JPS5816890Y2 - 自動車の荷箱のドア−装置 - Google Patents

自動車の荷箱のドア−装置

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JPS5816890Y2
JPS5816890Y2 JP1977049513U JP4951377U JPS5816890Y2 JP S5816890 Y2 JPS5816890 Y2 JP S5816890Y2 JP 1977049513 U JP1977049513 U JP 1977049513U JP 4951377 U JP4951377 U JP 4951377U JP S5816890 Y2 JPS5816890 Y2 JP S5816890Y2
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JP
Japan
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sliding door
opening
rail
trolley
vertical rods
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JP1977049513U
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JPS53144604U (ja
Inventor
吉田弘
Original Assignee
東京車輛株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の荷箱のドアー装置に関する。
自動車の荷箱において、その後面開口を開閉するドアー
装置は従来様々のものが提案されている。
しかし、荷箱C左側面あるいは右側面の開口を開閉する
ものは後面開口に比べて種々の制約があるため従来はあ
1りなく、あったとしても開き戸は不適切であるのでた
いてい1枚の引戸による1つドアーで、荷箱の左側面あ
るいは右側面の一部分しか開けることができない。
したがって、左側面あるいは右側面の一部分しか開口を
設けることができない。
しかして本考案は、荷箱の左側面あるいは右側面の開口
を開閉するドアー装置として好適で、その左側面あるい
は右側面の全域が開口となっていても、それを開閉でき
、また複数枚の引戸よりなるといえども、閉めたときそ
れらが前後(開口の内外方向)に喰い違い位置すること
なく面一となり、この種のドアー装置では特に嫌悪され
ている閉めたときにむける複数枚の戸同士の凹凸を招く
ことがなく、さらに開閉操作が簡単であるに加え構成も
簡略な自動車の荷箱のドアー装置を提案したものである
以下には本考案を図示の実施例を参照して詳細に説明す
る。
自動車(トラック)のシャシX上に搭載した荷箱Yの左
側面は上下前後の4辺縁を残して全面開口してかり、本
例のドアー装置は、この左側面の開口Y′をそれに向か
って左右に開閉すべく荷箱Yに装備しである。
荷箱Yは、本例においては冷蔵庫を構成するようにその
壁には断熱材を埋設しである。
開口Y′は、1枚の吊引戸Aと開口Y′に向かって少し
く前後にも動かすことができる実質的に同一構成の2枚
の前後可動引戸B1.B2の計3枚の引戸で閉じられる
これら3枚の引戸はいずれも扁平な框体をなし、そのな
かに断熱材1を埋設している。
前後可動引戸BIH1開口Y′の上辺縁と下辺縁間に架
けた中柱2と開口Y′の左辺縁との間において開口Y′
の左側3分の1を閉じ、また吊引戸Aは中柱2の右側に
ふ・いて開口Y′の真中3分の1を閉じ、さらに前後可
動引戸B2は吊引戸Aの右側縁と開口Y′の右辺縁との
間において開口Y′の右1lI113分の1を閉じる。
第2図に示すように開口Y′の上辺縁の梁3の下面に、
中柱2から開口Y′の右側辺縁にわたる角筒状の内側ト
ロリレール4を横設しである。
また、開口Y′の下辺縁にはそれに沿ってその全長にわ
たり、荷箱Yの底面Y〃より下側に段をなす段部5を、
上記内側トロリレール4のほぼ垂直下に設けである。
そして、これら内側トロリレール4と段部5の間に釦い
て、中柱2と開口Y′の右側辺縁間を左右に走行するよ
うに上記吊引戸Aは、内側トロリレール4中を転動する
トロリ6に単に吊持しである。
したがって、吊引戸Aの下端部は、例ものにも支持され
ていないフリーの状態であって、吊弓戸Aを密閉するに
は、後述するようにその下端部を段部5の側面に圧接さ
せる。
また、上記梁3の外側面の全長にわたり、上記内側トロ
リレール4より少しく上方においてそれと同じ形状の外
側トロリレール7を横設しであるとともに、この外側ト
ロリレール7のほぼ垂直下に釦いて、上記段部5のさら
に下側の荷箱Yの外側面に、その全長にわたりコ字型材
よりなる補助レール8を横設しである。
そして、これら外側トロリレール7と補助レール8間に
おいてそれらに装架した平行うランク機構に上記2枚の
前後可動引戸B□、B2はそれぞれ取り付けられ、それ
によって左右に走行できるとともに開口Y′に向かって
少しく前後にも動かすことができるものであるが、これ
ら両引戸B 1 tB2の装架構成は実質的には同じな
ので、以下にはそれを引戸B2について説明し、引戸B
1については図面中間−構成部品に同一符号を付すにと
どめる。
上記平行うランク機構を構成する左右1対の平行をなす
