JPH02262561A - イミダゾール含有ペプチド - Google Patents

イミダゾール含有ペプチド

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JPH02262561A
JPH02262561A JP1313940A JP31394089A JPH02262561A JP H02262561 A JPH02262561 A JP H02262561A JP 1313940 A JP1313940 A JP 1313940A JP 31394089 A JP31394089 A JP 31394089A JP H02262561 A JPH02262561 A JP H02262561A
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Kenichi Numanami
沼波 憲一
Tadashi Sato
忠司 佐藤
Isao Takada
功 高田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は免疫調節剤として有用な新規イミダゾール含有
ペプチドに関する。
(従来技術) N−アセチル−し−フェニルアラニル−L−フェニルア
ラニル−L−ヒスチジンメチルエステルが抗潰瘍作用を
有することは知られている(特開昭5l−136669
)。
(発明の構成及び効果) 本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、上記公知化合物
は殆ど免疫11節作用を有さないが、当該化合物におい
てアセチル基をピバロイル基、第三級ブチルオキシカル
ボニル基、ベンジルオキシカルボニル基等の嵩高い基に
変えることにより、意外にも優れた免疫調整作用を発現
することを見出した。
即ち、本発明は次の一般式で示される新規イミダゾール
含有ペプチド又はその薬理的に許容しうる塩に関する。
(但し、RIは分岐状アルキル基、分岐状アルキルオキ
シ基又はアリール基置換低級アルキルオキシ基、sp及
びR4は同−又は異なって水素原子又は低級アルキル基
、R3及びeはフェニル基置換低級アルキル基、R−は
水素原子又は低級アルコキシカルボニル基、Rマは水素
原子又は含窒素複素環式基置換低級アルキルチオ基、χ
M及びχgは同−又は異なって−C1l−1−0C11
−又は−N−、Aは低級アルコキシカルボニル基、ヒド
ロキシメチル基及び式有していてもよい低級アルキレン
基 R1及びR9は同−又は異なって水素原子又は低級
アルキル基を表す、) 本発明のイミダゾール含有ペプチド(I)及びその薬理
的に許容しうる塩は、細胞性免疫活性の測定に用いられ
るマクロファージ遊走試験に於いて、顕著なマクロファ
ージ遊走促進活性を示す。
また、本発明のイミダゾール含有ペプチドは、遅延型ア
レルギー反応を抑制するという優れた免疫Uf4節効果
を発揮する。加えて、イミダゾール含有ペプチド(りも
しくはその薬理的に許容し得る塩は低毒性であり、医薬
として高い安全性を示す。
本発明の目的化合物の具体例としては、−最大(1)に
おいて、R1が炭素数3〜6の分岐状アルキル基、炭素
数3〜6の分岐状アルキルオキシ基又はフェニル基置換
アルキル(CI−4)オキシ基であり、R7が水素原子
又はピリジル基置換アルキル(cl−4)チオ基である
化合物があげられる。
また、他の具体例としては、−最大(I)において、R
1及びR4が水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基で
あり、e及びR8がフェニル基置換アルキル<C,−a
)基であり、R6がアルコキシ(CI−s)カルボニル
基であり、Aが炭素数1〜4のアルキレン基、アルコキ
シ(CI−4)カルボニル基置換アルキレン(CI−a
)基、ヒドロキシメチル基置換アルキレン(CI−a)
基、カルバモイル基置換アル−1−L/ 7(CI−4
)基、N−モノアルキル(CI−4)カルバモイル基置
換アルキレン(CI−a)基、トジアルキル(Ct−s
)カルバモイル、IIIアルキレン(C,−4)基であ
る化合物があげられる。
このうち、治療上好ましい化合物としては、R1が第3
級ブチル基、第3級ブチルオキシ基又はベンジルオキシ
基であり、Hl及びR4が水素原子又はメチル基であり
、R3及びPがベンジル基又はフェネチル基であり、R
6が水素原子又はメトキシカルボニル基であり、R7が
水素原子、2−ピリジルメチルチオ基又は3−ピリジル
メチルチオ基であり、Aがメチレン基、エチレン基、メ
トキシカルボニルエチレン基、ヒドロキシメチルエチレ
ン基又はカルバモイルエチレン基である化合物があげら
れる。
より好ましい化合物としては、R8及びR4が水素原子
であり、R3及びa%がベンジル基である化合物があげ
られる。
本発明のイミダゾール含有ペプチド(1)は、下記に示
されるイミダゾール部分において、互いに変換しうる互
変異性体構造をとりうるが、本発明においてはこれら両
異性体を含むものである。
(但し、記号は前記と同一意味を有する。)また、°本
発明の目的化合物(1)は、分子内に不斉炭素原子を有
する場合には、光学異性体が存在するが、本発明は光学
異性体及びラセミ体のいずれをも含むものである。しか
しながら、医薬として使用する場合は、当該不斉炭素原
子が全てS配置である化合物が好ましい。
本発明によれば、目的化合物(1)は、(A)−最大 (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物、その塩もしくはその反応性誘導体と一般式 (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物又はその塩とを縮合反応させるか、 (B)−最大 (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物、その塩もしくはその反応性誘導体と一般式 (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物又はその塩とを縮合反応させるか、或いは (C)一般式 RICOOH(Vl) (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物、その塩もしくはその反応性誘導体と一般式 で示される化合物又はその塩を還元反応に付すことによ
り製することもできる。
さらに、目的化合物(1)において、Rhが水素(但し
、記号は前記と同一意味を有する。)で示される化合物
又はその塩とを縮合反応させることにより製することが
できる。
また、目的化合物(1)において、Rhが水素原子であ
り、Aがヒドロキシメチル置換低級アルキレン基である
化合物(1−a)は、 (D)−最大 (但し、R41は水素原子、八″は低級アルコキシカル
