JPH02262321A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH02262321A
JPH02262321A JP1081428A JP8142889A JPH02262321A JP H02262321 A JPH02262321 A JP H02262321A JP 1081428 A JP1081428 A JP 1081428A JP 8142889 A JP8142889 A JP 8142889A JP H02262321 A JPH02262321 A JP H02262321A
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JP
Japan
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film
semiconductor film
pattern
semiconductor
mask
Prior art date
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Application number
JP1081428A
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English (en)
Inventor
Minoru Takahashi
稔 高橋
Makoto Yoshimi
信 吉見
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH02262321A publication Critical patent/JPH02262321A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は絶縁膜上に半導体装置を製造する技術に係わシ
特に絶縁膜上の半導体基板にマスク位置合わせ基準パタ
ーンを形成する方法に関する。
(従来の技術) 従来絶縁膜上の半導体単結晶膜(いわゆるSOI膜)に
MO8型トラン・ジスタを形成する方法においては前記
単結晶膜を最大空乏層幅よシ薄くすることによりトラン
ジスタ特性が著しく改善することが知られている。しか
しながらそのような微細な素子を形成することは以下に
述べる理由から極めて困難であった。つまシ単結晶半導
体膜を薄くすると素子の形成時に基板に形成するマスク
位置合わせ基準パターンは通常前記単結晶半導体膜に形
成するので前記基準パターンの膜厚も薄く、前記パター
ン段差を検出してマスク位置合わせを行なう通常の露光
装置では十分な位置合わせ精度を得ることが困難となシ
つつある。例えば現在のマーり検出装置では最適な条件
で基準パターンの段差が250^程度が検出できる限界
であシ、場合によっては500A程度でも検出できない
ことがある。特に製造工程における膜の堆積、加工等を
経る毎に基準パターンの段差の減少及びパターンエツジ
の変形等が生じ、従ってマスク位置合わせ精度は極めて
劣化するという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の方法により絶縁膜上の半導体膜を薄膜
化し、前記薄膜化された半導体膜にマスク位置合わせ基
準パターンを形成する場合、その後のマスク位置合わせ
の際パターン段差の減少及びパターン形状の変形により
、位置合わせ精度が極めて劣化し、微細素子形成の大き
な妨げとなっていた。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的
とするところはSOI膜に半導体素子を形成する場合に
マスク位置合わせ精度が劣化することなく前記半導体素
子を形成できるマスク位置合わせ基準パターンの製造方
法を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の骨子は素子を形成する領域の絶縁膜上の半導体
膜厚が十分に薄い状態においてもマスク位置合わせ基準
パターンの膜厚を位置検出に対しても十分な厚みを持た
せるようにしたものである。
更に後工程の酸化処理を行っても基準パターンの変形を
防止するようにした半導体装置の製造方法を提供するも
のである。
(作用) 本発明によれば、マスク位置合わせ基準パターンの膜厚
を薄膜化された半導体膜のそれよシも厚くできるので前
記基準パターンの位置検出が容易となシ、従って薄膜の
SOI膜にも半導体素子を高精度に形成することができ
る。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わるマスク位置合わせ基
準パターンの製造工程を示す図である。
まず第1図(a)はシリコン基板1内部にイオン注入法
により酸素イオンを例えば加速電圧180kV。
ドーズ量がlXl0  m の条件で打ち込んだ後温度
が1300℃の窒素雰囲気でアニールして前記シリコン
基板1表面に酸化膜3及び単結晶シリコン膜2を形成す
る。この時シリコン基板1上の酸化膜3の膜厚は500
0^であシ酸化膜3上の単結晶シリコン膜2の厚さは3
