JPH0226482Y2 - - Google Patents

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JPH0226482Y2
JPH0226482Y2 JP1984171086U JP17108684U JPH0226482Y2 JP H0226482 Y2 JPH0226482 Y2 JP H0226482Y2 JP 1984171086 U JP1984171086 U JP 1984171086U JP 17108684 U JP17108684 U JP 17108684U JP H0226482 Y2 JPH0226482 Y2 JP H0226482Y2
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、眼底カメラを左右(横)に微動さ
せて、眼底を左右の2位置から撮影し得るように
する眼底立体撮影装置に関するものである。
従来の技術 人間の眼底すなわち網膜の表面は曲面を為して
いる。そして、眼底の後極部すなわち視神経束の
集まる部分の近傍には、若干盛り上つた乳頭や、
若干凹んだ黄班等がある。
従来から、眼底病変及びその進行状態を積極的
に分析する目的で、眼底を眼底カメラで撮影する
ことが行なわれている。この眼底病変は、乳頭
(視神経乳頭)や黄班部を含む後極部に発生する
ことが多い。このため、眼底撮影の対象は大体に
おいて後極部に限定されている。しかも、この後
極部における眼底病変の大きさを分析するのに、
乳頭の大きさを計測し、これを単位とするとよい
ことが知られている。現実に、このような計測は
行なわれているが、乳頭全体の大きさや各部の状
態を正確に知るには、後極部を立体的に撮影する
必要がある。また、この立体撮影は、網膜血管が
正常な状態で所定の位置にあるか否かを正確に知
る上でも必要である。しかし、眼底の後極部を眼
底カメラで普通に撮影したのでは、後極部が平面
的にしか撮影されないものであつた。
また、眼底の曲面や凹凸を立体的に撮影したい
という上述の要求を満すために、従来から立体撮
影用の眼底カメラが種々考えられ、改良されてき
ている。第9図はその一例を示したものである。
第9図において、観察用光源1から出た光は、
レンズ2,3、フイルタ4、リング状絞り5、反
射鏡6、レンズ7、リング状反射鏡8、対物レン
ズ9、平行平面ガラス10(プレンパラレル)の
順に案内されて、被検眼11の瞳孔から眼底12
に照射されるようになつている。そして、眼底1
2からの反射光は、平行平面ガラス10、対物レ
ンズ9、リング状反射鏡8の中央、撮影用絞り1
3、焦点合せ用のレンズ14,15、反射鏡1
6、レンズ17、プリズム18、レンズ19の順
に案内されて、観察者20の目に達するようにな
つている。
一方、眼底撮影時には、反射鏡16をアツプさ
せて光軸21上から外しておき、撮影用光源とし
ての閃光管22を発光させる。この際の光はレン
ズ2を通らない外は上述と同一の光路を経て眼底
12に至り、眼底12からの反射光は上述の反射
光路の一部を経てレンズ15から光軸21上のフ
イルム23に至るようになつている。
このような眼底カメラにおいては、反射光が平
行平面ガラス10を透過するときに屈折するの
で、平行平面ガラス10からの射出光線は入射光
線に対して位置がずれる。しかも、このずれ量は
平行平面ガラス10の傾斜角度の変化によつて変
化する。従つて、平行平面ガラス10の傾斜角度
を変えて、眼底12を2回撮影し、この2つの写
真を立体ビユーアで見れば、眼底写真を立体的に
見ることができる。
この眼底カメラにおいて対物レンズ9に画角が
30゜程度のものを用いた場合には、平行平面ガラ
ス10の作動距離が小さくてよいので、作動時に
平行平面ガラス10が被検眼者に当ることはな
い。しかし、対物レンズ9に画角が50゜と広角の
ものを用いた場合には、平行平面ガラス10の作
動距離が大きくなつて、その作動時に平行平面ガ
ラス10が被検眼者に当るので、平行平面ガラス
10が使用できないものであつた。
考案が解決しようとする問題点 このような平行平面ガラスを用いることなく眼