縦杆9□ツ92は、それぞれその上端に旋回アーム10
を、また下端に突起11′ (第2図)付きのアーム1
1を一体的に固着している。
そして縦杆9□、92は、第2図に示すようにその旋回
アーム10を、前記外側トロリレール7中を転動するト
ロリ12に枢支し、またアーム11の突起11′を前記
補助レール8の内側に位置させ、さらに両縦杆9□、9
゜は、その回転を許容する上下2本のリング13で互い
に連結しである。
したがって、縦杆9□、92は、外側トロリレール7と
補助レール8に沿って一体に左右に走行させることがで
きるとともに、上端の旋回アーム10が旋回し渣た下端
のアーム11の突起11′が補助レール8の内側壁ある
いは外側壁に係接することにより、開口Y′に向かって
平行のtt一体に揺動させることができるものである。
この揺動を行うために一方の縦杆9、にハンドル9′を
備えである。
このような動きをする縦杆90,92に、その回転を許
容すべく軸受14・・・でもって前後可動引戸B2は内
側において取り付けられている。
前後可動引戸B2ば、前記吊引戸Aとほぼ同じ上下長さ
にしてかつ同じ肉厚で、ハンドル9′を水平に回すこと
による両縦杆90,9゜の前後揺動により、吊引戸Aと
同じく内側トロリレール4と段部5との間に納する押込
み位置(第3図実線位置)と、第2図に示すように吊引
戸Aのさらに前方へ臨む引出し位置の範囲内で、少しく
左右にずれながら前後に動かすことができるもので、第
2図に示す引出し位置において吊引戸Aの前方を左右に
走行させることができる。
前述したように吊引戸Aは、単にトロリ6に吊持されて
いるだけで前後に揺動するものであるが、それは、それ
を前記中柱2に当たるところ1で閉めて釦いて、前後可
動引戸B2を上述のように内側トロリレール4と段部5
との間に納めるべく後方へ動かすことにより、この前後
可動引戸B2の左側辺縁で右側辺縁を外側より押され、
段部5の側面に圧接してふらつくことなく密閉されるよ
うになっている。
□すなわち、第3図に示す
ように、吊引戸Aの左側縁と前後可動引戸B2の右側縁
には、互いに合致する段部A′ 、B10がそれぞれ形
成され、これら段部には、それぞれ弾性シール材15を
付着しである。
しかして、吊引戸Aを、その左側端面が中柱2に付着し
であるパツキン16に当接するところt′□1で閉めて
おいて、その吊引戸Aの段部A′と前後可動引戸B2の
段部B、′2とを合せるべく引戸h2を後方に動か、し
てそれを内側トロリレール4ど段部5との間に納めると
、段部B/2でもって段部大′は押されて互いに噛み合
い、両引戸A、B2は左右に直列に列んでその外表面が
面一と寿る。
このとき両引戸A、B2の上端縁のシール材15は内側
トロリーレール4の外側面に圧接し、また下端縁のシー
ル材15は段部5に圧接する。
このように閉めた前後可動引戸B2のロックはハンドル
9′によって行う。
すなわち、ハンドル9′は、縦杆9□に上下には回動で
きるように取り付けられていて、このハンドル9′を、
引戸B2の外表面に付着した止片17に上側より引掛け
て縦杆9□が回転するのを阻止してア゛<ことにより、
ロックできるものである。
また、吊引戸Aのロックは、中柱2内に対偶をなす被係
止部材をもつ錠18によって行う。
さらに、吊引戸Aが前方へ揺動するのを補助的に防止す
るため、吊引戸Aの外表面の左下隅角部に鞘部材19を
付着してあって、この鞘部材19に止板20を上側より
差込むことにより、それを前記補助レール8に係接でき
るようにしである。
この止板20は、その上端に前方へ向けて折曲する折曲
部20′を有し、吊引戸Aを開けるには、止板20を持
ち上げてその折曲部20′を止棒21に掛け、その止板
20を補助レール8の上方位置に保持してむく。
吊引戸Aと前後可動引戸B2とは上述のように関連構成
され、かかる両者の関連構成に本考案の重点があるもの
で、本実施例ではもう1つ前後可動引戸B1を備えたが
、これは補足的なもので、その構成は上述した前後可動
引戸B2と同じである。
以上に述べたところから明らかなとおり、本考案ドアー
装置によれば、荷箱の左側面あるいは右側面を開閉する
ドアー装置として好適で、その左側面あるいは右側面の
全域が開口となっていても、それを開閉できる。
筐た、一方の戸をトロリに単に吊持しただけの吊引戸と
する半面、他方の戸を、平行うランク機構によって上下
のレールに装架して前後にも動かすことができる前後可
動引戸として、両引戸を閉めたとき前後可動引戸によっ
て吊引戸を押さえてその揺動を阻止するようにしたので
、吊引戸については、その下端縁を案内するためのレー
ルとかその揺動を防止するための手段を別に用意しなく
ともよく、それだけ構成を簡略にできる。
さらに、上記平行うランク機構は、上端に旋回アームを
また下端に突起付きアームを固着した1対の縦杆を、そ
の上端の旋回アームを上側の外側トロリ中を転動するト
ロリに枢支し筐た下端のアームの突起を下側の補助レー
ルの内側に位置させてその内側面に係合するようにしさ
らに両縦杆を一体回転できるようにリンクで互いに連結
してなる簡単な構成であり、しかもその両縦杆のうちの
一方に備えたハンドルを操作してその一方の縦杆を単に
回転させることにより、平行うランク機構を平行移動さ
せて前後可動引戸を、上記のように吊引戸を押さえるこ
とができる押込み位置と、吊引戸の前方を走行させるこ
とができる引出し位置の範囲内で前後に移動させること
