JPH0226407A - サンプリング周波数変換装置およびそれを用いたディジタル録音再生装置 - Google Patents
サンプリング周波数変換装置およびそれを用いたディジタル録音再生装置Info
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- JPH0226407A JPH0226407A JP17749388A JP17749388A JPH0226407A JP H0226407 A JPH0226407 A JP H0226407A JP 17749388 A JP17749388 A JP 17749388A JP 17749388 A JP17749388 A JP 17749388A JP H0226407 A JPH0226407 A JP H0226407A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、サンプリング周波数変換装置およびそれを
用いたディジタル録音再生装置に関し、特に、ノイズ補
正(Noise Shaping)技術を用いてサン
プリング周波数の変換を行なうサンプリング周波数変換
装置およびそのようなサンプリング周波数変換装置が組
込まれたディジタル録音再生装置に関する。
用いたディジタル録音再生装置に関し、特に、ノイズ補
正(Noise Shaping)技術を用いてサン
プリング周波数の変換を行なうサンプリング周波数変換
装置およびそのようなサンプリング周波数変換装置が組
込まれたディジタル録音再生装置に関する。
〔従来の技術]
従来、ディジタルオーディオチーブ(以下、DATと称
す)や録音再生コンパクトディスク(CDと称す)のた
めの業務用のディジタル録音再生装置においては、ディ
ジタルの音楽信号の録音再生に際してそのディジタル信
号のサンプリング周波数の変換が行なわれる。
す)や録音再生コンパクトディスク(CDと称す)のた
めの業務用のディジタル録音再生装置においては、ディ
ジタルの音楽信号の録音再生に際してそのディジタル信
号のサンプリング周波数の変換が行なわれる。
たとえば、CDから再生される44.1KHzのサンプ
リング周波数を有するディジタル音楽信号をDATに記
録する場合を考えると、まずCD再生信号を一旦アナロ
グ信号に戻した後、改めて48KHzのサンプリング周
波数を有するディジタル信号に変換してDATに記録す
る方法が考えられるが、この方法ではディジタル信号を
一旦アナログ信号に戻す以上、音質の劣化は免れない。
リング周波数を有するディジタル音楽信号をDATに記
録する場合を考えると、まずCD再生信号を一旦アナロ
グ信号に戻した後、改めて48KHzのサンプリング周
波数を有するディジタル信号に変換してDATに記録す
る方法が考えられるが、この方法ではディジタル信号を
一旦アナログ信号に戻す以上、音質の劣化は免れない。
これに対して、CD再生信号をディジタル信号のままD
ATに記録する場合には、そのサンプリング周波数を4
4.1KHzから48K)Izに変換する必要がある。
ATに記録する場合には、そのサンプリング周波数を4
4.1KHzから48K)Izに変換する必要がある。
このようなサンプリング周波数の変換方法としては従来
、まず変換すべきサンプリング周波数をインターポレー
タを用いて高くした後、デシメーションフィルタを用い
て目標とするサンプリング周波数まで低下させる方法が
用いられている。このような方法については、たとえば
1987年10月の電子情報通信学会誌の第1038頁
ないし第1040頁における[マルチレートディジタル
フィルタ」と題された論文に記載されている。
、まず変換すべきサンプリング周波数をインターポレー
タを用いて高くした後、デシメーションフィルタを用い
て目標とするサンプリング周波数まで低下させる方法が
用いられている。このような方法については、たとえば
1987年10月の電子情報通信学会誌の第1038頁
ないし第1040頁における[マルチレートディジタル
フィルタ」と題された論文に記載されている。
より詳細に説明すると、一般にディジタル信号のサンプ
リング周波数の変換を行なう場合には、入力ディジタル
信号のサンプリング周波数をA。
リング周波数の変換を行なう場合には、入力ディジタル
信号のサンプリング周波数をA。
出力ディジタル信号の目標とするサンプリング周波数を
Bとすると、AとBとの最小公倍数に相当する周波数C
にまで一旦サンプリング周波数を高(する必要がある。
Bとすると、AとBとの最小公倍数に相当する周波数C
にまで一旦サンプリング周波数を高(する必要がある。
すなわち、サンプリング周波数は、周波数A−周波数C