底の立体撮影をする方法として、従来、眼底カメ
ラ自体を左右(横)に微動させることにより、眼
底カメラの光軸を横に平行移動させて、眼底を2
位置で撮影することが考えられている。この種の
眼底立体撮影装置としては、例えば、特願昭57−
159425号に開示された様なものがある。この公報
に開示された眼底立体撮影装置によれば、立体写
真撮影の基線長の長さを決定する横動量が簡単な
構造で簡易に決定できるので、眼底の立体撮影を
簡易に行なうことができる。この様な眼底立体撮
影装置においては、一つの眼底を光軸の左右の位
置からフイルムに写し込む場合、左右からの眼底
像をフイルムの左右内部分に誤ることなく確実に
写し込むことが望ましい。
そこで、この考案は、この要望を満す眼底立体
撮影装置を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、この考案は、被検眼
配設部に対して前後動可能な可動部材を設け、眼
底カメラ付きの架台を前記可動部材に横動自在に
保持させ、横方向に僅かな間隔をおいた一対のス
イツチを前記架台に設け、前記一対のスイツチ間
に配設した中間部材を前記可動部材に横動自在且
つ固定可能に装着し、且つ、該中間部材を固定し
た状態で前記架台を左及び右にそれぞれ横動させ
て、前記架台の眼底カメラの光軸を同一被検眼内
で左及び右にそれぞれ横動させたとき、前記スイ
ツチの一方及び他方が前記中間部材にそれぞれ押
圧されてONすることが可能に、前記一対のスイ
ツチ間の間隔を設定する一方、シート状のフイル
ム装着用のスライダを前記眼底カメラの眼底結像
位置近傍に横動自在に装着すると共に、該スライ
ダに保持されるフイルムの略横方向半分の一方又
は他方が前記スライダの一方又は他方への横動に
より前記眼底結像位置に配設される様設定し、前
記一対のスイツチの一方のON動作に連繋して前
記フイルムの横方向半分の一方が位置決され、且
つ前記一対のスイツチの他方のON動作に連繋し
て前記フイルムの横方向半分の他方が位置決され
るように、前記スライダを横動させる横動手段を
設けた眼底立体撮影装置としたことを特徴とする
ものである。
作 用 この構成の眼底立体撮影装置によつて眼底を撮
影するには、まず可動部材を前後動させると共に
架台を左右動させて、眼底カメラの光軸を被検眼
眼底の光軸に一致させる。そして、この位置で中
間部材を可動部材に固定する。次に、架台を左又
は右に若干移動させて、眼底カメラの光軸を被検
眼眼底の光軸から左又は右に若干ずらすと、一対
のスイツチの一方又は他方が中間部材に当つて
ONさせられ、スライダ横動手段が一方又は他方
に作動する。これによつて、スライダが一方又は
他方に変位させられ、スライダに保持されたシー
ト状のフイルムが左方又は右方に変位させられ
て、フイルムの左側又は右側の部分が眼底結像位
置に位置決めされる。この位置決は各スイツチに
対応して常に一定に行なわれる。
従つて、各スイツチがONさせられた位置で眼
底の撮影を行なえば、一つの眼底がこれの光軸の
左右の位置から一つのフイルム上の所定の位置
(左右の部分)上に確実に写し込まれる。
実施例 次に、この考案の実施例を第1図〜第8図に基
づいて説明する。なお、第9図に示した符号と同
一部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
第1図〜第7図は、この考案の一実施例を示し
たものである。第2図において、24は図示しな
い載置部に載せられた被検眼者の頭部、11,1
1′は載置部上に頭部24を載せることにより被
検眼配設部に配設された被検眼、12,12は被
検眼11,11′の眼底である。
また、25,25は基台A上に左右に間隔を置
いて取り付けられた案内レールである。この案内
レール25,25は被検眼配設部側に向けて前後
に延びている。そして、この案内レール25,2
5上には、略円錐状の歯26,26が長手方向に
微小間隔で等ピツチに複数突設されている。
27は可動部材としての横案内軸である。この
横案内軸27の両端部には軸輪28,28が装着
されていて、この軸輪28,28には周面に開口