000Aであった。その後、前記単結晶シリコン膜2上
にCVD酸化膜7を1000^厚さで堆積し、更にその
上にシリコン窒化膜8を減圧CVD法により膜厚250
OA堆積する。
次いで第1図(b)に示す如く窒化膜8上にレジストを
塗布した後、前記レジストをパターニングしレジストパ
ターン4を形成し、このレジストノくターン4をマスク
として反応性イオンエツチング法によυ前記シリコン窒
化膜8をマスクに対して自己整合的にエツチングし、更
に弗化アンモニア水溶液を用いて前記CVD酸化膜7を
やはシ前記マスフに対して自己整合的に除去することに
よ)マスク位置合わせ基準パターン5を形成した。その
後レジストパターン4を除去し、次に第1図(C) K
示すようにLOCO8(Local 0xidatio
n of 5ilicon)法を用い前記単結晶シリコ
ン膜2に膜厚4000Aの熱酸化膜9を形成した。
この時前記熱酸化により単結晶シリコン膜2の一部は、
酸化膜3上に薄膜化された単結晶シリコン膜6となって
残存せしめられた。又、その膜厚5ooXであった。そ
の後、弗化アンモニア水溶液等により熱酸化膜9を除去
し、最終的な位置合わせ基準パターンの構造として第1
図(d)を得た。
第1図(d)の基準パターンを用い例えばMOSトラン
ジスタ形成のためのマスク位置合わせを行なったところ
良好なパターン検出を行なうことが確認され、正確なマ
スク位置合わせを行なうことができた。
このように本実施例によれば、マスク位置合わせ基準パ
ターンの段差を高くすることで確実なマスク位置合わせ
を行なうことが出来た。また本実施例では、LOCO8
法を用いて酸化を行った為バーズビークと称されるシリ
コン窒化膜層下部への酸化の食い込みが生じ、位置合わ
せ基準パターンの細シが見られた。しかしながらシリコ
ン窒化J[を残存させるようにしたので同シリコン窒化
膜のパターンにより位置検出を行なえ、上記した正確な
マスク位置合わせを行なうことが可能となる。
第2図は本発明による前記実施例の変形例を説明する為
の工程断面図である。この変形例が先に説明した実施例
と異なる点は酸化膜上の単結晶シリコン膜の薄膜化法と
してエツチング法を用いることにある。第2図(a)は
先の実施例と同様に酸素のイオン注入とアニール法を用
いて作製した5OI(8i1icon On In5u
lator )構造の断面図で6る。
すなわち半導体基板1表面に酸化膜3及び単結晶シリコ
ン膜2がこの順で積層されたものとなっている。ここで
単結晶シリコン膜厚及び酸化膜の膜厚も先と同様に各々
3000^と5000λである。
このようにして得られた基板に対して第2図(b)に示
す如くレジストを塗布した後、バターニングしてレジス
トパターン4を形成し、このレジストパターン4をマス
クとして酸素ガスと7レオンガスを用いたプラズマエツ
チング法によ)単結晶シリコン膜6を膜厚が5ooiに
なるまでエツチングを行なった。その後レジストパター
ン4を除去し最終的な形状としてマスク位置合せ基準パ
ターン5を得た(第2図(C))。
このマスク位置合わせ基準パターン5t−用いて前記単
結晶シリコン$6にMOSトランジスタを形成するため
のマスク合わせを行なったところ問題なくパターン検出
を行なうことができた。
この実施例においては前述の実施例と異なシCVD酸化
膜、シリコン窒化膜8の堆積工程を必要としないので工
程が簡素化されるという利点がある。
第3図は本発明による他の実施例を説明する為の工程断
面図である。この実施例が第1図により説明した実施例
と異なる点は単結晶シリコン膜を薄膜化した後にマスク
位置合わせ基準パターンを形成することにある。すなわ
ち、第3図(a)に示すように先の実施例と同様に単結
晶シリコン膜2の膜厚が300 OA、酸化膜3の膜厚
が5000^のSO工構造となるように基板(11を形
成する。
次いで第3図(b)に示す如く前記単結晶シリコン膜2
を熱酸化法により酸化して基板表面に約4000薄膜シ
リコン膜6を形成するようにした。その後前記熱酸化膜
9は弗化アンモニア水溶液を用い除去した。
次いで第3図(C)に示す如く所望のレジストパターン
4を形成し、前記レジストパターン4をマスクにして薄
膜単結晶シリコン膜6の一部を反応性イオンエツチング
法により除去した。引き続き同様のエツチング法を用い
前記酸化膜3t−深さ2500大にエツチングし、前記
酸化膜3の所望の位置に凸型のマスク位置合わせ基準マ
ークを形成した。
その後、レジストパターン4f、除去し、第3図(dl
K示す最終的な位置合わせパターン形状を得た。
このマスク位置合わせ基準パターンを用い前述した実施
例と同様のマスク合わせを行なったところ先の実施例と
同様に問題なく精度の良い合わせが達成された。
この実施例において特にマスク位置合わせ基準パターン
50表面に単結晶シリコン膜を残存させたのは、半導体
素子の製造工程で使用される酸化処理に対して耐性を持
たせるためである。実際に前記パターン部に残存する単
結晶シリコン膜6aを除去し、MO8凰トランジスタの
コンタクトホールのマスク位置合わせを行なったところ
パターンの凸部の角に丸みが発生しておシ単結晶シリコ
