JPH0226543B2 - - Google Patents

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JPH0226543B2
JPH0226543B2 JP56159065A JP15906581A JPH0226543B2 JP H0226543 B2 JPH0226543 B2 JP H0226543B2 JP 56159065 A JP56159065 A JP 56159065A JP 15906581 A JP15906581 A JP 15906581A JP H0226543 B2 JPH0226543 B2 JP H0226543B2
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JP
Japan
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crushing
raw material
crusher
crushing surface
crushed
Prior art date
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JP56159065A
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English (en)
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JPS5861839A (ja
Inventor
Harumi Oota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Cement Co Ltd filed Critical Nihon Cement Co Ltd
Priority to JP15906581A priority Critical patent/JPS5861839A/ja
Publication of JPS5861839A publication Critical patent/JPS5861839A/ja
Publication of JPH0226543B2 publication Critical patent/JPH0226543B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本発明は土木建設用コンクリート骨材や工業用
原料等を破砕して細骨材や化学工業用原料に適す
るような細粒化を行うもので、主として採石を製
砂するのに好適な破砕機に関する。
b 従来の技術とその課題 近年におけるコンクリート用骨材等の枯渇化現
象に伴い採石の破砕による人工砂への需要はます
ます増大している。しかし、従来の製砂設備にお
いてはコーンクラツシヤを用いるか、あるいはイ
ンパクトクラツシヤとロツドミルとの組み合わせ
にて2次破砕機の産物を5mm以下の破砕に破砕す
るように構成されており、コーンクラツシヤの場
合は動力費が大きい欠点があり、またロツドミル
の場合、それに加えてライナやロツドの摩耗によ
り粗粒率が変化したりする問題があつた。さらに
上記いずれの場合も水洗機または空気分級機によ
り別工程として微粉を除く必要があるため機種が
増え、また、生産能力に比べてランニングコスト
が高く、据付上の基礎費などのイニシヤルコスト
も高価となる欠点を有していた。
本発明は上述した現状の問題点に鑑み鋭意研究
の結果、従来の破砕機とは異なる全く新しい破砕
機構を持つた破砕機を提供するものである。
c 課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、
本発明においては、原料供給装置と、原料破砕機
構と、破砕物排出機構と、空気吸排装置とを有す
る破砕機において、上記原料破砕機構は、駆動軸
により回転するテーブルと、該テーブルの破砕面
に対向して破砕面が配設され該一対の破砕面間で
原料を破砕する複数個のローラとからなり、上記
テーブルの破砕面に段差を設けることによつて上
記テーブルの破砕面と上記ローラの破砕面との間
に外方に向かうほど段階的に狭くなる粗砕部と磨
砕部を形成し、かつ上記テーブルまたはローラの
少なくとも一方の破砕面の外周側に複数個の凹溝
を形成している。
d 実施例 以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は本発明に係る破砕機の内部構造を示し、
該破砕機は原料供給装置と、原料破砕機構と、分
級機構と、破砕物排出機構とからなる。
図中1は、破砕機の胴体であり、該胴体1の中
間部には上記原料供給装置としてシユート2が設
けてあり、外方の所定場所から投入される原料を
胴体1内に導入するようになつている。
