JP3183173B2 - キャビネット構造 - Google Patents

キャビネット構造

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JP3183173B2
JP3183173B2 JP16432896A JP16432896A JP3183173B2 JP 3183173 B2 JP3183173 B2 JP 3183173B2 JP 16432896 A JP16432896 A JP 16432896A JP 16432896 A JP16432896 A JP 16432896A JP 3183173 B2 JP3183173 B2 JP 3183173B2
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sliding door
cabinet
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哲也 水谷
理恵 岡井
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネット構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図9に示すように、略L字型に
設けられるキャビネットA、Bがあり、扉(9)は丁番
(14)によってキャビネットAの開口部に開閉自在に
取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、扉
(9)を開けると、扉(9)がキャビネットBの前方を
塞ぐため、キャビネットBに収納されているものの取り
出しに邪魔になり、扉(9)を閉めなければキャビネッ
トBに収納されているものを取り出せなかった。
【0004】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、キャビネットの一方
の辺の開口部を開口した時に、他方側の辺の開口部から
の収納物の出し入れが邪魔にならないキャビネット構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
キャビネット構造は、カウンターを上部に備えた平面視
略L字型のキャビネットの二辺の内向きの側面に開口部
を設け、一方の辺の開口部にスライド手段を介してスラ
イド自在で開放時に他方の辺に位置するカウンターの下
方へ納まる引き戸を設けてなるものである。こうするこ
とにより、引き戸をスライドさせて他方側の辺に位置す
るカウンターの下方に収納できるので、引き戸を開けて
も引き戸で他方の辺の開口部を塞ぐことがなくなり、他
方の辺に位置するキャビネットの開口部からの収納の出
し入れが容易となる。
【0006】更に、本発明の請求項に係るキャビネッ
ト構造おいて、キャビネット本体を二つのキャビネ
ット本体に分割し、その二つのキャビネット本体の間に
引き戸収納部を設け、二つのキャビネット本体の上部に
備えられたカウンターが平面視略L字型の一枚物に形成
されたものであることを特徴とするものである。こうす
ることにより、上記効果に加えて、二つのキャビネット
本体に分割したので、一体当たりの大きさが小さくな
り、運搬や施工が行いやすくなり、また、一枚のカウン
ターが二つのキャビネット本体の上部に備えられている
ので、二つのキャビネット本体間のつなぎ目に段差がな
くなり、台所作業が行いやすくなる。
【0007】本発明の請求項に係るキャビネット構造
は、請求項において、引き戸収納部の入口縁に引き戸
の前面と引き戸収納部との隙間を埋めるようにクッショ
ン材を設けてなることを特徴とするものである。このよ
うに引き戸収納部の入口縁に引き戸の前面と引き戸収納
部との隙間を埋めるようにクッション材を設けたので、
上記効果に加えて、引き戸収納部の入口縁に生じた隙間
を埋めることができ、また、引き戸の前面にクッション
材が当接するので、引き戸のガタツキを防止でき、スム
ーズに引き戸をスライドできるようになる。また、引き
戸収納部の入口縁の隙間を埋めたので、ゴミがキャビネ
ット内部に侵入しないようになる。
【0008】本発明の請求項に係るキャビネット構造
は、請求項1又は2において、下方に台輪が備えられた
キャビネットに設けた上記引き戸の下端に台輪幕前板を
引き戸と一体に設け、引き戸を開けると床面まで開口状
態となる開口部を形成してなるものである。こうするこ
とにより、上記効果に加えて、引き戸と一緒に台輪幕前
板がスライドして引き戸が開くと、キャビネットの開口
部が床面まで開口するようになるので、床面に段差がな
くなり、キャビネット内へのワゴン等の出し入れを楽に
行うことができるようになる。また、キャビネットの下
方に備えられた台輪と引き戸の下端に設けた台輪幕前板
とが揃ったものとなるので、外観の良いものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って説明していく。図1から図4は請求項1、に係
