JPH02264410A - 箔巻変圧器 - Google Patents

箔巻変圧器

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Publication number
JPH02264410A
JPH02264410A JP8467089A JP8467089A JPH02264410A JP H02264410 A JPH02264410 A JP H02264410A JP 8467089 A JP8467089 A JP 8467089A JP 8467089 A JP8467089 A JP 8467089A JP H02264410 A JPH02264410 A JP H02264410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
sheet
foil
insulating
semiconductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8467089A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Inui
乾 昭文
Tsuneji Teranishi
常治 寺西
Hitoshi Okubo
仁 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8467089A priority Critical patent/JPH02264410A/ja
Publication of JPH02264410A publication Critical patent/JPH02264410A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/32Insulating of coils, windings, or parts thereof
    • H01F2027/329Insulation with semiconducting layer, e.g. to reduce corona effect

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、金属シートと絶縁シートとを重ねて巻いた、
箔状の巻線を用いた箔巻変圧器に関する。
(従来の技術) 金属シートと絶縁シートを重ね合わせて巻回した箔巻巻
線を備えた変圧器は、占積率が良く小型にできる特徴を
有する為に、主として数10KVA以下、6KVA以下
の低電圧小容量の変圧器に広く使用されているが、最近
は七の特徴に鑑み、より高電圧、大容量の変圧器への採
用が検討されティる。例えば、275 KV、300M
V−A級変圧器への適用拡大が研究されている。このよ
うな箔巻変圧器の一例を第3図に示す。
第3図においては、鉄心1に金属シート2と絶縁シート
3を重ねて巻回して低圧側巻線4と高圧側巻線5が形成
され、これら巻線4.5は、絶縁筒6によってヨーク鉄
心7などの接地物に対し絶縁状態で支持され、絶縁媒体
8を封入されたタンク9内に収納されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような箔巻変圧器は、薄い金属シート
2と絶縁シート3を重ねて巻回することにより、低圧側
巻線4と高圧側巻線5が形成されているため、鉄心窓内
の巻線占績率が高くなる反面、次のような欠点を有して
いる。
即ち、高圧側巻線5の外周面と内周面における幅方向両
端部には、第3図に示すように、発生する電界を緩和す
るために静電シールド11.12が取付けられている。
この静電シールド11.12のうち、高圧側巻線5の外
周面、即ち高圧線路端側に設けられる高圧側静電シール
ド12は、巻線巻回後に取付けることができるので、そ
の取付作業が比較的容易である。その反面、高圧側巻線
5の幅方向端部の電界を緩和するためには、高圧側静電
シールド12の寸法を大きくしなければならないが、と
れに伴い、高圧側静電シールド12と別のシールド14
、即ち巻線とタンク、あるいは巻線と側脚、さらには鉄
心クランプもしくは鉄心クランプに固定されたシールド
14との距離を大きくしなければならないため、変圧器
が大型化する欠点を有していた。
一方、高圧側巻線5の内周面、即ち中性点側に設けられ
る中性点側静電シールド11についても、高圧側巻線5
の幅方向端部の電界を緩和するためには、静電シールド
11の径を大きくしなければならないが、これに伴い、
巻線4.5間のリアクタンスギャップ13の主間隙長d
を大きくしなければならない。さらに、高圧側巻線5の
内周面に設けられる中性点側静電シールド11は、高圧
側巻線5の外周面に設けられる高圧側静電シールド12
と異なり、高圧側巻線5を巻回してから取付けることは
不可能なため、高圧側巻線5を巻き始める際に予め取付
けなければならないが、この取付は作業が困難である欠
点もある。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解決し
、巻線端部の絶縁信頼性が高く、小型化に優れた箔巻変
圧器を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の箔巻変圧器は、金属シートとこれよりも幅広の
絶縁シートとを重ねて巻回して巻線を形成して成る箔巻
変圧器において、巻線の金属シートと絶縁シートの間に
、半導電層を有する第3のシートを巻込み、この第3の
シートの半導電層を、金属シートの幅方向端部に重なり
、且つこの端部よりも外部に突出するものとし、さらに
、この半導電層の金属シートに対する突出寸法を、巻線
の径方向位置に応じて変えたことを特徴としている。
(作用) 以上のような構成を有する本発明においては、巻線の幅
方向端部に半導電層を挿入しているため、この半導電層
の金属シートに対する突出寸法を巻線の径方向位置に応
じて適宜設定することにより、巻線の幅方向端部への電
界の集中°を緩和できる。
従って、巻線端部の静電シールドを省略、あるいは小型
化することができ、絶縁信頼性の向上および箔巻変圧器