−周波数Bの順に変化する。
−周波数Bの順に変化する。
このように、サンプリング周波数を一旦最小公倍数の周
波数であるCにまで上昇させなければならないのは、た
とえば上述の44.1KHzのサンプリング周波数Aの
信号と48KHzのサンプリング周波数Bの信号とは互
いに非同期であるため、直接AからBヘサンプリング周
波数を変換することができないのに対し、AとBとの最
小公倍数に相当するサンプリング周波数Cを有する信号
は、サンプリング周波数への信号およびサンプリング周
波数Bの信号の双方と同期がとれているため、−旦この
ような周波数Cを介することにより正確なサンプリング
周波数の壺換を行なうことができるからである。
波数であるCにまで上昇させなければならないのは、た
とえば上述の44.1KHzのサンプリング周波数Aの
信号と48KHzのサンプリング周波数Bの信号とは互
いに非同期であるため、直接AからBヘサンプリング周
波数を変換することができないのに対し、AとBとの最
小公倍数に相当するサンプリング周波数Cを有する信号
は、サンプリング周波数への信号およびサンプリング周
波数Bの信号の双方と同期がとれているため、−旦この
ような周波数Cを介することにより正確なサンプリング
周波数の壺換を行なうことができるからである。
第4図は、このような従来のサンプリング周波数変換装
置の一例を示す概略ブロック図である。
置の一例を示す概略ブロック図である。
第4図に示す従来のサンプリング周波数変換装置は、入
力端子1から入力されるサンプリング周波数Aの入力P
CM信号aを受けてサンプリング周波数CのPCM信号
Cに変換するインターポレータ2と、このPCM信号C
を受けてサンプリング周波数BのPCM信号すに変換し
て出力端子4に与えるデシメーションフィルタ3とを備
えている。
力端子1から入力されるサンプリング周波数Aの入力P
CM信号aを受けてサンプリング周波数CのPCM信号
Cに変換するインターポレータ2と、このPCM信号C
を受けてサンプリング周波数BのPCM信号すに変換し
て出力端子4に与えるデシメーションフィルタ3とを備
えている。
なお、上述の信号Cのサンプリング周波数Cは、信号a
のサンプリング周波数Aと信号すのサンプリング周波数
Bとの最小公倍数に相当している。
のサンプリング周波数Aと信号すのサンプリング周波数
Bとの最小公倍数に相当している。
第4図に示した従来のサンプリング周波数変換装置では
、上述のように入力ディジタル信号と出力ディジタル信
号とのサンプリング周波数の最小公倍数に相当するサン
プリング周波数を一旦介するようにしているので、正確
なサンプリング周波数の変換を行なうことができる。
、上述のように入力ディジタル信号と出力ディジタル信
号とのサンプリング周波数の最小公倍数に相当するサン
プリング周波数を一旦介するようにしているので、正確
なサンプリング周波数の変換を行なうことができる。
一方、入力信号をノイズ補正技術を用いて1ビツトのP
CM信号すなわちパルス密度変調信号に変換することに
より、低い帯域のノイズを高い帯域に押しやり、実際の
S/N比を改善する技術が開発されている。このような
ノイズ補正技術については、たとえば特開昭62−15
2223号公報に開示されている。そして現実には、デ
ィジタル録音再生装置のA/D変換回路やD/A変換回
路などにかかるノイズ補正技術は使用されている。
CM信号すなわちパルス密度変調信号に変換することに
より、低い帯域のノイズを高い帯域に押しやり、実際の
S/N比を改善する技術が開発されている。このような
ノイズ補正技術については、たとえば特開昭62−15
2223号公報に開示されている。そして現実には、デ
ィジタル録音再生装置のA/D変換回路やD/A変換回
路などにかかるノイズ補正技術は使用されている。
第5図は、係るノイズ補正技術によるパルス密度変調器
を備えたディジタル録音再生装置の構成を示す概略ブロ
ック図である。′第5図において、入力端子5から入力
されたアナログの音楽信号は、第1のパルス密度変調回
路6により1ビツトのPCM信号すなわちパルス密度変
調信号に変換され、さらにデシメーションフィルタフに
よって16ビツトのPCM信号に変換されて信号処理部
8に与えられる。すなわち、第1のパルス密度変調回路
6とデシメーションフィルタ7とはA/D変換回路を構
成している。さらに信号処理部8において信号処理を施
されたディジタル信号は第2のパルス密度変調器9に与
えられ、そこで1ビツトのPCM信号すなわちパルス密
度変調信号に変換された後、ローパスフィルタ10に与
えられる。そして、ローパスフィルタ10からはアナロ
グ信号が出力され、出力端子11に与えられる。すなわ