上記原料破砕機構は胴体1下部に設けたテーブ
ル3とローラ4とからなり、テーブル3は適宜な
動力手段により回転される駆動軸5の上端に固着
されている。また、上記ローラ4は上記テーブル
3の上面で胴体1内の円周方向に複数個配設され
ている。該ローラ4は軸6で枢着され、基部4a
の上方を加圧装置7により圧縮バネなどの適宜手
段にて加圧され、また、上記基部4aの下方を調
整ボルト8により上記加圧装置7による加圧に対
抗して支持されている。
上記テーブル3の周縁上面の破砕面9は、上記
ローラ4の先端部の破砕面4bとの間で原料を破
砕するようになつている。破砕面9は、第2図に
示す如くテーブル3の半径方向に沿つて外方に向
かい高くなる段差10が設けられており、該段差
10によりテーブル3の破砕面9と、これに対向
するローラ4の破砕面4bとの間〓は、上記テー
ブル3の中心から外方に向かうにつれて段階的に
狭くなり、上記中心寄りに間〓の広い粗砕部11
が、また、上記段差10より外方に間〓の狭い磨
砕部12が各々形成されている。
さらに、上記テーブル3の破砕面9の外周側に
は第3図に示す如くその円周方向に沿つて適宜間
〓でもつて原料の横すべり防止用の凹溝(40〜50
mm)13が複数個半径方向に形成されており、ま
た、上記ローラ4の破砕面4bの外周側にも同様
にその円周方向に沿つて適宜間隔で凹溝14が複
数個形成されている。
15はガイドベーンであり、第4図に示す如く
上記テーブル3の周縁のテーブルライナ押え16
上に該ライナ押え16の円周方向に適宜間隔でも
つて、かつ、該ライナ押え16の内周の略接線方
向に配設されており、原料が破砕されないまま破
砕機外へ排出されるのを防いでいる。
また、同様の機能を有するガイドベーン17が
第1図に示す如く上記胴体1の内周面に沿つて上
記ガイドベーン15の上面に設けられている。
上記分級機構は、胴体1上部に設けられた分級
機18と空気吸排装置とからなり、該空気吸排装
置は、胴体1下部の一側面に設けられた空気取入
口19と上記分級機18上方に設けられた空気排
出口20とから構成されている。
上記空気取入口19から送入される空気は、第
1図に示す矢標方向のように上記テーブル3と胴
体1の間〓から上昇して上記分級機18上部から
分級機18内に入り、さらに上昇して上記空気排
出口20から外部に送り出されるようになつてお
り、上記分級機18の下部には分級された粗粉を
落下させる落下口21が設けられている。また、
上記破砕物排出機構は、上記テーブル3の下部に
固着され、上記駆動軸5によりテーブル3ととも
に回転する製品排出用かき板22と、該かき板2
2により移動される製品を破砕機外の所定位置に
排出する製品排出口23より構成されている。
次に本実施例の作用について説明する。
原料投入用のシユート2より胴体1内に投入さ
れた原料24は、テーブル3上に落下し、駆動軸
5で回転されるテーブル3の遠心力により該テー
ブル3の周縁方向に移動し、テーブル3とローラ
4の各々の破砕面9及び4bの間で破砕されてテ
ーブル3下に落下する。
しかして、破砕された原料のうち比較的粒度の
小さい微粉は、空気取入口19より送入された所
要量の空気によつて胴体1内を上方に吹き上げら
れ、分級機18を通過して上方の空気排出口20
へと移動する際に分級され、所定の粒度より小さ
い微粉は排出口20から外部に排出され、それ以
外の粉砕された原料は分級機18下部の落下口2
1からテーブル3に落下する。
また、上記したテーブル3下に落下した破砕物
のうち上記送入空気で吹き上げられなかつたもの
は、駆動軸5により回転するかき板22で集めら
れ、製品排出口23を経て所定位置に製品25と
して集積され回収されるものである。
ここで、上記の破砕機構についてより詳しく述
べると、テーブル3上に落下した原料24は、回
転するテーブル3の遠心力によりまず粗砕部11
に至り、ここで主として原料相互の摺接により粗
砕される。この際破砕面9及び破砕面4bに形成
された凹溝13及び14により原料相互のかみ合
いが良好となり横すべり現象が防止できると共
に、大塊の原料24でも破砕可能になる。
しかして、所定の大きさに粗砕された原料は、
上記粗砕部11の外方に段差10を介して形成さ
れた磨砕部12へと進み、ここで製品25として
の所要の粒度にまで磨砕される。
このように段差10により破砕面9及び4b間
に粗砕部11と磨砕部12とが段階的に形成され
ているので、該粗砕部11において粒子同士で破
砕される粗砕と磨砕部12での磨砕とがなされる
ため無理がなく、粒形も偏平状のものが少なく良
好となる。
原料が破砕部で破砕されないまま外に飛び出し
ても、上記したガイドベーン15及び17により
再びテーブル3に戻されるし、また、上述した如
く段差10を段階的に破砕を行うから破砕されな
