JPH021636Y2 - - Google Patents

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JPH021636Y2
JPH021636Y2 JP3260683U JP3260683U JPH021636Y2 JP H021636 Y2 JPH021636 Y2 JP H021636Y2 JP 3260683 U JP3260683 U JP 3260683U JP 3260683 U JP3260683 U JP 3260683U JP H021636 Y2 JPH021636 Y2 JP H021636Y2
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circuit
diode
resistor
smoothing
smoothing capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオーデイオ信号等の正弦波信号を整流
平滑して直流電圧を得る非線形積分回路に関し、
急激な振幅変化に対して追従する非線形積分回路
に係る。
本考案の非線形積分回路は信号抑圧伸長回路や
自動利得制御回路等に用いられ、電源電圧が1.8
乃至3ボルトの低電圧であつても十分な特性を得
る非線形積分回路に係り、且つシリコン半導体基
板に容易に形成が可能な非線形積分回路を提供す
るものである。
以下、従来の非線形積分回路に就いて第1図に
基づき説明する。1は半波整流回路、2は平滑回
路、3は可変抵抗素子として機能する電界効果型
トランジスタである。INは入力端子、Aは増幅
器であり、整流回路1はダイオード4と抵抗5に
よつて形成され、平滑回路2は抵抗8と抵抗8の
両端に接続された平滑コンデンサ6,7から形成
され、抵抗8にダイオード9が並列に接続されて
いる。
オーデイオ信号等の正弦波信号が入力端子IN
から増幅器Aを介し整流回路1、そして平滑回路
2へと入力される。第2図aに示された正弦波信
号は入力端子INから供給され増幅された波形で
ある。第2図bが半波整流回路1からのリツプル
を含んだ出力波形である。第2図cが平滑回路2
によつて平滑された出力を示している。
さて、ダイオード9の機能に就いて説明する。
もし、ダイオード9が平滑回路2に付加されてい
ないとすると、第2図aに示すように入力信号が
振幅の小さい状態から急激に大きな振幅イとなつ
た場合、平滑コンデンサ7への充電が抵抗8と平
滑コンデンサ7の時定数により遅延を生じ、第2
図cのロの点線で示すような出力波形となる。こ
のように斯る回路では急激な振幅の増大に応答で
きない欠点がある。しかし、ダイオード9を付加
することにより、第2図aのイの如き、抵抗8の
端子間電圧がダイオード9のスレツシユホール
ド・レベル以上の急激な振幅の変化があるとダイ
オード9を介して急速に充電々流がコンデンサ7
に流れ込み、第2図cの実線ハで示したような出
力波形を得ることができる。
然し乍ら、電源電圧が1.8〜3ボルトの低い場
合、シリコン・ダイオードであつては問題とな
る。例えば、電源電圧が1.8ボルトであつて、0.9
ボルトの直流電位を有する基準電圧源に信号源を
重畳したとすると、シリコン・ダイオードの電圧
損失は約0.7ボルトであるので、有効な電源電圧
は1.1ボルトであり、信号源の振幅は僅かに±0.2
ボルトの余裕しかない。従つて、低電圧電源では
シリコン・ダイオードでは動作しないことは明ら
かであり、また、ゲルマンウム・ダイオードを使
用すればシリコン基板に集積回路化ができず、高
価となる欠点がある。
本考案は上述に鑑みなされたものであつて、入
力信号の振幅変動に対しても遅延を生じることな
く急峻に対応する非線形積分回路を提供すること
を主な目的とする。
また、シリコン半導体基板に容易に半導体集積
回路化が可能であつて、安価で然も、低電圧電源
で安定した特性を得る非線形積分回路を提供する
ことを目的とする。
更に、ダイオードの電圧−電流(V−I)特性
に相似した特性を有する疑似ダイオードを用いた
非線形積分回路を提供することを目的とする。
更にまた、他の目的は斯種の非線形積分回路を
信号伝送系に用いたオーデイオ機器相互に互換性
を与える非線形積分回路を提供することを目的と
する。
以下、本考案の非線形積分回路に就いて、第3
図及び第5図の実施例に基づき説明する。
第3図の非線形積分回路の増幅器Aと半波整流
回路1と平滑回路2は第1図と同一の構成部分で
ある。本非線形積分回路は平滑回路2の抵抗8に
並列にシヨツトキ・ダイオード11が接続されて
いる。抵抗8の一端P1にシヨツトキ・ダイオー
ド11のアノードが接続され、他端P2にシヨツ
トキ・ダイオード11のカソードが接続されてい
る。また、マルチエミツタを有するNPNトラン
ジスタ12のコレクタがP1点に接続され、その
共通接続されたエミツタがP2点に接続されてい
る。また、NPNトランジスタ12のベース・エ
ミツタ間にダイオード13が接続されている。そ
して、平滑回路2のP1点が増幅器A1の入力端子
に接続され、その出力端子が誤差増幅器A3の非
反転入力端子に接続され、且つP2点が増幅器A2
の入力端子に接続され、その出力端子が誤差増幅
器A3の反転入力端子に接続される。誤差増幅器
A3の出力端子は駆動回路14に接続され、駆動
回路14はトランジスタ21と22及び抵抗23
から形成され、トランジスタ22のコレクタが
NPNトランジスタ12のベースに接続されてい
る。平滑回路2の出力は可変抵抗素子3に供給さ
れる。
疑似ダイオード10はシヨツトキ・ダイオード
11とNPNトランジスタ12から形成され、シ
ヨツトキ・ダイオードはスレツシユホールド・レ
ベルが約0.3ボルトであり、シリコンダイオード
より電圧損失が少なく低電圧電源には有効であ
る。シヨツトキ・ダイオード11のV−I特性は
微少電流領域では問題ないが比較的大電流領域で
は十分に順方向電流を流し得なくなり、シリコ
ン・ダイオードのV−I特性に相似しなくなる。
従つて、大電流を駆動する領域はNPNトランジ
スタ12を用いることにより、シリコン・ダイオ
ードのV−I特性に相似させるものである。