ち、第2のパルス密度変調器9とローパスフィルタ10
とはD/A変換回路を構成している。なお、これらA/
D変換回路、D/A変換回路は、0MO8化により信号
処理部と1チツプ化することができる。
を備えたディジタル録音再生装置の構成を示す概略ブロ
ック図である。′第5図において、入力端子5から入力
されたアナログの音楽信号は、第1のパルス密度変調回
路6により1ビツトのPCM信号すなわちパルス密度変
調信号に変換され、さらにデシメーションフィルタフに
よって16ビツトのPCM信号に変換されて信号処理部
8に与えられる。すなわち、第1のパルス密度変調回路
6とデシメーションフィルタ7とはA/D変換回路を構
成している。さらに信号処理部8において信号処理を施
されたディジタル信号は第2のパルス密度変調器9に与
えられ、そこで1ビツトのPCM信号すなわちパルス密
度変調信号に変換された後、ローパスフィルタ10に与
えられる。そして、ローパスフィルタ10からはアナロ
グ信号が出力され、出力端子11に与えられる。すなわ
ち、第2のパルス密度変調器9とローパスフィルタ10
とはD/A変換回路を構成している。なお、これらA/
D変換回路、D/A変換回路は、0MO8化により信号
処理部と1チツプ化することができる。
[発明が解決しようとする課題]
以上のように、従来のサンプリング周波数変換装置では
、インターポレータを用いて、入力ディジタル信号のサ
ンプリング周波数Aを、入力信号のサンプリング周波数
Aと出力信号のサンプリング周波数Bとの最小公倍数の
周波数Cにまで上昇させるようにしているので、そのた
めのインターポレータの回路構成が極めて複雑化し大型
化するという問題点があった。
、インターポレータを用いて、入力ディジタル信号のサ
ンプリング周波数Aを、入力信号のサンプリング周波数
Aと出力信号のサンプリング周波数Bとの最小公倍数の
周波数Cにまで上昇させるようにしているので、そのた
めのインターポレータの回路構成が極めて複雑化し大型
化するという問題点があった。
また、上述のようなノイズ補正技術を用いた従来のディ
ジタル録音再生装置では、入力ディジタル信号のサンプ
リング周波数の変換は行なえないという問題点があった
。
ジタル録音再生装置では、入力ディジタル信号のサンプ
リング周波数の変換は行なえないという問題点があった
。
したがって、この発明の目的は、入力音楽信号の音質劣
化をもたらすことなく、簡単な構成で入力ディジタル信
号のサンプリング周波数を変換することができるサンプ
リング周波数変換装置を提供することである。
化をもたらすことなく、簡単な構成で入力ディジタル信
号のサンプリング周波数を変換することができるサンプ
リング周波数変換装置を提供することである。
さらにこの発明の他の目的は、ノイズ補正技術を用いた
A/D変換回路およびD/A変換回路を備えたディジタ
ル録音再生装置において、入力ディジタル信号のサンプ
リング周波数の変換をも可能にしたディジタル録音再生
装置を提供することである。
A/D変換回路およびD/A変換回路を備えたディジタ
ル録音再生装置において、入力ディジタル信号のサンプ
リング周波数の変換をも可能にしたディジタル録音再生
装置を提供することである。
C疎通を解決するための手段]
この発明は、第1のサンプリング周波数を有する入力デ
ィジタル信号を第2のサンプリング周波数を有する出力
ディジタル信号に変換するサンプリング周波数変換装置
に係り、入力ディジタル信号を、第1のサンプリング周
波数と第2のサンプリング周波数との最小公倍数に相当
する第3のサンプリング周波数を有するノイズ補正を用
いたパルス密度変調信号に変換する手段と、第3のサン
プリング周波数を有するパルス密度変調信号を第2のサ
ンプリング周波数を有する出力ディジタル信号に変換す
る手段とを備えている。
ィジタル信号を第2のサンプリング周波数を有する出力
ディジタル信号に変換するサンプリング周波数変換装置
に係り、入力ディジタル信号を、第1のサンプリング周
波数と第2のサンプリング周波数との最小公倍数に相当
する第3のサンプリング周波数を有するノイズ補正を用
いたパルス密度変調信号に変換する手段と、第3のサン
プリング周波数を有するパルス密度変調信号を第2のサ
ンプリング周波数を有する出力ディジタル信号に変換す
る手段とを備えている。
さらにこの発明は、サンプリング周波数の変換機能を有
するディジタル録音再生装置に係り、入力アナログ信号
を第1のディジタル信号に変換するアナログ−ディジタ
ル変換手段と、第1のディジタル信号を信号処理して第
2のディジタル信号を与える信号処理手段と、第2のデ
ィジタル信号を出力アナログ信号に変換するディジタル