い原料が生ずるおそれも少なくなる。
なお、破砕部11及び12の〓間は要求される
粒度により、ローラ4の調整ボルト8を前進、ま
たは後退させて軸6を中心にローラ4を回動させ
て任意に調整しうるが、通常は粒度が40mmないし
20mmの原材料を5mm以下の製品に破砕しうるよう
に調整されている。
本実施例においてはテーブル3及びローラ4の
破砕面9及び4bの両方に凹溝13及び14を設
けた場合を示したが、少なくとも一方に凹溝が設
けてあれば上述した機能を果たしうる。
また、必要に応じてはテーブル3に複数の段差
10を設けて、複数の異なる間〓の破砕部を形成
し、より段階的に破砕を行うことも可能である。
また、原料24の大きさや、要求される製品2
5の粒度に応じてテーブル3の回転数や、ローラ
4の加圧装置7による押圧力を変化させることに
より所要の製品に調整できる。
さらに、微粉量は分級機18や空気供給量を調
整することにより任意に設定できる。
なお、分級機18を設ければ一台の破砕機で分
級機能も具備できるため望ましいが、分級機18
を省略して空気吸排装置のみとすることもでき
る。
e 発明の効果 上述の如く、本発明に係る破砕機は、テーブル
に段差を設けることによつて該テーブルとローラ
との間に外方に向かうほど段階的に狭くなる粗砕
部と磨砕部を形成し、かつ上記テーブルまたはロ
ーラの少なくとも一方の破砕面の外周側に凹溝を
設けることにより大塊の原料にも破砕可能となる
上、横すべり現象を防止して原料の噛み込みを良
好にしうると共に、原料相互の粗砕を行わせるこ
とができる。したがつて破砕がより能率的になる
と共に製品の粒形が極めて良好で、粒度も一定し
たものとなし得る。
また、一台の破砕で所要の製品を得られるから
設備の据付面積が小さくてすみ、コストも安価と
なる。
さらに、空気供給量を増減することにより破砕
で生ずる微粉量を調整することができるなど種々
の有用な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示
し、第1図は破砕機全体の構成を示す要部縦断側
面図、第2図は原料破砕機構の要部縦断側面図、
第3図はテーブルの一部破断平面図、第4図はガ
イドベーンの配置を示す平面図である。 1……胴体、2……シユート、3……テーブ
ル、4……ローラ、4a……破砕面、5……駆動
軸、9……破砕面、10……段差、11……粗砕
部、12……磨砕部、13,14……凹溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原料供給装置と、原料破砕機構と、破砕物排
    出機構と、空気吸排装置とを有する破砕機におい
    て、上記原料破砕機構は、駆動軸により回転する
    テーブルと、該テーブルの破砕面に対向して破砕
    面が配設され該一対の破砕面間で原料を破砕する
    複数個のローラとからなり、上記テーブルの破砕
    面に段差を設けることによつて上記テーブルの破
    砕面と上記ローラの破砕面との間に外方に向かう
    ほど段階的に狭くなる粗砕部と磨砕部を形成し、
    かつ上記テーブルまたはローラの少なくとも一方
    の破砕面の外周側に複数個の凹溝を形成したこと
    を特徴とする破砕機。
JP15906581A 1981-10-06 1981-10-06 破砕機 Granted JPS5861839A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15906581A JPS5861839A (ja) 1981-10-06 1981-10-06 破砕機

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JP15906581A JPS5861839A (ja) 1981-10-06 1981-10-06 破砕機

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Publication Number Publication Date
JPS5861839A JPS5861839A (ja) 1983-04-13
JPH0226543B2 true JPH0226543B2 (ja) 1990-06-11

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ID=15685443

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JP15906581A Granted JPS5861839A (ja) 1981-10-06 1981-10-06 破砕機

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