ボニル置換低級アルキレン基を表し、RI、 Rffi
、R3、R4、R8,R?、χ1及びx8は前記と同一
意味を有と同一意味を有する)で示される基で置換され
たアルキレン基である化合物(1−c)は、(E)化合
物(1−b)又はその塩と一般式(但し、記号は前記と
同一意味を有する。)で示されるアミン化合物又はその
塩とを反応させることにより製することもできる。
上記製法において、化合物(III)、(V)、(■)
、(■)及び(1−a)は遊離塩基又はその塩のいずれ
であっても反応に供することができ、これら化合物の塩
は通常酸付加塩の形で用いるのが好ましい、この様な塩
としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸
塩などの無機酸付加塩、p−トルエンスルホン酸塩、メ
タンスルホン酸塩、トリフルオロ酢酸塩などの有機酸付
加塩などをいずれも好適に用いることができる。また、
化合物(II)、(IV)及び(Vl)も当該化合物の
塩として反応に供することができ、例えば、アルカリ金
属塩、トリアルキルアミン塩、ピリジン塩などとして使
用することができる。
さらに、化合物(I[)、(IV)及び(Vl)の反応
性誘導体としては、対応する酸ハライド(例えば、酸ク
ロライド、酸ブロマイド)、混酸無水物(例えば、カル
ボン酸アルキルエステルとの混酸無水物)、活性エステ
ル(例えば、ペンタクロロフェニルエステル、p−ニト
ロフェニルエステル2.4−ジニトロフェニルエステル
、コハク酸イミドエステル、フタル酸イミドエステル、
ベンゾトリアゾールエステル、2−ピロリドン−1−イ
ルエステル)、酸アジド及びその他の反応性誘導体、例
えばイミダゾールアミド、4−置換イミダゾールアミド
、トリアゾールアミドなどをいずれも用いることができ
る。
AB  びC 化合物(II)又はその反応性誘導体と化合物(■)又
はその塩との縮合反応、化合物(IV)又はその反応性
誘導体と化合物(V)又はその塩との縮合反応、並びに
化合物(Vl)又はその反応性誘導体と化合物(■)又
はその塩との縮合反応は、いずれもペプチド合成の常法
に従って実施することができる0例えば、化合物(II
)、(IV)又は(Vl)をその反応性誘導体の形で用
いる場合の縮合反応は、脱酸剤の存在下又は非存在下に
実施することができる。脱酸剤としては、例えば水酸化
アルカリ金属、炭酸アルカリ金属、炭酸水素アルカリ金
属、トリアルキルアミン、N、N−ジアルキルアニリン
、ピリジン及びN−アルキルモルホリンなどを使用する
のが好ましい、溶媒としては、例えばジオキサン、テト
ラヒドロフラン、アセトニトリル、クロロホルム、塩化
メチレン、ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルア
セトアミド、酢酸エチル、ピリジン、アセトン、水など
を好適に使用することができる。
一方、化合物(n)、(IV)又は(Vl)を遊離カル
ボン酸又はその塩の形で用いる場合の縮合反応は、縮合
剤の存在下に実施することができる。
縮合剤としては、例えばジシクロへキシルカルボジイミ
ド、N−シクロヘキシル−N゛−モルホリノカルボジイ
ミド、N−エチル−N’ −(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド、オキシ塩化リン、三塩化リン、
塩化チオニル、オキザリルクロライド、トリフェニルホ
スフィンなどを好適に使用することができる。また、ジ
メチルホルムアミドとオキシ塩化リン、ジメチルホルム
アミドとオキザリルクロライド、ジメチルホルムアミド
とホスゲン、或いはジメチルホルムアミドと塩化チオニ
ルとから合成されヴイルスマイヤー試薬も縮合剤として
使用することができる。溶媒としては、上記反応性誘導
体の縮合に際し例示したものをいずれも用いることがで
きる。
」旦り汰 化合物(I−b)又はその塩の還元反応は還元剤で処理
することにより実施することができる。
還元剤としては、例えば水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素カルシウム、水素化ホウ素リチウムなどを使用
することができる。溶媒としては、例えばテトラヒドロ
フラン、イソプロパツール、エタノール、メタノールな
どを好適に使用することができる。
」」つ」友 化合物(1−b)又はその塩と化合物(■)との反応は
適当な溶媒中好適に実施することができる。溶媒として
は、メタノール、エタノール、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシドなどを好適に使用することができ
る。
上記(A)〜(E)法の反応は、いずれも冷却〜加温下
で実施するのが好ましい。
目的化合物(1)並びに原料化合物(n)〜(■)及び
(■)は不斉炭素原子に基づく光学活性体及びその混合
物のいずれをも含むものであり、また上記本発明の反応
はいずれもラセミ化を伴うことな〈実施できる。
本発明の目的化合物(りもしくはその塩は、前述の如く
、優れた免疫調節作用を存し、とりわけ、慢性炎症部位
に滞留して組織障害を起こす炎症性マクロファージの遊
走を活性化し、該マクロファージを炎症部位から退去さ
せると同時に、遅延型アレルギー反応を抑制するという
特徴を有するため、関節リウマチ、多発性硬化症、全身
性エリテマトーデス、糸球体腎炎、リウマチ熱、■型糖
尿病などの自己免疫疾患やアトピー性アレルギーなどの
細胞性免疫疾患等の治療及び/又は予防剤として用いる
ことができる。
本発明のイミダゾール含有ペプチド(1)は、遊離の形
でも、またその薬理的に許容し得る塩の形でも医薬用途
に使用することができる。かかる薬理的に許容し得る塩
としては、例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩及
び硫酸塩の如き無機酸付加塩、或いは、シェラ酸塩、酢
酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、マ
レイン酸塩、アスパラギン酸塩、メタンスルホン酸塩及
び安息香酸塩の如き有機酸付加塩等をあげることができ
る。
本発明のイミダゾール含有ペプチド(1)もしくはその
塩は、経口的にも非経口的にも投与することができ、ま
た常法により例えば、錠剤、顆粒剤、カプセル剤、散剤
、注射剤のような適宜の医薬製剤として用いることがで
きる。
本発明のイミダゾール含をペプチド(1)もしくはその
塩の投与1は、投与方法、患者の年齢、体重、状態及び
治療すべき疾患の種類によっても異なるが、通常1日当
たり約0.01〜100mg/kg、とりわけ0.1〜
30■/kg程度とするのが好ましい。
なお、原料化合物(II)、(V)及び(■)はペプチ