−アナログ変換手段とを備えており、アナログ−ディジ
タル変換手段は、入力アナログ信号を第1のパルス密度
変調信号に変換する第1のパルス密度変調手段と、第1
のパルス密度変調信号を第1のディジタル信号に変換す
る第1のフィルタ手段とを含み、ディジタル−アナログ
変換手段は、第2のディジタル信号を第2のパルス密度
変調信号に変換する第2のパルス密度変調手段と、第2
のパルス密度変調信号を出力アナログ信号に変換する第
2のフィルタ手段とを含み、ディジタル録音再生装置は
さらに、第2のディジタル信号の代わりに、第1のサン
プリング周波数を有する入力ディジタル信号を第2のパ
ルス密度変調手段に与える第1のスイッチ手段と、入力
ディジタル信号に応答して第2のパルス密度変調手段か
ら出力される第3のパルス密度変調信号を、第1のパル
ス密度変調信号の代わりに第1のフィルタ手段に与える
第2のスイッチ手段と、第3のパルス密度変調信号に応
答して第1のフィルタ手段から出力される第2のサンプ
リング周波数を有する出力ディジクル信号を抽出する手
段とを備えている。
するディジタル録音再生装置に係り、入力アナログ信号
を第1のディジタル信号に変換するアナログ−ディジタ
ル変換手段と、第1のディジタル信号を信号処理して第
2のディジタル信号を与える信号処理手段と、第2のデ
ィジタル信号を出力アナログ信号に変換するディジタル
−アナログ変換手段とを備えており、アナログ−ディジ
タル変換手段は、入力アナログ信号を第1のパルス密度
変調信号に変換する第1のパルス密度変調手段と、第1
のパルス密度変調信号を第1のディジタル信号に変換す
る第1のフィルタ手段とを含み、ディジタル−アナログ
変換手段は、第2のディジタル信号を第2のパルス密度
変調信号に変換する第2のパルス密度変調手段と、第2
のパルス密度変調信号を出力アナログ信号に変換する第
2のフィルタ手段とを含み、ディジタル録音再生装置は
さらに、第2のディジタル信号の代わりに、第1のサン
プリング周波数を有する入力ディジタル信号を第2のパ
ルス密度変調手段に与える第1のスイッチ手段と、入力
ディジタル信号に応答して第2のパルス密度変調手段か
ら出力される第3のパルス密度変調信号を、第1のパル
ス密度変調信号の代わりに第1のフィルタ手段に与える
第2のスイッチ手段と、第3のパルス密度変調信号に応
答して第1のフィルタ手段から出力される第2のサンプ
リング周波数を有する出力ディジクル信号を抽出する手
段とを備えている。
[作用]
この発明においては、入力ディジタル信号を、IC化に
適したノイズ補正技術を用いて一旦パルス密度変調信号
に変換することにより、サンプリング周波数の変換を行
なっているので、音声信号の音質劣化を招くことなくサ
ンプリング周波数変換装置の小型化を実現することがで
きる。
適したノイズ補正技術を用いて一旦パルス密度変調信号
に変換することにより、サンプリング周波数の変換を行
なっているので、音声信号の音質劣化を招くことなくサ
ンプリング周波数変換装置の小型化を実現することがで
きる。
また、この発明においては、ノイズ補正技術を用いたA
/D変換回路およびD/A変換回路を備えた従来のディ
ジタル録音再生装置に含まれるパルス密度変調手段やフ
ィルタ手段を共通に用いることにより、ディジタル録音
再生装置において簡単にサンプリング周波数の変換を実
現することができる。
/D変換回路およびD/A変換回路を備えた従来のディ
ジタル録音再生装置に含まれるパルス密度変調手段やフ
ィルタ手段を共通に用いることにより、ディジタル録音
再生装置において簡単にサンプリング周波数の変換を実
現することができる。
[実施例]
第1図は、この発明の一実施例によるサンプリング周波
数変換装置を示す概略ブロック図である。
数変換装置を示す概略ブロック図である。
第1図に示したサンプリング周波数変換装置は、入力端
子1から入力されるサンプリング周波数Aの入力PCM
信号aを受けてデータレートCのパルス密度変調信号C
に変換するパルス密度変調器12と、このパルス密度変
調信号Cを受けてサンプリング周波数BのPCM信号す
に変換して出力端子4に与えるデシメーションフィルタ
3とを備えている。なお、上述の信号Cのデータレート
Cは、信号aのサンプリング周波数Aと信号すのサンプ
リング周波数Bとの最小公倍数に相当している。
子1から入力されるサンプリング周波数Aの入力PCM
信号aを受けてデータレートCのパルス密度変調信号C
に変換するパルス密度変調器12と、このパルス密度変
調信号Cを受けてサンプリング周波数BのPCM信号す
に変換して出力端子4に与えるデシメーションフィルタ