する穴29,29が周方向に等ピツチで複数形成
されている。そして、この軸輪28,28は案内
レール25,25上に載置され、歯26,26は
穴29,29に噛合させられている。なお、この
実施例では歯26,26を穴29,29に噛合さ
せるようにしたが、案内レール25,25をラツ
クに代えると共に、車輪28,28をピニオンに
代えることもできる。
基台A上には架台30が摺動自在に載置されて
いて、横案内軸27がこの架台30を摺動自在に
貫通している。これによつて架台30は横案内軸
27に横動自在に保持されている。そして、この
架台30上には第3図の如く上下に伸縮調整自在
な支柱31が立設されている。この支柱31は、
架台30に固定した下部支柱31aと、この下部
支柱31aに上下調整自在に取り付けた上部支柱
31bと、回動操作することにより上部支柱31
bが上下動させられる調整リング31cを備えて
いる。32は上部支柱31bに固定された眼底カ
メラである。
更に、架台30の一側部内には横案内軸27が
貫通する室33が設けられている。また、この架
台30の一側の上下の壁30a,30bには、横
案内軸27と平行に延び且つ室33に開口するス
リツト34,35がそれぞれ穿設されている。こ
のスリツト34の長手方向両端部34a,34b
は、横方向に間隔を置いた位置規制部となる。
(第4図参照)。
36は端部34a,34b間に配設された中間
部材である。この中間部材36は、室33内に配
設され且つ横案内軸27の外周に摺動自在に嵌合
されたリング状のバネ受け37と、このバネ受け
37に螺合された止めねじ38とを備えている。
この止めねじ38は、スリツト34から上方に突
出している。そして、この止めねじ38の先端部
38aは、頭部38bを回転操作することにより
横案内軸27に圧接させられるようになつてい
る。39はバネ受け37に突設されたガイド突起
である。このガイド突起39は、巾方向にはガタ
なく且つ長手方向には摺動自在にスリツト35内
に挿入されている。そして、バネ受け37と室3
3の側壁33a,33bとの間には略同一仕様の
スプリング40,40′が介装されている。この
スプリング40,40′は、止めねじ38でバネ
受け37を横案内軸27に固定していないとき、
バネ受け37を側壁33a,33bの略中央に保
持させて、止めねじ38をスリツト34の中央に
位置させるように付勢している。なお、スリツト
34の長さは、止めねじ38が略6mm程度移動し
得る長さに形成されている。
また、スリツト34の両端部34a,34b上
には位置規制部としてのマイクスイツチ41,4
2が配設されている。このマイクロスイツチ4
1,42は架台30上に固定されているが、スリ
ツト34の延びる方向に移動調整可能に架台30
上に取り付けることもできる。
架台30の後部上には、架台30を前後左右に
微動操作する操作レバー43が任意の方向に傾動
自在に装着されている。しかも、架台30の後部
内にはスライド部材Bが前後左右にスライド自在
に装着されている。このスライド部材Bは通常の
状態で下面が基台A上に圧接されている。そし
て、このスライド部材Aには上述した操作レバー
43の下端部が係合させられている。また、操作
レバー43はこれの軸線を中心に回動できる様に
設けられている。しかも、この操作レバー43は
歯車機構を介して支柱31の昇降手段(図示せ
ず)に連動させられている。
また、眼底カメラ32内には、第9図に示した
光学系と同様な光学系および立体撮影手段が設け
られている。この立体撮影手段は、第5図、第6
図に示した様なケース44を有する。
ケース44は上壁44a及び底壁44bを有す
る。この上壁44aの一側部には透窓45が形成
され、底壁44bの一側部には透窓45に対応す
る透窓46が形成されている。また、上壁44a
上にはシート状のフイルム装着用のスライダ47
が横動自在に装着されており、スライダ47の一
端部側には透窓45と巾が略同一で、長さが2倍
より若干長いフイルム窓48が形成されている。
そして、スライダ47上にはフイルムバツクであ
るポラロイドバツク49が着脱自在に取り付けら
れている。図中、50はポラロイドバツク49内