ができるようにしたので、開閉操作が簡単である。
さらに、吊引戸及び前後可動引戸の左側縁あるいは右側
縁に、互いに合致する段部をそれぞれ形成し、前後可動
引戸を上記引込み位置lで後退させてその段部を吊引戸
の段部に合致させたとき、前者の段部で後者の段部を押
圧して後者の下端縁を荷箱の開口の下辺縁の段部に圧接
させることができるようにするとともに、両者を左右直
列に連続させることができるようにしたので、閉めたと
きに釦ける両引戸同士の凹凸を招くことがなく、かつ両
引戸の間のシールを的確に行うことができるとともに、
一方の引戸を単に吊持しただけの吊引戸としたといえど
も、その下端縁と荷箱の開口の下辺縁の間のシールも的
確に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を荷箱の左側面開口に適用した実施例を示
すもので、第1図は正面図、第2図は縦断側面図、第3
図は一部を省略して示す横断面図である。 Y・・・・・・荷箱、Y′・・・・・・開口、4・・・
・・・内側トロリレール、7・・・・・・外側トロリレ
ール、Y〃・・・・・・荷箱の底面、5・・・・・・段
部、8・・・・・・補助レール、6・・・・・・トロリ
、A・・・・・・吊引戸、10・・・・・・旋回アーム
、11′・・・・・・突起、11・・・・・・アーム、
9□、9゜3.。 ・・・縦杆、13・・・・・・リンク、14・・・・・
・軸受、B2・・・・・・前後可動引戸、9′・・・・
・・ハンドル、A ’ I B ’2・・・・・・吊
引戸の段部及び前後可動引戸の段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷箱Yの開口Y′の上辺縁の内側に、内側トロリレール
    4を、また外側に外側トロリレール7を横設するととも
    に、上記開口Y′の下辺縁には、内側トロリレール4の
    ほぼ垂直下に、荷箱Yの底面Y〃より下側に段をなす段
    部5を、またその段部5の下側であって上記外側トロリ
    レール7のほぼ垂直下に補助レール8を横設し、上記内
    側トロリレール4中を転動するトロリ6に、下縁部が上
    記段部5に臨む吊引戸Aを吊持して、その吊引戸Aを、
    内側トロリレール4と段部5との間において上記開口Y
    ′に向かって左右に開閉走行できるようにするとともに
    、上端に旋回アーム10をまた下端に突起11′付きア
    ーム11を固着した1対の縦杆90,9゜を、その上端
    の旋回アーム10を上記外側トロリレール7中を転動す
    るトロリ12に枢支しまた下端のアーム11の突起11
    ′を上記補助レール8の内側に位置させてその内側面に
    係合するようにしさらに両縦杆90,9゜を一体回転で
    きるようにリンク13で互いに連結してそれら全体とし
    て、外側トロリレール7と補助レール8間においてそれ
    らに沿って走行できるように装架されしかも両縦杆90
    ,9゜が上記開口Y′に向かって同時に前後に揺動し得
    る平行うランク機構を構成し、その平行うランク機構の
    両縦杆90,92に、それらの回転を許容すべく複数の
    軸受14でもって上記吊引戸Aとほぼ同じ上下長さの前
    後可動引戸B2を取り付けるとともに、両縦杆91,9
    2のうちのいずれか一方に・・ンドル9′を取り付け、
    このハンドル9′を操作して両縦杆9□、92を前後可
    動引戸B2に対し回転させ、平行うランク機構を平行移
    動させることにより、前後可動引戸B2を、上記内側ト
    ロリレール4と段部5間に納壕る押込み位置と、上記吊
    引戸Aのさらに前方に臨む引出し位置の範囲内で前後に
    移動できるようにするとともに、引出し位置において吊
    引戸Aの前方を左右に走行させることができるようにし
    、かつ捷た、吊引戸A及び前後可動引戸B2の左側縁あ
    るいは右側縁には、互いに合致する段部A’ IB’
    2をそれぞれ形成し、前後可動引戸B2を上記押込み位
    置捷で後退させてその段部B′2を吊引戸Aの段部A′
    に合致させたとき、前者の段部B′2で後者の段部A′
    を押圧して後者の下端縁を上記段部5に圧接させること
    ができるとともに、両者を左右直列に連続させることが
    できるようにしてなることを特徴とする自動車の荷箱の
    ドアー装置。
JP1977049513U 1977-04-21 1977-04-21 自動車の荷箱のドア−装置 Expired JPS5816890Y2 (ja)

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JPS53144604U JPS53144604U (ja) 1978-11-15
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111137U (ja) * 1974-07-15 1976-01-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111137U (ja) * 1974-07-15 1976-01-27

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