JPH0226404B2 - - Google Patents

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JPH0226404B2
JPH0226404B2 JP7783085A JP7783085A JPH0226404B2 JP H0226404 B2 JPH0226404 B2 JP H0226404B2 JP 7783085 A JP7783085 A JP 7783085A JP 7783085 A JP7783085 A JP 7783085A JP H0226404 B2 JPH0226404 B2 JP H0226404B2
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JP
Japan
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output
input
circuit
signal
collector
Prior art date
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Expired
Application number
JP7783085A
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English (en)
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JPS61237503A (ja
Inventor
Bunichi Ookubo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
Original Assignee
NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
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Publication date
Application filed by NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK filed Critical NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
Priority to JP7783085A priority Critical patent/JPS61237503A/ja
Publication of JPS61237503A publication Critical patent/JPS61237503A/ja
Publication of JPH0226404B2 publication Critical patent/JPH0226404B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、整流回路に関し、特にオーデイオ用
増幅回路の利得や出力レベルを制御するAGC(自
動利得制御)回路やA.LC(自動レベル制御)回路
に用いられる整流回路に関する。
〔従来の技術〕
AGC回路やALC回路等で用いられる整流回に
要求される重要な性能のひとつは、その入力レベ
ルの時間的な変化に対する整流出力の応答の速さ
であり、特に入力レベルが小さなレベルから大き
なレベルへ変化した時の整流出力の応答時間(以
後これを「アタツクタイム」と呼ぶ」は、重要な
要因である。
第2図を用いて、一般的な整流回路応答につい
て説明する。整流回路に第2図aのような信号が
入力された時、その出力は、同図bのようにな
る。この時のアタツクタイムがtaである。同図c
のように入力レベルの変化量がより大きくなつた
場合の出力は、同図dのようになり、この時のア
タツクタイムta′は、taより長くなる。
ところで、テープレコーダー等音響機器に用い
られる自動利得制御装置ど使われる整流回路で
は、良好な聴感を得るため、入力レベルの変化量
が大きい時のアタツクタイムは、入力レベルの変
化量が大きい時のアタツクタイムは、入力レベル
の変化量が小さい時のそれと同等もしくは、それ
よりみじかい時間であることが求められることが
多い。すなわち、ta=ta′又はta>ta′である。
従来、それを実現するために第4図のような整
流回路が用いられてきた。すなわち、信号源1′
からの入力信号は入力端子2′を介してトランジ
スタ16のベースに加えられる。トランジスタ1
6はトランジスタ17とともに定電流源18で駆
動される差動回路を構成している、入力信号はト
ランジスタ16のベース電位である接地レベルと
比較される。入力信号はトランジスタ21と22
のカレントミラーを介して端子28に取り出され
て抵抗23,25、コンデンサ24,26とダイ
オード27で整流平滑された端子29に入力信号
の正の半波に相等する整流出力を得る。トランジ
スタ19,29は差動回路の能動負荷を構成して
いる。いま、小さな入力レベルから大きな入力レ
ベルに変化する信号が入力され、端子28の電位
が出力端子29の電位より、ダイオード27の動
作電圧分より高くなると、ダイオード27が導通
し、抵抗25によらずにダイオード27の動作抵
抗により、アタツクタイムが決定される。一般的
に抵抗25の抵抗値より、ダイオード27の動作
抵抗の方が充分小さい為、大きい入力レベル時、
アタツクタイムが速くなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の整流回路では、アタツク
タイムが速くなる入力レベルの大きさが、ダイオ
ード27の順方向電圧VFにより決定されてしま
い、この順方向電圧VFの変更は他の回路定数を
も変えてしまうため、回路計上の自由度が制約さ
れるという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、入力信号を増幅する増幅器
と、この増幅出力をベースに受ける第1の検波ト
ランジスタと、この第1の検波トランジスタのベ
ース・エミツタ間に同じPN接合方向に接続され
る第1のダイオードと、増幅器の出力をベースに
受け、エミツタに順方向バイアスされる第2の検
波トランジスタと、第1および第2の検波トラン
ジスタのコレクタ出力を受ける平滑回路と、この
平滑回路から整流出力を取り出す手段とを有する
整流回路を得る。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の回路図である。ト
ランジスタ6,7(以下トランジスタTrと示す)
は差動構成をなし、定電流源8によりバイアスさ