ド合成の常法に従って製造することができる0例えば、
原料化合物(III)は−最大(但し、Ylはアミノ基
の保護基を表し、R4、gs及びXIは前記と同一意味
ををする。) で示される化合物又はその反応性誘導体と化合物(V)
又はその塩とを縮合反応させ、次いで生成物から保ff
l基を除去することにより製することができ、また原料
化合物(IV)は化合物(IF)又はその反応性誘導体
と一般式 (但し、ygはカルボキシル基の保護基を表し、R4,
11%及びx8は前記と同一意味を有する。)で示され
る化合物又はその塩とを縮合反応させ、次いで生成物か
ら保護基を除去することにより製することができる。原
料化合物(■)は−最大(V)又はその塩とを縮合反応
させ、ついで生成物から保I[Mを除去することにより
製することができる。
上記反応において、ylで示されるアミノ基の保護基及
びY8で示されるカルボキシル基の保護基としては、ペ
プチド合成化学の分野で通常用いられる種々の保護基を
使用することができる。
(但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物又はその反応性誘導体と化合物(III)又はそ
の塩とを縮合反応させるか、又は−最大 (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物又はその反応性誘導体と化合物実験例1 (肺胞マクロファージ遊走促進活性) 日本白色ウサギ(雌、体重3〜4kg)を麻酔下脱血死
させ、生理食塩水で肺を洗浄して肺胞マクロファージを
採集した。得られた肺胞マクロファージを、常法に従い
、10−’Mの検体を含む5%ウサギ血清含有RPMI
−1640培地中37℃で24時間遊走させた。遁走部
分を拡大透視し、遁走面積を測定した。
また、5mMのL−フコースを含む5%ウサギ血清含有
Rr’MI−1640培地中で遊走させたときの遊走面
積を対照群とした。肺胞マクロファージ遊走促進活性は
次式により算出される遊走指数を指標とした。
第1表 その結果、下記第1表記載の化合物は全て遊走指数io
o以上を示した。
BALB/C系雌マウス(10週令)の腹部皮膚に塩化
ピクリルのエタノール溶液(7w/vχ)IMlを塗布
して感作した。検体化合物を感作の当日から7日間毎日
1回経ロ投与した。感作から7日後にIW/Vχ塩化ピ
クリルのオリーブ油溶液(1w/vχ)10μ2を左側
耳介皮膚の両側に5μiずつ塗布した。その24時間後
にマウスを脱血列させ、両耳の厚さを測定した。
遅延型皮膚反応抑制作用は次式により算出される耳介腫
張抑制率(%)として求めた。
耳介腫張抑制率(%)− (注)第1表中、BOCはtert−ブトキシカルボニ
ル基、Meはメチル基、t−Buはtert−ブチル基
、111gはヒスチジン、Pheはフェニルアラニン、
azaPheは−NIINGO−を表す、以下同じ。
C11□ 実験例2 (塩化ピクリル遅延型皮膚反応抑制作用)第2表 実施例1 L−フェニルアラニル−し−ヒスチジンメチルエステル
・2臭化水素酸塩(1,75g)をジメチルホルムアミ
ド(104)及びトリエチルアミン(1、4M1)に溶
解し、N−tert−ブトキシカルボニル−し−フェニ
ルアラニンコハク酸イミドエステル(1,34g)を加
え、室温で一夜攪拌する0反応混合物に酢酸エチルを加
え不溶物をろ去し、ろ液を炭酸水素ナトリウム水で洗浄
後、食塩水を加える。析出結晶を酢酸エチル及び水で洗
浄後、乾燥することにより、1−tert−ブトキシカ
ルボニル−し−フェニルアラニル−L−フェニルアラニ
ル−L−ヒスチジンメチルエステル(1,5g)を無色
結晶として得る。 収率ニア1.8% mp、 170〜173℃(分解) 64O NMR(di−DMSO)δ : 1.2B(911,
s)、  2.4−3.2(611,−)。
3.59(311,s)、  3.9−4.8(311
,s+)、  6.65−7.6(1411、a+)、
  7.8−8.2(111,a+)、  8.37−
8.7(lIl、齢)実施例2 N−terL−ブトキシカルボニル−L−2−アミノ−
4−フェニル酪酸・ジシクロヘキシルアミンm (1゜
84g)を酢酸エチル及び3%硫酸水素カリウム水に溶
解後、酢酸エチル層を分取し、水洗、乾燥後、溶媒を留
去する。残渣をジメチルホルムアミド(20,d)に溶
解し、L−フェニルアラニル−し−ヒスチジンメチルエ
ステル・2臭化水素酸塩(191g)、N−ヒドロキシ
コハク酸イミド(0゜5g)及びジシクロへキシルカル
ボジイミド(09g)を加え、冷却しながら更にトリエ
チルアミン(1,4d)を加え、室温で一夜撹拌する。
反応後酢酸エチルを加え、不溶物をろ去し、ろ液を減圧
濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
クロロホルム:メタノール−9:1)で精製シ、酢酸エ
チルで結晶化することによりN−ter t−ブトキシ
カルボニル−L−2−アミノ−4−フェニルブチリル−
L−フェニルアラニル−L−ヒスチジンメチルエステル
(1,45g)を得る。
収率:61% mp、 186〜187°C(分解) NMR(dh−DI’l5O)δ: 1.36(911
,a)、  1.5−1.9(211,m)。
2.35−3.5(611,m)、  3.53(31
1,s)、  3.7−4.0(III、+w)、  
4.3−4.7(211,鋤)、   6.7−7.4
5(1411,s+)、  7゜8−8.1(III、
m)、  8.4−8.7(1114)実施例3 (1)  N−tert−ブトキシカルボニル−L−2
−アミノ−4−フェニル酪酸(2,79g)、L−ヒス
チジンメチルエステル・2塩酸塩(2,42g)、1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール(1,35g)及びトリ
エチルアミン(2,8d)をジメチルホルムアミド(2
0d)に溶解し、水冷下ジシクロへキシルカルボジイミ
ド(2,1g)を加え、室温で一夜撹拌する0反応液に
酢酸エチルを加え、不溶物をろ去し、ろ液を炭酸水素ナ
トリウム水及び食塩水で洗浄・乾燥後、溶媒を留去する
。残渣をエーテルで結晶化することにより、N−(N−
tert−ブトキシカルボニル−L−2−アミノ−4−
フェニルブチリ7L/)−L−ヒスチジンメチルエステ
ル(3,3g)を白色結晶として得る。収率ニア6.6
%mp、  127〜130℃ NMR(CDCIs)δ : 1.42(911,s)
、1.7−2.4(211,eg)、  2゜68(2
11,t)、3.12(211,d)、3.66(31
1,s)、  3.95−4.3(IIl、m)、4.
65−5.0(III、 −)、6.3−6.65(I
II、m)、6.75(III、s)、7.0−7.4
(5114)、7.48(III、s)、7.4−7.