る本発明の第一の実施形態を示す図である。本実施形態
は、カウンター(13)を上部に備えた平面視略L字型
のキャビネットの二辺の内向きの側面に開口部を設け、
一方の辺の開口部にスライド手段を介してスライド自在
で開放時に他方の辺に位置するカウンター(13)の下
方へ納まる引き戸(1)を設け、キャビネット本体を二
つのキャビネット本体A、Bに分割し、その二つのキャ
ビネット本体A、Bの間に引き戸収納部(18)を設
け、二つのキャビネット本体A、Bの上部に備えられた
カウンター(13)が平面視略L字型の一枚物に形成さ
れ、引き戸収納部(18)の入口縁に引き戸(1)の前
面と引き戸収納部(18)との隙間を埋めるようにクッ
ション材(5)を設けている。
【0010】さらに詳しく説明すると、上記キャビネッ
トの二辺をキャビネット本体A及びキャビネット本体B
に分割し、下部に台輪(12)を備えたキャビネット本
体Aの前方でキャビネット本体Aの前面に設けた開口部
を略半分隠すように下部に台輪(12)を備えたキャビ
ネット本体Bを配置して、平面視略L字状のキャビネッ
トとしている。キャビネット本体Aの前面に設けた開口
部には引き戸(1)を設けており、キャビネット本体A
の天板(10)の下面に設けたローラー受け(2)と、
引き戸(1)の上部に設けたローラー(3)によって引
き戸(1)をスライド自在に保持させ、キャビネット本
体Aの地板(8)の上面に設けた位置決めレール(6)
と、引き戸(1)下部に設けたレール受け(7)によっ
て引き戸(1)のぐらつき等の防止及び位置決めを行っ
ている。これらローラー受け(2)、ローラー(3)、
レール(6)及びレール受け(7)によって上記スライ
ド手段が構成されている。また、キャビネット本体Aと
キャビネット本体Bの側板(11)との間に引き戸収納
部(18)を形成し、引き戸(1)をスライドさせて引
き戸収納部(18)に収納できるようにしたので、引き
戸(1)を開けても引き戸(1)でキャビネット本体B
の前方を塞ぐことがなくなり、キャビネット本体Bへの
収納物の出し入れが容易となる。また、引き戸収納部
(18)の入口縁でキャビネット本体Bの側板(11)
にフィラー(4)を設け、引き戸(1)のスライドの障
害とならないようにブラシ状のクッション材(5)をフ
ィラー(4)に設け、引き戸収納部(18)の入口縁の
隙間をなくし、ゴミがキャビネット内に入らないように
している。また、キャビネット本体A、Bの上部には引
き戸(1)、フィラー(4)及びクッション材(5)を
カバーするようにカウンター(13)が備えられている
ので、カウンター(13)に段差がなくなり、カウンタ
ー(13)での作業等がし易くなっている。また、引き
戸(1)の前面にクッション材(5)が当接するので、
引き戸(1)のガタツキをさらに防止でき、スムーズに
引き戸(1)をスライドできるようになっている。
【0011】次に、図5から図8は請求項1からに係
る本発明の第二の実施形態を示す図である。本実施形態
は、第一の実施形態における引き戸(1)の下端に台輪
幕前板(17)を一体に設け、引き戸(1)を開けると
台輪幕前板(17)が引き戸(1)と一緒にスライドし
てキャビネット本体Aの前方が床面まで開口した開口部
を形成したものであり、他の構成は第一の実施形態と同
様である。
【0012】第一の実施形態と異なる構成についてさら
に詳しく説明すると、キャビネット本体Aの下方に備え
られた台輪(12)はキャビネット本体Aの前方には設
けられておらず開口しており、その開口した部分を覆う
ものとして、引き戸(1)の下端に台輪幕前板(17)
が設けられている。この台輪幕前板(17)は引き戸
(1)の下端に設けられた台輪連結具(15)に取り付
けられ、引き戸(1)と一体になっている。また、台輪
連結具(15)はレール受け(7)が形成されており、
キャビネット本体Aの地板(8)の下面に設けた位置決
めレール(6)に係合している。また、キャビネット本
体Aの地板(8)の下面に台輪連結具受け(16)を設
け、台輪連結具(15)の端部と係合させて、引き戸
(1)のガタツキ等をさらに防止している。
【0013】このようにすると、第一の実施形態の効果
に加えて、引き戸(1)とともに台輪幕前板(17)が
スライドするので、キャビネット本体Aの前方が床面ま
で開口するようになり、床面に段差がなくなり、キャビ
ネット本体A内へのワゴン等の出し入れを楽に行うこと
ができるようになる。また、キャビネットの下方に備え
られた台輪(12)と引き戸(1)の下端に設けた台輪
幕前板(17)とが揃うので、外観の良いものとなる。
【0014】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、請求項1記載
のキャビネット構造によると、引き戸をスライドさせて
他方の辺のカウンターの下方に収納できるので、引き戸