3とを備えている。なお、上述の信号Cのデータレート
Cは、信号aのサンプリング周波数Aと信号すのサンプ
リング周波数Bとの最小公倍数に相当している。
次に、第2図は、第1図に示したパルス密度変調器12
の構成を示すブロック図である。このようなパルス密度
変調器の構成および動作については、前述の特開昭62
−152223号公報に詳細に説明されているが、以下
に簡単に説明する。
の構成を示すブロック図である。このようなパルス密度
変調器の構成および動作については、前述の特開昭62
−152223号公報に詳細に説明されているが、以下
に簡単に説明する。
第2図のパルス密度変調器12において、メモリ121
および122は、クロックφに応答してデータの取込み
を行なうものであり、正負判定回路123は、入力デー
タの正負を判定し、正か負かの判定結果を出力するもの
である。データが2の補数またはオフセット・バイナリ
で表わされている場合には、MSB(fi上位ビット)
のみを判定することにより、正か負かの判別が可能であ
る。
および122は、クロックφに応答してデータの取込み
を行なうものであり、正負判定回路123は、入力デー
タの正負を判定し、正か負かの判定結果を出力するもの
である。データが2の補数またはオフセット・バイナリ
で表わされている場合には、MSB(fi上位ビット)
のみを判定することにより、正か負かの判別が可能であ
る。
また124は加算器であり、その出力データをSで表わ
すものとする。
すものとする。
ここで、第2図の回路においては、以下の2つの式が成
立する。すなわち、 5−a−c 拳 Z−’ +S −Z−’
−(1)S■c+N ・・・(2) ここで、 Z−’−cos(A)T−jslnωTω:入力信号の
角速度 T:クロック周期 上述の(2)式のNは、Sを符号のみにした結果、すな
わち、1ビツトに量子化したために発生するノイズで、
CとSとの差である。
立する。すなわち、 5−a−c 拳 Z−’ +S −Z−’
−(1)S■c+N ・・・(2) ここで、 Z−’−cos(A)T−jslnωTω:入力信号の
角速度 T:クロック周期 上述の(2)式のNは、Sを符号のみにした結果、すな
わち、1ビツトに量子化したために発生するノイズで、
CとSとの差である。
上述の(1)、 (2)式よりSを消去すると、c−
a−N (1−Z−’ ) −(3)この(3)式
において、ωTが小、すなわち、入力信号周波数が低い
か、またはクロック周期Tが短い場合、z−1は1に近
い値となる。したがって・1−Z−’#0である。(3
)式において、1−Z−’ #0のとき、C#aとなる
。aは入力データであり、2ビツト以上のビット長を持
つデータであるが、Cは1ビツトのデータである。ノイ
ズ補正機能を持ったパルス密度変調器は、出力データを
1ビツト、すなわち、パルス密度変調信号とした場合で
も十分なS/N比を確保することが可能である。
a−N (1−Z−’ ) −(3)この(3)式
において、ωTが小、すなわち、入力信号周波数が低い
か、またはクロック周期Tが短い場合、z−1は1に近
い値となる。したがって・1−Z−’#0である。(3
)式において、1−Z−’ #0のとき、C#aとなる
。aは入力データであり、2ビツト以上のビット長を持
つデータであるが、Cは1ビツトのデータである。ノイ
ズ補正機能を持ったパルス密度変調器は、出力データを
1ビツト、すなわち、パルス密度変調信号とした場合で
も十分なS/N比を確保することが可能である。
すなわち、基本的に第2図に示したようなパルス密度変
調回路を用い、入力PCM信号を1ビツトのパルス信号
すなわちパルス密度変調信号に変換することにより、第
4図に示した従来のサンプリング周波数変換回路と同様
にサンプリング周波数の変換を行なうことができる。ま
た、第2図に示したパルス密度変調回路は完全なディジ
タル回路で構成できるので、信号熟理用のディジタル部
と同一チップ上に形成することができ、第4図のインタ
ーポレータを用いた従来のサンプリング周波数変換装置
のように構成が大型化・複雑化するという問題はない。
調回路を用い、入力PCM信号を1ビツトのパルス信号
すなわちパルス密度変調信号に変換することにより、第
4図に示した従来のサンプリング周波数変換回路と同様
にサンプリング周波数の変換を行なうことができる。ま
た、第2図に示したパルス密度変調回路は完全なディジ
タル回路で構成できるので、信号熟理用のディジタル部
と同一チップ上に形成することができ、第4図のインタ
ーポレータを用いた従来のサンプリング周波数変換装置
のように構成が大型化・複雑化するという問題はない。
次に、第3図は、第5図に示した従来のディジタル録音