8(ill、5) (2)本品(2,15g)を20%臭化水素−酢酸20
mに溶解し、室温で1時間撹拌する0反応液を減圧濃縮
し、残渣をエーテルで固化することにより、N−(L−
2−アミノ−4−フェニルブチリル)−L−ヒスチジン
メチルエステル・2臭化水素酸塩を得る0本品をジメチ
ルホルムアミド(20m)にm解し、N−tert−ブ
トキシカルボニル−L−フェニルアラニンコハク酸イミ
ドエステル(1,81g)、トリエチルアミン(2,1
d)を加え、−夜撹拌する0反応液を実施例2と同様に
処理し、エーテルで結晶化することにより°、N−(N
−Lert−ブトキシカルボニル−L−フェニルアラニ
ル)−L−2−アミノ−4−フェニルブチリル−L−ヒ
スチジンメチルエステル(3,3g)を白色結晶として
得る。
収率:69.2% sap、   186〜189  ℃ NMR(CDC1s+da−DMSO)δ : 1.3
5(911,s)、1.7−2.3(2If、s+)、
  2.5−3.2(611,gg)、3.64(31
1,s)、4.2−4.8(311,m)、6.2−6
.5(111,m)、6.78(111,s)、7.0
−7゜4 (1011,m)、7.46(IIl、s)
、7.8−8.3(211,m)実施例4 (1)N−ベンジルオキシカルボニル−し−フェニルア
ラニン(2,99g)、p−ニトロフェノール(1゜3
9g)をテトラヒドロフラン(30I11)に溶かし、
水冷下ジシクロへキシルカルボジイミド(21m)を加
え、4時間撹拌する。不溶物をろ去し、ろ液に酢酸エチ
ルを加え、炭酸水素ナトリウム水及び食塩水で洗浄し、
乾燥後、溶媒を留去する。残渣にヘキサンを加えること
により、N−ベンジルオキシカルボニル−し−フェニル
アラニンp−ニトロフェニルエステルを結晶として得る
0本品をテトラヒドロフラン(20ad)に溶解し、水
冷下し、ヒスチジンメチルエステル・2塩酸塩(2,4
g)及びトリエチルアミン(2,8atl)の水15M
1溶液を加え、室温で一夜撹拌する0反応混合物を減圧
濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
クロロホルム:メタノール−15:1)で精製し、酢酸
エチルで結晶化することにより、N−ベンジルオキシカ
ルボニル−し−フェニルアラニル−L−ヒスチジンメチ
ルエステル(2,8g)を無色結晶として得る。 収率
:64.1%lIp、 113〜116°C IRV、1III  Cal  −’  :3280+
  1745+  171(L  1655NMR(d
i−DMSO)δ: 2.6−3.2(411,m) 
、3.59(311,s) 。
4.1−4.7(211,m)、4.95(211,s
)、  6.8−7.6(911,s+) 、8.35
−8.6(III、m)(2)本品(2,49g)を2
5%臭化水素−酢酸(30d)に溶解し、室温で1時間
撹拌する0反応液を減圧濃縮し、残渣をエーテルで固化
することにより、粗製のL−フェニルアラニル−し−ヒ
スチジンメチルエステル・2臭化水素酸塩を得る0本品
(1,75g)、N−ベンジルオキシカルボニル−し−
フェニルアラニン p−ニトロフェニルエステル(1,
55g)、トリエチルアミン(1,4mjり及びジメチ
ルホルムアミド(10m)の混合物を室温で一夜撹拌し
、反応混合物を減圧濃縮し、残渣に酢酸エチル及び水を
加え、析出結晶をろ取することにより、N−ベンジルオ
キシカルボニル−し−フェニルアラニルーL−フェニル
アラニル−L−ヒスチジンメチルエステル(1,02g
)を得る。
収率:46.2% mp、 204〜206°C IRν□ヨ  C鋪 −’  : 3310. 329
0. 1?40. 1695゜64O NMR(dh−DMSO) δ : 2.4−3.2(
611,鵬)、3.58(3f督、3)。
4.0−4.75 (311,醜)、4.92(211
,s)、6.7−7.6(1911゜m)、7.9−8
.25(III、m)、8.25−8.6(ill、+
m)実施例5 4− (2−(N−ベンジルオキシカルボニルアミノ)
エチル〕−5−メトキシカルボニルイミダゾール(12
g)を30%臭化水素−酢酸溶液(20m)に溶解し、
室温で30分撹拌する0反応液を減圧濃縮し、残渣にエ
ーテルを加えて固化させ、4−(2−アミノエチル)−
5−メトキシカルボニルイミダゾール・2臭化水素酸塩
を得る0本品にジメチルホルムアミド(20m) 、N
−tart−ブトキシカルボニル−し−フェニルアラニ
ル−L−フェニルアラニン(1,65g)及びl−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール(0,54g)を加える。水
冷下ジシクロへキシルカルボジイミド(0,83g)を
加え、10分間撹拌後、トリエチルアミン(1,4d)
を加え、室温で一夜撹拌する0反応混合物に酢酸エチル
を加え、不溶物をろ去し、ろ液を炭酸水素ナトリウム水
溶液及び食塩水で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール−12:l)で精製し、エーテルで結晶
化することにより、4− (2−(N−(N−tert
−ブトキシカルボニル−し−フェニルアラニル−L−フ
ェニルアラニル)アミン)エチル)−5−メトキシカル
ボニルイミダゾール(14g)を無色結晶として得る。
 収率:62゜2% llp、  155〜159 ℃ IRp、、、  C1l −’ :33’7o、  a
zso、  t’rto、  169(L65O NMR(CDCIs÷d&−DMSO)δ: 1.33
(911,s)、2.9−3.7(811、iI)、3
.82(311,s)、4.2−4.8(211,+w
)、5.48(III。
brs)、  6.9−7.5(1111,*)、7.
50(11f、+)。
実施例6〜8 N−tert−ブトキシカルボニル−し−フェニルアラ
ニル−L−フェニルアラニン又はトベンジルオキシカル
ボニルーし一フェニルアラニルーL−フェニルアラニン
と、4−アミノメチル−5−メトキシカルボニル−2−
(2−ピリジルメチル千オ)イミダゾール又は4−(2
−アミノエチル)−5−メトキシカルボニル−2−(2
−ピリジルメチル千オ)イミダゾールを実施例5と同様
に処理することにより、下記の化合物を得る。
(6)  4− (N−(N−tart−ブトキシカル
ボニル−し−フェニルアラニル−L−フェニルアラニル
)アミノメチルゴー5−メトキシカルボニル−2−(2
−ピリジルメチルチオ)イミダゾール mp、 147〜150℃ NMR(d、−D?fSO)δ: 1.26(911,
s)、 2.5−3.04114)。
3.70(311,s)、  3.9−4.7(611
,m)、6.6−8.5(1711゜m)、  12.