ン膜6aを残存させる場合に比べてマスク合わせ精度の
劣化が見られた。
このように本実施例によれば位置合わせパターン部の単
結晶シリコン膜を残した状態で更に酸化膜に段差を形成
するようにしているのでマスク合わせ精度を向上させる
ことが可能となる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば素子が形成される薄膜化された半導体膜の膜
厚は500Aであっても本発明による方法はもちろんよ
く、また100OA程度の膜厚のものでもよい。また例
えば実施例では、単結晶シリコン膜を形成する手段とし
て酸素のイオン注入と熱処理を用いる方法を採用したが
、電子ビーム又はレーザビーム等を用いる溶融再結晶化
法を用いて形成しても良い。また各層の膜厚及び酸化の
方法、更にエツチング方法等は仕様に応じて適宜変更可
能である。また、薄膜の単結晶半導体膜に形成する半導
体素子はMOS)ランジスタに限らずバイポーラトラン
ジスタやその他のトランジスタであってももちろんよい
。その池水発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によればマスク位置合わせ基
準パターンを十分高い精度で検出できパターン検出不良
を防止することができる。また基準パターンの変形がな
く、高精度なマスク合わせを行なうことが可能となシ薄
膜シリコン膜上に微細な素子を有する集積回路の製造の
実現に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例方法に係わるマス
ク位置合わせ基準パターンの製造工程を説明する為の工
程断面図である。 1・・・シリコン基板、2,2a・・・単結晶シリコン
i、3.9・・・酸化膜、4・・・レジスト、5・・・
マスク位置合わせ基準パターン、6,6a・・・薄膜化
単結晶シリコン膜、7・・・CVD酸化膜、8・・・シ
リコン窒化膜。 代理人 弁理士  則 近 憲 値 開  松山光之 第 1  i”− 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に結線膜及び半導体膜がこの順に積層して形
    成された基体表面の一部に耐酸化性のマスクパターンを
    形成する工程と、酸化により前記マスクパターンの形成
    されていない半導体膜の一部を酸化膜に変換することに
    より薄膜化された半導体膜を前記絶縁膜上に残存せしめ
    るとともに前記マスクパターン或いはマスクパターン下
    の半導体膜よりなる膜厚の基準パターンを形成する工程
    と前記酸化膜を除去する工程と、その後前記基準パター
    ンを用いてマスク合わせを行ない、前記薄膜化された半
    導体膜に素子を形成する工程を含む半導体装置の製造方
    法。
  2. (2)表面に絶縁膜及び膜厚の半導体膜がこの順に積層
    して形成された基体表面の一部に耐エッチング性のマス
    クパターンを形成する工程と、前記マスクパターンをマ
    スクとして前記半導体膜をエッチバックすることにより
    前記絶縁膜上に薄膜化された半導体膜を残存せしめると
    ともに前記マスクパターンによりマスクされた半導体膜
    により基準パターンを形成する工程とその後前記基準パ
    ターンを用いてマスク合わせを行ない、前記薄膜化され
    た半導体膜に素子を形成する工程を含む半導体装置の製
    造方法。
  3. (3)表面に絶縁膜及び薄膜化された半導体膜がこの順
    に積層して形成された基体表面に耐エッチング性のマス
    クパターンを形成する工程と、前記マスクパターンをマ
    スクとして前記薄膜化された半導体膜及び絶縁膜の所望
    部分をエッチングして凹型の溝よりなる基準パターンを
    形成する工程と、前記基準パターンを用いてマスク合わ
    せを行ない前記薄膜化された半導体膜に素子を形成する
    工程を含む半導体装置の製造方法。
  4. (4)前記薄膜化された半導体膜はその一部を一旦酸化
    した後、酸化された半導体膜を除去した後、残存したも
    のであることを特徴とする請求項(3)記載の半導体装
    置の製造方法。
JP1081428A 1989-04-03 1989-04-03 半導体装置の製造方法 Pending JPH02262321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5427971A (en) * 1994-02-01 1995-06-27 Goldstar Electron Co., Ltd. Method for fabrication of semiconductor elements
JP2001307999A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Oki Electric Ind Co Ltd アライメントマークの構造およびその製造方法

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