JPH02261695A - Icカードの製造方法 - Google Patents
Icカードの製造方法Info
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- JPH02261695A JPH02261695A JP1082886A JP8288689A JPH02261695A JP H02261695 A JPH02261695 A JP H02261695A JP 1082886 A JP1082886 A JP 1082886A JP 8288689 A JP8288689 A JP 8288689A JP H02261695 A JPH02261695 A JP H02261695A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はカード基材にマイクロコンピュータ、半導体メ
モリを含むICモジュールを搭載してなるICカードの
製造方法に関するものである。
モリを含むICモジュールを搭載してなるICカードの
製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来から、コンピュータおよびコンピュータを利用した
電子機器の外部記憶装置としては、フロッピーディスク
、カセットテープ等の磁気記録媒体が広く利用されてい
るが、近年では取り扱い易さ、小型化を図るべく、RA
M、ROM等の半導体メモリを備えたカード状あるいは
パッケージ状の記録媒体が用いられてきている。一方、
クレジットカード、IDカード、キャッシュカード等の
分野におい、ては、磁気カードに代わるカードとして、
カード基材にマイクロプロセッサやRAM、ROM等の
半導体メモリを含むICモジュールを搭載してなるいわ
ゆるICカードが、情報記憶容量が非常に大きいこと、
および高セキュリティ性を有することから開発されてき
ている。
電子機器の外部記憶装置としては、フロッピーディスク
、カセットテープ等の磁気記録媒体が広く利用されてい
るが、近年では取り扱い易さ、小型化を図るべく、RA
M、ROM等の半導体メモリを備えたカード状あるいは
パッケージ状の記録媒体が用いられてきている。一方、
クレジットカード、IDカード、キャッシュカード等の
分野におい、ては、磁気カードに代わるカードとして、
カード基材にマイクロプロセッサやRAM、ROM等の
半導体メモリを含むICモジュールを搭載してなるいわ
ゆるICカードが、情報記憶容量が非常に大きいこと、
および高セキュリティ性を有することから開発されてき
ている。
ところで、この種のICカードを製造する方法としては
、従来からラミネート方式、或いはザグリ方式が採用さ
れてきている。すなわち、ラミネート方式はICモジュ
ールを投入し、加熱プレスによりカード基材を一体化し
た後、小切れ加工してICカードとする方法である。ま
たザグリ方式は、完成したカード基材に、後加工でIC
モジュール穴を形成し、穴内にICモジュールを接着剤
等により固定する方法である。
、従来からラミネート方式、或いはザグリ方式が採用さ
れてきている。すなわち、ラミネート方式はICモジュ
ールを投入し、加熱プレスによりカード基材を一体化し
た後、小切れ加工してICカードとする方法である。ま
たザグリ方式は、完成したカード基材に、後加工でIC
モジュール穴を形成し、穴内にICモジュールを接着剤
等により固定する方法である。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来のICカードの製造方法
では、次のような問題がある。すなわち、ラミネート方
式は、カードの曲げ耐性を高めるため、またはカード基
材からのICモジュールの離脱を防止するために、補強
材としてICモジュールサイズより大きい鍔状材料を用
いている。このため、カードの層構成が?X雑となり、
補強材の部分がオーバーシート上に浮き出る等の問題も
あり、またFA化による製造工程上で使い易い固形分1
00%もしくはそれに近い液状接着剤をICモジュール
の固定のために用いた場合、カード基材の眉間にも接着
剤が流れ込み、カード基材とICモジュールとの接着に
関与する有効接着剤量の規制が難しいと言う問題がある
。さらにザグリ方式では、上述したラミネート方式のよ
うな問題は解決できるが、完成したカード基材にICモ
ジュール収納用穴を設けるため、穴サイズはICモジュ
