JPH022622B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022622B2 JPH022622B2 JP2756484A JP2756484A JPH022622B2 JP H022622 B2 JPH022622 B2 JP H022622B2 JP 2756484 A JP2756484 A JP 2756484A JP 2756484 A JP2756484 A JP 2756484A JP H022622 B2 JPH022622 B2 JP H022622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- release agent
- slide plate
- mold release
- spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 21
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 claims description 19
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 5
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はダイカストマシンの金型内面等に離型
剤をスプレーするために装置に関する。
剤をスプレーするために装置に関する。
(従来技術)
従来例えばダイカストマシンの金型内面に離型
剤を吹き付けるためには、多数のノズルを有する
1対のノズル取付プレートとアトマイザーからの
ミスト状離型剤をノズルに分配するためのマニホ
ールドからなるユニツト(カセツトスプレー)を
金型形状に合わせて作る必要があり、コスト高に
なる。又金型が変わる都度カセツトスプレーの取
替作業が必要になるためダイカストマシンの稼働
効率が低下するばかりでなく、カセツトスプレー
の取替えに熟練を要し、安全性の面でも問題があ
つた。
剤を吹き付けるためには、多数のノズルを有する
1対のノズル取付プレートとアトマイザーからの
ミスト状離型剤をノズルに分配するためのマニホ
ールドからなるユニツト(カセツトスプレー)を
金型形状に合わせて作る必要があり、コスト高に
なる。又金型が変わる都度カセツトスプレーの取
替作業が必要になるためダイカストマシンの稼働
効率が低下するばかりでなく、カセツトスプレー
の取替えに熟練を要し、安全性の面でも問題があ
つた。
(発明の目的)
本発明はカセツトスプレーを金型ごとに準備す
る必要をなくすると共に、金型交換時にカセツト
スプレーの取替えを省略できるようにすることを
目的としている。
る必要をなくすると共に、金型交換時にカセツト
スプレーの取替えを省略できるようにすることを
目的としている。
(発明の構成)
本発明はスプレーノズルに至る多数の出口孔を
有するマニホールド本体を離型剤のアトマイザー
に接続すると共に上記出口孔の一部を閉塞するス
ライドプレートをマニホールド本体に摺動自在に
設けたことを特徴とする離型剤のスプレー装置で
ある。
有するマニホールド本体を離型剤のアトマイザー
に接続すると共に上記出口孔の一部を閉塞するス
ライドプレートをマニホールド本体に摺動自在に
設けたことを特徴とする離型剤のスプレー装置で
ある。
(実施例)
第1図は左右に開放した固定金型1と移動金型
2の間の空間3内に本発明による離型剤のスプレ
ー装置Sが下降した状態を示しており、スプレー
装置S内の多数のノズル4は金型1,2の内面に
向い突出している。ノズル4は垂直な1対のノズ
ル取付プレート5にそれぞれ、例えば縦10列、横
10列、合計100本ずつ予め等間隔に配置されてい
る。両プレート5,5間の上方には第1(ベース)
マニホール6とそれに下方から装着された第2マ
ニホールド7が設けてあり、第2マニホールド7
とノズル付プレート5,5の結合ユニツトがカセ
ツトスプレー8を形成し、スプレー装置Sの全体
は図示されていない昇降機構により第1図に示す
スプレー作業位置と、移動金型2の動作の支障に
ならない上方の待機位置に金型と連動して自動的
に(又は手動により)切換自在となつている。
2の間の空間3内に本発明による離型剤のスプレ
ー装置Sが下降した状態を示しており、スプレー
装置S内の多数のノズル4は金型1,2の内面に
向い突出している。ノズル4は垂直な1対のノズ
ル取付プレート5にそれぞれ、例えば縦10列、横
10列、合計100本ずつ予め等間隔に配置されてい
る。両プレート5,5間の上方には第1(ベース)
マニホール6とそれに下方から装着された第2マ
ニホールド7が設けてあり、第2マニホールド7
とノズル付プレート5,5の結合ユニツトがカセ
ツトスプレー8を形成し、スプレー装置Sの全体
は図示されていない昇降機構により第1図に示す
スプレー作業位置と、移動金型2の動作の支障に
ならない上方の待機位置に金型と連動して自動的
に(又は手動により)切換自在となつている。
第1マニホールド6内にはアトマイザー10が
形成されており、離型剤ライン11から供給され
