JPH0226685Y2 - - Google Patents

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JPH0226685Y2
JPH0226685Y2 JP6537385U JP6537385U JPH0226685Y2 JP H0226685 Y2 JPH0226685 Y2 JP H0226685Y2 JP 6537385 U JP6537385 U JP 6537385U JP 6537385 U JP6537385 U JP 6537385U JP H0226685 Y2 JPH0226685 Y2 JP H0226685Y2
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JP
Japan
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belt
pulley
flat
toothed
carriage
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JP6537385U
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JPS61181750U (ja
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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えばプリンター用キヤリツジベルト
の如き往復運動を行なうキヤリツジベルトの駆動
に用いる駆動装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種キヤリツジベルト駆動装置は例え
ば第4図に示す如くベルト全周面に歯を設けた歯
付ベルト11にキヤリツジヘツド14を取り付
け、これを一対の駆動側、従動側プーリ12,1
3間に懸架させることによつて構成されている。
そして、この場合、駆動側、従動側の各プーリ
12,13としては通常、歯付プーリが使用され
ている。
しかし、かかる駆動装置にあつては、駆動側で
は該駆動の直接伝達により噛み合い上の問題はな
いにしても、従動側においては、ベルトの伸びも
さることながら従動側プーリが合成樹脂で作られ
ることが多いためプーリの歯形部分などにヒケが
残つてその歯形形状や偏心における精度が金属の
場合に比べて劣り、ベルトとプーリとの噛み合い
時の干渉を生じ易く、これによりベルトに振動が
発生し、印字精度に悪影響を及ぼす欠点がみられ
る。
そこで、近時、駆動装置のコスト低減をも兼
ね、駆動側に歯付プーリ、従動側に平プーリを使
用することが試みられたが、この場合、平プーリ
に歯付ベルトを巻掛けるため、スムーズな回転が
得られず、印字ズレ、印字ムラ等の不具合を発生
する。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上述の如き実状に鑑み、更にその改善
を図るもので、駆動部においてはスリツプのない
確実な噛み合いを、一方、従動部においてはスム
ーズを回転を行なわせることを問題点とし、その
解決により印字精度の高い、しかも低コスト化が
可能なキヤリツジ駆動装置を提供せんとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) しかして上記問題点を解決する本考案の特徴と
するところはその実施例に係る第1図に従つて説
明すると、先ずベルト周長の1/2が歯付ベルト部
5、残り1/2が平ベルト部6で形成された1本の
無端キヤリツジベルト1を用いることを基本とす
る。
そして一方、前記ベルト1を懸架する駆動側、
従動側の両プーリにおいて駆動側プーリとして歯
付プーリ8を、又、従動側プーリとして平プーリ
9を用い、前記キヤリツジベルト1の歯付ベルト
部5を駆動側歯付プーリ8に、又、平ベルト部6
を従動側プーリ9に巻掛けると共に、所定距離だ
け往復運動を可能となしている。
(作用) 従つて、上記の如き構成をもつ本考案駆動装置
は歯付プーリと歯付ベルト部が、又、平プーリと
平ベルト部が互いに接触し合う範囲を最大限所定
の距離範囲としてその範囲内で適宜距離lだけ往
復回動運動を行なう。
このとき歯付プーリと歯付ベルト部は確実な噛
み合いが行なわれ、しかも、従動側平プーリ上で
の歯間の干渉はなく、スムーズな回転が維持さ
れ、キヤリツジベルトの往復運動時の印字精度の
向上に頗る有効となる。
(実施例) 以下本考案の具体的な実施例を添付図面にもと
づい説明する。
第1図は、本考案キヤリツジベルト駆動装置の
1例を示す概略側面図であり、キヤリツジベルト
1はポリウレタン弾性体又はゴム状弾性体よりな
り、第2図に詳細を示すようにベルトピツチライ
ン上にガラス繊維、アラミド繊維、ポリエステル
繊維、金属繊維等からなる抗張体ロープ2を埋設
し、該ベルト周長の約1/2はベルト長手方向に一
定ピッチで歯部3と溝部4を交互に有した歯付ベ
ルト部5、残り1/2は抗張体ロープ2入りの平ベ
ルト部6で構成されている。そしてかかるベルト
1の上側で歯付ベルト部5と平ベルト部6の境界
部にキヤリツジベルト7を具備し、駆動側歯付プ
ーリ8と従動側平プーリ9間に懸架され、上記キ
ヤリツジヘツド7が両プーリ8,9間を所定の距
離lだけ往復運動する。
第3図は上記本考案キヤリツジベルト駆動装置
の他の変形実施例であり、前記の装置に対し、従
動側に小径の平プーリ10,10′を2個使用し
た場合で、特にキヤリツジベルト7の移動区間を
長くする場合に好適である。
(考案の効果) 本考案キヤリツジベルト駆動装置は以上の如く
1本のベルトにおいて歯付ベルト部と平ベルト部
を形成し、歯付ベルト部を駆動側の歯付プーリ
に、平ベルト部を従動側の平プーリに巻掛けて往
復運動を行なわせるように構成したものであり、
駆動側においては歯付ベルト部と歯付プーリによ
りスリツプのない確実な噛み合いが保障されると
共に、従動側では平ベルト部と平プーリによりス
ムーズな回転が可能となり、従来の懸案であつた
印字ズレ、印字ムラ等の欠点が解消ができ、しか
も従動側歯付プーリの平プーリ化によりコスト低
減も可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案キヤリツジベルト駆動装置の側
面図、第2図はキヤリツジベルトの側面図、第3
図は本考案キヤリツジベルト駆動装置のもう1つ
の変形実施例、第4図は従来のキヤリツジベルト
駆動装置の側面図である。 1……キヤリツジベルト、5……歯付ベルト
部、6……平ベルト部、8……歯付プーリ、9,
10,10′……平プーリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベルト周長の1/2が歯付ベルト部、残り1/2が平
    ベルト部で形成された1本の無端キヤリツジベル
    トの前記歯付ベルト部を駆動側歯付プーリに、一
    方、前記平ベルト部を従動側の平プーリに巻掛
    け、所定距離だけ往復運動を可能ならしめたこと
    を特徴とするキヤリツジベルト駆動装置。
JP6537385U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0226685Y2 (ja)

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JP6537385U JPH0226685Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JP6537385U JPH0226685Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61181750U JPS61181750U (ja) 1986-11-13
JPH0226685Y2 true JPH0226685Y2 (ja) 1990-07-19

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ID=30597313

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JP6537385U Expired JPH0226685Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6517125B2 (ja) 2014-10-31 2019-05-22 三ツ星ベルト株式会社 平ベルト、ベルト機構、ベルト昇降機構、取付方法、及び、平ベルトの製造方法
WO2016068296A1 (ja) * 2014-10-31 2016-05-06 三ツ星ベルト株式会社 平ベルト、ベルト機構、ベルト昇降機構、取付方法、及び、平ベルトの製造方法
JP2019184000A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社椿本チエイン 片側歯付ベルト

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JPS61181750U (ja) 1986-11-13

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