全体の小型化に貢献できる。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
なお、第3図に示した従来技術と同一部分については、
同一符号を付し、説明を省略する。
まず、第1図に示すように、本実施例においては、金属
シート2とこれよりも幅広の絶縁シート3との間に、半
導電性を有するシート(言い換えれば、シート全体が半
導電層とされたシート)21を挟む形で重ね合せ、巻回
することで高圧側巻線5を形成している。この場合、半
導電性を有するシート21の幅寸法は、金属シート2の
幅寸法よりも大きく、絶縁シート3の幅寸法よりも小さ
くし、さらに、高圧側巻線5の内周側、即ち低圧側に向
かって徐々に大きくしている。
以上のような構成を有する本実施例の作用は、次の通り
である。
即ち、高圧側巻線5の金属シート2は、各ターン毎に絶
縁シート3と半導電性を有するシート21で絶縁される
。この場合、半導電性を有するシート21の幅寸法が、
巻線の低圧側程大きく、高圧側に行く程小さくされてい
るため、巻線端部の電位線22は図の破線のようになり
、巻線端部の電界集中を緩和することができる。
以上のように、本実施例によれば、高圧側巻線5内に半
導電性を有するシート21を巻込んだことにより、高圧
側巻線5の幅方向端部の電界を緩和することができるた
め、高電圧化した絶縁信頼性の高い巻線端部絶縁構造が
得られる。従って、第3図の従来例に示すような巻線端
部の静電シールド11.12を小さくするか、或いは省
略することが可能となり、箔巻変圧器全体を小型化でき
る。
なお、本発明は上記実施例に限らず、第2図に示すよう
に金属シート2と絶縁シート3との間に、少なくとも一
枚以上の第3の絶縁シート31を挿入し、この絶縁シー
ト31うちの一枚或いはそれ以上の絶縁シート31の片
面に、必要な幅だけ半導電性塗料等を塗布して半導電層
31′を形成するように構成してもよい。
このように構成した第2図の実施例においては、第1図
の実施例における半導電性のシート21による作用と同
様、半導電層31−により、巻線端部の電位線をコント
ロールでき、巻線の端部の電界を緩和できるため、高電
圧化した絶縁信頼性の高い巻線端部絶縁構造が得られる
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
半導電層を、巻線に連続的に設ける代りに任意の間隔毎
に設けるように構成してもよい。
また、半導電層の金属シートに対する突出寸法は、巻線
の定格、巻線の種類等に応じて最適に調整すれば良く、
そうすることによって優れた効果を得ることができるも
のである。
[発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、巻線の幅方向端
部に半導電層を挿入し、この半導電層の金属シートに対
する突出寸法を巻線の径方向位置に応じて適宜設定する
ことにより、巻線の幅方向端部への電界の集中を緩和で
きるため、従来に比べて絶縁信頼性が高く、より小型化
された箔巻変圧器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明の他の実施例を示す断面図の要部拡大図、第3図は従
来の箔巻変圧器を示す断面図である。 1・・・鉄心、2・・・金属シート、3・・・絶縁シー
ト、4・・・低圧側巻線、5・・・高圧側巻線、6・・
・絶縁筒、7・・・ヨーク鉄心、8・・・絶縁媒体、9
・・・タンク、11.12・・・静電シールド、13・
・・リアクタンスギャップ、14・・・シールド、21
・・・半導電性を有するシート、22・・・電位線、3
1・・・絶縁シート、31′・・・半導電層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 金属シートとこれよりも幅広の絶縁シートとを重ねて巻
    回して巻線を形成して成る箔巻変圧器において、 前記巻線の金属シートと絶縁シートの間に、半導電層を
    有する第3のシートが巻込まれ、この第3のシートの半
    導電層が、金属シートの幅方向端部に重なり、且つこの
    端部よりも外部に突出するものとされ、さらに、この半
    導電層の金属シートに対する突出寸法が、巻線の径方向
    位置に応じて変えられたことを特徴とする箔巻変圧器。
JP8467089A 1989-04-05 1989-04-05 箔巻変圧器 Pending JPH02264410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8467089A JPH02264410A (ja) 1989-04-05 1989-04-05 箔巻変圧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8467089A JPH02264410A (ja) 1989-04-05 1989-04-05 箔巻変圧器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02264410A true JPH02264410A (ja) 1990-10-29

Family

ID=13837144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8467089A Pending JPH02264410A (ja) 1989-04-05 1989-04-05 箔巻変圧器

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JP (1) JPH02264410A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112652470A (zh) * 2020-12-07 2021-04-13 阳光电源股份有限公司 一种变压器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112652470A (zh) * 2020-12-07 2021-04-13 阳光电源股份有限公司 一种变压器

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