3−13.0(111,br)(7)  4− (2−
(N−(N−tert−ブトキシカルボニル−し−フェ
ニルアラニル−L−フェニルアラニル)アミノ)エチル
)−5−メトキシカルボニル−2−(2−ピリジルメチ
ルチオ)イミダゾール mp、 182〜184℃ (分解) NMR(di−DMSO)σ: 1.26(9H,s)
、 2.4−3.1(411,m)。
3.1−3.3(2114)、  3.68(311,
s)、  3.8−4.6(611゜m)、  6.7
−8.4(1711,5)(8)  4− (N−(N
−ベンジルオキシカルボニル−しフェニルアラニル−し
−フェニルアラニル)アミノメチル)−5−メトキシカ
ルボニル−2−(2−ピリジルメチルチオ)イミダゾー
ル mp、140 〜142  °C NMR(di−DMSO) δ :2.6−3.2(4
11,w)、  3.70(311,s)。
4.0−4.7(6H,m)、  4.84(2H,s
)、6.8−8.45(22fl、m)、  12.5
−13.0(III、br)実施例9 (1)ヒスタミン・2塩酸塩(1,84g) 、N−t
ert−フトキシカルボニルーし一フェニルアラニンコ
ハク酸イミドエステル(3,62g)、ジメチルホルム
アミド(20d)及び水(5mJりの混合物に水冷下ト
リエチルアミン(3,5d)を加え、室温で3時間撹拌
する0反応混合物を減圧濃縮し、残渣に酢酸エチルを加
え、不溶物をろ去する。ろ液を炭酸水素ナトリウム水及
び水で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残渣をエーテ
ルで結晶化することにより、N−(N−tert−ブト
キシカルボニル−し−フェニルアラニル)ヒスタミン(
2,5g)を得る0本品(1,79g)を15%臭化水
素−酢酸溶液に溶解し、室温で30分撹拌する0反応液
を減圧濃縮することにより、N−(L−フェニルアラニ
ル)ヒスタミン・2臭化水素酸塩(2,1g)を得る0
本品(2,1g)をジメチルホルムアミFにt8解L、
N−tert−ブトキシカルボニル−L−フェニルアラ
ニンコハク酸イミドエステル(1,81g)及びトリエ
チルアミン(2,1at)を加え一夜撹拌する0反応混
合物に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去し、ろ液を炭酸
水素ナトリウム水及び食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留
去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロ
ホルム:メタノール−9=1)で精製後、エーテルで結
晶化し、N−(N−tert−ブトキシカルボニル−L
−フェニルアラニル−L−フェニルアラニル)ヒスタミ
ン(1,88g)を白色結晶として得る。 収率ニア4
.3% ■p、  175〜177 °C NMR(CDC1s+da−DMSO)δ: 1.33
(911,s)、2.5−3.6(611、m)、4.
2−5.5(511,w)、6.71(111,s)、
6.9−7.4(1211、m)、7.48(111,
s)実施例1O N−jert−ブトキシカルボニル−し−フェニルアラ
ニル−L−フェニルアラニル−L−ヒスチジンメチルエ
ステル(2,25g)に10%塩化水素−ジオキサン溶
液(30m)を加え、室温で2時間攪拌す・る0反応混
合物を減圧濃縮し、残渣にエーテルを加えることにより
、L−フェニルアラニル−し−フェニルアラニル−L−
ヒスチジンメチルエステル・2塩酸塩(2,15g)を
白色粉末として得る0本品(2,1g)をDMF(15
m)に溶解し、ピバロイルクロリド(0,48g)を加
え、更に水冷下トリエチルアミン(2,24d)を滴下
し、室温で一夜攪拌する0反応混合物に酢酸エチルを加
え、不溶物をろ去する。ろ液を炭酸水素ナトリウム水及
び水で洗浄し、乾燥後、溶媒をろ去する、残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール−
12:1)で精製後、エーテルで固化させることにより
、N−ピバロイル−し−フェニルアラニル−し−フェニ
ルアラニル−L−ヒスチジンメチルエステル(0,98
g)を得る。
収率:44.8% 畔、128〜131  ’C NMR(di−DMSO)δ: 0.96(911,s
) 、2.6−3.3(611,a+) 。
3.59(311,s) 、4.3−4.8(311,
m) 、6.83(111,s) 、 7゜0−7.5
(12114)、 7.53(111,s)、7.49
(111,d)、7゜94(In、d) 実施例1I N−tert−ブトキシカルボニル−し−フェニルアラ
ニル−L−フェニルアラニル−L−ヒスチジンメチルエ
ステル(2g)をアンモニア飽和メタノール溶液に溶解
し、耐圧ビン中、室温で3日攪拌した。
反応混合物を減圧濃縮し、残渣をエーテルで結晶化する
ことにより、N−jerk−ブトキシカルボニル−し−
フェニルアラニル−L−フェニルアラニル−L−ヒスチ
ジンアミド(1,7g)を白色結晶として得る。 収率
:87.2% mp、 169〜171℃(分解) 11r !rtva*x  c++  −’ : 3380t 
 330(L  167ONMR(di−ロMSO) 
 δ :  1.26 (911,s)、2.4−3.
2(611,m)。
3.9−4.8(311,II+) 、6.65−7.
6(1311,m) 。
7.9−8.3(2114)。
実施例12 N−ヒバロイル−し−フェニルアラニル−し−フェニル
アラニル−L−ヒスチジンメチルエステル(1゜90g
)をテトラヒドロフラン(12d)に溶かし、水冷下水
素化ホウ素ナトリウム(0,20g)のメタノール(2
,57)溶液を滴下する。室温で4時間攪拌後5%塩酸
(4d)を加え、溶媒を留去する。炭酸水素ナトリウム
水でアルカリ性とした後、酢酸エチルで抽出する。抽出
液を食塩水で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残渣を
酢酸エチルで固化することにより、4−12−ヒドロキ
シメチル−2−(N−(N−ピバロイル−し−フェニル
アラニル−し−フェニルアラニル)アミノコエチル)イ
ミダゾール(1,24g)を白色粉末として得る。 収
率 68.8% mp、 124〜130°C IRν■寓  c+++  −’  : 3300. 