れている。Tr3,4は同一極性のトランジスタ
でカレントミラー構成をし、差動増幅器の負荷と
なつている。Tr3のコレクタとTr6のコレクタ
の間に抵抗5を有し、Tr3のコレクタにTr9の
ベース及びTr14のコレクタとベースが接続さ
れている。入力端2が無信号の状態では、Tr
とTr4のコレクタ電流が等しい為、Tr14に電
流は流れない。したがつてTr14とカレントミ
ラー構成のTr9もOFF状態になる。信号源1よ
り、入力端2に信号が印加されると、Tr9によ
り検波され、そのコレクタに正の半波整流波形が
出力される。そしてTr9のコレクタに接続され
抵抗11、コンデンサ12により平滑され直流化
される。従つて出力端13には、入力端2に印加
された信号の大きさにほぼ比例直流電圧が現われ
る。
また、Tr10のベースは、Tr6のコレクタに
接続されていて、エミツクには、負荷であるTr
接続されている。従つてTr10はTr6のコレク
タ電位Tr15,10を導通する電圧以上になつ
た時に動作する。すなわち、抵抗5での電圧降下
がTr10導通電圧以上になつた時動作する。そ
して、Tr10のコレクタは、Tr9のコレクタと
接続されているので、出力端13に現われる出力
電流は、Tr9,10の両方を足し合わせたもの
となる。つまり、コンデンサ12への充流電流
は、Tr9によるものにTr10によるものが足し
合わされ、時定数が速くなり、アタツクタイムも
速くなる。
そして、Tr10が動作し初める入力信号のレ
ベルは、抵抗5及び定電流源8の電流量により容
易に任意に設定することができる。この点従来例
の第4図では、ダイオード27が導通する入力信
号レベルは、定電流源18、抵抗23で決定でき
るが、抵抗23を変更すると、他特性へ影響する
ため、抵抗25、コンデンサ24,26も合せ
て、総合的に変更しなければならず、不都合であ
つた。
第1図では、正の半波整流をする場合について
の例であるが、負の半波整流、または全波整流の
場合でも同様の目的が達つせられることは言うま
でもない。
又、第1図の回路では、正・負両電源を用いた
場合の回路であるが、正または、負の単一電源を
用いても実現できる。
第3図に本発明を正波整流で、正の単電源を用
いた場合の具体例を示す。第3図において、第1
図と対応する部分については、同一番号で示し、
説明をはぶく。第3図において、コンデンサ30
は、信号源1の入力結合コンデンサであり、抵抗
31,32,33及びTr34,35、コンデン
サ37は、差動増幅器に所定のバイアスを与える
為の回路である。Tr36は、Tr9,10による
整流出力をさらに増幅する目的のものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、信号変化量が
大きい時のアタツクタイムを、それが小さい時よ
り、より速くする整流回路を回路設計のより大き
な自由度を持つて実現できる。
さらに、本発明を集積回路化した場合、従来例
では、第3図における端子28,29は集積回路
の外部端子として取り出す必要があるが、本発明
では、それに対応するものとしては、第1図にお
ける端子13のみであるので、集積回路化した場
合の外部端子の数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図であ
り、第2図は、一般的な整流回路での入・出力波
形の概略図で、同図aはある瞬間に瞬時にレベル
が増加する信号の波形、同図bは同図aの信号が
入力された時の整流回路の出力波形、同図cは同
図aより信号の変化量が大きい場合の信号の波形
同図dは同図cに対する出力波形である。第3図
は本発明のさらに具体的な実施例の回路図であ
る。第4図は従来の整流回路の回路図である。 1,1′……信号源、2,2′……入力端子、
3,4,6,7,9,10,14,15,16,
17,19,20,21,22,34,35,3
6……トランジスタ、5,11,23,25,3
1,32,33……抵抗、8,18……定電流
源、12,24,26,30,37……コンデン
サ、13……出力端子、27……ダイオード、2
8,29……端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号を受ける増幅器と、この増幅器の出
    力をベースに受け第1の検波レベルをもつ第1の
    検波トランジスタと、前記増幅器の出力をベース
    に受け前記第1の検波レベルとは異なる第2の検
    波レベルをもつ第2の検波トランジスタと、前記
    第1および第2の検波トランジスタの出力を受け
    る平滑回路と、該平滑回路から出力を取り出す手
    段とを有することを特徴とする整流回路。
JP7783085A 1985-04-12 1985-04-12 整流回路 Granted JPS61237503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7783085A JPS61237503A (ja) 1985-04-12 1985-04-12 整流回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7783085A JPS61237503A (ja) 1985-04-12 1985-04-12 整流回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61237503A JPS61237503A (ja) 1986-10-22
JPH0226404B2 true JPH0226404B2 (ja) 1990-06-11

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ID=13644955

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JP7783085A Granted JPS61237503A (ja) 1985-04-12 1985-04-12 整流回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037019A1 (en) * 1998-01-20 1999-07-22 T.I.F. Co., Ltd. Detector circuit

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JPS61237503A (ja) 1986-10-22

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