ールサイズよりも若干大きい必要がある。これにより、
完成したICカードでは、ICモジュールの周囲に隙間
が見ら、またICモジュール収納用穴の深さは、必ずし
もICモジュール厚さと相関をとっていないため、IC
モジュール厚さにバラツキがある場合は、カード表面の
ICモジュール部に出っ張りや凹みが見られる。このよ
うな段差はカード使用時に出っ張り部分を引っ掛け、I
Cモジエールを破損したり、凹みにゴミや埃が付着し、
接触不良を招いたり、またICカードをリーグ・ライタ
に挿脱したりする場合に、端子との擦れが生じて損傷を
招くばかりでなく、カードの外観的な見栄えも悪いとい
う問題がある。
では、次のような問題がある。すなわち、ラミネート方
式は、カードの曲げ耐性を高めるため、またはカード基
材からのICモジュールの離脱を防止するために、補強
材としてICモジュールサイズより大きい鍔状材料を用
いている。このため、カードの層構成が?X雑となり、
補強材の部分がオーバーシート上に浮き出る等の問題も
あり、またFA化による製造工程上で使い易い固形分1
00%もしくはそれに近い液状接着剤をICモジュール
の固定のために用いた場合、カード基材の眉間にも接着
剤が流れ込み、カード基材とICモジュールとの接着に
関与する有効接着剤量の規制が難しいと言う問題がある
。さらにザグリ方式では、上述したラミネート方式のよ
うな問題は解決できるが、完成したカード基材にICモ
ジュール収納用穴を設けるため、穴サイズはICモジュ
ールサイズよりも若干大きい必要がある。これにより、
完成したICカードでは、ICモジュールの周囲に隙間
が見ら、またICモジュール収納用穴の深さは、必ずし
もICモジュール厚さと相関をとっていないため、IC
モジュール厚さにバラツキがある場合は、カード表面の
ICモジュール部に出っ張りや凹みが見られる。このよ
うな段差はカード使用時に出っ張り部分を引っ掛け、I
Cモジエールを破損したり、凹みにゴミや埃が付着し、
接触不良を招いたり、またICカードをリーグ・ライタ
に挿脱したりする場合に、端子との擦れが生じて損傷を
招くばかりでなく、カードの外観的な見栄えも悪いとい
う問題がある。
そこで本発明は上述のような問題を解決すべくなされた
もので、カード表面にICモジュールの出っ張りや凹み
を無くして、リーグ・ライタの端子の損傷の発生を防止
するとともに、外観的にも見栄えの良いICカードを得
ることが可能なICカードの製造方法を提供することを
目的とする。
もので、カード表面にICモジュールの出っ張りや凹み
を無くして、リーグ・ライタの端子の損傷の発生を防止
するとともに、外観的にも見栄えの良いICカードを得
ることが可能なICカードの製造方法を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明によるICカードの
製造方法は、ICモジュール穴の貫通孔を有する表シー
トと、■シートとを積層して得たカード基材に形成され
たICモジュール収納用穴の周囲を接着により一体化せ
しめる第一の工程と、前記ICモジュール収納用穴の内
部に接着剤を付着した後、ICモジュールを挿入、接着
し、ICカード素体を得る第二の工程と、第二の工程で
得られたlCカード素体を加熱プレスにより、体化して
ICカードを得る第三の工程とからなっている。
製造方法は、ICモジュール穴の貫通孔を有する表シー
トと、■シートとを積層して得たカード基材に形成され
たICモジュール収納用穴の周囲を接着により一体化せ
しめる第一の工程と、前記ICモジュール収納用穴の内
部に接着剤を付着した後、ICモジュールを挿入、接着
し、ICカード素体を得る第二の工程と、第二の工程で
得られたlCカード素体を加熱プレスにより、体化して
ICカードを得る第三の工程とからなっている。
(作用)
上述の如く、本発明によれば、ICモジュール収納用穴
の周囲が一体化されるため、積層したシート間に接着剤
が流れ込むことがなく、接着剤所要量を定量化できる。
の周囲が一体化されるため、積層したシート間に接着剤
が流れ込むことがなく、接着剤所要量を定量化できる。
また、超音波または高周波による接着の場合は、印加し
た部分のみ加熱状態となるため、ICモジュール収納用
穴の変形を生じることがない。また、ICモジュール収
納用穴にICモジュール挿入、接着後、カード全面を加
熱プレスするため、ICモジュール収納用穴とICモジ
ュールとの間に生ずる空隙を樹脂の軟化により充填する