のシート状のポラロイドフイルムである。
ケース44には、透窓45,46間に配設した
リレーレンズ51と、透窓46上に配設した絞り
マスク52が装着されている。また、ケース44
の一側壁下部にはロータリソレノイド53がスラ
イダ横動手段として取り付けられ、ロータリソレ
ノイド53の回動アーム54の先端部には先端に
開放する係合溝54aが形成されている。この係
合溝54aには、スライダ47の一側部に突設し
た係合ピン55が挿入されている。しかも、ケー
ス44の一側壁上部にはスライダ47の移動方向
に間隔をおいて一対のマイクロスイツチ56,5
7が装着され、スライダ47の一側部にはマイク
ロスイツチ56,57間に配設したスイツチ押圧
片58が取り付けられている。そして、上述した
絞りマスク52にはレンズ15と反射鏡16との
間に配設したハーフミラー59が望んでいる。こ
れにより、眼底12からの反射光がハーフミラー
59、絞りマスク52、リレーレンズ51を介し
てポラロイドフイルム50上に結像される様にな
つている。この結果、スライダ47は眼底結像位
置近傍に位置する。
さらに、上述したマイクロスイツチ41又は4
2がONさせられると、ソレノイド駆動回路60
が作動し、ロータリソレノイド53を作動させら
れる様になつている。このソレノイド駆動回路6
0は、マイクロスイツチ41のON動作により回
動アーム54を第6図の実線の位置までαだけ回
動させる様になつている。また、ソレノイド駆動
回路60は、マイクロスイツチ42のON動作に
より回動アーム54を第6図中二点鎖線の位置ま
で−αだけ回動させる様になつている。
そして、回動アーム54が第5図、第6図の実
線の位置にあるときには、ポラロイドフイルム5
0の右半分が透窓45に臨むと共に、マイクロス
イツチ56がONさせられる様になつている。ま
た、回動アーム54が第6図中二点鎖線の位置に
あるときには、ポラロイドフイルム50の左半分
が透窓45に臨むと共に、マイクロスイツチ57
がONさせられる様になつている。しかも、これ
らのマイクロスイツチ56,57がONさせられ
ると、閃光管駆動回路61が動作して閃光管22
が発光させられる様になつている。
尚、第1図中、ポラロイドフイルム50はロー
タリソレノイド53によつて紙面と直行する方向
に移動させられるが、図示の便宜上ポラロイドフ
イルム50の移動方向を光軸21と平行にして示
した。
次に、この様な構成の眼底立体撮影装置の作用
を説明する。
まず、止めねじ38を緩ませて、バネ受け37
を横案内軸27に対してフリーにしておく。この
状態で、架台30を前後動させると共に、横案内
軸27上を左右に横動させる一方、調整リング3
1cを回して眼底カメラ32を上下動させて、眼
底カメラ32の大まかな位置決めをする。この
後、眼底カメラ32の観察用のレンズ19を臨き
ながら操作レバー43を操作して、この眼底カメ
ラ32の光軸21を被検眼者の左右の被検眼1
1,11′の一方の光軸に合致させる。第2図で
は右側に合せてある。
次に、止めねじ38を回して、止めねじ38の
先端部38aを横案内軸27に固定することによ
り、バネ受け37を横案内軸27に固定する。こ
の状態で、止めねじ38がスリツト34の両端部
34a又は34bに当接するまで架台30を操作
レバー43によりスプリング40又は40′のバ
ネ力に抗して左又は右に微動させる。この操作に
より光軸21は被検眼11の光軸に対して左右に
3mmずつ平行移動させられる。
この様な平行移動により、光軸21を被検眼1
1の光軸に対して若干右方にずらした場合、マイ
クロスイツチ41,42が架台30と一体に右方
に変位させられて、マイクロスイツチ41がON
させられる。これによつてソレノイド駆動回路6
0が動作して、ロータリソレノイド53が作動
し、回動アーム54が第5図、第6図の実線の位
置までαだけ反時計方向に回動させられる。この
際、回動アーム54は、スライダ47を第5図、
第6図の位置までケース44上を横方向にスライ
ドさせて、ポラロイドフイルム50の右半分を透
窓45に臨ませる。そして、ポラロイドフイルム
50の右半分が透窓45に臨んだとき、スライダ