NPNトランジスタ12は抵抗8の両端子P1,P2
の電圧を夫々増幅器A1,A2を介して誤差増幅器
A3にに入力し、P1点とP2点の電位差が誤差増幅
器A3により誤差電流として出力され、その誤差
電流を駆動回路14のトランジスタ21のベース
に供給してトランジスタ22をバイアスしてコレ
クタ電流をNPNトランジスタ12のベースに流
し込む。このようにして、シヨツトキ・ダイオー
ド11で十分特性を得ることのできない領域は
NPNトランジスタ12によつて補うことにより
シリコン・ダイオードに相似したV−I特性を得
るものである。また、NPNトランジスタ12に
付加されたダイオード13は安定した電流増幅率
のNPNトランジスタを得る為に付加されたダイ
オードであり、必ずしも必要としない。また、
NPNトランジスタ12によつても、必要なV−
I特性を得られない場合は、抵抗8に並列に数個
のNPNトランジスタを付加しても良い。或いは
PNPトランジスタによつても良い。
第4図は誤差増幅器A3からの出力をカレント
ミラー回路15と16を介し疑似ダイオード10
を駆動している。抵抗17は電流制限抵抗であ
り、抵抗18はバイアス抵抗である。疑似ダイオ
ード10に含まれるNPNトランジスタのベース
に流れ込むベース電流をより精度よく制御する為
に誤差増幅器A3の出力を二段のカレントミラー
回路15,16を介してNPNトランジスタに導
いている。
第5図は本考案の他の実施例であり、整流回路
1が全波整流回路によつて形成されている。差動
増幅器A4から入力信号の位相と同相の出力と、
入力信号の位相と反対位相の出力を得、それらの
正の半サイクルによつて制御されたエミツタホロ
ワ接続されたトランジスタ19,20によつて全
波整流された出力を得ている。また、平滑回路2
の出力を増幅器A5によつて可変抵抗素子3を制
御しても良い。尚、整流回路1や可変抵抗素子3
或いは駆動回路14は本考案の概念を逸脱しない
範囲で公知の種々の回路が適応できる。そして、
このダイオードのV−I特性に相似した特性をも
ち、スレツシユホールド電圧の低い疑似ダイオー
ド10を具えた平滑回路2、即ち非線形積分回路
は信号抑圧伸長回路等の種々の用途に利用でき
る。
本考案の非線形積分回路は電源電圧が3ボルト
以下の低い電源電圧であつても作動させることが
可能である。そして本考案の疑似ダイオードによ
つて容易にシリコンダイオードのV−I特性に相
似した特性を得ることが可能であり、斯種の非線
形積分回路を用いた信号処理回路との互換性を高
めることが可能であり、種々の効果を生み出す効
果的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の非線形積分回路の回路図、第2
図は非線形積分回路の動作を説明する為の図、第
3図は本考案の非線形積分回路の一実施例を示す
回路図、第4図及び第5図は本考案の他の実施例
を示す回路図である。 1:整流回路、2:平滑回路、3:可変抵抗
器、10:疑似ダイオード、14:駆動回路、
A1,A2:増幅器、A3:誤差増幅器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 入力信号を整流する整流回路と、該整流回路
    に直列接続された抵抗と該整流回路が接続され
    ている該抵抗の一端に接続された第1の平滑コ
    ンデンサと該抵抗の他端に接続された第2の平
    滑コンデンサとからなる平滑回路と、順方向に
    接続され、該抵抗に対して並列接続された疑似
    ダイオードと、該第1の平滑コンデンサの端子
    間電圧が該第2の平滑コンデンサの端子間電圧
    より大きいことを検出する誤差増幅器と、該誤
    差増幅器からの誤差電圧に基づくバイアスを該
    疑似ダイオードに供給する駆動回路とからな
    り、バイアスされた該疑似ダイオードを介して
    該第2の平滑コンデンサを急速に充電するよう
    になされたことを特徴とする非線形積分回路。 (2) 前記疑似ダイオードが該抵抗に対して並列に
    接続され、且つ、順方向に接続されたシヨツト
    キ・ダイオードを含む実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の非線形積分回路。 (3) 前記疑似ダイオードが該抵抗に対して並列に
    接続され、且つ、順方向に接続されたシヨツト
    キ・ダイオードと、該誤差増幅器によるバイア
    ス電流によつてバイアスされ該第2の平滑コン
    デンサを充電するトランジスタとから構成され
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の非
    線形積分回路。 (4) 前記整流回路が全波整流回路である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の非線形積分回路。
JP3260683U 1983-03-07 1983-03-07 非線形積分回路 Granted JPS59138963U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3260683U JPS59138963U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 非線形積分回路

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JP3260683U JPS59138963U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 非線形積分回路

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Publication Number Publication Date
JPS59138963U JPS59138963U (ja) 1984-09-17
JPH021636Y2 true JPH021636Y2 (ja) 1990-01-16

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