性を発揮する。また、成形品は層状
剥離がなく、外観も極めて良好である。
すなわち、本発明の樹脂組成物は、優れた機械的性質と
永久帯電防止性を兼備した極めて良好な組成物である。
一方、(A)エピハロヒドリン共重合体の配合mが1重
量%未満の場合(比較例1)は帯電防止性(抵抗率)が
劣り、50重量%を超える場合(比較例2)は曲げ弾性
率が劣る。
(B)グラフト(共)重合体の配合量が1重量%未満の
場合(比較例3)は耐衝撃性が劣り、98重量%を超え
る場合(比較例4)は帯電防止性が劣る。
(C)変性ビニル系重合体の配合量が1重量%未満の場
合(比較例5)は成形品が層状剥離を起こし、98重量
%を超える場合(比較例6)は帯電防止性が悪く使用で
きない。
[発明の効果] 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、永久帯電防止性、耐衝
撃性などの機械的特性がともに優れ、かつ層状剥離が著
しく改良される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)エピハロヒドリン共重合体1〜50重量% (B)ゴム質重合体1〜80重量部と芳香族ビニル系単
    量体100〜40重量%、シアン化ビニル系重合体0〜
    60重量%、およびこれらと共重合可能な他のビニル系
    単量体0〜40重量%からなる単量体または単量体混合
    物99〜20重量部を(共)重合してなるグラフト(共
    )重合体生成物1〜98重量% (C)カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基、ヒドロ
    キシル基、ポリアルキレンオキシド基またはその誘導体
    から選ばれた少なくとも1種の官能基を含有する変性ビ
    ニル系重合体1〜98重量%、および (D)芳香族ビニル系単量体100〜40重量%、シア
    ン化ビニル系重合体0〜60重量%、およびこれらと共
    重合可能な他のビニル系単量体0〜40重量%からなる
    (共)重合体0〜97重量% となるように配合した熱可塑性樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0704470A2 (en) 1994-09-30 1996-04-03 Daicel Chemical Industries, Ltd. A lactone-modified polyvinyl alcohol, a process for the preparation thereof, a resin compsition, permanently anti-electrostatic resin composition, a lactone-modified resin having hydroxyl groups, and a process for the preparation thereof

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EP0704470A2 (en) 1994-09-30 1996-04-03 Daicel Chemical Industries, Ltd. A lactone-modified polyvinyl alcohol, a process for the preparation thereof, a resin compsition, permanently anti-electrostatic resin composition, a lactone-modified resin having hydroxyl groups, and a process for the preparation thereof

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