再生装置の構成部品を共用することによって、第1図に
示したサンプリング周波数変換装置を実現した、この発
明の他の実施例であるディジタル録音再生装置の構成を
示す概略ブロック図である。
再生装置の構成部品を共用することによって、第1図に
示したサンプリング周波数変換装置を実現した、この発
明の他の実施例であるディジタル録音再生装置の構成を
示す概略ブロック図である。
m3図に示した構成は、以下の点を除いて第5図に示し
た従来のディジタル録音再生装置の構成と同じである。
た従来のディジタル録音再生装置の構成と同じである。
すなわち、入力端子13から第1のサンプリング周波数
Aを有する入力ディジタル信号aが入力され、第1のス
イッチ15の接点すに与えられる。そして、第2のパル
ス密度変調器9の出力は、第2のスイッチ16の接点す
に与えられる。さらにデシメーションフィルタフの出力
は、第2のサンプリング周波数Bを有する信号すとして
出力端子14から出力される。
Aを有する入力ディジタル信号aが入力され、第1のス
イッチ15の接点すに与えられる。そして、第2のパル
ス密度変調器9の出力は、第2のスイッチ16の接点す
に与えられる。さらにデシメーションフィルタフの出力
は、第2のサンプリング周波数Bを有する信号すとして
出力端子14から出力される。
通常動作時、たとえばDATの録音再生時には、スイッ
チ15.16は共に接点a側に切換えられ、第5図の従
来例と全く同じ動作がなされる。これに対し、たとえば
端子13から入力されるCD再生信号のサンプリング周
波数AをDAT用のサンプリング周波数Cに変換する場
合には、スイッチ15.16は共に接点す側に切換えら
れる。これにより、端子13と、パルス密度変調器9と
、デシメーションフィルタ7と、端子14とによって、
第1図に示したものと同じサンプリング周波数変換装置
が実現され、正確なサンプリング周波数の変換が実現さ
れる。
チ15.16は共に接点a側に切換えられ、第5図の従
来例と全く同じ動作がなされる。これに対し、たとえば
端子13から入力されるCD再生信号のサンプリング周
波数AをDAT用のサンプリング周波数Cに変換する場
合には、スイッチ15.16は共に接点す側に切換えら
れる。これにより、端子13と、パルス密度変調器9と
、デシメーションフィルタ7と、端子14とによって、
第1図に示したものと同じサンプリング周波数変換装置
が実現され、正確なサンプリング周波数の変換が実現さ
れる。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、入力ディジタル信号
を、ノイズ補正技術を用いてパルス密度変調信号に変換
した後、目標のサンプリング周波数を有する出力ディジ
タル信号に変換するように構成しているので、サンプリ
ング周波数を入力ディジタル信号と出力ディジタル信号
とのサンプリング周波数の最小公倍数に高めるための回
路をディジタル回路で実現でき、サンプリング周波数変
換装置を著しく小型化することができる。
を、ノイズ補正技術を用いてパルス密度変調信号に変換
した後、目標のサンプリング周波数を有する出力ディジ
タル信号に変換するように構成しているので、サンプリ
ング周波数を入力ディジタル信号と出力ディジタル信号
とのサンプリング周波数の最小公倍数に高めるための回
路をディジタル回路で実現でき、サンプリング周波数変
換装置を著しく小型化することができる。
また、この発明によれば、従来のディジタル録音再生装
置に用いられるパルス密度変調器などの構成要素を共用
することにより、従来のディジタル録音再生装置におい
て入力ディジタル信号のサンプリング周波数の変換を容
品に実現することができる。
置に用いられるパルス密度変調器などの構成要素を共用
することにより、従来のディジタル録音再生装置におい
て入力ディジタル信号のサンプリング周波数の変換を容
品に実現することができる。
第1図は、この発明の一実施例であるサンプリング周波
数変換装置を示す概略ブロック図である。 第2図は、第1図に示したパルス密度変調器の構成を示
すブロック図である。第3図は、この発明の他の実施例
であるディジタル録音再生装置の構成を示す概略ブロッ
ク図である。第4図は、従来のサンプリング周波数変換
装置の一例を示す概略ブロック図である。第5図は、従
来のディジタル録音再生装置の一例を示す概略ブロック
図である。 図において、3.7はデシメーションフィルタ、6.9
.12はパルス密度変調器、8は信号処理部、10はロ
ーパスフィルタ、15.16はスイッチ回路を示す。 第1図 第2図 第3図
数変換装置を示す概略ブロック図である。 第2図は、第1図に示したパルス密度変調器の構成を示