47側のスイツチ押圧片58がマイクロスイツチ
56に当つて、このマイクロスイツチ56がON
させられる。これにより、閃光管駆動回路61が
動作して閃光管22が発光する。
この閃光管22から出た光は、レンズ2,3、
フイルタ4、リング状絞り5、反射鏡6、レンズ
7、リング状反射鏡8、対物レンズ9の順に案内
されて、被検眼11の瞳孔から眼底12に照射さ
れるようになつている。そして、眼底12からの
反射光は、対物レンズ9、リング状反射鏡8の中
央撮影用絞り13、焦点合せ用のレンズ14,1
5、ハーフミラー59を介して絞りマスク52上
に一旦眼底像を形成した後リレーレンズ51を介
してポラロイドフイルム50の右半分に達する。
これによつて、これによつて、光軸の若干右側か
ら見た眼底12の像がポラロイドフイルム50の
右半分に結像し、この像がポラロイドフイルム5
0に写し込まれる。
一方、上述の平行移動により、光軸21を被検
眼11の光軸に対して若干左方にずらした場合、
マイクロスイツチ41,42が架台30と一体に
左方に変位させられて、マイクロスイツチ42が
ONさせられる。これによつて、ソレノイド駆動
回路60が動作して、ロータリソレノイド53が
作動し、回動アーム54が第6図の二点鎖線の位
置まで−αだけ時計方向に回動させられる。この
際、回動アーム54は、スライダ47を第6図の
二点鎖線の位置までケース44上を横方向にスラ
イドさせて、ポラロイドフイルム50の左半分を
透窓45に臨ませる。そして、ポラロイドフイル
ム50の左半分が透窓45に臨んだとき、スライ
ダ47側のスイツチ押圧片58がマイクロスイツ
チ57に当つてこのマイクロスイツチ57がON
させられる。これにより、閃光管駆動回路61が
ONさせられる。これにより、閃光管駆動回路6
1が動作して閃光管22が発光する。
この閃光管22から出た光は、上述と同様にし
て被検眼の眼底12に達した後、ポラロイドフイ
ルム50の左半分上まで案内されて、光軸の若干
左から見た眼底12の像がポラロイドフイルム5
0の左半分に結像され、写し込まれる。
以上説明した実施例では、ロータリソレノイド
53と閃光管駆動回路61とをスイツチ押圧片5
8とマイクロスイツチ56,57により機械的に
連繋させて、ポラロイドフイルム50の左右への
位置決め後に閃光管22を発光させるようにした
が、必ずしもこれに限定されるものではない。例
えば第8図に示した様に、マイクロスイツチ4
1,42と閃光管駆動回路61とを遅延回路62
を介して接続することにより、閃光管駆動回路6
1をマイクロスイツチ41,42に電気的に連繋
させて、ロータリソレノイド53によるポラロイ
ドフイルム50の左右への位置決後に、閃光管2
2を発光させる様にしても良い。尚、以上説明し
た実施例では、ロータリソレノイド53と閃光管
22とを機械的又は電気的に連繋させたが、必ず
しもこの様にする必要はない。例えば、ロータリ
ソレノイド53によるスライダ47の横動後に、
操作レバー43の撮影ボタン43aを押すことに
より、閃光管22を発光させる様にしても良い。
考案の効果 この考案は、以上説明したように、被検眼配設
部に対して前後動可能な可動部材を設け、眼底カ
メラ付きの架台を前記可動部材に横動自在に保持
させ、横方向に僅かな間隔をおいた一対のスイツ
チを前記架台に設け、前記一対のスイツチ間に配
設した中間部材を前記可動部材に横動自在且つ固
定可能に装着し、且つ、該中間部材を固定した状
態で前記架台を左及び右にそれぞれ横動させて、
前記架台の眼底カメラの光軸を同一被検眼内で左
及び右にそれぞれ横動させたとき、前記スイツチ
の一方及び他方が前記中間部材にそれぞれ押圧さ
れてONすることが可能に、前記一対のスイツチ
間の間隔を設定する一方、シート状のフイルム装
着用のスライダを前記眼底カメラの眼底結像位置
近傍に横動自在に装着すると共に、該スライダに
保持されるフイルムの略横方向半分の一方又は他
方が前記スライダの一方又は他方への横動により
前記眼底結像位置に配設される様設定し、前記一
対のスイツチの一方のON動作に連繋して前記フ
イルムの横方向半分の一方が位置決され、且つ前