164ONMR(di−DMSO)δ : 0.97(
911,s)、2.3−3.5(611,+w)。
3.7−4.1(211,II) 、4.3−4.7(
311,s) 、6.6−8.3(161目、−) MS  (am/z)  :  519(M’)実施例
13 (1)ホスゲン(2,6g)のジクロロメタン(25d
)溶液を一30℃以下でL−フェニルアラニンメチルエ
ステル塩酸塩(4,3g)、トリエチルアミン(6,4
d)及びジクロロメタン(25m)の混合物に滴下する
。−30℃にて30分撹拌後、反応混合物を減圧濃縮す
る。残渣にジメチルホルムアミド(30IIi)、 N
−tert−ブトキシカルボニル−N′−ベンジルヒド
ラジン(4,44g)及びトリエチルアミン(3,64
m)を加え、50℃で5時間、さらに室温で一夜攪拌す
る0反応混合物を減圧WAwiシ、残渣に酢酸エチル及
び水を加える、有機層を分取し、水洗、乾燥後、溶媒を
留去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(トル
エン:酢酸エチル−8! 1)で精製後、ヘキサンで固
化させることにより、3−tart−ブトキシカルボニ
ル−2−ベンジルカルバゾイル−し−フェニルアラニン
メチルエステル(4g)を白色粉末として得る。 収率
:93.5% mp、  71〜73℃ NMR(CDCIs)δ: 1.42(911,s)、
3.13(211,d)、3.69(311、s)、 
4.4−5.0311.m)、5.89(IIl、 b
r d)、 6゜01(111,s)、 7.0−7.
5(1011,+a)(2)本島(1,71g)をメタ
ノール(5tel )に溶解し、2N−水酸化ナトリウ
ム水(2,2+rffi)を加え、室温で3時間攪拌す
る0反応後メタノールを減圧留去し、10%クエン酸で
酸性とし、酢酸エチルで抽出する。抽出液を飽和食塩水
で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去することにより、3−t
ert−ブトキシカルボニル−2−ベンジルカルバゾイ
ル−し−フェニルアラニン(1,65g)を粗結晶とし
て得る0本品(1,65g)をジメチルホルムアミド(
20d)に溶解し、ヒスチジンメチルエステル・2塩酸
塩(1,07g)、トリエチルアミン(1,26d)、
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0,54g)及び
ジシクロへキシルカルボジイミド(0,91g)を水冷
下加え、室温で一夜攪拌する0反応混合物に酢酸エチル
を加え、不溶物をろ去する。ろ液を炭酸水素ナトリウム
水及び水で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残渣をシ
リカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノー
ル−12:1)で精製後、エーテルで固化させることに
より、3− ter t−ブトキシカルボニル−2−ベ
ンジルカルバゾイル−し−フェニルアラニル−し−ヒス
チジンメチルエステル(1,76g)を無色粉末として
得る。 収率ニア7.9%NMR(CDC13)δ :
  1.40(911,s)、2.9−3.3(411
,m)、  3゜65(311,s)、  4.4−5
.0(411,s)、  6.07(IIl、  d)
6.65−6.9(111,a+)、6.70(III
、s)、  7.0−7.5(III、m)、  7.
39(ill、m) 実施例14〜15 3−terL−ブトキシカルボニル−2−ベンジルカル
バゾイル−し−フェニルアラニンとヒスタミン・2塩酸
塩又は4−(2−アミノエチル)−5−メトキシカルボ
ニル−2−(2−ピリジルメチルチオ)イミダゾール・
3臭化水素酸塩とを実施例13−(2)と同様に処理す
ることにより、下記化合物を得る。
(14)  N−(3−tert−ブト・キシカルボニ
ル−2−ベンジルカルバゾイル−し−フェニルアラニル
)ヒスタミン NMR(CDCIs)δ : 1.35(911,s)
、  2.5−2.8(211,m)、2゜9−3.5
(4H,m)、  4.3−4.8(3H,+w)、6
.03(IIl、  brd)、  6.63(111
,S)、6.9−7.4(1211,m)(15)  
4− (2−(3−tert−ブトキシカルyJf 二
)Lt −2−ベンジルカルバゾイル−し−フェニルア
ラニル)アミノエチル)−5−メトキシカルボニル−2
−(2−ピリジルメチルチオ)イミダゾール mp、  132〜137°C NMR(CDCIs)δ : 1.3B(911,s)
、  2.9−3.8(811,m)、  3.82(
211,s)、  4.0−4.9(3114)、  
5.9−6.2(IIl、s)、  6.9−8.0(
1511,m)実施例16〜18 L−フェニルアラニンメチルエステルとN−tert−
ブトキシカルボニル−N’−フェネチルヒドラジン又は
N−ピバロイル−N”−ベンジルヒドラジン臭化水素酸
塩とを、実施例13−(1)と同様に処理することによ
り、下記化合物を得る。
3−tert−ブトキシカルボニル−2−フェネチルカ
ルバゾイル−し−フェニルアラニンメチルエステルII
Ip、 97〜99℃ NMR(CDCIg)δ: 1.4H911,s)、2
.73−3.2(411,+++)、3゜65(311
,s)、 3.4−4.0(211,s)、4.6−4
.9(111,*)。
5.7HI11.d)、5.96(111,s)、 6
.96−7.42(1011゜麟) 3−ピバロイル−2−ベンジルカルバゾイル−し−フェ
ニルアラニンメチルエステル sap、 141〜143°C NMR(CDCI3)σ: 1.03(911,s)、
  3.13(211,d)、 3.70(311,s
)、 4.40−5.10(411,n+)、  5.
50−5.70(III、s+)、  6.9−7.5
0 、(1011,m)上記で得た化合物とヒスタミン
・2塩酸塩又は4−(2−アミノエチル)−5−メトキ
シカルボニル−2−(2−ピリジルメチルチオ)イミダ
ゾール・3臭化水素酸塩とを、実施例13−(2)と同
様に処理することにより、下記化合物を得る。
(16)  N−(3−tert−ブトキシカルボニル
−2−フェネチルカルバゾイル−し−フェニルアラニル
)ヒスタミン yap、 87〜95℃ NHR(CDCI s)δ:1.39(911,s)、
 2.56−4.0(211,d)、4゜3−4.6(
411,m)、  5.88(111,d)、6.66
(III、s)、  7゜0−7.4(111,+*)
、 7.42(111,s)、  8.1−8.4(1
11,++)(17)  N−(3−ピバロイル−2−
ベンジルカルバゾイル−し−フェニルアラニル)ヒスタ
ミンwp、  78〜86℃ xRv*ax  cm −’ : 340(L  33
0(L  165ONMR(CDCIs)δ:0.9B
(911,a)、  2.6−3.6(211,d)、
4.4−5.0(311,m)、  5.55(111
,6)、6.6H111,s)、  6.95−7.5
(1011,eg)、8.2−8.9(211,w+)
(18)  5−メトキシカルボニル−4−(2−(3
−ピバロイル−2−ベンジルカルバゾイル−し−フェニ
ルアラニル)アミノエチル)−2−(2−ピリジルメチ
ルチオ)イミダゾール ■p、 171〜172°C IRsz、x  Cal −’ : 340(L  1
705+  166ONMR(CDCIs)δ:1.0
1(911,s)、  2.8−3.8(611,m)
、3.83(311,s)、  4.2−4.8(51
1,m)、5.56−5.75(III、+m)、  
6.95−8.OO,(1411,+w)、  8.3
3−8.5(III、m)実施例19 (1)N−(ベンジルオキシカルボニル)−L−2−ア
ミノオキシ−3−フェニルプロピオン酸(3,09g)
、L−ヒスチジンメチルエステル・2塩酸塩(2゜42
g)、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール(135g)
、トリエチルアミン(2,8d)及びDMF(20td
)の混合物に水冷下ジシクロへキシルカルボジイミド(
2,1g)を加え、室温で一夜攪拌する0反応混合物を
減圧濃縮し、残渣に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去し
、ろ液を炭酸水素ナトリウム水及び水で洗浄し、乾燥後
、溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム:酢酸エチル−12:1)で精
製し、ヘキサンで固化させることにより、N−(N−(
ベンジルオキシカルボニル)−L−2−アミノオキシ−
3−フェニルプロピオニル)−L−ヒスチジンメチルエ
ステル(2,1g)を白色粉末として得る。
IRI/@I1.C1l −’ :3300. 173
5+  1665NMR(CDCIs)δ:2.8−3
.2(411,m)、  3−62(3H1s)+4.