ことが可能となり、さらにカード基材表面とICモジュ
ールに生ずる出っ張り、凹みといった段差が解消する。
た部分のみ加熱状態となるため、ICモジュール収納用
穴の変形を生じることがない。また、ICモジュール収
納用穴にICモジュール挿入、接着後、カード全面を加
熱プレスするため、ICモジュール収納用穴とICモジ
ュールとの間に生ずる空隙を樹脂の軟化により充填する
ことが可能となり、さらにカード基材表面とICモジュ
ールに生ずる出っ張り、凹みといった段差が解消する。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
、説明する。
、説明する。
第1図(a)乃至<f) は本発明によるICカードの
製造方法の一例を示す製造工程図である。
製造方法の一例を示す製造工程図である。
塩化ビニル樹脂からなるコアシートに所望の印刷を施し
オーバーシートを積層しICモジュール収納用穴位置に
ICモジュール大の貫通孔(41)を設けた表シート(
1)と、塩化ビニル樹脂からなるコアシートに所望の印
刷を施しオーバーシートを積層した裏シート(2)とを
積層してカード基材(3)を形成する(第1図(a))
。
オーバーシートを積層しICモジュール収納用穴位置に
ICモジュール大の貫通孔(41)を設けた表シート(
1)と、塩化ビニル樹脂からなるコアシートに所望の印
刷を施しオーバーシートを積層した裏シート(2)とを
積層してカード基材(3)を形成する(第1図(a))
。
次にこのカード基材(3)を超音波または高周波により
ICモジエール収納用穴(4)の周囲(例えば2〜10
mm程度)を接着、一体化せしめる(第1図(b))、
この場合、接着剤を用いても良いが、超音波または高周
波の印加による接着が望ましい。
ICモジエール収納用穴(4)の周囲(例えば2〜10
mm程度)を接着、一体化せしめる(第1図(b))、
この場合、接着剤を用いても良いが、超音波または高周
波の印加による接着が望ましい。
第2図はこの工程により得たカード基材の平面図で、多
面付けによりカードが形成されるもので、斜線部(10
)は接着により一体化された部分である。
面付けによりカードが形成されるもので、斜線部(10
)は接着により一体化された部分である。
次に以上の工程により得られたカード基材(3)のIC
モジエール収納用穴(4) の底部にデイスペンサー(
図示せず)により接着剤(5)を供給する(第1図(c
))、この場合、接着剤(5)はその性状によりICモ
ジエール収納用穴(4)の底部全域に注入しなくとも点
状に供給してもよい0例えば第5図にあるように接着方
法としてはICモジュール下部の中央部(51)及びそ
の周辺部(52)に点状に接着剤(5)を注入し、また
ICモジュール収納用穴(4) の周囲(53)及びそ
の底部にマトリックス状(54)に接着剤(5)を注入
してもよい。
モジエール収納用穴(4) の底部にデイスペンサー(
図示せず)により接着剤(5)を供給する(第1図(c
))、この場合、接着剤(5)はその性状によりICモ
ジエール収納用穴(4)の底部全域に注入しなくとも点
状に供給してもよい0例えば第5図にあるように接着方
法としてはICモジュール下部の中央部(51)及びそ
の周辺部(52)に点状に接着剤(5)を注入し、また
ICモジュール収納用穴(4) の周囲(53)及びそ
の底部にマトリックス状(54)に接着剤(5)を注入
してもよい。
接着剤(5)の例としては樹脂系の接着剤としてはエポ
キシ系、ウレタン系、シリコーンゴム系、アクリル系、
ポリアミド系等の使用が可能である。
キシ系、ウレタン系、シリコーンゴム系、アクリル系、
ポリアミド系等の使用が可能である。
また接着剤(5)はFA化に伴う作業性から固形分10
0%の液状接着剤が好ましいが、低沸点で、かつカード
素材に相溶性の乏しい溶剤系(例えばアルコール系)の
ものであるならば使用可能である。
0%の液状接着剤が好ましいが、低沸点で、かつカード
素材に相溶性の乏しい溶剤系(例えばアルコール系)の
ものであるならば使用可能である。
次に接着剤(5)が注入されたICモジュール収納用穴
(4)にICモジュール(6)を挿入し、加圧し、IC
カード素体を形成する(第1図(d))。
(4)にICモジュール(6)を挿入し、加圧し、IC
カード素体を形成する(第1図(d))。
この場合、接着剤(5)の性状によっては、この時点で
カード基材(3)とICモジュール(6)との接着が行
われる。
カード基材(3)とICモジュール(6)との接着が行
われる。
次にICカード素体を表面鏡面の2枚のフェロ板(8)
を用いて、加熱プレスを行い(第1図(e))、ICカ
ード(7)を得る(第1図(f))、この場合、ICモ
ジュール(6)の周囲のカード基材が軟化流動化し、I
Cモジュール(6)とICモジエール収納用穴(4)と
のサイズの関係で生じる空隙部が封じられるとともに、
ICモジュール(6)の厚さのバラツキまたはシート基
材の厚さのバラツキから生じるICモジュール(6)と
ICモジュール収納用穴(4)との段差が解消されるこ
とになる(第3図(a)及び(b))。
を用いて、加熱プレスを行い(第1図(e))、ICカ
ード(7)を得る(第1図(f))、この場合、ICモ
ジュール(6)の周囲のカード基材が軟化流動化し、I
Cモジュール(6)とICモジエール収納用穴(4)と
のサイズの関係で生じる空隙部が封じられるとともに、
ICモジュール(6)の厚さのバラツキまたはシート基
材の厚さのバラツキから生じるICモジュール(6)と
ICモジュール収納用穴(4)との段差が解消されるこ
とになる(第3図(a)及び(b))。
また、表シート(1)と裏シート(2)との間に熱プレ
ス、超音波、高周波による接着において、ICモジュー
ルへの熱ストレスを緩和するためにカード素材の融点以
下で接着せしめるために接着補助剤を両面に形成した中
間シート(9)を設けてもよい(第4図(a))。
ス、超音波、高周波による接着において、ICモジュー
ルへの熱ストレスを緩和するためにカード素材の融点以
下で接着せしめるために接着補助剤を両面に形成した中
間シート(9)を設けてもよい(第4図(a))。
この場合、中間シート(9)にはICモジュール収納用
穴位置にはICモジュール大の貫通孔(42)が設けら
れ1、表シート(1)に設けられたICモジュール大の
貫通孔(41)と位置を合わせて積層され、前述と同様
にしてICモジエール収納用穴(6)周囲の接着による
一体化がなされる(第4図(b))。
穴位置にはICモジュール大の貫通孔(42)が設けら
れ1、表シート(1)に設けられたICモジュール大の
貫通孔(41)と位置を合わせて積層され、前述と同様
にしてICモジエール収納用穴(6)周囲の接着による
一体化がなされる(第4図(b))。
接着補助剤には、例えば塩酢酸ビニル系、ウレタン系、
ポリエステル系、ポリエーテル系、アクリル系等があり
、塩化ビニル樹脂単体での熱プレス条件より低い温度で
活性化し、接着強度が得られるものであればよい。
ポリエステル系、ポリエーテル系、アクリル系等があり
、塩化ビニル樹脂単体での熱プレス条件より低い温度で
活性化し、接着強度が得られるものであればよい。
また、第5図(a)のように中間シート(9)に形成し
たICモジュール大の貫通孔(42)を表シートに形成
したYCモジュール大の貫通孔(4I)より大きくする
ことも可能である。これによりカード基材(3)のIC
モジュール収納用穴(4)の側面下方に溝(45)を形
成するため、この溝(45)に接着剤(5)が入り込み
、ICモジュール(6)の接着面におけるを効接着剤量
或いは接着面積の増大により、ICモジュールの脱落防
止等カードが折り曲げられるような場合に効果的である
(第5図(b))。
たICモジュール大の貫通孔(42)を表シートに形成
したYCモジュール大の貫通孔(4I)より大きくする
ことも可能である。これによりカード基材(3)のIC
モジュール収納用穴(4)の側面下方に溝(45)を形
成するため、この溝(45)に接着剤(5)が入り込み
、ICモジュール(6)の接着面におけるを効接着剤量
或いは接着面積の増大により、ICモジュールの脱落防
止等カードが折り曲げられるような場合に効果的である
(第5図(b))。
従って、次のような作用効果かえられる。
(a)接着剤の量はカード基材とICモジュールとの接
着に必要な量でよく、カード基材の眉間に流れ込む接着
剤の量のバラツキによってカード基材とICモジュール
との接着に必要な接着剤の量が不足し、有効な接着強度
が得られないという問題の発生が無くなる。
着に必要な量でよく、カード基材の眉間に流れ込む接着
剤の量のバラツキによってカード基材とICモジュール
との接着に必要な接着剤の量が不足し、有効な接着強度
が得られないという問題の発生が無くなる。
(b)ICモジュールの挿入後、カード表面を熱プレス
するため、ICモジュールとカード基材表面との間に従
来よく生じていた段差も解消することができる。これに
より、ICカードに磁気テープが併設された際、リーグ
・ライクでのカード搬送時に段差で送りロールが受ける
シラツクから、磁気ヘッドによる磁気ストライプデータ
の読み取りまたは書き込みのエラー、品質の低下を防止
することが可能である。
するため、ICモジュールとカード基材表面との間に従
来よく生じていた段差も解消することができる。これに
より、ICカードに磁気テープが併設された際、リーグ
・ライクでのカード搬送時に段差で送りロールが受ける
シラツクから、磁気ヘッドによる磁気ストライプデータ
の読み取りまたは書き込みのエラー、品質の低下を防止
することが可能である。
(c)ICモジュールの挿入後、カード表面を熱プレス
するため、ICモジュールの周囲のカード基材が軟化し
、従来見られたICモジュールとICモジュール収納用
穴との間の空隙の充填がなされ、ICカードの、ICモ
ジュール付近の外観が向上する。
するため、ICモジュールの周囲のカード基材が軟化し
、従来見られたICモジュールとICモジュール収納用
穴との間の空隙の充填がなされ、ICカードの、ICモ
ジュール付近の外観が向上する。
(d)超音波または高周波の印加によるカード基材のI
Cモジュール付近の一体化のためICモジュール収納用
穴の変形がなく、一体加工後のICモジュールの挿入が
スムーズである。
Cモジュール付近の一体化のためICモジュール収納用
穴の変形がなく、一体加工後のICモジュールの挿入が
スムーズである。
(a)ICモジュールとICモジュール収納用穴への接
着に、弾性を有する接着剤を用いるため、カードの湾曲
した場合でもカード基体の変形にICモジュール部分が
追従し、カード基材からのICモジュールの離脱を確実
に防止可能である。
着に、弾性を有する接着剤を用いるため、カードの湾曲
した場合でもカード基体の変形にICモジュール部分が
追従し、カード基材からのICモジュールの離脱を確実
に防止可能である。
(f)ICモジュールとICモジュール収納用穴への接
着に使用する接着剤をデイスペンサーからの供給が可能
であるため、FA化に容易に対応することができる。
着に使用する接着剤をデイスペンサーからの供給が可能
であるため、FA化に容易に対応することができる。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、ICモジュール収
納用穴の周囲が一体化されるため、積層したシート間に
接着剤が流れ込むことがなく、接着剤所要量を定量化で
きる。また、超音波または高周波による接着の場合は、
印加部分のみ加熱状態となるため゛、ICモジュール収
納用穴の変形を生じることがない、また、ICモジュー
ル収納用穴にrCモジュール挿入、接着後、カード全面
を加熱プレスするため、ICモジュール収納用穴とIC
モジュールとの間に生ずる空隙を樹脂の軟化により充填
することが可能となり、さらにカード基材表面とICモ
ジュールに生ずる出っ張り、凹みといった段差が解消す
るといった効果を奏する。
納用穴の周囲が一体化されるため、積層したシート間に
接着剤が流れ込むことがなく、接着剤所要量を定量化で
きる。また、超音波または高周波による接着の場合は、
印加部分のみ加熱状態となるため゛、ICモジュール収
納用穴の変形を生じることがない、また、ICモジュー
ル収納用穴にrCモジュール挿入、接着後、カード全面
を加熱プレスするため、ICモジュール収納用穴とIC
モジュールとの間に生ずる空隙を樹脂の軟化により充填
することが可能となり、さらにカード基材表面とICモ
ジュールに生ずる出っ張り、凹みといった段差が解消す
るといった効果を奏する。
第1図(a)乃至CF> は本発明によるICカードの
製造方法の一実施例を示す工程説明図であり、第2図は
本発明のICカードの製造工程におけるICカードの多
面付けの例を示す平面図であり、第3図(a)及び(b
) は本発明によるICカードのICモジュール部分の
拡大断面図であり、第4図(a)及び(b)は本発明に
おける他のICカードの断面図であり、第5図(a)及
び(b) は本発明における他のICカードの断面図で
あり、第6図は■Cモジュフル収納用穴への接着剤の塗
布例を示す平面図である。 1・・・表シート 2・・・塩シート 3・・・カード基材 4・・・ICモジュール収納用穴 5・・・接着剤 6・・・ICモジュール 7・・・ICカード 8・・・フェロ板 9・・・中間シート 41.42・・・ICモジュール大の貫通孔第 は1(a) 第1図tb> 第1 凶(C) 第1図<d) 笥3図(引 第3図(b) 第41図(a) 第4図(b) ↑ 第1図(e) ↑ 第2図 第5I82′1(a) 第5図t’o> 箒6「で
製造方法の一実施例を示す工程説明図であり、第2図は
本発明のICカードの製造工程におけるICカードの多
面付けの例を示す平面図であり、第3図(a)及び(b
) は本発明によるICカードのICモジュール部分の
拡大断面図であり、第4図(a)及び(b)は本発明に
おける他のICカードの断面図であり、第5図(a)及
び(b) は本発明における他のICカードの断面図で
あり、第6図は■Cモジュフル収納用穴への接着剤の塗
布例を示す平面図である。 1・・・表シート 2・・・塩シート 3・・・カード基材 4・・・ICモジュール収納用穴 5・・・接着剤 6・・・ICモジュール 7・・・ICカード 8・・・フェロ板 9・・・中間シート 41.42・・・ICモジュール大の貫通孔第 は1(a) 第1図tb> 第1 凶(C) 第1図<d) 笥3図(引 第3図(b) 第41図(a) 第4図(b) ↑ 第1図(e) ↑ 第2図 第5I82′1(a) 第5図t’o> 箒6「で
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1) カード基材に、マイクロコンピュータ、半導体メ
モリを含むICモジュールを搭載してなるICカードの
製造方法において、 ICモジュール大の貫通孔を有する表シートと、裏シー
トとを積層して得たカード基材に形成されたICモジュ
ール収納用穴の周囲を接着により一体化せしめる第一の
工程と、 前記ICモジュール収納用穴の内部に接着剤を付着した
後、ICモジュールを挿入、接着し、ICカード素体を
得る第二の工程と、 第二の工程で得られたICカード素体を加熱プレスによ
り、一体化してICカードを得る第三の工程と、 からなることを特徴とするICカードの製造方法。 2) 前記表シートおよび前記裏シートはコアシートと
オーバーシートからなることを特徴とする請求項1記載
のICカードの製造方法。 3) 前記表シートと前記裏シートとの間にICモジュ
ール大の孔を有する中間シートを設けてなることを特徴
とする請求項1記載のICカードの製造方法。 4) 前記中間シートに形成された前記ICモジュール
大の孔は前記表シートに形成された前記ICモジュール
大の孔よりも大きいことを特徴とする請求項3記載のI
Cカードの製造方法。 5) カード基体の一体化は超音波または高周波接着に
より行われることを特徴とする請求項1記載のICカー
ドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1082886A JPH02261695A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | Icカードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1082886A JPH02261695A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | Icカードの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02261695A true JPH02261695A (ja) | 1990-10-24 |
Family
ID=13786758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1082886A Pending JPH02261695A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | Icカードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02261695A (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1082886A patent/JPH02261695A/ja active Pending
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