記一対のスイツチの他方のON動作に連繋して前
記フイルムの横方向半分の他方が位置決されるよ
うに、前記スライダを横動させる横動手段を設け
た眼底立体撮影装置としたので、一つの眼底を光
軸の左右の位置からシート状のフイルムを写し込
む場合、左方からの眼底像を常にフイルムの左右
の部分に確実に写し込むことができる。しかも、
一対のスイツチ間に配設した中間部材は左右任意
の位置で可動部材に固定できるので、被検眼者の
配設位置にかかわらず、眼底カメラを架台と一体
に左右動させて、この眼底カメラの光軸を被検眼
者の光軸に合わせたときの最適な位置で中間部材
を可動部材に固定して、同一被検眼を左右にずれ
た位置から撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る眼底立体撮影装置の光
学系統図、第2図は第1図の光学系が内蔵された
眼底カメラを備える眼底立体撮影装置の平面図、
第3図は第2図の側面図、第4図は第2図の−
線に沿う断面図、第5図はこの考案に用いる立
体撮影手段の一部を示す斜視図、第6図は第5図
の立体撮影手段を部分的に破断して示した側面
図、第7図は第1図に示した立体撮影装置のブロ
ツク回路図、第8図はこの考案の第2実施例を示
す立体撮影装置のブロツク回路図、第9図は従来
の眼底撮影装置の光学系統図である。 11,11′……被検眼、12,12′……眼
底、21,23……フイルム、25,25……案
内レール、27……横案内軸(可動部材)、30
……架台、32……眼底カメラ、33……室、3
3a,33b……側壁、34……スリツト、34
a,34b……端部、36……中間部材、37…
…バネ受け、38……止めねじ、38a……先端
部、40,40′……スプリング、41,42…
…マイクロスイツチ、44……ケース(立体撮影
手段)、45,46……透窓(立体撮影手段)、4
7……スライダ(立体撮影手段)、48……フイ
ルム窓(立体撮影手段)、49……ポラロイドバ
ツク(立体撮影手段)、51……リレーレンズ
(立体撮影手段)、52……絞りマスク(立体撮影
手段)、53……ロータリソレノイド(スライダ
横動手段)、54……回動アーム、55……係合
ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検眼配設部に対して前後動可能な可動部材を
    設け、眼底カメラ付きの架台を前記可動部材に横
    動自在に保持させ、横方向に僅かな間隔をおいた
    一対のスイツチを前記架台に設け、前記一対のス
    イツチ間に配設した中間部材を前記可動部材に横
    動自在且つ固定可能に装着し、且つ、該中間部材
    を固定した状態で前記架台を左及び右にそれぞれ
    横動させて、前記架台の眼底カメラの光軸を同一
    被検眼内で左及び右にそれぞれ横動させたとき、
    前記スイツチの一方及び他方が前記中間部材にそ
    れぞれ押圧されてONすることが可能に、前記一
    対のスイツチ間の間隔を設定する一方、シート状
    のフイルム装着用のスライダを前記眼底カメラの
    眼底結像位置近傍に横動自在に装着すると共に、
    該スライダに保持されるフイルムの略横方向半分
    の一方又は他方が前記スライダの一方又は他方へ
    の横動により前記眼底結像位置に配設される様設
    定し、前記一対のスイツチの一方のON動作に連
    繋して前記フイルムの横方向半分の一方が位置決
    され、且つ前記一対のスイツチの他方のON動作
    に連繋して前記フイルムの横方向半分の他方が位
    置決されるように、前記スライダを横動させる横
    動手段を設けたことを特徴とする眼底立体撮影装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5522094A (en) * 1978-07-27 1980-02-16 Ciba Geigy Ag Treating of fabric fiber material

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