3−4.9(211,m)、  5.09(211,s
)、6.66(111,s)、  7.0−7.5(1
011,m)、7.36(111,s)、7.95(i
ll、d)(2)本島(2,1g)を33%臭化水素−
酢酸(20d)に溶解し、室温で1時間攪拌後、減圧濃
縮する。残渣にエーテルを加えて固化させることにより
、N−(L−2−アミノオキシ−3−フェニルプロピオ
ニル)−L−ヒスチジンメチルエステル・2臭化水素酸
塩(2,32g)を得る0本品(2,32g)をジメチ
ルホルムアミド(20d)に懸濁させ、N−tert−
ブトキシカルボニル−し−フェニルア−1r−y(1,
25g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0,6
8g)及びトリエチルアミン(1,3d)を加え、更に
、水冷下ジシクロへキシルカルボジイミド(1,1g)
を加え、室温で一夜攪拌する0反応液を減圧濃縮し、残
渣に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去し、ろ液を炭酸水
素ナトリウム水及び水で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール−15: 1)で精製し、イソプ
ロピルエーテルで固化させることにより、N−(N−(
tart−ブトキシカルボニル−し−フェニルアラニル
)−L−2−アミノオキシ−3−フェニルプロピオニル
)−L−ヒスチジンメチルエステル(1゜95g)を白
色粉末として得る。 収率ニア1゜7% IRE’ sag   C11−’  ! 340(L
  3290.  l’/4)+  ltjBLlNM
R(CDCIり  δ :1.35(911,s)、 
 2.7−3.4(611,m)、  3゜70(31
1,s)、  4.0−5.0(3114)、5.0−
5.5(IH,m)。
6.74(111,s)、7.0−8.3(1111,
d)実施例2O N−(ベンジルオキシカルボニル)−L−2−アミノオ
キシ−3−フェニルプロピオン酸(1,6g)、L−フ
ェニルアラニル−L−ヒスチジンメチルエステル・2臭
化水素酸塩(2,39g)、N−ヒドロキコハク酸イミ
ド(0,6g)、トリエチルアミン(1,4d)及びジ
メチルホルムアミド(20m)の混合物に水冷下ジシク
ロへキシルカルボジイミド(1,1g)を加え、室温で
一夜攪拌する。
反応液を減圧濃縮し、残渣に酢酸エチルを加え、不溶物
をろ去し、ろ液を炭酸水素ナトリウム水及び水で洗浄し
、乾燥後、溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール−9:1
)で精製し、エーテルで結晶化することにより、N−(
N−(ベンジルオキシカルボニル)−L−2−アミノオ
キシ−3−フェニルプロピオニル〕−L−フェニルアラ
ニル−L−ヒスチジンメチルエステル(1,3g)を得
る。
NMR(CDC13)  δ :2.6−3.3(61
1,糟)、  3.62(211,s)、  4゜3−
4.9(311,s+)、  5.05(211,s)
、6.63(IH,s)、  6゜8−7.9(171
1,am) 。
実施例21 N−ピバロイル−し−フェニルアラニンとN−メチル−
し−フェニルアラニル−L−ヒスチジンメチルエステル
を実施例1と同様に処理することによりN−ピバロイル
−し−フェニルアラニル−L−N−メチル−フェニルア
ラニル−L−ヒスチジンメチルエステルを得る。
実施例22 N−ピバロイル−L−N−メチル−フェニルアラニンと
L−N−メチル−フェニルアラニル−L−ヒスチジンメ
チルエステルを実施例1と同様に処理することによりN
−ピバロイル−N−メチル−し−フヱニルアラニルーL
−N−メチル−フェニルアラニル−L−ヒスチジンメチ
ルエステルを得る。
実施例23 N−(N−ピバロイル−し−フェニルアラニル)−N’
−ベンジルヒドラジンとL−ヒスチジンメチルエステル
を実施例13と同様に処理することによりN−ピバロイ
ル−し−フェニルアラニル−2−ベンジルカルバゾイル
−し−ヒスチジンメチルエステルヲ得る。
実施例24 N−(3−ピバロイル−2−ベンジルカルバゾイル)−
N′−ベンジルヒドラジンとし一ヒスチジンメチルエス
テルを実施例13と同様に処理することにより3−(3
−ピバロイル−2−ベンジルカルバゾイル)−2−ベン
ジルカルバゾイル−し−ヒスチジンメチルエステルを得
る。
実施例25 N−ピバロイル−し−フェニルアラニンとL−2−アミ
ノオキシ−3−フェニルプロピオニル−L−ヒスチジン
メチルエステルを実施例19と同様に処理することによ
り、N−(N−ピバロイル−し−フェニルアラニル)−
L−2−アミノオキシ−3−フェニルプロピオニル−L
−ヒスチジンメチルエステルを得る。
実施例26 N−ピバロイル−L−2−アミノオキシ−3−フェニル
プロピオン酸とL−2−アミノオキシ−3−フェニルプ
ロピオニル−L−ヒスチジンメチルエステルヲ実施例1
9と同様に処理することにより、N−(N−ピバロイル
−L−2−アミノオキシ−3−フェニルプロピオニル)
−L−2−アミノオキシ−3−フェニルプロピオニル−
L−ヒスチジンメチルエステルを得る。
実施例27〜32 実施例21〜26で得た化合物を実施例11と同様にア
ミド化することにより、下記第3表記載の化合物を得る
第   3   表 (注)第3表中、t−Buはter t−ブチル基、p
hはフェニル基、Pheはフェニルアラニン、Men”
heはN−メチルフェニルアラニンを表す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1は分岐状アルキル基、分岐状アルキルオ
    キシ基又はアリール基置換低級アルキルオキシ基、R^
    2及びR^4は同一又は異なって水素原子又は低級アル
    キル基、R^3及びR^5はフェニル基置換低級アルキ
    ル基、R^6は水素原子又は低級アルコキシカルボニル
    基、R^7は水素原子又は含窒素複素環式基置換低級ア
    ルキルチオ基、X^1及びX^2は同一又は異なって▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼
    、Aは低級アルコキシカルボニル基、ヒドロキシメチル
    基及び式 ▲数式、化学式、表等があります▼で示される基から選
    ばれる置換基を 有していてもよい低級アルキレン基、R^8及びR^9
    は同一又は異なって水素原子又は低級アルキル基を表す
    。) で示されるイミダゾール含有ペプチド又はその薬理的に
    許容しうる塩。
  2. (2)R^1が炭素数3〜6の分岐状アルキル基、炭素
    数3〜6の分岐状アルキルオキシ基又はフェニル基置換
    低級アルキルオキシ基であり、R^7が水素原子又はピ
    リジル基置換低級アルキルチオ基である請求項(1)記
    載の化合物。
  3. (3)Aが低級アルキレン基、低級アルコキシカルボニ
