JPH0254908A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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JPH0254908A
JPH0254908A JP20466288A JP20466288A JPH0254908A JP H0254908 A JPH0254908 A JP H0254908A JP 20466288 A JP20466288 A JP 20466288A JP 20466288 A JP20466288 A JP 20466288A JP H0254908 A JPH0254908 A JP H0254908A
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Japan
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winding
voltage side
insulation
windings
gap
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JP20466288A
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Akifumi Inui
乾 昭文
Tsuneji Teranishi
常治 寺西
Hitoshi Okubo
仁 大久保
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、SF6ガスなどの絶縁性ガスを封入したタン
ク内に巻線を収納して成るガス絶縁変圧器に関する。
(従来の技術) ガス絶縁変圧器は、不燃性であり、防災、防爆の観点で
優れているため、地下変電所などにおいて、油入変圧器
に代わって用いられている。最近では、ガス絶縁変圧器
の長所に鑑み、より高電圧大容量変圧器への適用が検討
されており、特に、占積率が良く、小型化できる特徴を
有する箔巻変圧器への適用が検討されている。
この様なガス絶縁変圧器を箔巻変圧器に適用した一例を
、第3図に示す。
第3図においては、鉄心1に金属シート2と絶縁シート
3を重ねて巻回して低圧側巻線4と高圧側巻線5が形成
され、これら巻線4.5は、絶縁筒6によってヨーク鉄
心7などの接地物に対し絶縁状態で支持され、絶縁媒体
8を封入されたタンク9内に収納されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような箔巻変圧器は、薄い金属シート
2と絶縁シート3を重ねて巻回することにより、低圧側
巻線4と高圧側巻線5−が形成されているため、鉄心窓
内の巻線占積率が高くなる反面、次のような欠点を有し
ている。
即ち、数KV、数1000KVA程度の箔巻変圧器では
、変圧器中身の巻線の半径が小さく、スタック高さが低
いことから、巻線の重量が軽いため、その自重を特に別
部材で支持しなくても、第3図に示すように、絶縁筒6
に金属シート2と絶縁シート3を重ねて巻いた際の巻き
付は力によって、十分に巻線の荷重を支えることができ
る。従って、その周囲に金属シート2と絶縁シート3が
巻回される絶縁筒6を、鉄心クランプもしくは鉄心クラ
ンプに固定されたシールド10に固定することによって
巻線を支持することができる。 しかしながら、より高
電圧・大容量の箔巻変圧器になると、巻線の自重が大幅
に増加するので、絶縁筒6への巻線の巻き付は力だけで
は巻線を支えきれなくなり、巻線の変歪及び落下などを
来す恐れがある。そこで、第4図に示すように、低圧巻
線4及び高圧巻線5を、鉄心クランプ及びシールド10
に対して、支持絶縁物11によって絶縁状態で支持する
必要がある。このように支持絶縁物11を配設して巻線
を支持しようとした場合、巻線を完全に支えるためには
、巻線の半径方向全面を支持しなければならない。
一方、巻線の端部には、巻線端部に発生ずる電界を緩和
するために静電シールド12.13が取り付けられてい
る。この静電シールド12.13のうち、巻線の高圧線
路端側に設ける高圧側静電シールド12の取り付けは、
巻線巻回後に取り付けることができるので比較的容易で
あり、また巻線とタンク9との絶縁距離の確保も必要距
離を得易い。これに対し、巻線の中性点側に設けられる
中性点側静電シールド13は、静電シールド]3の径を
大きくすると、リアクタンスギャップ14の主間隙長d
を大きくせねばならず、また、この静電シールド13を
取り付けるのも、巻線5を巻回してからでは不可能なた
め、巻線を巻き始める際に予め取り付けなければならな
いが、この取り付は及び固定が困難である。特に、巻線
下部では、巻線の支持絶縁物11が存在するため、有効
な形状、有効な位置に静電シールド13を設けるスペー
スを確保することが難しい上に、支持絶縁物11の比誘
電率が絶縁媒体8の比誘電率より大きいなめ、支持絶縁
物11が存在する部分での中性点端部に電界が集中し、
特に絶縁強度の面で弱点となっζしよう。
また、低圧側巻線4と高圧側巻線5の間のリアクタンス
ギャップ14が空隙であるため、この空隙部分で巻線に
がたや緩みが生じ易く、安定性が著しく悪いと共に、短
絡機械力などの機械的強度が劣る欠点もある。これに対
し、機械的強度を高めるために、第5図に示すように、
リアクタンスギャップ14の主間隙dに、その巻線高さ
方向の全面に渡って固体絶縁物15を配し、機械的強度
を高める方法も考えられるが、この方法によると、巻線
端部の静電シールド13の部分で、固体絶縁物15の沿
面16により、高圧側と低圧側の巻線4.5間が絶縁破
壊に至る危険性が高い。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解決し
、巻線端部、特に高圧側と低圧側の巻線が対向する部分
における巻線端部の絶縁4g頼性が高く、簡略で、機械