た離型剤と加圧空気ライン12から供給された加
圧空気がアトマイザー10の部分で混合し、ミス
ト状の離型剤が形成されるようになつている。
形成されており、離型剤ライン11から供給され
た離型剤と加圧空気ライン12から供給された加
圧空気がアトマイザー10の部分で混合し、ミス
ト状の離型剤が形成されるようになつている。
第2マニホールド7は内部にアトマイザー10
に連通する分配室13を備え、又各ノズル4に連
通する多数の出口孔14を分配室13に面した底
壁15に備えており、多数の出口孔14の内の一
部はスライドプレート16により閉塞されてい
る。スライドプレート16は第2マニホールド7
に設けたスライド孔17に水平な姿勢で摺動自在
かつ液密状態で嵌合しており、下面は底壁15の
上面と密接に当接している。スライドプレート1
6には分配室13に連通する多数の孔18が予め
設計された位置に設けられており、各孔18は離
型剤を必要とするノズル4に至る出口孔14に連
通している。しかし離型剤を必要としないノズル
に至る出口孔14a,14b等はスライドプレー
ト16により覆われ、分配室13に対し遮断され
ている。図示のスライドプレート16はスライド
孔17内にその底面17aまで完全に挿入した時
孔18が所定の出口孔14に連通するように寸法
が定められている。19はシール、20は継手で
ある。
に連通する分配室13を備え、又各ノズル4に連
通する多数の出口孔14を分配室13に面した底
壁15に備えており、多数の出口孔14の内の一
部はスライドプレート16により閉塞されてい
る。スライドプレート16は第2マニホールド7
に設けたスライド孔17に水平な姿勢で摺動自在
かつ液密状態で嵌合しており、下面は底壁15の
上面と密接に当接している。スライドプレート1
6には分配室13に連通する多数の孔18が予め
設計された位置に設けられており、各孔18は離
型剤を必要とするノズル4に至る出口孔14に連
通している。しかし離型剤を必要としないノズル
に至る出口孔14a,14b等はスライドプレー
ト16により覆われ、分配室13に対し遮断され
ている。図示のスライドプレート16はスライド
孔17内にその底面17aまで完全に挿入した時
孔18が所定の出口孔14に連通するように寸法
が定められている。19はシール、20は継手で
ある。
次に作動を説明する。ダイカストマシンの金型
1,2が第1図のように開き、製品が取り出され
ると、スプレー装置Sは第1図の作業位置まで降
ろされる。スプレー装置Sが第1図の作業位置に
停止したことがリミツトスイツチ等により検出さ
れると、図示されていないコントロール機構に信
号が送られ、離型剤ライン11と加圧空気ライン
12が開き、第1マニホールド6へ離型剤と加圧
空気が供給され、両者はアトマイザー10の部分
でミスト状になり、第2マニホールド7内の分配
室13から孔18、出口孔14を経てノズルへ供
給され、各ノズル4の先端から金型内面へ向い吹
き付けられる。離型剤が供給されるノズル4は金
型1,2の形状、サイズ等に応じて予めスライド
プレート16により選定されているので、所定の
ノズル4から所定時間離型剤が噴出すると、両金
型1,2の内面の必要な部分に必要量の離型剤が
付着する。タイマー等により所定スプレー時間が
検出されるとライン11,12が閉塞され、同時
にスプレー装置Sは上方の待機位置へ後退し、後
退完了の信号により移動金型2が固定金型1側へ
移動し始める。
1,2が第1図のように開き、製品が取り出され
ると、スプレー装置Sは第1図の作業位置まで降
ろされる。スプレー装置Sが第1図の作業位置に
停止したことがリミツトスイツチ等により検出さ
れると、図示されていないコントロール機構に信
号が送られ、離型剤ライン11と加圧空気ライン
12が開き、第1マニホールド6へ離型剤と加圧
空気が供給され、両者はアトマイザー10の部分
でミスト状になり、第2マニホールド7内の分配
室13から孔18、出口孔14を経てノズルへ供
給され、各ノズル4の先端から金型内面へ向い吹
き付けられる。離型剤が供給されるノズル4は金
型1,2の形状、サイズ等に応じて予めスライド
プレート16により選定されているので、所定の
ノズル4から所定時間離型剤が噴出すると、両金
型1,2の内面の必要な部分に必要量の離型剤が
付着する。タイマー等により所定スプレー時間が
検出されるとライン11,12が閉塞され、同時
にスプレー装置Sは上方の待機位置へ後退し、後
退完了の信号により移動金型2が固定金型1側へ
移動し始める。
(発明の効果)
本発明によるとスライドプレート16の孔18
の位置を予め金型に合わせて設計することによ
り、金型形状によつて不必要となるノズルに離型
剤を供給しないように、スライドプレート16に
より出口孔14a,14bを閉塞することができ
るため、金型が変わつても、スプレー箇所の調整
が不必要になる。即ち金型に合わせて対応するプ
レートのみを準備すれば多くの金型を順次交換し
て使用する際スライドプレートを変えるだけでそ
の金型に合つたスプレー作業が可能となり、スラ
イドプレートの交換作業は短時間にできる。従つ