    ル基置換低級アルキレン基、ヒドロキシメチル基置換低
    級アルキレン基又はカルバモイル基置換低級アルキレン
    基である請求項(2)記載の化合物。
  4. (4)R^1が第3級ブチル基、第3級ブチルオキシ基
    又はベンジルオキシ基であり、R^2及びR^4が水素
    原子又はメチル基であり、R^3及びR^5がベンジル
    基又はフェネチル基であり、R^6が水素原子又はメト
    キシカルボニル基であり、R^7が水素原子、2−ピリ
    ジルメチルチオ基又は3−ピリジルメチルチオ基であり
    、Aがメチレン基、エチレン基、メトキシカルボニルエ
    チレン基、ヒドロキシメチルエチレン基又はカルバモイ
    ルエチレン基である請求項(3)記載の化合物。
  5. (5)R^1が第3級ブチル基又は第3級ブチルオキシ
    基であり、R^3及びR^5がベンジル基である請求項
    (4)記載の化合物。
  6. (6)〔 I 〕−(A)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、R^1は分岐状アルキル基、分岐状アルキルオ
    キシ基又はアリール基置換低級アルキルオキシ基、R^
    2は水素原子又は低級アルキル基、R^3はフェニル基
    置換低級アルキル基、X^1は▲数式、化学式、表等が
    あります▼、▲数式、化学式、表等があります▼又は▲
    数式、化学式、表等があります▼を表す。) で示される化合物、その塩もしくはその反応性誘導体と
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (但し、R^4は水素原子又は低級アルキル基、R^5
    はフェニル基置換低級アルキル基、R^6は水素原子又
    は低級アルコキシカルボニル基、R^7は水素原子又は
    含窒素複素環式基置換低級アルキルチオ基、X^2は▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼
    、Aは低級アルコキシカルボニル基、ヒドロキシメチル
    基及び式▲数式、化学式、表等があります▼で示される
    基から選ばれる置換基を有していてもよい低級アルキレ
    ン基、R^8及びR^9は同一又は異なって水素原子又
    は低級アルキル基を表す。)で示される化合物又はその
    塩とを縮合反応させるか、 (B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
    化合物、その塩もしくはその反応性誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
    化合物又はその塩とを縮合反応させるか、或いは (C)一般式 R^1COOH(VI) (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
    化合物、その塩もしくはその反応性誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
    化合物又はその塩とを縮合反応させ、〔II〕要すれば上
    記(A)、(B)又は(C)工程で得られた生成物をそ
    の薬理的に許容しうる塩に変換することを特徴とする一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
    イミダゾール含有ペプチド又はその薬理的に許容しうる
    塩の製法。
  7. (7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b) (但し、R^1は分岐状アルキル基、分岐状アルキルオ
    キシ基又はアリール基置換低級アルキルオキシ基、R^
    2及びR^4は同一又は異なって水素原子又は低級アル
    キル基、R^3及びR^5はフェニル基置換低級アルキ
    ル基、R^6^1は水素原子、R^7は水素原子又は含
    窒素複素環式基置換低級アルキルチオ基、X^1及びX
    ^2は同一又は異なって▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、
    化学式、表等があります▼、A^1^1は低級アルコキ
    シカルボニル基置換低級アルキレン基を表す。) で示される化合物又はその塩を還元反応に付し、要すれ
    ば生成物をその薬理的に許容しうる塩に変換することを
    特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −a) (但し、A^1はヒドロキシメチル基置換低級アルキレ
    ン基を表し、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5
    、R^6^1、R^7、X^1及びX^2は前記と同一
    意味を有する。)で示されるイミダゾール含有ペプチド
    又はその薬理的に許容しうる塩の製法。
  8. (8)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は分岐状アルキル基、分岐状アルキルオ
    キシ基又はアリール基置換低級アルキルオキシ基、R^
    2及びR^4は同一又は異なって水素原子又は低級アル
    キル基、R^3及びR^5はフェニル基置換低級アルキ
    ル基、R^6^1は水素原子、R^7は水素原子又は含
    窒素複素環式基置換低級アルキルチオ基、X^1及びX
    ^2は同一又は異なって▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、
    化学式、表等があります▼、A^1^1は低級アルコキ
    シカルボニル基置換低級アルキレン基を表す。) で示される化合物又はその塩と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (但し、R^8及びR^9は同一又は異なって水素原子
    又は低級アルキル基を表す。) で示されるアミン化合物又はその塩とを反応させ、要す
    れば生成物をその薬理的に許容しうる塩に変換すること
    を特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −c) (但し、A^2は式▲数式、化学式、表等があります▼
    で示される基で置換された低級アルキレン基を表し、R
    ^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^6^1、
    R^7、R^8、R^9、X^1及びX^2は前記と同
    一意味を有する。) で示されるイミダゾール含有ペプチド又はその薬理的に
    許容しうる塩の製法。
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