的強度の優れたガス絶縁変圧器を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のガス絶縁変圧器は、低圧側巻線と高圧側巻線と
の間の間隙のうち、巻線高さ方向の中央部については固
体絶縁物を配設し、巻線高さ方向の−L下端部について
はガス空間としたことを特徴としている。
(作用) 本発明のガス絶縁変圧器においては、巻線間に固体絶縁
物を配設したことにより、巻線の機械的強度を向上でき
る。また、巻線端部の静電シールド近傍は固体絶縁物を
配設せず、ガス空間としたことにより、最も電界の集中
する部分で固体絶縁物の沿面が形成されないため、絶縁
信頼性を向上できる。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
なお、第3図乃至第5図に示した従来技術と同一部分に
ついては、同一符号を付し、説明を省略する。
まず、第1図に示すように、本実施例においては、低圧
側巻線4と高圧側巻線5との間のリアクタンスギャップ
14のうち、巻線の高さ方向の中央部に、巻線の高さ寸
法よりも短い寸法Hの固体絶縁物15を配設し、巻線の
高さ方向の上下端部の静電シールド13近傍については
ガス空間としている。また、低圧側巻線4と高圧側巻線
5の上下端部は、各巻線毎に個別の支持絶縁物11a1
1bにて支持し、この支持絶縁物11.a、11b間も
、ガス空間としている。
以上のような構成を有する本実施例の作用は次の通りで
ある。
即ち、低圧側巻線4と高圧側巻線5との間の間隙を、固
体絶縁物15により強固に保持できるため、巻線の機械
力を高めることができる。従って、運転時や輸送時にお
ける機械的強度を向上できると共に、短絡機械力に対し
ても十分に耐え得る構造となる。
また1巻線間の間隙の全体に固体絶縁物を配置した場合
には、巻線端部において固体絶縁物による沿面が形成さ
れ、絶縁破壊に至る危険性があったが、本実施例におい
ては、巻線高さ方向の中央部分にのみ固体絶縁物15を
配設したため、電界の高くなる巻線端部に、高圧側と低
圧側の巻線をつなぐ沿面が形成されることはない。従っ
て、高圧側と低圧側の巻線端部間の絶縁が、絶縁媒体の
みによる絶縁となるため、絶縁信頼性が大幅に高められ
る。
なお、本発明は、箔巻変圧器に限定されるものではなく
、例えば、第2図に示すように、乎角線20から成る巻
線4−.5−を有し、電界緩和用の静電シールド21.
22を巻線の上下に配置するタイプの変圧器にも、同様
に適用可能である。
第2図の実施例においては、リアクタンスギャップ14
の巻線高さ方向における中央部を、固体絶縁物15によ
り保持し、静電シールド21.22間をガス空間として
残すことにより、前記実施例と同様の効果を得られる。
また、固体絶縁物15の具体的な構成としては、例えば
、巻線高さより幅の小さい絶縁シートを連続して巻回す
る構成や、あるいは、複数個の成型絶縁物を、周方向に
適宜間隙を設けて配置する構成などが考えられる。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明においては、低圧側巻線と高
圧側巻線との間の間隙のうち、巻線高さ方向の中央部に
ついては固体絶縁物を配設し、巻線上下端部の、静電シ
ールド近傍についてはガス空間とするという簡略な構成
により、巻線端部の絶縁信頼性が高く、優れた機械的強
度を有するようなガス絶縁変圧器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のガス絶縁変圧器の一実施例を示す断面
図、第2図は本発明の他の実施例を示す断面図、第3図
乃至第5図は従来のガス絶縁変圧器を示す断面図である
。 1・・・鉄心、2・・・金属シート、3・・・絶縁シー
ト、4.4゛・・・低圧側巻線、5,5°・・・高圧側
巻線、6・・・絶縁筒、7・・・ヨーク鉄心、8・・・
絶縁ガス、9・・・タンク、10・・・シールド、11
.lla、11b・・・支持絶縁筒、12.1B、21
.22・・・静電シールド、14・・・リアクタンスギ
ャップ、15・・・固体絶縁物、16・・・沿面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  低圧側巻線と高圧側巻線とを、間に間隙を設けて配置
    し、巻線上下両端部には電界緩和用の静電シールドを取
    り付け、絶縁ガスを封入したタンク内に収納して成るガ
    ス絶縁変圧器において、前記低圧側巻線と高圧側巻線と
    の間の間隙のうち、巻線高さ方向の中央部については固
    体絶縁物を配設し、巻線高さ方向の上下端部については
    ガス空間としたことを特徴とするガス絶縁変圧器。
JP63204662A 1988-08-19 1988-08-19 ガス絶縁変圧器 Expired - Fee Related JPH0646610B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10677276B2 (en) 2015-06-08 2020-06-09 Japan Display Inc. Fixing structure and fixing method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5996811U (ja) * 1982-12-21 1984-06-30 富士電機株式会社 ガス絶縁変圧器の巻線構造

Patent Citations (1)

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US10677276B2 (en) 2015-06-08 2020-06-09 Japan Display Inc. Fixing structure and fixing method

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