JPH0226343Y2 - - Google Patents

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JPH0226343Y2
JPH0226343Y2 JP1982077247U JP7724782U JPH0226343Y2 JP H0226343 Y2 JPH0226343 Y2 JP H0226343Y2 JP 1982077247 U JP1982077247 U JP 1982077247U JP 7724782 U JP7724782 U JP 7724782U JP H0226343 Y2 JPH0226343 Y2 JP H0226343Y2
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JP
Japan
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front door
fireproof
library
movable
storage
Prior art date
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JP1982077247U
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JPS58179384U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は書庫ユニツトに関し、更に詳しくは耐火
庫を含む複数の単位書庫を前、後に並設して重要
書類と一般書類を区別して同一ユニツト内に保管
するようになした集中保管式の書庫ユニツトにお
いて後列に配設した耐火庫の前面開口を閉止する
前扉を横方向へのスライドによつて開閉する引戸
式扉となしこの前扉を、耐火庫の前方に位置する
横方向スライド可能な可動書庫の背面に一体連結
し若しくは可動書庫の背壁に耐火庫前扉を兼用さ
せることによつて可動書庫のスライドと同時に耐
火庫の前扉の開閉動作を行えるようになし、もつ
て耐火庫内への収納物出し入れ作業を容易にした
書庫ユニツトを提供しようというものである。
複数の単位書庫を前後に並列配置して前列の書
庫を横方向スライド可能となした書庫ユニツトは
本願出願人の先願(実願昭56−185537号)におい
て開示したが、この種の書庫ユニツトに耐火庫を
組込んで同一ユニツト内に重要書類と一般書類を
区別して収納保管するものはなく、従つて従来に
おいては一般書類を書庫ユニツトの各単位書庫に
収納し、重要書類は別の場所に設置した耐火庫に
保管するものであり書類処理作業上極めて不便で
あつた。而してこの問題を解決するには書庫ユニ
ツトの各単位書庫の何れかを従来公知の耐火庫と
置き換えれば重要書類と一般書類を同一ユニツト
内に区別して保管する集中保管式書庫ユニツトと
なすことが理論的には可能であるが、従来の耐火
庫はその前扉を庫体側壁の前縁に蝶着若しくは枢
着して回動可能となした開き戸式扉となしている
為に仮にこれを書庫ユニツトに組込んだ場合でも
耐火庫内への収納物の出し入れに際しては耐火庫
前方の可動書庫を横方向へスライドさせた後に耐
火庫前扉を開放し、次いで収納物の出し入れを行
い、その後前扉を閉止し、可動書庫を耐火庫前方
の原位置へスライド復帰させるという可動書庫の
スライド動作と前扉の開閉動作及び収納物の出し
入れという3段階の動作を要して作業を面倒にす
るばかりでなく前扉開放時に当該前扉が可動書庫
側面に接触して互いに損傷したり手指を挾む等の
危険が残されていた。
本案はこのような現状に基づいて考案したもの
でその要旨とするところは前扉を横方向スライド
にて開閉動作可能となした耐火庫を書庫ユニツト
の後列に単又は複数個配設するとともに当該耐火
庫の前扉を前列に配設した可動書庫に一体連結し
若しくは前扉を可動書庫の背壁に兼用させて可動
書庫の横方向スライドにて前扉を開閉可能となし
た点にあり、以下添附図面にて説明すれば本案の
書庫ユニツトAは後列に単又は複数の耐火庫Bを
固設するとともに他の単位書庫C…を固設配置
し、前列には後列の耐火庫B、単位書庫Cと同幅
となした可動書庫D…を少なくとも該可動書庫1
個分の空所を存して横方向スライド可能に配設し
てなり、耐火庫Bはその前扉1を横方向スライド
にて開閉可能となしており例えば第3,4図に示
すように耐火庫Bの上壁2下壁3の前縁部にガイ
ド溝4,5を形成し、下ガイド溝5内にはレール
6を嵌合固設するとともに片方の側壁7の前縁内
側に扉の当止め用縦溝8を形成し、他方の側壁7
は少なくとも前扉の厚さ分だけ他の側壁7より短
かくなしてその前縁外側に凹段部9を形成してな
り、前扉1はその上、下縁にガイド溝4,5にス
ライド可能に嵌合される突条10,10′を形成
し、下縁の突条10′には移動ローラ取付部分に
のみ凹段部11を形成し、突条10には必要に応
じて案内ローラ12を設け、凹段部11には移動
ローラ13…を枢設し、この移動ローラ13…を
下壁3のガイド溝内に敷設したレール6に転動可
能に嵌合しており、又当該前扉1の一側縁には側
壁7の縦溝8に嵌合すべき突条14を、他側縁に
は側壁7の凹段部9に嵌合する凸段部15を形成
するとともに側壁7に設けたロツク装置Eにて掛
止可能となしている。この前扉1は前列の可動書
庫Dの背壁D′に一体連結されるもので例えば第
3,4図に示すようにスペーサー16を介してボ
ルト又はネジ17等にて締着連結するか若しくは
溶着固定して連結することによつて可動書庫Dを
レール6に沿つてスライドさせると同時に前扉1
を開閉動可能となしている。他の実施構造例とし
ては第5図に示すように可動書庫Dの背壁D′を
内部空間にセメント、モルタル等の断熱材を充填
して耐火壁となしその上下、両側縁の形状を前記
前扉1と同様に構成して耐火庫の前扉として兼用
させることも可能である。
而して耐火庫Bの前扉1をスライドさせて庫体
前面開口を全開状態に開放する為には前述のよう
にガイド溝4,5を利用するスライド構造の場
合、両ガイド溝4,5を少なくとも前扉の幅寸法
だけ側方に延長しなければならないが、本案では
その具体例として第6図に示すようにガイド溝
4,5に連続する延長ガイド溝4′,5′を耐火庫
Bに隣接する単位書庫Cの上壁18下壁19に形
成するか若しくは延長ガイド溝を有するガイド杆
を上壁18下壁19の前縁部に固設するものとす
る。尚本案では前述のように前扉1を可動書庫D
と一体となしたことにより前扉1のスライドは、
下方のガイド溝5延長ガイド溝5′と可動書庫D
のローラ20をスライド可能に嵌合するガイド溝
21によつて前後方向へのズレを生じないように
規制することになることから上方の延長ガイド溝
4′を省略してもその横方向スライドを円滑に行
わせることも可能である。
以上のようになる本案の書庫ユニツトによれば
耐火庫Bと一般の単位書庫C…及び可動書庫D…
を組合せて一ユニツトとなしたことにより重要書
類を耐火庫に、一般書類を各単位書庫又は可動書
庫に収納させることによつて同一ユニツト内で重
要書類と一般書類を区別して収納保管することが
でき書類取扱い上便利となり、しかも耐火庫Bの
前扉1を横方向スライドにて開閉動作可能な引き
戸式扉となすとともに該前扉1を、耐火庫の前方
に位置し横方向スライド可能に設けた可動書庫に
一体連結し若しくは可動書庫の背壁に耐火庫前扉
を兼用させてこの可動書庫をスライドさせること
によつて前扉の開閉動作を行わせ得るようになし
たことにより可動書庫のスライドによる耐火庫前
方の開放から耐火庫前扉の開閉動作に至るまで可
動書庫のスライド動作だけで行うことができ、も
つて耐火庫B内への収納物の出し入れ作業を簡単
にすることが可能となるばかりでなく耐火庫の前
扉閉止時には常に当該耐火庫の前方に可動書庫が
位置していることから重要書類を保管した耐火庫
が可動書庫によつて隠蔽され防盗性を高めること
ができ、更に耐火庫Bの側壁にロツク装置を設け
た場合、これによつて前扉1の不用意な開放を防
止することは無論のこと、該前扉1と一体連結し
た可動書庫Dの不用意な移動を阻止するストツパ
ーとして兼用させることも可能であり、可動書庫
Dに別途ストツパーを設ける必要がないのであ
る。又耐火庫Bは前扉1を横方向へのスライドに
て開閉させる引戸式扉となしても、該前扉1は閉
止状態下で突条10,10′をガイド溝4,5内
に嵌合させるとともに側縁の突条14を縦溝8内
に嵌合させ、かつ他側縁の凸段部15を凹段部9
に嵌合させて当該前扉の全周縁を耐火庫の庫体に
嵌合させるものであるから、各嵌合部は煙返し効
果を発揮して従来の開き戸式前扉と同様の耐火機
能を有するのである。尚前扉下縁の突条10′に
形成した凹段部11からの煙侵入を防止すべく該
凹段部の内側には第4図ロに示すように煙返し板
11′を設けるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の書庫ユニツトの一例を示す斜視
図、第2図は同平面図、第3図は耐火庫と可動書
庫の連結構造を示す一部断面とした平面図、第4
図イは同じく一部縦断面とした側面図、第4図ロ