を開けても引き戸で他方の辺に位置するキャビネットの
前方を塞ぐことがなくなり、他方の辺に位置するキャビ
ネットの開口部からの収納物の出し入れが容易となる。
【0015】更に、請求項記載のキャビネット構造に
よると、上記効果に加えて、二つのキャビネット本体に
分割したので、一体当たりが小さくなり、運搬や施工が
行いやすくなり、また、一枚のカウンターを二つのキャ
ビネット本体の上面に設けたので、二つのキャビネット
本体の間のつなぎ目に段差がなくなり、台所作業が行い
やすくなる。
【0016】また、請求項記載のキャビネット構造に
よると、上記効果に加えて、引き戸収納部の入口縁に引
き戸の前面と引き戸収納部との隙間を埋めるようにクッ
ション材を設けたので、引き戸収納部の入口縁に生じた
隙間を埋めることができ、また、引き戸の前面にクッシ
ョン材が当接するので、引き戸のガタツキを防止でき、
スムーズに引き戸をスライドできるようになる。また、
引き戸収納部の入口縁の隙間を埋めたので、ゴミがキャ
ビネット内部に侵入しないようになる。
【0017】また、請求項記載のキャビネット構造に
よると、上記効果に加えて、引き戸と一緒に台輪幕前板
がスライドして引き戸が開くと、キャビネットの開口部
が床面まで開口するようになるので、床面に段差がなく
なり、キャビネット内へのワゴン等の出し入れを楽に行
うことができるようになる。また、キャビネットの下方
に備えられた台輪と引き戸の下端に設けた台輪幕前板と
が揃うので、外観の良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャビネット構造の第一の実施形
態を示す分解斜視図である。
【図2】図1におけるC−C断面を示す断面図である。
【図3】同実施形態を示す概略平面図であって、(a)
は引き戸が閉じている状態を示し、(b)は引き戸が開
いている状態を示している。
【図4】同実施形態を示す斜視図であって、(a)は引
き戸が閉じている状態を示し、(b)は引き戸が開いて
いる状態を示している。
【図5】本発明に係るキャビネット構造の第二の実施形
態を示す分解斜視図である。
【図6】同実施形態を示す断面図である。
【図7】同実施形態における引き戸を示す斜視図であ
る。
【図8】同実施形態における引き戸が開いた状態を示す
斜視図である。
【図9】従来のキャビネット構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 引き戸 5 クッション材 12 台輪 13 カウンター 17 台輪幕前板 18 引き戸収納部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 77/00 - 7/18 E05D 15/00 - 15/58 E05F 15/00 - 15/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンターを上部に備えた平面視略L字
    型のキャビネットの二辺の内向きの側面に開口部を設
    け、一方の辺の開口部にスライド手段を介してスライド
    自在で開放時に他方の辺に位置するカウンターの下方へ
    納まる引き戸を設けてなるキャビネット構造において、
    キャビネット本体を二つのキャビネット本体に分割し、
    その二つのキャビネット本体の間に引き戸収納部を設
    け、二つのキャビネット本体の上部に備えられたカウン
    ターが平面視略L字型の一枚物に形成されたものである
    ことを特徴とするキャビネット構造
  2. 【請求項2】 引き戸収納部の入口縁に引き戸の前面と
    引き戸収納部との隙間を埋めるようにクッション材を設
    けてなることを特徴とする請求項記載のキャビネット
    構造。
  3. 【請求項3】 下方に台輪が備えられたキャビネットに
    設けた上記引き戸の下端に台輪幕前板を引き戸と一体に
    設け、引き戸を開けると床面まで開口状態となる開口部
    を形成してなることを特徴とする請求項1又は2記載の
    キャビネット構造。
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JP4778169B2 (ja) * 2001-08-31 2011-09-21 クリナップ株式会社 コーナーキャビネット
JP4858384B2 (ja) * 2007-09-25 2012-01-18 パナソニック電工株式会社 キッチンフロアユニット
JP5025454B2 (ja) * 2007-12-27 2012-09-12 株式会社イトーキ エアロック扉装置
JP5237135B2 (ja) * 2009-01-22 2013-07-17 株式会社岡村製作所 コーナー用キャビネット

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