すブロック図である。第3図は、この発明の他の実施例
であるディジタル録音再生装置の構成を示す概略ブロッ
ク図である。第4図は、従来のサンプリング周波数変換
装置の一例を示す概略ブロック図である。第5図は、従
来のディジタル録音再生装置の一例を示す概略ブロック
図である。 図において、3.7はデシメーションフィルタ、6.9
.12はパルス密度変調器、8は信号処理部、10はロ
ーパスフィルタ、15.16はスイッチ回路を示す。 第1図 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)第1のサンプリング周波数を有する入力ディジタ
ル信号を第2のサンプリング周波数を有する出力ディジ
タル信号に変換するサンプリング周波数変換装置であっ
て、 前記入力ディジタル信号を、前記第1のサンプリング周
波数と前記第2のサンプリング周波数との最小公倍数に
相当する第3のサンプリング周波数を有するノイズ補正
を用いたパルス密度変調信号に変換する手段と、 前記第3のサンプリング周波数を有するパルス密度変調
信号を前記第2のサンプリング周波数を有する前記出力
ディジタル信号に変換する手段とを備えた、サンプリン
グ周波数変換装置。 - (2)サンプリング周波数の変換機能を有するディジタ
ル録音再生装置であって、 入力アナログ信号を第1のディジタル信号に変換するア
ナログ−ディジタル変換手段と、前記第1のディジタル
信号を信号処理して第2のディジタル信号を与える信号
処理手段と、前記第2のディジタル信号を出力アナログ
信号に変換するディジタル−アナログ変換手段とを備え
、 前記アナログ−ディジタル変換手段は、 入力アナログ信号を第1のパルス密度変調信号に変換す
る第1のパルス密度変調手段と、前記第1のパルス密度
変調信号を前記第1のディジタル信号に変換する第1の
フィルタ手段とを含み、 前記ディジタル−アナログ変換手段は、 前記第2のディジタル信号を第2のパルス密度変調信号
に変換する第2のパルス密度変調手段と、前記第2のパ
ルス密度変調信号を前記出力アナログ信号に変換する第
2のフィルタ手段とを含み、前記第2のディジタル信号
の代わりに、第1のサンプリング周波数を有する入力デ
ィジタル信号を前記第2のパルス密度変調手段に与える
第1のスイッチ手段と、 前記入力ディジタル信号に応答して前記第2のパルス密
度変調手段から出力される第3のパルス密度変調信号を
、前記第1のパルス密度変調信号の代わりに前記第1の
フィルタ手段に与える第2のスイッチ手段と、 前記第3のパルス密度変調信号に応答して前記第1のフ
ィルタ手段から出力される第2のサンプリング周波数を
有する出力ディジタル信号を抽出する手段とをさらに備
えた、ディジタル録音再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17749388A JPH0226407A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | サンプリング周波数変換装置およびそれを用いたディジタル録音再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17749388A JPH0226407A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | サンプリング周波数変換装置およびそれを用いたディジタル録音再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226407A true JPH0226407A (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=16031867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17749388A Pending JPH0226407A (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | サンプリング周波数変換装置およびそれを用いたディジタル録音再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226407A (ja) |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP17749388A patent/JPH0226407A/ja active Pending
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