は耐火庫の拡大縦断面図、第5図は同じく他実施
例を示す部分縦断面とした側面図、第6図はガイ
ド溝延設構造の一例を示す要部斜視図である。 A……書庫ユニツト、B……耐火庫、C……単
位書庫、D……可動書庫、1……前扉、2……上
壁、3……下壁、4,5……ガイド溝、4′,
5′……延長ガイド溝、6……レール、7……側
壁、8……縦溝、9……凹段部、10,10′…
…突条、11……凹段部、12……案内ローラ、
13……移動ローラ、14……突条、15……凸
段部、16……スペーサー、17……ボルト、1
8……上壁、19……下壁、20……ローラ、2
1……ガイド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後列に耐火庫Bと他の単位書庫Cを固定状態で
    配設し、前列には複数の可動書庫Dを横方向スラ
    イド可能に設け、前記耐火庫Bの上壁2及び下壁
    3の前縁部にガイド溝4,5を形成し、前扉1の
    上縁及び下縁には前記耐火庫Bのガイド溝4,5
    にスライド可能に嵌合される突条10,10′を
    形成して耐火庫Bの前扉1を横方向スライドにて
    開閉する引き戸式扉となすとともに、該耐火庫B
    の一方の側壁7の前縁内側に扉の当止め用縦溝8
    を形成し、他方の側壁7は少なくとも前記前扉1
    の厚さ分だけ前記一方の側壁7より短くなしてそ
    の前縁外側に凹段部9を形成し、前扉1の一側縁
    には前記耐火庫Bの一方の側壁7の縦溝8に嵌合
    すべき突条14を設け、他側縁には耐火庫Bの他
    方の側壁7の凹段部9に嵌合する凸段部15を形
    成してなり、且つ、前記前扉1を前列の可動書庫
    Dの何れかの背壁に一体に連結してなる書庫ユニ
    ツト。
JP7724782U 1982-05-26 1982-05-26 書庫ユニツト Granted JPS58179384U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7724782U JPS58179384U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 書庫ユニツト

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JP7724782U JPS58179384U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 書庫ユニツト

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Publication Number Publication Date
JPS58179384U JPS58179384U (ja) 1983-11-30
JPH0226343Y2 true JPH0226343Y2 (ja) 1990-07-18

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ID=30086519

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JP7724782U Granted JPS58179384U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 書庫ユニツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447336Y2 (ja) * 1985-04-19 1992-11-09

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318808U (ja) * 1976-07-27 1978-02-17
JPS5345792U (ja) * 1976-09-24 1978-04-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318808U (ja) * 1976-07-27 1978-02-17
JPS5345792U (ja) * 1976-09-24 1978-04-19

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JPS58179384U (ja) 1983-11-30

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