て従来のようにカセツトスプレー(第2マニホー
ルド以下の部分)を金型に合わせて作る必要がな
くなり、大幅なコストダウンになる。しかもカセ
ツトスプレーの取替時間がなくなるため、ダイカ
ストマシンの稼働効率が高まり、又重いカセツト
スプレーの取替作業がなくなるため作業が安全に
なる。更にノズル取替方式に比べても作業は簡単
である。
の位置を予め金型に合わせて設計することによ
り、金型形状によつて不必要となるノズルに離型
剤を供給しないように、スライドプレート16に
より出口孔14a,14bを閉塞することができ
るため、金型が変わつても、スプレー箇所の調整
が不必要になる。即ち金型に合わせて対応するプ
レートのみを準備すれば多くの金型を順次交換し
て使用する際スライドプレートを変えるだけでそ
の金型に合つたスプレー作業が可能となり、スラ
イドプレートの交換作業は短時間にできる。従つ
て従来のようにカセツトスプレー(第2マニホー
ルド以下の部分)を金型に合わせて作る必要がな
くなり、大幅なコストダウンになる。しかもカセ
ツトスプレーの取替時間がなくなるため、ダイカ
ストマシンの稼働効率が高まり、又重いカセツト
スプレーの取替作業がなくなるため作業が安全に
なる。更にノズル取替方式に比べても作業は簡単
である。
(別の実施例)
スライドプレート16をスライド孔17内の複
数位置へ自由に切替え得るようにして、各位置に
おいて孔18と連通する出口孔14の関係が変わ
るようにしてもよい。その場合は1枚のスライド
プレート16により複数セツトの金型に対し最適
量の離型剤を最適位置に供給することができる。
勿論1セツトの金型に対しスプレー作業行程中に
スライドプレート16の位置を変え、離型剤の付
着量を制御することもできる。アトマイザー10
には加圧空気以外の混合媒体(例えば液体)を使
用することもできる。
数位置へ自由に切替え得るようにして、各位置に
おいて孔18と連通する出口孔14の関係が変わ
るようにしてもよい。その場合は1枚のスライド
プレート16により複数セツトの金型に対し最適
量の離型剤を最適位置に供給することができる。
勿論1セツトの金型に対しスプレー作業行程中に
スライドプレート16の位置を変え、離型剤の付
着量を制御することもできる。アトマイザー10
には加圧空気以外の混合媒体(例えば液体)を使
用することもできる。
第1図は本発明によるスプレー装置の正面略図
である。 4……スプレーノズル、7……マニホールド、
10……アトマイザー、14……出口孔、16…
…スライドプレート。
である。 4……スプレーノズル、7……マニホールド、
10……アトマイザー、14……出口孔、16…
…スライドプレート。
Claims (1)
- 1 スプレーノズルに至る多数の出口孔を有する
マニホールド本体を離型剤のアトマイザーに接続
すると共に上記出口孔の一部を閉塞するスライド
プレートをマニホールド本体に摺動自在に設けた
ことを特徴とする離型剤のスプレー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2756484A JPS60172373A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 離型剤のスプレ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2756484A JPS60172373A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 離型剤のスプレ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172373A JPS60172373A (ja) | 1985-09-05 |
JPH022622B2 true JPH022622B2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=12224522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2756484A Granted JPS60172373A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 離型剤のスプレ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172373A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980063163A (ko) * | 1996-12-30 | 1998-10-07 | 권문구 | 이형제의 자동 분사 장치 |
-
1984
- 1984-02-15 JP JP2756484A patent/JPS60172373A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60172373A (ja) | 1985-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |